JP4391659B2 - Motor rotor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転軸の外周に極異方向配向された異方性多極プラスチック磁石が配置されたモータのロータに係り、特に安定した出力を得るための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のモータのロータは、図9に示すように回転軸1の外周に異方性多極プラスチック磁石2を配置することによりロータ3が構成されている。今、仮に外力などによりロータ3の回転とステータの発生する磁界の同期がずれた場合、減磁が起きる。図10はこのようにロータ3とステータ4の同期がずれた場合の、ステータ4の磁界5とロータ3の異方性多極プラスチック磁石2内の配向6の状態を示すものである。
【0003】
図に示すように、ステータ4のテイース4aからテイース4bへ磁界5(図中実線矢印で示す)が発生しており、ロータ3の異方性多極プラスチック磁石2内は配向6(図中破線矢印で示す)されている。図から明らかなように、ステータ4の発生する磁界5は異方性多極プラスチック磁石2に対して反磁界として作用する。そして、この磁界5はロータ3の中心側より外周表面側の方が強く、極間の領域は配向6が回転方向と一致するため、特に強い反磁界として作用し大きな減磁が生じる。一方、ロータ3の極部など他の領域は配向6が径方向に向いているため、反磁界とはならず減磁作用は弱くなり、その結果、ロータ3の表面磁束密度の回転方向分布パターンは、図12(A)に示すように極部間の磁束密度が低下した波形となり、モータの出力が低下する。
【0004】
このため、例えば特開平9−93895号公報等では、図11に示すように異方性多極プラスチック磁石7において、大きな減磁を生じる極間の領域に、軸方向に延びる溝部7aを形成して減磁されやすい領域を無くすことにより、減磁作用を抑制してロータ8の発生する磁束量が減少して出力低下するといった問題を回避している。この状態におけるロータ8の表面磁束密度の回転方向分布パターンを図12(B)に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のモータのロータ8は以上のように、異方性多極プラスチック磁石7の極間の領域に、軸方向に延びる溝部7aを設けることにより、減磁されやすい領域を無くして減磁作用を抑制し出力の低下を防止するようにしているが、図12(B)に示す波形からも明らかなように、溝部7aを設けたことにより極間部での分布に歪みが発生し、この歪みはコギングトルク等の発生原因となり安定した回転が得られないという問題点があった。
【0006】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、出力の低下を防止するとともに、安定した回転を得ることが可能なモータのロータを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るモータのロータは、回転軸の外周に各磁極部間にそれぞれ軸方向に延在し、且つ断面形状が一定の溝部を有し極異配向された異方性多極プラスチック磁石が配置されたモータのロータにおいて、各磁極部間の溝部は、磁極部の外周面が溝部の一部を埋めるように、溝部方向に突出し、隣り合う磁極部間を連結した突出部を備え、突出部は外周面上で、回転軸の周りの回転方向に対して所定の角度で傾斜して磁気配向されているものである。
【0008】
又、この発明の請求項2に係るモータのロータは、隣り合う突出部の磁気配向方向は、突出部の外周面上において回転軸の周りの回転方向に対して、ともに所定の角度で傾斜し、且つ互いに反対方向に磁気配向されているものである。
【0009】
又、この発明の請求項3に係るモータのロータは、突出部の溝部との境界線は、突出部の外周面上での磁気配向方向に平行に形成されているものである。
【0011】
又、この発明の請求項4に係るモータのロータは、回転軸の軸方向任意位置での回転軸に垂直な断面上で異方性多極プラスチック磁石の溝部と対応する同磁石の内周側部位は同磁石の他の部位より内側に突出して形成されているものである。
【0012】
又、この発明の請求項5に係るモータのロータは、回転軸の軸方向任意位置での回転軸に垂直な断面上での溝部の形状は、断面上での異方性多極プラスチック磁石内の磁気配向に沿った形状に形成されているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1におけるモータのロータの構成を示す斜視図、図2は図1におけるロータの配向状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【0014】
図において、9は回転軸、10はこの回転軸9の外周に配置される異方性多極プラスチック磁石で、図1、2中破線矢印で示すように配向され、各磁極部10a間に軸方向に延びる溝部10bが形成されている。11はこの溝部10bを横切って各磁極間10a間を連結するように形成され、外表面が各磁極部10aと同一面を有した突出部で、図1、2中実線矢印で示すように回転方向に対し所定の角度を介して横切る方向に配向されている。12はこれら9ないし11で構成されるロータである。
【0015】
このように上記実施の形態1によれば、各磁極部10a間に形成される溝部10bに、溝部10bを回転方向に対して所定の角度を介して横切る方向に配向され、磁極部10a間を連結する突出部11を形成したので、図6に示すように溝部10bを設けたことによって磁極部10a間に生じる分布の歪みも少なくなり、安定した回転が得られるとともに、磁極部10a間の配向が回転方向に対して傾いているため、ステータ(図示せず)による反磁界の影響を受ける割合が少なくなり、減磁耐力が向上して出力の低下が防止される。
【0016】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるモータのロータの構成を示す斜視図、図4は図3におけるロータの配向状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
図において、上記実施の形態1におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
13は回転軸9の外周に配置される異方性多極プラスチック磁石で、図3、4中破線矢印で示すように配向され、各磁極部13a間に軸方向に延びる溝部13bが形成されている。14はこの溝部13bを横切って各磁極部13a間を連結するように形成され、外表面が各磁極部13aと同一面を有した突出部で、図3、4中実線矢印で示すように回転方向に対し所定の角度を介して横切る方向に配向されるとともに、その外形形状も配向方向に傾けて形成されている。15はこれら9、13、14で構成されるロータである。
【0018】
このように上記実施の形態2によれば、各磁極部13a間に形成される溝部13bに、溝部13bを回転方向に対して所定の角度を介して横切る方向に配向され、外形形状がこの配向方向に傾けて形成され磁極部13a間を連結する突出部14を形成したので、上記実施の形態1におけると同様に、溝部13bを設けることによって磁極部13a間に生じる分布の歪みも図6に示すように少なくなり、安定した回転が得られるとともに、磁極部13a間の配向が回転方向に対して傾き、且つ突出部14の外形形状が配向方向に傾けて形成されているため、ステータ(図示せず)による反磁界の影響を受ける割合が少なくなり、さらに減磁耐力が向上して出力の低下が防止される。
【0019】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3におけるモータのロータの構成を示す斜視図である。
図において、上記各実施の形態1、2におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0020】
16は回転軸9の外周に配置される異方性多極プラスチック磁石で、図5中破線矢印で示すように配向され、各磁極部16a間に軸方向に延びる溝部16bが形成されている。17はこの溝部16bを横切って各磁極部16a間を連結するように形成され、外表面が各磁極部16aと同一面を有した突出部で、図5中実線矢印で示すように相隣なる突出部17同士は、回転方向に対しそれぞれ逆の方向の角度を介して横切る方向に配向されるとともに、その外形形状も配向方向に傾けて形成されている。18はこれら9、16、17で構成されるロータである。
【0021】
このように上記実施の形態3によれば、溝部16bを横切って各磁極部16a間を連結するように突出部17を形成し、この突出部17の相隣なるもの同士を、回転方向に対しそれぞれ逆の方向の角度を介して横切る方向に配向するようにしているので、上記各実施の形態1、2におけると同様に、安定した回転が得られるとともに出力の低下を防止することができることは勿論のこと、振動や騒音の発生を防止することも可能になる。
【0022】
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4におけるモータのロータの構成を配向状態とともに示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
図において、上記各実施の形態1ないし3におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0023】
19は回転軸9の外周に配置される異方性多極プラスチック磁石で、図7(A)、(B)中破線矢印で示すように配向され、各磁極部19a間に軸方向に延びる溝部19bが形成されている。20はこの溝部19bを横切って各磁極部19a間を連結するように形成され、外表面が各磁極部19aと同一面を有した突出部で、図7(A)、(B)中実線矢印で示すように回転方向に対し所定の角度を介して横切る方向に配向されるとともに、その外形形状も配向方向に傾けて、且つ所望の磁束量を得るに必要な幅に形成されている。21はこれら9、19、20で構成されるロータである。
【0024】
このように上記実施の形態4によれば、溝部19bを横切って各磁極部19a間を連結するように突出部20を形成し、この突出部20を回転方向に対し所定の角度を介して横切る方向に配向するとともに、その外形形状を配向方向に傾けて、且つ所望の磁束量を得るに必要な幅に形成するようにしているので、上記各実施の形態1ないし3におけると同様に、安定した回転力が得られるとともに出力の低下を防止することができることは勿論のこと、ステータによる反磁界の影響を受ける割合を最小限に抑えることが可能になる。
【0025】
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5におけるモータのロータの構成を配向状態とともに示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
図において、上記各実施の形態1ないし4におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
22は回転軸9の外周に配置される異方性多極プラスチック磁石で、図8(A)、(B)中破線矢印で示すように配向され、各磁極部22a間に軸方向に延びる溝部22bが形成され、その内面は配向に沿った形状に形成されるとともに、回転軸9と接する内周側の溝部22bと対応する部位22cは他の部位より突出して形成されている。23はこの溝部22bを横切って各磁極部22a間を連結するように形成され、外表面が各磁極部22aと同一面を有した突出部で、図8(A)、(B)中実線矢印で示すように回転方向に対し所定の角度を介して横切る方向に配向されるとともに、その外形形状も配向方向に傾けて形成されている。24はこれら9、22、23で構成されるロータである。
【0027】
このように上記実施の形態5によれば、各磁極部22a間に形成される溝部22bに、溝部22bを回転方向に対して所定の角度を介して横切る方向に配向され、外形形状がこの配向方向に傾けて形成され磁極部22a間を連結する突出部23を形成したので、上記各実施の形態1ないし4におけると同様に、安定した回転力が得られるとともに出力の低下を防止することができることは勿論のこと、異方性多極プラスチック磁石22の内周側の溝部22bと対応する部位22cを他の部位より突出させるようにしているので、溝部22bを形成することによる磁路断面積の減少を補い、出力の増加を図ることが可能になる。なお、上記各実施の形態1ないし4では説明しなかったが、図8(A)に示すように溝部22bの内面を配向に沿った形状とすることにより、配向性の向上を図りさらに出力の低下を防止することが可能になる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、この発明の請求項1によれば、回転軸の外周に各磁極部間にそれぞれ軸方向に延在し、且つ断面形状が一定の溝部を有し極異配向された異方性多極プラスチック磁石が配置されたモータのロータにおいて、各磁極部間の溝部は、磁極部の外周面が溝部の一部を埋めるように、溝部方向に突出し、隣り合う磁極部間を連結した突出部を備え、突出部は外周面上で、回転軸の周りの回転方向に対して所定の角度で傾斜して磁気配向されているので、出力の低下を防止するとともに、安定した回転を得ることが可能なモータのロータを提供することができる。
【0029】
又、この発明の請求項2によれば、隣り合う突出部の磁気配向方向は、突出部の外周面上において回転軸の周りの回転方向に対して、ともに所定の角度で傾斜し、且つ互いに反対方向に磁気配向されているので、出力の低下を防止するとともに安定した回転を得ることが可能であることは勿論、振動や騒音の発生を防止することが可能なモータのロータを提供することができる。
【0030】
又、この発明の請求項3によれば、突出部の溝部との境界線は、突出部の外周面上での磁気配向方向に平行に形成されているので、さらに安定した回転を得ることが可能なモータのロータを提供することができる。
【0032】
又、この発明の請求項4によれば、回転軸の軸方向任意位置での回転軸に垂直な断面上で異方性多極プラスチック磁石の溝部と対応する同磁石の内周側部位は同磁石の他の部位より内側に突出して形成されているので、出力の増加を図ることが可能なモータのロータを提供することができる。
【0033】
又、この発明の請求項5によれば、回転軸の軸方向任意位置での回転軸に垂直な断面上での溝部の形状は、断面上での異方性多極プラスチック磁石内の磁気配向に沿った形状に形成されているので、さらに出力の低下を防止することが可能なモータのロータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるモータのロータの構成を示す斜視図である。
【図2】 図1におけるロータの配向状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるモータのロータの構成を示す斜視図である。
【図4】 図3におけるロータの配向状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3におけるモータのロータの構成を示す斜視図である。
【図6】 この発明のモータのロータの表面磁束密度の回転方向分布パターンを示す波形図である。
【図7】 この発明の実施の形態4におけるモータのロータの構成を配向状態とともに示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態5におけるモータのロータの構成を配向状態とともに示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図9】 従来のモータのロータの構成を示す斜視図である。
【図10】 図9におけるモータのステータの磁界とロータの異方性多極プラスチック磁石内の配向の状態を示す図である。
【図11】 従来のモータのロータの図9とは異なる構成を示す斜視図である。
【図12】 図9および図11におけるモータのロータの表面磁束密度の回転方向分布パターンを比較して示す波形図である。
【符号の説明】
9 回転軸、10,13,16,19,22 異方性多極プラスチック磁石、
10a,13a,16a,19a,22a 磁極部、
10b,13b,16b,19b,22b 溝部、22c 部位、
11,14,17,20,23 突出部、
12,15,18,21,24 ロータ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotor of a motor in which anisotropic multipolar plastic magnets oriented in polar directions are arranged on the outer periphery of a rotating shaft, and more particularly to a structure for obtaining a stable output.
[0002]
[Prior art]
In the rotor of this type of conventional motor, the
[0003]
As shown in the figure, a magnetic field 5 (shown by a solid arrow in the figure) is generated from the
[0004]
For this reason, for example, in Japanese Patent Laid-Open No. 9-93895, etc., in the anisotropic multipolar
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a rotor of a motor that can prevent a decrease in output and obtain stable rotation. .
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The motor rotor according to
[0008]
Further, in the rotor of the motor according to
[0009]
In the motor rotor according to
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a motor rotor comprising: an inner peripheral side of the magnet corresponding to the groove portion of the anisotropic multipolar plastic magnet on a cross section perpendicular to the rotation axis at an arbitrary position in the axial direction of the rotation axis. The part is formed so as to protrude inward from the other part of the magnet.
[0012]
The rotor of the motor according to claim 5 of the present invention is such that the shape of the groove on the cross section perpendicular to the rotation axis at an arbitrary position in the axial direction of the rotation axis is in the anisotropic multipolar plastic magnet on the cross section. It is formed in a shape along the magnetic orientation.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 is a perspective view showing a configuration of a rotor of a motor according to
[0014]
In the figure, 9 is a rotating shaft, and 10 is an anisotropic multipolar plastic magnet disposed on the outer periphery of the
[0015]
As described above, according to the first embodiment, the
[0016]
3 is a perspective view showing the configuration of the rotor of the motor according to
In the figure, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0017]
[0018]
As described above, according to the second embodiment, the
[0019]
FIG. 5 is a perspective view showing the configuration of the rotor of the motor according to
In the figure, the same parts as those in the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0020]
[0021]
As described above, according to the third embodiment, the protruding
[0022]
7A and 7B show the configuration of the rotor of the motor according to the fourth embodiment of the present invention together with the orientation state, where FIG. 7A is a front view and FIG. 7B is a side view.
In the figure, the same parts as those in the first to third embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0023]
[0024]
As described above, according to the fourth embodiment, the protruding
[0025]
Embodiment 5 FIG.
8A and 8B show the configuration of the rotor of the motor according to the fifth embodiment of the present invention together with the orientation state, where FIG. 8A is a front view and FIG. 8B is a side view.
In the figure, the same parts as those in the first to fourth embodiments are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0026]
[0027]
As described above, according to the fifth embodiment, the
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the invention, extend in the axial direction between the magnetic pole portions on the outer periphery of the rotating shaft, and an anisotropic cross-sectional shape is polar orientation have a constant groove In the rotor of the motor in which the flexible multipolar plastic magnet is arranged , the groove portion between the magnetic pole portions protrudes in the groove portion direction so that the outer peripheral surface of the magnetic pole portion fills a part of the groove portion, and the adjacent magnetic pole portions are connected to each other. Protrusions are provided, and the protrusions are magnetically oriented at a predetermined angle with respect to the rotation direction around the rotation axis on the outer peripheral surface, so that a decrease in output is prevented and stable rotation is obtained. It is possible to provide a rotor of a motor that can be used.
[0029]
According to
[0030]
According to
[0032]
According to
[0033]
According to claim 5 of the present invention, the shape of the groove on the cross section perpendicular to the rotation axis at an arbitrary position in the axial direction of the rotation axis is the magnetic orientation in the anisotropic multipolar plastic magnet on the cross section. because it is formed in a shape along the, it is possible to provide a motor rotor capable of further preventing the decrease in output.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a rotor of a motor according to
2 shows the orientation state of the rotor in FIG. 1, (A) is a front view, and (B) is a side view. FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing a configuration of a rotor of a motor according to a second embodiment of the present invention.
4 shows the orientation state of the rotor in FIG. 3, (A) is a front view, and (B) is a side view. FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing a configuration of a rotor of a motor according to
FIG. 6 is a waveform diagram showing a rotational direction distribution pattern of the surface magnetic flux density of the rotor of the motor of the present invention.
FIGS. 7A and 7B show a configuration of a rotor of a motor according to a fourth embodiment of the present invention, together with an orientation state, where FIG. 7A is a front view and FIG. 7B is a side view.
8A and 8B show a configuration of a rotor of a motor according to a fifth embodiment of the present invention, together with an orientation state, where FIG. 8A is a front view and FIG. 8B is a side view.
FIG. 9 is a perspective view showing a configuration of a conventional rotor of a motor.
FIG. 10 is a diagram showing a state of the magnetic field of the stator of the motor and the orientation of the rotor in the anisotropic multipolar plastic magnet in FIG. 9;
FIG. 11 is a perspective view showing a configuration different from that of FIG. 9 of a rotor of a conventional motor.
12 is a waveform diagram showing comparison of rotational direction distribution patterns of the surface magnetic flux density of the rotor of the motor in FIGS. 9 and 11. FIG.
[Explanation of symbols]
9 Rotating
10a, 13a, 16a, 19a, 22a magnetic pole part,
10b, 13b, 16b, 19b, 22b groove part, 22c part,
11, 14, 17, 20, 23 protrusions,
12, 15, 18, 21, 24 Rotor.
Claims (5)
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