JP4390822B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に係り特に画像を拡大又は縮小する画像処理装置に関する。
近年、画像の拡大・縮小処理を行う画像処理装置が知られている。画像処理装置は、ライン単位で画像データにアクセスし、画像の拡大・縮小の処理を行う。図1にライン単位で画像データにアクセスするための画像データの構成の一例を示す。
全画像データの特定部分(図1中の斜線部分A)の画像データを、拡大又は縮小しようとする場合、該特定部分を含んだ複数ライン分の画像データを記憶領域に一旦書き込む。その後、前記記憶領域に書き込んだ複数ライン分の画像データから特定部分の画像データを読み取り、該読み取った特定部分の画像データに対して拡大・縮小の処理を行う。
しかしながら、従来の方法では、特定部分の画像データを記憶する記憶領域は読み込むライン数に依存し、画像データの高密度化に伴い、記憶領域は増大する。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、記憶領域の増大化を抑え、画像の拡大又は縮小の処理を行う画像処理装置を提供することを目的とする。
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、m×n(但し、m、nは1以上の自然数)個の画素から構成され、タイル毎に符号化された画像の符号データを復号した画像又は前記タイル毎に符号化される画像をs×t(但し、s、tは1以上の自然数)倍に拡大する画像処理装置であって、前記復号した画像又は符号化される画像をa×b(但し、0<a<=m、0<b<=n)個の画素を有する前記タイルである矩形領域ごとに分割して、その1つの矩形領域の画素を記憶する第一記憶装置と、前記第一記憶装置に記憶された矩形領域の画素を1/(s×t)領域ごとに読み出して、拡大された前記画像を記憶する第二記憶装置とを有することを特徴とする。
本発明の参考発明は、JPEGが規定する拡大又は縮小の処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、m×n(但し、m、nは1以上の自然数)個の画素から構成され、タイル毎に符号化された画像の符号データを復号した画像又は前記タイル毎に符号化される画像をs×t(但し、s、tは1以上の自然数)倍に拡大する画像処理装置であって、前記復号した画像又は符号化される画像をa×b(但し、0<a<=m、0<b<=n)個の画素を有する前記タイルである矩形領域ごとに分割して、その1つの矩形領域の画素を記憶する第一記憶装置と、前記第一記憶装置に記憶された矩形領域の画素を1/(s×t)領域ごとに読み出して、拡大された前記画像を記憶する第二記憶装置とを有することによって、記憶領域の増大化を抑え、画像の拡大処理を行う画像処理装置を提供することができる。
上述の如く、本発明によれば記憶領域の増大化を抑え、画像の拡大又は縮小の処理を行う画像処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図2は、タイル単位で画像データにアクセスするための画像データの構成の一例を示す図である。本発明の実施の説明においては、8×8画素を1タイルとして説明を行う。本発明は、タイル単位で画像データを一時保存領域に保存して、以後の拡大・縮小の処理を行っていく。図2では、説明に必要な構成を表し、説明に必要の無い構成を省略してある。以下の図面においても同じである。
図3は、タイル単位の画像データのアクセス順序を説明するための図である。タイル内の数字はタイルのアクセス順序を示しており、主走査方向に100タイル存在する例を示している。1つのタイル内は、前述した如く8×8個の画素で構成されている。読み取られたタイル順に後述する拡大・縮小等の画像変倍処理が行われる。
図4は、タイル単位で画像の拡大・縮小を行う拡大・縮小器10を説明のために簡略化して表した図である。拡大・縮小器10の詳細な説明は後に示す図9を用いて行う。
拡大・縮小器10は、1ページメモリ2と、タイルメモリ3と、アドレス制御部4と、拡大・縮小後タイルメモリ5と、拡大・縮小後1ページメモリ6とから構成される。
初めに拡大処理の場合を例にとり、各機能を説明する。1ページメモリ2には、1ページ分の全画像データが格納されており、タイル単位のアクセスにより、タイル単位の画像データがタイルメモリ3に格納される。
タイル単位でタイルメモリ3に格納された画像データは、アドレス制御部4によって、拡大率に応じて読み出され、拡大・縮小後タイルメモリ5に格納される。
拡大・縮小後タイルメモリ5に格納された画像データは、タイル単位のアクセスで拡大・縮小後1ページメモリ6に格納される。
拡大・縮小後1ページメモリ6に格納された画像データが、前記1ページメモリ2に格納された1ページ分の画像データを、拡大した画像データ分格納されると、拡大後の画像データとして、拡大・縮小器10から出力される。
次に縮小処理の場合を例にとり、各機能を説明する。1ページメモリ2には、上記と同様1ページ分の全画像データが格納されており、タイル単位のアクセスにより、タイル単位の画像データがタイルメモリ3に格納される。
タイル単位でタイルメモリ3に格納された画像データは、アドレス制御部4によって、縮小率に応じて読み出され、拡大・縮小後タイルメモリ5に格納される。
拡大・縮小後タイルメモリ5に格納された画像データは、縮小率に応じたブロック単位で当該メモリに格納され、タイル単位のアクセスで拡大・縮小後1ページメモリ6に格納される。
拡大・縮小後1ページメモリ6に格納された画像データが、前記1ページメモリ2に格納された1ページ分の画像データを、縮小した画像データ分格納されると、縮小後の画像データとして、拡大・縮小器10から出力される。
前記1ページメモリ2に格納されている1ページ分の画像データを、タイル単位でアクセスし、前記タイルメモリ3に格納する例を以下で示す。
図5は、画像データ縮小処理実行時のタイルアクセスの順序を説明するための図である。図5の(A)は、主走査方向に並んだ2つのタイルを主走査方向に1/2の縮小を行った場合のタイルアクセスの順序を示している。各タイルの画素を記憶する際に間引くことによって、主走査方向に1/2の縮小を行っている。 図5の(B)は、副走査方向に並んだ2つのタイルを副走査方向に1/2の縮小を行った場合のタイルアクセスの順序を示している。各タイルごとにラインを記憶する際に間引くことによって、副走査方向に1/2の縮小を行っている。図5の(C)は、主走査・副走査、両方向に1/2の縮小を行った場合のタイルアクセスの順序を示している。各タイルをラインと画素ごとに記憶の際に間引くことによって主走査・副走査両方向に1/2の縮小を行っている。なお、記憶の際に間引くのではなく、各タイルの画素を読み出す際に間引いて読み出してもよい。
図6は、画像データ全体に対して主走査・副走査両方向に1/2の縮小を行った場合のタイルアクセスの順番を示した図である。前記1ページメモリ2に格納された1ページ分の全画像データは、2×2のタイルアクセスを主走査方向に繰り返し行い、主走査の端まで至ったところで副走査方向にアクセスしていく。
図7は、画像データ拡大処理実行時のタイルアクセスの順序を説明するための図である。図7の(A)は、1つのタイルに2度アクセスすることにより、主走査方向に2/1の拡大を行った例を示している。各タイルの画素を横に連続して記憶していくことにより、主走査方向に2/1の拡大を行っている。図7の(B)は、1つのタイルに2度アクセスすることにより、副走査方向に2/1の拡大を行った例を示している。各画素を縦に連続して記憶していくことにより、副走査方向に2/1の拡大を行っている。図7の(C)は、1つのタイルに4度アクセスすることにより、主走査・副走査、両方向に2/1の拡大を行った例を示している。各タイルの画素を縦横連続して記憶していくことにおり、主走査・副走査、両方向に2/1の拡大を行っている。なお、各画素に複数回アクセスすることなく、1度のアクセスで読み込んだ画素を複数個連続させて記憶することにより、拡大を行ってもよい。
ここで、図7の(C)を例に取ると、前記アドレス制御部4は、主走査・副走査、両方向に2/1の拡大を行う場合、前記タイルメモリ3に格納されているタイル単位の画像データを、4×4個の画素の集まりである画像ブロック4つに分割し、該分割した画像ブロックごとにアクセスして拡大処理を行う。
図8は、画像データ全体に対して主走査・副走査両方向に2/1の拡大を行った場合のタイルアクセスの順番を示した図である。タイル内の数字はタイルのアクセス順序を示している。
上述した如く、1ページメモリ2に格納されている図8に示す1ページ分の全画像データは、主走査方向に2倍、副走査方向に2倍の拡大率に応じて1タイルを1/4に分割される。1タイル分の画像データは、該分割された各画像ブロックごとにアクセスされ、前記タイルメモリ3に格納される。
図9に、拡大・縮小器10の詳細な図を示す。図4と同一部分は、同一名称を付している。
図9の拡大・縮小器10は、1ページメモリ2と、1ページメモリ制御部13と、タイルメモリ3と、アドレス制御部4と、拡大・縮小後タイルメモリ5と、拡大・縮小後1ページメモリ6と、拡大・縮小後1ページメモリ制御部18と、拡大・縮小器制御部20と、タイルカウンタ21と、画素ブロックカウンタ22と、処理対象主走査タイル数設定レジスタ23と、処理対象副走査タイル数設定レジスタ24と、拡大・縮小後主走査タイル数設定レジスタ25と、拡大・縮小後主走査タイル数設定レジスタ26と、主走査方向拡大・縮小率設定レジスタ27と、副走査方向拡大・縮小率設定レジスタ28とから構成されている。
1ページメモリ2は、後述する1ページメモリ制御部13によって制御され、入力画像データI/Fを用いて入力された1ページの全画像データが当該メモリに格納される。
1ページメモリ制御部13は、前記1ページメモリ2を制御し、入力画像データI/Fを用いて入力された1ページの全画像データを前記1ページメモリ2に格納する一方、後述する拡大・縮小器制御部20より通知される処理対象となるタイルデータを前記1ページメモリ2から読み出し、後述するタイルメモリ3に格納する。
タイルメモリ3は、前記1ページメモリ制御部13によって、前記1ページメモリ2内の画像データをタイル単位でメモリ内に保存される。
アドレス制御部4は、後述する拡大・縮小器制御部20より通知された主走査・副走査方向の拡大・縮小率の情報と処理対象のタイルの位置情報とに基づき、前記タイルメモリ3の読み出しアドレスと、後述する拡大・縮小後タイルメモリ5の書き込みアドレスとを指定する。また、前記指定したタイルメモリ3の読み出しアドレスからデータを読み出して、前記指定した後述する拡大・縮小後タイルメモリ5の書き込みアドレスにデータを書き込む。
拡大・縮小後タイルメモリ5は、前記アドレス制御部4によって、前記タイルメモリ3より読み出されたデータを、前記アドレス制御部4によって指定された書き込みアドレスに格納される。また、後述する拡大・縮小後1ページメモリ制御部18によって、タイル単位の画像データを読み出され、後述する拡大・縮小後1ページメモリ6に格納される。
拡大・縮小後1ページメモリ6は、前記拡大・縮小後タイルメモリ5に格納されている画像データを、後述する拡大・縮小後1ページメモリ制御部18の指定によって、タイル単位で当該メモリ内に格納される。
拡大・縮小後1ページメモリ制御部18は、前記拡大・縮小後タイルメモリ5に格納されている画像データを、後述する拡大・縮小器制御部20の指定にしたがって、前記拡大・縮小後タイルメモリ5から読み出し、前記拡大・縮小後1ページデータ格納メモリ17に書き込む。また、後述する拡大・縮小器制御部20の指定にしたがって、前記拡大・縮小後1ページメモリ6内の1ページ分の画像データを読み出し、出力データI/Fを用いて出力する。
拡大・縮小器制御部20は、処理対象主走査タイル数設定レジスタ23、処理対象副走査タイル数設定レジスタ24、拡大・縮小後主走査タイル数設定レジスタ25、拡大・縮小後副走査タイル数設定レジスタ26、主走査方向拡大・縮小率設定レジスタ27及び副走査方向拡大・縮小率設定レジスタ28より、拡大・縮小前の拡大・縮小の処理対象となっている主走査タイル数、拡大・縮小の処理対象となっている拡大・縮小前の副走査タイル数、拡大・縮小後の主走査タイル数、拡大・縮小後の副走査タイル数、主走査方向の拡大・縮小率及び副走査方向の拡大・縮小率の情報を取得する。
タイルカウンタ21は、前記拡大・縮小器制御部20より、現在の処理対象となっているタイルの拡大又は縮小の処理が終わり、次のタイルを処理対象とする情報を伝えられると、タイルのカウントアップを行い、該カウントアップしたタイルのカウント情報を前記拡大・縮小器制御部20に通知する。
画素ブロックカウンタ22は、前記拡大・縮小器制御部20より、前記拡大・縮小器制御部20が主走査方向拡大・縮小率設定レジスタ27及び副走査方向拡大・縮小率設定レジスタ28より取得した主走査方向の拡大・縮小率、副走査方向の拡大・縮小率の情報及び処理済みの画素ブロック等の情報を取得して、ガゾブロックのカウントアップを行い、該カウントアップした画素ブロックのカウント情報を前記拡大・縮小器制御部20に通知する。
以下、画像の拡大処理を例にとって、前記拡大・縮小器10の各構成機器の動作を説明する。
画像の拡大処理を行う場合は、前記1ページメモリ2に書き込まれた1ページ分の画像データの中から、前記1ページメモリ制御部13の制御に従い、処理対象となるタイル単位の画像データを読み出し、前記タイルメモリ3に格納する。
ここで、前記1ページメモリ制御部13は、前記拡大・縮小器制御部20によって、制御されており、前記拡大・縮小器制御部20は、前記タイルカウンタ21、処理対象主走査タイル数設定レジスタ23及び処理対象副走査タイル数設定レジスタ24等から取得した情報に基づいて、前記拡大・縮小器制御部20に対して、前記1ページメモリ2より読み出す処理対象となるタイル単位の画像データを指定する。
前記タイルメモリ3に格納されたタイル単位の画像データは、前記アドレス制御部4によって指定された読み出しアドレスからデータを読み出され、前記アドレス制御部4によって指定された書き込みアドレスに従って、前記拡大・縮小後タイルメモリ5に書き込まれる。
ここで、前記アドレス制御部4は、前記拡大・縮小器制御部20によって、制御されており、前記拡大・縮小器制御部20は、前記画素数カウンタ22、拡大・縮小後主走査タイル数設定レジスタ25、拡大・縮小後副走査タイル数設定レジスタ26、主走査方向拡大・縮小率設定レジスタ27及び副走査方向拡大・縮小率設定レジスタ等から取得した情報に基づいて、前記アドレス制御部4に対して、前記タイルメモリ3より読み出す読み出しアドレス、読み出し数、及び前記拡大・縮小後タイルメモリ5に書き込む書き込みアドレスを指定する。
前記拡大・縮小後タイルメモリ5に書き込まれた1タイル分の拡大後の画像データは、前記拡大・縮小後1ページメモリ制御部18の制御に従い、タイル単位で読み出され、前記拡大・縮小後1ページメモリ6に格納する。
ここで、前記拡大・縮小後1ページメモリ制御部18は、前記拡大・縮小器制御部20によって、制御されており、前記拡大・縮小器制御部20は、タイルカウンタ21、拡大・縮小後主走査タイル数設定レジスタ25及び拡大・縮小後副走査タイル数設定レジスタ26等から取得した情報に基づいて、前記拡大・縮小後1ページメモリ制御部18に対して前記拡大・縮小後タイルデータ格納メモリから読み出したタイル単位の画像データの、前記拡大・縮小後1ページメモリ6への書き込み位置を指定する。
前記拡大・縮小後1ページメモリ6の拡大後の画像データが前記拡大・縮小後1ページメモリ制御部18の指定するデータ量となった場合は、前記拡大・縮小後1ページメモリ制御部18は、出力データI/Fを用いて、画像データを出力する。
図10にタイルメモリ3のアドレス構成の一例を示す。メモリ内の数字はアドレスを示しており、64画素を保持することが可能な構成となっている。
以下、1タイルを8×8画素とし、画像の拡大を例にとって拡大・縮小器10について説明する。図11は、拡大・縮小器10における主走査方向に2倍副走査方向に2倍の拡大処理を行った場合の一例を説明するためのフローチャートである。また、図12に、画像データを主走査方向に2倍、副走査方向に2倍にする処理における拡大前の画像データと拡大後の画像データの一部を表した一例を示す。
ステップS1では、1ページメモリ制御部13が、入力された1ページ分の画像データを1ページメモリ2に格納する。
ステップS1に引き続きステップS2に進み、ステップS2では、1ページメモリ制御部13が指定したタイル単位の画像データをタイルメモリ3に格納する。
例えば、拡大が主走査方向に2倍、副走査方向に2倍であった場合、拡大後の画像範囲を8×8画素にする必要があるときは、4×4画素分のデータが必要となり、タイルメモリ3に格納するタイル数は1タイルとなる。
図12の(A)は、原画像データから読み込まれた拡大・縮小前タイルデータ格納メモリ12内の8×8画素の画像データを表している。
ステップS2に引き続きステップS3に進み、ステップS3では、アドレス制御部4が拡大・縮小器制御部20より指定された主走査・副走査方向の拡大率の情報とタイル数の情報とに基づき、タイルメモリ3の読み出しアドレスアドレスを指定する。
例えば、拡大が主走査方向に2倍、副走査方向に2倍であって、処理済のタイル数が1つも無い場合は、拡大処理は対象となるタイルデータでは始めてであると判定し、必要な画像データは、8×8画素のうちの左上隅の1/4画素となる。したがって、図12に示すが如く、8×8画素のタイルにおける主走査方向の1ライン目のアドレスを"1"から"8"、2ライン目のアドレスを"9"から"16"、・・・、最後のライン目のアドレスを"57"から"64"とすると、今回の拡大処理において必要なアドレスは"1"から"4"、"9"から"12"、"17"から"20"、"25"から"28"の計16アドレスとなる。
図12の(A)の(1)で、太枠で囲まれている範囲が今回の処理対象となっている範囲である。
ステップS3に引き続きステップS4に進み、ステップS4では、アドレス制御部4がステップS3において指定した読み出しアドレスに従って、指定したアドレスのデータを読み出す。
ステップS4に引き続きステップS5に進み、ステップS5では、アドレス制御部4が拡大・縮小器制御部20より取得した主走査・副走査方向の拡大率の情報とタイル数の情報とに基づき、拡大・縮小後タイルメモリ5の書き込みアドレスを指定する。
ステップS5に引き続きステップS6に進み、ステップS6では、アドレス制御部4がステップS5において指定した書き込みアドレスにステップS4において読み出したデータを拡大・縮小後タイルメモリ5に書き込む。
図12の(B)は、拡大・縮小後タイルメモリ5内の画像データを表しており、図12の(B)の(1)は、図12の(A)の(1)の画像データを主走査方向に2倍、副走査方向に2倍して書き込んだ場合の画像データを表している。
ステップS6に引き続きステップS7に進み、ステップS7では、対象としている画像データに対して指定された拡大率の処理を行ったかどうかを判定する。
例えば図12の(A)の(1)を例に取った場合、1"から"4"、"9"から"12"、"17"から"20"、"25"から"28"の計16アドレス全てのアドレスからデータを読み取って、読み取ったデータを図12の(B)の(1)に示されるように書き込んだかどうかを判定する。
所定のデータ全てに拡大処理を行ったと判定すると(ステップS7においてYES)、ステップS8に進み、行っていないと判定すると(ステップS7においてNO)、ステップS3に戻り、ステップS4からステップS6の処理を繰り返す。
ステップS8では、拡大処理によって、タイル単位となった拡大後の画像データを拡大・縮小後1ページメモリ制御部18の指定に従って、拡大・縮小後1ページメモリ6に格納する。
ステップS8に引き続き、ステップS9に進み、ステップS9では、処理対象のタイルデータの全てに範囲拡大処理を行ったかどうかを判定する。
例えば図12の(A)の(1)を例に取った場合、タイルメモリ3に格納された1タイル分の画像データ全てに主走査方向に2倍、副走査方向に2倍の拡大処理を行ったかどうかを判定する。
拡大処理を行ったと判定すると(ステップS9においてYES)、ステップS10に進み、拡大処理を行っていないと判定すると(ステップS9においてNO)、ステップS3に戻り、ステップS3からステップS8の処理を繰り返す。
ここで、拡大処理を行っていないと判定されてステップS3に進んだ場合は、再びアドレス制御部4が拡大・縮小器制御部20より渡された情報に基づきタイルメモリ3の読み出しアドレスアドレスを指定する。今回は、主走査方向に2倍、副走査方向に2倍した処理済の拡大後のタイル数が1つあるため、タイルメモリ3において対象となる画像データは、8×8画素のうちの右上隅の1/4画素となる。したがって、今回の拡大処理に必要なアドレスは、"5"から"8"、"13"から"16"、"21"から"24"、"29"から"32"の計16アドレスとなる。以後同様に、8×8画素のうちの、左下隅の1/4画素、右下隅の1/4画素と処理を繰り返すことによって、処理対象のタイルデータの全ての範囲に拡大処理が行われる。
ステップS10では、1ページ分の全画像データ中、処理対象となる範囲全てに拡大処理を行ったかどうかを判定する。行ったと判定すると(ステップS10においてYES)、ステップS11に進み、行っていないと判定すると(ステップS10においてNO)、ステップS2に戻り、ステップS2からステップS9の処理を繰り返す。
ステップS11では、拡大・縮小後1ページメモリ制御部18が、拡大・縮小後1ページメモリ6に格納された1ページ分の拡大処理後の画像データを読み出し、出力データI/Fを用いて出力する。
次に、画像の縮小を例にとって拡大・縮小器10について説明する。図13は、拡大・縮小器10における主走査方向に1/2倍副走査方向に1/2倍の縮小処理を行った場合の一例を説明するためのフローチャートである。また、図14に、画像データを主走査方向に1/2倍、副走査方向に1/2倍にする処理における縮小前の画像データと縮小後の画像データの一部を表した一例を示す。
ステップS21では、1ページメモリ制御部13が、入力された1ページ分の画像データを1ページメモリ2に格納する。
ステップS21に引き続きステップS22に進み、ステップS22では、1ページメモリ制御部13が指定したタイル単位の画像データをタイルメモリ3に格納する。
図14の(A)の(1)は、原画像データから読み込まれた拡大・縮小前タイルデータ格納メモリ12内の8×8画素の画像データを表している。
ステップS22に引き続きステップS23に進み、ステップS23では、アドレス制御部4が拡大・縮小器制御部20より指定された主走査・副走査方向の縮小率の情報とタイル数の情報とに基づき、タイルメモリ3の読み出しアドレスアドレスを指定する。
例えば、縮小が主走査方向に1/2倍、副走査方向に1/2倍であって、処理済のタイル数が1つも無い場合は、縮小処理は対象となるタイルデータでは始めてであると判定し、必要な画像データは、8×8画素全体となる。したがって、図14に示すが如く、8×8画素のタイルにおける主走査方向の1ライン目のアドレスを"1"から"8"、2ライン目のアドレスを"9"から"16"、・・・、最後のライン目のアドレスを"57"から"64"とすると、今回の縮小処理において必要なアドレスは"1"、"3"、"5"、"8"、"17"、"19"、"21"、"24"、"33"、"35"、"37"、"39"、"49"、"51"、"53"、"55"の計16アドレスとなる。
ステップS23に引き続きステップS24に進み、ステップS24では、アドレス制御部4がステップS23において指定した読み出しアドレスに従って、指定したアドレスのデータを読み出す。
ステップS24に引き続きステップS25に進み、ステップS25では、アドレス制御部4が拡大・縮小器制御部20より取得した主走査・副走査方向の縮小率の情報とタイル数の情報とに基づき、拡大・縮小後タイルメモリ5の書き込みアドレスを指定する。
ステップS25に引き続きステップS26に進み、ステップS26では、アドレス制御部4がステップS25において指定した書き込みアドレスにステップS24において読み出したデータを拡大・縮小後タイルメモリ5に書き込む。
図14の(B)は、拡大・縮小後タイルメモリ5内の画像データを表しており、図14の(B)の(1)は、図14の(A)の(1)の画像データを主走査方向に1/2倍、副走査方向に1/2倍にして書き込んだ場合の画像データを表している。
ステップS26に引き続きステップS27に進み、ステップS27では、対象としているタイル単位のデータに対して指定された縮小率の処理を行ったかどうかを判定する。
例えば、図14の(A)の(1)を例に取った場合、"1"、"3"、"5"、"8"、"17"、"19"、"21"、"24"、"33"、"35"、"37"、"39"、"49"、"51"、"53"、"55"の計16アドレス全てのアドレスからデータを読み取って、読み取ったデータを図12の(B)の(1)に示されるように書き込んだかどうかを判定する。
所定の縮小率まで処理を行ったと判定すると(ステップS27においてYES)、ステップS28に進み、行っていないと判定すると(ステップS27においてNO)、ステップS24に戻り、ステップS24からステップS26の処理を繰り返す。
ステップS28では、縮小処理後のデータが1タイル分あるかどうかを判定する。例えば、図14の(B)を例に取ると、8×8画素つまり、縮小後のデータが1タイル分あるかどうかを判定する。
1タイル分あると判定すると(ステップS28においてYES)、ステップS29に進み、1タイル分ないと判定すると(ステップS28においてNO)、ステップS22に戻り、ステップS22からステップS27の処理を繰り返す。
ここで、1タイル分ないと判定してステップS22に進んだ場合は、再び1ページメモリ制御部13が指定したタイル単位の画像データをタイルメモリ3に格納する。例えば図14のBにおいて(1)の部分のデータしか存在していなかった場合、図14のBの(2)に対応する部分、つまり、図14のAの(2)の画像データが、タイルメモリ3に格納される。
ステップS29では、縮小処理によって、1タイル分となった縮小後の画像データを拡大・縮小後1ページメモリ制御部18の指定に従って、拡大・縮小後1ページメモリ6に格納する。
ステップS29に引き続き、ステップS30に進み、ステップS30では、1ページ分の全画像データ中、処理対象となるタイルデータ全てに縮小処理を行ったかどうかを判定する。行ったと判定すると(ステップS30においてYES)、ステップS31に進み、縮小処理を行っていないと判定すると(ステップS30においてNO)、ステップS22に戻り、ステップS22からステップS29の処理を繰り返す。
ステップS31では、拡大・縮小後1ページメモリ制御部18が、拡大・縮小後1ページメモリ6に格納された1ページ分の拡大処理後の画像データを読み出し、出力データI/Fを用いて出力する。
本発明は、タイル単位で拡大率及び/又は縮小率を設定することでタイルごとに拡大率及び/又は縮小率を変更することができる。
本発明は、タイルの大きさを8×8画素の大きさに限らない。1タイルを構成する画素は縦横共に任意の数値を取ってもよい。
ライン単位で画像データにアクセスするための画像データの構成の一例を示す図である。 タイル単位で画像データにアクセスするための画像データの構成の一例を示す図である。 タイル単位の画像データのアクセス順序を説明するための図である。 タイル単位で画像の拡大・縮小を行う拡大・縮小器を説明のために簡略化して表した図である。 画像データ縮小処理実行時のタイルアクセスの順序を説明するための図である。 画像データ全体に対して主走査・副走査両方向に1/2の縮小を行った場合のタイルアクセスの順番を示した図である。 画像データ拡大処理実行時のタイルアクセスの順序を説明するための図である。 画像データ全体に対して主走査・副走査両方向に2/1の拡大を行った場合のタイルアクセスの順番を示した図である。 拡大・縮小器の詳細な図である。 拡大・縮小前タイルデータ格納メモリのメモリ構成の一例を示す図である。 拡大・縮小器における主走査方向に2倍、副走査方向に2倍の拡大処理を行った場合の一例を説明するためのフローチャートである。 画像データを主走査方向に2倍、副走査方向に2倍に拡大する処理における拡大前の画像データと拡大後の画像データの一部を表した図である。 拡大・縮小器における主走査方向に1/2倍、副走査方向に1/2倍の縮小処理を行った場合の一例を説明するためのフローチャートである。 画像データを主走査方向に1/2倍、副走査方向に1/2倍に縮小する処理における縮小前の画像データと縮小後の画像データの一部を表した図である。
符号の説明
2 1ページメモリ
3 タイルメモリ
4 アドレス制御部
5 拡大・縮小後タイルメモリ
6 拡大・縮小後1ページメモリ
10 拡大・縮小器
13 1ページメモリ制御部
18 拡大・縮小後1ページメモリ制御部
20 拡大・縮小器制御部
21 タイルカウンタ
22 画素ブロックカウンタ
23 処理対象主走査タイル数設定レジスタ
24 処理対象副走査タイル数設定レジスタ
25 拡大・縮小後主走査タイル数設定レジスタ
26 拡大・縮小後副走査タイル数設定レジスタ
27 主走査方向拡大・縮小率設定レジスタ
28 副走査方向拡大・縮小率設定レジスタ

Claims (1)

  1. m×n(但し、m、nは1以上の自然数)個の画素から構成され、画像をs×t(但し、s、tは1以上の自然数)倍に拡大する拡大制御部を有する画像処理装置であって、
    前記画像をa×b(但し、0<a<=m、0<b<=n)個の画素を有するタイルである矩形領域ごとに分割して、その1つの矩形領域の画素を記憶する第一記憶装置と、
    前記第一記憶装置に記憶された矩形領域の画素を1/(s×t)領域ごとに読み出して、読み出した前記1/(s×t)領域の各画素を、横方向にs回、縦方向にt回繰り返し
    て記憶し、又は、前記第一記憶装置に記憶された矩形領域の画素を1/(s×t)領域ご
    とに横方向にs回、縦方向にt回繰り返して読み出して、読み出した前記1/(s×t)
    領域の横方向にs回、縦方向にt回繰り返された各画素を記憶する、第二記憶装置と
    前記画像を前記矩形領域ごとに処理するために、処理した矩形領域数をカウントする矩形領域カウンタと、
    前記矩形領域の画素を1/(s×t)領域ごとにカウントする画素ブロックカウンタと
    横方向及び縦方向に係る拡大対象の矩形領域数を設定する処理対象矩形領域設定レジスタと、
    横方向及び縦方向に係る拡大後の矩形領域数を設定する拡大後矩形領域設定レジスタと、
    横方向及び縦方向に係る拡大率が設定された拡大率設定レジスタとを有し、
    前記拡大制御部は、前記矩形領域カウンタ及び前記処理対象矩形領域設定レジスタの情報に基づき、前記第一記憶装置へ前記1つの矩形領域の画素を記憶し
    前記拡大制御部は、前記画素ブロックカウンタ、前記拡大後矩形領域設定レジスタ、及び前記拡大率設定レジスタの情報に基づき、前記第一記憶装置から前記第二記憶装置へ前記読み出し及び前記記憶を行うこと、
    を特徴とする画像処理装置。
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