JP4388364B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置および撮像方法
に関し、更に詳しくは、コンベンショナルスキャン(Conventional Scan)あるいはヘリカルスキャン(Helical Scan)において、複数の検出素子が2次元に配列されたX線検出器を用いたX線CT装置および撮像方法に関する。
複数の検出素子が2次元に配列されて構成されているX線検出器を用いたX線CT装置
は、3次元的な画像診断や検査時間の短縮などの有用性から盛んに用いられている。
X線検出器は、たとえば、被検体の体軸方向およびそれと直交する方向に複数のX線検出素子が配列されて構成されている。ここで、体軸方向を検出器配列の列方向、体軸と直交する方向を検出器配列のチャンネル方向と称する。
また、X線検出器は、チャンネル方向における中心線、つまり、チャンネル方向の検出器列の中心線と走査ガントリの回転面とが平行に配置して構成されている。
複数の検出素子から構成される検出器モジュールを列方向に2つ以上接合した場合、多列X線検出器は、チャンネル方向における検出器列の中心が検出器モジュールの接合面と
一致して走査ガントリの回転面に平行に配置するように構成されている。
検出素子は、たとえば、一組のシンチレータおよびフォトダイオードなどから構成される。シンチレータは、被検体を透過したX線を吸収し、蛍光を発する。フォトダイオードは、シンチレータが放射した光を電気信号に光電変換する。
このとき、シンチレータから放射される光が隣り合う検出素子のフォトダイオードにおいて検出される、いわゆる、クロストーク現象が生じる。一方、上記のような検出器モジュールの接合面においては隣接する検出素子とのクロストーク信号量は異なってくる。
このため、それぞれの検出素子のクロストーク信号量を観察すると、上記のような接合面を介して隣り合う検出素子は他の検出素子よりクロストーク信号量が低い。言い換えれば、検出素子の信号量の一次微分に所定の閾値を設定すると、接合面を介して隣り合う検出素子の一次微分量は閾値よりも小さくなる。
また、ダイオード間の漏れ電流においても同様の信号のクロストークが起こり、接合面を介して隣り合う検出素子の信号量の一次微分が閾値よりも小さくなる。ここで、信号量の一次微分とは、検出される信号量が他と比べて大きく変化する所を示す。
上記のようなX線検出器を用いて、たとえば、コンベンショナルスキャンにより、被検体を走査して、走査ガントリ回転面に平行に断層像を再構成する。その結果、チャンネル方向の中心の2列に配列された検出素子において検出された投影データから再構成される断層像には、検出器モジュールの接合面などに起因するアーティファクトが生じやすい。
上記のようなX線CT装置としては、検出器アレイが並進軸に対して非対象形に設けられた装置がある(特許文献1参照)。上記の特許文献1のX線CT装置によれば、円錐ビームを照射して被検体を走査する際に、ビームの周辺部を検出する検出器において検出される投影データを用いた再構成の誤差を低減することができる。しかしながら、上記の特許文献1においては、検出器を構成する検出素子から検出される投影データの一次微分量に関する記載はされていない。
特表2003−524430号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アーティファクトを低減し、画質を向上させた断層像を得ることができるX線CT装置および撮像方法を提供することにある。
第1の観点では、上記の本発明のX線CT装置は、X線源と、所定の位置に位置づけられた被検体を介してX線源と対向するように配置され、複数の検出素子が2次元に配列されたX線検出器と、X線検出器によって検出された投影データに基づいて、予め設定された所定の面における被検体の断層像を再構成する画像再構成手段とを有し、X線検出器を構成する検出素子は、一方の配列方向において検出される投影データの一次微分が予め設定された閾値を越えて変化する検出素子の境界を断層像の平面と異なる面に含むように配列されている。
上記の第1の観点によるX線CT装置によれば、投影データの一次微分が閾値を越えて変化する検出素子の境界が特定の平面に集中しないように検出素子が配置されたX線検出器を有する。
第2の観点では、上記の本発明のX線CT装置は、検出素子間の境界は、前記X線検出器の一方の配列方向に沿って形成されている。
上記の第2の観点によるX線CT装置によれば、投影データの一次微分が閾値を越えて変化する検出素子の境界は、X線検出器の一方の配列方向に沿って形成されている。
第3の観点では、上記の本発明のX線CT装置は、検出素子の境界が断層像の平面と異なる面に含まれるように投影データを変換して、コーンビーム再構成により断層像を再構成する。
上記の第3の観点によるX線CT装置によれば、コーンビーム再構成により複数列の投影データより1枚の断層像を再構成するので、検出素子の境界が特定の平面に集中することはない。
第4の観点では、上記の本発明のX線CT装置は、X線検出器は、複数の検出素子からなる検出器モジュールが複数接合されて構成されている。
上記の第4の観点によるX線CT装置によれば、検出器モジュールの接合面は断層像が再構成される平面に含まれない。つまり、接合面にある検出素子の境界が1つの画像に集中することはない。
第5の観点では、上記の本発明のX線CT装置は、X線検出器は、複数の検出素子からなる検出器モジュールが複数接合されて構成され、検出素子の境界は検出器モジュールの接合面の一方の軸方向である。
上記の第5の観点によるX線CT装置によれば、投影データの一次微分が閾値を越えて変化する検出素子の境界が検出器モジュールの接合面であって、検出器モジュールの接合面は断層像が再構成される平面と平行ではない。
第6の観点では、上記の本発明のX線CT装置は、X線検出器は、X線多列検出器あるいは平面状X線検出器である。
上記の第6の観点によるX線CT装置によれば、X線多列検出器あるいは平面状X線検出器に適用できる。
第7の観点では、上記の本発明の撮像方法は、X線源と、被検体を介してX線源と対向するように配置されたX線検出器とを用いた撮像方法であって、X線源から被検体に向けて照射されたX線を複数の検出素子を2次元に配列して構成されたX線検出器により投影データを収集し、X線源を被検体の周りに回転移動させて被検体を走査するステップと、X線検出器における投影データに基づいて被検体の断層像を再構成するステップとを有し、走査ステップにおいて、検出素子の一方の配列方向における投影データの一次微分が予め設定された閾値を越えて変化する検出素子の境界を断層像の平面と異なる面に含むように検出素子を配列したX線検出器によって走査する。
上記の第7の観点による撮像方法によれば、投影データの一次微分が閾値を越えて変化する検出素子の境界を特定の断層像平面に集中させない。
第8の観点では、上記の本発明の撮像方法は、検出素子の境界が断層像の平面と異なる面に含まれるように投影データの座標変換を行って断層像を再構成する。
上記の第8の観点による撮像方法によれば、投影データの一次微分が閾値を越えて変化する検出素子の境界を特定の断層像平面に集中させない。
第9の観点では、上記の本発明の撮像方法は、座標変換された前記投影データをコーンビーム再構成により前記断層像を再構成する。
上記の第9の観点による撮像方法によれば、複数列の投影データより1枚の断層像を再構成するので、検出素子のすべての列の境界が特定の平面に集中することはない。
本発明のX線CT装置によれば、アーティファクトが低減され、画質が向上された断層像を得ることができる。
本発明の撮像方法によれば、アーティファクトを低減し、画質を向上させた断層像を得ることができる。
以下、図に示す実施形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態にかかるX線CT装置の構成ブロック図である。
本発明のX線CT装置100は、操作コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガントリ20とを具備している。
走査ガントリ20は、X線管21と、X線コントローラ22と、コリメータ(coll
imator)23と、多列検出器24と、DAS(Data Acquisition System)25と、回転コントローラ26と、制御コントローラ29と、スリップリング30とを具備している。
X線管21はX線を放射する。X線管21により放射されたX線は、コリメータ23により、たとえば、コーン状のX線ビーム(以下、コーンビームとも称する)となるように成形され多列検出器24に照射される。本発明のX線源の一実施態様がX線管21に相当する。
多列検出器24は、被検体を介してX線管21と対向するように配置されている。また、多列検出器24は、複数の検出素子をアレイ状に配列した、多チャンネル(channel)の検出器となっている。多列検出器24の具体的な構成については後述する。本発明のX線検出器の一実施態様が多列検出器24に相当する。
多列検出器24は、全体として、半円筒凹面状に湾曲したX線入射面を形成する。多列検出器24は、たとえば、シンチレータ(scintillator)とフォトダイオード(photo diode)の組み合わせによって構成される。なお、これに限られず、たとえば、カドミウム・テルル(CdTe)、珪素(Si)等を利用した半導体X線検出素子またはXeガスを用いる電離箱型のX線検出素子であっても良い。多列検出器24は、DAS25と接続されている。本発明の多列X線検出器の一実施態様が、多列検出器24に相当する。なお、上記の多列検出器24とDAS25の代わりに、X線イメージインテンシファイヤやX線フラットパネルなどの平面状X線検出器を用いてもよい。
DAS25は、多列検出器24の個々のX線検出素子の検出データを収集し、アナログ/デジタル変換する。
X線コントローラ22は、X線管21からのX線の照射を制御する。
回転コントローラ26は、走査ガントリ20の回転部のコリメータ23、X線コントローラ22およびDAS25などを制御する。
制御コントローラ29は、制御信号などを操作コンソール1、撮影テーブル10および回転コントローラ26などとやり取りする。また、制御コントローラ29は、後述するクレードル12のz軸座標を算出する。
スリップリング30は、制御コントローラ29と回転コントローラ26との通信や、DAS25からデータ収集バッファ5へのデータ転送や回転している走査ガントリ20への電源供給などを行う。
操作コンソール1は、入力装置2と、中央処理装置3と、データ収集バッファ5と、CRT6と、記憶装置7とを具備している。
入力装置2は、使用者によって操作され、各種の指示や情報等を中央処理装置3に入力する。
データ収集バッファ5は、被検体を透過したX線を多列検出器24で検出して得られ、DAS25でアナログ/デジタル変換された投影データを収集する。データ収集バッファ5は、DAS25および中央処理装置3に接続されている。
記憶装置7は、中央処理装置3に出力するプログラム、投影データおよび再構成された断層像などを記憶する。
CRT6は、中央処理装置3から出力される断層画像やその他の情報を表示する。
中央処理装置3は、記憶装置7に記憶されたソフトウエアにしたがって、走査ガントリ20の動作を制御する。また、中央処理装置3は、データ収集バッファ5から得られた投影データを用いて画像再構成を行う。上記の中央処理装置3による画像再構成処理については後述する。中央処理装置3は、CRT6と入力装置2とそれぞれ接続されている。
使用者は、CRT6および入力装置2を使用して双方向に本装置を操作する。
撮影テーブル10は、被検体を載置して走査ガントリ20のボア(空洞部)に入れ出し
するクレードル12を具備している。
クレードル12は、撮影テーブル10に内蔵するモータで昇降および直線移動される。また、被検体の体軸方向と平行なz軸方向の座標はエンコーダによりカウントされ、制御コントローラ29においてz軸座標を算出し、スリップリング30を経由してDASの投影データにz軸座標を含ませる。
図2および図3は、X線管21と多列検出器24の配置を示す概略図である。
X線管21および多列検出器24は、回転中心ICの回りを相対的に回転する。鉛直方向をy軸方向、水平方向をx軸方向とし、これらに垂直な方向をz軸方向とするとき、X線管21および多列検出器24の回転平面は、xy面に相当する。また、クレードル12の移動方向はz軸方向である。なお、z軸方向は体軸方向に相当する。
図2は、多列検出器24のチャンネル方向におけるX線管21および多列検出器24をを示す概略図である。
X線管21は、コーンビームCBと呼ばれるX線ビームを発生する。コーンビームCBの中心軸Bcがy軸方向に平行な状態を、view=0°とする。
多列検出器24は、たとえば、チャンネル方向に第1〜第I(≧2)チャンネルを有する。
X線管21および多列検出器24は、回転中心ICの周りに回転し、種々のビュー角度でデータを収集する。
図3は、多列検出器24の列方向におけるX線管21および多列検出器24を示す概略図である。
多列検出器24は列方向に第1検出器列〜第J(≧2)検出器列を有している。
次に、多列検出器24の構成について記述する。
図4(a)は、多列検出器24を構成する検出器モジュールを模式的に示す概略上面図であって、図4(b)は、図4(a)に示す検出器モジュールを接合した状態を模式的に示す概略上面図である。
図4(a)に示すように、多列検出器24の検出器モジュールは、複数の検出素子が、たとえば、チャンネル方向および列方向の2次元に複数配列されて構成されている。図4(b)に示すように、多列検出器24は、たとえば、列方向に検出器モジュールを複数接合して形成されている。また、図示は省略するが、チャンネル方向にも同様に接合されて形成されている。
図5(a)は、図4(b)に示す接合された検出器モジュールのb−b’断面を模式的に示す概略断面図であって、図5(b)は、図5(a)に示す検出器モジュールにおいてフォトダイオードから出力される投影データ信号の一次微分を示すグラフである。
図5(a)に示すように、検出素子38は、シンチレータ40およびフォトダイオード42が積層するように配置され、列方向に配列されている。各検出素子38は、シンチレータ40で吸収され、発光された光をフォトダイオード42において光電変換し、電気信号として出力する。このとき、たとえば、任意のフォトダイオード42が、隣接する検出素子38に相当するシンチレータ40において発光された光の一部をクロストーク信号として検出する。このクロストーク信号は検出素子の接合面においては接合面に遮られて実際よりも小さく検出される。
その結果、図5(b)に示すように、フォトダイオード42からの出力信号の一次微分に閾値を設定すると、検出素子38の配列方向に連続してほぼ一定の強度を示すフォトダイオード42からの出力は、接合面を介して隣接する検出素子38において閾値よりも低下する。つまり、検出素子のクロストーク信号が、接合面において不連続になる。
このように、検出素子38の特性が閾値を越えて変化する境界面、つまり接合面を含む面において被検体の断層像を再構成する場合、特性の変化は再構成する断層像にアーティファクトを発生させる可能性がある。
図6および図7は、接合面における出力信号の一次微分の低下を示す他の例を示す概略断面図である。
図6および図7に示すように、上記のような接合面における出力特性の変化は、シンチレータの接合面やフォトダイオードの接合面においても生じることがある。また、シンチレータやフォトダイオードが一方の配列方向において不等間隔であった場合や、上記の素材の不均一や、コリメータの位置や幅の不均一によっても同様に、投影データが閾値を越えて変化する境界や領域などが生じる可能性がある。
そこで、本発明に係るX線CT装置は、検出器の信号の一次微分が閾値を越えて変化する境界面を被検体の断層像を再構成する面と異なる面に形成した多列検出器を有する。なお、上記の境界面が、たとえば、検出器モジュールの接合面に相当する。
図8〜図10に本発明に係るX線CT装置の多列検出器24を示す。本発明に係るX線CT装置は、たとえば、走査ガントリ20の回転方向に平行な面における被検体の断層像を再構成する。図8〜図10において図示する検出器中心は、X線管から照射されるX線の照射中心に相当する。つまり、検出器中心が断層像を再構成する面に相当する。なお、走査ガントリ20の回転方向は、上記の検出器中心に平行な面に相当する。
図8は、本発明に係るX線CT装置における多列検出器の検出器モジュールの配列の一例を示す概略図である。
図8に示す多列検出器24aは、列方向に接合された検出器モジュールが、チャンネル方向にさらに複数接合されて構成されている。このとき、被検体の体軸方向をz軸方向とすると、列方向はz軸方向、チャンネル方向はx軸方向となる。多列検出器24aは、検出器中心に検出器モジュールの接合面が連続して配置されないように、検出器モジュールのチャンネル方向における接合を隣接する検出器モジュールと所定の距離dzずらして配置されている。
図9は、本発明に係る多列検出器の他の例を示す概略図である。
図9に示す多列検出器24bは、各々の検出器モジュールの接合面を各々の検出器モジュールの中心に所定の角度θ傾けて複数配置されている。ここで、チャンネル方向に隣接する検出器モジュールは、たとえば、図9に示すようにずらして配置される。また、それぞれの検出器モジュールは、チャンネル方向に所定の角度θ傾いた検出器モジュールの幅Dx、1検出素子の幅dxを有する。
図10は、本発明に係る多列検出器の他の例を示す概略図である。
図10に示す多列検出器24cは、z軸方向に接合された検出器モジュールの接合面が検出器中心に所定の角度θ傾いて配置されている。このとき、検出器モジュールの接合面は連続するように形成されているが、被検体の断層像の平面とは平行ではなくねじれの関係になる。このため、断層像の平面と連続した接合面とは平行にはならない。
本実施形態のX線CT装置100によれば、断層像平面と検出器モジュールの接合面とが平行にならないように、多列検出器が配置されている。その結果、多列検出器の信号の一次微分が閾値を越えて変化する境界線である接合面において断層像が形成されることがなく、検出器の不連続性が1つの画像に集中することがない。その結果、アーティファクトを低減して、断層像の画質が向上する。
次に、本発明に係るX線CT装置100の動作を図を参照して説明する。以下のステップは、中央処理装置3の制御によって行われる。
図11は、X線CT装置100の動作の概略を示すフローチャートである。
ステップS1において、X線管21と多列検出器24とは撮影対象の周りに回転する。また、クレードル12が進行方向に直線移動する。多列検出器24は、直線移動位置zとビュー角度viewと検出器列番号jとチャネル番号iとで表わされる投影データD0(z,view,j,i)を収集する。
具体的には、コンベンショナルスキャンではX線管21と多列検出器24とを被検体の周りに回転させるのみであるが、ヘリカルスキャンでは、加えて、移動開始位置までクレードル12を低速で移動させる。次に、クレードル12の直線移動をスタートさせる。
クレードル12の直線移動速度を所定関数に基づいて加速する。所定関数は時間に対してリニアであってもよいし、ノンリニアであってもよい。
クレードル12の直線移動速度が所定速度Vcに達していない場合は加速して、所定速度Vcに達したらクレードル12の直線移動速度を所定速度Vcに維持した状態で定速の投影データD0(z,view,j,i)を収集する。
クレードル12の直線移動速度を所定関数に基づいて減速する。所定関数はリニアであ
ってもよいし、ノンリニアであってもよい。
中央処理装置3は、多列検出器24において検出された投影データをDAS25およびデータ収集バッファ5を介して入力する。
次に、ステップS2は、本発明に係るX線CT装置100の多列検出器24a〜cにおいて検出された各チャンネルのデータDet(i,j)を、再構成される断層像と平行な面に配列された理想的な多列検出器におけるデータD(iproj,jproj)にデータ変換を行なう。
データ変換は以下のようなアドレス変換を行なう。
(数1)
fDet(i,j)=D(iproj,jproj)
具体的に、図8から図10に示すそれぞれの多列検出器におけるアドレス変換は、以下のように行なわれる。
図8に示す多列検出器24aにおいて、所定の検出器モジュールは隣接する検出器モジュールと比較してz軸方向にdzずれている。ここで、検出器の各列のピッチpzを用いて、下記のようなアドレス変換を行う。
Figure 0004388364
また、図9に示す多列検出器24bにおいて、多列検出器の各検出器モジュールのチャンネル方向の幅をDx、各検出器素子の幅をdx、複数の検出器モジュールがチャンネル方向に接合されて多列検出器24bが形成されているとき、チャンネル方向における中央の検出器モジュールの番号を0、中央の検出器モジュールにチャンネル方向に隣接する検出器モジュール番号を−1、+1とすると、nモジュール目は、
Figure 0004388364
だけ列方向(row方向)にずれる。ここで、nは
Figure 0004388364
となる。ただし、chcenterはセンターチャンネルのチャンネル番号であって、
Int〔〕は正数の場合は整数に切り下げ、負の場合は絶対値の大きい方に整数化する関数とする。
上記の式を用いて、
Figure 0004388364
のようなアドレス変換を行なえばよい。
さらに、図10に示す多列検出器24cにおいて、多列検出器全体は回転方向にθずれている。そこで、下記のようなアドレス変換を行う。
Figure 0004388364
上記の各多列検出器24a〜cにおけるアドレス変換は、用いた検出器に応じて適宜行われる。
さらに、上記のようなアドレス変換が行われた投影データD0(z,view,jproj,iproj)に対して、前処理(オフセット補正,対数補正,X線線量補正,感度補正)を行う。
ステップS3では、前処理した投影データD0(z,view,jproj,iproj)に対して、フィルタ処理を行う。すなわち、フーリエ変換し、フィルタ関数(再構成関数)を掛け、逆フーリエ変換する。
ステップS4では、フィルタ処理した投影データD0(z,view,jproj,iproj)に対して、3次元逆投影処理を行い、逆投影データD3(x,y)を求める。
以下に3次元逆投影処理を用いた再構成方法について図を参照して述べる。
画像の再構成は、基本的には、次のように行う。
(0)画像再構成面の全ての画素点g(x,y)の画素値を“0”に初期化する。
(1)図2に示すように、ビュー角度βで画像再構成面P上の画素点g(x,y)を透 過したX線を検出したチャンネルiprojを求める。
(2)図3に示すように、画像再構成面P上の画素点g(x,y)を透過したX線を検 出した第jproj検出器列を求める。
(3)第jproj検出器列のチャンネルiprojのデータの重みWを算出する。
(4)第jproj検出器列のチャンネルiprojのデータに重みWを掛けてから画 素点g(x,y)の画素値に加算する。
(5)必要な角度範囲(例えば360°)の各ビュー角度βについて(1)〜(4)を 繰り返し、画素点b(x,y)の画素値とする。
(6)画像再構成面P上の全ての画素点g(x,y)について(0)〜(5)を繰り返 す。
以下、上記の(1)〜(6)の工程を詳細に記述する。
図12は、xy平面におけるX線管21と多列検出器24を示す概略図である。なお、図示の多列検出器のチャンネルは、上記のアドレス変換された後の状態を示す。
上記(1)において、チャンネルiprojは、図12に示すように画素点g(x,y)を透過したX線がX線ビームの中心軸Bcとなす角度γを求めると、一意的に決定される。
ここで、X線管21と回転中心ICの距離D、再構成平面Pの画素点gからX線ビームの中心軸Bcに下ろした垂線の足Kと回転中心ICの距離s、画素点gの垂線の足Kの走査ガントリ20の回転面への射影の長さt’を用いると、角度γは次式で求められる。
なお、x,y,β,s,t’は、たとえば、図12で示す矢印方向を正方向とする。
(数7)
s=x・cosβ−y・sinβ ・・・(7)
(数8)
t’=x・sinβ+y・sinβ ・・・(8)
(数9)
γ=arctan{t’/(D+s)} ・・・(9)
図13は、yz平面におけるX線管21と多列検出器24を示す概略図である。なお、図示の多列検出器列は、アドレス変換された後の状態を示す。
上記(2)において、第jproj検出器列は、図13に示すように、画素点g(x,y)を透過したX線がX線ビームの中心軸Bcとなす角度αを求めると、一意的に決定される。
角度αは、スキャン中心面と画像再構成面のz軸方向の距離△zを用いて、次式で求め
られる。なお、s,△zは図13で示す矢印方向を正方向とする。
(数10)
α=arctan{Δz/(D+s)} ・・・(10)
ここで、X線管21とマルチ検出器25との距離fddとし、一つの検出器列のz軸方
向の長さを△dとし、rup〔〕を切り上げ整数化関数とし、rdwn〔〕を切り捨て整数化関数とするとき、検出器列jprojは以下のように求めることができる。
(数11)
H=fdd・tanα ・・・(11)
(数12)
jproj=rup{H/Δd+J/2} ・・・(12)
または、
(数13)
jproj=rdwn{H/Δd+J/2} ・・・(13)
なお、上記の式(12)は、Jが奇数の場合およびJが偶数かつHが正の場合に用い、式(13)は、Jが偶数かつHが負の場合に用いる。
ヘリカルスキャンの場合は、画像再構成面Pの位置は変わらないが、ビュー角度によってスキャン中心面の位置が移動するので、ビュー角度に応じて△zを変えればよい。
式(12)から検出器第jproj列を選択し、“H/△d−rdwn〔H/△d〕≦0.5”の場合、検出器第(jproj−1)列を選択する。そして、検出器第jproj列・チャンネルiprojのデータをd(jproj,iproj)、検出器第jproj−1列・チャンネルiprojのデータをd(jproj−1,iproj)とするとき、
(数14)
a=0.5−H/Δd−rdwn{H/Δd}
b=1−a
d=a・d(jproj−1,iproj)+b・d(jproj,iproj) ・・・(14)
なる線形補間演算により求めたデータdに重みWをかけて画素点gの画素値に加算する。
また、上記の式(12)から検出器第j列を選択し、“H/△d−rdwn〔H/△d〕>0.5”の場合、検出器第(jproj+1)列を選択する。そして、検出器第jproj列・チャンネルiprojのデータをd(jproj,iproj)とし、検出器第(jproj+1)列・チャンネルiprojのデータをd(jproj+1,iproj)とするとき、
(数15)
a=0.5−H/Δd−rdwn{H/Δd}−0.5
b=1−a
d=a・d(jproj+1,iproj)+b・d(jproj,iproj) ・・・(15)
なる線形補間演算により求めたデータdに重みWをかけて画素点gの画素値に加算する。
一方、式(13)から検出器第jproj列を選択し、“H/△d−rdwn〔H/△
d〕≦0.5”の場合、検出器第(jproj−1)列を選択する。そして、検出器第jproj列・チャンネルiprojのデータをd(jproj,iproj)とし、検出器第(jproj−1)列・チャンネルiprojのデータをd(jproj−1,iproj)とするとき、上記の式(14)と同様の線形補間演算により求めたデータdに重みWをかけて画素点gの画素値に加算する。
また、式(13)から検出器第jproj列を選択し、“H/△d−rdwn〔H/△d〕>0.5”の場合、検出器第(jproj+1)列を選択する。そして、検出器第jproj列・チャンネルiprojのデータをd(jproj,iproj)とし、検出器第(jproj+1)列・チャンネルiprojのデータをd(jproj+1,iproj)とするとき、上記の式(15)と同様の線形補間演算により求めたデータdに重みWをかけて画素点gの画素値に加算する。
なお、チャンネル方向についても、チャンネルiprojのデータとチャンネル(iproj−1)またはチャンネル(iproj+1)のデータとで線形補間を行うのが好ましい。
また、線形補間演算の代わりに、検出器の列の方向およびチャンネル方向の2次元でハニング(hanning)補間を行ってもよい。また、キュービック(cubic)補間やラグランジェ補間などを行ってもよい。これらの補間は、線形補間演算に比べて、演算処理は複雑になるが、良い画質の画像が得られる。
さらに、上記の再構成法以外にも、既存の種々の再構成法を用いることができる。
ステップS5では、上記の逆投影処理により得られた逆投影データD3(x,y)に対
して後処理を行い、予め設定された面における断層像を得る。
なお、本発明は、コンベンショナルスキャンにおいても同様に実施することができる。
コンベンショナルスキャンにおいては、ステップST1においてX線管21と多列検出器24を撮影対象の周りに回転させ、投影データD0(z,view,j,i)を収集する。このとき、z=0に固定してデータ収集を行う。ステップST2以降のステップは、上記のヘリカルスキャンと同様に行う。
上記の実施形態のX線CT装置100を用いた撮像方法によれば、画素点gを透過したX線が実際に入る第j検出器列・チャンネルiをアドレス変換して理想的な多列検出器における投影データを求める。その結果、回転方向に平行な理想的な多列検出器の第jproj検出器列・チャンネルiprojを用いて画素点gに相当する画素値を求めることができる。このため、多列検出器24を用いた撮像によって、多列検出器24の信号特性の一次微分が変化する境界線を含む平面において断層像が再構成されることがなく、特性の不連続性に起因するアーチファクトを低減することができる。
本発明の撮影装置は、上記の実施形態に限定されない。
たとえば、本発明のX線CT装置の多列検出器は、検出器モジュールの接合面が検出器中心を連続して一致しないように検出器モジュールが配列されていれば図示された配列方向に限定されない。また、本発明は、投影データが閾値を越えて変化する境界が接合面以外であっても適用できる。たとえば、検出素子の配列の不均一、検出素子を構成する素材の不均一およびコリメータの位置や幅の不均一などに起因する投影データの信号特性が変化する検出素子の境界に適用することができる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るX線CT装置100を模式的に示すブロック図である。 図2は、図1に示すX線CT装置100のX線管および多列検出器を示す概略図である。 図3は、図1に示すX線CT装置100のX線管および多列検出器を示す概略図である。 図4(a)は、図1に示すX線CT装置100の多列検出器24の一部を拡大して示す概略上面図であって、図4(b)は、図1に示すX線CT装置100の多列検出器24を構成する検出器モジュールを接合した状態を示す概略上面図である。 図5(a)は、図4(b)に示すb−b’断面の一例を模式的に示す概略断面図であって、図5(b)は、図5(a)に示す検出素子における出力を示すグラフである。 図6(a)は、図4(b)に示すb−b’断面の他の例を模式的に示す概略断面図であって、図6(b)は、図6(a)に示す検出素子における出力を示すグラフである。 図7(a)は、図4(b)に示すb−b’断面の他の例を模式的に示す概略断面図であって、図7(b)は、図6(a)に示す検出素子における出力を示すグラフである。 図8は、図1に示すX線CT装置100の多列検出器24の構成の一例を示す概略図である。 図9は、図1に示すX線CT装置100の多列検出器24の構成の他の例を示す概略図である。 図10は、図1に示すX線CT装置100の多列検出器24の構成の他の例を示す概略図である。 図11は、本発明に係る撮像方法のステップを示すフローチャートである。 図12は、図1に示すX線CT装置100の画像処理ステップの一部を示す概略図である。 図13は、図1に示すX線CT装置100の画像処理ステップの一部を示す概略図である。
符号の説明
100…X線CT装置
1…操作コンソール
2…入力装置
3…中央処理装置
5…データ収集バッファ
6…CRT
7…記憶装置
10…撮影テーブル
12…クレードル
20…走査ガントリ
21…X線管
22…X線コントローラ
23…コリメータ
24…多列検出器
25…DAS
26…回転コントローラ
29…制御コントローラ
30…スリップリング
38…検出素子
40…シンチレータ
42…フォトダイオード

Claims (5)

  1. X線源と、
    所定の位置に位置づけられた被検体を介して前記X線源と対向するように配置され、前記被検体の体軸方向に連続する投影データを検出する列方向に配列された複数の検出素子と前記体軸方向に直交する方向に連続する投影データを検出するチャンネル方向に配列された複数の検出素子とにより複数の検出素子が2次元に配列されたX線検出器であって、複数の検出器モジュールが前記列方向に接合されて構成されたX線検出器と、
    前記X線検出器によって検出された投影データに基づいて、予め設定された前記被検体の体軸方向に直交する所定の面における前記被検体の断層像を再構成する画像再構成手段と
    を有し、
    前記X線検出器は、前記検出器モジュールが前記列方向に接合されて形成された接合面を、前記断層像の平面と一致した状態から所定距離平行にずらして配置することにより、当該接合面を前記断層像の平面と異なる面に含むように配列された検出素子を含む
    X線CT装置。
  2. X線源と、
    所定の位置に位置づけられた被検体を介して前記X線源と対向するように配置され、前記被検体の体軸方向に連続する投影データを検出する列方向に配列された複数の検出素子と前記体軸方向に直交する方向に連続する投影データを検出するチャンネル方向に配列された複数の検出素子とにより複数の検出素子が2次元に配列されたX線検出器であって、複数の検出器モジュールが前記列方向に接合されて構成されたX線検出器と、
    前記X線検出器によって検出された投影データに基づいて、予め設定された前記被検体の体軸方向に直交する所定の面における前記被検体の断層像を再構成する画像再構成手段と
    を有し、
    前記X線検出器は、前記検出器モジュールが前記列方向に接合されて形成された列方向の接合面を、前記断層像の平面と一致した状態から所定角度傾けて配置することにより、当該接合面を前記断層像の平面と異なる面に含むように配列された検出素子を含む
    X線CT装置。
  3. 前記画像再構成手段は、前記X線検出器を用いて収集した投影データを、前記検出器モジュールが前記列方向に接合されて形成された列方向の接合面が前記断層像の平面と一致した状態で収集されたデータとなるようなデータ変換を行った後、コーンビーム再構成により前記断層像を再構成する
    請求項1または2に記載のX線CT装置。
  4. 前記検出器モジュールが前記列方向に接合されて形成された列方向の接合面は、前記列方向における前記投影データの一次微分が予め設定された閾値を越えて変化するものである、請求項1から3のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  5. 前記X線検出器は、前記検出器モジュールが、チャンネル方向にさらに複数接合されて構成されている
    請求項1から4のいずれか一項に記載のX線CT装置。
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