JP4387034B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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    • H01H71/50Manual reset mechanisms which may be also used for manual release
    • H01H71/504Manual reset mechanisms which may be also used for manual release provided with anti-rebound means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低圧制限回路遮断器(low-voltage limiting circuit breaker)に係り、とりわけ、高定格の低圧制限回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
GB−A−1,564,412号明細書には、以下のような高定格の低圧制限回路遮断器が開示されている。すなわち、この回路遮断器は、
(A)ケースと、
(B)少なくとも1つのエネルギ貯蔵手段を有する、開放機構と、
(C)1又は2以上の極と
を備え、
各極は、
(a)前記ケースに対して固定された固定接点部と、
(b)前記ケースに対して固定されたストッパと、
(c)可動接点部と
を有し、
前記可動接点部は、
(c1)前記ケースに対して閉位置と開位置との間で可動な支持部材と、
(c2)この支持部材に対して非押し戻し位置と押し戻し位置との間で可動な、少なくとも1つの可動接点指部と、
(c3)バネを有する、少なくとも1つの双安定機構であって、このバネが、
(c31)前記指部および前記支持部材が互いに死点位置にあるとき、最大位置エネルギ状態を通過し、
(c32)前記指部が、前記支持部材に対して、その押し戻し位置と前記死点位置との間にあるとき、当該指部をその押し戻し位置の側へ付勢し、
(c33)前記指部が、前記支持部材に対して、その非押し戻し位置と前記死点位置との間にあるとき、当該指部をその非押し戻し位置の側へ付勢する
ように、前記支持部材と前記指部との間に配置されている双安定機構とを有し、
前記ストッパは、
前記指部がその押し戻し位置にあって且つ前記支持部材がその閉位置から開位置へ移動する際、前記指部が、一旦当該ストッパと接触したら、前記支持部材が前記指部に対する相対的な死点位置に対応した前記ケースに対する中間係止位置を超えるまで、その接触を保ち続ける
ように構成され、
前記開放機構は、前記支持部材がその閉位置にあるとき、当該支持部材をその開位置の側へ付勢するように、当該支持部材と運動学的に連結されている。
【0003】
上記双安定装置のバネは、数種類の機能を果たす。まず、回路遮断器が閉じられている時、固定接点部と接点指部との間に接触圧を生じさせるようになっている。その接触圧は、回路遮断器の摩耗状態や製造公差には相対的に依存しないような圧力である。この接触圧は更に、それを超えると電磁気力が指部を押し戻し位置に駆動するような押し戻しのしきい値(repulsion threshold)にとって決定的なものである。
【0004】
指部が死点を超えて回動したとき、当該バネも又、押し戻しの確立、及び/又は指部の反発防止の目的に貢献する。それは、当該バネが指部の非押し戻し位置への復帰を妨げるからである。回路遮断器が再閉鎖可能となる前に、開放機構のエネルギ貯蔵手段が解放され、これによりバーと共に可動接点部の支持部材を開位置へ駆動すると共に、ストッパとの協働によって指部を非押し戻し位置へ回動可能とする必要がある。
【0005】
このような装置においては、開放機構のエネルギ貯蔵手段が双安定装置のバネの抵抗に打ち勝つ必要がある。しかし、回路遮断器の接点の位置する区画(隔室)の寸法を制限するために、そのような推移は、好ましくは開放移動(opening travel)の初めに生じるべきである。死点通過後に、双安定装置のバネの復帰力が指部と固定接点部との相対的に過大な動きを生じさせることのないよう、支持部材としては、中間係止位置を過ぎる際に十分速い速度で回動する必要がある。
【0006】
従って、開放機構のバネ(エネルギ貯蔵手段)は、支持部材を加速させると同時に双安定装置のバネを圧縮する必要がある。開放機構のバネはエネルギ条件においては、双安定装置のバネに対して最大位置エネルギ状態に到達するのに要するエネルギを供給すると同時に、支持部材に対して開位置への高速移動に要する運動エネルギを供給する必要がある。
【0007】
これらの要求を調和させるため、強力な開放エネルギ貯蔵手段が一般に備えられている。しかし、そのような解決では欠点を無くすことができない。なぜならば、開放時に放出されるエネルギは、開放移動ストッパの終端で放散されなければならないので、バネの強度が回路遮断器の費用および寸法にとって決定的なものとなるからである。さらに、回路遮断器の極数に応じて複数の異なる開放機構を設ける必要がある。すなわち、単極や3極、4極の回路遮断器のみならず、各相が2つの極に並列または直列に接続された6極や8極の回路遮断器も用いられることを想起されたい。
【0008】
同一の指部の同一の可動接点部および双安定装置(支持部材を用いたもの)が、開放機構の異なった種類の回路遮断器に装備するように構成されている場合、寸法上の問題はより複雑なものとなる。
【0009】
実際、次のような機構形式とは無関係な範囲の回路遮断器を装備できることが望ましい。その第1の機構形式は、開放機構のエネルギ貯蔵手段が回路遮断器の閉鎖に要するエネルギをも放出するものであり、第2の機構形式は、O−C−O(open,closed,open)と称されるような、閉鎖エネルギ貯蔵手段が接点位置と無関係に負荷され、閉鎖時に開放エネルギ貯蔵手段の負荷を同時に達成するように構成されたものである。
【0010】
しかし、これらの2つの機構形式は、異なる運動学的開放動作を有している。従って、与えられた開放エネルギ、すなわち与えられた開放バネに対して、上記O−C−O機構は、開放移動の初期にはより低速で、開放移動の終期にはより高速で動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来技術の欠点を解消すべくなされたものであり、とりわけ、開放機構が特に開放移動の初期において可変特性を有するような制限回路遮断器に対して、同一の双安定機構を伴った可動接点部を使用できるようにすることを目的とする。
【0012】
また本発明は、与えたれた開放機構の形式とは相対的に無関係に、開放移動の初期において、可動接点部の支持部材をスピードアップすることを目的とする。また本発明は、開放移動と装置の寸法のいずれかをそれ程増大させることなく、開放移動の終期において放散されるエネルギを制限することを目的とする。さらに本発明は、開放に要するエネルギを最小限に抑えることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1の手段は、
(A)ケースと、
(B)少なくとも1つのエネルギ貯蔵手段を有する、開放機構と、
(C)1又は2以上の極と
を備え、
各極は、
(a)前記ケースに対して固定された固定接点部と、
(b)前記ケースに対して固定されたストッパと、
(c)可動接点部と
を有し、
前記可動接点部は、
(c1)前記ケースに対して閉位置と開位置との間で可動な支持部材と、
(c2)この支持部材に対して非押し戻し位置と押し戻し位置との間で可動な、少なくとも1つの可動接点指部と、
(c3)バネを有する、少なくとも1つの双安定機構であって、このバネが、
(c31)前記指部および前記支持部材が互いに死点位置にあるとき、最大位置エネルギ状態を通過し、
(c32)前記指部が、前記支持部材に対して、その押し戻し位置と前記死点位置との間にあるとき、当該指部をその押し戻し位置の側へ付勢し、
(c33)前記指部が、前記支持部材に対して、その非押し戻し位置と前記死点位置との間にあるとき、当該指部をその非押し戻し位置の側へ付勢する
ように、前記支持部材と前記指部との間に配置されている双安定機構とを有し、
前記ストッパは、
前記指部がその押し戻し位置にあって且つ前記支持部材がその閉位置から開位置へ移動する際、前記指部が、一旦当該ストッパと接触したら、前記支持部材が前記指部に対する相対的な死点位置に対応した前記ケースに対する中間係止位置を超えるまで、その接触を保ち続ける
ように構成され、
前記開放機構は、前記支持部材がその閉位置にあるとき、当該支持部材をその開位置の側へ付勢するように、当該支持部材と運動学的に連結されているような、低圧制限回路遮断器において、
各極は、1又は2以上のエネルギ貯蔵手段を有する補助機構を更に備え、
前記エネルギ貯蔵手段は、前記支持部材を、その閉位置と中間係止位置との間での移動の全部又は一部においては、その開位置の側へ付勢するが、その中間係止位置を超えて開位置の側へ付勢することはないように構成されている、ことを特徴とする回路遮断器である。
【0014】
この第1の手段によれば、補助機構におけるエネルギ貯蔵手段の強度を適切に選択することにより、開放移動の初期におけるスピードアップを調整することができる。
【0015】
第2の手段は、第1の手段において、前記補助機構のエネルギ貯蔵手段は、前記支持部材がその中間係止位置と開位置との間にあるとき、当該支持部材に対して作用しないように構成されているものである。
【0016】
この第2の手段においては、支持部材は、中間係止位置を超えれば、開位置へ到達するのにそれ程大きなエネルギを必要としないので、補助機構のエネルギ貯蔵手段によって供給されるエネルギを最早必要としなくなる。
【0017】
なお、当該エネルギ貯蔵手段は、支持部材に対して、その閉位置と中間係止位置との間の少なくとも一部の移動範囲内でエネルギを供給すると共に、支持部材の中間係止位置と開位置との間の少なくとも一部の移動範囲内でエネルギを貯蔵するように構成されていてもよい。このエネルギ貯蔵手段は、例えば、その位置の手前では圧縮状態で、その位置を超えると引張状態で作用するような相対係止位置に対応した休止位置を有するバネを備えていてもよい。このことにより、開放移動の終期において、開放機構の移動終端部ストッパでなお放散されるべきエネルギをより一層制限することが可能となる。
【0018】
第3の手段は、第1の手段において、各極における前記補助機構のエネルギ貯蔵手段は、当該極における前記支持部材の移動が生ずるとき、当該極の前記双安定機構をその最大位置エネルギ状態へ移行させるのに要するエネルギ以上のエネルギを放出するように構成されている
ものである。
【0019】
この第3の手段の構成は、全ての極に共通の開放機構を備えた多極式の回路遮断器にとって特に有効となる。実際、開放バネの強度を制限しながら、極数とは無関係に開放バネを所要の大きさにすることがより容易となる。
【0020】
第4の手段は、第1の手段において、ラッチ手段を更に備えたものである。
【0021】
この第4の手段によれば、中間係止位置から開位置への移動を助長させる。従って、中間係止位置からの移動に要する運動エネルギを制限することが可能となる。このため、補助機構の出力を制限し、さらに開放移動終端部ストッパにおいて放散されるエネルギを制限することが可能となる。
【0022】
第5の手段は、第1の手段において、前記補助機構のエネルギ貯蔵手段は、前記ケースと前記支持部材との間に配置されたバネを有するものである。
【0023】
なお、補助エネルギ貯蔵手段が、支持部材に対して間接的に、例えば開放機構のエネルギ貯蔵手段を支持部材に連結する運動伝達系の中間部分に作用するように構成することも当然に可能である。しかし、この第5の手段によれば、そのような運動伝達系に加わる応力を制限することができる。
【0024】
第6の手段は、第5の手段において、前記ケースは、前記極の1つをそれぞれ内包する極区画部を有し、各極の前記補助機構における前記エネルギ貯蔵手段のバネは、対応する前記極区画部の中に配置されているものである。
【0025】
第7の手段は、第6の手段において、前記補助機構のエネルギ貯蔵手段における前記バネは、ピストン・ヘッドで閉鎖された円筒部材の中に納められた圧縮バネであり、前記ピストン・ヘッドは前記支持部材に接触して当該支持部材に前記圧縮バネの力を伝達するように構成されている
ものである。
【0026】
なお、例えば捻りバネのような他の形式のバネを用いることも可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1乃至図6は本発明による回路遮断器の実施の形態を示す図である。
【0028】
[構 成]
図1乃至図5に示すように、本実施形態の高定格で多極式の低圧制限回路遮断器10は、中間隔壁18によって前方区画部(隔室)14と後方区画部(隔室)16に区分けされたケース12を備えている。中間隔壁18に形成された窓部18によって、前方区画部14と後方区画部16との間の連絡が可能となっている。
【0029】
前方区画部14は、操作装置22のためのハウジングとして機能する。この操作装置22は、エネルギ貯蔵閉鎖機構24と開放機構26とを有している。この操作装置22は、それ自体知られており、またFR−A−2,589,626号明細書により詳細に記述されている。ここでは単に、開放機構26が、回動軸32によって相互に間接状に連結された2つのロッド28,30を有し、そのうち底部のロッド30がスイッチバー36のクランク部34と連結されていることが想起される(図1及び図5参照)。クランク部34と固定された留付ピン40との間に開放バネ38が留め付けられている。
【0030】
後方区画部16は、スイッチバー36と複数の極42のためのハウジングとして機能する。複数の極42は、(好ましくは図1乃至図5の平面に平行な)堅い隔壁で区画された独立の区画部(隔室)内に、スイッチバー36の回動軸44に沿って並んで配置されている。各極42は、連結ストリップ48に連結された固定接点部46、連結ストリップ52に連結された可動接点部50、および金属製の分離板56を装備した消弧室54を有している。
【0031】
可動接点部50は、ケース12に対して固定された幾何学軸60回りに回動自在に取り付けられた可動支持部材58と、ケース12に対して固定され軸60に対して偏心した幾何学軸64回りに回動自在な可動接点指部62とを有している。連接ロッド60が支持部材58をスイッチバー36に連結している。
【0032】
指部62の一端が、接点パッド68(図2)を支持しており、この接点パッド68が、固定接点部46によって支持された接点パッド70(図2)との接触をなすように構成されている。指部62の他端は、頂部死点78の両側に2つの斜面74,76を有するカム72を形成している。支持部材58と指部62との間には、バネ82を有した弾性エネルギ貯蔵手段が配置されている。そのバネ82は、保持器84内で案内されると共に、回動ローラ88を支持したロッド86を(押し戻すように)弾発している。従ってローラ88は、カム72との接触を保つようになっている。この弾性エネルギ貯蔵手段は、カム72と共に双安定機構80を形成している。
【0033】
ケース12と支持部材58との間に、(弛緩状態が図5に示されるような)圧縮バネ92を有する補助弾性エネルギ貯蔵手段80が配置されている。その圧縮バネ92は、ピストン・ヘッド94を支持部材58側方向に(押し戻すように)弾発している。そのヘッド94は、ケース12に対して固定された円筒部材96内で並進自在に案内されている。このヘッド94の前部には、半径方向で円筒部材96と協働し、軸線方向でフランジ100と協働するように構成されたパッド98が設けられている。フランジ100は、円筒部材96を部分的に閉鎖して、移動終端部ストッパを形成している。
【0034】
図6に詳細を示すようなラッチ装置102は、固定軸106回りに回動自在なアーム104を有し、このアーム104は、捻りバネ108によって図の時計回り方向に弾性的に付勢されている。アーム104の端部に配置された可動ストッパ110が、指部62の段状面112と協働するようになっている。アーム104は更に差込部114を有し、この差込部114が支持部材58上に設けられたカム116と協働するようになっている。
【0035】
なお、中間隔壁18は、エラストマー材料で作られた移動終端部ストッパ118を支持している(図1)。
【0036】
[動 作]
次に、以上のような構成よりなる回路遮断器の動作について説明する。
【0037】
図1に示す閉位置においては、両接点部68,70は互いに接触して、両連結ストリップ48,52間の電気回路が閉じられた状態にする。双安定機構80のバネ82は圧縮され、両パッド68,70(図2)間に接触圧を与えるように、ローラ88が斜面74と協働している。電流サージの発生により、電磁気力が指部62をその軸回りに図の時計回り方向に回動させようとし、この回動に対して双安定機構80が対抗しようとする。
【0038】
電流強度がバネ82の検量に対応した限界しきい値を超えると、指部62が回動して双安定機構80の死点78を乗り越える(図2)。一旦この死点78が乗り越えられると、ローラ88は斜面76と協働し、移動終端部ストッパ118に向かって、すなわち図3に示す位置へ指部62を押し戻すのに寄与する。ストッパ118はダンパとして作用し、余分の運動エネルギを吸収することで、指部62の跳ね返りを防止する。ラッチ装置102(図6)のストッパ110は、その戻しバネ108の付勢によって回動し、指部62の段状面112との接触を保つことで、当該ラッチ装置102による指部62の下方位置への復帰防止を果たす。
【0039】
回路遮断器を再閉鎖するためには、予め操作機構による開放動作がなされていなければならない。操作装置ないしトリップ装置によって作動される開放ラッチが、ロッド・システム28,30,32を解放する。補助エネルギ貯蔵手段90のバネ92によって補助される開放バネ38が、スイッチバー36を反時計回り方向に回動させると共に、連結ロッド66を介して支持部材58を、その軸60回りに、図3に示す位置から図4に示す位置まで時計回り方法に回動させる。そして、開放バネ38はそれ自体で、スイッチバー36を図5に示す位置に到達するまで付勢し続ける。
【0040】
図3に示す位置と図4に示す位置との間において、ローラ88は斜面76と協働し、指部62を軸64回りで時計回り方向に回動させようとするモーメントを生じさせる力を、当該指部62に対して作用させる。そして、移動終端部ストッパとしてのダンパ118が指部62を静止した状態に保ち、従って、ローラ88がバネ82を圧縮しながら引っ込められる。この段階においては、各極の補助エネルギ貯蔵手段90が、対応した支持部材58を押し戻す。補助エネルギ貯蔵手段90のヘッド94は、支持部材58が図4に示す中間係止位置に到達するとき、その移動終端部位置に至り、当該ヘッド部94と支持部材58との間の接触が終わる。
【0041】
ローラ88は、この中間係止位置を超えると、斜面74へ誘引される。しかし、指部62の反時計回り方向の回動は、ラッチ装置102のストッパ110によって妨げられる。このことにより、指部62は、その組立上の空隙によるものを除いては、相対的に静止した状態を保つことになる。開放バネ38の作用と双安定機構80のバネ82の作用とが組み合わされて、支持部材58を図5に示す上方位置まで時計回り方向に回動させる。
【0042】
図4に示す位置と図5に示す位置との間の中間で且つ図5に示す位置に極めて近い位置において、支持部材58のカム116がアーム104の差込部114を押し戻し、このことにより、差込部114は反時計回り方向に回動してストッパ110を解放する(図6参照)。しかし、その時点で支持部材58の回動は事実上完了されているので、この解放は、指部62の大きな反時計回り方向の回動を何ら引き起こすものではない。
【0043】
図6に示す位置から、閉鎖バネを解放する閉鎖ラッチへの作用によって、スイッチバー36を図6に示す位置から図1に示す閉位置へ回動させるような閉鎖動作を引き起こすことができる。スイッチバー36は支持部材58を反時計回り方向に駆動し、そして、支持部材58の移動に追従するローラ88によってのみ付勢される指部62も駆動される。支持部材58は、閉鎖移動の終端部において、補助エネルギ貯蔵手段90のバネ92を圧縮して再負荷する。これにより副次的に、閉鎖移動の終端部における衝撃を制限することが可能となる。
【0044】
本発明は、簡明化のために、各極が単一の接点指部62、単一の双安定機構80および単一の補助エネルギ貯蔵手段90を有することを想定して説明されてきた。実際には、各極毎に、共通の軸64回りに回動する複数、例えば3本または5本の同一の指部を有していることが有利であろう。その場合、各指部は、双安定機構によって付勢されなければならないが、その双安定機構は、数本の指部に共通のものであっても、各指部が異なるバネによって付勢されるように各指部毎に独立したものであってもよい。
【0045】
しかし、単一の支持部材58が依然、各極毎に設けられる。支持部材58の寸法、特に図の平面に直交する方向におけるその幅に応じて、並列配置された数本のバネを有した補助エネルギ貯蔵手段90を備えることが有利であろう。実際に、3本のバネを並列に配置すると共に各バネが異なるヘッドに作用するように構成することで、有利な寸法特性を得ることができる。
【0046】
実際には、エネルギ貯蔵手段の弛緩が生じたとき、双安定機構のバネの圧縮に要するエネルギよりも大きなエネルギを合わせて放出するように、当該補助エネルギ貯蔵手段の寸法を設定することが有利である。
【0047】
[変形例]
本発明は当然、上述した実施形態に限定されるものではなく、その発明の範囲内で種々の変形が可能である。
【0048】
上記の実施形態においては、ラッチ装置102が2つの機能を果たすようになっている。すなわち、このラッチ装置102は一方では、強大な電気力学的な力を発生させるような非常に強力な回路短絡が万一生じた場合に、(図3の位置に達してダンパ(ストッパ)118を激しく叩く)指部62が跳ね返って接点を閉じてしまうのを防止する、という点で反発防止装置として機能する。また更に、このラッチ装置102は、支持部材58が中間係止位置をちょうど通過する際の指部62の開放中の回動を防止する。
【0049】
しかし、回路遮断器の定格や機構部品の寸法によっては、このラッチ装置を省略することも考えられる。その場合、反発防止の機能は、専ら双安定機構80によって果たされ、それは移動終端部ダンパ(ストッパ)118によって補助されることができる。中間係止位置を通過する際の支持部材58の速度が十分であるならば、中間係止位置を越える移動は、それ自体としては目に見えないほど僅かとなる程度に制限され得る。
【0050】
また上記の実施形態においては、ストッパ118が2つの機能を果たすようになっている。すなわち、このストッパ118は第1に、指部62の押し戻し位置への移動の終端部における運動エネルギの一部を吸収するので、反発防止装置として機能する。更に、このストッパ118は、支持部材58がその閉位置から中間係止位置へ回動する際に、指部62を静止させることができる。
【0051】
他の変形例によれば、これらの2つの機能は、別の部材によって果たすことができる。例えば、指部の反発移動終端部ストッパを支持部材58に設けたり、独立したストッパをケースに設けたりすることができる。このような構成により、指部62がケースのストッパにぶつかってケースに対して停止する前に、支持部材58と押し戻される指部62とが、支持部材58の移動の初期において、一緒に持ち上げられる。
【0052】
本発明は、ケースに対して固定された幾何学的軸線64回りに回動する指部を備えた制限回路遮断器との関係で記述されてきた。しかし、本発明は、例えばGB−A−1,564,412号明細書に記載されているような制限回路遮断器にも適用可能である。その回路遮断器の指部は、ケースに対して固定された(第1の)軸線回りに回動する支持部材自体に対して固定され当該(第1の)軸線に対して偏心した(第2の)軸線の回りに回動するようになっている。
【0053】
スイッチバー36および支持部材58が単一の部材を形成していてもよい。その場合は、連結ロッド66が無くなり、操作機構の連結ロッドシステム28,30,32は、その一端を介して支持部材に直接、関節接続される。このような構成は、GB−A−1,564,412号明細書に記載された機構に対応するものである。
【0054】
本発明は又、回路遮断器の開放機構や閉鎖機構の形式を問わずに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路遮断器の一実施形態を、閉/非押し戻し位置にある状態で示す断面図。
【図2】図1に示した回路遮断器を、閉/部分押し戻し位置にある状態で示す図。
【図3】図1に示した回路遮断器を、閉/押し戻し位置にある状態で示す図。
【図4】図1に示した回路遮断器を、中間係止位置にある状態で示す図。
【図5】図1に示した回路遮断器を、開位置にある状態で示す図。
【図6】図1と平行な断面において、図3に示した閉/押し戻し位置に対応した位置にある状態のラッチ機構を示す図。
【符号の説明】
12 ケース
26 開放機構
38 (開放機構の)エネルギ貯蔵手段
42 極
46 固定接点部
50 可動接点部
58 支持部材
62 指部
80 双安定機構
82 (双安定機構の)バネ
90 補助エネルギ貯蔵手段(補助機構のエネルギ貯蔵手段)
92 (補助エネルギ貯蔵手段の)バネ
94 ピストン・ヘッド
96 円筒部材
102 ラッチ手段
118 ストッパ

Claims (7)

  1. (A)ケース(12)と、
    (B)少なくとも1つのエネルギ貯蔵手段(38)を有する、開放機構(26)と、
    (C)1又は2以上の極(42)と
    を備え、
    各極(42)は、
    (a)前記ケースに対して固定された固定接点部(46)と、
    (b)前記ケースに対して固定されたストッパ(118)と、
    (c)可動接点部(50)と
    を有し、
    前記可動接点部(50)は、
    (c1)前記ケースに対して閉位置と開位置との間で可動な支持部材(58)と、
    (c2)この支持部材に対して非押し戻し位置と押し戻し位置との間で可動な、少なくとも1つの可動接点指部(62)と、
    (c3)バネ(82)を有する、少なくとも1つの双安定機構(80)であって、このバネ(82)が、
    (c31)前記指部および前記支持部材が互いに死点位置にあるとき、最大位置エネルギ状態を通過し、
    (c32)前記指部が、前記支持部材に対して、その押し戻し位置と前記死点位置との間にあるとき、当該指部をその押し戻し位置の側へ付勢し、
    (c33)前記指部が、前記支持部材に対して、その非押し戻し位置と前記死点位置との間にあるとき、当該指部をその非押し戻し位置の側へ付勢するように、前記支持部材と前記指部との間に配置されている双安定機構(80)と
    を有し、
    前記ストッパ(118)は、
    前記指部(62)がその押し戻し位置にあって且つ前記支持部材(58)がその閉位置から開位置へ移動する際、前記指部(62)が、一旦当該ストッパ(118)と接触したら、前記支持部材が前記指部に対する相対的な死点位置に対応した前記ケースに対する中間係止位置を超えるまで、その接触を保ち続ける
    ように構成され、
    前記開放機構(26)は、前記支持部材(58)がその閉位置にあるとき、当該支持部材をその開位置の側へ付勢するように、当該支持部材と運動学的に連結されているような、低圧制限回路遮断器において、
    各極(42)は、1又は2以上のエネルギ貯蔵手段(90)を有する補助機構を更に備え、
    前記エネルギ貯蔵手段(90)は、前記支持部材(58)を、その閉位置と中間係止位置との間での移動の全部又は一部においては、その開位置の側へ付勢するが、その中間係止位置を超えて開位置の側へ付勢することはないように
    構成されている、
    ことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記補助機構のエネルギ貯蔵手段(90)は、前記支持部材(58)がその中間係止位置と開位置との間にあるとき、当該支持部材に対して作用しないように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 各極(42)における前記補助機構のエネルギ貯蔵手段(90)は、当該極における前記支持部材(58)の移動が生ずるとき、当該極の前記双安定機構(80)をその最大位置エネルギ状態へ移行させるのに要するエネルギ以上のエネルギを放出するように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  4. ラッチ手段(102)を更に備えた、ことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  5. 前記補助機構のエネルギ貯蔵手段(90)は、前記ケース(12)と前記支持部材(58)との間に配置されたバネ(92)を有する、ことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  6. 前記ケース(12)は、前記極(42)の1つをそれぞれ内包する極区画部を有し、各極の前記補助機構における前記エネルギ貯蔵手段(90)のバネ(92)は、対応する前記極区画部の中に配置されている、ことを特徴とする請求項5記載の回路遮断器。
  7. 前記補助機構のエネルギ貯蔵手段(90)における前記バネ(92)は、ピストン・ヘッド(94)で閉鎖された円筒部材(96)の中に納められた圧縮バネであり、前記ピストン・ヘッド(94)は前記支持部材(58)に接触して当該支持部材に前記圧縮バネの力を伝達するように構成されている、ことを特徴とする請求項6記載の回路遮断器。
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