JP4385313B2 - Sleeve type fitting - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は樹脂管または薄肉金属管を接続するための管継手であり、詳しくは継手本体に外嵌されるスリーブを管軸方向に圧入させて管を接続するスリーブ型管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガス管、水道管等の流体輸送管として使用されているポリエチレン、ポリブテン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂で形成された樹脂管は種々の方法で接合されているが、接合手段としては、一般的には、継手本体にナットを螺合し、継手本体とナット内に装着したパッキンや食い込みリングを圧縮することで接続するメカニカル方式の管継手が使用されている。このメカニカル方式の管継手によれば、管端部外面に食い込みリングを組付け次いでレンチにより継手本体にナットを締め付けることにより接続が行われる。上記のメカニカル式管継手は、管の挿入が確実に行われたか否かの管挿入確認が施工完了後に出来ないという欠点があり、さらにナットの締め付け程度についても確認が困難であり、管接続部の性能にバラツキが生じ易かった。従って、管の挿入不足や、ナットの締め付け不足あるいは食い込みリングの装着ミスが発生しても、施工直後に行う短期の漏れテストだけでは、これらの不具合を検出することができず、長期間の使用時に接続管の抜けや、漏れを発生することがある。これらの問題点を解消するものとして、接続管の内面に挿入支持するコア部を有する継手本体と、コア部に外挿した接続管の外面に装着してそれを縮径する縮径部材からなり、縮径部材は縮径可能に設けたスリーブ部と薄肉に設けたせん断部と軸線方向に圧縮することでせん断部にてせん断して、内面がスリーブ部の外面に嵌まり合ってスリーブ部を縮径する環状部とからなるスリーブ型管継手が提案され、実用化が検討されている(特許文献1参照)。このスリーブ型管継手は、本体とスリーブのみで構成され、従来の3点以上の部品を組み合わせた継手構造に比べて製造コストが低減され、かつ、小型の工具で接続作業が簡単に行え、接続強度のバラつきがなく、施工後の接続確認も容易であり、管の接続作業時の部品組付け作業や拡管作業などの面倒な作業が解消されるという多数の利点を有する。
【0003】
特許文献1に記載されたスリーブ型管継手は、理論的にはスリーブを管軸方向へスライド(圧縮)することで管を接続することは可能であるが、接続部に振動を加えて漏れの有無を確認したところ、一旦締め付けられたスリーブが振動で緩み、そこから流体が漏れる現象が発生することがあった。そこで、スリーブの緩みを防止するために、スリーブの小径部の外周に大径部の係止機能を付加したスリーブ型管継手が提案されている(特許文献2参照)。このスリーブ型管継手の構造を図4により説明する。管継手10は、継手本体11の溝15に、樹脂製のスリーブ200の一端部にある掛止部23が係止されることにより、継手本体11の端部にスリーブ200が組み付けられている。継手本体11の端部には、接続される管30の内径にはまり合う円筒部12が形成され、またその外周面には、複数の断面鋸刃状の凸状部13が形成されると共に、円筒部12の奥側にある端面14に管30の端面が当接するように構成されている。全体が略円筒状に形成されたスリーブ200は、一端部に掛止部23を有しかつ中央部に鍔部22を有する薄肉部201と突起204を介して薄肉部201の端部に結合された厚肉部203とを有する。薄肉部201の鍔部22と隣接する部分には円周溝202が形成されると共に、厚肉部203の内周面には、突起204から段違い部205とは反対側の端面に向って上り勾配になるようなテーパが付けられている。この管継手10によれば、スリーブ200を軸方向に圧縮し、その厚肉部203を段違い部205が鍔部22に当接するまで押し込むことにより、厚肉部203の内周面が薄肉部201の外周面に乗り上げ、管30が圧縮されて接続が完了する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−39467号公報(第3−4頁、図1)
【特許文献2】
特開2003−113978公報(第2−3頁、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に記載されたスリーブ型管継手はスリーブ200を軸方向に圧縮することにより、スリーブ200の中央部に設けた断面積の小さい突起部204で切断(せん断)された厚肉部(大径部)203が薄肉部(小径部)201の外周に乗り上げた時に、厚肉部203の内周面の一部が円周溝202に嵌りこむので、厚肉部203が薄肉部201から管軸方向に外れることは無くなるように考えられる。しかるに厚肉部203は円周溝202の手前にある薄肉部201の頂点を通過する時に、塑性変形が生じて内径が押し拡げられる。すなわち、厚肉部203の内周面は薄肉部201の最大外径部(頂点)と局所的に接触するため、その接触部分で面圧が高くなり、大きな塑性変形が生じる。しかも厚肉部203の内周面は端部に向って上り勾配になっているので、厚肉部203により薄肉部201を押さえ付けておく機能が弱められ、すなわち押圧力が緩和してしまう問題がある。従って、スリーブ200のせん断により見掛け上スリーブ200と管30と継手本体11とが締付けられても、スリーブ200の軸方向圧縮が終了した時には、その締め付けが緩んでいるので、配管接続部に振動が加わると、流体の漏れが発生するといった難点がある。
【0006】
従って本発明の目的は上記の課題を解消して、簡単な作業で管の接合を行うことができると共に、長期間にわたって接続部からの流体の漏れを生じないスリーブ型管継手を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、接続管に内装される円筒部を有する継手本体と、前記接続管の周囲に配置され、前記接続管の外周面に接触可能な小径部と結合部を介して前記小径部に結合された大径部を含む略円筒状に形成されたスリーブとを備え、前記スリーブを軸方向に圧縮することにより、前記結合部がせん断されて、前記大径部が前記小径部に乗り上げて、前記接続管が前記円筒部と前記スリーブとの間で挟着されるスリーブ型管継手において、前記小径部は、前記大径部を案内する円錐部とそこから軸方向に伸びる円環部を有すると共に、前記大径部は前記円錐部及び前記円環部と接触する押圧部とそれより大径の段付部を有し、前記円錐部の途中には、前記大径部と前記小径部とを圧縮した際に、前記段付部が係止する突起部が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明のスリーブ型管継手は、上記の構成を有し、スリーブを軸方向に圧縮して結合部がせん断され、小径部から切り離された大径部が円錐部を乗り越えた後に大径部と小径部との接触面積が拡がるので、大径部の変形は弾性限度内に収まり、しかも大径部の端部が小径部に係止されるので、継手本体、管及びスリーブは相互に強固に締め付けられる。よって、配管に振動が加わっても、漏れの発生を防止することができる。
【0009】
さらに、本発明のスリーブ型管継手は、記円錐部の途中には、前記大径部と前記小径部とを圧縮した際に、前記段付部が係止する突起部が形成されているので、大径部が円錐部を乗り越えて円環部に移動した時に段付部が突起部に係止して大径部を小径部により確実に保持することが可能となる。
【0010】
本発明のスリーブ型管継手においては、前記小径部は前記結合部と反対側に前記大径部の端面に当接する鍔部を有することが好ましい。これによれば、大径部が鍔部に突き当たるまでスリーブを圧縮するだけの操作で、接続管と継手とを接続することができる。
【0011】
本発明のスリーブ型管継手においては、前記小径部は、その自由端から前記結合部の手前まで伸びる少なくとも1条の切り割り部を有することが好ましい。これによれば、小径部の剛性が適度に弱められるため、小型軽量の圧縮工具で施工した場合でも、小径部の分断(円周方向の分離)を伴わずに小径部が確実に圧縮されて、管と継手とを強固に接続することができる。さらに切り割り部を通して、接続管の端面が継手本体に突き当たっているか否かを目視で確認することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わるスリーブ型管継手で、接続管を継手内部に挿入し、スリーブの圧縮を開始する直前の状態を示す部分断面図、図2はスリーブの外観を示す斜視図である。
図1において、10は管継手であり、継手本体11とスリーブ20とから構成され、両者の間に接続しようとする管30が介装されている。継手本体11の端部には、管30の内径側に挿入される円筒部12が設けられ、その外周面には断面鋸刃状の凸条13が形成されている。継手本体11とスリーブ20との間に、管30がその端面31が円筒部12の奥に設けられた端面14に当接するまで差し込まれ、さらに端面14の奥に形成された溝部15にスリーブ20の自由端側内周に形成された掛止部23が嵌装されている。
【0013】
図1及び図2に示すようにスリーブ20は、例えば射出成形により、全体が略円筒状に形成された単一の樹脂製部材であり、端面202と段違い面25を有する略円環状の大径部24と、その内周面の一端部に形成された薄肉の結合部26と、そこから軸方向に伸びる小径部21と、小径部の途中に形成された鍔部22とを有する。大径部24の内周面(押圧部)205は軸方向に沿って実質的に等径でかつ小径部を圧縮するためにその内周面205よりやや大径に形成され、さらに内周面205の右側の端部には、内周面205より大径の段付部203が形成されている(図1参照)。小径部21は、結合部26の根元から上り勾配になるように形成された円錐部27と、内周面と平行に軸方向に伸びる外周面を有する円環部29からなり、円錐部27の途中には、段差を形成するために突起部204が設けられている。小径部21の自由端側内周には掛止部23が形成されており、この掛止部23を本体11の溝部15に嵌入することにより、スリーブ20はその弾性変形により継手本体11に組み付けられる。小径部21及び大径部24の各部の寸法は、管30を接続するために必要とされる小径部21の変形量(圧縮量)に応じて設定される。小径部21に乗り上げた時に大径部24が大きくはみ出すのを防止するために、大径部24の管長手方向の長さは段違い面25と鍔部22との間隔と略同等の寸法に設定されることが望ましい。スリーブ20の小径部21が容易に弾性変形するために、掛止部23から段違い面25の手前まで伸びる複数状(1条でもよい)の切り割り部28が設けられており、切り割り部28の幅、長さ又はその本数はスリーブ20の機械的強度や管30を継手本体11に固定するために必要な圧縮力などに応じて設定される。スリーブ20を形成する樹脂としては、引張り強さが60MPa以上の熱可塑性樹脂が望ましく、このような樹脂としては、例えばPA6(引張り強さ:70〜85MPa)、POM(引張り強さ:62〜70MPa)、PPS(引張り強さ:75MPa)などのエンジニアリングプラスチックが挙げられる。
【0014】
図1及び図2に示す管継手10と管30との接続は次の手順で行われる。まず図1に示す状態で例えばペンチ状の圧縮工具(不図示)により、鍔部22の端面201と大径部24の端面202を挟み付けることにより、大径部24と小径部21とが段違い面25の根本に設けられた結合部26でせん断され、大径部24の内周面は円錐部27を乗り越え、段違い面25が鍔22に突き当たるまで大径部24が軸方向に移動する。図3は、管30の接続が完了した状態を示し、大径部24が軸方向に移動すると同時に、移動してきた大径部24により円錐部27及び円環部29は弾性変形する(半径方向に圧縮される)。これに伴って管30は弾性変形する(半径方向に圧縮される)ので、管30は、継手本体11の円筒部12に押し付けられて、管30の内面に円筒部12の凸条13の刃先が食い込むことにより、管30はスリーブ20と継手本体11との間に挟着固定される。この時、円錐部27の前方には円環部29が存在するので、大径部24の内周面(押圧部)205と円錐部27及び円環部29との間に発生する面圧は、従来のような長さ方向の一部で局部的に大きい値を示すことはなく、大径部24の内径は拡がっても、収縮しようとするため、小径部21を管30に向って押し付ける力が発生する。しかも円錐部27の途中に設けた突起部204に大径部24の端部内周面に形成された段付部203が係止されるので、小径部21と大径部24とが強固に噛み合う。従って、小径部21が大径部24により半径方向に圧縮された状態が長期にわたって維持されるので、管30を継手本体11に接続後流体の圧力変動などにより接続部に振動が加わっても、スリーブ20の大径部24が小径部21から管軸方向に抜け出るのを防止することができる。また小径部21には鍔22が設けられているので、段違い面25が鍔22に突き当たるまで押し付けることにより、接続作業を完了することができる。さらにスリーブ20に切り割り部28を設けることにより、スリーブ20の大径部24に比べて小径部21の剛性が小さくなり、容易に縮径することが可能となる。スリーブ20にこのような切り割り部28を設けることにより、管継手10の外部から管端当接面14に管30の端部31が突き当たっているか否かを目視で確認できるため、管30の挿入不足を容易に防止することができる。
【0015】
上記管継手10においては、予め継手本体11にスリーブ20を組み付けることができるので、管を継手に挿入してスリーブを軸方向に圧縮するだけの作業で管を継手に接続することができ、配管施工者が部品を組み付ける作業が不要となるため、施工不良が発生する機会が減少する。
【0016】
【発明の効果】
以上に記述の如く本発明の管継手によれば、スリーブを軸方向に圧縮した時に、小径部と大径部とが強固に噛み合い、小径部が大径部により半径方向に圧縮された状態が長期にわたって維持されるので、配管に振動が発生した場合でも、大径部が小径部から抜け出ることがなく、延いては流体の漏れがなく、信頼性の高い配管接続部を得ることができる。また本発明の管継手によれば、継手本体にスリーブを予め組み付けることができるので、継手に管を挿入した後工具を用いてスリーブを圧縮するだけの簡単な作業でよく、施工不良を防止することが可能である。また本発明の管継手によれば、スリーブの小径部の剛性を小さくできるので、圧縮に要する推力が小さくなり、小型の工具で配管施工することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わるスリーブ型管継手の接続直前の状態を示す断面図である。
【図2】 図1のスリーブ型管継手に使用されるスリーブを示す斜視図である。
【図3】 図1のスリーブ型管継手の接続完了後の状態を示す断面図である。
【図4】 先行出願のスリーブ型管継手の接続直前の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10:管継手、11:継手本体、12:円筒部、13:凸条部、14:端面、15:溝部、20:スリーブ、21:小径部、22:鍔部、23:掛止部、24:大径部、25:段違い面、26:結合部、27:円錐部、28:切り割り部、29:円環部、201、202:端面、203:段付部、204:突起部205:内周面(押圧部)30:接続管、31:端面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe joint for connecting a resin pipe or a thin metal pipe, and more particularly to a sleeve type pipe joint for connecting a pipe by press-fitting a sleeve fitted on a joint body in the pipe axis direction.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, resin pipes formed of polyolefin resins such as polyethylene, polybutene, and polypropylene, which are used as fluid transport pipes such as gas pipes and water pipes, are joined by various methods. Specifically, a mechanical type pipe joint is used in which a nut is screwed into a joint body, and the joint body and the packing or biting ring mounted in the nut are compressed to be connected. According to this mechanical-type pipe joint, the biting ring is assembled on the outer surface of the pipe end, and then the nut is fastened to the joint main body with a wrench to make the connection. The above-mentioned mechanical type pipe joint has the disadvantage that the pipe insertion confirmation as to whether or not the pipe has been securely inserted cannot be performed after the completion of the construction, and it is difficult to confirm the tightening degree of the nut, and the pipe connection part It was easy for variations in performance to occur. Therefore, even if there is insufficient pipe insertion, nut tightening or a biting ring installation error, these shortcomings cannot be detected by a short-term leak test performed immediately after construction, and long-term use is not possible. Occasionally, the connecting pipe may come off or leak. To solve these problems, it consists of a joint body having a core part that is inserted and supported on the inner surface of the connection pipe, and a diameter-reducing member that is attached to the outer surface of the connection pipe that is extrapolated to the core part to reduce the diameter. The diameter-reducing member has a sleeve portion that can be reduced in diameter, a thin-walled shearing portion, and a shearing portion that is compressed in the axial direction so that the inner surface fits on the outer surface of the sleeve portion, and the sleeve portion is A sleeve type pipe joint composed of an annular portion with a reduced diameter has been proposed, and its practical application has been studied (see Patent Document 1). This sleeve type pipe joint is composed only of a main body and a sleeve, and the manufacturing cost is reduced compared to the conventional joint structure combining three or more parts, and the connection work can be easily performed with a small tool. There is no variation in strength, connection confirmation after construction is easy, and there are many advantages that troublesome work such as parts assembly work and pipe expansion work at the time of pipe connection work is eliminated.
[0003]
Sleeve-type pipe joint described in Patent Document 1, although in theory it is possible to connect the tube by sliding (compression) of the sleeve to the tube axis direction, the leak applying vibration to the connection portion When the presence / absence was confirmed, there was a case in which the sleeve once tightened loosened by vibration, and fluid leaked there. Therefore, in order to prevent the sleeve from loosening, a sleeve type pipe joint has been proposed in which a locking function for the large diameter portion is added to the outer periphery of the small diameter portion of the sleeve (see Patent Document 2). The structure of this sleeve type pipe joint will be described with reference to FIG. In the
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-39467 A (page 3-4, FIG. 1)
[Patent Document 2]
JP 2003-113978 A (page 2-3, FIG. 5)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The sleeve-type pipe joint described in Patent Document 2 compresses the
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a sleeve type pipe joint that can solve the above-mentioned problems and can join pipes with a simple operation and that does not cause fluid leakage from the connection portion over a long period of time. is there.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention provides a joint body having a cylindrical portion housed in a connection pipe, a small-diameter portion and a coupling portion arranged around the connection pipe and capable of contacting the outer peripheral surface of the connection pipe. And a sleeve formed in a substantially cylindrical shape including a large-diameter portion coupled to the small-diameter portion via, and by compressing the sleeve in the axial direction, the coupling portion is sheared, and the large-diameter portion In the sleeve-type pipe joint in which the connecting pipe is clamped between the cylindrical portion and the sleeve, the small diameter portion includes a conical portion that guides the large diameter portion and a shaft extending therefrom. and has a ring portion extending in a direction, the large diameter portion have a pressing portion and it than with large-diameter stepped portion in contact with the conical portion and the annular portion, in the middle of the conical portion, the When the large diameter portion and the small diameter portion are compressed, the stepped portion is locked. And it is characterized in Rukoto raised portion is formed.
[0008]
Sleeve-type pipe joint of the present invention has the above configuration, the coupling portion by compressing the sleeve in the axial direction is sheared, a large-diameter portion after the large-diameter portion, separated from the small diameter portion is over the conical portion Since the contact area with the small diameter portion is expanded, the deformation of the large diameter portion is within the elastic limit, and the end of the large diameter portion is locked to the small diameter portion, so that the joint body, the tube and the sleeve are mutually strong. Tightened . Therefore, the occurrence of leakage can be prevented even when vibration is applied to the piping.
[0009]
Furthermore, the sleeve-type pipe joint of the present invention, in the middle of the serial cone, upon compressing said large diameter portion and said small-diameter portion, since the stepped portion that has projections for engagement are formed , it is possible to a large-diameter portion is more reliably hold the large diameter portion engages with the protrusion is stepped portions when moving to the annular portion over the conical portion to the small diameter portion.
[0010]
In the sleeve-type pipe joint according to the present invention, it is preferable that the small diameter portion has a flange portion that contacts the end surface of the large diameter portion on the side opposite to the coupling portion. According to is this, the operation of only the large diameter portion to compress the sleeve until it hits the flange, it is possible to connect the connecting pipe and fittings.
[0011]
In the sleeve-type pipe joint according to the present invention, it is preferable that the small-diameter portion has at least one slit portion extending from the free end to the front of the coupling portion. According to is this, the rigidity of the small-diameter portion is weakened moderately, even when applied by compression tool size and weight, small diameter portion is reliably compressed without disruption of the small diameter portion (in the circumferential direction separated) Thus, the pipe and the joint can be firmly connected. Furthermore, it can be visually confirmed whether or not the end surface of the connecting pipe is in contact with the joint body through the slit portion.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a partial cross-sectional view showing a state immediately before a connecting pipe is inserted into a joint and compression of the sleeve is started, and FIG. 2 is a perspective view showing the appearance of the sleeve. FIG.
In FIG. 1,
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0014]
Connection between the pipe joint 10 and the
[0015]
In the pipe joint 10, since the
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the pipe joint of the present invention, when the sleeve is compressed in the axial direction, the small diameter portion and the large diameter portion are firmly engaged, and the small diameter portion is compressed in the radial direction by the large diameter portion. Since it is maintained over a long period of time, even when vibration occurs in the pipe, the large diameter portion does not come out of the small diameter portion, and thus there is no fluid leakage, and a highly reliable pipe connection portion can be obtained. Further, according to the pipe joint of the present invention, since the sleeve can be assembled to the joint body in advance, it is possible to perform a simple operation of simply compressing the sleeve using a tool after inserting the pipe into the joint, thereby preventing poor construction. It is possible. Further, according to the pipe joint of the present invention, the rigidity of the small diameter portion of the sleeve can be reduced, so that the thrust required for compression is reduced, and piping can be performed with a small tool.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state immediately before connection of a sleeve type pipe joint according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a sleeve used in the sleeve type pipe joint of FIG. 1;
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state after the connection of the sleeve type pipe joint of FIG. 1 is completed.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state immediately before connection of a sleeve-type pipe joint of a prior application.
[Explanation of symbols]
10: pipe joint, 11: joint body, 12: cylindrical part, 13: convex part, 14: end face, 15: groove part, 20: sleeve, 21: small diameter part, 22: collar part, 23: latching part, 24 : Large diameter portion, 25: Stepped surface, 26: Coupling portion, 27: Conical portion, 28: Cutting portion, 29: Ring portion, 201, 202: End surface, 203: Stepped portion, 204: Protruding portion 205: Inside Peripheral surface (pressing part) 30: connecting pipe, 31: end surface
Claims (1)
前記小径部は前記大径部を案内する円錐部とそこから軸方向に伸びる円環部を有すると共に、
前記大径部は前記円錐部及び前記円環部と接触する押圧部とそれより大径の段付部を有し、
前記円錐部の途中には、前記大径部と前記小径部とを圧縮した際に、前記段付部が係止する突起部が形成されていることを特徴とするスリーブ型管継手。A joint body having a cylindrical portion built in the connecting pipe, a small diameter portion arranged around the connecting pipe, and capable of contacting the outer peripheral surface of the connecting pipe and a large diameter coupled to the small diameter portion via a coupling portion A sleeve formed in a substantially cylindrical shape including a portion, and by compressing the sleeve in the axial direction, the coupling portion is sheared, the large diameter portion rides on the small diameter portion, and the connecting pipe is In the sleeve type pipe joint sandwiched between the cylindrical portion and the sleeve,
The small diameter portion has a conical portion for guiding the large diameter portion and an annular portion extending in the axial direction therefrom,
The large diameter portion have a pressing portion and it than with large-diameter stepped portion in contact with the conical portion and the annular portion,
Wherein the middle of the conical portion, said upon compressing a large diameter portion and the small diameter portion, the sleeve-type pipe joint portion with said stage, characterized that you have projections for locking is formed.
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