JP4384167B2 - 撓みラッチ付きのいたずら防止ライタ - Google Patents

撓みラッチ付きのいたずら防止ライタ Download PDF

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Description

本発明は、使い捨てライタに関し、特に、使用意思のないユーザによる操作の困難性を増強させるライタに関する。
使い捨てライタは、種々の形態で入手できる。使い捨てライタの一般によく見かけられる一要素は、燃料をライタ内のリザーバから放出するために用いられるアクチュエータパッドである。アクチュエータパッドは、燃料が放出されると燃料がすぐに点火されるように火花発生機構と関連して使用可能である。例えば従来型スパークホイール(火打車)を用いるライタでは、ユーザが歯付きスパークホイールを火打石にあてた状態で回転させて火花を生じさせる必要がある。ユーザは次に、アクチュエータパッドを押し下げて燃料を放出させてこれに点火する。
使い捨てライタの中には、火花を発生させるためにスパークホイールを用いる代わりに圧電機構を利用するものがある。この種の点火機構では、圧電要素、例えば水晶が、プレクサ(小さなハンマー)によって打たれる。その目的は、電気火花を生じさせ、ここに燃料をライタから放出することにある。かかる圧電形点火機構の一例は、米国特許第5,262,697号(発明の名称:Piezoelectric Mechanism for Gas Lighters)に開示されている。典型的には、圧電要素を用いる使い捨てライタ用のアクチュエータパッドは、燃料を放出すると共に火花を生じさせるような寸法形状になっていて、ユーザがライタの作動をさせるためにはアクチュエータパッドを押すだけでよいようになっている。
使用意思のないユーザによる望ましくない操作に抵抗するライタが開発された。1つの典型的な対応策は、アクチュエータパッドの偶発的な作動を阻止し、ライタの操作を使用意思のないユーザにとって困難にするラッチを提供することにある。かかるラッチの例が、米国特許第6,077,070号明細書、第6,022,211号明細書、第5,885,069号明細書及び第5,228,849号明細書に記載されている。米国特許第第6,022,211号明細書、第5,885,069号明細書及び第5,228,849号明細書のラッチは、アクチュエータパッドと一体に形成されたプラスチック材料で作られていて、アクチュエータパッドがライタのハウジングと衝突してアクチュエータパッドが押し下げられるのを阻止するが、ラッチを、アクチュエータパッドを押し下げることができる非衝突位置に内方に動かすことができるようになっている。図1(a)〜図1(c)は、初期妨害位置(図1(a))、動作可能又は非妨害位置(図1(b))及び作動位置(図1(c))からの操作の種々の段階でかかるラッチを示している。
図1(a)に示すように、ライタが使用されておらず、ラッチがその初期位置にあるとき、ラッチの外側部分に設けられた停止部は、ライタの偶発的な操作の恐れを減じるようライタのハウジングに対し衝突又は妨害関係をなして位置する。この点に関し、ラッチに予荷重を加えて、妨害位置に付勢するような仕方でラッチをライタ内に組み込むのがよい。かくして、ライタの操作では、ユーザはまず最初に、ラッチ部材を内方に押すことにより、ラッチの停止部を動かしてこれをハウジングとの衝突関係から離脱させることが必要である。(これについては、図1(b)を参照されたい)。ラッチ部材は、アクチュエータパッドへのその連結部のところで曲がって、ついには、ラッチ部材は停止部をハウジングと衝突させないようにするためにラッチ部材を保持するキャッチ機構に接触するようになる。ラッチ部材をキャッチ機構でいったん保持すると、ユーザは、ラッチをハウジングに衝突させないようにラッチを押す必要はもはやない。かくして、ユーザはアクチュエータパッドを作動させることによりライタを自由に操作することができる。(これについては、図1(c)をされたい)。ラッチ部材は、アクチュエータパッドの動作中、キャッチ機構から解放され、アクチュエータパッドがその初期位置に戻ると、ラッチ部材はその初期の妨害位置に戻るようになる。経時的に、ラッチ部材がその初期の妨害位置に戻る性能が、図1(d)に示すように低下する場合がある。ラッチ部材がライタの寿命全体を通じ、首尾一貫したラッチ力で繰り返しその妨害位置に戻ることが望ましい。
本発明によれば、不注意な又は使用意思のない使用に対する抵抗性を向上させたライタが開示される。このライタの一特徴は、ラッチ部材がライタの完全な使用後、ライタのハウジングとの衝突関係に戻るその性能を向上させるよう撓み又は曲がるようにラッチ部材に力を加えることにある。ラッチ部材がその妨害位置に一層容易に戻るようにし又はラッチ部材を解錠する力がライタを経時的に使用してもそれと同程度までは減少しないよう力をラッチ部材に加えることができる構成要素、組立体又は機構が設けられる。
一実施形態では、ライタは、撓み又は曲げ力をラッチ部材に及ぼすよう構成されていて、それにより、ラッチが撓み又は曲がって、ラッチ部材がアクチュエータの運動を妨害する初期又は休止位置まで戻るその性能を向上させ、又は、ラッチ部材を解錠する力が実質的に時間と共に減少しないようにする。この撓み又は曲げ力を加えることができる手段は、ライタのハウジング又はラッチ部材が撓み又は曲がるようにするよう構成されたラッチ部材の近くのライタの他の構成部品、例えば、点火機構、カム作用面、キャッチ機構などである。一実施形態では、この撓み又は曲げ力は、ラッチ部材が動作可能位置に保持されると加えられる。変形例として又は追加例として、撓み又は曲げ力は、ラッチ部材が作動位置からその初期位置に戻ったときに加えられる。別の実施形態では、例えばばねによる付勢力がラッチに加えられて、ライタの使用完了時にラッチをその初期衝突位置に動かすようにする。
一実施形態のライタは、燃料リザーバを備えたハウジングと、燃料を燃料リザーバから選択的に放出するアクチュエータと、燃料に点火する点火機構と、任意的に用いられるキャッチ機構と、任意的に用いられる解放部材と、ラッチ部材とを有している。アクチュエータは好ましくは、ライタのハウジングに対して運動自在に設けられ、このアクチュエータは、第1の位置から作動位置に動くことができる。アクチュエータは、弁コントローラ及びアクチュエータボタンを有するのがよい。弁コントローラは、弁を作動させるために回動運動を生じる場合がある。一実施形態では、アクチュエータは、ライタの長手方向軸線に沿って動くことができる。点火機構は好ましくは、アクチュエータに結合されていて、アクチュエータの作動により、点火機構が作動するようになっている。
ラッチ部材は、ラッチ部材の停止部がハウジングに衝突してアクチュエータの実質的な運動を困難にする初期妨害位置から、ラッチ部材及び停止部がキャッチ機構によって保持されてこれらがハウジングに衝突しないようになる動作可能位置に動くことができる。ラッチ部材は、アクチュエータに一体的に結合されるのがよい。一実施形態では、ラッチ部材は、アクチュエータと一体に形成される。
一実施形態では、キャッチ機構は、アクチュエータに結合されていて、アクチュエータの作動軸線方向に延びるスカートから形成されている。この実施形態では、スカート又はキャッチ機構、ラッチ部材及びアクチュエータは、アクチュエータをユーザが作動させると、作動軸線に沿って一緒に動く。ラッチ部材は、ラッチをスカートに設けられた開口部を通して動かすことにより、その動作可能位置に保持される。ラッチ部材又はスカートの開口部のうち何れか一方又は両方は、ラッチ部材が、開口部を通って動いた後、動作可能位置に保持されるように構成されたものであるのがよい。ライタは、アクチュエータを押し下げると、ラッチ部材がキャッチ機構から解放されてもはや動作可能位置には保持されないようにする解放機構を更に有している。好ましい実施形態では、解放機構は、ラッチ部材をキャッチ機構から解放するカムを有している。
一実施形態では、ライタは、ラッチ部材の一部にラッチ部材を撓ませ又は曲げてラッチをこれがライタの作動を妨害する位置に戻すのを助ける力を与えるように更に構成されている。
好ましくは、撓み又は曲げのモーメントがラッチ部材に加えられてラッチをその初期妨害位置に戻すのを助けるようになっている。ラッチ部材の撓み又はこれに加えられる曲げモーメントは、ラッチ部材をライタの寿命全体にわたって妨害位置に戻すのを助ける。
かかる撓み又は曲げ運動をラッチ部材に与えてライタの作動後に、ラッチ部材を妨害位置に付勢し又は付勢するのを助ける多くの機構が利用できる。例えば、ラッチ部材は、ラッチを撓ませてラッチが動作可能位置に戻るようにするためにハウジング又はライタの構成部品と相互作用するような寸法形状のものであるのがよい。例えば、点火機構、カム面又は他のライタ構成部品により力をラッチ部材の下方部分に及ぼしてラッチがハウジングに押し付けられるようにしてもよく、ハウジングは、ラッチ部材を撓ませ又は曲げる釣り合い力又は反作用力を及ぼす。ハウジングに当接し、ラッチを曲げる釣り合い力を及ぼす支点として働く突起又は停止部材をラッチ部材に形成するのがよい。アクチュエータを戻し(上方に動かし)、突起又は停止部材がもはや支点として働かない場合、ラッチ部材の底部に加えられた力は、ラッチ部材を妨害位置に戻す。変形例として、又は追加例として、解放機構、特にカムを、ラッチ部材と共に曲げモーメントをラッチ部材に加え又はラッチ部材を撓ませてこれが妨害位置に戻るようにするように構成されたものであってもよい。キャッチ機構は、又、曲げモーメントを加え又はラッチを撓ませてラッチ部材を妨害位置に戻すよう構成されたものであってもよい。別の実施形態では、ばねがラッチをその初期妨害位置に戻すのを助ける力を提供することができる。
本発明の特徴、構造及び作用についての理解を容易にするため好ましい特徴を記載した以下の図面が添付されている。
本発明は、偶発的又は使用意思のない操作に対する抵抗性を高めたライタに関する。図2に示すように、ライタ8は、燃料供給部又は燃料供給源28を保持したハウジング18又は本体部分と、燃料供給部28と連係していて、燃料をこれから選択的に放出する弁30とライタを作動させる選択的に押し下げ可能なアクチュエータ10と燃料に点火する点火機構32とライタを偶発的又は使用意思のない状態で操作するのを困難にするラッチ部材16と、ラッチ部材16を一時的に保持する任意使用のキャッチ機構22(図示せず)及びラッチ部材をキャッチ機構22から解放する任意使用の解放機構14とを有している。
ライタ8の点火機構32は好ましくは、圧電点火機構を有している。ただし、本発明は、特定タイプの点火機構には限定されない。ライタ8用の適当な圧電機構の1つは、米国特許第5,262,697号明細書(発明の名称:Piezoelectric Mechanism for Gas Lighters)に開示されており、かかる米国特許明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。本発明に使用できる点火機構の別の適当なタイプは、イワホリに付与された米国特許第5,468,144号明細書に開示されている。他の点火装置としては、米国特許第5,228,849号明細書及び第6,022,211号明細書に記載されたものが挙げられる。ライタの点火機構及び関連構成部品は、当該技術分野においては周知なので、当業者であれば、ライタ点火システム用の種々の構成部品についてはどのように適当な材料を選択するかについては容易に理解されよう。
ライタ8の燃料供給部28は好ましくは、弁30によって制御され、かかる弁によりユーザは供給部28から選択的に放出することができる。好ましくは、弁30は、アクチュエータ10を作動させることにより制御される。図3、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)、図7(a)及び図7(b)は、本発明の一実施形態のアクチュエータ10、ラッチ部材16、キャッチ機構22及び解放機構14のうち1以上を拡大図で示している。好ましくは、点火機構32及び弁30は、ユーザがアクチュエータ10の作動パッド34を押して燃料ガスを放出すると共にこれに点火するよう構成されている。作用を説明すると、アクチュエータ10を押し下げると、アクチュエータは、点火機構32の頂部を動かし、弁コントローラ11に接触して弁30を動かして燃料を放出する。変形例として、点火機構の一部が、コントローラ11に接触してこれを動かして燃料を放出するようにしてもよい。
図2、図3、図4(a)及び図4(b)に示す実施形態では、アクチュエータ10は、ライタハウジング18の内部に嵌まる下方に延びるスカート36を備えている。ラッチ部材16は好ましくは、アクチュエータ10に一体連結された長手方向に下方に突き出た舌部として形成される。ラッチ部材16は曲がり連結部38を形成するようアクチュエータ10と一体形成されることが好ましい。変形例として、ラッチ部材をアクチュエータとは別個に形成し、ほぼ任意のタイプの連結部、例えば、回動連結部によりアクチュエータに連結してもよい。
好ましくは、ラッチ部材16は、ラッチ部材16がライタハウジングに対し衝突関係にあるとき、アクチュエータ10の作動を妨害する停止部20を更に有するような寸法形状のものである。停止部20を、ライタハウジング18の上方に位置したラッチ部材16の外面にプロフィールとして膨らみ又は段部として形成されたものであるのがよく、したがって、アクチュエータ10の下方運動は、停止部20がライタハウジング18に当接すると共にこれに衝突することによって妨害されるようになっている。当業者であれば、停止部20の多くの変形例を本発明の精神及び範囲から逸脱することなく想到できよう。例えば、ラッチ部材16は、ハウジング18の内面に形成されたタブ又は段部に相当するキャビティを備えてもよい。図2、図4(a)及び図4(b)は、ラッチが、アクチュエータ10の運動を妨害するその初期状態にあるときのラッチ及びライタハウジングを示している。ラッチ16には、これをライタハウジング内へ組み込む際に予荷重を加えるのがよく、したがって、ラッチの弾性がラッチを図2、図4(a)及び図4(b)に示す衝突初期位置に向かって付勢するようになっている。
ライタ8は好ましくは、ラッチ部材16に係合し、これをラッチ部材16がアクチュエータ10の運動をそれほど邪魔しない動作可能位置に保持するキャッチ機構22を有している。図4(a)、図4(b)、図5(a)及び図5(b)に示すように、アクチュエータ10は、下方に延びるスカート36を備えるのがよく、かかるスカートは、部分的にキャッチ機構22を形成することができる。好ましい実施形態では、キャッチ機構22は、ラッチ部材16に近接して設けられた少なくとも1つの下方に延びる舌部6、好ましくは、2つの舌部6から形成されていて、ラッチ部材16をユーザが妨害位置から動作可能位置に動かすと(即ち、ラッチ部材16はもはや、アクチュエータ10の運動を妨害する位置にはない)、キャッチ機構22がラッチ部材16に係合してこれを図5(a)及び図5(b)に示すような動作可能位置に保持するようになっている。
図4〜図7に示す実施形態では、少なくとも1つの可撓性タブの形状をした部材40が、例えば図4(b)及び図5(b)に示すようにラッチ部材16の側縁部から外方に延びていて、ラッチ部材16をユーザが押すと、タブ40がキャッチ機構22を形成しているスカート36の縁部12に接触するようになっている。ユーザが十分な力をラッチ部材16に加えると、キャッチ機構22及び(又は)40が撓み、ついには、タブ40がスカート36の外面46から内面44に移るようになる(これについては、図4(a)〜図5(b)を参照されたい)。タブ40及び(又は)スカート36は、ユーザがラッチ部材16及びタブ40をスカート36中へ押し込むことができるのに十分可撓性であるが、タブ40及びスカート36は好ましくは、例えばラッチ部材16又は他の構成部品又は他の機構からの力に対抗するのに十分剛性であり、したがって、タブ40がユーザがラッチ部材16を解放すると、スカート36の背後の位置に保持されるようになっている。ラッチ部材16を図5(a)及び図5(b)に示すようにキャッチ機構22によっていったんしっかりと定位置に保持すると、ライタは、ラッチがもはやハウジングと衝突せず、ユーザが次にアクチュエータ10を押し下げてライタ8を作動させることができる動作可能位置にある。当業者であれば、ラッチ部材16及びキャッチ機構22は、キャッチ機構22がラッチ部材16に係合してこれを動作可能位置に保持するように多くの方法で寸法決めすると共に構成できることは理解されよう。例えば、可撓性タブは、側部スカート36の縁部12から延びてラッチ部材16を定位置に保持するようになっていてもよい。
ライタ8は好ましくは、ラッチ部材16がキャッチ機構22から離脱するようにする解放機構14を更に有する。解放機構は、ラッチ部材16をキャッチ機構からはずすカム14を有するのがよい。例えば図6(a)、図6(b)に示すように、キャッチ機構22及びラッチ部材16を、ユーザがアクチュエータ10を押し下げるとカム14に接触させ、カムがラッチ部材16をキャッチ機構22から離し又は離脱させるようにする。図4(a)、図5(a)、図6(a)及び図7(a)に示すように、カムは好ましくは、傾斜面42を有している。カム14の傾斜面及び位置は、ユーザがアクチュエータ10を押してライタ8を作動させるとき、ラッチ部材16をキャッチ機構22から解放するのに十分な力を加えるよう構成できる。変形例として、又は追加例として、カム14は又、図5(b)及び図6(b)に示すような傾斜側面24を有してもよく、かかる傾斜側面24により、側部スカート36は、開いて互いに離れ、ラッチ部材16を解放する。カム面24が側部スカート36を開いてこれらを離すと、カム面42は、ラッチの下方端部を動かしてタブが側部スカート36の外面46上に位置するようにする。
カム14は、これがラッチ部材16及びキャッチ機構22に及ぼす力がタブ40をキャッチ機構22の内面44から離脱させるのに十分であるように寸法及び位置が定められている。上述すると共に図6(a)及び図6(b)に示すように、ラッチ部材16の下面26は、ラッチ部材16がカム14を横切って動くと、ラッチ部材16をキャッチ機構22から解放するのを助けるような寸法形状になっているのがよい。好ましくは、互いに接触するラッチ部材16とカム14の表面26,42は、互いに対して摺動可能であるように構成されている。例えば、図9に示すように、ラッチの下面26は、これがユーザがアクチュエータ10を押すと、これは接触するカム面42の角度uにほぼ一致し、又は好ましくはこれと同一の角度αを有するのがよい。
加うるに、カム14以外の構成部品を、解放機構、例えば、点火機構又はハウジングの部分として利用することができる。ラッチは、ラッチをキャッチ機構から解放するのを助けるよう形作られた傾斜下面26を有するのがよい。当業者であれば、解放機構14を、異なる力又はこれら力の組合せをラッチ部材16及びキャッチ機構22に加えるような寸法形状及び形態にすることができることは理解されよう。例えば、解放機構14は、一方の構成部品に力を加え、その後に他方又は解放機構14が力をラッチ部材16に及ぼすが、キャッチ機構22には及ぼさないようにするのがよく、又この逆の関係が成り立つ。さらに、当業者であれば理解されるように、解放機構14によってキャッチ機構22及びラッチ部材16に加えられる力は、図示の場所とは異なる場所で生じるのがよく、或いは、この場合も、解放機構14、ラッチ部材16(タブ40を含む)及びキャッチ機構22の寸法形状及び形態に応じて、同時に又は異なる時点で生じるのがよい。加うるに、図4、図5、図6及び図7の解放機構は、ライタ8の作動中、ライタハウジング18に対し静止状態のままであるが、当業者であれば、解放機構がラッチ及びライタハウジングに対し動くことができることは理解できよう。
当業者であれば理解されるように、連結部38はラッチを初期妨害位置に戻すのに付勢力を及ぼす必要はない。しかしながら、ラッチには、ライタ内への組み込み時に、連結部38のところで曲がるよう予荷重を加えるのがよく、したがって、ラッチは、図4(a)及び図4(b)に示すようにアクチュエータの運動を妨害し又はこれを邪魔する位置に向かって付勢されるようになる。
ライタは、ラッチ部材がライタの寿命全体にわたって妨害位置に戻る性能を向上させるようラッチ部材に加わる別の又は追加の力を有することが好ましい。本発明の実施形態のうちの幾つかでは、この追加又は別の付勢力は、ラッチ部材に与えられる追加の撓み又は曲げモーメントによって得られる。例えば、1又は複数の力をラッチ部材に加えてラッチ部材全体又はラッチ部材の少なくとも一部が撓み、又はこれに曲げモーメントが加わるようにする。ラッチ部材16を撓ませるようラッチ部材に加えられる撓み又は曲げモーメントを得るには例えば、解放機構及び(又は)キャッチ機構を適当な力をラッチ部材16に加えてラッチ部材がライタの寿命全体にわたって妨害位置に戻る性能を向上させるよう構成するのがよい。
アクチュエータを図6(a)及び図6(b)に示すように押し下げると、カム又は解放機構14は、ラッチ部材16の下面26に力を及ぼして、カム14が側部スカート36を広げてタブ40を解放するときにラッチ部材16の底部を外方に撓ませる。アクチュエータ10が図7(a)及び図7(b)に示すようにその初期位置に向かって上方に動くと、解放機構14はラッチ部材16及び側部スカート36から外される。カム14が側部スカート36から外れると、側部スカートとラッチ部材16との間の隙間が閉じる。側部スカートが閉じると、ラッチ部材16のタブ40は、カム面42がラッチの下端部26から外れるとキャッチ機構の外面46上に位置し、ラッチ部材16がその初期位置に向かって上方に戻っているときに、タブ40がキャッチ機構22の外面46に接触してこれに圧接するようになる。タブ40をキャッチ機構22に圧接させることにより、ラッチ部材16の底部に加わる曲げ又は撓み力がラッチを撓ませ又は曲げるようにする。ラッチは、ラッチ部材16がその妨害位置に戻るまで撓み又は曲がる。
ラッチ部材及びキャッチ機構は好ましくは、ラッチ部材がラッチを撓ませるためにキャッチ機構の外面によりラッチのタブに加えられた力の結果として、ユーザからの援助が無ければキャッチ機構には再び係合しないように構成されている。換言すると、ラッチ部材16は好ましくは、その撓みにより得られる力により、ラッチ部材16がユーザからの援助が無ければキャッチ機構22に再び係合することはないように構成されている。
この実施形態では、停止部20は、ハウジングに接触してキャッチ機構22によってラッチのタブ40に加えられた力に反作用する支点50として働くことができる。しかしながら、当業者であれば理解されるように、停止部20以外のラッチ部材の部分がハウジング又はこれに類似した構造体に接触してラッチが妨害位置に自由に動くことができるまで反作用力をもたらす。例えば、ハウジング18の上縁部は、支点として働いて、停止部20をハウジングの上に動かすまで、ラッチ部材16に反作用力を及ぼすことができる。支点を用いる実施形態では、どれでも、支点をラッチ部材16の長さに沿う任意の場所に配置することができる。ただし、支点を連結部38とラッチ部材16を撓ませるためにラッチ部材16に加えられた力との間に位置決めすることが好ましい。
アクチュエータ10がその初期位置に戻ると、ラッチは停止部がその妨害位置に自由に戻ることができるまでその撓み状態で上方に動く。停止部がハウジングの上にいったん位置すると、キャッチ機構により加えられた力は、もはや釣り合いが取られず、ラッチはその妨害位置に動き、ここで、キャッチ機構に更に接触し又はこれには接触しない場合がある。図4、図5、図6及び図7に示す実施形態では、ラッチが図4(a)及び図4(b)の初期位置にあるときのタブ40とキャッチ機構22(舌部6)との間の間隙又は隙間52は、0.1〜0.2mm大であるのがよく、ただし、これらの値は例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
図7(a)及び図7(b)は、ラッチ部材16をその長さ全体に沿って撓んだ状態で示しているが、ライタのラッチ部材及び構成部品を、ラッチ部材をその長さの一部に沿ってのみ撓ませ又はラッチ部材をその長さに沿う多数の場所で撓ませるような寸法形状及び形態に定めてもよい。例えば、機械的停止部20とラッチ下面26との間又は機械的停止部20と連結部38との間の部分、又は他の場所及び部分は、撓むよう構成されたものであるのがよい。
変形例として、キャッチ機構以外のライタの他の部分を用いて曲げ又は撓み力をラッチに及ぼしてもよい。曲げ又は撓み力を、ラッチをキャッチ機構から解放し又は押し放すときにラッチに及ぼしてもよく、或いは、その妨害位置に向かうその上方移動中にラッチに及ぼしてもよい。例えば、解放機構14は、ラッチ部材16がキャッチ機構から解放された時点からアクチュエータ10がその初期位置に戻るまで、引き続き外向きの力をラッチ部材16の下面26に及ぼすように構成されたものであってよい。当業者であれば、ラッチ部材16、タブ40、側部スカート36、カム14及び種々の他の構造部材の寸法及び形状の多くの変形例を想到して本発明の精神及び範囲から逸脱することなく力をラッチに加えてラッチを撓ませ又は曲げるようにすることができる。
例えば、図8(a)に示す実施形態では、ラッチ部材を動作可能位置に動かし、図示していないキャッチ機構によって定位置に保持する。ユーザが図8(b)に示すようにアクチュエータ10を押し下げると、ラッチ116の下方部分126は、圧電形点火機構132の部分158に接触し、外向きの力を下面126に及ぼしてタブ140(図示せず)をキャッチ機構(図示せず)から離脱させることによりラッチ116をその動作可能位置から離脱させる。ラッチ部材をいったんその動作可能位置から離脱させると、圧電形点火機構は、力をラッチ116に加え続けてラッチを外方に動かし、ついには、アクチュエータがその非作動又は初期位置にほぼ完全に戻るようになる。
圧電形点火機構によりラッチ部材116に加えられる力は、ラッチ部材がライタハウジング118に押し付けられるときに支点150として作用する停止部材120によって打ち消される。ラッチ部材116は、撓み又は曲がり、それにより、ユーザがライタを用いて用を足した後、ラッチ部材が妨害位置に戻りやすくする。アクチュエータ及びラッチ部材が上方に移動すると、停止部材120は最終的には、ライタハウジング118の上方を通り、ラッチ部材116は、圧電形点火機構によりラッチに加えられた力によりその初期位置(図8c)に動かされる。別の表現をすると、ラッチ部材の撓みにより、アクチュエータがその初期位置又は休止位置に戻った後、ラッチ部材を施錠位置に戻るようにする反力が生じる。
当業者には理解されるように、ラッチ部材116に加えられる力は、ラッチ部材に沿う任意の場所、例えば、図8(b)に示すように停止部材20の下に位置する場所に加えられる。しかしながら、力はラッチの下端部126の近くの場所に加えられることが好ましい。さらに、他のライタ構成部品又は追加の構造体も又、圧電形点火機構に代えて、ラッチ部材を妨害位置を取るよう撓ませるように構成されたものであるのがよい。
ラッチ部材16をその初期妨害位置に戻す追加の付勢力も又、図9に示すようにばね45によって得ることができる。当業者には容易に理解されるように、ばね45は、ラッチ部材16をキャッチ機構22から永続的に離脱させるのに足る力を及ぼすわけではないが、ラッチ部材16をその妨害位置に向かって付勢するのに十分な力をもたらすよう構成されたものであるのがよい。使用できるタイプのばねの例としては、板ばね、捩りばね(トーションスプリング)又はコイルばねが挙げられる。ただし、特定タイプのばねが他にも勝って好ましいというわけではない。ばね45は又、追加の構造部材と組合せ状態で働いてラッチ部材16を例えば本明細書において説明した実施形態のうちの任意の場合のように、その妨害位置に向かって付勢してもよい。例えば、ばね45を上述の実施形態において説明したように力をラッチ部材に加えるカム14又はキャッチ機構22と組み合わせて利用できる。
ラッチ部材16をキャッチ機構22から自由にする解放機構14とキャッチ機構22とラッチ部材16との間の相互作用は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく多くの方法で達成できる。例えば、解放機構14は、ラッチ部材16が妨害位置にあると共にライタ8が使用されていないときでさえも、解放力を常時ラッチ部材16に加えるよう構成されたものであるのがよい。この実施形態では、解放機構14は、ラッチ部材16に加えられた力がラッチ部材16をキャッチ機構22から永続的に解放するのは不十分であるが、アクチュエータ10をユーザが押すと増大することができるよう構成されたものであるのがよい。
図10(a)〜図10(h)に示す更に別の実施形態では、キャッチ機構222は、ライタハウジング218に対し静止状態のままである。図10(a)及び図10(b)では、ラッチ216は、停止部220がハウジング216を妨害し、タブ240がキャッチ機構222の外面246上に位置するその初期妨害位置で示されている。この実施形態では、キャッチ機構222は、細長いスロット248を有し、ラッチ部材216は、ユーザが内方にこれを押すと、かかる細長いスロットを通って挿入される。図10(c)及び図10(d)に示すように、ラッチ部材216、特に、タブ240は、キャッチ機構222、特に、タブ保持部材243にスロットル248の頂端部のところで係合し、したがって、ラッチ部材216が動作可能位置に保持されるようになる。ユーザがアクチュエータ210を押すと、ラッチ部材216は、ラッチ部材216が図10(e)及び図10(f)に示すように解放機構214に接触するまでキャッチ機構222の内面に沿って移動する。
アクチュエータをユーザが更に押すと、解放機構214は、ラッチ部材216をキャッチ機構222から解放してラッチを撓ませる力を及ぼす。
アクチュエータ210がその初期位置に向かって上方に動くと、ラッチ部材216、特にタブ240は、キャッチ機構222の外面246に沿って動いてラッチ216を図10(g)及び図10(h)に例示するように撓ませ、ついには、ラッチ部材216がその妨害位置に戻るようになる。この実施形態では、キャッチ機構222のスロット248は、ラッチ部材216がスロット248に係合するスロット248の部分及び(又は)ラッチ部材がスロットから外れる部分のところでは高い可撓性又は柔軟性を示すように構成されるのがよく、他方、ラッチ部材216がその初期妨害位置に戻っているときに、ラッチ部材がキャッチ機構222に再び係合するのを阻止するより剛性の部分を有する。当業者には理解できるように、タブ、ラッチ部材及びキャッチ機構の形状、大きさ、形態、材質及び寸法は、ラッチ部材に加わってこれを保持したり解放するための力を特定の設計基準及び要請に合わせて設定でき、構成部品がアクチュエータパッドの運動中、所望の時点及び所望の場所で所望の力を受けて相互作用し互いに離れるように設計されたものであるのがよい。
本発明は、上述の構造には限定されず、むしろ、妥当な変形例は全て、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に属するものである。例えば、当業者であれば、キャッチ機構及びラッチ部材は、アクチュエータをいったん作動させると、ラッチ部材をキャッチ機構から解放できるようにしながら、ユーザによって所望された場合にはラッチ部材を動作可能位置に保持するよう多くのやり方で寸法決めされると共に構成できる。加うるに、図示すると共に本明細書において説明した機構以外の機構を用いて撓み又は曲げモーメントをラッチ部材に加えてラッチがライタの寿命を通じてその妨害位置に戻るのを助けるようにすることができ、かかる機構は、本発明の精神及び範囲に属するものである。さらに、上述の実施形態を改造して、一実施形態の幾つかの特徴を別の実施形態の特徴と共に用いるようにしてもよい。例えば、ばねを撓みラッチ部材と組み合わせて用いて、アクチュエータをユーザが解放した後、ラッチ部材が妨害位置に戻るのを一段と助けるようにしてもよい。本発明はその真の精神及び範囲に属するかかる全ての改造例及び実施形態を包含するものである。
ラッチがアクチュエータパッドに結合された従来型ライタの拡大部分断面図であり、ラッチが初期妨害位置にある状態を示す図である。 ラッチがアクチュエータパッドに結合された従来型ライタの拡大部分断面図であり、ラッチが動作可能位置にあるのを示す図である。 ラッチがアクチュエータパッドに結合された従来型ライタの拡大部分断面図であり、アクチュエータパッドが、ライタの点火のために作動された状態を示す図である。 ラッチがアクチュエータパッドに結合された従来型ライタの拡大部分断面図であり、連結部が初期状態から弱められた状態を示す図である。 分かりやすくするために幾つかの部分を省いた状態の本発明の一実施形態のライタの断面図である。 本発明の実施形態のアクチュエータ、キャッチ機構及びラッチの拡大図である。 本発明の実施形態に従って構成されたライタの拡大部分断面図であり、ラッチ部材が妨害位置にある状態を示す図である。 図4(a)のライタの拡大部分側面図である。 図4(a)及び図4(b)のライタの拡大部分断面図であり、ラッチ部材が動作可能位置にある状態を示す図である。 図5(a)のライタの拡大部分側面図である。 図4(a)及び図4(b)のライタの拡大部分断面図であり、ラッチ部材が作動位置にある状態を示す図である。 図6(a)のライタの部分側面図である。 図4(a)及び図4(b)のライタの拡大部分断面図であり、ラッチ部材が、その初期妨害位置に向かって上方に戻っている状態を示す図である。 図7(a)のライタの部分側面図である。 本発明の別の実施形態に従って構成されたアクチュエータ及びラッチ部材を有するライタの拡大部分断面図であり、ラッチが動作可能位置にある状態を示す図である。 図8(a)のライタの拡大部分断面図であり、アクチュエータがライタの点火のために作動された状態を示す図である。 図8(a)のライタの拡大部分断面図であり、アクチュエータ及びラッチが初期妨害位置に戻った状態を示す図である。 本発明の別の実施形態のライタの拡大部分断面図であり、ばねがラッチ部材を妨害位置に向かって付勢している状態を示す図である。 本発明のライタの別の実施形態の拡大部分断面図であり、キャッチ機構がハウジングに対して静止したままである状態を示す図である。 図10(a)のアクチュエータ、ラッチ部材及びカム組立体の拡大部分側面図である。 図10(a)のライタの拡大部分断面図であり、ラッチが動作可能位置にある状態を示す図である。 図10(c)の拡大部分側面図である。 図10(a)のライタの拡大部分断面図であり、アクチュエータが押し下げられた状態を示す図である。 図10(e)の拡大部分側面図である。 図10(a)のライタの拡大部分断面図であり、ラッチ部材がその初期位置に向かって上方に戻っている状態を示す図である。 図10(g)の拡大部分側面図である。

Claims (13)

  1. ライタであって、
    燃料供給部を備えたハウジングと、
    燃料に点火するための点火機構と、
    前記燃料供給部から燃料を放出し、前記点火機構を作動させるためのアクチュエータと、
    該アクチュエータと一体的に連結され、上端部と、下端部と、妨害部分とを備えたラッチ部材とを有し、該ラッチ部材は、
    前記上端部が前記アクチュエータと結合され、
    前記ラッチ部材が前記アクチュエータの運動を妨害する妨害位置と、前記ラッチ部材が前記アクチュエータの運動を妨害しない動作可能位置との間を移動することができ、
    前記ラッチ部材を付勢して前記妨害位置に戻すため、その運動の一部において、前記ラッチ部材の少なくとも一部を撓ませるように構成された撓み機構と、
    前記ラッチ部材が前記妨害位置に向けて更に付勢されるように、前記ラッチ部材の少なくとも一部に追加の力を与えるように構成された付勢手段と、
    前記ラッチ部材が前記妨害位置から前記動作可能位置に移動されたときに前記ラッチ部材を受け入れて維持するように構成されたキャッチ機構と、
    前記ラッチ部材を前記キャッチ機構から離脱させる解放機構とを有する、
    ライタ。
  2. 前記解放機構は、前記ラッチ部材を前記キャッチ機構から解放するために、前記ハウジング内に設けられたカムを有する、請求項1記載のライタ。
  3. 前記カムが、前記ラッチ部材を解放するための少なくとも1つの角度のついた側面を有する、請求項2記載のライタ。
  4. 前記カムは、ユーザが前記ライタを作動させるように前記アクチュエータを押したときに、前記ラッチ部材を前記キャッチ機構から解放する角度のついた面を有する、請求項2記載のライタ。
  5. 前記付勢手段が前記ラッチ部材に作用する追加の曲げモーメントである、請求項1記載のライタ。
  6. 前記ラッチ部材は、前記アクチュエータとの連結部に隣接する前記ラッチ部材の一部が前記付勢力を作るように撓むように、構成されている、請求項1記載のライタ。
  7. 前記ラッチ部材及びハウジングが前記付勢力に作用するように構成されている、請求項1記載のライタ。
  8. 前記解放機構が、前記ラッチ部材を撓ませるため、前記ラッチ部材の前記下端部に前記付勢力を与える、請求項1記載のライタ。
  9. 前記付勢力が前記ラッチ部材の一部を撓ませる、請求項1記載のライタ。
  10. 前記ラッチ部材及び解放機構は、前記ラッチ部材が前記キャッチ機構からの係合を解かれた後、前記ラッチ部材が前記キャッチ機構の外面に残って前記付勢力を前記ラッチ部材に加えるように、構成されている、請求項1記載のライタ。
  11. 前記カムは、前記ラッチが前記妨害位置に戻るまで前記付勢力を前記ラッチ部材の前記下端部に加えるように、構成されている、請求項記載のライタ。
  12. 前記ラッチ部材は、前記ラッチ部材が前記妨害位置にあるときに前記アクチュエータの運動をより困難にする停止部を有する、請求項1記載のライタ。
  13. 前記キャッチ機構は、前記アクチュエータから下方に突き出た少なくとも1つの側部スカートを有する、請求項1記載のライタ。
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