JP4382280B2 - トランスポートファクションにおける遅延データフレーム検出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に無線通信分野に属し、特により明確にはトランスポートファンクション(transport function)における遅延データフレームの検出に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信分野は、例えばコードレス電話,ぺ一ジング,無線ローカルループおよび衛星通信システムを含む多くの応用分野を有する。特に重要な応用分野は移動加入者用のセルラ電話システムである。(この中で使用しているように、専門語“セルラ”システムはセルラおよびPCS周波数の両方を包含している)。種々の放送インターフェイスが、例えば周波数分割多重アクセス(FDMA),時分割多重アクセス(TDMA)および符号分割多重アクセス(CDMA)を含むセルラ電話システム用に開発された。これに関連して、種々の国内および国際基準類は、例えば進歩した移動電話サービス(AMPS)、移動体用のグローバルシステム(GSM)、および仮基準95(IS−95)を含んで制定された。特に、IS−95とその派生物のIS−95A,IS−95B,ANSIJ−STD−008,IS−99,IS−657,IS−707等(この中ではしばしばIS−95として集合的に参照される)は、電気通信工業協会(TIA)および他の周知の基準団体により公布される。
【0003】
IS−95基準の使用に従って構成されたセルラ電話システムは高度に能率的でたくましいセルラ電話サービスを提供すべくCDMA信号処理技術を使用している。本質的にIS−95基準に従って構成された模範的セルラ電話システムは米国特許番号5,103,459に記述されており、この特許は本発明の譲受人に譲渡され、引用されて完全にこの中に組み込まれる。前述の特許は、送信、即ち順方向リンク,CDMA基地局での信号処理を説明している。典型的な受信、即ち逆方向リンク,CDMA基地局における信号処理は米国出願番号08/987,172−1997年12月9日に出願され、マルチチャネル・デモジュレータとタイトルを付けられている−この出願は、本発明の譲受人に譲渡され、引用されて完全にこの中に組み込まれる。CDMA方式では、放送のパワー制御はきわめて重要な論点である。CDMA方式の模範的なパワー制御は米国特許番号5,056,109に記述されており、これは本発明の譲受人に譲渡れ、引用されて完全にこの中に組み込まれる。
【0004】
CDMA放送インターフェイスを使用した第1の利点は、通信が同じRFバンドで行われることである。例えば、与えられたセルラ電話システムにおける各移動加入者ユニット(代表的にセルラ電話機)はRFスペクトラムと同じ1.25MHzによる逆方向リンク信号を送信することにより同じ基地局と通信することができる。同様に、そのようなシステムの各基地局はRFスペクトラムのもう1つの1・25MHzによる順方向リンク信号を送信することにより移動体ユニットと通信することができる。
【0005】
同じRFスペクトラムによる送信信号は、例えばセルラ電話システムの周波数再使用の増加および2つ以上の基地局間のソフトハンドオフを処理する能力を含む種種の利益を提供する。増加した周波数の再使用は、より多数の呼がスペクトラムの与えられた量を超えて導かれることを可能にする。ソフトハンドオフは1つの移動体ユニットが同時に2つの基地局とインターフェイスすることを意味する2つ以上の基地局の管轄領域から移行する際の強力な方法である。(対照的にハードハンドオフは第2の基地局とのインターフェイスを確立する前に第1の基地局とのインターフェイスを終結させることを意味する。)ソフトハンドオフを実行する典型的な方法は、米国特許番号5,267,261に記述されており、これは本発明の譲受人に譲渡にされ、引用されて完全にこの中に組み込まれる。
【0006】
IS−99およびIS−707基準類(以後まとめてIS−707と呼ぶ)の下では、IS−95追従の通信システムは音声通信およびデータ通信の両サービスを提供することができる。データ通信サービスは1つの受信器および1つ以上の送信器とのRFインターフェイスを使用してディジタルデータを交換することができる。IS−707基準を使用して典型的に送信されるディジタルデータのタイプの例はコンピュータファイルおよび電子メールを含む。
【0007】
IS−95基準およびIS−707基準の両方に従って、無線端末と基地局との間のデータ交換はフレーム内で処理される。データ伝送中にフレームが成功裡に送信される可能性を増大させるために、IS−707は成功裡に送信されたフレームを追跡するため、またフレームの送信が不成功のときフレーム再送信を行うため、無線リンクプロトコル(RLP)を使用する。IS−707では再送信は3回まで行われ、フレーム送信が成功したことを確認するための追加ステップを取ることはより高位のレイヤ・プロトコル(layer protocols)の責任である。
【0008】
フレームが成功裡に送信されたことを追跡するために、IS−707は送信された各フレームにおけるフレームヘッダとして含まれるべき8ビットのシーケンス番号を要求する。シーケンス番号は0から256まで各フレームごとに増大され、その後0にリセットされる。送信が不成功だったフレームは順番外のシーケンス番号を有するフレームが受信されるとき検出され、あるいはエラーはCRCチェックサム情報または他のエラー検出法を使用して検出される。一度送信不成功フレームが検出されると、受信器は受信しなかったフレームのシーケンス番号を含む送信システムにネガティブアックノリッジ(negative-acknowledgment)メッセージ(NAK)を送信する。その後送信システムは初めから送信されたようなシーケンス番号を含むフレームを再送信する。もし再送信されたフレームが成功裡に受信されないと、第2のネガティブアックノリッジメッセージが送信システムに送られる。送信システムは失敗送信のコントローリングアプリケーションまたはネットワーク・レイヤを通知することによって典型的に応答する。
【0009】
IS−95AおよびIS−707の下では、20ミリセカンド(ms)ごとに1回、フレームが送信される。従って、8ビットのシーケンス番号は5秒間隔で送信された256フレームを追跡することができる。5秒は、失敗送信フレームを検出し、再送信を行うのに全く十分であり、従って8ビットのシーケンス番号はフレーム再送信に十分な時間を供給する。このように、再送信フレームはそれによって8ビットのシーケンス番号が繰り返されるシーケンス“ラップアラウンド(wrap-around)”によって引き起こされるあいまいさ無しに独特に確認されることができる。
【0010】
しかしながら、IS−95AおよびIS−707の最初の開発以来、追加のプロトコル類および基準類が提案され、データをより高速に送信できるものが開発された。典型的に、これらの新しいプロトコル類および基準類は、既存のシステムおよび基準類との互換性をできるだけ大きく保つためにIS−95AおよびIS−707と同じフレーム構成を使用している。それでも既存の基準類およびシステムとの互換性を保つことが望ましいとは言え、これらの高速プロトコルおよび基準類内のフレームと同タイプのフレームを使用することは本質的に与えられた時間内に送信されるフレーム数を増加させる。例えば、もし送信レートが4倍に増加すれば、以前は5秒を要した256フレームの送信に必要な時間は1.25秒に減少される。1.25秒の時間は失敗したフレーム送信を検出し、8ビットのシーケンス番号を繰り返す前に再送信を試みるのに全く十分である。このように、8ビットのシーケンス番号の使用は、望ましい再送信シーケンスを行うのに必要な時間で独特なフレーム確認をさせるには不十分である。
【0011】
周知のプロトコル,無線リンクプロトコル(RLP)は大気中送られた(sent over the air) フレームに含まれた8ビットのシーケンスカウンタを使用する。8ビットは、受信器と送信器の両方で内部に保持された12ビットカウンタの最下位のビットを表す。12ビットカウンタは大気中送られた8ビット番号に基づいて最新のものにされる。遅延フレームが問題を呈することは当然である。もし多重フレームが送信器から同時に送られ、受信器で互いに遅延するだけならば、12ビットカウンタは間違って最新のものにされ、またRLPは失敗するであろう。
【0012】
シーケンス番号のビット数が増加される一方で、そのような増加はフレームフォーマットに実質上の警報を出し、したがって既存のシステムおよび基準類との実質的な互換性を保持するゴールを侵害する。さらにシーケンス番号におけるビット数の増加は、利用可能なバンド幅をむだにする。従って、シーケンスカウンタを表すために使用されるビットの数を増加するような従前の解決策は、送信当りの付加的費用を導入させ、トランスポートサービスの正味のスループットを減少させるので、不適当である。このゆえに、シーケンス番号として使用されるビット数を修正すること無しにシーケンス番号レンジを拡張する方法を提供することが望ましい。このような方法は、シーケンス番号から遅延フレームとして引き出された極端に大きい数の紛失データフレームを判断するのに好都合であり、それによってトランスポートファンクションのスループットを増加させる余地がある。このように最小数のビットを使用してトランスポートファンクションにおける遅延フレームを検出する効率的な方法が必要となる。
【0013】
本発明は最小数のビットを使用してトランスポートファンクションにおける遅延フレームを検出する効率的な方法に関するある。それゆえにフレームが送信器から受信器に送られるトランスポートファンクションにおける遅延データフレームの検出方法は、受信フレームのための比較のステップ,あらかじめ定めちれた閾値を有するフレームシーケンシングカウンタ番号,受信フレームのヘッダから引き出されているフレームシーケンシングカウンタ番号,そしてもしフレームシーケンシングカウンタ番号が閾値を超えるならば受信フレームを遅延フレームとして検出する比較ステップを含んでいる。発明の1局面において、データ送信システムは1台の送信器,この送信器からデータフレームを受けるためのインターフェイスを経由して送信器と接続された1台の受信器,およびフレームシーケンシングカウンタ番号をあらかじめ定めた閾値と比較するため受信器に収容されたプロトコル処理要素,データフレームのヘッダから引き出されるフレームシーケンシングカウンタ番号,もしフレームシーケンシングカウンタ番号が閾値を超えると遅延データフレームを検出するプロトコル処理要素を含んでいる。
【0014】
【発明の実施の形態】
下記の実施例は、IS−707およびIS−95基準類のCDMA信号処理技術を使用して動作する個人通信システムに属する。本発明は特にそのような通信システム内での使用に適していると同時に、本発明がフレームまたはパケットによってデータを送信し、無線通信システムと有線通信システムの両方および衛星−基地通信システムを含む種々の他のタイプの通信システムに使用されてもよいことが理解される。その上、説明の至る所に種々の周知のシステムがブロックの形で述べられている。これは開示を不必要にあいまいにするのを避けるためになされている。
【0015】
無線電話通信用の各種セルラ方式は放送インターフェイスを経由して移動体ユニットと通信する固定基地局を使用する。このようなセルラ方式は、例えばAMPS(アナログ),IS−54(北米TDMA),GSM(移動通信用グローバルシステムTDMA),およびIS−95(CDMA)を含んでいる。好ましい実施例ではセルラ方式はCDMAシステムである。
【0016】
図1に示すように、CDMA無線電話システムは一般に複数の加入者ユニット10,複数の基地局12,1つの基地局コントローラ(BSC)14,および1つの移動交換センタ(MSC)16を含んでいる。MSC16は旧来の公衆電話交換網(PSTN)18とインターフェイスして構成される。MSC16はまたBSC14とインターフェイスして構成される。BSC14はバックホール・ライン(backhaul line)で各基地局12と接続される。バックホール・ラインは、例えばE1/T1,ATM,またはIPを含むいくつかの周知のインターフェイスのどれかにより構成されてもよい。システムには1つ以上の基地局14があり得ることは理解されるべきである。各基地局12は好都合にも少なくとも1つのセクタ(図示せず)を含み、各セクタは基地局12から放射状に遠ざかる特定の方向を指示する1つのアンテナを含んでいる。あるいはまた、各セクタはダイバーシティ受信用の2本のアンテナを含んでもよい。各基地局12は好都合にも複数の周波数割当(各周波数割当は1.25MHzスペクトラムから成る)をサポートするように設計されてもよい。1セクタの(intersection)および周波数割当はCDMAチャネルとして参照されてもよい。基地局12はまた基地局トランシーバ・サブシステム(BTSs)12として知られる。あるいは“基地局”は工業において1つのBSC14および1つ以上のBTS12に集約的に参照され、これらのBTS12はまた“セルサイト”12を表示してもよい。(あるいはまた、与えられたBTS12の個々のセクタはセルサイトと呼ばれてもよい。)。移動加入者ユニット10は代表的にセルラ電話機10であり、そしてセルラ電話システムは好都合にもIS−95基準の使用に従って構成されたCDMAシステムである。
【0017】
セルラ電話システムの代表的な動作中、基地局12は移動体ユニット10のセットから複数組の逆方向リンク信号を受信する。移動体ユニット10は、電話通信または他の通信を処理している。与えられた基地局12で受信された各逆方向リンク信号はその基地局12内で処理される。結果として生じたデータは、BSC14に転送される。BSC14は呼の発信源の位置と基地局12間のソフトハンドオフのオーケストレーション(orchestration)を含む移動性管理機能を供給する。BSC14はまた受信データをMSC16に発送し、MSC16はPSTN18とインターフェイスするための付加的なルーティングサービスを供給する。同様に、PSTN18はMSC16とインターフェイスし、MSC16はBSC14とインターフェイスし、BSC14は複数組の移動体ユニット10に複数組の順方向リンク信号を送信するために基地局12を順番に制御する。
【0018】
下記の実施例において、アルゴリズムは大気中送られたフレームを数えるために8ビットのシーケンス番号を周知の技術の無線リンクプロトコル(RLP)に従って12ビットのシーケンス番号にマッピングする働きをする。アルゴリズムは好都合にもRLPソフトウェア命令およびマイクロプロセッサとともに実行される。一実施例において、RLP構成要素は1つの基地局12に属してもよい。あるいはRLP構成要素は1つのBSC14に属してもよい。これらの技術はRLPアルゴリズムがBSC14または基地局12内で使用されるばかりでなく、多重データフレームが特殊な処理期間に受信されるどのトランスポートレイヤにおいても使用されるということの真価を認める。
【0019】
図2には、模範的な実施例に従って構成された2つの通信システムがブロックの形で図示されている。高速通信は送信器50から受信器52に導かれる。典型的な構成では、送信器50は1つの基地局12に位置し、受信器52は1つの無線端末10内にあるが、この配置は逆であってもよい。送信器50内では、制御システム54は入出力装置(I/O)56からデータフレームを受信して、このデータを符号器58に供給する。符号器58は通常の符号化を行い、ディジタル変調器60で受信されるコードシンボルを発生する。ディジタル変調器60は1つ以上のバイナリ・チャネルコードおよび1つ以上のバイナリ拡張コードを有するコードシンボルにダイレクトシーケンス変調を行い、無線通信周波数(RF)送信器62によって受信されるチップドシンボル(chipped symbols)を産出する。チップドシンボルはRF送信器62によって搬送周波数帯にアップ変換され、ダイプレクサ66経由でアンテナシステム64から送信される。
【0020】
ディジタル変調およびRFアップ変換を行う種々の方法および装置が使用され得る。持に有用な方法および装置のセットは、出願中の次の米国出願に記述されている。即ち出願番号08/431180,表題「METHODANDAPPARATUSFORPROVIDINGVARIABLERATEDATAINACOMMUNICATIONSSYSTEMUSINGSTATISTICALMULTIPLEXING(統計的多重化を使用した通信システムにおける可変レートデータを供給する方法および装置)」1995年4月28日提出、出願番号08/395,960,表題「METHODANDAPPARATUSFORPROVIDINGVARIABLERATEDATAINACOMMUNICATIONSSYSTEMSUSINGNON−ORTHOGONALOVERFLOWCHANNELS(非直交オーバーフローチャネルを使用した通信システムにおける可変レートデータを供給する方法および装置)」1995年2月28日提出;および出願番号08/784,281,表題「HIGHDATARATESUPPLEMENTALCHANNELFORCDMATELECOMMUNICATIONSSYSTEM(CDMA電気通信システム用の高速データ付加チャネル)」1997年1月15日提出;これら出願のそれぞれは、本発明の譲受人に譲渡され、引用されることより完全にこの中に組み込まれる。上記参照特許出願のあるものは、順方向リンクに導入され、したがって送信器50との使用にさらに適しており、また他のものは逆方向リンクに導入され、したがって受信器52との使用にさらに適していることが理解される。
【0021】
例示的な実施例において、アンテナシステム64から送信されたデータは8ビットのシーケンスフィールド(SEQ番号)72,再送信フラグ74,およびデータフィールド76を含むフレーム70に従ってフォーマットされている。フレーム70は本発明には特に関係がないため図示されていない他のフィールドを含んでもよい。好ましい実施例では、フレームは本質的にIS−707基準に定義されたフレーム構造に従って、また再送信フラグ74を付加してフォーマットされる。
【0022】
データフレームを通常の方法で符号器58に供給するために、制御システム54はフレームバッファ55内にフレームを蓄積し、インデックス値L_V(S)を最新のものにする。フレームバッファ55およびインデックス値L_V(S)は、メモリシステム内に蓄積されることが好ましい。好ましい実施例では、インデックス値L_V(S)は12ビットのシーケンス番号であり、それは後でさらに詳しく述べるように各フレームの送信後に増大される。インデックス値L_V(S)の最下位の8ビットはフレームのシーケンスフィールド72内に配列される。
【0023】
受信器52内では、RF受信器80はフレーム70がアンテナシステム82およびダイプレクサ84を使用して送信されるRF信号をダウン変換およびでディジタル化する。ディジタル復調器86は必要なバイナリコードを使用してダウン変換された信号すなわち“べ一スバンド”の信号を復調し、復号器88によって受信されるソフトデシジョン(soft decision)データを発生する。復号器88は、コントローラ91に供給するハードデシジョンデータ90を産出して、最大の可能性のあるトレリス(trellis),またはビタビ、復号を実行する。
【0024】
コントローラ91は、ハードデシジョンデータ90を使用してフレーム70を作り変え、そして後でさらに詳しく述べるような再配列バッファ92とNAKリスト94のようなSEQ番号,インデックス値L_V(N),およびL_V(R)を使用して、該フレームが既に受信されていたフレームに対して順々に受信されていたかどうかを決定する。
【0025】
もし、コントローラ91が、フレームは既に受信されていたフレームに対して順々でなく受信されていたと決定すると、またはもしフレームが誤って受信されると決定すると、それは符号器95によって受信されるネガティブ−アックノリッジメント(NAK)メッセージを作成する。符号器95はなるべくならIS−95リバースリンクに従って、ディジタル変調器97によって変調されたダイレクトシーケンス拡張スペクトラムであるコードシンボルを生成するために畳み込み符号化を行い、またチップドシンボルはRF送信システム98によってアップ変換されそしてダイプレクサ84を経由してアンテナシステム82からNAK83として送信される。NAKされたフレーム用のL_SEQはNAKリスト94内に蓄積される。
【0026】
再び送信器50を参照すると、RF受信器67はアンテナシステム64およびダイプレクサ66を経由してRF信号を受信する。RF受信器67はRF信号をダウン変換およびディジタル化し、ディジタル復調器68を使用して復調されるサンプルを産出する。復号器69はディジタル復調器68からのソフトデシジョンデータを復号化し、そして制御システム54は復号器69からハードデシジョンデータを受信し、それによってハードデシジョンデータに含まれている受信器52からのNAK83を検出する。
【0027】
制御システム54はNAK83を受信し、送信フレームバッファ55からNAKされたフレームを回収する。回収されたフレームは上述したように(最初のシーケンス番号を含んで)最初の送信に従って再送信される。
【0028】
1実施例に従って使用されるときの、フレームバッファ55,再配列バッファ92およびインデックスL_V(S),L_V(N),およびL_V(R)の構成は図3に示されている。送信フレームバッファ55内では、既に送信されたフレームは一度隠され(shaded)、送信されるべきフレームはクリアされる。好ましい実施例では、インデックスL_V(S),L_V(N),およびL_V(R)は12ビット番号である。インデックスL_V(S)は送信されるべき次フレームのシーケンス番号に設定される。フレームが実際に送信される時、フレームの8ビットSEQ番号はインデックスL_V(S)の最下位の8ビットに設定される。
【0029】
再配列バッファ92内では、インデックスL_V(R)は期待される新しい次のフレームの12ビットシーケンスに設定される。インデックスL_V(N)は順送りのためにまたは処理がなお未決定であるために必要な次フレームの12ビットシーケンスに設定される。NAK83の予定された番号が対応するフレームを受信せずに送られた時には、試みられたフレームの処理は終結され、紛失フレームを持ったデータは例えばトランスポートレイヤのようなより高位のレイヤプロトコルに変化される。NAKされたフレーム96a乃至96cは、すべてをひっくるめてL_V(N)と(L_V(R)−1)MOD4096との間のシーケンス番号を持って受信され得る。
【0030】
図4において、フロー図は1実施例に従って実行された通信中の送信器50および受信器52の動作を説明している。送信はステップ100で送信器で始まり、受信器での受信はステップ101で起こる。ステップ102では、初期化が行われ、その間インデックスL_V(S)は送信器50内でゼロに設定され、L_V(R)は受信器52内でゼロに設定される。
【0031】
ステップ108で、データが送信可能な時、フレームのSEQ番号はインデックスL_V(S)の最下位の8ビットに設定されており、またフレームV(S)として参照されているフレームのSEQ番号を有しており、送信器50はこのフレームを送信する(点線で示す)。さらに、再送信フラグはフレームが新しく送信されたフレームであることを示すゼロに設定される。ステップ112で、インデックスL_V(S)はMOD4096に増加され、そしてステップ113で送信器は受信器52から送信されたいずれのNAKメッセージに対しても受信処理を行う。1実施例において、どのデータも利用不能である時、最近のSEQ番号を有している“無効”フレームはデータが利用可能になるまで繰り返し送られてもよい(無効送信は示されていない)。
【0032】
ステップ130で送信器50はNAK83が受信されたかまたは未決定であるかを決定し、そしてもしそうならNAKされたフレームはNAKメッセージに含まれた長いシーケンス番号を使用して送信フレームバッファから回収され、ステップ132で最初のSEQ番号とともに再送信され、そして再送信フィールドはゼロにセットされる。いったんフレームは未決定を再送信されるかまたは受信したNAK83がクリアされると、その後ステップ113で処理が続く。
【0033】
もしNAKメッセージが受信されないかまたは未決定でないならば、送信器はステップ108に戻り、処理は続く。
【0034】
受信器52内では、ステップ101で処理が始まり、またステップ106でL_V(S)が送信器50から受信される。ステップ110で、受信器52は送信器50からステップ108(新しい送信)またはステップ132(再送信)のどちらかで送信されたフレームを受信し、そしてステップ114で受信器52は受信したフレームが再送信されたフレームか新しいフレームかを決定するためにフレームの再送信フラグの状態を調べる。もしフレームが再送信フレームであれば、再送信処理がステップ116で行われ、そしてその後受信器はステップ110に戻る。もしフレームが再送信フレームでないならば、フレームの最初の送信処理がステップ120で行われ、そしてその後ステップ110が再び行われる。
【0035】
図5において、フローチャートは1実施例に関する図4のステップ120の期間、フレームの最初の送信を処理する時の受信器52の動作を示している。最初の送信処理はステップ150で始まり、そしてステップ152でL_SEQは次式に従って設定される。
【0036】
L_SEQ={L V(R)+[256+SEQ V(R)]MOD256}MOD4096,(1)ここでV(R)はL_V(R)の最下位の8ビットであり、またSEQは処理されているフレームのSEQフィールドに含まれるシーケンス番号である。ステップ154でL_SEQがL_V(N)以下かどうか、またフレームが再配列バッファ92に蓄積されたかどうかが決定される。もしそうなら、ステップ156でフレームは捨てられ、そしてステップ157で受信システムは最初の送信処理から戻る。上述したように、L_V(N)はデータの順送りに必要な次のフレームに設定される。
【0037】
もしL_SEQがL_V(N)以下でなく、そしてフレームが再配列バッファ92に蓄積されていなければ、さらに先のステップ158でL_SEQがL_V(N)以上かまたは等しいかおよびL_V(R)以下か、そしてフレームが再配列バッファ92に蓄積されていなかったかどうかが決定される。もしそうなら、ステップ156でフレームは捨てられ、またステップ157で受信システムは最初の送信処理から戻る。さもなければ、さらに先のステップ160でL_SEQがL_V(R)と等しいかどうかが決定され、したがって順送りのためにL_V(R)が必要となる。
【0038】
もしL_SEQがL_V(R)と等しくなければ、順番外のフレームが受信され、ステップ162でフレームは再配列バッファ92に蓄積され、そしてステップ164でL_V(R)はL_SEQに設定される。ステップ166で、受信システムはL_V(N)から(L_V(R)−1)MOD4096までを含むすべての未受信フレームの再送信を要求するため1つ以上のNAKメッセージを送信する。その後ステップ176で受信システムは最初の送信処理から戻る。
【0039】
もしステップ160で、L_SEQがL_V(R)と等しいことが決定されると、フレームは順々に受信され、それはステップ170でL_V(N)がL_V(R)と等しいかどうかを決定させて、どのNAKされたフレームも目立たない(outstanding)ことを示す。もしL_V(N)がL_V(R)と等しければ、ステップ172でL_V(N)およびL_V(R)はMOD4096に増加される。ステップ174でデータフレームはより高位のレイヤのプロトコルに送られ、そしてステップ176で受信器52は最初の送信処理から戻る。
【0040】
もしステップ160でL_V(N)がL_V(R)と等しくなく、したがってNAKされたフレームが目立つままであると決定されると、ステップ178でL_V(R)はMOD4096に増加され、そしてステップ180でフレームは再配列バッファ92に蓄積される。受信器52はその後ステップ176で最初のフレーム送信から戻る。
【0041】
図6において、フロー図は1実施例に従って再送信フレームが受信されるステップ116の間の受信器52の動作を示している。再送信フレームの処理はステップ200で始まり、そしてステップ202で受信フレーム内のSEQフィールドはNAKリスト94(図2参照)内のSEQと提携するL_SEQをルックアップする鍵として使用される。ステップ204でL_SEQがL_V(N)以下であるかどうか、またはフレームが既に再配列バッファ92に蓄積されたかどうかが決定される。もしそうなら、ステップ206でフレームは捨てられ、そしてステップ208で受信器52は再送信処理から戻る。
【0042】
もしL_SEQがL_V(N)以下でなく、そしてフレームが再配列バッファ92に蓄積されていなかったならば、ステップ210でL_SEQがL_V(N)より大きいかまたは等しいかおよびL_V(R)以下かどうかが、またフレームが再配列バッファ92に蓄積されていなかったかどうかがさらに決定される。もしそうなら、ステップ214が実行される以前にステップ212でフレームは再配列バッファ92に蓄積される。さもなければ、ステップ214が実行される。
【0043】
ステップ214で、L_SEQがL_V(N)と等しいかどうかが決定され、もしも等しくなければ該フレームはステップ216で捨てられる。なぜならば、再送信フレームは期待される次の新しいフレームよりも高いシーケンス番号を有し、それ故にエラーが発生したからである。一度フレームが捨てられると、ステップ208で受信器52は再送信フレーム処理から戻る。
【0044】
もしL_SEQがL_V(N)と等しければ、L_V(N)からアップワードに処理されている再送信フレームの追加により形成されたすべての隣接フレームにおけるデータはステップ218で次のより高位の処理レイヤに引き渡され、そして引き渡されたフレームはステップ220で再配列バッファ92から除かれる。ステップ222でL_V(N)はLAST+1にセットされ、ここでLASTはステップ218でより高位のレイヤに引き渡された最終フレームの長いシーケンス番号(L_SEQ)である。ステップ224でフレームはNAKリストから除かれ、そしてステップ226で受信器52は再送信フレームを処理することから戻る。
【0045】
図7において、メッセージ図は1実施例に従って実行された例示的な通信中に送信されたメッセージを示している。送信器50は左側に示され、受信器52は右側に示されている。送信器50はインデックスL_V(S)を保存し、そしてフレームはシーケンスフィールドにおける値V(S)とともに送信される。ここでV(S)はL_V(S)の最下位の8ビットである。受信器52では各送信後のNAKリストが示されている。すべての番号はヘクサデシマル(hexadecimal)で示されている。
【0046】
第1フレーム230はインデックスL_V(S)が0×2FEと等しいとき、したがってSEQ番号O×FEを有するとき送信される。フレーム230の送信後、インデックスL_V(S)は0×2FFに増加され、フレーム232はSEQ番号O×FFを有して送信される。フレーム230および232は共に受信器52により成功裡に受信され、インデックスL_V(R)をO×2FEから0×300に2倍に増加させる。
【0047】
フレーム234はSEQ番号0×00を有して送信され、受信器52によって成功裡には受信されない。L_V(S)はその後0×301に増加され、そしてフレーム236はSEQ番号0×01を有して送信され、受信器52により成功裡に受信される。
【0048】
フレーム236の受信において、受信器52はフレーム234が受信されなかったので順番外のシーケンス番号を検出する。これに答えて、受信器52は受信しなかったフレーム0×300のための全12ビットのインデックスL_V(R)を含むNAKメッセージ240を発生する。さらに受信器52はNAK83がSEQ番号0×00およびL_SEQ番号0×300を有するフレームのために送信されたことを示すべくNAKリスト94を最新のものにする。また、受信器52はNAKメッセージ240の送信からその終了までの時間を追跡するためのNAKタイマを起動する。
【0049】
NAKメッセージ240の送信の間、送信器50はSEQ番号0×02を有するもう1つのフレーム238を送信し、これは受信器52により成功裡に受信される。NAKメッセージ240の受信において、送信器50はSEQ番号0×00を有している再送信フレーム242を発生し、そして再送信フラグ74(図2参照)は1に設定される。再送信フレーム242の受信において、受信器52は再送信ビットを検出し、そしてSEQ番号をNAKリスト94内のSEQ番号と調和させる。一度調和がとられると、再送信フレーム242は再配列バッファ92(図2参照)内に配置され、そしてNAKリスト94内の記載事項は取り去られる。フレーム244および246はその後で送信されて正常な型で受信される。
【0050】
図8において、メッセージ図は1実施例に従って実行されたときのシーケンス番号“ラップスアラウンドにおける送信中の送信器50および受信器52の動作をさらに進んで示している。フレーム240aおよび240bはそれぞれインデックスL_V(S)の値0×2FEおよびO×2FFに相当するSEQ番号0×FE(すべての番号はヘクサデシマルである)およびO×FFを有して送信され、受信器52により成功裡に受信され、L_V(R)を0×2FEから0×300に増加させる。 フレーム240cはSEQ番号Ox00を含むが、受信器52による受信は成功していない。フレーム240dはSEQ番号O×01を含むが、受信器52により正しく受信される。フレーム240dの受信において、受信器52はSEQ番号がL_V(R)の最下位の8ビットよりも大きいことを、したがってフレームが順番外で受信されたことを検出する。これに答えて、受信器52はL_V(R)を期待される次フレームに対応する0×302に最新のものとし、未受信フレームのSEQ番号をNAKリスト94内に配置する。さらに、受信器52は受信されなかったフレームの完全なL_SEQ番号0×300を含むNAK241を送信し、そしてNAK241の送信からこれが終了した総時間を追跡するタイマを起動する。しかし、図8に示すように、NAK241は送信器50により成功裡には受信されない。
【0051】
送信器50は受信器52により成功裡に受信されるすべてのフレーム240e乃至240jを含む表示されるフレームを送信し続ける。フレーム240e乃至240jの送信中には、インデックスL_V(S)は0×302から0×400に変化し、ラップアラウンド(wrap-around)を最下位の8ビットにさせ、それによりフレームに含まれるSEQ番号にさせる。
【0052】
フレーム240kはSEQ番号0×01と共に送信され、そして受信器52による受信は戌功しない。フレーム2401はSEQ番号0×02と共に送信され、受信器52により成功裡に受信される。フレーム2401を受信して、受信器52は順番外の送信を検出し、そしてシーケンス値0×401を含むNAK243を送信することにより、またNAKリスト94にシーケンス番号0×401を加えることにより応答する。その上、この時にNAK241用のタイマは終了し、シーケンス値0×300を含む第2のNAK245を送信器50に送信させる。このようにして、第2のNAKはフレーム240cのために送信される。その上、受信器52はL_V(R)を期待される次シーケンス番号O×403に設定する。NAK243および245に送信されるシーケンス番号がただ1つのNAKメッセージであることは注意すべきである。
【0053】
送信器50はフレーム240kからのデータを含む再送信フレーム242aおよびフレーム240cからのデータを含む再送信フレーム242bを送信することによりNAK243および245に応答する。再送信フレーム242aの受信において、受信器52はフレームを再送信フラグ74(図2参照)の状態に基づいた再送信フレームと確認する。一度フレームが再送信フレームと確認されると、受信器52はSEQ番号を使用してNAKリスト94内でルックアップを行い、どのフレームが再送信されたかを決定する。再送信フレーム242aはその後再配列バッファ92(図2参照)内の適当な位置に配置され、そして対応する記入事項はNAKリスト94から除かれる。
【0054】
再送信フレーム242bの受信において、受信器52はまたフレームのタイプを確認し、NAKリスト94内のルックアップを行う。フレームの本質が決定されたとき、それは再配列バッファ92(図2参照)内に配置され、対応する記入事項はNAKリスト94から除かれる。その後送信器50がシーケンス番号O×03を有するフレーム240mを送信し、それは受信器52により成功裡に受信される。この点で、NAKリスト94は空きとなる。
【0055】
図8に示される送信から明らかなように、“新”または“再送信”のようなマーキングフレームは、シーケンス番号のラップアラウンドが再送信中に起こった時でも受信器52に同じSEQ番号を持つ新フレームおよび再送信フレームの両方を正しく処理させる。これは新しく送信されたフレームと同じSEQ番号を有する再送信フレームは再送信フラグにより区別され得るので可能である。このように、大多数のフレームは8ビットのシーケンス番号を使用して処理され、このシーケンス番号は前から存在する基準を用いて実質的に計算できることを維持する一方、意味のある高いデータレートを持続させる。
【0056】
図9において、フローチャートは1実施例に従って遅延フレームを認識および処理する受信器52の動作を示している。遅延フレームは他のRLPフレームとグループまたは束(bundle)を組んで同時に大気中送信(over-the-air)インターフェイスに送信される1つのRLPフレームとして定義されるが、しかし受信器52までのその経路に(例えば、経路長が異なるために)異なる意味のある遅延があることを経験した。IS−707−A基準およびデータフレームの再送信用のプロトコルとして周知のRLPに従って、フレームは20ミリ秒(ms)間隔で放送される。もし遅延における差異が20ms以上であれば、遅延フレームはIS−707−Aにおいて確認された後続の20msの処理間隔の1つにおいて受信されるであろう。もし遅延フレームとして検出されなければ、遅延RLPフレームは1つのRLPをリセットさせる。
【0057】
図4乃至6と関連して前記(1)式は8ビットのシーケンス番号(フレームヘッダとして大気中送信される)を受信器52でフレームシーケンスの追跡を果すための12ビットのL_SEQ番号にマッピングする方法を与える。もし、例示した方法で、4フレーム束のフレーム1,2および4が同じ20ms間隔以内に受信されるとすれば、フレーム3は遅延されて続く20msの時間間隔において受信され、式(1)は次のL_SEQ値を与える:
L_SEQ={L V(R)+[256+SEQ V(R)]MOD256}MOD4096
={5+[256+3―5]MOD256}MOD4096
=5+254,
この式は254フレームが紛失されていることを示している。明らかに、20msの時間間隔内に254フレームを紛失すことは不可能なので、これは正しい解釈ではない。図9に描かれている具体例において、RLPアルゴリズムは受信器52での遅延フレームと同じフレームを好都合に分類している。
【0058】
図9の具体例では、値Dは同じ20msの時間間隔に放送インターフェイスに送信されるRLPフレームの到着時間における最大の差を示す。Dは20ms時間間隔の単位において表現され、そして典型的には0,1または2である。番号V(R)T_Dは時間Dx20ms前のV(R)の値を示す。値NMAXは1つの20msの時間間隔中に送られ得るフレームの最大数を示している。特殊な具体例ではNMAXは8であってもよい。他の具体例では、NMAXは4であってもよい。
【0059】
ステップ300において、フレームは受信器52で受信される。それからアルゴリズムはステップ302に進み、フレームが新フレームかどうかを決定する。もしもフレームが新フレームであれば、アルゴリズムはステップ304に進む。もしもフレームが新フレームでなければ、アルゴリズムはフレームを再送信フレームとして処理するステップ306に進む。ステップ306では、前述したように、アルゴリズムはテーブルによってフレームを再送信フレームとして処理する。それからアルゴリズムはステップ300に戻り、次のフレームを受信する。
【0060】
ステップ304において、アルゴリズムはL_V(R)が過去のD×20ms以内に最新のものにされたかどうかを決定する。L_V(R)は次フレームを示すV(R)の12ビット値であり、RLPアルゴリズムは受信バッファにおいて受信すると予想する。もしもL_V(R)が過去のDX20ms内に最新のものにされなければ、式(1)は極端に大きい数の紛失フレームを生じることはなく、アルゴリズムはフレームを再送信フレームとして処理するステップ306に進む。もしもL_V(R)が過去のD×20ms以内に最新のものにされたならば、新フレームが遅延フレームである可能性があり、そしてアルゴリズムはステップ308に進む。
【0061】
ステップ308において、アルゴリズムは値H=(256+SEQ−V(R)T_D)MOD256を計算して新フレームの処理を始める。それからアルゴリズムはステップ310に進む。ステップ310において、アルゴリズムはHがNMAXDよりも大きいかどうかを決定する。もしもHがNMAXDよりも大きければ、アルゴリズムはフレームを遅延フレームとして検出してステップ306に進み、検出された遅延フレームを再送信フレームとして好都合に処理する。これらの技術は、L_SEQが[L_V(R)+H]MOD4096(式(1)参照)と等しいので、Hが閾値NMAXD(これは紛失され得るフレームの最大数を表す)よりも大きいかどうかをチェックして単純にL_SEQと閾値との比較に達することを理解する。もしもL_SEQが閾値を超えることが分かると、遅延フレームが検出されて適宜処理される。これらの技術は同様に代理の具体例ではRLPフレームを使用せず、遅延フレームは再送信フレームとして処理される必要がないことを認める。もしもHがNMAXDよりも大きくなければ、アルゴリズムはステップ312に進み、前述したように式(1)によってフレームを新フレームとして処理する。その後アルゴリズムはステップ300に戻って次フレームを受信する。
【0062】
1実施例において、図10に示されるように、受信器52(図2参照)内のシフトレジスタ400はV(R)T_Dの値の追跡を続けるために好都合に使用される。シフトレジスタ400はD+1ステージを持たねばならない(即ち、シフトレジスタ400はV(R)のビット長により(D+1)倍されたものと等しいビット数を持たねばならない)。ビット値V(R)はシフトレジスタ400に入れられ、そして示されているように、シフトレジスタ400はV(R)T_Dを最新のものにすべく20msごとにシフトされる。もしもL_V(R)(または同等にV(R))が過去の20msの時間間隔以内に最新のものにされなかったならば、“ナル(null)”シンボルを表示すべくあらかじめ決定された特殊な値がシフトレジスタ400に好都合に配置され、いかなる変化も起こらなかったことを表わす。
【0063】
本発明の好ましい実施例はこのように示されまた記述された。しかしながら、正規の技術の1つにとって本発明の精神および範囲を逸脱すること無しにここに開示された実施例に多くの変更がなされてもよいことは明白である。したがって、本発明は次の請求に従って例外は制限されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルラ電話システムのブロック図である。
【図2】送信器および受信器の概略図である。
【図3】フレームバッファおよび再配列バッファの図である。
【図4】通信中の送信器および受信器の動作を示すフローチャートである。
【図5】新しく送信されたフレームを受信中の受信器の動作を示すフローチャートである。
【図6】再送信フレームを受信中の受信器の動作を示すフローチャートである。
【図7】模範的な通信中の送信器および受信器の動作を示すメッセージ図である。
【図8】模範的な通信中の送信器および受信器の動作を示すメッセージ図である。
【図9】遅延フレームの認知および処理における受信器の動作を示すフローチャートである。
【図10】受信されるべき次のフレームを記入してビット値を最新のものにするために受信器内で使用されるシフトレジスタの機能図である。
【符号の説明】
10a,10b,10c…加入者ユニット、55…フレームバッファ,96a,96b,96c…フレーム
Claims (11)
- 下記工程を含む、複数のフレームが送信器から受信器に送られるトランスポートファンクションにおいて、送信が不成功であったフレーム検出する方法:
受信されたフレームのヘッダーからフレームのシーケンシングカウンタ番号を引き出す、
コントローラは、引き出されたフレームのシーケンシングカウンタ番号(SEQ)に基づいて、フレームの受信が成功したかどうかを決定する、
フレームの受信が成功しない場合、ネガティブーアックノリッジメント(NAK)メッセージを作成する、
ネガティブーアックノリッジメントメッセージが作成されたフレームに関して、L−SEQを形成する、
L−SEQが閾値を超えれば、受信フレームを遅延フレームとして検出する、
ここにおいて、L_SEQ={L V(R)+[256+SEQ V(R)]MOD256}MOD4096 である。 - 検出された遅延フレームを再送信フレームとして処理する工程をさらに具備する、請求項1の方法。
- 複数のフレームは複数の束のフレーム中で送られる、
各束は同数のフレームを含み、いずれかの束の中の複数のフレームは同時に送られる、及び
該比較工程は、L−SEQを、1束内のフレームの数と1束内で送られたフレーム間のフレーム長の時間増加量における最大遅延時間との積に比例する閾値と比較する
を具備する請求項1の方法。 - トランスポートファンクションが無線リンクプロトコルインターフェイスである、請求項1の方法。
- 下記を具備する、複数フレームが送信器から受信器に送られるトランスポートファクションにおける遅延フレームを検出するための装置、
受信フレームのヘッダーから、フレームシーケンシングカウンタ番号を引き出すための手段、
引き出されたフレームのシーケンシングカウンタ番号に基づいて、フレームの受信が成功したかどうかを決定し、フレームの受信が成功しない場合、ネガティブーアックノリッジメント(NAK)メッセージを作成するコントローラ、
L−SEQが所定の閾値を超えれば受信フレームを遅延フレームとして検出する手段、
ここにおいて、L_SEQ={L V(R)+[256+SEQ V(R)]MOD256}MOD4096 である。 - 検出された遅延フレームを再送信フレームとして処理する手段をさらに具備する、請求項5の装置。
- 複数のフレームが複数の束のフレーム中で送られる、各束は同数のフレームを含み、いずれかの束の中の複数のフレームは同時に送られる、及び
該比較手段は、L−SEQを、1束内のフレーム数と1束内で送られたフレーム間のフレーム長時間増加量における最大遅延暗闇との積に比例する閾値と比較する、
請求項5の装置。 - トランスポートファンクションが無線リンクプロトコルインターフェイスである、請求項5の装置。
- 下記を具備するデータ送信システム、
送信器、
送信器からのデータフレームを受信するためのインターフェイスを介して送信器と接続された受信器、及び
L−SEQを所定の閾値と比較するための受信機内に収容されたプロトコル処理要素、該プロトコル処理要素はデータフレームのヘッダーからシーケンシングカウンタ番号を引き出し、該シーケンシングカウンタ番号に基づいて、フレームの受信が成功したかどうかを決定し、フレームの受信が成功しない場合、ネガティブーアックノリッジメント(NAK)メッセージを作成し、ネガティブーアックノリッジメント メッセージが作成されたフレームに関して、L−SEQを形成する、
ここで、プロトコル処理要素は、そのフレームに関するL−SEQが所定の閾値を超える場合に遅延データフレームを検出する、
ここにおいて、L_SEQ={L V(R)+[256+SEQ V(R)]MOD256}MOD4096 である。 - データフレームが同数のフレームを有する複数のグループで送信される、いずれかのグループ内の複数のフレームは同時に送信され、及び所定の閾値は1グループ内のフレームの数と1グループで送られた複数のフレーム間のフレーム長時間増加量における最大遅延時間との積に比例する値を具備する、
請求項9のデータ送信システム。 - プロトコル処理要素は遅延フレームを再送信フレームとして処理することに寄与する、請求項9のデータ送信システム。
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