JP4381383B2 - 判別装置、判別方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Description
・サンプリング周波数に依存しないパラメータ
a1(7) S1におけるエンベロープ振幅に対するパルス検出閾値
a2(a1×0.3) 隣接する周期位置のS1におけるエンベロープ振幅に対するパルス検出閾値
p1(0.35) 周期判定時の自己相関ピークの閾値
p2(4) 周期判定時の自己相関平均値に対する最大値の比の閾値
a3(4) 隣接する周期位置におけるS1の最大値間の、最小値と最大値との比
・サンプリング周波数に比例するパラメータ
w1(110) ローパスフィルタとして用いる矩形時間窓長
t1(10) 隣接する N1 の連結を行う最大間隔
t2(80) パルス性ノイズ区間の最大値
t3(2) パルス性ノイズ区間の過去への延長幅
t4(8) パルス性ノイズ区間の未来への延長幅
t5(440) 自己相関算出用波形長
r1(20) 自己相関関数より抽出する最短周期長
t6(5) 周期抽出時間幅
t7(880) 線形予測係数の算出に必要な波形時間長
m1(100) 線形予測係数の次数
1.予測開始部分とその直前とで波形が不連続にならない
2.周期性を持つ音であればほぼ正確な予測が可能である
3.周期性を持たない音であっても、予測波形のスペクトルは、その直前にある波形のスペクトルと同じ特徴をもつ
4.仮に楽音における周期信号波形の一部をノイズとして検出し、予測波形による置換処理を行ったとしても、音楽信号としての連続性を保つことができ、音質劣化が少ない
という点が挙げられる。
Claims (8)
- 入力音声信号(S0)から高域通過フィルタにより高周波成分信号を抽出して全波整流した全波整流波形(S1)と、前記全波整流波形(S1)に低域通過フィルタを施すことによって得られる高域通過信号のエンベロープとを比較することにより、パルス性ノイズが混入していると考えられる区間として検出されたパルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別する判別装置であって、
前記入力音声信号(S0)の全波整流波形(S1)が周期性のある波形であるかを周期の判定を行って判別する周期判定部と、
前記周期判定部により判定される周期がある場合に、前記パルス性ノイズ候補区間における全波整流波形(S1)の最大値(emax1)と該最大値(emax1)の時刻から前及び後にそれぞれ1周期離れた時刻を中心として所定区間の前記全波整流波形(S1)に生じた最大値(emax0,emax2)とのいずれもが所定の条件を満たすか否かによって、楽音の一部である周期をもったパルスをパルス性ノイズ候補から外すため、パルス性ノイズ候補が前記全波整流波形(S1)に周期的に出現するか否かを判別する判別部を備え、
前記周期判定部の判定結果及び前記判別部の判別結果が用いられて前記パルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かが判別される、判別装置。 - 前記周期判定部は、前記入力音声信号(S0)を半波整流した波形又は前記入力音声信号(S0)の2階差分を半波整流した波形から前記パルス性ノイズ候補区間を時間的中央とした所定区間の波形を抽出して自己相関関数を算出するとともに基準化し、基準化された自己相関関数の最大値(amax)と第1閾値とを比較するとともに前記基準化された自己相関関数の平均値(amean)と第2閾値とを比較し、比較結果に基づいて前記入力音声信号(S0)の全波整流波形(S1)が周期性のある波形であるかを判別する、請求項1記載の判別装置。
- 請求項1又は2記載の前記周期判定部及び前記判定部をコンピュータとして実行させることが可能なプログラム。
- 請求項3記載のプログラムをコンピュータが実行することが可能にて記録した記録媒体。
- 入力音声信号(S0)から高域通過フィルタにより高周波成分信号を抽出して全波整流した全波整流波形(S1)と、前記全波整流波形(S1)に低域通過フィルタを施すことによって得られる高域通過信号のエンベロープとを比較することにより、パルス性ノイズが混入していると考えられる区間として検出されたパルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別する判別方法であって、
前記入力音声信号(S0)の全波整流波形(S1)が周期性のある波形であるかを周期の判定を行って判定する周期判定ステップと、
前記周期判定ステップによる判定された周期がある場合に、前記パルス性ノイズ候補区間における全波整流波形(S1)の最大値(emax1)と該最大値(emax1)の時刻から前及び後にそれぞれ1周期離れた時刻を中心として所定区間の前記全波整流波形(S1)に生じた最大値(emax0,emax2)のいずれもが所定の条件を満たすか否かによって、楽音の一部である周期をもったパルスをパルス性ノイズ候補から外すため、パルス性ノイズ候補が前記全波整流波形(S1)に周期的に出現するか否かを判別する判別ステップを含み、
前記周期判定ステップの判定結果及び前記判別ステップによる判別結果が用いられて、前記パルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別する、判別方法。 - 入力音声信号(S0)から高域通過フィルタにより高周波成分信号を抽出して全波整流した全波整流波形(S1)と、前記全波整流波形(S1)に低域通過フィルタを施すことによって得られる高域通過信号のエンベロープとを比較することにより、パルス性ノイズが混入していると考えられる区間として検出されたパルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別する判別方法であって、
前記入力音声信号(S0)を半波整流した波形又は前記入力音声信号(S0)の2階差分を半波整流した波形から前記パルス性ノイズ候補区間を時間的中央とした所定区間の波形を抽出して自己相関関数を算出するとともに基準化し、基準化された自己相関関数の最大値(amax)と第1閾値とを比較するとともに前記基準化された自己相関関数の平均値(amean)と第2閾値とを比較し、比較結果に基づいて前記入力音声信号(S0)の全波整流波形(S1)が周期性のある波形であるかを周期の判定を行って判定する周期判定ステップと、
前記周期判定ステップにより判定される周期がある場合に、前記パルス性ノイズ候補区間における全波整流波形(S1)の最大値(emax1)と該最大値(emax1)の時刻から前及び後にそれぞれ1周期離れた時刻を中心として所定区間の前記全波整流波形(S1)に生じた最大値(emax0,emax2)のいずれもが所定の条件を満たすか否かによって、楽音の一部である周期をもったパルスをパルス性ノイズ候補から外すため、パルス性ノイズ候補が前記全波整流波形(S1)に周期的に出現するか否かを判別する判別ステップと、
前記判定結果及び前記判別結果を用いて、前記パルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別するステップとを含む、判別方法。 - 入力音声信号(S0)から高域通過フィルタにより高周波成分信号を抽出して全波整流した全波整流波形(S1)と、前記全波整流波形(S1)に低域通過フィルタを施すことによって得られる高域通過信号のエンベロープとを比較することにより、パルス性ノイズが混入していると考えられる区間として検出されたパルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別する判別方法であって、
前記入力音声信号(S0)を半波整流した波形から前記パルス性ノイズ候補区間を時間的中央とした所定区間の波形を抽出して自己相関関数を算出するとともに基準化し、基準化された自己相関関数の最大値(amax)と第1閾値とを比較するとともに前記基準化された自己相関関数の平均値(amean)と第2閾値とを比較し、比較結果に基づいて前記入力音声信号(S0)の全波整流波形(S1)が周期性のある波形であるかを周期の判定を行って判定する第1周期判定ステップと、
前記第1周期判定ステップにより判定される周期がある場合に、前記パルス性ノイズ候補区間における全波整流波形(S1)の最大値(emax1)と該最大値(emax1)の時刻から前及び後にそれぞれ1周期離れた時刻を中心として所定区間の前記全波整流波形(S1)に生じた最大値(emax0,emax2)のいずれもが所定の条件を満たすか否かによって、楽音の一部である周期をもったパルスをパルス性ノイズ候補から外すため、パルス性ノイズ候補が前記全波整流波形(S1)に周期的に出現するか否かを判別する第1判別ステップと、
前記入力音声信号(S0)の2階差分を半波整流した波形から前記パルス性ノイズ候補区間を時間的中央とした所定区間の波形を抽出して自己相関関数を算出するとともに基準化し、基準化された自己相関関数の最大値(amax)と第1閾値とを比較するとともに前記基準化された自己相関関数の平均値(amean)と第2閾値とを比較し、比較結果に基づいて前記入力音声信号(S0)の全波整流波形(S1)が周期性のある波形であるかを周期の判定を行って判定する第2周期判定ステップと、
前記第2周期判定ステップにより判定される周期がある場合に、前記パルス性ノイズ候補区間における全波整流波形(S1)の最大値(emax1)と該最大値(emax1)の時刻から前及び後にそれぞれ1周期離れた時刻を中心として所定区間の前記全波整流波形(S1)に生じた最大値(emax0,emax2)のいずれもが所定の条件を満たすか否かによって、楽音の一部である周期をもったパルスをパルス性ノイズ候補から外すため、パルス性ノイズ候補が前記全波整流波形(S1)に周期的に出現するか否かを判別する第2判別ステップと、
前記判定結果及び前記判別結果を用いて、前記パルス性ノイズ候補区間にパルス性ノイズが存在するか否かを判別するステップとを含む、判別方法。 - 前記検出された前記入力音声信号(S0)におけるパルス性ノイズ候補区間に相当する時間区間に正の山又は負の山からなる単峰性パルスが含まれる場合には、該パルス性ノイズ候補区間は楽音の一部とみなして候補から外されることを特徴とする、請求項5から7のいずれかに記載の判別方法。
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JP2006000329A JP4381383B2 (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 判別装置、判別方法、プログラム、及び記録媒体 |
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