JP4381193B2 - Combustion pressure sensor - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関の燃焼室内の圧力を検出する燃焼圧センサに関するものである。 The present invention relates to a combustion pressure sensor that detects the pressure in a combustion chamber of an internal combustion engine.
従来、例えば特許文献1に開示されているように、圧力に応じて変形するダイアフラムと、一端が前記ダイアフラムに当接し、ダイアフラムの変形に応じて軸方向に変位する圧力伝達部としてのロッド(ポンチ)と、ロッドの他端に当接し、ロッドの変位に応じた検出信号を出力する圧力検出素子(センサエレメント)とを備える構成の燃焼圧センサが知られている。 Conventionally, as disclosed in, for example, Patent Document 1, a diaphragm that deforms according to pressure, and a rod (punch as a pressure transmission portion that has one end abutting against the diaphragm and is displaced in the axial direction according to the deformation of the diaphragm. ) And a pressure detection element (sensor element) that abuts on the other end of the rod and outputs a detection signal corresponding to the displacement of the rod is known.
この燃焼圧センサは、ロッドの一端がダイアフラムに溶接され、円錐形を有する他端が圧力検出素子に接触している。そして、少なくとも圧力検出素子に接するロッドの端部(接触面)が比較的軟質な材料(例えばアルミニウム、黄銅、銅、プラスチック等)から形成されており、これにより、ロッド端部の表面粗さ及び非平坦性による圧力検出素子の検出誤差を低減する構成としている。
しかしながら、上記燃焼圧センサの場合、ダイアフラムに印加された圧力は、ロッドを介して圧力検出素子に伝達される際に、比較的軟質な材料によって緩和される。すなわち、比較的軟質な材料を適用すると、ダイアフラムから圧力検出素子に圧力をリニアに伝達できず、センサ感度が低下するという問題がある。 However, in the case of the combustion pressure sensor, the pressure applied to the diaphragm is relieved by a relatively soft material when transmitted to the pressure detection element via the rod. That is, when a relatively soft material is applied, there is a problem in that pressure cannot be linearly transmitted from the diaphragm to the pressure detecting element, and sensor sensitivity is lowered.
また、上記燃焼圧センサにおいては、良好で正確な圧力伝達を可能にするために、ロッドとダイアフラムとは平面で接触した状態で溶接されている。従って、ロッド及びダイアフラムの接触面を精度良く加工(平坦且つ表面粗さを小さく)及び組付けしないと、片当たり等が生じて、センサ毎の出力ばらつきが大きくなるという問題がある。 In the combustion pressure sensor, the rod and the diaphragm are welded in contact with each other in order to enable good and accurate pressure transmission. Therefore, if the contact surfaces of the rod and the diaphragm are not precisely machined (flat and surface roughness is small) and assembled, there will be a problem that, for example, contact with each other will occur, resulting in a large output variation for each sensor.
それに対し、特許文献1においては、圧力検出素子とロッドとの間に、ロッドに面した側が湾曲した表面(例えば半球状)を有する力伝達部材を配置し、常にロッドと力伝達部材との接触がほぼ点状となるようにした構成も提案されている。しかしながら、力伝達部材がロッド或いは圧力検出素子とは別個に設けられているので、圧力検出素子に対して力伝達部材を精度良く位置決めし、固定しなければ、センサ毎の出力ばらつきが大きくなる恐れがある。 On the other hand, in Patent Document 1, a force transmission member having a curved surface (for example, a hemisphere) on the side facing the rod is disposed between the pressure detection element and the rod, and the rod is always in contact with the force transmission member. There has also been proposed a configuration in which the pattern is substantially punctiform. However, since the force transmission member is provided separately from the rod or the pressure detection element, if the force transmission member is accurately positioned with respect to the pressure detection element and not fixed, there is a risk that output variations among sensors will increase. There is.
本発明は上記問題点に鑑み、センサ感度を向上でき、且つ、出力ばらつきを低減できる燃焼圧センサを提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a combustion pressure sensor that can improve sensor sensitivity and reduce output variation.
上記目的を達成する為に請求項1に記載の発明は、圧力に応じて変形するダイアフラムと、一端がダイアフラムに当接し、ダイアフラムの変形に応じて軸方向に変位する圧力伝達部としてのロッドと、ロッドの他端に当接し、ロッドの変位に応じた検出信号を出力する圧力検出素子と、を備え、内燃機関の燃焼室内の圧力を検出する燃焼圧センサに関する発明である。そして、ロッドは円筒形状を有し、ロッドの両端に、球状部材が一体に設けられ、ロッドは、球状部材を接触面として、圧力検出素子及びダイアフラムと接触しており、ロッドの内径は、球状部材の外径よりも小さく、球状部材は、ロッドの内壁面と端面とによって構成される内側角部に当接した状態でレーザ溶接にて接合されていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the invention described in claim 1 includes a diaphragm that is deformed according to pressure, a rod that is one end abutting the diaphragm and is displaced in the axial direction according to deformation of the diaphragm, and abuts the other end of the rod, a pressure detecting element that outputs a detection signal corresponding to the displacement of the rod, comprises a an invention relates to a combustion pressure sensor for detecting the pressure in the combustion chamber of an internal combustion engine. The rod has a cylindrical shape, and spherical members are integrally provided at both ends of the rod. The rod is in contact with the pressure detection element and the diaphragm with the spherical member as a contact surface, and the inner diameter of the rod is spherical. The spherical member, which is smaller than the outer diameter of the member, is joined by laser welding in a state where the spherical member is in contact with an inner corner formed by an inner wall surface and an end surface of the rod .
このように、本発明の燃焼圧センサによると、円筒形状を有するロッドの両端に球状部材が一体に設けられており、ロッドは、球状部材を接触面として、圧力検出素子及びダイアフラムと接触するので、圧力検出素子及びダイアフラムとの接触がほぼ点接触となる。従って、従来のように比較的軟質な材料を適用しなくとも、接触面の加工精度(表面粗さや平坦度)や組付け精度に基づく出力ばらつきを低減することができる。これによれば、比較的軟質な材料を適用しなくとも良いので、従来よりもセンサ感度を向上することができる。また、本発明によれば、ロッドの内径は、球状部材の外径よりも小さくなっている。これにより、ロッドと球状部材の位置決めを容易とすることができる。さらに、本発明では、球状部材は、ロッドの内側角部に当接した状態でレーザ溶接にて接合されている。上記したように、ロッドの内径を球状部材の外径よりも小さくすると、ロッドと球状部材との当接部位の位置が、ロッドの端面となるので、ロッドと球状部材との当接部位が、軸方向において、ロッドの端面よりも奥まった位置となる構成と比べて、ロッドと球状部材とを容易にレーザ溶接することができる。 Thus, according to the combustion pressure sensor of the present invention , the spherical member is integrally provided at both ends of the rod having a cylindrical shape, and the rod contacts the pressure detection element and the diaphragm with the spherical member as a contact surface . The contact with the pressure detection element and the diaphragm is almost a point contact. Therefore, output variations based on processing accuracy (surface roughness and flatness) and assembly accuracy of the contact surface can be reduced without applying a relatively soft material as in the prior art. According to this, since it is not necessary to apply a relatively soft material, it is possible to improve the sensor sensitivity as compared with the related art. Further, according to the present invention, the inner diameter of the rod is smaller than the outer diameter of the spherical member. Thereby, positioning of a rod and a spherical member can be made easy. Furthermore, in this invention, the spherical member is joined by laser welding in the state which contact | abutted to the inner corner | angular part of the rod. As described above, when the inner diameter of the rod is made smaller than the outer diameter of the spherical member, the position of the contact portion between the rod and the spherical member becomes the end surface of the rod, so the contact portion between the rod and the spherical member is The rod and the spherical member can be easily laser-welded as compared with the configuration in which the position is deeper than the end face of the rod in the axial direction.
請求項2に記載のように、ロッドの外径は、球状部材の外径よりも小さい構成が好ましい。これによれば、ロッドの外形が球状部材の外形よりも大きい構成と比べて、ロッドの外周から当接部位までの距離が短いため、レーザ溶接をより容易に行うことができる。As described in
請求項3に記載のように、圧力検出素子として、所定の抵抗値を有するピエゾ抵抗素子を採用し、配線及び電極と共に、ピエゾ抵抗素子によりブリッジ回路を構成しても良い。According to a third aspect of the present invention, a piezoresistive element having a predetermined resistance value may be adopted as the pressure detecting element, and a bridge circuit may be configured by the piezoresistive element together with the wiring and the electrode.
以下、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1の実施形態)
図1は、本実施の形態における燃焼圧センサ100の概略構成を示す断面図である。本実施形態における燃焼圧センサは、自動車用エンジン等の内燃機関の燃焼圧力を検出するのに好適である。尚、図1においては、便宜上、特徴部分のみにハッチングを施している。
(First embodiment)
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a
本実施形態における燃焼圧センサ100は、圧力に応じて変形するダイアフラム10と、一端がダイアフラム10に当接し、ダイアフラム10の変形に応じて軸方向に変位する圧力伝達部としてのロッド20と、ロッド20の他端に当接し、ロッド20の変位に応じた検出信号を出力する圧力検出素子を備えたセンサチップ30とを有している。そして、センサチップ30及びダイアフラム10と接するロッド20両端の各接触面が球面であることを特徴とする。
The
図1において、符号1はロッド20及びセンサチップ30を内部に保持するケースであり、本実施形態においては、組付け状態において、第1のケース1a、第2のケース1b、第3のケース1c、及び第4のケース1dが当該順に連結してケース1を構成している。尚、各ケース1a〜1dの連結方法としては、嵌合、溶接、ねじ締結等の公知技術を適用することができる。
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a case for holding the
第1のケース1aは金属からなり、両端が開口した筒状を有している。そして、燃焼室に面する端部に、燃焼圧を受けた際に変形可能にダイアフラム10が配置されており、当該ダイアフラム10に一端が接するように、ロッド20が中空内部に貫通保持されている。また、中空内部の壁面は、ロッド20を摺動可能な状態で保持し、ロッド20の振れを防止するように設けられている。
The
第2のケース1bも第1のケース1a同様金属からなり、両端が開口した筒状を有している。そして、ロッド20が中空内部に貫通保持された状態で、一端が第1のケース1aと連結し、他端が第3のケース1cと連結している。
Similarly to the
第3のケース1cも第1のケース1a同様金属からなり、両端が開口した筒状を有している。そして、第3のケース1cの中空内部に金属ステム2を接触固定した状態で、一端が第2のケース1bと連結し、他端が第4のケース1dと連結している。
Similarly to the
この金属ステム2は、切削等によりその内部に例えば円筒状の中空部2aを有し、当該中空部2aの一端側にダイヤフラム面である支持部2bを有している。そして、金属ステム2が第3のケース1cの中空内部に固定された組付け状態で、中空部2aにロッド20の一部が配置され、支持部2bの内面にロッド20の端部が接触する構成としている。また、支持部2bの外面にはセンサチップ30が接着固定されており、ロッド20の一端は、金属ステム2の支持部2bを介して圧力検出素子を備えるセンサチップ30と接触している。
The
第4のケース1dは、耐熱性を有する樹脂(例えばポリフェニレンスルフィド)からなり、外部出力端子としてのターミナル3がインサート成形により第4のケース1dに一体に設けられている。そして、ターミナル3がセンサチップ30に電気的に接続された状態で、一端が第3のケース1cと連結している。また、ターミナル3は、第4のケース1dにおいて第3のケース1cと連結しない側に設けられた開口部4から突出して、第4のケース1dとともにコネクタを構成している。
The
ダイアフラム10は、金属を構成材料とし、所謂キャップダイアフラムとして構成されている。具体的には、図1に示すように、その縁部11が折り曲げられ、当該縁部11が第1のケース1aの端部外周面に接した状態で溶接固定されている。従って、ダイアフラム10の底面12は第1のケース1aの燃焼室に面する側の端面とは接しておらず、受圧面であるダイアフラム10に燃焼圧が印加された際に、自由に変形可能な構成となっている。尚、本実施形態においては、ダイアフラム10の底面中央部がロッド20方向に凹んでおり、当該凹部13にてロッド20の端部と接触する構成となっている。
The
ロッド20は、金属を材料として構成されており、一端が第1のケース1aの燃焼室に面する側の開口部から露出してダイアフラム10の凹部13と接し、他端が第3のケース1c内に固定された金属ステム2の支持部2bを介して圧力検出素子を備えるセンサチップ30と接している。
The
ここで、本実施形態においては、ダイアフラム10及びセンサチップ30と接するロッド20の各接触面が球面であることを特徴としている。このようにロッド20の各接触面が球面であると、ダイアフラム10及びセンサチップ30との接触状態がほぼ点接触となる。従って、従来のように比較的軟質な材料を適用しなくとも、接触面の加工精度(表面粗さや平坦度)や組付け精度に基づくセンサ毎の出力ばらつきを低減することができる。また、比較的軟質な材料を適用しなくとも良いので、ダイアフラム10からセンサチップ30に圧力をリニアに伝達できる。すなわち、従来よりもセンサ感度を向上することができる。また、ロッド20の端部接触面が球面であるので、ダイアフラム10及びセンサチップ30に対する位置決めが容易である。
Here, the present embodiment is characterized in that each contact surface of the
このような形態のロッド20としては、例えば両端を球面状に加工したものや、別途用意した球状部材をロッド20の両端にそれぞれ固定して一体化させたものを適用することができる。本実施形態においては、ロッド20として円筒状の中空ロッドを適用し、その両端に球状部材21としての鋼球を溶接により一体化させたものを用いている。この場合、ロッド20とは別個に球状部材21を加工することができるので、球面状の加工を施しやすい。従って、球面の精度が向上できるので、センサ毎の出力ばらつきをより低減することができる。
As the
球状部材21としての鋼球をロッド20の端部に一体化させる方法としては、例えば金属同士を接続する溶接法を適用することができる。本実施形態においては、図2に示すように、球状部材21を支持固定する支持部材110の一端に設けられた窪み状の支持部110aに球状部材21である鋼球を配置し、支持部材110を電極120にて狭持する。そして、ロッド20を電極121にて狭持した状態で、球状部材21に対して位置決めしつつロッド20の端面を球状部材21に押し付けて接触させる。特に本実施形態においては、ロッド20が中空ロッドであり、ロッド20の内径が球状部材21の外径よりも小さく設けられているので、ロッド20と球状部材21の位置決め(軸合わせ)が容易である。尚、図2はロッド20に対する球状部材21の接続方法を説明するための模式図である。
As a method for integrating the steel ball as the
そして、位置決め状態において、両電極120,121間に大電圧を印加することにより、ロッド20と球状部材21との接触部位をスポット溶接にて一括して接合する。この処理をロッド20の両端にて実施することで、両端に球状部材21を一体に備えるロッド20を形成することができる。このようにスポット溶接法を適用すると、短時間で接触部位全てを溶接することができるので、生産性及び加工精度を向上することができる。
And in a positioning state, the contact site | part of the
また、センサチップ30は、例えばシリコンからなる半導体基板に、圧力検出素子として所定の抵抗値を有する4個のピエゾ抵抗素子(図示せず)を、配線及び電極(ともに図示せず)と共にブリッジ回路を構成するように形成してなるものである。そして、ピエゾ抵抗素子が形成された面の裏面側にて、金属ステム2の支持部2b上に接着固定されている。
In addition, the
従って、本実施形態における燃焼圧センサ100は、受圧面であるダイアフラム10に燃焼圧が印加されると、ダイアフラム10は印加圧力に応じて弾性変形してダイアフラム10に当接するロッド20に圧力を伝達し、ロッド20は軸方向に変位する。そして、当該変位に応じて金属ステム2の支持部2bが弾性変形し、当該変形によりセンサチップ30の各ピエゾ抵抗素子に生じた抵抗値変化を電圧値の変化として出力し、印加圧力を検出する構成となっている。
Therefore, in the
また、受圧面であるダイアフラム10とセンサチップ30との間に圧力伝達部としてのロッド20を配置しているので、センサチップ30を燃焼室から遠ざけることができる。すなわち、センサチップ30の熱負荷を軽減できる構成となっている。
Moreover, since the
尚、図1中において、符号5,6は処理回路用基板であり、センサチップ30と処理回路用基板5,6との間、及び、処理回路用基板5,6間は、ボンディングワイヤやばね端子7により電気的に接続されている。また、符号6aは処理回路用基板6上に搭載されたアンプ、符号8は処理回路用基板6とターミナル3とを電気的に接続するためのスペーサである。従って、センサチップ30の出力信号は、アンプ6aにより増幅された後、ターミナル3から外部に出力される構成となっている。尚、符号9は第3のケース1cと第4のケース1dとの間を防水するためのOリングである。
In FIG. 1,
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施する事ができる。 The preferred embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made.
本発明の特徴部分はダイアフラム10及びセンサチップ30と接するロッド20の接触面の構造(球面)にある。従って、本実施形態で示した上記構造以外の点については、本実施形態に限定されるものではない。
The characteristic part of the present invention lies in the structure (spherical surface) of the contact surface of the
また、本実施形態において、球状部材21である鋼球がロッド20と一体化された例を示した。しかしながら、球状部材21としては、少なくともダイアフラム10及びセンサチップ30(本実施形態においては金属ステム2の支持部2b)との接触部位が球面であれば適用することができる。
Moreover, in this embodiment, the example in which the steel ball which is the
また、本実施形態において、ロッド20の端部である球状部材21が金属ステム2の支持部2bを介して、圧力検出素子を備えるセンサチップ30と接する構成の例を示した。しかしながら、ロッド20の接触面である球面が直接圧力検出素子に接する構成としても良い。
Moreover, in this embodiment, the
また、本実施形態においては、ロッド20として円筒状の中空ロッドを適用する例を示した。しかしながら、ロッド20は上記例に限定されるものではない。例えば、円柱状のロッド20を適用することもできる。この場合、図3に示すように、例えば球状部材21としての鋼球を回転可能なテーブル130上の固定部131に固定した状態で、固定部材140にて狭持したロッド20を位置決めしつつ球状部材21に接触させる。そして、当該接触状態において、テーブル130を回転させつつ接触部位をレーザ溶接し接合する。この処理をロッド20の両端にて実施することで、両端に球状部材21を一体に備えるロッド20を形成することができる。しかしながらロッド20が中空ロッドでない場合には、ロッド20と球状部材21との位置決め(軸合わせ)が中空ロッドの場合よりも困難となる。また、上記方法の場合、全周溶接しようとすると、テーブル130(ロッド20及び球状部材21)或いはレーザ射出装置(図示せず)を回転させる必要があるので、中空ロッドを用いた際のスポット溶接よりも、生産性及び加工精度が低下する。従って、好ましくは、ロッド20として本実施形態で示した中空ロッドを適用すると良い。
Moreover, in this embodiment, the example which applies a cylindrical hollow rod as the
また、第1のケース1a、第2のケース1b、及び金属ステム2の中空部2aの内壁面とロッド20との間にOリングが配置された構成としても良い。
In addition, an O-ring may be disposed between the
1・・・ケース
2b・・・支持部(ダイアフラム面)
10・・・ダイアフラム
20・・・ロッド
21・・・球状部材
30・・・センサチップ
100・・・燃焼圧センサ
1 ...
DESCRIPTION OF
Claims (3)
一端が前記ダイアフラムに当接し、前記ダイアフラムの変形に応じて軸方向に変位する圧力伝達部としてのロッドと、
前記ロッドの他端に当接し、前記ロッドの変位に応じた検出信号を出力する圧力検出素子と、を備え、内燃機関の燃焼室内の圧力を検出する燃焼圧センサにおいて、
前記ロッドは円筒形状を有し、
前記ロッドの両端に、球状部材が一体に設けられ、
前記ロッドは、前記球状部材を接触面として、前記圧力検出素子及び前記ダイアフラムと接触しており、
前記ロッドの内径は、前記球状部材の外径よりも小さく、
前記球状部材は、前記ロッドの内壁面と端面とによって構成される内側角部に当接した状態でレーザ溶接にて接合されていることを特徴とする燃焼圧センサ。 A diaphragm that deforms in response to pressure,
One end abuts against the diaphragm, and a rod as a pressure transmission part that is displaced in the axial direction in accordance with deformation of the diaphragm;
Abuts the other end of the rod, and a pressure detecting element that outputs a detection signal corresponding to the displacement of the rod, the combustion pressure sensor for detecting the pressure in the combustion chamber of an internal combustion engine,
The rod has a cylindrical shape;
A spherical member is integrally provided at both ends of the rod,
The rod is in contact with the pressure detection element and the diaphragm with the spherical member as a contact surface,
The inner diameter of the rod is smaller than the outer diameter of the spherical member,
The combustion pressure sensor , wherein the spherical member is joined by laser welding in a state of being in contact with an inner corner formed by an inner wall surface and an end surface of the rod .
該ピエゾ抵抗素子は、配線及び電極と共に、ブリッジ回路を構成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃焼圧センサ。 The pressure detecting element is a piezoresistive element having a predetermined resistance value,
The combustion pressure sensor according to claim 1 or 2, wherein the piezoresistive element forms a bridge circuit together with wiring and electrodes .
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