JP4379183B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4379183B2
JP4379183B2 JP2004108854A JP2004108854A JP4379183B2 JP 4379183 B2 JP4379183 B2 JP 4379183B2 JP 2004108854 A JP2004108854 A JP 2004108854A JP 2004108854 A JP2004108854 A JP 2004108854A JP 4379183 B2 JP4379183 B2 JP 4379183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
sliding member
closed
pressing
switchgear according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004108854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005291417A (ja
Inventor
大 大高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004108854A priority Critical patent/JP4379183B2/ja
Publication of JP2005291417A publication Critical patent/JP2005291417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4379183B2 publication Critical patent/JP4379183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、折り畳み式携帯電話装置や折り畳み式PDA(Personal Digital Assistant)や化粧品用コンパクト等の筐体の開閉装置に関し、特に片手のみの操作で筐体を開閉動作させる開閉装置に関する。
従来、例えば折り畳み式携帯電話装置では、筐体の開閉を手動で行うようにしている。また一部には付勢手段とロック機構を設けて、このロックをはずすことによりワンプッシュで開放するようなものが実用化されている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
またトーションスプリングを用いて、ワンプッシュで90度まで開き、180度開いた全開状態でワンプッシュすることにより90度まで閉じるようにした、開放及び閉成の操作を片手のみによりワンタッチで行えるようにした携帯電子機器の自動開閉装置が提案されている。ただし閉じるときは90度に戻るだけであり、完全に閉じるためには手動で折り畳むことが必要である(例えば特許文献3)。
特開平7−131850号公報(第4頁、第1図) 特開2002−250333号公報(第5頁、第3図) 特開2002−335316号公報(第6頁、第1図)
従来のワンプッシュオープンの構造では、ワンプッシュでの動作が可能なのは開放方向の一方向のみであるか、筐体が開ききった状態と閉じた状態の中間の位置までの開閉動作でしかなく、筐体を完全に閉成するためには、一方の手で一方の筐体を保持し、片方の手で他方の筐体を掴んでヒンジを支点にして、回動させて折り畳むということが必要であった。
本発明の開閉装置は、第一の筐体の一端に筒状部を設け、この筒状部の軸心を中心として、第二の筐体に対して第一の筐体を回動可能とした開閉装置において、筒状部の内側に螺旋状の受圧部を設け、この受圧部に沿って摺動する摺動部材と、この摺動部材を筒状部の中で往復動させる往復動手段を備えた構成を有する。この構成により、筒状部の中で摺動部材が往復動することにより、第一の筐体に回転力を与え、第二の筐体に対して開閉する。
また、本発明の開閉装置は、受圧部が凸条部である構成を有する。この構成により、筒状部に設けられた螺旋状の凸条部に沿って摺動部材が摺動し、第一の筐体が開閉する。
また、本発明の開閉装置は、受圧部が凹条部である構成を有する。この構成により、筒状部に設けられた螺旋状の凹条部に沿って摺動部材が摺動し、第一の筐体が開閉する。
また、本発明の開閉装置は摺動部材を往復動させる往復動手段として、摺動部材の両端に一対の押圧部材を設ける。押圧部材を一方向から押すことにより、摺動部材が一方向に移動して第一の筐体と第二の筐体が開き、押圧部材を他方向から押すことにより、摺動部材が他方向に移動して前記第一の筐体と前記第二の筐体が閉じるように構成する。この構成により、押圧部材を一方からワンプッシュすることにより筐体が開き、他方からワンプッシュすることにより筐体が閉じるため、片手のみで筐体を開閉動することが可能である
また、本発明の開閉装置は受圧部の両端に一対の固定磁石を設け、また摺動部材の軸方向の両端面に一対の可動磁石を設けた構造を有する。この構成により、固定磁石と可動磁石との間の磁力によって、摺動部材が第一の筐体が開いた開放状態、または、第一の筐体が閉じた閉成状態となる位置を保持する。このことにより、筐体を開閉動した後に筐体の状態を保持することが可能である。
また、本発明の開閉装置は、第一の筐体が開放状態または閉成状態に近づいたときに、摺動部材が固定磁石と可動磁石の間の磁力によって、開放状態または閉成状態の位置に移動するように構成している。このことにより、開放状態または閉成状態になるまで押圧部材を最後まで押圧しなくても、途中から磁力により自動的に開放状態、閉成状態になるため、片手での筐体の操作をなおいっそう簡易なものとする。
また、本発明の開閉装置は、第一の筐体の平面に沿って筒状部を設けた構造を有する。この構造により、容易に二つに折り畳むことが出来る。
また、本発明の開閉装置は、第一の筐体の平面に対して交わるように筒状部を設けた構造を有する。この構造により、容易に筐体をスライドして開閉することができる。
また、本発明は上記の開閉装置を用い、携帯容器を構成している。この構成により、化粧品用コンパクトなどの開閉容器を片手で簡単に開閉できる。
また、本発明は上記の開閉装置を用い、折り畳み装置を構成している。この構成により、PDAやゲーム機などの装置を簡単に開閉できる。
また、本発明は上記の開閉装置を用い、折り畳み式携帯電話装置を構成している。この構成により、折り畳み式携帯電話装置を片手で簡単に開閉できる。
本発明の開閉装置によれば、第一の筐体の一端に筒状部を設け、筒状部の軸心を中心として、第二の筐体に対して第一の筐体を回動可能とした開閉装置において、筒状部両端に設けた押圧部材の一方を押せば、押圧力が第一の筐体を回転する力となって第一の筐体が開き、他方を押せば第一の筐体が閉じるという開閉動作ができる。そのため、片手の操作で容易に筐体を開放または閉成の両方向への動作をさせることができる。また、複雑なヒンジ機構、特にスプリングを使用しないため、部品点数の削減ができ、また、開閉装置が壊れにくいという効果がある。
以下、本発明の実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の第一の実施の形態に係る開閉装置の分解斜視図を示す。図1において、第一の筐体である回転側筐体1の下端には第一の筒状部10を設け、第二の筐体である固定側筐体2には、前記回転側筐体1の第一の筒状部10を両側から挟むように第二の筒状部20a、20bを設けている。回転側筐体1と固定側筐体2は、第一の筒状部10と第二の筒状部20a、20bを同一軸上に位置するように組み合わせ、回転側筐体1が第一の筒状部10の軸心を中心として固定側筐体2に対して開閉するようにしている。
なお、図1において、第一の筐体である回転側筐体1の第一の筒状部10の内部には、
螺旋状の凸条部または凹条部からなる受圧部50を内側に設けた回転力変換部材5を圧入固定している。図2に回転力変換部材5の拡大図を示す。図2では円筒状の部分を外から内側に押し込んだ形にして、内側に受圧部50を凸状に形成している。回転力変換部材5の中には、螺旋状の凸条部または凹条部からなる受圧部50とかみ合った状態のまま軸方向に移動する摺動部材6が挿入される。摺動部材6の溝6aが受圧部50と噛み合う。摺動部材6の両端面の凹部6bには、一対の可動磁石8a、8bをそれぞれ貼り付けている。また、回転力変換部材5の両端面にも、一対の固定磁石7a、7bをそれぞれ貼り付けている。
また、図1に示すように、第二の筐体である固定側筐体2の第二の筒状部20a、20bの内側には、後述する押圧部材3、4について軸方向の移動を案内するとともに、軸心の周りに回転しないように回転を規制する規制部材9a、9bを一体に設けている。そして、押圧部材3、4を固定側筐体2の第二の筒状部20a、20bの外側から内側に差し込み、摺動部材6を両側から挟持している。なお、押圧部材3、4については、一端に指で押圧するボタン部30、40を設け、他端に摺動部材6の端面に貼り付けた可動磁石8a、8bを押圧する押圧部31、41を設け、押圧部31、41の外側には回転を規制するためのガイド部32、42を設けるとともに、ストッパー部33、43を設けている。なお、ガイド部32、42の先端は摺動部材6の凹部6bに入り込み、摺動部材6が筒状部10の中を往復動する際に、軸心の周りに回転しないようにしている。
図3に、本発明の開閉装置の筒状部10、20a、20bの軸心で切断した断面図、すなわち図4(a)のA−A断面図を示す。図3に示すように、本発明の開閉装置では、回転側筐体1と固定側筐体2のそれぞれの筒状部10、20a、20bの軸心を揃え、回転側筐体1の筒状部10の中に、両端に一対の可動磁石8a、8bを貼り付けた摺動部材6を挿入し、回転力変換部材5が設けられている筒状部10の両端に一対の固定磁石7a、7bを貼り付けている。そして、固定側筐体2の筒状部20a、20bには、それぞれ外側から押圧部材3、4を挿入して、回転側筐体1内に配置した摺動部材6を両側から挟持するように組み立てている。なお、押圧部材3、4の先端の材質を金属として、押圧部材3、4の先端が摺動部材6の両面に貼り付けてある可動磁石8a、8bに当接することにより、可動磁石8a、8bの磁力によって吸着し、一体的に軸上を往復動するようにしている。図3では、押圧部材3を左から右に指で押し、押圧部材3のボタン部30が固定側筐体2の筒状部20bの中に入り込んでいる状態を示す。なお、図3で押圧部材4のボタン部40は、固定側筐体2の筒状部20aの外に出た状態になっている。押圧部材3と可動磁石8a、8bを両面に貼り付けた摺動部材6と押圧部材4は一体として筒状部10、20a、20bの軸上を往復動する。
そして本発明の開閉装置では、図3の状態で固定側筐体2の筒状部20aの外に出ている押圧部材4を指で右から左に押していくと、摺動部材6が右から左に移動し、摺動部材6が移動することによって、回転力変換部材5の受圧部50に加わる押圧力が回転力変換部材5によって回転側筐体1を回転させる力に変わる。
例えば、図4(a)のように回転側筐体1が開いていた状態から、図4(b)のように回転側筐体1が90度閉じた状態に変わり、最終的には、図4(c)のように回転側筐体1が閉じた状態になる。そして、これとは反対に図4(c)の状態で筒状部20bから外に出ている押圧部材3のボタン部30を左から右に押すと、図4(c)の状態から図4(b)の状態に、そして図4(a)の状態にというように、閉じていた回転側筐体1が開く動作を行うことができる。
回転力変換部材5の螺旋状の凸条部または凹条部からなる受圧部50を、摺動部材6により軸方向に押圧すると、回転力変換部材5は軸方向に押された押圧力を軸方向と直交す
る平面上の回転力に変換する。摺動部材6は往復動するため、例えば、図4で摺動部材6を右から左に移動すると、回転側筐体1は第一の筒状部10の軸心を中心として固定側筐体2に対して閉じる動作を行う。また逆に、図4で摺動部材6を左から右に移動すると、回転側筐体1は第一の筒状部10の軸心を中心として固定側筐体2に対して開く動作を行う。
なお、本発明の開閉装置は、固定側筐体2の第二の筒状部20a、20b内部に設けられた規制部材9a、9bにより、押圧部材3、4と摺動部材6の移動を制限する。以下、図5を用いて規制部材9a、9bによる押圧部材3、4の動作制限について詳細に説明する。
図5に、摺動部材6が筒状部10の中を軸方向に移動する様子を三つの段階に分けて示す。すなわち、図5(a)は、押圧部材3のボタン部30が固定側筐体2の筒状部20bの中に入り込んだ状態を示す。なお、この状態では回転側筐体1は図4(a)のように開いている。図5(b)は、押圧部材3のボタン部30と押圧部材4のボタン部40の両方が固定側筐体2の筒状部20a、20bから出ている状態を示す。なお、この状態では回転側筐体1は図4(b)のように90度閉じている。図5(c)は、押圧部材4のボタン部40が固定側筐体2の筒状部20aの中に入り込んだ状態を示す。なお、この状態では、回転側筐体1は図4(c)のように閉じている。
図5(a)では、押圧部材4のストッパー部43が第二の筒状部20a内に設けられた規制部材9aに当たっている。このため、押圧部材4はこれ以上右に移動しない。また、押圧部材3のボタン部30が第二の筒状部20b内に設けられた規制部材9bに当たっている。このため、ボタン部30を右に押しても押圧部材3はこれ以上右に移動しない。
図5(b)では、押圧部材3、4のストッパー部33、43およびボタン部30、40は第二の筒状部20a、20b内に設けられた規制部材9a、9bに当たらないため、押圧部材3、4は左右に移動することが可能である。
図5(c)では、押圧部材3のストッパー部33が第二の筒状部20b内に設けられた規制部材9bに当たっている。このため、押圧部材3はこれ以上左に移動しない。また、押圧部材4のボタン部40が第二の筒状部20a内に設けられた規制部材9aに当たっている。このため、ボタン部40を左に押しても押圧部材4はこれ以上左に移動しない。
なお、本発明の開閉装置は、固定磁石7a、7bと可動磁石8a、8bの磁力により、摺動部材6の往復動作について、摺動部材6の移動動作を磁力で誘導したり、状態を保持したりするようにしている。以下、図6を用いて、摺動部材6の移動動作を固定磁石7a、7bと可動磁石8a、8bの磁力で誘導したり、状態を保持したりする動作を詳細に説明する。
図6は図5に示した図の中央部を拡大した図であり、固定磁石7a、7b、可動磁石8a、8bのS極、N極の向きを示したものである。図6(a)は図5(a)の中央部を拡大した図であり、このとき回転側筐体1は図4(a)のように開いている。図6(a)において、固定磁石7a−可動磁石8a間の方が、固定磁石7b−可動磁石8b間より距離が短く、S極とN極が向き合っている為、摺動部材6は右方向へ動く力が働く。前述したように、図5(a)の状態では、押圧部材3のボタン部30と規制部材9b、および押圧部材4のストッパー部43と規制部材9aが当たるため、押圧部材3、4、摺動部材6、可動磁石8a、8bはこれ以上右方向に移動しない。よって、押圧部材3、4、摺動部材6、可動磁石8a、8bの位置が固定され、回転側筐体1は開放状態を保持する。
図6(b)は図5(b)の中央部を拡大した図であり、このとき回転側筐体1は図4(b)のように90度閉じている。図6(b)において、固定磁石7a−可動磁石8a間と、固定磁石7b−可動磁石8b間の距離は同一である為、磁力も均一である。このため摺動部材6はこれらの磁力では移動しない。
図6(c)は図5(c)の中央部を拡大した図であり、このとき回転側筐体1は図4(c)のように閉じている。図6(c)において、固定磁石7b−可動磁石8bの方が、固定磁石7a−可動磁石8a間より距離が短く、S極とN極が向き合っている為、摺動部材6は左方向へ動く力が働く。前述したように、図5(c)の状態では、押圧部材4のボタン部40と規制部材9a、および押圧部材3のストッパー部33と規制部材9bが当たるため、押圧部材3、4、摺動部材6、可動磁石8a、8bはこれ以上左方向に移動しない。よって、押圧部材3、4、摺動部材6、可動磁石8a、8bの位置が固定され、回転側筐体1は閉成状態を保持する。
なお、図6(b)の状態から、押圧部材4を押して回転側筐体1を閉じる方向に近づけたときは、摺動部材6が左側へ移動する磁力が働き、図6(c)の状態に近づく。また、図6(b)の状態から、押圧部材3を押して回転側筐体1を開放する方向に近づけたときは摺動部材6が右側へ移動する磁力が働き、図6(a)の状態に近づく。
このように本発明の第一の実施の形態のワンプッシュ開閉装置によれば、受圧部50を内側に設けた回転力変換部材5と、これに対応した摺動部材6を設け、摺動部材6と押圧部材3、4を連動させることにより、左右の押圧部材3、4に設けたボタン部30、40の操作のみで筐体を開閉動作させることができ、さらに、磁石を設けることにより回転力の付加および、筐体の状態を開放状態、または閉成状態に保持することができる。
なお、第一の実施の形態では開放状態の角度を180度としたが、筒状部20a、20bのストッパー部9a、9bの位置、あるいは回転力変換部5及び摺動部材6の螺旋状のピッチにより任意の角度に設定することができる。
また、第一の実施の形態では、開閉装置として折り畳み式携帯電話装置を例にしたが、本発明は折り畳み式携帯電話装置に限定されるものではなく、回転側筐体の内側に大型液晶を備え、固定側筐体の内側にキーボードを備えた折り畳み式PDAなどの装置や、回転側筐体の内側に鏡を備え、固定側筐体の内側にファンデーションなどの化粧品を入れた化粧品用コンパクトなどの開閉装置を有する開閉容器にも適用可能である。
(実施の形態2)
本発明の第二の実施の形態に係る開閉装置について説明する。図7は、本発明の第二の実施の形態における開閉装置の部分断面図である。第二の実施の形態では、筒状部10の内側に受圧部50を凹条部として形成している。摺動部材60を筒状部10の中で往復動させる手段として電動モーター44を用いる。電動モーター44のモーター軸45の先端に雄ネジ部46を設け、摺動部材60の中心に雌ネジ61を切っている。そして電動モーター44を一方向に回転することにより、摺動部材60が左から右に移動し、受圧部50により筒状部10にに回転力を与え、筒状部10が回転することにより、筒状部10が一端に設けられている回転側筐体1が開く。また、電動モーター44を他方向に回転することにより、摺動部材60が右から左に移動し、受圧部50により筒状部10に回転力を与え、筒状部10が回転することにより回転側筐体1が閉じる。
第二の実施の形態においては、電動モーター44を用いることにより、スイッチ一つで筐体を開閉することができるため、使いやすいという効果がある。
(実施の形態3)
本発明の第三の実施の形態に係る開閉装置について説明する。図8は、本発明の第三の実施の形態における開閉装置の斜視図である。第三の実施の形態では回転側筐体1は固定側筐体2の上に重なった状態である。回転側筐体1に筒状部10を設け、回転側筐体1は筒状部10の軸心を中心として固定側筐体2に対してスライドするようにしている。なお、筒状部10の内部には、図示していないが回転力変換部材5、受圧部50、摺動部材6、および規制部材9a、9bが組み込まれている。筒状部10内部の摺動部材6を両側から挟むように、回転側筐体1の上側の平面より押圧部材3を、固定側筐体2の下側の平面より押圧部材4をそれぞれ設ける。押圧部材3、4は筒状部10と同一軸上にあり、押圧部材4は固定側筐体2に設けられた穴を通じて、筒状部10と組み合わさっている。押圧部材3を押すことにより、摺動部材6が下方向に移動し、回転側筐体1は筒状部10を中心に右まわりに回転する。また、押圧部材4を押すことにより、摺動部材6が上方向に移動し、回転側筐体は筒状部10を中心に左まわりに回転する。このようなスライドするタイプの折り畳み式携帯電話においても、ワンプッシュで回転し、筐体が開閉するため、使いやすいという効果がある。
本発明に係る開閉装置は、片手での操作で筐体を開閉動作させることができ、また、複雑なヒンジ機構、特にスプリングを使用しないため、部品点数の削減および、開閉機構が壊れにくいという効果を有するため、折り畳み式携帯電話装置やPDAなどの開閉装置や、化粧品用コンパクト等の開閉装置を有する開閉容器において適用できる。
本発明の第一の実施の形態における開閉装置の分解斜視図 本発明の第一の実施の形態における回転力変換部材5の斜視図 本発明の第一の実施の形態における開閉装置の部分断面図 (a)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が開放状態である斜視図(b)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が90度閉じた状態である斜視図(c)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が閉成状態である斜視図 (a)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が開放状態である部分断面図(b)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が90度閉じた状態である部分断面図(c)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が閉成状態である部分断面図 (a)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が開放状態である部分断面図(b)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が90度閉じた状態である部分断面図(c)本発明の第一の実施の形態における開閉装置の筐体が閉成状態である部分断面図 本発明の第二の実施の形態における開閉装置の部分断面図 本発明の第三の実施の形態における開閉装置の斜視図
符号の説明
1 回転側筐体
2 固定側筐体
3、4 押圧部材
5 回転力変換部材
6 摺動部材
7a、7b 固定磁石
8a、8b 可動磁石
9a、9b 規制部材
10 筒状部
20a、20b 筒状部
30、40 ボタン部
31、41 押圧部
32、42 ガイド部
33、43、ストッパー部
44 電動モーター
45 モーター軸
46 雄ネジ部
50 受圧部
60 摺動部材
61 雌ネジ部

Claims (10)

  1. 第一の筐体の一端に筒状部を設け、
    前記筒状部の軸心を中心として、第二の筐体に対して前記第一の筐体を回動可能とし、前記筒状部の内側に螺旋状の受圧部を設け、
    前記受圧部に沿って摺動する摺動部材と、前記摺動部材を前記筒状部の中で往復動させる往復動手段を設け
    前記受圧部の両端に一対の固定磁石を設け、
    前記摺動部材の軸方向の両端面に一対の可動磁石を設けることにより、
    前記固定磁石と前記可動磁石との間の磁力によって、前記摺動部材が前記第一の筐体が開いた開放状態、または、前記第一の筐体が閉じた閉成状態となる位置を保持することを特徴とする開閉装置。
  2. 前記受圧部を凸条部としたことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記受圧部を凹条部としたことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  4. 前記往復動手段として、前記摺動部材の両端に一対の押圧部材を設け、
    前記押圧部材を一方向から押すことにより、前記摺動部材が一方向に移動して前記第一の筐体と前記第二の筐体が開放状態となり、前記押圧部材を他方向から押すことにより、前記摺動部材が他方向に移動して前記第一の筐体と前記第二の筐体が閉成状態となるように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の開閉装置。
  5. 前記第一の筐体が前記開放状態または前記閉成状態に近づいたときに、前記摺動部材が前記固定磁石と前記可動磁石の間の磁力によって前記開放状態または前記閉成状態の位置に移動することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の開閉装置。
  6. 前記第一の筐体の平面に沿って前記筒状部を設けた、請求項1から請求項5のいずれかに記載の開閉装置。
  7. 前記第一の筐体の平面に対して交わる方向に前記筒状部を設けた、請求項1から請求項6のいずれかに記載の開閉装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の開閉装置を有する携帯容器。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の開閉装置を有する折り畳み装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の開閉装置を有する折り畳み式携帯電話装置。
JP2004108854A 2004-04-01 2004-04-01 開閉装置 Expired - Fee Related JP4379183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004108854A JP4379183B2 (ja) 2004-04-01 2004-04-01 開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004108854A JP4379183B2 (ja) 2004-04-01 2004-04-01 開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005291417A JP2005291417A (ja) 2005-10-20
JP4379183B2 true JP4379183B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=35324567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004108854A Expired - Fee Related JP4379183B2 (ja) 2004-04-01 2004-04-01 開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4379183B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5456565B2 (ja) * 2010-05-07 2014-04-02 日立建機株式会社 軸受装置
JP6355447B2 (ja) * 2014-06-20 2018-07-11 プラス株式会社 回転機構、及びそれを用いたケース体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005291417A (ja) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6085387A (en) Hinge device
EP1994247B1 (en) A sliding hinged apparatus
EP1666743A1 (en) Rotation supporting mechanism and portable terminal
US20060112517A1 (en) Hinge assembly for foldable electronic device
US20060096064A1 (en) Hinge assembly for foldable electronic device
US20040131421A1 (en) Opening and closing device
JP5644939B2 (ja) スライドアシスト装置
EP1820980A1 (en) Excessive rotation preventing structure for rotation supporting mechanism and portable terminal
WO2006067259A1 (en) Electronic device
EP2413575B1 (en) Handheld electronic device
JP4379183B2 (ja) 開閉装置
US8478368B2 (en) Portable electronic device
KR100953173B1 (ko) 폴더형 휴대 단말기
KR20050065350A (ko) 스프링 바이어스된 힌지 및 그를 위한 방법
US7359506B2 (en) Opening and closing device and electronic equipment using the same
KR0145879B1 (ko) 전화기의 버튼 커버 개폐장치
JP6049932B1 (ja) 電子機器の開閉装置
KR101008847B1 (ko) 힌지용 개폐장치
KR100610373B1 (ko) 양 방향 힌지 장치 및 이를 구비한 휴대용 단말기
CN219372735U (zh) 一种一键弹开式柔性屏折叠移动终端
KR100976117B1 (ko) 휴대통신단말기용 슬라이드 액추에이터 조립체
KR100366973B1 (ko) 휴대용 단말기에서 자동 개폐 힌지장치
KR200426908Y1 (ko) 휴대폰 및 휴대용 단말기의 오토 클릭 힌지
KR20060041087A (ko) 360도 회전 프리스톱 힌지장치
KR100664175B1 (ko) 이동단말기의 힌지 토오크 조절장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070320

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090907

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees