JP4376676B2 - Parts management program - Google Patents
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Description
本発明は、部品倉庫や整備工場において部品に関する情報を管理するための部品管理プログラムに、関する。 The present invention relates to a parts management program for managing information related to parts in a parts warehouse or a maintenance shop.
周知のように、部品倉庫や整備工場などの施設において、電子タグが、部品数の管理に利用されつつある。このような施設には、電子タグから情報を読み取るためのゲート装置が設置され、このゲート装置のアンテナの付近を電子タグが通過すると、その電子タグの情報が、ゲート装置に読み取られて、部品数が増減される。
前述したゲート装置及び電子タグからなる従来のシステムは、単に、部品数を管理するためだけのものである。従って、このような従来のシステムによると、販売のために部品が持ち出されることによって部品数が減少したのか、返品のために部品が持ち込まれて部品数が増加したのかを管理することができなかった。つまり、従来のシステムは、部品の販売数や返品数に基づく売り上げの管理ができないものとなっていた。 The conventional system comprising the gate device and the electronic tag described above is merely for managing the number of parts. Therefore, according to such a conventional system, it is not possible to manage whether the number of parts is reduced by taking parts out for sale or whether the number of parts is increased because parts are brought in for return. It was. In other words, the conventional system cannot manage sales based on the number of parts sold or the number of returned goods.
本発明は、前述したような従来の事情に鑑みてなされたものであり、部品倉庫や整備工場などの施設において部品の売り上げの管理をできるようにする装置としてコンピュータを機能させるための部品管理プログラムを、提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described conventional circumstances, and a parts management program for causing a computer to function as a device that enables management of sales of parts in a facility such as a parts warehouse or a maintenance factory. Is to provide.
上記の課題を解決するために発明された部品管理プログラムは、コンピュータを、施設の搬入口及び搬出口に設置された電子タグ読取装置を介して、部品に装着された電子タグから部品であることを示す部品情報を読み取るとともに、車輌に装着された電子タグから車輌であることを示すとともに車輌の利用者を示す情報を含む車輌情報を読み取るタグ情報読取手段,前記タグ情報読取手段が読み取った前記部品情報及び前記車輌情報に基づいて、前記部品が前記車輌によって搬出されたのか搬入されたのかを判別する出入判別手段,及び、前記出入判別手段が前記部品が搬出されたと判断した場合において、前記車輌情報が顧客の車輌を示す情報であるときに、その部品の個数を販売数として記憶装置に記録するとともに、前記出入判別手段が前記部品が搬入されたと判断した場合において、前記車輌情報が顧客の車輌を示す情報であるときに、その部品の個数を返品数として前記記憶装置に記録する計上手段として機能させることを、特徴としている。 The parts management program invented to solve the above-described problems is that the computer is a part from an electronic tag attached to the part via an electronic tag reader installed at the entrance and exit of the facility. The tag information reading means for reading the vehicle information including the information indicating the vehicle user and the vehicle information from the electronic tag attached to the vehicle, and the tag information reading means Based on the part information and the vehicle information, the entry / exit determination means for determining whether the part has been carried out by the vehicle or the carry-in, and when the entry / exit determination means has determined that the part has been carried out, When the vehicle information is information indicating the customer's vehicle, the number of parts is recorded in the storage device as the number of sales, and the entry / exit determination In the case but it is determined that the component is carried, when the vehicle information indicates a customer of the vehicle, that function as recorded means for recording in the storage device the number of the part as return number, characterized It is said.
このように構成されると、車輌に積載されて施設から搬出された部品の個数が、販売数として計上され、車輌に積載されて施設に搬入された部品の個数が、返品数として計上される。従って、販売数から返品数を差し引いて得られる個数を、その部品の価格に乗ずれば、その部品の売り上げを簡単に算出することができる。 With this configuration, the number of parts loaded on the vehicle and carried out of the facility is counted as the number of sales, and the number of parts loaded on the vehicle and carried into the facility is counted as the number of returned goods. . Therefore, if the number obtained by subtracting the number of returned goods from the number of sales is multiplied by the price of the part, the sales of the part can be easily calculated.
以上に説明したように、本発明によれば、部品倉庫や整備工場などの施設において部品の売り上げの管理をできるようになる。 As described above, according to the present invention, sales of parts can be managed in a facility such as a parts warehouse or a maintenance factory.
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための形態について、説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の実施形態である部品管理システムの概略図である。部品管理システムは、部品倉庫ゲート装置10,整備工場ゲート装置20,及び、部品管理サーバ装置30を、備えており、これら装置10〜30は、ネットワークNを介して互いに接続されている。なお、このネットワークNには、後述する他システムのデータベース装置40も、接続されている。
FIG. 1 is a schematic diagram of a parts management system according to an embodiment of the present invention. The parts management system includes a parts
部品倉庫ゲート装置10は、部品倉庫への部品の搬入又は部品倉庫からの部品の搬出を管理するための装置である。部品倉庫ゲート装置10は、一対のゲートアンテナ11,12と、一台のパーソナルコンピュータ13とを、備えている。
The parts
一対のゲートアンテナ11,12は、電子タグとの間で電波の遣り取りをするための装置である。具体的には、各ゲートアンテナ11,12は、何れもコ字状に形成された金属のバーであり、互いに同じ大きさを有している。各ゲートアンテナ11,12とこれらが立設された床とにより仕切られてなる通過口は、部品倉庫の外側において、その部品倉庫に一つだけ設けられている搬入搬出口とともに並列するように、配置されている。従って、部品や部品を積載した車輌は、部品倉庫の搬入搬出口を通過する際には、必ず各ゲートアンテナ11,12を潜ることとなる。なお、本実施形態では、第2ゲートアンテナ12が部品倉庫に近い側に配置され、第1ゲートアンテナ11がその外側に配置されている。
The pair of
パーソナルコンピュータ13は、各ゲートアンテナ11,12を用いて電子タグの通過を管理するための装置である。図2は、パーソナルコンピュータ13の構成図である。パーソナルコンピュータ13は、CPU[Central Processing Unit]13a,RAM[Random Access Memory]13b,表示装置13c,入力装置13d,通信アダプタ13e,電子タグ読取装置13f,FDD[Flexible Disk Drive]13g,CDD[Compact Disk Drive]13h,及び、HDD[Hard Disk Drive]13iを、備えている。
The
CPU13aは、パーソナルコンピュータ13全体を制御するための中央処理装置である。RAM13bは、CPU13aが各種プログラムを実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。表示装置13cは、CPU13aによって生成された画面データに基づいて各種画面を表示するための装置であり、具体的には液晶ディスプレイやブラウン管ディスプレイである。入力装置13dは、操作者からの入力を受け付けるための装置であり、具体的にはキーボードやマウスやタッチスクリーンである。
The
通信アダプタ13eは、ネットワークN上のルータとの間でデータの送受信を行うための装置であり、具体的には、LAN[Local Area Network]接続ボード,ターミナルアダプタ,モデムなどである。電子タグ読取装置13fは、ゲートアンテナ11,12から電波を出力させるとともに電子タグからゲートアンテナ11,12を介してデータを受信するための装置である。
The
FDD13g及びCDD13hは、コンピュータ可読媒体であるフレキシブルディスクやコンパクトディスクからデータやプログラムを読み出したりこれらディスクに書き込んだりするための補助記憶装置であり、ディスクを着脱自在に装着するための機構を、備えている。HDD13iは、パーソナルコンピュータ13に内蔵され或いは外付けされる補助記憶装置であり、CPU13aによってRAM13b上に読み出されて実行される各種プログラムや、各種プログラムの実行時に利用されるテーブルを、記憶している。
The
具体的には、HDD13iには、ハードウエアとソフトウエアとを統合的に管理するためのOS[Operating System]プログラムの他、通過部品ジャーナルテーブル14,通過車輌ジャーナルテーブル15,及び、電子タグ監視プログラム16,部品倉庫用プログラム17が、インストールされている。
Specifically, in the
通過部品ジャーナルテーブル14は、各ゲートアンテナ11,12による通過口を通過した部品に関する情報を記録しておくためのテーブルである。図3は、通過部品ジャーナルテーブル14のデータ構造の一例を示す図である。図3の通過部品ジャーナルテーブル14中のレコードは、「部品ID」,「個数」,「通過ゲート」,及び、「通過日時」のフィールドを、有している。
The passing parts journal table 14 is a table for recording information related to parts that have passed through the passing ports of the
ここで、「部品ID」は、部品に貼り付けられた電子タグが記憶している部品IDが記録されるフィールドである。なお、部品IDは、部品の種類を識別するために各部品に一意に割り当てられた識別情報である。また、「個数」は、同一の部品IDを記憶する電子タグがゲートアンテナ11,12による通過口を同時に通過したときのその電子タグの個数が記録されるフィールドである。
Here, the “component ID” is a field in which the component ID stored in the electronic tag attached to the component is recorded. The component ID is identification information uniquely assigned to each component in order to identify the type of component. The “number” is a field in which the number of electronic tags when electronic tags storing the same component ID pass through the passage openings of the
また、「通過ゲート」は、電子タグが貼り付けられた部品が第1ゲートアンテナ11と第2ゲートアンテナ12の何れを潜ったかを示す通過ゲート情報が記録されるフィールドである。この「通過ゲート」フィールドには、電子タグが貼り付けられた部品が第1ゲートアンテナ11を通過したことを示す情報として「外」が記録され、電子タグが貼り付けられた部品が第2ゲートアンテナ12を通過したことを示す情報として「内」が記録される。また、「通過日時」は、部品に貼り付けられた電子タグが各ゲートアンテナ11,12を潜った時の年月日時分秒が通過日時情報として記録されるフィールドである。
Further, the “pass gate” is a field in which pass gate information indicating which of the
通過車輌ジャーナルテーブル15は、各ゲートアンテナ11,12による通過口を通過した車輌に関する情報を記録しておくためのテーブルである。図4は、通過車輌ジャーナルテーブル15のデータ構造の一例を示す図である。図4の通過車輌ジャーナルテーブル15中のレコードは、「車輌ID」,「通過ゲート」,及び、「通過日時」のフィールドを、有している。
The passing vehicle journal table 15 is a table for recording information related to vehicles that have passed through the passing ports of the
ここで、「車輌ID」は、車輌に貼り付けられた電子タグが記憶している車輌IDが記録されるフィールドである。なお、車輌IDは、車輌の利用者を識別するために各車輌に一意に割り当てられた識別情報である。また、車輌としては、上記業者が利用するトラックや営業車などの自社車輌,部品倉庫や整備工場の構内で利用されるフォークリフト,部品倉庫に部品を納入する部品業者の営業者,及び、整備工場に整備対象として預けられる顧客の車輌がある。 Here, the “vehicle ID” is a field in which the vehicle ID stored in the electronic tag attached to the vehicle is recorded. The vehicle ID is identification information uniquely assigned to each vehicle in order to identify the user of the vehicle. Vehicles include trucks and sales vehicles used by the above companies, forklifts used on the premises of parts warehouses and maintenance factories, sales of parts suppliers who supply parts to parts warehouses, and maintenance shops There is a customer's vehicle that is entrusted for maintenance.
また、「通過ゲート」は、電子タグが貼り付けられた車輌が第1ゲートアンテナ11と第2ゲートアンテナ12の何れを潜ったかを示す通過ゲート情報が記録されるフィールドである。また、「通過日時」は、車輌に貼り付けられた電子タグが各ゲートアンテナ11,12を潜った時の年月日時分秒が通過日時情報として記録されるフィールドである。
Further, the “pass gate” is a field in which pass gate information indicating which of the
電子タグ監視プログラム16は、各ゲートアンテナ11,12を用いて電子タグの通過を検知する機能をパーソナルコンピュータに付加するためのプログラムである。この電子タグ監視プログラム16に従ってCPU13aが実行する処理の内容については、後述する。
The electronic
部品倉庫用プログラム17は、各ゲートアンテナ11,12を通過した部品又は車輌に関する情報を管理する機能をパーソナルコンピュータに付加するためのプログラムである。この部品倉庫用プログラム17に従ってCPU13aが実行する処理の内容については、後述する。
The
整備工場ゲート装置20は、整備工場への商品の搬入又は整備工場からの商品の搬出を管理するための装置である。整備工場ゲート装置20は、一対のゲートアンテナ21,22と、一台のパーソナルコンピュータ23とを、備えている。
The maintenance
一対のゲートアンテナ21,22は、前述した部品倉庫ゲート装置10の一対のゲートアンテナ11,12と同じものである。また、各ゲートアンテナ21,22による通過口は、整備工場の外側において、その整備工場に一つだけ設けられている搬入搬出口とともに並列するように、配置されている。従って、部品や部品を積載した車輌は、部品倉庫の搬入搬出口を通過する際には、必ず各ゲートアンテナ21,22を潜ることとなる。なお、本実施形態では、第2ゲートアンテナ22が部品倉庫に近い側に配置され、第1ゲートアンテナ21がその外側に配置されている。
The pair of
パーソナルコンピュータ23は、各ゲートアンテナ21,22を用いて電子タグの通過を管理するための装置である。図5は、パーソナルコンピュータ23の構成図である。パーソナルコンピュータ23は、前述した部品倉庫ゲート装置10のパーソナルコンピュータ13のハードウエア13a〜13iと同じハードウエア23a〜23iを、備えている。
The
また、HDD23iには、OSプログラムの他、通過部品ジャーナルテーブル24,通過車輌ジャーナルテーブル25,電子タグ監視プログラム26,及び、整備工場用プログラム27が、インストールされている。なお、通過部品ジャーナルテーブル24,通過車輌ジャーナルテーブル25,及び、電子タグ監視プログラム26は、前述した部品倉庫ゲート装置10のそれと同じものである。
In addition to the OS program, the passing part journal table 24, the passing vehicle journal table 25, the electronic
整備工場用プログラム27は、各ゲートアンテナ21,22を通過した部品又は車輌に関する情報を管理する機能をパーソナルコンピュータに付加するためのプログラムである。この整備工場用プログラム27に従ってCPU23aが実行する処理の内容については、後述する。
The
部品管理サーバ装置30は、電子タグが貼り付けられた部品及び車輌に関する情報を管理するための装置である。図6は、部品管理サーバ装置30の構成図である。部品管理サーバ装置30は、いわゆる汎用コンピュータであり、CPU30a,RAM30b,通信アダプタ30c,及び、記憶装置30dを、備えている。なお、CPU30a,RAM30b,及び、通信アダプタ30cは、前述したパーソナルコンピュータ13,23のそれと同じ機能を発揮するものである。
The parts
記憶装置30dは、部品管理サーバ装置30に内蔵される補助記憶装置であり、CPU30aによってRAM30b上に読み出されて実行される各種プログラムや、各種プログラムの実行時に利用されるテーブルを、記憶している。
The
具体的には、記憶装置30dには、OSプログラムの他、部品情報管理テーブル31,在庫部品管理テーブル32,部品状態管理テーブル33,車輌情報管理テーブル34,及び、情報送信プログラム35が、インストールされている。
Specifically, in addition to the OS program, the component information management table 31, the inventory component management table 32, the component state management table 33, the vehicle information management table 34, and the
部品情報管理テーブル31は、この部品管理システムを利用する業者が取り扱う全ての部品に関する情報を管理するためのテーブルである。図7は、部品情報管理テーブル31のデータ構造の一例を示す図である。図7の部品情報管理テーブル31中のレコードは、「部品ID」及び「部品名」のフィールドを、有している。 The component information management table 31 is a table for managing information related to all components handled by a supplier who uses this component management system. FIG. 7 is a diagram illustrating an example of the data structure of the component information management table 31. The record in the component information management table 31 of FIG. 7 has fields of “component ID” and “component name”.
ここで、「部品ID」は、上記業者が取り扱う全ての部品の部品IDが記録されるフィールドである。また、「部品名」は、部品の名称が記録されるフィールドである。 Here, the “component ID” is a field in which the component IDs of all the components handled by the supplier are recorded. “Part name” is a field in which the name of the part is recorded.
在庫部品管理テーブル32は、上記業者が在庫部品として部品倉庫及び整備工場に保管している部品に関する情報を管理するためのテーブルである。図8は、在庫部品管理テーブル32のデータ構造の一例を示す図である。図8の在庫部品管理テーブル32中のレコードは、「部品ID」,「部品倉庫在庫数」,及び、「整備工場在庫数」のフィールドを、有している。 The inventory parts management table 32 is a table for managing information related to parts stored in the parts warehouse and the maintenance shop by the above-mentioned company as inventory parts. FIG. 8 is a diagram illustrating an example of the data structure of the inventory parts management table 32. The records in the inventory parts management table 32 in FIG. 8 have fields of “part ID”, “part warehouse inventory quantity”, and “maintenance factory inventory quantity”.
ここで、「部品ID」は、上記業者が在庫部品として部品倉庫及び整備工場に保管している全ての部品の部品IDが記録されるフィールドである。また、「部品倉庫在庫数」は、部品倉庫に在庫部品として保管されている部品の個数が記録されるフィールドである。また、「整備工場在庫数」は、整備工場に在庫部品として保管されている部品の個数が記録されるフィールドである。 Here, the “part ID” is a field in which part IDs of all parts stored in the parts warehouse and the maintenance factory by the above-mentioned dealer as stock parts are recorded. The “number of parts warehouse inventory” is a field in which the number of parts stored as inventory parts in the parts warehouse is recorded. The “maintenance factory inventory quantity” is a field in which the number of parts stored as inventory parts in the maintenance shop is recorded.
部品状態管理テーブル33は、販売され修理され返品された部品に関する情報を管理するためのテーブルである。図9は、部品状態管理テーブル33のデータ構造の一例を示す図である。図9の部品状態管理テーブル33中のレコードは、「部品ID」,「個数」,「状態」,及び、「発生日時」のフィールドを、有している。 The component state management table 33 is a table for managing information related to components that have been sold, repaired, and returned. FIG. 9 is a diagram illustrating an example of the data structure of the component state management table 33. The record in the component status management table 33 in FIG. 9 has fields of “component ID”, “number”, “status”, and “occurrence date”.
ここで、「部品ID」は、販売され修理され返品された部品の部品IDが記録されるフィールドである。また、「個数」は、販売され修理され返品された部品の個数が記録されるフィールドである。また、「状態」は、部品が販売されたか修理されたか返品されたかを示す部品状態情報が記録されるフィールドである。また、「発生日時」は、部品が販売され修理され返品された時の年月日時分秒が発生日時情報として記録されるフィールドである。 Here, the “part ID” is a field in which the part ID of a part sold, repaired and returned is recorded. “Number” is a field in which the number of parts sold, repaired and returned is recorded. The “state” is a field in which part state information indicating whether the part has been sold, repaired, or returned is recorded. The “occurrence date and time” is a field in which the date and time when the part is sold, repaired and returned is recorded as the occurrence date and time information.
車輌情報管理テーブル34は、上記業者の部品倉庫及び整備工場に立ち入ることが許されている車輌に関する情報を管理するためのテーブルである。図10は、車輌情報管理テーブル34のデータ構造の一例を示す図である。図10の車輌情報管理テーブル34中のレコードは、「車輌ID」及び「車輌種別」のフィールドを、有している。 The vehicle information management table 34 is a table for managing information related to vehicles that are allowed to enter the parts warehouse and maintenance shop of the above-mentioned supplier. FIG. 10 is a diagram showing an example of the data structure of the vehicle information management table 34. The record in the vehicle information management table 34 of FIG. 10 has fields of “vehicle ID” and “vehicle type”.
ここで、「車輌ID」は、車輌を個別に識別するために各車輌に一意に割り当てられている識別情報である車輌IDが記録されるフィールドである。また、「車輌種別」は、上記業者の部品倉庫及び整備工場に立ち入ることが許されている車輌の所有者を示す車輌種別情報が記録されるフィールドである。なお、車輌が上記業者の所有する車輌である場合には、車輌種別情報には、その用途が含まれる。 Here, the “vehicle ID” is a field in which a vehicle ID, which is identification information uniquely assigned to each vehicle in order to individually identify the vehicle, is recorded. The “vehicle type” is a field in which vehicle type information indicating the owner of a vehicle permitted to enter the parts warehouse and maintenance shop of the above-mentioned supplier is recorded. In addition, when the vehicle is a vehicle owned by the supplier, the vehicle type information includes its use.
情報送信プログラム35は、上記業者が利用する他のシステムのデータベース装置40にデータを送信するためのプログラムである。この情報送信プログラム35に従ってCPU30aが実行する処理の内容については、後述する。
The
なお、この情報送信プログラム35に従ってCPU30aがデータを送信する他システムのデータベース装置40としては、様々なものがあるが、本実施形態では、その一例として、売上管理データベース装置を利用している。図11は、売上管理データベース装置40が記憶する売上管理データベーステーブル41のデータ構造の一例を示す図である。図11の売上管理データベーステーブル41中のレコードは、「部品ID」,「個数」,「状態」,及び、「発生日時」のフィールドを、有している。これらフィールドに記録される情報は、上記の部品状態管理テーブル33中の各レコードの各フィールドに記録される情報と同じ情報である。
There are
以下、以上のように構成される部品管理システムにおいて実行される処理の内容について、説明する。 The contents of processing executed in the component management system configured as described above will be described below.
部品倉庫ゲート装置10では、主電源が投入されると、CPU13aがHDD13iから電子タグ監視プログラム16を読み込んで、電子タグ監視処理を開始する。図12は、電子タグ監視処理の内容を示すフローチャートである。
In the parts
電子タグ監視処理の開始後、最初のステップS101では、CPU13aは、電子タグから電子タグ読取装置13fを介してデータを受信するまで、待機する(S101;NO)。そして、電子タグから電子タグ読取装置13fを介してデータを受信すると(S101;YES)、CPU13aは、ステップS102へ処理を進める。
In the first step S101 after the start of the electronic tag monitoring process, the
ステップS102では、CPU13aは、ステップS101において受信したデータ中の部品IDの個数を計数する。続いて、CPU13aは、その部品IDと、個数と、データを受信したゲートアンテナを示す通過ゲート情報と、データを受信した日時を示す通過日時情報と含むレコードを、HDD13i内の通過部品ジャーナルテーブル14に追加記録する。
In step S102, the
次のステップS103では、CPU13aは、ステップS101において受信したデータ中に車輌IDが含まれている場合、その車輌IDと、データを受信したゲートアンテナを示す通過ゲート情報と、データを受信した日時を示す通過日時情報とを含むレコードを、HDD13i内の通過車輌ジャーナルテーブル15に追加記録する。
In the next step S103, when the vehicle ID is included in the data received in step S101, the
次のステップS104では、CPU13aは、電子タグから電子タグ読取装置13fを介してデータを受信するまで、待機する(S104;NO)。そして、電子タグから電子タグ読取装置13fを介してデータを受信すると(S104;YES)、CPU13aは、ステップS105へ処理を進める。
In the next step S104, the
ステップS105では、CPU13aは、ステップS104において受信したデータ中の部品IDの個数を計数する。続いて、CPU13aは、その部品IDと、個数と、データを受信したゲートアンテナを示す通過ゲート情報と、データを受信した日時を示す通過日時情報と含むレコードを、HDD13i内の通過部品ジャーナルテーブル14に追加記録する。
In step S105,
次のステップS106では、CPU13aは、ステップS104において受信したデータ中に車輌IDが含まれている場合、その車輌IDと、データを受信したゲートアンテナを示す通過ゲート情報と、データを受信した日時を示す通過日時情報とを含むレコードを、HDD13i内の通過車輌ジャーナルテーブル15に追加記録する。
In the next step S106,
次のステップS107では、CPU13aは、ステップS102及びS103において各ジャーナルテーブル14,15に追加記録したレコードの「通過ゲート」フィールドの値と、ステップS105及びS106において各ジャーナルテーブル14,15に追加記録したレコードの「通過ゲート」フィールドの値とに基づいて、ステップS101及びS104においてデータが受信された電子タグが、部品倉庫へ搬入されたのか否かを、判断する。そして、当該電子タグが部品倉庫へ搬入されたと判断した場合(S107;YES)、CPU13aは、ステップS108へ処理を進める。
In the next step S107, the
ステップS108では、CPU13aは、HDD13i内の部品倉庫用プログラム17を起動する。
In step S108, the
次のステップS109では、CPU13aは、ステップS108において起動した部品倉庫用プログラム17に対し、搬入を示す情報を引き渡す。なお、この情報には、部品IDと、個数と、ステップS101において受信したデータ中に車輌IDが含まれている場合には車輌IDと、ステップS102において通過部品ジャーナルテーブル14に追加記録した通過日時情報とが、含まれる。その後、CPU13aは、電子タグ監視処理を終了する。
In the next step S109, the
一方、ステップS107において、CPU13aは、ステップS101及びS104においてデータが受信された電子タグが部品倉庫から搬出されたと判断した場合(S107;NO)、ステップS110へ処理を進める。
On the other hand, in step S107,
ステップS110では、CPU13aは、HDD13i内の部品倉庫用プログラム17を起動する。
In step S110, the
次のステップS111では、CPU13aは、ステップS110において起動した部品倉庫用プログラム17に対し、搬出を示す情報を引き渡す。なお、この情報には、部品IDと、個数と、ステップS101において受信したデータ中に車輌IDが含まれている場合には車輌IDと、ステップS102において通過部品ジャーナルテーブル14に追加記録した通過日時情報とが、含まれる。その後、CPU13aは、電子タグ監視処理を終了する。
In the next step S111, the
なお、ステップS101〜S106を実行するCPU13a,及び、電子タグ読取装置13fは、前述したタグ情報読取手段に相当する。
The
部品倉庫ゲート装置10のCPU13aは、前述した電子タグ監視処理が終了すると、直ちに電子タグ監視プログラム16を読み込んで、再度、電子タグ監視処理を開始する。従って、部品倉庫ゲート装置10は、ゲートアンテナ11,12の電子タグの通過を常時監視することとなる。
When the above-described electronic tag monitoring process ends, the
そして、部品倉庫ゲート装置10では、前述した電子タグ監視処理において部品倉庫用プログラム17が起動されると、部品倉庫用処理が開始される。図13及び図14は、部品倉庫用処理の内容を示すフローチャートである。
Then, in the parts
部品倉庫用処理の開始後、最初のステップS201では、CPU13aは、電子タグ監視処理から受け取った情報が搬入を示すものであるか否かを、判別する。そして、電子タグ監視処理から受け取った情報が搬入を示すものであると判断した場合(S201;YES)、CPU13aは、ステップS202へ処理を進める。
In the first step S201 after the start of the parts warehouse process, the
なお、ステップ201,及び、ステップS107〜S111を実行するCPU13aは、前述した出入判別手段に相当する。
The
ステップS202では、CPU13aは、電子タグ監視処理から受け取った情報に車輌IDが含まれているか否かを、判別する。そして、CPU13aは、電子タグ監視処理から受け取った情報に車輌IDが含まれていないと判断した場合(S202;NO)、ステップS204へ処理を進め、電子タグ監視処理から受け取った情報に車輌IDが含まれていると判断した場合(S202;YES)、ステップS203へ処理を進める。
In step S202, the
ステップS203では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、車輌IDが部品業者の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、車輌IDが部品業者の車輌を示すものであると判断した場合(S203;YES)、CPU13aは、ステップS204へ処理を進める。
In step S203, the
ステップS204では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「部品倉庫在庫数」フィールド中の値に、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数を加算する。加算した後、CPU13aは、部品倉庫用処理を終了する。
In step S204, the
一方、ステップS203において、CPU13aは、車輌IDが部品業者の車輌を示すものでないと判断した場合(S203;NO)、車輌が自社の車輌かフォークリフトであると判断して、ステップS205へ処理を進める。
On the other hand, when the
ステップS205では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「部品倉庫在庫数」フィールド中の値に、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数を加算する。加算した後、CPU13aは、ステップS206へ処理を進める。
In step S205, the
なお、ステップS204及びS205を実行するCPU13aは、前述した計上手段に相当する。
The
ステップS206では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「部品倉庫返品」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU13aは、部品倉庫用処理を終了する。
In step S206, the
また、ステップS201において、CPU13aは、電子タグ監視処理から受け取った情報が搬出を示すものであると判断した場合(S201;NO)、ステップS207へ処理を進める。
In step S201, if the
ステップS207では、CPU13aは、電子タグ監視処理から受け取った情報に車輌IDが含まれているか否かを、判別する。そして、CPU13aは、電子タグ監視処理から受け取った情報に車輌IDが含まれていないと判断した場合(S207;NO)、部品が車輌と同時に搬出されていないことからその部品の搬出を部品の売上とするために、ステップS211へ処理を進め、電子タグ監視処理から受け取った情報に車輌IDが含まれていると判断した場合(S207;YES)、ステップS208へ処理を進める。
In step S207, the
ステップS208では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、車輌IDが部品業者の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、車輌IDが部品業者の車輌を示すものであると判断した場合(S208;YES)、CPU13aは、ステップS209へ処理を進める。
In step S208, the
ステップS209では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「部品倉庫在庫数」フィールド中の値を、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数で減算する。減算した後、CPU13aは、部品倉庫用処理を終了する。
In step S209, the
一方、ステップS208において、CPU13aは、CPU13aは、車輌IDが部品業者の車輌を示すものでないと判断した場合(S203;NO)、ステップS210へ処理を進める。
On the other hand, if the
ステップS210では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、車輌IDが自社の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、車輌IDが自社の車輌を示すものであると判断した場合(S210;YES)、CPU13aは、ステップS211へ処理を進める。
In step S210, the
ステップS211では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「部品倉庫在庫数」フィールド中の値を、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数で減算する。
In step S211, the
次のステップS212では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「部品売上」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU13aは、部品倉庫用処理を終了する。
In the next step S212, the
一方、ステップS210において、CPU13aは、車輌IDが自社の車輌を示すものでないと判断した場合(S210;YES)、車輌IDがフォークリフトを示すものであると判断して、ステップS213へ処理を進める。
On the other hand, if the
ステップS213では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「部品倉庫在庫数」フィールド中の値を、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数で減算する。減算した後、CPU13aは、ステップS214へ処理を進める。
In step S213, the
なお、ステップS209,S211,S213を実行するCPU13aは、前述した計上手段に相当する。
The
ステップS214では、CPU13aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「仮売上」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU13aは、部品倉庫用処理を終了する。
In step S <b> 214, the
このような部品倉庫用処理が実行されるので、部品倉庫ゲート装置10は、電子タグが貼り付けられた部品が、部品業者の車輌に積載されてゲートアンテナ11,12を潜って部品倉庫内に搬入されたときには、その部品が部品業者から仕入れられたものであることが、在庫部品管理テーブル32に反映され(S201;YES,S202;YES,S203;YES,S204)、電子タグが貼り付けられた部品が、自社の車輌又はフォークリフトに積載されてゲートアンテナ11,12を潜って部品倉庫内に搬入されたときには、その部品が顧客又は整備工場から返品されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映される(S201;YES,S202;YES,S203;NO,S205,S206)。
Since such a part warehouse process is executed, the parts
また、部品倉庫ゲート装置10は、電子タグが貼り付けられた部品が、部品業者の車輌に積載されてゲートアンテナ11,12を潜って部品倉庫内から搬出されたときには、その部品が部品業者へ返品されたものであることが、在庫部品管理テーブル32に反映され(S201;NO,S207;YES,S208;YES,S209)、電子タグが貼り付けられた部品が、自社の車輌に積載されてゲートアンテナ11,12を潜って部品倉庫内から搬出されたときには、その部品が顧客に販売されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映され(S201;NO,S207;YES,S208;NO,S210;YES,S211,S212)、電子タグが貼り付けられた部品が、フォークリフトに積載されてゲートアンテナ11,12を潜って部品倉庫内から搬出されたときには、その部品が整備工場に引き渡されて仮販売されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映される(S201;NO,S207;YES,S208;NO,S210;NO,S213,S214)。
The parts
また、整備工場ゲート装置20では、主電源が投入されると、CPU23aがHDD23iから電子タグ監視プログラム26を読み込んで、電子タグ監視処理を開始する。この電子タグ監視処理の内容は、図12を用いて先に説明したので、この電子タグ監視処理の内容の詳しい説明は省略する。
In the maintenance
なお、この整備工場ゲート装置20において実行される電子タグ監視処理では、ステップS102,S103,S105,S106においてレコードが記録されるテーブルが、整備工場ゲート装置20の通過部品ジャーナルテーブル24及び通過車輌ジャーナルテーブル25である。また、ステップS108及びS110において起動されるプログラムは、整備工場用プログラム27となっている。
In the electronic tag monitoring process executed in the maintenance
また、整備工場ゲート装置20のCPU23aは、電子タグ監視処理が終了すると、直ちに電子タグ監視プログラム26を読み込んで、再度、電子タグ監視処理を開始する。従って、整備工場ゲート装置20は、ゲートアンテナ21,22の電子タグの通過を常時監視することとなる。
Further, when the electronic tag monitoring process ends, the
ところで、本実施形態においては、部品を車輌に積載してゲートアンテナ21,22を通過するという利用形態は、採られておらず、部品は、必ず車輌に積載された状態でゲートアンテナ21,22を通過する。従って、電子タグ監視処理において整備工場用プログラム27に引き渡される情報には、必ず車輌IDが含まれている。
By the way, in this embodiment, the usage form of loading parts on the vehicle and passing through the
そして、整備工場ゲート装置20では、前述した電子タグ監視処理において整備工場用プログラム27が起動されると、整備工場用処理が開始される。図15及び図16は、整備工場用処理の内容を示すフローチャートである。
In the maintenance
整備工場用処理の開始後、最初のステップS301では、CPU23aは、電子タグ監視処理から受け取った情報が搬入を示すものであるか否かを、判別する。そして、電子タグ監視処理から受け取った情報が搬入を示すものであると判断した場合(S301;YES)、CPU23aは、ステップS302へ処理を進める。
In the first step S301 after the start of the maintenance shop process, the
なお、ステップS301,及び、図12の電子タグ監視処理のステップS107〜S111を実行するCPU23aは、前述した出入判別手段に相当する。
The
ステップS302では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている車輌IDが顧客の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、CPU23aは、車輌IDが顧客の車輌を示すものであると判断した場合(S302;YES)、整備工場用処理を終了し、車輌IDが顧客の車輌を示すものでないと判断した場合(S302;NO)、ステップS303へ処理を進める。
In step S302, the
ステップS303では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている車輌IDが自社の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、CPU23aは車輌IDが自社の車輌を示すものでないと判断した場合(S303;NO)、ステップS309へ処理を進め、車輌IDが自社の車輌を示すものであると判断した場合(S303;YES)、ステップS304へ処理を進める。
In step S303, the
ステップS304では、CPU23aは、HDD23i内の通過車輌ジャーナルテーブル25中の各レコードのうち、当該車輌IDの車輌がゲートアンテナ21,22を最後に通過した時のレコードを特定し、このレコードの「通過日時」フィールド中の通過日時情報を読み出す。続いて、CPU23aは、HDD23i内の通過部品ジャーナルテーブル24中の各レコードのうち、読み出した通過日時情報が「通過日時」フィールドにきろくされているレコードを特定し、この特定したレコードの「個数」フィールドに記録されている個数を、搬出時の個数として読み出す。
In step S304, the
次のステップS305では、CPU23aは、ステップS304において読み出した搬出時の個数に対し、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている搬入時の個数が、少なくなっているか否かを、判別する。そして、CPU23aは、搬入時の個数が搬出時の個数と同じであると判断した場合(S305;NO)、ステップS308へ処理を進め、搬入時の個数が搬出時の個数よりも少なくなっていると判断した場合(S305;YES)、ステップS306へ処理を進める。
In the next step S305, the
ステップS306では、CPU23aは、搬出時の個数から搬入時の個数を減算することによって、出張修理において販売した部品の個数を算出する。
In step S306, the
次のステップS307では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「出張修理売上」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、「部品ID」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDが記録され、「個数」フィールドには、ステップS306において算出した個数が記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU23aは、ステップS308へ処理を進める。
In the next step S307, the
ステップS308では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「出張修理返品」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU23aは、ステップS309へ処理を進める。
In step S <b> 308, the
ステップS309では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「整備工場在庫数」フィールド中の値を、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数で減算する。減算した後、CPU23aは、整備工場用処理を終了する。
In step S309, the
なお、ステップS309を実行するCPU23aは、前述した計上手段に相当する。
The
一方、ステップS301において、CPU23aは、電子タグ監視処理から受け取った情報が搬出を示すものであると判断した場合(S301;NO)、ステップS310へ処理を進める。
On the other hand, in step S301, when the
ステップS310では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている車輌IDが自社の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、車輌IDが自社の車輌を示すものであると判断した場合(S310;YES)、CPU23aは、ステップS311へ処理を進める。
In step S310, the
ステップS311では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「出張修理売上」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU23aは、ステップS321へ処理を進める。
In step S <b> 311, the
一方、ステップS310において、CPU23aは、車輌IDが顧客の車輌を示すものでないと判断した場合(S310;NO)、ステップS312へ処理を進める。
On the other hand, if the
ステップS312では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の車輌情報管理テーブル34を参照することによって、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている車輌IDが顧客の車輌を示すものであるか否かを、判別する。そして、CPU23aは、車輌IDが顧客の車輌を示すものでないと判断した場合(S312;NO)、ステップS321へ処理を進め、車輌IDが顧客の車輌を示すものであると判断した場合(S312;YES)、ステップS313へ処理を進める。
In step S312, the
ステップS313では、CPU23aは、HDD23i内の通過車輌ジャーナルテーブル25中の各レコードのうち、当該車輌IDの車輌がゲートアンテナ21,22を最後に通過した時のレコードを特定し、このレコードの「通過日時」フィールド中の通過日時情報を読み出す。続いて、CPU23aは、HDD23i内の通過部品ジャーナルテーブル24中の各レコードのうち、読み出した通過日時情報が「通過日時」フィールドにきろくされているレコードを特定し、この特定したレコードの「個数」フィールドに記録されている個数を、入場時の個数として読み出す。
In step S313, the
次のステップS314では、CPU23aは、ステップS313において読み出した入場時の個数に対し、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている出場時の個数が、少なくなっているか否かを、判別する。そして、出場時の個数が入場時の個数よりも少なくなっていると判断した場合(S314;YES)、CPU23aは、ステップS315へ処理を進める。
In the next step S314, the
ステップS315では、CPU23aは、入場時の個数から出場時の個数を減算することによって、持込修理において返品された部品の個数を算出する。
In step S315, the
次のステップS316では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「出張修理返品」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU23aは、ステップS317へ処理を進める。
In the next step S316, the
ステップS317では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「整備工場在庫数」フィールド中の値に、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数を加算する。加算した後、CPU23aは、整備工場用処理を終了する。
In step S317, the
なお、ステップS317を実行するCPU23aは、前述した計上手段に相当する。
The
一方、ステップS314において、CPU23aは、出場時の個数が入場時の個数よりも少なくなっていないと判断した場合(S314;NO)、ステップS318へ処理を進める。
On the other hand, if the
ステップS318では、CPU23aは、ステップS313において読み出した入場時の個数に対し、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれている出場時の個数が、多くなっているか否かを、判別する。そして、出場時の個数が入場時の個数よりも多くなっていると判断した場合(S318;YES)、CPU23aは、ステップS319へ処理を進める。
In step S318, the
ステップS319では、CPU23aは、出場時の個数から入場時の個数を減算することによって、持込修理において販売された部品の個数を算出する。
In step S319, the
次のステップS320では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の部品状態管理テーブル33に対し、新たなレコードを記録する。この新たなレコードの「状態」フィールドには、「出張修理売上」が記録され、「発生日時」フィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる通過日時情報と同じ年月日時分秒が記録され、残りのフィールドには、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品ID及び個数がそれぞれ記録される。このような新たなレコードを部品状態管理テーブル33に追加した後、CPU23aは、ステップS321へ処理を進める。
In the next step S320, the
ステップS321では、CPU23aは、部品管理サーバ装置30内の在庫部品管理テーブル32における電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる部品IDを「部品ID」フィールドに記録したレコードを特定し、このレコードの「整備工場在庫数」フィールド中の値を、電子タグ監視処理から受け取った情報に含まれる個数で減算する。減算した後、CPU23aは、整備工場用処理を終了する。
In step S321, the
なお、ステップS321を実行するCPU23aは、前述した計上手段に相当する。
The
一方、ステップS318において、CPU23aは、出場時の個数が入場時の個数よりも多くなっていないと判断した場合(S318;NO)、出場時の個数と入場時の個数とが同数であると判断して、整備工場用処理を終了する。
On the other hand, in step S318, if the
このような整備工場用処理が実行されるので、整備工場ゲート装置20は、電子タグが貼り付けられた部品が、顧客の車輌に積載されてゲートアンテナ21,22を潜って整備工場内に搬入されたときには、どのような情報も在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映されず(S301;YES,S302;YES)、電子タグが貼り付けられた部品が、自社の車輌に積載されてゲートアンテナ21,22を潜って整備工場内に搬入されたときにおいて、搬出時の個数よりも減っていれば、その減った分の部品が出張修理において販売されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映され(S301;YES,S302;NO,S303;YES,S305;YES,S306〜S309)、搬出時の個数と同じであれば、出張修理において仮売上されたものがそのまま返品されたことが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映される(S301;YES,S302;NO,S303;YES,S305;NO,S308,S309)。
Since such a process for the maintenance shop is executed, the maintenance
また、整備工場ゲート装置20は、電子タグが貼り付けられた部品が、自社の車輌に積載されてゲートアンテナ21,22を潜って整備工場内から搬出されたときには、その部品が顧客へ出張修理において販売されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映され(S301;NO,S310;YES,S311,S321)、電子タグが貼り付けられた部品が、フォークリフトに積載されてゲートアンテナ21,22を潜って整備工場内から搬出されたときには、その部品が部品倉庫に引き渡されて返品されたものであることが、在庫部品管理テーブル32に反映され(S301;NO,S310;NO,S312;NO,S321)、電子タグが貼り付けられた部品が、顧客の車輌に積載されてゲートアンテナ21,22を潜って整備工場内から搬出されたときにおいて、搬入時の個数よりも減っていれば、その減った分の部品が顧客から整備工場に返品されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映され(S301;NO,S312;YES,S313,S314;YES,S315〜S317)、搬入時の個数よりも増えていれば、その増えた分の部品が整備工場における整備において販売されたものであることが、在庫部品管理テーブル32及び部品状態管理テーブル33に反映される(S301;NO,S312;YES,S313,S314;NO,S318;YES,S319〜S321)。
In addition, when the parts to which the electronic tag is attached are loaded on the company's vehicle and are carried out of the maintenance factory through the
以上に示した部品倉庫用処理及び整備工場用処理と並行して、部品管理サーバ装置30では、部品状態管理テーブル33に対し、部品売上,持込修理売上,及び、出張修理売上の何れかが「状態」フィールドに記録されたレコードが、追加されると、これをトリガとして、CPU30aがHDD30dから情報送信プログラム35を読み込んで、情報送信処理を開始する。
In parallel with the parts warehouse process and the maintenance shop process described above, the parts
この情報送信処理では、CPU30aは、部品状態管理テーブル33に対して追加されたレコードを、売上管理データベース装置40へ送信する。なお、売上管理データベース装置40は、このレコードを受信すると、売上管理データベーステーブル41に追加記録する。
In this information transmission process, the
以上に示したように、本実施形態の部品管理システムによれば、車輌に積載されて部品倉庫や整備工場などの施設から搬出された部品の個数が、販売数として計上され、車輌に積載されて施設に搬入された部品の個数が、返品数として計上される。従って、売上管理データベース装置40は、販売数から返品数を差し引いて得られる個数に、その部品の価格を乗ずることにより、その部品の売り上げを簡単に算出することができる。つまり、施設における部品の売り上げの管理ができるようになる。
As described above, according to the parts management system of the present embodiment, the number of parts loaded on a vehicle and carried out from a facility such as a parts warehouse or a maintenance factory is counted as the number of sales and is loaded on the vehicle. The number of parts brought into the facility is counted as the number of returns. Accordingly, the sales
10 部品倉庫ゲート装置
11 ゲートアンテナ
12 ゲートアンテナ
13 パーソナルコンピュータ
13a CPU
13b RAM
13e 通信アダプタ
13f 電子タグ読取装置
13i HDD
14 通過部品ジャーナルテーブル
15 通過車輌ジャーナルテーブル
16 電子タグ監視プログラム
17 部品倉庫用プログラム
20 整備工場ゲート装置
21 ゲートアンテナ
22 ゲートアンテナ
23 パーソナルコンピュータ
23a CPU
23b RAM
23e 通信アダプタ
23f 電子タグ読取装置
23i HDD
24 通過部品ジャーナルテーブル
25 通過車輌ジャーナルテーブル
26 電子タグ監視プログラム
27 整備工場用プログラム
30 部品管理サーバ装置
30a CPU
30b RAM
30c 通信アダプタ
30d 記憶装置
31 部品情報管理テーブル
32 在庫部品管理テーブル
33 部品状態管理テーブル
34 車輌情報管理テーブル
35 情報送信プログラム
40 売上管理データベース装置
41 売上管理データベーステーブル
N ネットワーク
DESCRIPTION OF
13b RAM
13e Communication adapter 13f
14 Passing parts journal table 15 Passing vehicle journal table 16 Electronic
23b RAM
24 Passing Parts Journal Table 25 Passing Vehicle Journal Table 26 Electronic
30b RAM
Claims (3)
施設の搬入口及び搬出口に設置された電子タグ読取装置を介して、部品に装着された電子タグから部品であることを示す部品情報を読み取るとともに、車輌に装着された電子タグから車輌であることを示すとともに車輌の利用者を示す情報を含む車輌情報を読み取るタグ情報読取手段,
前記タグ情報読取手段が読み取った前記部品情報及び前記車輌情報に基づいて、前記部品が前記車輌によって搬出されたのか搬入されたのかを判別する出入判別手段,及び、
前記出入判別手段が前記部品が搬出されたと判断した場合において、前記車輌情報が顧客の車輌を示す情報であるときに、その部品の個数を販売数として記憶装置に記録するとともに、前記出入判別手段が前記部品が搬入されたと判断した場合において、前記車輌情報が顧客の車輌を示す情報であるときに、その部品の個数を返品数として前記記憶装置に記録する計上手段
として機能させる
ことを特徴とする部品管理プログラム。 Computer
It is a vehicle from the electronic tag attached to the vehicle while reading the component information indicating that it is a component from the electronic tag attached to the component via the electronic tag reader installed at the entrance and exit of the facility. Tag information reading means for reading vehicle information including information indicating the vehicle user and
Based on the part information read by the tag information reading means and the vehicle information, an entry / exit judgment means for judging whether the part has been carried out by the vehicle, or
When the entry / exit determination means determines that the part has been carried out, and the vehicle information is information indicating a customer's vehicle, the number of parts is recorded as a sales number in the storage device, and the entry / exit determination means If the vehicle information is information indicating a customer's vehicle, the number of the parts is recorded as the number of returned items in the storage device. Parts management program.
前記計上手段は、前記記憶装置に記録する販売数又は返品数を、部品の種類毎に計上する
ことを特徴とする請求項1記載の部品管理プログラム。 The component information includes information indicating the type of component,
2. The parts management program according to claim 1, wherein the counting means counts the number of sales or the number of returned goods recorded in the storage device for each type of part.
ことを特徴とする請求項1記載の部品管理プログラム。 In the case where the counting means determines that the part has been carried out, and the vehicle information is information indicating a customer's vehicle, the number of the parts is carried in simultaneously with the customer's vehicle. It is determined whether it is decreasing or increasing from the number of times, and if it is decreasing, the number obtained by subtracting the number of parts from the number at the time of carry-in is recorded in the storage device as the number of returned parts of the parts and, if the increase, the number obtained by subtracting the number of time carrying the number of the components, according to claim 1, wherein the component management program and recording in the storage device as sales of the components .
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