JP4376165B2 - 受信装置,クロック調整方法および放送システム - Google Patents
受信装置,クロック調整方法および放送システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4376165B2 JP4376165B2 JP2004297854A JP2004297854A JP4376165B2 JP 4376165 B2 JP4376165 B2 JP 4376165B2 JP 2004297854 A JP2004297854 A JP 2004297854A JP 2004297854 A JP2004297854 A JP 2004297854A JP 4376165 B2 JP4376165 B2 JP 4376165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monitoring
- data
- reception
- buffer
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Communication Control (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
したがって、調整手段がクロック信号発生手段によるクロック信号を発生させる時間間隔を調整することにより、受信バッファがオーバーフローやアンダーフローの状態になることを抑え、データの受信における安定性を向上させることができる。
ここで、前記調整手段は、前記監視開始時のデータ蓄積量が前記監視終了時のデータ蓄積量より小さいときは、前記デジタルデータの読み出し速度を現在よりも高速にし、前記監視開始時のデータ蓄積量が前記監視終了時のデータ蓄積量より大きいときは、前記デジタルデータの読み出し速度を現在よりも低速にするよう前記クロック信号の時間間隔を調整するようにしてもよい。
また、前記バッファ監視手段は、前記データ蓄積量についての変位が前記所定の範囲外の場合、当該データ蓄積量についての変位が所定の範囲内になるまで、前記受信バッファのデータ蓄積量を監視し続け、前記調整手段は、前記バッファ監視手段において前記変位が所定の範囲内になった時点に基づいて設定される新たな監視開始時および新たな監視終了時に基づいて、前記調整処理を行うようにしてもよい。
本発明において、前記所定の範囲は、前記調整手段が前記調整処理を繰り返して行うたびに、狭められるように設定されるようにしてもよい。
この受信装置は、通信網における通信速度が安定した状態において、送信装置のデータ送信速度を反映させて、調整手段がクロック発生手段の調整を行うことができる。したがって、クロック発生手段の調整をより正確に行うことが可能になる。
また、前記データ蓄積量の変位の所定の範囲は、前記通信網の安定状態における通信速度と、前記クロック信号を発生させる時間間隔との少なくともいずれか一方に基づいて定められるようにしてもよい。ここでの安定状態における通信速度とは、例えば、イーサネット(登録商標)、無線LAN、xDSL、ケーブルTVネットワークを用いた通信システムおよび採用される通信ケーブルの種類等によって定まる設定通信速度をいう。
本発明は、間引き手段および/または補間手段をさらに備えるようにしてもよい。間引き手段は、前記監視開始時の前記データ蓄積量と前記監視終了時の前記データ蓄積量とに基づいて、前記受信バッファの前記データ蓄積量の間引きを行うことができる。補間手段は、前記監視開始時の前記データ蓄積量と前記監視終了時の前記データ蓄積量とに基づいて、前記受信バッファの前記データ蓄積量を補間することができる。
本願第7発明は、前記受信したデジタルデータを再生するストリーミング再生機能をさらに備えている。
本発明は、上記の課題を解決するために、送信装置から通信網を介してデジタルデータを受信する受信装置におけるクロック調整方法であって、蓄積ステップと、監視ステップと、判断ステップと、調整ステップと、を備えるクロック調整方法を提供する。蓄積ステップでは、前記デジタルデータを受信バッファに蓄積する。監視ステップでは、前記受信バッファのデータ蓄積量を監視する。判断ステップでは、前記データ蓄積量の変位が所定の範囲内に維持されたか否か判断する。調整ステップでは、監視開始時から監視終了時までの間に前記データ蓄積量の変位が所定の範囲内に維持されたと判断された場合、前記監視開始時および前記監視終了時においてそれぞれ蓄積されるデータ蓄積量に基づいて、前記受信バッファからのデジタルデータの読み出し速度を増減するよう前記クロック信号の時間間隔を調整する調整処理を行う。
本発明は、ストリーミング再生方式を適用したデジタル通信システムに用いられる受信装置を提供する。本発明に係る受信装置は、通常の受信および再生処理に加え、大別して2つの処理を行う。
第1に、受信装置は「バッファ量変位原因判定処理」を行う。この処理では、受信バッファのデータ量の推移を観察することで、受信バッファのデータ量(以下、「バッファ量」という)に変化が生じた場合における原因を判断する。例えば、所定の時間間隔の間バッファ量を監視して、バッファ量の急激な変化が観察された場合には、一時的に変化するネットワークトラフィックの状況変化(ネットワークの通信速度のゆらぎ)に起因したバッファ量の変化であると判断する。逆に、バッファ量の微小な変化が観察された場合には、ネットワークの通信速度が安定している状況において緩やかに生じている受信側クロック信号の発生時間間隔のズレに起因したバッファ量の変化であると判断する。これにより、バッファ量が変化する原因を判断することが可能になる。このため、受信バッファのデータ蓄積量がゼロになってしまい、データの再生ができなくなってしまう状態(受信バッファのアンダーフロー)を回避するための調整処理や、想定した受信時間間隔よりも短時間でパケットを受信し、受信バッファの容量をオーバーする状態(受信バッファのオーバーフロー)を回避するための調整処理において、上記判断を反映させることができる。
なお、この受信側クロック調整処理を行うと共に、受信バッファの蓄積データの間引き処理や補間処理を行い、データ再生時における音の途切れや、ノイズの発生を抑えることができる。
次に、本発明の受信装置を適用した音声通信システムについて、第1実施形態例を挙げて詳細に説明する。
[構成]
図1は、第1実施形態例に係る音声通信システムの構成を示すブロック図である。音声通信システム10は、送信装置1と受信装置2とがLAN等のネットワーク3により接続されて構成されている。送信装置1では、送信側クロック信号の発生時間間隔にしたがって、パケットを所定の送出速度でネットワーク3に対して送出する。ここで、ネットワーク3では、ネットワークトラフィックに応じたゆらぎはあるものの、所定の設定通信速度によってパケットの伝送を行う。受信装置2では、送信装置1から送出されてきたパケットをネットワーク3を介して受信し、受信バッファ35に蓄積させる。受信装置2では、受信側クロック信号の発生時間間隔にしたがって、受信バッファ35のデータを所定のサンプリング周波数(例えば、32kHz)によって、読み出す。なお、図1では、ネットワーク3に接続されている送信装置1および受信装置2はそれぞれ1つしか示されていないが、通常は複数の送信装置1および受信装置2がネットワーク3に接続される。また、送信装置1と受信装置2とが、一体に構成された音声通信システムであってもよい。
受信カウント部33は、受信部31におけるパケットの受信を検出してパケットの受信個数をカウントする。受信カウント部33は、受信部31においてパケットが受信される毎に1つずつカウントアップしていき、600までカウントを続ける。受信カウント部33は、カウントが600に達すると、受信バッファ監視部37に対してカウント終了の信号を送信する。なお、受信カウント部33では、600カウントする前に、受信バッファ監視部37から、カウント待機のコマンドを受けると、カウントを止める。また、受信バッファ監視部37から、カウントリセットのコマンドを受けると、600カウントの途中であっても、再び1からカウントを開始する。
調整部53は、受信バッファ監視部37から、ネットワーク3が安定した状況における受信バッファ35の監視開始時データ量と監視終了時データ量についてのデータを受信する。そして、調整部53は、監視開始時データ量と監視終了時データ量との変位を算出して得られる変位データに基づいて、受信側調整電圧発生部56を調整する。具体的には、算出された変位データによって、受信バッファ53のデータ量が増加していることが分かれば、受信側調整電圧発生部56による受信側クロック信号の発生時間間隔を狭めるように調整する。また、受信バッファ53のデータ量が減少していることが分かれば、受信側調整電圧発生部56による受信側クロック信号の発生時間間隔を広げるように調整する。ここでの受信クロック56の調整は、変更可能な最小調整単位ずつ変更することにより、受信側クロック信号の調整を行う。これにより、受信側調整電圧発生部56による行き過ぎた調整を防いでいる。なお、ここでの受信側調整電圧発生部56による調整は、変位データの示す変化量に応じて調整する構成であってもよい。この場合には、受信側調整電圧発生部56において比較的大幅な調整が必要とされる場合であっても、より迅速に所望の値に調整することができる。また、受信側調整電圧発生部56において受信側クロックの発生時間間隔が調整されることで、VCO55から発生される受信側サンプリング周波数frについても、所望の値となるように調整できる。
次に、前記構成を有する受信装置2が行う処理の流れについて詳細に説明する。受信装置2は、受信処理、再生処理、バッファ量変位原因判定処理および受信側クロック調整処理の4つの処理を実行する。以下、これらの処理について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
(1)受信処理
図2は、受信装置2が行う受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。受信装置2は、送信装置1から通信の開始を示すコマンドを受信することにより、以下の処理を開始する。
ステップS2:受信部31は、パケットを待機しており、パケットを受信すると、ステップS3に移行する。
ステップS3、S4:受信バッファ監視部37は、受信バッファ35に新たな圧縮音声符号化情報を書き込む空きメモリがあるか否かを判断する(S3)。空きメモリがあれば、受信部31は、受信したパケットを受信バッファ35に格納する(S4)。
(2)再生処理
図3は、受信装置2が行う再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。受信装置2は、送信装置1から通信の開始を示すコマンドを受信することにより、以下の処理を開始する。
ステップS12:受信バッファ監視部37は、再生開始条件が満たされた場合は、読出部39に再生開始信号を送信する。再生開始信号を受信した読出部39は、音声の再生処理を開始させる。
ステップS14:再生が継続している場合は、読出部39は、読出カウント部45の呼出に応答して、受信バッファ35から圧縮音声符号化情報を1パケット分ずつ読み出す。ついで、復号化部41は、1パケットに含まれている圧縮音声符号化情報を、順次伸長および復号化し、再生バッファ43に格納する。再生バッファ43に格納されたデジタル音声データは、DAC47により調整後の受信側調整電圧発生部56にしたがって発生される受信側サンプリング周波数frに基づいてアナログ音声信号に変換され、増幅器49により増幅されて出力部51から空気中に拡声される。1パケットに含まれる圧縮音声符号化情報を全てアナログデータに変換して出力するまで、再生を行う。
ステップS17:受信バッファ35に圧縮音声符号化情報が蓄積されていない場合は、読出部39は、受信バッファ監視部37からの指示により1パケット分の無音データを再生バッファ43に挿入する。なお、受信バッファ35は、ストリーミング再生方式において、ネットワーク3の通信速度のゆらぎを吸収する上である程度の効果を奏しているものの、十分にゆらぎを吸収することができない場合がある。このようにゆらぎを十分に吸収することができない場合には、ネットワーク3の通信速度のゆらぎによってパケットが遅延し、ストリーミング再生中に受信バッファ35のデータ量が無くなってデータの連続再生が滞った状況(アンダーフロー)になった場合に、上述のように、無音データを再生することにより音質の劣化を抑えながら対応する。これに対して、本システムでは、後述する受信側調クロック調整処理を行うことによって、このような受信バッファ35のアンダーフローが生じる頻度を低減させ、音質の劣化を抑えることができる。
(3)バッファ量変位原因判定処理
図3は、バッファ量変位原因判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ここでは、受信カウント部33、受信バッファ監視部37、調整部53および受信側調整電圧発生部が相互に関連することにより、バッファ量変位原因判定処理が行われる。
ステップS22:受信バッファ監視部37は、監視開始のコマンドを受けると、受信バッファ35のデータ量の監視を開始する。また、監視開始のコマンドを受信時の受信バッファ35のデータ量を、監視開始データ量として記憶する。
ここで、受信バッファ監視部37は、受信カウント部33から600カウントの通知がなされる前に、受信バッファ35のデータ量の変位が所定バッファ範囲を超えた状態を検出すると、ステップS24に移行する。また、受信バッファ監視部37は、受信バッファ35のデータ量の変位が所定バッファ範囲を超えた状態を検出することなく受信カウント部33から600カウントの通知がなされると、ステップS27に移行する。
ステップS24:受信バッファ監視部37は、受信カウント部33に対してカウント待機のコマンドを送信する。これにより、受信カウント部33は、受信パケットのカウントを一時的に待機する。
ステップS26:受信バッファ監視部37は、受信カウント部33に対してカウントリセットのコマンドを送信する。また、このカウントリセットのコマンドの送信と同時に、監視開始時データ量を更新させて、その時点における受信バッファ35のデータ量を新たに記憶する。これにより、受信カウント部33は、上述のように、パケット受信数のカウントが600に満たない途中の段階であっても、受信バッファ監視部37からリセットのコマンドを受けた場合には、再び1からカウントをやり直す。
(4)受信側クロック調整処理
図4は、受信側クロック調整処理の流れの一例を示すフローチャートである。
調整部53は、上述のように、受信バッファ監視部37から監視開始時データ量および監視終了時データ量についてのデータを得て、受信側調整電圧発生部56による受信側クロックの発生時間間隔の調整を行う。
ステップS32:調整部53は、監視開始時データ量と監視終了時データ量との比較を行う。ここで、監視終了時データ量が監視開始時データ量よりも増加している場合には、ステップS33に移行する。また、監視終了時データ量が監視開始時データ量よりも減少している場合には、ステップS34に移行する。また、監視終了時データ量と監視開始時データとの間に変化が無い(例えば、設定許容誤差の範囲内等)場合には、ステップS35に移行する。
ステップS34:調整部53は、監視終了時データ量が監視開始時データ量よりも減少しているために、受信装置2における読み出し処理が早くなり過ぎている状況であると判断し、受信側調整電圧発生部56におけるクロック信号の発生時間間隔を広めるように調整する。これにより、VCO55が発生するサンプリング周波数についてもこの調整が反映されて、読み出し処置が遅くなる。
ステップS35:調整部53は、監視開始時データ量と監視終了時データ量との間に差異が生じていない場合には、ネットワーク3の安定した通信速度の状況の下において、受信バッファ35の量が適量である旨の判断を行う。これにより、受信側クロックの発生時間間隔にズレが生じていないものと判断して、調整は行わない。
[効果]
上記の通り、受信装置2において、ネットワーク3の通信速度が安定した状況における受信バッファ35のデータ量の変化に基づいて、受信側調整電圧発生部56が受信側クロックの発生時間間隔を調整することができる。これにより、送信側調整電圧発生部26と受信側調整電圧発生部56とによるクロック信号の発生時間間隔を合わせる、もしくは整数倍に適合させることができ、受信バッファ35においてオーバーフローやアンダーフローが生じたりする頻度を抑えることができる。また、これにより、ネットワーク3において通信速度にゆらぎが生じた場合であっても、上記オーバーフローやアンダーフローが生ずる頻度を抑えることができる。したがって、データの間引き処理やデータの補間処理を行う頻度も低下させることができ、再生されるデータの質を高めることができる。また、受信側クロック調整処理は、送信装置1とは別個に、受信装置2で独立して行うことができる。よって、送信装置1からのパケットに送信時刻等の情報を含ませる必要がなく、送信するパケットのパケット構成を簡略化し、パケットのデータ量を削減することにより伝送効率の向上効果や使用する帯域幅の減少効果が得られる。
(A)前述の実施形態例では、音声通信システムについて説明したが、本発明に係る受信装置は、音声通信だけでなく、動画像通信にも好ましく用いられる。また、静止画像等の受信装置としても好適である。さらに、TCP/IP以外の通信プロトコル、例えばUDP/IPを用いた通信システムにも適用可能である。さらに、イーサネット(登録商標)以外の通信媒体(プロトコル)である無線LANやxDSL、ケーブルTVネットワークを用いた通信システムにも適用可能である。
(C)上記音声通信システム10において、所定の基準時間間隔でクロック信号を発生するクロックマスター装置等を、ネットワーク3に接続させて設けてもよい。この場合には、クロックマスター装置等から、ネットワーク3を介して受信装置2に対して基準となるクロック調整情報を送信することによって、受信側クロック信号の発生時間間隔についての大まかな調整が可能になる。これにより、上記実施形態例の受信側クロック調整処理を合わせて行うことができるようになる。この場合には、両調整方法を併用することによって、より迅速に、かつ、詳細な受信側クロックの発生時間間隔の調整を行うことが可能になる。
2;受信装置
3;ネットワーク
33;受信カウント部
37;受信バッファ監視部
53;調整部
56;受信側調整電圧発生部
Claims (11)
- 送信装置から通信網を介してデジタルデータを受信する受信装置であって、
所定の時間間隔でクロック信号を発生させるクロック信号発生手段と、
前記クロック信号に基づいて読み出される前記デジタルデータを蓄積する受信バッファと、
前記受信バッファのデータ蓄積量を監視するバッファ監視手段と、
監視開始時から監視終了時までの間に前記バッファ監視手段において監視された前記データ蓄積量についての変位が所定の範囲内の場合、前記監視開始時および前記監視終了時においてそれぞれ蓄積されるデータ蓄積量に基づいて、前記受信バッファからのデジタルデータの読み出し速度を増減するよう前記クロック信号の時間間隔を調整する調整処理を行う調整手段と、
を備えた受信装置。
- 前記調整手段は、
前記監視開始時のデータ蓄積量が前記監視終了時のデータ蓄積量より小さいときは、前記デジタルデータの読み出し速度を現在よりも高速にし、前記監視開始時のデータ蓄積量が前記監視終了時のデータ蓄積量より大きいときは、前記デジタルデータの読み出し速度を現在よりも低速にするよう前記クロック信号の時間間隔を調整する、
請求項1に記載の受信装置。
- 前記調整手段は、前記クロック信号の時間間隔を段階的に調整する、
請求項1または2に記載の受信装置。 - 前記バッファ監視手段は、
前記データ蓄積量についての変位が前記所定の範囲外の場合、当該データ蓄積量についての変位が所定の範囲内になるまで、前記受信バッファのデータ蓄積量を監視し続け、
前記調整手段は、
前記バッファ監視手段において前記変位が所定の範囲内になった時点に基づいて設定される新たな監視開始時および新たな監視終了時に基づいて、前記調整処理を行う、
請求項1から3のいずれか1項に記載の受信装置。 - 前記所定の範囲は、前記調整手段が前記調整処理を繰り返して行うたびに、狭められるように設定される、
請求項1から4のいずれか1項に記載の受信装置。 - 前記バッファ監視手段における監視間隔は、少なくとも前記送信装置から送信されてくるデータ量に基づいて定められている、
請求項1から5のいずれか1項に記載の受信装置。 - 前記データ蓄積量の変位の所定の範囲は、前記通信網の安定状態における通信速度と、前記クロック信号を発生させる時間間隔との少なくともいずれか一方に基づいて定められている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の受信装置。 - 前記監視開始時の前記データ蓄積量と前記監視終了時の前記データ蓄積量とに基づいて、前記受信バッファの前記データ蓄積量の間引きが可能な間引き手段および/または前記受信バッファの前記データ蓄積量の補間が可能な補間手段をさらに備えた、
請求項1から7のいずれか1項に記載の受信装置。 - 前記受信したデジタルデータを再生するストリーミング再生機能をさらに備えた、
請求項1から8のいずれか1項に記載の受信装置。 - 送信装置から通信網を介してデジタルデータを受信する受信装置におけるクロック調整方法であって、
前記デジタルデータを受信バッファに蓄積する蓄積ステップと、
前記受信バッファのデータ蓄積量を監視する監視ステップと、
前記データ蓄積量の変位が所定の範囲内に維持されたか否か判断する判断ステップと、
監視開始時から監視終了時までの間に前記データ蓄積量の変位が所定の範囲内に維持されたと判断された場合、前記監視開始時および前記監視終了時においてそれぞれ蓄積されるデータ蓄積量に基づいて、前記受信バッファからのデジタルデータの読み出し速度を増減するよう前記クロック信号の時間間隔を調整する調整ステップと、
を備えたクロック調整方法。 - 放送システムであって、
デジタルデータを送信するために所定の時間間隔で送信クロック信号を発生させる送信クロック信号発生手段と、前記送信クロックを発生させる時間間隔にしたがって前記デジタルデータを信号化させる符号化手段と、前記デジタルデータ信号を送信する送信手段とを有する送信装置と、
前記送信装置と通信網を介して接続され、前記デジタルデータ信号を前記通信網を介して受信する受信手段と、所定の時間間隔で受信クロック信号を発生させるクロック信号発生手段と、前記受信クロック信号に基づいて読み出される前記デジタルデータを蓄積する受信バッファと、前記受信バッファのデータ蓄積量を監視するバッファ監視手段と、監視開始時から監視終了時までの間に前記バッファ監視手段において監視された前記データ蓄積量の変位が所定の範囲内の場合、前記監視開始時および前記監視終了時においてそれぞれ蓄積されるデータ蓄積量に基づいて、前記受信バッファからのデジタルデータの読み出し速度を増減するよう前記受信クロック信号の時間間隔を調整する調整処理を行う調整手段と、前記時間間隔が調整された受信クロックにしたがって前記デジタルデータの少なくとも一部を音声に変換して放送する放送手段とを有する受信装置と、
を備える、
放送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004297854A JP4376165B2 (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 受信装置,クロック調整方法および放送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004297854A JP4376165B2 (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 受信装置,クロック調整方法および放送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006114988A JP2006114988A (ja) | 2006-04-27 |
JP4376165B2 true JP4376165B2 (ja) | 2009-12-02 |
Family
ID=36383169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004297854A Active JP4376165B2 (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 受信装置,クロック調整方法および放送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4376165B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013026785A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Fujitsu Frontech Ltd | 監視間隔制御装置、監視間隔制御方法およびプログラム |
EP4155952A1 (en) * | 2021-09-28 | 2023-03-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Storage device and system of controlling operation through flow control monitoring |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007235217A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Fujitsu Access Ltd | 同期/非同期変換装置およびクロック制御方法 |
KR100839082B1 (ko) * | 2006-10-23 | 2008-06-19 | 윤인혁 | 염화마그네슘을 응고제로 사용한 천연두부제조방법 |
JP4900299B2 (ja) * | 2008-01-30 | 2012-03-21 | オンキヨー株式会社 | ストリーム再生装置、ストリーミングシステム及びストリーム再生プログラム |
JP4600698B2 (ja) * | 2008-03-21 | 2010-12-15 | オンキヨー株式会社 | ストリーム再生装置およびそのプログラム |
JP5681449B2 (ja) | 2010-11-02 | 2015-03-11 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 情報処理装置及び携帯端末 |
-
2004
- 2004-10-12 JP JP2004297854A patent/JP4376165B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013026785A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Fujitsu Frontech Ltd | 監視間隔制御装置、監視間隔制御方法およびプログラム |
EP4155952A1 (en) * | 2021-09-28 | 2023-03-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Storage device and system of controlling operation through flow control monitoring |
US11733872B2 (en) | 2021-09-28 | 2023-08-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Storage device and system of controlling operation through flow control monitoring |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006114988A (ja) | 2006-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8279884B1 (en) | Integrated adaptive jitter buffer | |
US7228059B2 (en) | Audio reproducing apparatus and audio reproduction control method for use in the same | |
JP4361561B2 (ja) | データ受信装置及びデータ受信方法 | |
JP4462996B2 (ja) | パケット受信方法及びパケット受信装置 | |
CN101971629A (zh) | 用于适配视频信号的目标速率的设备和方法 | |
JP4218186B2 (ja) | 音声伝送装置 | |
JP4376165B2 (ja) | 受信装置,クロック調整方法および放送システム | |
JP4076981B2 (ja) | 通信端末装置およびバッファ制御方法 | |
JP4777224B2 (ja) | データ再生装置及びデータ再生方法 | |
US10522162B2 (en) | Signal processing apparatus, signal processing method, and program | |
JP2002330180A (ja) | 受信装置及び受信再生方法 | |
JP2007082045A (ja) | 通信装置、その通信方法、通信プログラム及び通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP5218995B2 (ja) | 動画再生端末,動画再生方法及びプログラム | |
KR20200026831A (ko) | 송신 장치, 송신 방법, 수신 장치, 수신 방법, 및 프로그램 | |
JP4476034B2 (ja) | 受信装置 | |
JP4299731B2 (ja) | 受信装置及び受信再生方法 | |
JP5149404B2 (ja) | 映像受信装置 | |
JP2010136159A (ja) | データ受信装置 | |
JP4338083B2 (ja) | ディジタル音声再生装置 | |
JP2002374319A (ja) | 受信装置及び受信再生方法 | |
JP5691721B2 (ja) | 音声データ処理装置 | |
JP5652776B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2002330181A (ja) | 受信装置及び受信再生方法 | |
US20220416949A1 (en) | Reception terminal and method | |
JP4730797B2 (ja) | 受信装置及び受信再生方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090825 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4376165 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |