JP4375851B2 - 風量調整板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダクトや吹出口等に送られる空気調和用気体の風量、又は吸込口から吸込まれる空気調和対象空間内気体の風量を調整する風量調整板、及び当該風量調整板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和対象空間である室内に調和空気を吹出す吹出口や、吹出口に調和空気を供給するダクト、あるいは、室内から室内空気を吸込む吸込口などの空気調和機器では、従来から、これらの機器に組合わせて風量調整板(プレートシャッター)を用いることが多かった。このような従来の風量調整板の一例を図6及び図7に示す。図6は従来の風量調整板の正面図、図7は従来の風量調整板の調整羽根折曲状態説明図である。
【0003】
前記各図において従来の風量調整板100は、上流側の空気調和機器から送られた調和空気を吹出口へ供給する円筒体のダクト110内の開口領域を覆う略円形状の金属製略板状体で形成され、この略板状体に一又は複数の所定のスリット部101が穿設され、このスリット部101で区切られた前記略板状体の複数の所定部分が所定角度に折曲可能な複数の調整羽根102とされる構成であり、前記ダクト110内に配設されて調整羽根102の折曲げで開口領域の開口面積を調整可能とするものである。なお、風量調整板100をなす略板状体の外周複数箇所には、ダクト110に風量調整板を取付けるための支持部103が形成されている。
【0004】
上記した従来の風量調整板100においては、調整羽根102を所定角度折曲げ、ダクト110内部の開口面積を調整することで調和空気の通過量、すなわち下流側へ向う調和空気の風量を調節する。全ての調整羽根102が折曲げられていない全閉状態では、下流側への調和空気の通過がほとんどなく、最小風量となる。この状態から風量を増やす場合には、必要に応じて調整羽根102を所定角度まで折曲げ、開口領域の開放部分を増やす。全ての調整羽根102が折曲げられると全開状態となり、この時風量が最大となる。
【0005】
この従来の風量調整板は、調整羽根102を略板状体の所定部分の折曲げで形成していることにより、製造が容易でコストダウンを図れると共に、風量調整も容易で複雑な操作が要らず、取扱性に優れる。また、風量を決定する調整羽根102の形状や折曲げの向きがスリット部101の穿設形状で自由に変えられ、設置箇所や空気調和状況に応じたレイアウトが行え、汎用性が高い。
【0006】
また、上記と別の従来の風量調整板として、上記従来の風量調整板100の裏側に消音部材を貼設したものもあった。この従来の他の風量調整板は、上流側から伝播する騒音を風量調整板裏側の消音部材で吸音し、下流側への伝播を防いで下流側における騒音の低減を図るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の風量調整板は以上のように構成されていたことから、調整羽根102付近を調和空気の気流が通過する際に、調整羽根102の縁で風切り音が発生し、これが騒音としてダクト110を通じて下流側に悪影響を及ぼす場合があるという課題を有していた。
【0008】
また、調整羽根102を折曲げていない状態では、スリット部101にもわずかに調和空気が流れるが、狭いスリット部101を気流が通過するため、騒音が発生しやすく、前記同様下流側に悪影響を及ぼしてしまうという課題を有した。
さらに、調整羽根102の縁が露出しているため、スリット部101の加工後に何の処理もなされていない場合、調整羽根102を調整する際に縁に指が触れるとケガをする可能性があるという課題を有していた。
【0009】
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、騒音を吸収できると共に自ら騒音を発生せず、空気調和における騒音の低減が図れ、且つ安全に操作できる風量調整板、並びに当該風量調整板を効率よく製造可能な製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る空気調和用チャンバーは、ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口領域を覆う所定形状の略板状体で形成され、当該略板状体に一又は複数の所定のスリット部が穿設され、当該スリット部で区切られた前記略板状体の複数の所定部分が所定角度に折曲可能な複数の調整羽根とされてなり、前記開口領域に配設されて前記調整羽根の折曲げで開口領域の開口面積を調整可能とする風量調整板において、前記略板状体の外表面全体に配設される吸音性素材層として、前記スリット部を含む前記略板状体両面全体に貼設され、スリット部の幅方向中間位置で各調整羽根を折曲可能に切断される吸音性素材製のシートを備え、前記スリット部が、前記略板状体と両面のシートの合計厚さより大きい幅として穿設され、前記スリット部で略板状体両面のシート同士が直接貼り合わされ、シート同士が貼り合わされ一体化している前記幅方向中間位置での切断を経て、調整羽根縁部が完全にシートで覆われた状態を得ると共に、調整羽根を折曲げていない場合には、調整羽根端部をはみ出してスリット部に達するシートの切断箇所同士が近接して、調整羽根間を気流がほとんど通過しない状態とするものである。
このように本発明においては、調整羽根が所定角度折曲可能に形成されると共に、調整羽根を含む略板状体外表面に吸音性素材層が配設され、略板状体が外部に露出しないことにより、気流が調整羽根縁部に当っても風切り音等が発生しにくく、風量調整板が原因の騒音を小さくできると共に、上流側から伝播する騒音を風量調整板表面で吸音して下流側への伝播を防げることとなり、騒音による悪影響を少なくできる。また、調整羽根の操作時に直接略板状体に触れることがなくなり、安全に操作できる。
【0011】
また、略板状体両面全体に吸音性素材製のシートが配設され、シートが調整羽根端部をはみ出してスリット部に達していることにより、風切り音や上流側から伝播する騒音を抑えられると共に、調整羽根を折曲げていない場合にスリット部にもシートが存在することで気流が各調整羽根間をほとんど通過できず、スリット部における風切り音そのものが発生しないこととなり、より一層の騒音低減が図れる。
【0012】
また、本発明に係る風量調整板は必要に応じて、前記シートが、前記略板状体より大きい形状に形成され、略板状体の外周縁から少なくとも所定幅はみ出した状態としてシート同士を貼り合わされるものである。このように本発明においては、略板状体の外周部分に対しシートが略板状体をはみ出して貼設され、略板状体外周部分も外部に露出させない状態としていることにより、気流が略板状体外周部分外側の隙間を通る際に発生しやすい風切り音等の騒音も抑えられる。
【0013】
また、本発明に係る風量調整板は必要に応じて、前記吸音性素材層として、前記略板状体外表面に植毛が施されるものである。このように本発明においては、調整羽根を含む略板状体全体の外表面に植毛を施し、略板状体を外部に露出させないことにより、気流が調整羽根に当る際に発生しやすい風切り音等の騒音を抑えられると共に、上流側から伝播する騒音を調整羽根部分で吸音して下流側への伝播を防げることとなり、騒音による悪影響を低減できる。
【0014】
また、本発明に係る風量調整板の製造方法は、ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口領域をほぼ覆える所定形状の略板状体に一又は複数の所定のスリット部を穿設し、当該スリット部で区切られた前記略板状体の複数の所定部分を所定角度に折曲可能な複数の調整羽根とする風量調整板の製造方法において、吸音性素材製の二枚のシートを、前記略板状体と前記各シートの合計厚さより大きい幅として穿設される前記スリット部を含む前記略板状体両面全体に貼設し、スリット部で略板状体両面のシート同士を直接貼り合わせると共に、各スリット部の幅方向中間位置で、貼り合わされて一体化しているシートを切断して、調整羽根縁部が完全にシートで覆われ、且つ調整羽根を折曲げていない場合にはシートの切断箇所同士が近接する状態を得るものである。
このように本発明においては、スリット部を穿設した略板状体の両面に吸音性素材製のシートを貼付け、貼り合わせたシートを各スリット部の幅方向中間位置で切断し、各調整羽根を折曲げ可能とすることにより、略板状体に対するスリット部の打抜き、シート貼り合わせ、シート切断の各工程が連続して行え、自動化しやすく、省力化が図れると共に、簡略な工程で略板状体外表面全てをシートで覆った騒音の発生しにくい構造とすることができ、コストダウンも図れる。また、シート切断も効率よく行え、余分なシートの切断屑も出にくく、シートの無駄を抑えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る風量調整板を図1〜図3に基づいて説明する。この図1は本実施の形態に係る風量調整板の正面図、図2は本実施の形態に係る風量調整板の一部省略拡大断面図、図3は本実施の形態に係る風量調整板における調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【0016】
前記各図において本実施の形態に係る風量調整板1は、ダクト10の開口領域をほぼ覆う略円形状の金属製略板状体で形成され、この略板状体に円中心について対称をなす複数の所定形状のスリット部2が穿設されると共に、このスリット部2を含む略板状体両面全体に吸音性素材製のシート4が貼設され、このシート4をスリット部2の幅方向中間位置で切断し、スリット部2で区切られた略板状体の複数の所定部分がそれぞれ所定角度に折曲可能な複数の調整羽根3とされる構成である。なお、風量調整板1をなす略板状体の外周の四箇所にはそれぞれ支持部5が形成されており、この支持部5を介して風量調整板1がダクト10に取付けられる。
【0017】
前記調整羽根3は、前記略板状体中心に対し略放射状に複数配置され、各々独立して略板状体の他の部分に対して折曲げてその傾斜角度を調整できる仕組みである。また、シート4をスリット部2の幅方向中間位置で切断していることから、略板状体における調整羽根3の周囲を含む縁部分表面はシートで覆われた状態となっている。加えて、略板状体の外周部分においても、シートが略板状体から所定幅はみ出して貼り合わされ、略板状体外周部分を外部に露出させない状態としている。
【0018】
ここで、本実施形態に係る風量調整板の製造方法について説明する。まず、ダクト10の開口領域をほぼ覆うことが可能な所定形状に形成された略板状体に対し、複数のスリット部2を打抜きにより穿設する。スリット部2を打抜いた後、少なくとも略板状体より大きい吸音性素材のシート4を、前記スリット部2を含む略板状体両面全体に貼設すると共に、スリット部2の幅方向中間位置、及び略板状体外周から所定幅離れた位置でそれぞれシート4を切断する。略板状体のうち、スリット部2で区切られ、シート4の切断で折曲可能とされた複数の所定部分がそれぞれ調整羽根3となる。
【0019】
次に、前記構成に基づく風量調整板による風量調整動作について説明する。前記従来の場合と同様、各調整羽根3の折曲げでダクト10内の開口面積を調節し、調和空気通過量、すなわち調和空気の風量を決定する。風量を増やす場合には、調整羽根3を所定方向に折曲げ、ダクト10内側の開口面積を大きくする。調整羽根3を全て折曲げた状態(図2、図3参照)では、ダクト10内の開口面積が最大の状態となり、調和空気はほとんど抵抗を受けずにダクト10内を通って下流側に向う。一方、風量を抑える場合は、調整羽根3を前記の場合と逆向きに戻し、ダクト10内の開口面積を小さくして調和空気の通過量を減らす。
【0020】
このように、本実施の形態に係る風量調整板では、従来同様の調整羽根3を折曲げてダクト10内の開口面積を調整して風量調整を行う仕組みに加え、調整羽根3を含む略板状体全体を覆う吸音性素材製のシート4を配設していることから、調和空気の気流が調整羽根3間や調整羽根3とダクト10との間を通る際に発生しやすい風切り音等の騒音を抑えられると共に、他の騒音も調整羽根3表面のシート4で吸音できることとなり、全体として騒音を大幅に低減できる。加えて、略板状体全体がシート4で覆われ、調整羽根3の操作時に直接略板状体に触れずに済むことから、ケガ等のおそれもなく安全に調整羽根3を操作できる。
【0021】
なお、前記実施の形態に係る風量調整板においては、外表面に不織布や合成樹脂シート等の吸音性素材のシート4をそれぞれ貼設して騒音発生の防止を図る構成としているが、これに限らず、吸音性素材層として風量調整板1をなす略板状体外表面に植毛を施したり、略板状体外表面に合成樹脂材等を所定の厚みに塗布したり、略板状体自体を吸音性素材で形成したりする構成とすることもでき、前記実施形態同様に騒音発生を抑えられる。
【0022】
また、前記実施の形態に係る風量調整板においては、ダクト10内に配設する構成としているが、これに限らず、チャンバや風量調整装置等の空気調和機器のネック部分や、前記空気調和機器と組合わせて用いられる短管、スリーブなどに配設する構成とすることもでき、いずれの配設状態でも適切な風量調整が行える。さらに、調整羽根3の数も四つとしているが、これに限らず、図4に示すように調整羽根3を二つとするなど、風量調整の度合や空気調和の状況に合わせてスリット部2の形状を変えて調整羽根3の数を適宜設定できる。
【0023】
また、前記実施の形態に係る風量調整板においては、円断面形状のダクト10に対応して円形状に形成される構成としているが、これに限らず、ダクト10が方形状等の他の断面形状である場合にはこれに対応する所定形状、例えば、図5に示すように矩形断面形状に対応する矩形状に形成する構成とすることもでき、前記同様騒音を大幅に低減しつつダクト10内の開口面積を調整して風量調整を行える。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、調整羽根が所定角度折曲可能に形成されると共に、調整羽根を含む略板状体外表面に吸音性素材層が配設され、略板状体が外部に露出しないことにより、気流が調整羽根縁部に当っても風切り音等が発生しにくく、風量調整板が原因の騒音を小さくできると共に、上流側から伝播する騒音を風量調整板表面で吸音して下流側への伝播を防げることとなり、騒音による悪影響を少なくできるという効果を奏する。また、調整羽根の操作時に直接略板状体に触れることがなくなり、安全に操作できるという効果を有する。
【0025】
また、本発明によれば、略板状体両面全体に吸音性素材製のシートが配設され、シートが調整羽根端部をはみ出してスリット部に達していることにより、風切り音や上流側から伝播する騒音を抑えられると共に、調整羽根を折曲げていない場合にスリット部にもシートが存在することで気流が各調整羽根間をほとんど通過できず、スリット部における風切り音そのものが発生しないこととなり、より一層の騒音低減が図れるという効果を有する。
【0026】
また、本発明によれば、略板状体の外周部分に対しシートが略板状体をはみ出して貼設され、略板状体外周部分も外部に露出させない状態としていることにより、気流が略板状体外周部分外側の隙間を通る際に発生しやすい風切り音等の騒音も抑えられるという効果を有する。
また、本発明によれば、調整羽根を含む略板状体全体の外表面に植毛を施し、略板状体を外部に露出させないことにより、気流が調整羽根に当る際に発生しやすい風切り音等の騒音を抑えられると共に、上流側から伝播する騒音を調整羽根部分で吸音して下流側への伝播を防げることとなり、騒音による悪影響を低減できるという効果を有する。
【0027】
また、本発明によれば、スリット部を穿設した略板状体の両面に吸音性素材製のシートを貼付け、貼り合わせたシートを各スリット部の幅方向中間位置で切断し、各調整羽根を折曲げ可能とすることにより、略板状体に対するスリット部の打抜き、シート貼り合わせ、シート切断の各工程が連続して行え、自動化しやすく、省力化が図れると共に、簡略な工程で略板状体外表面全てをシートで覆った騒音の発生しにくい構造とすることができ、コストダウンも図れるという効果を有する。また、シート切断も効率よく行え、余分なシートの切断屑も出にくく、シートの無駄を抑えられるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る風量調整板の正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る風量調整板の一部省略拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る風量調整板における調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る風量調整板における調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【図5】本発明の別の他の実施形態に係る風量調整板における調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【図6】従来の風量調整板の正面図である。
【図7】従来の風量調整板の調整羽根折曲状態説明図である。
【符号の説明】
1、100 風量調整板
2、101 スリット部
3、102 調整羽根
4 シート
5、103 支持部
10、110 ダクト
Claims (3)
- ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口領域を覆う所定形状の略板状体で形成され、当該略板状体に一又は複数の所定のスリット部が穿設され、当該スリット部で区切られた前記略板状体の複数の所定部分が所定角度に折曲可能な複数の調整羽根とされてなり、前記開口領域に配設されて前記調整羽根の折曲げで開口領域の開口面積を調整可能とする風量調整板において、
前記略板状体の外表面全体に配設される吸音性素材層として、前記スリット部を含む前記略板状体両面全体に貼設され、スリット部の幅方向中間位置で各調整羽根を折曲可能に切断される吸音性素材製のシートを備え、
前記スリット部が、前記略板状体と両面のシートの合計厚さより大きい幅として穿設され、
前記スリット部で略板状体両面のシート同士が直接貼り合わされ、シート同士が貼り合わされ一体化している前記幅方向中間位置での切断を経て、調整羽根縁部が完全にシートで覆われた状態を得ると共に、調整羽根を折曲げていない場合には、調整羽根端部をはみ出してスリット部に達するシートの切断箇所同士が近接して、調整羽根間を気流がほとんど通過しない状態とすることを
特徴とする風量調整板。 - 前記請求項1に記載の風量調整板において、
前記シートが、前記略板状体より大きい形状に形成され、略板状体の外周縁から少なくとも所定幅はみ出した状態としてシート同士を貼り合わされることを
特徴とする風量調整板。 - ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口領域をほぼ覆える所定形状の略板状体に一又は複数の所定のスリット部を穿設し、当該スリット部で区切られた前記略板状体の複数の所定部分を所定角度に折曲可能な複数の調整羽根とする風量調整板の製造方法において、
吸音性素材製の二枚のシートを、前記略板状体と前記各シートの合計厚さより大きい幅として穿設される前記スリット部を含む前記略板状体両面全体に貼設し、スリット部で略板状体両面のシート同士を直接貼り合わせると共に、各スリット部の幅方向中間位置で、貼り合わされて一体化しているシートを切断して、調整羽根縁部が完全にシートで覆われ、且つ調整羽根を折曲げていない場合にはシートの切断箇所同士が近接する状態を得ることを
特徴とする風量調整板の製造方法。
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