JP4375259B2 - 複製ボリューム世代管理システム、ディスクアレイ装置、及び複製ボリューム世代管理プログラム - Google Patents

複製ボリューム世代管理システム、ディスクアレイ装置、及び複製ボリューム世代管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、一つの業務ボリュームに対して、複製ボリュームをグループに分けて作成し、複製ボリュームを利用する異なるサーバ毎に、このグループを割り当てて、複製ボリュームを用途毎に世代管理可能とする複製ボリューム世代管理システム、ディスクアレイ装置、及び複製ボリューム世代管理プログラムに関する。
従来から、業務ボリュームに対して、複数の複製ボリュームイメージを作る技術が存在する。この従来の技術では、複製ボリュームを世代管理することができるが、業務ボリュームに対して一巡の世代しかもたないため、複数の用途で複製ボリュームを用いる場合には不便であった。
すなわち、一つの業務ボリュームに対して、異なる用途の複数のサーバについて、同時に複数の複製ボリュームの世代を作成したい場合がある。例えば、あるサーバAをバックアップ用に、サーバBを物理障害調査用に、サーバCをテスト用にする場合、サーバごとに、複製ボリュームについての複数世代を作成したい場合がある。
しかし、従来の技術では、一つの業務ボリュームに対して一つの世代管理用複製ボリュームグループしか持たないため、一つの業務ボリュームに対して異なる用途の複数のサーバが同時に存在する場合でも、一台のサーバしか複数世代の複製ボリュームイメージを作成することができないという問題があった。このため、他のサーバは、別途複製ボリュームを直接指定して、作成しなければならなかった。
ここで、業務ボリュームに対応する複数の複製ボリュームイメージの作成に関する先行技術文献として、例えば以下の特許文献1〜3を挙げることができる。
特許文献1に記載の発明によれば、効率的で運用性に優れた複製ボリューム間でのバックアップ・リストア管理方法を提供することが可能とされている。
また、特許文献2に記載の発明によれば、複数のストレージのデータ格納領域にデータを割り当てる技術において、そのデータに対するアクセス性能の向上及び信頼性の確保を図ることが可能とされている。
さらに、特許文献3に記載の発明によれば、一つのボリュームを起源とした複数のペアを作成するバックアップデータの世代管理に関して、一巡の世代についてのバックアップデータの世代管理方法を提供することが可能とされている。
特開2004−005358号公報 特開2004−013547号公報 特開2004−164318号公報
しかしながら、これらいずれの発明も、サーバ毎に複数ボリュームを用途別に世代管理可能なものではなかった。
すなわち、複製ボリュームを利用するサーバ毎に、世代管理用複製ボリュームグループを割り当て、一つの業務ボリュームに対して、一巡ではなく、複製ボリュームグループ毎に世代管理を可能とするものではなかった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、業務ボリュームに対して、複製ボリュームイメージをストレージ内で作成する機能を有するストレージにおいて、複製ボリュームを利用する複数のサーバ毎に、世代管理のための複製ボリュームグループを割り当てることにより、用途毎に、複製ボリュームの世代管理を可能とする複製ボリューム世代管理システム、ディスクアレイ装置、及び複製ボリューム世代管理プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の複製ボリューム世代管理システムは、業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージをディスクアレイ装置に作成する複製ボリューム世代管理システムであって、複製ボリュームイメージの作成指示又は複製ボリュームイメージの削除指示にもとづくモジュールの呼び出しをディスクアレイ装置に対して行う業務サーバと、モジュールを保有するファームウェア、業務ボリュームこの業務ボリュームに対応する複製ボリュームを複数世代保有し、複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループ、及びサーバ毎に複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームを備え、業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置とを有し、サーバは、リンクボリュームを経由して、リンクされた複製ボリュームを利用し、ファームウェアが、複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールとを備え、業務サーバが、複製ボリュームイメージ作成指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ作成指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、複製ボリュームに対応する世代情報を取得し、当該世代情報が空きを示すものである場合、複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、指定された複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、複製ボリュームが指定されていない場合、入力引数から複製ボリュームグループ情報を取得し、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、当該複製ボリュームグループ情報に対応する複製ボリュームの世代情報として空きが存在するかどうかを判断し、空きが存在する場合、複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、この空きである複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、空きが存在しない場合、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、複製ボリュームイメージを削除した複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成手段を備えた構成としてある。
また、本発明の複製ボリューム世代管理システムは、業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージをディスクアレイ装置に作成する複製ボリューム世代管理システムであって、複製ボリュームイメージの作成指示又は複製ボリュームイメージの削除指示にもとづくモジュールの呼び出しをディスクアレイ装置に対して行う業務サーバと、モジュールを保有するファームウェア、業務ボリューム、この業務ボリュームに対応する複製ボリュームを複数世代保有し、複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループ、及びサーバ毎に複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームを備え、業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置とを有し、サーバは、リンクボリュームを経由して、リンクされた複製ボリュームを利用し、ファームウェアが、複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールとを備え、業務サーバが、複製ボリュームイメージ削除指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ削除指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、指定された複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、複製ボリュームが指定されていない場合、入力引数から複製ボリュームグループ情報と全ての世代を削除するかいなかを識別する情報を取得し、識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものである場合、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、複製ボリュームグループ情報に対応する全ての複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものでない場合、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除手段を備えた構成としてある。
なお、「参照」とは、複製ボリュームグループ世代管理テーブルに対するデータの変更を伴わないアクセスを意味し、検索して得られたデータを照会する処理等を意味する。また、「更新」とは、複製ボリュームグループ世代管理テーブルに対するデータの変更を伴うアクセスを意味し、データの変更や削除、追加の処理等を意味する。
また、本発明のディスクアレイ装置は、業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージを作成し、業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置であって、モジュールを保有するファームウェアと、業務ボリュームと、業務ボリュームに対応する複製ボリュームを複数世代保有し、複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループと、サーバ毎に複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームとを備え、サーバは、リンクボリュームを経由して、リンクされた複製ボリュームを利用し、ファームウェアが、複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールとを備え、業務サーバに、複製ボリュームイメージ作成指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ作成指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、複製ボリュームに対応する世代情報を取得し、当該世代情報が空きを示すものである場合、複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、指定された複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、複製ボリュームが指定されていない場合、入力引数から複製ボリュームグループ情報を取得し、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、当該複製ボリュームグループ情報に対応する複製ボリュームの世代情報として空きが存在するかどうかを判断し、空きが存在する場合、複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、この空きである複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、空きが存在しない場合、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、複製ボリュームイメージを削除した複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成手段が備えられた構成としてある。
また、本発明のディスクアレイ装置は、業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージを作成し、業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置であって、モジュールを保有するファームウェアと、業務ボリュームと、業務ボリュームに対応する複製ボリュームを複数世代保有し、複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループと、サーバ毎に複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームとを備え、サーバは、リンクボリュームを経由して、リンクされた複製ボリュームを利用し、ファームウェアが、複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールとを備え、業務サーバに、複製ボリュームイメージ削除指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ削除指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、指定された複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、複製ボリュームが指定されていない場合、入力引数から複製ボリュームグループ情報と全ての世代を削除するかいなかを識別する情報を取得し、識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものである場合、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、複製ボリュームグループ情報に対応する全ての複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものでない場合、複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除手段が備えられた構成としてある。
本発明によれば、一つの業務ボリュームに対して、複製ボリュームをグループに分けて作成するとともに、それぞれにおいて世代管理することができる。このため、複製ボリュームを利用する異なるサーバ毎に、このグループを割り当てることができ、複製ボリュームを用途毎に世代管理することが可能となる。
また、ディスクアレイ装置のファームウェアにて複数の世代管理用複製ボリュームグループを管理するモジュールを実装するため、サーバ間の通信を不要とすることが可能となる。
以下、本発明に係る複製ボリューム世代管理システムの好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に示す本発明の複製ボリューム世代管理システムは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。すなわち、業務サーバ等のCPUは、複製ボリューム世代管理プログラムにもとづいて業務サーバ等の各構成要素に指令を送り、業務サーバ等の動作に必要となる所定の処理、例えば、各種モジュールの呼び出し処理などを行わせる。このように、本発明の複製ボリューム世代管理システムにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現できるものである。
プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。
また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク、その他任意のコンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
まず、本発明の一実施形態の構成について、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態の複製ボリューム世代管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の複製ボリューム世代管理システムは、業務サーバ10,ディスクアレイ装置20,サーバ30−1〜30−3(サーバA,B,C)を有している。
業務サーバ10は、ディスクアレイ装置を利用する情報処理装置であり、ディスクアレイ装置20に接続されている。
この業務サーバ10は、図2に示すように、複製ボリュームイメージ作成手段11及び複製ボリュームイメージ削除手段12を備えている。
複製ボリュームイメージ作成手段11は、業務ボリューム22のイメージを複製ボリュームSVに複製する。その複製にあたり、複製ボリュームイメージ作成手段11は、複製ボリュームイメージ作成指示にもとづいて、ディスクアレイ装置20のファームウェア21における各種モジュールを呼び出す。
この複製ボリュームイメージ作成指示に含まれる情報としては、例えば作成要求情報、業務ボリューム、複製ボリューム又はグループ番号等とすることができる。具体的には、複製ボリュームイメージ作成指示における入力引数を、「ボリューム情報」,「グループ情報」とし、「ボリューム情報」として、業務ボリュームBV又は複製ボリュームSVを設定可能とすることができる。また、「ボリューム情報」に業務ボリュームBVが設定された場合には、「グループ情報」にグループ番号を設定するようにすることができる。
複製ボリュームイメージ削除手段12は、複製ボリュームSVに存在するイメージを削除する。その削除にあたり、複製ボリュームイメージ削除手段12は、複製ボリュームイメージ削除指示にもとづいて、ディスクアレイ装置20のファームウェア21における各種モジュールを呼び出す。
この複製ボリュームイメージ削除指示に含まれる情報としては、例えば削除要求情報、業務ボリューム、複製ボリューム又はグループ番号等とすることができる。具体的には、複製ボリュームイメージ削除指示における入力引数を、「ボリューム情報」,「グループ情報」,「全ての世代情報を削除するか否かを示す識別情報」とし、「ボリューム情報」として、業務ボリュームBV又は複製ボリュームSVを設定可能とすることができる。また、「ボリューム情報」に業務ボリュームBVが設定された場合には、「グループ情報」にグループ番号を設定するとともに、「全ての世代情報を削除するか否かを示す識別情報」にいずれかの識別情報を設定するようにすることができる。
ディスクアレイ装置20は、図1に示すように、世代管理制御を行うファームウェア21と、業務ボリューム22と、複製ボリュームグループ23〜25と、複製ボリュームを利用するための仮想的なリンクボリューム26〜28で構成される。
ファームウェア21は、ディスクアレイ装置20における基本的な制御を行うプログラムであり、複製ボリュームイメージの作成・削除、及び複製ボリュームグループの世代管理等を行うものである。
このファームウェア21は、図3に示すように、複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1と、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2と、複製ボリューム世代管理モジュール21−3と、複製ボリューム世代管理テーブル21−4で構成される。
複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1は、ディスクアレイ装置20において、業務ボリューム22に対応する複製ボリュームイメージを複製ボリュームSVに作成するモジュールである。
複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2は、ディスクアレイ装置20において、複製ボリュームSVから複製ボリュームイメージを削除するモジュールである。
複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、複製ボリューム世代管理テーブル21−4を所定の条件で検索して、このテーブルに登録されている情報の参照や、更新を行うことで、複製ボリュームグループにおける複製ボリュームの世代管理を行うモジュールである。
複製ボリューム世代管理テーブル21−4は、業務ボリューム22に対応する複製ボリュームの世代情報等を保有するテーブルであり、そのデータ構成としては、例えば図4に示すように、業務ボリューム,グループ番号(複製ボリュームグループ情報),複製ボリューム,世代,リンクボリューム等とすることができる。
同図の「世代」において、「−1」は最新世代を表わし、「−3」は最古世代を表わしている。また、「NULL」は複製ボリュームが空きであることを意味している。
業務ボリューム22は、複製元のディスク領域であり、複製ボリュームSVは、複製先のディスク領域である。
本実施形態では、図1に示すように、複製ボリュームグループ23,24,25(G1,G2,G3)ごとに、3つの複製ボリュームSV(SV1〜SV3,SV4〜SV6,SV7〜SV9)がそれぞれ割り当てられている。このようにして、業務ボリューム22に対して、用途毎に複製ボリュームグループを選択し、その複製を世代ごとに複数作成することが可能となっている。このように、業務ボリューム22のイメージを複製ボリュームSVに複製した各複製ボリュームを複製世代と呼ぶ。
リンクボリューム26,27,28(LV1,LV2,LV3)は、作成された複製世代イメージを利用するに際して、サーバ30−1〜30−3(サーバA,B,C)からの読み込みを仲介する。
これらのリンクボリューム26〜28がディスクアレイ装置20にない場合、業務ボリューム22に対応する複数の複製ボリュームSVを利用するに際して、全てのSVを図示しないバックアップサーバに追加する必要が生じる。そうすると、バックアップサーバにおけるLUN(Logical Unit Number)管理に負担をかけてしまうという問題がある。本実施形態では、リンクボリューム26〜28を用いて、利用したい複製ボリュームSVのみをリンクし、そのデータを利用することにより、バックアップサーバで管理するLUNを少なくしている。
リンクボリューム26〜28は、複製ボリュームグループに含まれる独立の複製ボリュームにリンクすることができる。図1におけるリンクボリューム26〜28からの矢印は、それぞれ例えばSV1,SV4,SV7にリンクされていることを示している。
サーバ30−1〜30−3(サーバA,B,C)は、リンクボリューム26〜28を経由して、それぞれの用途毎の複製ボリュームグループにおいて作成された複製世代イメージを利用する。
次に、図5を参照して、本実施形態の複製ボリュームイメージ作成処理手順について説明する。
まず、業務サーバ10において、複製ボリュームイメージ作成指示が発行されると、複製ボリュームイメージ作成手段11を起動する。
複製ボリュームイメージ作成手段11は、指示内容を取り出して、SV指定かどうかを判断する(ステップ10)。複製ボリュームイメージ作成指示における入力引数に、複製ボリュームSVが設定されていない場合(ステップ10のNo)、すなわち、入力引数に複製ボリュームSVではなく、複製ボリュームグループ番号が指定されている場合、複製ボリュームイメージ作成手段11は、このグループ番号を取り出す(ステップ11)。
次に、複製ボリュームイメージ作成手段11は、ファームウェア21における複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出し、当該グループ番号に対応する複製ボリュームの世代情報を取得する(ステップ12)。このとき、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、入力引数から取得したグループ番号(又は、業務ボリュームとグループ番号)にもとづいて、複製ボリューム世代管理テーブル21−4を検索し、ヒットしたレコードにおける世代情報を複製ボリュームイメージ作成手段11に受け渡す。
例えば、ステップ11において、グループ番号として「G3」が取得された場合、図4に示す例では、複製ボリューム世代管理モジュール21−3により、複製ボリューム世代管理テーブル21−4から世代情報として、「−1」,「−2」,「NULL」が読み出され、複製ボリュームイメージ作成手段11は、これらの情報を取得する。
そして、世代情報に空きが存在する場合(ステップ13のYes)、すなわち、世代情報として「NULL」が登録されている複製ボリュームSVが存在する場合には、複製ボリュームイメージ作成手段11は、複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出し、世代情報として「NULL」が登録されている複製ボリュームSV情報を取得する(ステップ14)。例えば、図4に示すグループ番号「G3」については、「SV9」が取得される。また、グループ番号「G2」については、「SV5」,「SV6」の両方又はいずれか一方が取得される。
次に、複製ボリュームイメージ作成手段11は、ファームウェア21における複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1を呼び出し、空き複製ボリュームSVにおいて、複製ボリュームイメージを作成する(ステップ15)。
図6は、複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1による複製ボリュームイメージ作成処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1は、複製ボリュームイメージ作成手段11から呼び出されると、指定された複製ボリュームSVにおいて、複製ボリュームイメージを作成する(ステップ30)。
次に、複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1は、複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出して、世代情報を更新する(ステップ31)。
このとき、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、最後に複製ボリュームイメージが作成された複製ボリュームについての世代情報を最新の世代のものとして更新するとともに、その他の複製ボリュームについての世代情報を順次繰り下げることで、世代情報を更新する。
例えば、図4の例において、「SV9」に複製ボリュームイメージを作成した場合、この「SV9」に対応する世代を「−1」とし、「SV7」に対応する世代を「−2」、「SV8」に対応する世代を「−3」に更新する。
なお、空き複製ボリュームSVが複数ある場合、そのいずれに複製ボリュームイメージを作成するかについては、任意に決定することができ、例えばランダムに決定したり、あるいは複製ボリュームSV情報にもとづき降順とした場合の先頭のものに決定することなどが可能である。
一方、世代情報に空きが存在しない場合(ステップ13のNo)、すなわち、対象の複製ボリュームグループにおける全ての複製ボリュームについて、世代情報が登録されている場合には、複製ボリュームイメージ作成手段11は、複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出し、対象の複製ボリュームグループにおける最古世代SV情報、すなわち更新時期が最も古い世代情報に対応する複製ボリューム情報を取得する(ステップ16)。
例えば、図4に示す例において、グループ番号が「G1」であれば、最古世代は、世代情報として「−3」が登録されている複製ボリューム「SV3」であるため、最古世代SV情報として複製ボリューム「SV3」が取得される。
次に、複製ボリュームイメージ作成手段11は、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2を呼び出し、ステップ16において取得された最古世代の複製ボリュームイメージを削除する(ステップ17)。
図7は、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2による複製ボリュームイメージ削除処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2は、複製ボリュームイメージ作成手段11から呼び出されると、指定された複製ボリュームSVの複製ボリュームイメージを削除する(ステップ50)。
次に、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2は、複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出して、世代情報を更新する(ステップ51)。
このとき、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、複製ボリュームイメージが削除された複製ボリュームについての世代情報を「NULL」として更新する。
例えば、図4の例において、「SV3」が最古世代SV情報として取得された場合、この「SV3」に対応する世代を「NULL」に更新する。
次に、複製ボリュームイメージ作成手段11は、ステップ15の処理を上記と同様に行い、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2により複製ボリュームイメージが削除され、空きとなった複製ボリュームSVに、複製ボリュームイメージを作成する。
さらに、複製ボリュームイメージ作成指示における入力引数に、複製ボリュームSVが設定されている場合(ステップ10のYes)、複製ボリュームイメージ作成手段11は、複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出す。
複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、入力引数に設定されている複製ボリュームSVにもとづいて、複製ボリューム世代管理テーブル21−4を検索し、対応する世代情報を取得する(ステップ18)。
そして、この世代情報として「NULL」が登録されており、当該複製ボリュームSVが空きであると判断される場合には(ステップ19のYes)、複製ボリュームイメージ作成手段11は、上述したステップ15における場合と同様に、ファームウェア21における複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1を呼び出して、当該複製ボリュームSVに複製ボリュームイメージを作成する。
また、ステップ18において取得された世代情報に「NULL」でない世代情報が登録されている場合には、そのまま処理を終了(異常終了)する(ステップ19のNo)。
次に、図8を参照して、本実施形態の複製ボリュームイメージ削除処理手順について説明する。
まず、業務サーバ10において、複製ボリュームイメージ削除指示が発行されると、複製ボリュームイメージ削除手段12を起動する。
複製ボリュームイメージ削除手段12は、指示内容を取り出して、SV指定かどうかを判断する(ステップ70)。
複製ボリュームイメージ削除指示における入力引数に、複製ボリュームSVが設定されている場合(ステップ70のYes)、複製ボリュームイメージ削除手段12は、ファームウェア21における複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2を呼び出して、図7を用いて上述したように、指定された複製ボリュームSVを削除するとともに、複製ボリューム世代管理テーブル21−4における世代情報を更新する(ステップ71)。
この場合、複製ボリュームグループ世代管理モジュール21−3によって、削除した複製ボリュームSVに対応する世代情報に「NULL」が登録され、残りの複製ボリュームSVの世代情報については、更新日の遅い順に、「−1」から世代情報の振り直しが行われる。
一方、複製ボリュームイメージ作成指示における入力引数に、複製ボリュームSVが設定されていない場合(ステップ70のNo)、すなわち、入力引数に複製ボリュームSVではなく、複製ボリュームグループ番号が指定されている場合、複製ボリュームイメージ削除手段12は、このグループ番号を取り出す(ステップ72)。
また、複製ボリュームイメージ削除手段12は、入力引数から全ての世代を削除するかどうかの識別情報を取得し、全ての世代を削除するかどうかを判断する(ステップ73)。
入力引数に全ての世代を削除しないとの識別情報が設定されている場合(ステップ73のNo)、複製ボリュームイメージ削除手段12は、複製ボリューム世代管理モジュール21−3を呼び出し、対象の複製ボリュームグループにおける最古世代SV情報、すなわち更新時期が最も古い世代情報に対応する複製ボリューム情報を取得する(ステップ74)。
そして、複製ボリュームイメージ削除手段12は、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2を呼び出し、上述したステップ71における場合と同様に、最古世代の複製ボリュームイメージを削除して、処理を終了する。
ただし、この場合は、最古世代の複製ボリュームイメージを削除するものであるため、世代情報の更新については、図5のステップ17における場合と同様に、削除対象の複製ボリュームの世代情報に「NULL」を設定すればよく、同一複製ボリュームグループにおける残りの複製ボリュームの世代情報については、振り直しを行う必要はない。
入力引数に全ての世代を削除するとの識別情報が設定されている場合は(ステップ73のYes)、複製ボリュームイメージ削除手段12は、複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2を呼び出して、対象となる複製ボリュームグループにおける全ての複製ボリュームの複製ボリュームイメージを削除する(ステップ75)。この場合、複製ボリュームグループ世代管理モジュール21−3によって、全ての複製ボリュームSVに対応する世代情報に「NULL」が登録される。そして、複製ボリュームイメージ削除手段12は、処理を終了する。
次に、図9を参照して、ファームウェア21における複製ボリューム世代管理モジュール21−3による動作について説明する。同図は、本実施形態の複製ボリューム世代管理モジュール21−3による複製ボリューム世代管理テーブル21−4に対する処理手順を示すフローチャートである。
複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、上述したように、業務サーバ10における複製ボリュームイメージ作成手段11,複製ボリュームイメージ削除手段12、ファームウェア21における複製ボリュームイメージ作成モジュール21−1,複製ボリュームイメージ削除モジュール21−2から呼び出される。
このとき、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、呼び出しの際に入力される入力引数にもとづいて、この呼び出しが情報取得要求に係るものか、あるいは世代情報の更新に係るものかを判断する(ステップ90)。
入力引数には、「情報取得要求か否かの識別情報」と、情報取得要求の場合には、その情報取得に必要な「検索キー情報」、世代情報の更新の場合には、その更新に必要な「更新内容」の情報が含まれる。このため、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、この入力引数における「情報取得要求か否かの識別情報」にもとづいて、呼び出しが情報取得要求に係るものかどうかを判断することができる。
そして、呼び出しが情報取得要求に係るものである場合、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、入力引数における「検索キー情報」にもとづいて、複製ボリューム世代管理テーブル21−4を検索し、ヒットしたレコードにおける複製ボリュームや世代情報など、必要な情報を検索結果として、呼び出し元に返却する(ステップ91)。
また、呼び出しが世代情報の更新に係るものである場合、複製ボリューム世代管理モジュール21−3は、入力引数における「更新内容」にもとづいて、複製ボリューム世代管理テーブル21−4を更新する(ステップ92)。この更新の具体的処理については、図5のステップ15,17、及び図8のステップ71,75において上述した通りである。
以上説明したように、本実施形態の複製ボリューム世代管理システムによれば、一つの業務ボリュームに対して、複製ボリュームをグループに分けて作成するとともに、それぞれにおいて世代管理することができる。このため、複製ボリュームを利用する異なるサーバ毎に、このグループを割り当てることができ、複製ボリュームを用途毎に世代管理することが可能となる。
また、ディスクアレイ装置のファームウェアにて複数の世代管理用複製ボリュームグループを管理するモジュールを実装するため、サーバ間の通信を不要とすることが可能となる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、複製ボリュームグループにおける複製ボリュームは、上記実施形態では3世代となっているが、これを2世代、あるいは4世代以上とするなど適宜変更することが可能である。
本発明は、業務ボリュームに対して、複製ボリュームイメージをストレージ内で作成する機能を有するストレージにおいて、複製ボリュームを利用する複数のサーバが、用途毎に世代管理された複製ボリュームを用いる場合に好適に利用することが可能である。
本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理システムにおける業務サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理システムにおけるディスクアレイ装置のファームウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理システムにおける複製ボリューム世代管理テーブルのデータ構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理システムにおける複製ボリューム作成処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の複製ボリュームイメージ作成モジュールによる複製ボリュームイメージ作成処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の複製ボリュームイメージ削除モジュールによる複製ボリュームイメージ削除処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理システムにおける複製ボリューム削除処理手順を示す動作手順図である。 本発明の一実施形態の複製ボリューム世代管理モジュールによる複製ボリューム世代管理テーブルに対する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 業務サーバ
11 複製ボリュームイメージ作成手段
12 複製ボリュームイメージ削除手段
20 ディスクアレイ装置
21 ファームウェア
21−1 複製ボリュームイメージ作成モジュール
21−2 複製ボリュームイメージ削除モジュール
21−3 複製ボリューム世代管理モジュール
21−4 複製ボリューム世代管理テーブル
22 業務ボリューム(BV)
23 複製ボリュームグループG1(SV1〜SV3)
24 複製ボリュームグループG2(SV4〜SV6)
25 複製ボリュームグループG3(SV7〜SV9)
26 リンクボリューム(LV1)
27 リンクボリューム(LV2)
28 リンクボリューム(LV3)
30−1 サーバA
30−2 サーバB
30−3 サーバC

Claims (4)

  1. 業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージをディスクアレイ装置に作成する複製ボリューム世代管理システムであって、
    複製ボリュームイメージの作成指示又は複製ボリュームイメージの削除指示にもとづくモジュールの呼び出しをディスクアレイ装置に対して行う業務サーバと、
    前記モジュールを保有するファームウェア、前記業務ボリュームこの業務ボリュームに対応する前記複製ボリュームを複数世代保有し、前記複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の前記複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループ、及び前記サーバ毎に前記複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームを備え、前記業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する前記複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置と、を有し、
    前記サーバは、前記リンクボリュームを経由して、前記リンクされた複製ボリュームを利用し、
    前記ファームウェアが、
    前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、
    前記複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、
    複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、
    この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールと、を備え、
    前記業務サーバが、複製ボリュームイメージ作成指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ作成指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、前記複製ボリュームに対応する世代情報を取得し、当該世代情報が空きを示すものである場合、前記複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、指定された前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、複製ボリュームが指定されていない場合、前記入力引数から複製ボリュームグループ情報を取得し、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、当該複製ボリュームグループ情報に対応する複製ボリュームの世代情報として空きが存在するかどうかを判断し、空きが存在する場合、前記複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、この空きである複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、空きが存在しない場合、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、前記最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、前記複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、複製ボリュームイメージを削除した前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成手段を備えた
    ことを特徴とする複製ボリューム世代管理システム。
  2. 業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージをディスクアレイ装置に作成する複製ボリューム世代管理システムであって、
    複製ボリュームイメージの作成指示又は複製ボリュームイメージの削除指示にもとづくモジュールの呼び出しをディスクアレイ装置に対して行う業務サーバと、
    前記モジュールを保有するファームウェア、前記業務ボリューム、この業務ボリュームに対応する前記複製ボリュームを複数世代保有し、前記複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の前記複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループ、及び前記サーバ毎に前記複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームを備え、前記業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する前記複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置と、を有し、
    前記サーバは、前記リンクボリュームを経由して、前記リンクされた複製ボリュームを利用し、
    前記ファームウェアが、
    前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、
    前記複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、
    複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、
    この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールと、を備え、
    前記業務サーバが、複製ボリュームイメージ削除指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ削除指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、指定された前記複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、複製ボリュームが指定されていない場合、前記入力引数から複製ボリュームグループ情報と全ての世代を削除するかいなかを識別する情報を取得し、前記識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものである場合、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、前記複製ボリュームグループ情報に対応する全ての複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、前記識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものでない場合、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、前記最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除手段を備えた
    ことを特徴とする複製ボリューム世代管理システム。
  3. 業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージを作成し、業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する前記複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置であって、
    前記モジュールを保有するファームウェアと、
    前記業務ボリュームと、
    前記業務ボリュームに対応する前記複製ボリュームを複数世代保有し、前記複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の前記複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループと、
    前記サーバ毎に前記複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームと、を備え、
    前記サーバは、前記リンクボリュームを経由して、前記リンクされた複製ボリュームを利用し、
    前記ファームウェアが、
    前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、
    前記複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、
    複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、
    この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールと、を備え、
    前記業務サーバに、複製ボリュームイメージ作成指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ作成指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、前記複製ボリュームに対応する世代情報を取得し、当該世代情報が空きを示すものである場合、前記複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、指定された前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、複製ボリュームが指定されていない場合、前記入力引数から複製ボリュームグループ情報を取得し、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、当該複製ボリュームグループ情報に対応する複製ボリュームの世代情報として空きが存在するかどうかを判断し、空きが存在する場合、前記複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、この空きである複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成し、空きが存在しない場合、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、前記最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、前記複製ボリュームイメージ作成モジュールを呼び出して、複製ボリュームイメージを削除した前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成手段が備えられた
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 業務ボリュームに対応する複製ボリュームイメージを作成し、業務サーバから受信したモジュールの呼び出しに応じて、これに対応する前記複製ボリュームイメージを作成又は削除するモジュールを実行するディスクアレイ装置であって、
    前記モジュールを保有するファームウェアと、
    前記業務ボリュームと、
    前記業務ボリュームに対応する前記複製ボリュームを複数世代保有し、前記複製ボリュームを利用するサーバ毎に複数世代の前記複製ボリュームが割り当てられた複製ボリュームグループと、
    前記サーバ毎に前記複製ボリュームグループに含まれるいずれかの複製ボリュームにリンクするリンクボリュームと、を備え、
    前記サーバは、前記リンクボリュームを経由して、前記リンクされた複製ボリュームを利用し、
    前記ファームウェアが、
    前記複製ボリュームに複製ボリュームイメージを作成する複製ボリュームイメージ作成モジュールと、
    前記複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除モジュールと、
    複製ボリュームグループ情報,複製ボリューム情報,世代情報を保有する複製ボリューム世代管理テーブルと、
    この複製ボリューム世代管理テーブルのデータの参照及び更新を行う複製ボリューム世代管理モジュールと、を備え、
    前記業務サーバに、複製ボリュームイメージ削除指示が発行されると、当該複製ボリュームイメージ削除指示の入力引数を参照して、複製ボリュームが指定されているかどうかを判断し、複製ボリュームが指定されている場合、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、指定された前記複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、複製ボリュームが指定されていない場合、前記入力引数から複製ボリュームグループ情報と全ての世代を削除するかいなかを識別する情報を取得し、前記識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものである場合、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、前記複製ボリュームグループ情報に対応する全ての複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除し、前記識別する情報が、全ての世代を削除することを示すものでない場合、前記複製ボリューム世代管理モジュールを呼び出して、最古世代の複製ボリューム情報を取得するとともに、前記複製ボリュームイメージ削除モジュールを呼び出して、前記最古世代の複製ボリュームから複製ボリュームイメージを削除する複製ボリュームイメージ削除手段が備えられた
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
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