JP4375121B2 - データベース管理システムにおける処理代行方法 - Google Patents

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Description

本発明は、並列サーバ構成のデータベース管理システムにおけるデータ処理方法に係り、特に障害発生時のデータベース処理の代行方法に関する。
24時間365日のシステム稼動が求められるノンストップビジネスでは、ビジネスを支えるデータ基盤として可用性の高いデータベース管理システムが必要とされている。また、ビジネスで扱うデータの量は増加傾向にあり、業務量・データ量の増加に応じたシステムの拡張もデータベース管理システムの重要な課題である。
データベース管理システムの可用性を向上する手段としては、系切り替えという技術が用いられている。系切り替えとは、障害が発生したマシンの処理を別のマシンに切り替えることでサービスを継続し、障害によるサービス停止時間を短縮する技術である。
系切り替えを適用したデータベース管理システムでは、処理を実行しているマシンごとに障害時の切り替え先となるマシンが定義される。ここで、処理を実行しているマシン上の実行環境を実行系、切り替え先のマシン上の実行環境を待機系という。また、システム開始時に実行系である実行環境を現用系、システム開始時に待機である実行環境を予備系という。系切り替えを適用したシステムでは、系切り替え機能が実行系の障害を検知すると待機系への系切り替えを開始する。系切り替えを開始すると、まず実行系のリソース、例えばデータベースを格納したディスク、ネットワークのアドレスなど、を待機系に切り替える。リソースの切り替えが完了すると、待機系において実行系から引き継いだデータベースに対するサービスの受け付けを開始して、系切り替えが完了する。この段階で、切り替え前に待機系であった実行環境が実行系となる。
この技術は、非特許文献1に説明されている。
一方、データベース管理システムの拡張性を重視する場合は、複数のサーバでシステムを構成し、各サーバがデータを並列に処理する方式をとる。その際に採用する並列処理アーキテクチャとして、Shared Nothingアーキテクチャがある。
Shared Nothingアーキテクチャとは、並列サーバ構成のシステムにおいてCPUやディスク、キャッシュをサーバ間で共有しない方式である。データを論理的なセグメントで分割してそれぞれ専用のDB格納領域に格納し、各々のDB格納領域には、対応する一つのサーバだけがアクセスする。この方式では、サーバ間でリソースが競合しないため、検索・更新などの処理を各サーバが一斉に行なうことができ、サーバ数に応じた処理性能を実現できる。つまり、サーバ台数を増やすことによりシステムの処理性能を向上させることができるため、業務量・データ量の増加がしても円滑に業務を遂行できる。
この技術は、非特許文献2に説明されている。
Shared Nothingアーキテクチャを採用したシステムにおいても、高可用性を提供するために系切り替えの技術を用いることが多い。
系切り替えでは、DB処理サーバごとに実行系と待機系を定義するのが一般的である。DB処理サーバごとに稼動状況を監視し、必要に応じて待機系に系切り替えを行なう。すなわち、系切り替えの単位はDB処理サーバである。各DB処理サーバの待機系は、他のDB処理サーバの実行系と同一のマシンとすることが多い。この場合、待機系となるマシンでは、系切り替え後には通常時の2倍の処理を実行することになる。
非特許文献3には、各マシンに複数のDB格納領域を配置したデータベース管理システムにおいてDB格納領域を切り替え単位とする系切り替え方法(負荷バランス型系切り替え)が開示されている。DB格納領域ごとに実行系と待機系を定義し、通常時は実行系が当該DB格納領域にアクセスし、障害発生時には待機系が当該DB格納領域にアクセスすることでサービスを継続する。
本方式では、同一マシンに属する複数のDB格納領域に関しては、別々のマシンに分散して待機系を定義する。1つのマシンで障害が発生した場合には、当該マシン中に属する複数のDB格納領域は別々のマシンに引き継がれる。これにより、系切り替え後の処理実行負荷を複数マシンに分散し、システム全体のスループット低下を軽減することができる。
Jim Gray and Andreas Reuter:"TRANSACTION PROCESSING:CONCEPTS AND TECHNIQUES",Morgan Kaufmann Publishers, 1993 David Dewitt and Jim Gray:"Parallel Database Systems: the Future of Database Processing or a Passing Fad?", SIGMOD Record, Vol.19, No.4, pp. 104-112, 1990. Aslam Nomani:"Implementing IBM DB2 Universal Database V8.1 Enterprise Server Edition with Microsoft Cluster Server", International Business Machines Corporation, 2003
負荷バランス型系切り替えでは、DB格納領域単位に系切り替えを行なうため、DB処理サーバ単位の系切り替えに比べて待機系の数が多くなる。また、負荷バランス型系切り替えを採用したシステムでは、多重障害に備えて1つの実行系に対して複数の待機系を設定するのが一般的である。その場合、待機系の数は更に増加する。
非特許文献3には、系切り替えを適用したシステムを構築する場合には1つのマシン上で全ての系が実行系として動作することを想定してリソース(プロセスやメモリなど)を用意する必要があることが記載されている。従って、マシンに配置する待機系の数が多くなると、リソース所要量の増大につながり、システム構築コストが増大する。
また、待機系の数が増加するするとシステム内の管理対象の数が増えるため、システム管理コストとも増大する。
すなわち、従来の負荷バランス型系切り替え方法は、系切り替え後の負荷を複数のマシンに分散できるという利点はあるが、システム内に定義する待機系の数が増加するためにシステム構築コストおよびシステム管理コストが増大するという課題がある。
本発明の目的は、Shared Nothingアーキテクチャを用いたデータベース管理システムにおいて、待機系専用のリソースを必要とせず、かつ、待機系の管理を必要としない、負荷分散可能な系切り替え方法を提供することである。
本発明は、前記課題を以下の手段により解決する。
DB格納領域単位の系切り替えを適用したデータベース管理システムにおいて、DB格納領域と前記DB格納領域へのアクセスを担当するDB処理サーバの対応関係を示す対応情報を持ち、あるDB格納領域の切り替えが発生した際には当該DB格納領域へのアクセス処理を別の稼動中DB処理サーバが担当するように前記対応情報を更新し、ユーザからの問い合わせ要求を受けてあるDB格納領域にアクセスする際には前記対応情報を参照してアクセス要求先となるDB処理サーバを決定する。また、各DB処理サーバは、DB格納領域にアクセスする際の実行環境情報をもち、DB格納領域へのアクセス要求を受けた場合には、前記実行環境情報を参照してDB処理サーバの実行環境を設定してDB格納領域にアクセスする。
この方法により、DB格納領域単位の系切り替えにおいて、稼動中のDB処理サーバを複数のDB格納領域に対する待機系として使用することができるため、待機系用のリソースが不要となり、かつ、待機系の個別管理が不要になる。
本発明によれば、Shared Nothing方式のアーキテクチャを用いたデータベース管理システムにおいて、負荷分散可能な系切り替えを適用する際のリソース所要量と待機系管理コストを削減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて具体的に説明する。
まず、図1を用いて本発明の概念を説明する。
本実施例に示すデータベース管理システムは、マシン0(100)、マシン1(101)、マシン2(102)およびマシン3(103)という複数のマシンで構成されている。
マシン0(100)では、処理要求受付サーバ(110)が稼動しいている。マシン1(101)、マシン2(102)およびマシン3(103)は、それぞれDB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)およびDB処理サーバC(113)が稼動している。ここで、サーバとは、プロセス群、メモリ領域などから成るデータベース処理の実行環境を指す。
処理要求受付サーバは、ユーザからの問合せ(130)を受け付けて解析し、DB処理実行要求を生成し、DB処理サーバにDB処理実行要求を行なう。そして、DB処理の結果を必要に応じてユーザに返す。
DB処理サーバは、処理要求受付サーバからのDB処理実行要求を受け取り、要求に従ってDB格納領域中のデータを操作し、必要に応じて実行結果を処理要求受付サーバに返す。
また、マシン1(101)、マシン2(102)およびマシン3(103)は、系切り替え機能(114)を具備している。系切り替え機能には、各DB格納領域を監視対象として登録することで、DB格納領域単位の系切り替えを実現する。
本実施例のデータベース管理システムのアーキテクチャは、Shared Nothingアーキテクチャであり、本システムが管理するデータベース(例えば、テーブル、インデクス)は、さまざまな手法により複数の分割テーブルおよび分割インデクスに分割され、複数のDB格納領域に分割格納される。あるDB格納領域は決まったDB処理サーバに対応付けられており、DB処理サーバは、そのDB処理サーバに対応付けられたDB格納領域内のデータ(例えば、テーブルデータ、インデクスデータ)のみをアクセスする。
図1に示す例では、通常時、DB処理サーバA(111)にはDB格納領域1(121)とDB格納領域2(122)が対応付けられており、DB処理サーバB(112)にはDB格納領域3(123)とDB格納領域4(124)が対応付けられており、DB処理サーバC(113)にはDB格納領域5(125)とDB格納領域6(164)が対応付けられている。つまり、DB処理サーバA(111)は、DB格納領域1(121)とDB格納領域2(122)に対するDB処理実行要求のみを処理し、DB処理サーバB(112)は、DB格納領域3(123)とDB格納領域4(124)に対するDB処理実行要求のみを処理し、DB処理サーバC(113)は、DB格納領域5(125)とDB格納領域6(126)に対するDB処理実行要求のみを処理する。DB処理サーバA(111)とDB処理サーバB(112)とDB処理サーバC(113)が、同一のDB格納領域をアクセスすることはない。
また、DB処理サーバA(111)はDB格納領域3(123)の待機系としても動作し、DB処理サーバC(113)はDB格納領域4(124)の待機系としても動作している。すなわち、特定のDB格納領域に対する実行系として稼動中のDB処理サーバを、他のDB格納領域に対する待機系として使用している。
ここで例えば、DB処理サーバB(112)がダウンすると、マシン2(102)では、系切り替え機能(114)がダウンを検知し、マシン1(101)およびマシン3(103)上の系切り替え機能(114)に切り替えを要求し、DB格納領域3(123)およびDB格納領域4(124)をそれぞれマシン1(101)およびマシン2(102)に切り替える。
マシン1(101)では、マシン2(102)からの切り替え要求を受けて、DB格納領域3(123)をDB処理サーバA(111)に対応付け、DB格納領域3(123)の代行通知(141)を処理要求受付サーバ(110)に送信する。同様に、マシン3(103)では、DB格納領域4(124)をDB処理サーバC(113)に対応付け、DB格納領域4(124)の代行通知(142)を処理要求受付サーバ(110)に送信する。
ユーザから問合せ(130)を受け取った処理要求受付サーバ(110)は、問合せ要求を解析し、アクセスするデータが存在するDB格納領域を決定し、当該DB格納領域を担当するDB処理サーバに実行処理要求を送信する。DB処理サーバB(112)がダウンしている場合は、アクセス先がDB格納領域3(123)の実行要求はDB処理サーバA(111)に送信し、アクセス先がDB格納領域4(124)の実行要求はDB処理サーバC(113)に送信する。
DB処理サーバA(111)は、通常、DB格納領域1(121)およびDB格納領域2(122)に対する実行要求(151、152)を受け付けて各DB領域にアクセスしているが、DB処理サーバB(112)がダウンしている場合は、実行要求(153)も同時に受け付けてDB格納領域3(123)へのアクセス処理を代行する。
また、DB処理サーバC(113)は、通常、DB格納領域5(125)に対するおよびDB格納領域6(126)に対する実行要求(155、156)を受け付けて各DB領域にアクセスしているが、DB処理サーバB(112)がダウンしている場合は、実行要求(154)も同時に受け付けてDB格納領域4(124)へのアクセス処理を代行する。
このとき、DB処理サーバA(111)およびDB処理サーバC(113)では、あらたなプロセスを生成するのではなく、既存のプロセスを代用することで代行処理を実行する。また、データバッファに関しては、既存処理用のデータバッファを共用する。
以上のように、複数の稼動中DB処理サーバが、ダウンしたDB処理サーバの処理をDB格納領域単位で分担して代行することにより、待機系専用のリソースを有することなく、また、待機系を個別に管理することなく、負荷分散型の系切り替えを実現することができる。
次に、図2を用いて、本実施例のデータベース処理を実行するためのシステム構成を説明する。
この例のコンピュータシステムは、情報処理装置2000、2100および2200を含む。
情報処理装置2000は、CPU2001、主記憶装置2002、通信制御装置2003、I/O制御装置2004及び端末2005により構成される。主記憶装置2001上には、アプリケーションプログラム2006が置かれ、CPU2001を用いて稼動している。アプリケーションプログラム2006が情報処理装置2100に問い合わせを行なうと、情報処理装置2000の通信制御装置2003と情報処理装置2100の通信制御装置2103によって、ネットワーク2500を経由してデータベース管理システムに問い合わせ要求が送られる。
情報処理装置2100は、CPU2101、主記憶装置2102、通信制御装置2103、I/O制御装置2104、端末2105及び磁気ディスク装置等の外部記憶装置2600により構成される。主記憶装置2102上には、データベース管理システムの処理要求受付サーバ110が置かれ、CPU2101を用いて稼動している。外部記憶装置2600上には処理要求受付サーバ110を実現する処理プログラム2601および代行先情報テーブル2602が格納される。
処理要求受付サーバ110は、I/O制御装置2104により外部記憶装置2600からデータの読み出し/書き込みを行い、通信制御装置2103によりネットワーク2500で接続された情報処理装置とデータの送受信を行なう。また、処理要求受付サーバ110は、通信制御装置2103によりネットワーク2500で接続された情報処理装置2200にDB処理実行要求を送信する。
情報処理装置2200は、CPU2201、主記憶装置2202、通信制御装置2203、I/O制御装置2204、端末2205及び磁気ディスク装置等の外部記憶装置2700、2800、2810より構成される。主記憶装置2202上には、データベース管理システムのDB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)、DB処理サーバC(113)のうちいずれかと系切り替え機能(114)が置かれ、CPU2201を用いて稼動している。また、データベースへのアクセスで使用するバッファ2208も主記憶装置2202上に置かれる。外部記憶装置2700上にはDB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)、DB処理サーバC(113)のうちいずれかと系切り替え機能(114)を実現する処理プログラム2701および代行制御情報テーブル2702が格納される。外部記憶装置2800上にはDB格納領域2801が格納される。また、外部記憶装置2810上にはDB格納領域2811が格納される。DB格納領域2801、2811には、本データベース管理システムにおいてアクセス対象となるデータを永続的あるいは一時的に格納する。DB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)およびDB処理サーバC(113)は、I/O制御装置2204により外部記憶装置置2700、2800、2810からデータの読み出し/書き込みを行い、通信制御装置2203によりネットワーク2500で接続された情報処理装置とデータの送受信を行なう。 ここで、情報処理装置2200にまずそれぞれ関連付けられた外部記憶装置2800、2810は共用ディスクであり、当該情報処理装置2200以外の情報処理装置2200からもアクセス可能である。系切り替え機能(114)の制御により、上記共用ディスクのアクセス制御は行なわれる。
図3は、本実施例の処理要求受付サーバ110の概略構成を示す図である。
処理要求受付サーバ110は、処理要求制御部300と代行先判定制御部310を具備する。
処理要求制御部300は、ユーザから問合せ130を受け付け(301)、問合せ要求を解析してアクセスするデータが存在するDB格納領域を特定し(302)、前記DB格納領域に対する処理実行要求先を代行先判定制御部310に問合せて、DB処理実行要求先を決定し(303)、決定した要求先(DB処理サーバ)に実行要求150を送信する(304)。
代行先判定制御部310は、処理要求制御部300からの問合せを受けると、外部記憶装置2600上の代行先情報テーブル2602を参照して、DB処理実行要求先(DB処理サーバ)を決定し、通知する(311)。また、代行先判定制御部310は、DB処理サーバから代行通知140を受けると、外部記憶装置2600上の代行先情報テーブル2602に代行先情報を登録する(312)。
図4は、本実施例のDB処理サーバA(111)の概略構成を示す図である。
DB処理サーバA(111)は、系切り替え機能連携制御部400とDB処理実行制御部410と代行処理制御部420を具備する。系切り替え機能連携制御部400と代行処理制御部420が連動して系切り替え機能連携機能を提供し、DB処理実行制御部410と代行処理制御部420が連動してDB処理実行機能を提供する。
系切り替え機能連携制御部400は、系切り替え機能114と連携してDB格納領域の切り替えを制御する(401)。外部記憶装置2700上の代行情報テーブルを参照して、DB格納領域の処理状況を判定し、各DB格納領域の系状況を系切り替え機能に通知する。DB処理サーバ障害を検知すると、系切り替え機能114に切り替えを要求する。また、系切り替え機能114から切り替え受入要求を受信すると、外部記憶装置2700上の代行制御情報テーブル2702に代行状況を登録し、代行処理制御部420に代行通知140送信を指示する。
DB処理実行制御部410は、実行要求150を受け付け(411)、アクセスするDB格納領域を決定し(412)、アクセス先が代行対象DB格納領域の場合は前記DB格納領域の属するDB処理サーバを代行処理制御部420に問合せて、実行環境を代行処理対応の環境に変更し(413)、外部記憶装置2900上のDB格納領域2901にアクセスしてDB処理を実行する(414)。
代行処理制御部420は、DB処理実行制御部410から問い合わせを受けると、外部
記憶装置2700上の代行制御情報テーブル2702を参照して、DB処理実行制御部4
10がアクセスするDB格納領域が属するDB処理サーバを特定し、通知する(421)
。また、系切り替え機能連携制御部400から指示を受けると、外部記憶装置2700上
の代行制御情報テーブル2702を参照して、代行通知140を処理要求受付サーバに送信する。
DB処理サーバB(112)およびDB処理サーバC(113)もDB処理サーバA(111)と同様の構成である。
図5は、処理要求受付サーバ110の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップ501において代行通知の有無を判定する。代行通知がある場合はステップ502に進み、代行通知がない場合はステップ503に進む。
ステップ502では、代行通知を参照して、実行要求先変更対象DB格納領域とその処理実行要求先(DB処理サーバ)を特定し、ステップ503に進む。
ステップ503では、外部記憶装置2600上の代行先情報テーブル2602に、ステップ502で特定した実行要求先変更対象DB格納領域の実行要求先情報(DB処理サーバ名)を登録して、ステップ504に進む。 ステップ504では、ユーザからの問い合わせを受け取り、ステップ505では、ステップ504で受け取った問い合わせを解析してアクセス対象DB格納領域を特定し、ステップ506に進む。
ステップ506では、ステップ505で特定したDB格納領域の属するDB処理サーバが稼動中かどうかを判定する。稼動中でない場合はステップ507に進み、稼動中の場合はステップ509に進む。
ステップ507では、外部記憶装置2600上の代行先情報テーブル2602を参照してアクセス対象DB格納領域に対する代行先DB処理サーバを特定し、ステップ508では、ステップ507で特定した代行先DB処理サーバを実行要求送信先に設定し、ステップ510に進む。
ステップ509では、DB格納領域の属するDB処理サーバを実行要求送信先に設定し、ステップ510に進む。
ステップ510では、ステップ508またはステップ509で設定した実行要求送信先に、DB処理実行要求を送信し、ステップ511に進んで処理を終了する。
図6は、DB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)およびDB処理サ
ーバC(113)の系切り替え機能連携機能の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップ601において、外部記憶装置2700上の代行制御情報テーブル2702を取得し、ステップ602に進む。
ステップ602では、ステップ601で取得した代行制御情報テーブル2702から1番目の代行制御情報を取得し、ステップ603に進む。
ステップ603では、取得した代行制御情報を参照して、対応するDB格納領域の処理状況を判定する。処理状況が実行中または代行中の場合はステップ604に進み、実行中でも代行中でもない場合はステップ605に進む。
ステップ604では、ステップ603で処理状況を判定したDB格納領域の実行系が当該DB処理サーバであることを系切り替え機能114に連絡し、ステップ606に進む。
ステップ605では、ステップ603で処理状況を判定したDB格納領域の待機系が当該DB処理サーバであることを系切り替え機能114に連絡し、ステップ606に進む。
ステップ606では、代行制御情報テーブル2702中に次の情報があるかどうかを判定する。次の情報がある場合はステップ607に進み、ない場合はステップ608に進む。
ステップ607では、代行制御情報テーブル2702から次の情報を取得し、ステップ603に進む。
ステップ608では、系切り替え機能114から切り替え受入要求があるかどうかを判定する。切り替え受入要求がある場合はステップ609に進み、ない場合はステップ611に進む。
なお、本実施例では、系切り替え機能からの切り替え受入要求に基づいて系切り替えを受け入れる例を説明しているが、ステップ608において、他のDB処理サーバの稼動状況に基づいて別の切り替え先を決定して、別の切り替え先を系切り替え機能に通知し、受け入れを拒否することも可能である。
ステップ609では、切り替え受入対象のDB格納領域について代行制御情報テーブル2702中の処理状態を代行中に変更し、ステップ610に進む。
ステップ610では、代行処理制御部420に指示して、切り替え受入対象のDB格納領域についての代行通知を処理要求受付サーバに送信し、ステップ611に進む。
ステップ611では、DB処理サーバの障害発生状況を判定する。障害が発生していない場合はステップ601に進み、障害が発生している場合はステップ612に進む。
ステップ612では、DB処理サーバで実行中または代行中のDB格納領域の系切り替え要求を系切り替え機能114に送信し、ステップ613に進んで処理を終了する。
なお、本実施例では、系切り替え機能が切り替え先を決定する例を説明しているが、ステップ612において、他のDB処理サーバの稼動状況に基づいて切り替え先を決定して、決定した切り替え先を系切り替え機能に通知することも可能である。
図7は、DB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)およびDB処理サ
ーバC(113)のDB処理実行機能の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップ701において、外部記憶装置2700上の代行制御情報テーブル2702を取得して、ステップ702に進む。
ステップ702において、各DB格納領域が属するDB処理サーバを特定して代行制御情報に反映し、前記代行制御情報を代行制御情報テーブル2702に登録して、ステップ703に進む。
ステップ703において、ステップ702で代行制御情報を登録した代行制御情報テーブル2702を外部記憶装置2700に格納し、ステップ704に進む。
次に、ステップ704において、処理要求受付サーバから実行要求を受け取り、ステップ705に進む。
ステップ705では、ステップ704で受信した実行要求を解析してアクセス先DB格納領域を決定し、ステップ706に進む。
ステップ706では、DB格納領域が代行対象DB格納領域であるかどうかを判定する。代行対象DB格納領域である場合はステップ707に進み、代行対象DB格納領域でない場合はステップ709に進む。
ステップ707では、外部記憶装置2700上から代行制御情報テーブル2702を取得し、ステップ708に進む。
ステップ708では、代行制御情報テーブル2702を参照してアクセス対象DB格納領域が属するDB処理サーバを特定し、DB処理サーバプロセスの実行環境を代行処理用に変更して、ステップ709に進む。
ステップ709では、アクセス対象DB格納領域にアクセスしてDB処理を実行し、ステップ710に進む。
ステップ710では、次の実行要求があるかどうかを判定する。実行要求がある場合にはステップ704に進み、実行要求がない場合にはステップ711に進んで処理を終了する。
図8は、本実施例の代行先情報テーブルの例を示す。代行先情報テーブルは、システム内の各DB格納領域について、当該DB格納領域に対するDB処理実行要求の送信先を登録するテーブルである。
図8(a)は、データベース管理システムに属するすべてのDB処理サーバが稼動中の場合の代行先情報テーブルである。このテーブルに登録されている情報は、システムの初期設定値である。前記初期設定値は、システム構築時またはシステム起動時に、システムがシステム構成に基づいて設定する。DB格納領域1およびDB格納領域2の実行要求先としてDB処理サーバAが登録されており、DB格納領域3およびDB格納領域4の実行要求先としてDB処理サーバBが登録されており、DB格納領域5およびDB格納領域6の実行要求先としてDB処理サーバCが登録されている。
図8(b)は、DB処理サーバBがダウン中の代行先情報テーブルである。本テーブルに登録されている情報は、DB処理サーバから受信した代替通知に基づいて初期設定値から変更されている。DB格納領域1およびDB格納領域2の実行要求先としては通常時と同様にDB処理サーバAが登録されており、DB格納領域5およびDB格納領域6の実行要求先としては通常時と同様にDB処理サーバCが登録されている。DB格納領域3については、DB処理サーバBがダウンしているため、実行要求先には代行サーバであるDB処理サーバAが登録されている。また、DB格納領域4については、DB処理サーバBがダウンしているため、実行要求先には代行サーバであるDB処理サーバCが登録されている。
なお、代行先情報テーブルに登録されている情報は、データベース管理システムの稼動状況確認コマンドなどにより確認可能である。
図9は、本実施例の代行制御情報テーブルの例を示す。代行制御情報テーブルは、システム内の各DB格納領域について、当該DB格納領域に関するDB処理サーバの系状態と実行環境情報(所属DB処理サーバ)を登録するテーブルである。
図9(a)は、データベース管理システムに属する全DB処理サーバが稼動中である場合のDB処理サーバA用の代行制御情報テーブルである。このテーブルに登録されている情報は、システムの初期設定値である。前記初期設定値は、システム構築時またはシステム起動時に、ユーザが登録する。ユーザは、各DB格納領域について、現用系とするDB処理サーバ(所属DB処理サーバ)と予備系とするDB処理サーバ(代行DB処理サーバ)を決定する。この決定に基づいて、DB処理サーバAを現用系とするDB格納領域については、系の状態に「実行中」と登録し、所属DB処理サーバにDB処理サーバAを登録する。また、DB処理サーバAを予備系とするDB格納領域については、系の状態に「待機中」と登録し、所属DB処理サーバには現用系とするDB処理サーバを登録する。DB処理サーバBおよびDB処理サーバCについても同様に初期設定値を登録する必要がある。なお、本実施例では、前記初期設定値をユーザが登録する例を説明しているが、システムが自動決定することも可能である。
図9(a)では、DB格納領域1およびDB格納領域2の処理状況は、DB処理サーバAにおいて実行中として登録されている。また、DB格納領域3、DB格納領域4、DB格納領域5およびDB格納領域6の処理状況は、待機中として登録されている。また、各DB格納領域が属するDB処理サーバが所属DB処理サーバとして登録されている。DB格納領域1およびDB格納領域2の所属DB処理サーバにはDB処理サーバAが登録されており、DB格納領域3およびDB格納領域4の所属DB処理サーバにはDB処理サーバBが登録されており、DB格納領域5およびDB格納領域6の所属DB処理サーバにはDB処理サーバCが登録されている。
図9(b)は、DB処理サーバBダウン中のDB処理サーバA用の代行制御情報テーブルである。本テーブルに登録されている情報は、系切り替え機能からの切り替え受け入れ要求に基づいて初期設定値から変更されている。DB格納領域1およびDB格納領域2の処理状況は、DB処理サーバAにおいて実行中として登録されている。また、DB格納領域4、DB格納領域5およびDB格納領域6の処理状況は、待機中として登録されている。DB格納領域3の処理状況に関しては、DB処理サーバAがDB処理サーバBから引き継いで処理を代行しているため、代行中として登録されている。各DB格納領域の所属DB処理サーバは通常時と同じである。
なお、代行制御情報テーブルに登録されている情報は、データベース管理システムの稼動状況確認コマンドまたは系切り替え機能の系状態確認コマンドなどにより確認可能である。
図8および図9を参照して、本実施例におけるデータベース管理システムの動作を説明する。
図8を参照して、本実施例における処理要求受付サーバ(110)の動作と代行先情報テーブルの関係を説明する。
まず、DB処理サーバBがダウンして系切り替えが発生した場合の動作を説明する。DB処理サーバB(112)がダウンして系切り替えが発生すると、DB処理サーバA(111)から処理要求受付サーバ(110)にDB格納領域3(123)に対する代行通知(141)が送信され、DB処理サーバC(113)から処理要求受付サーバ(110)にDB格納領域4(124)に対する代行通知(142)が送信される。処理要求受付サーバ(110)では、代行先判定制御部(310)が代行通知(141)および代行通知(142)を受信して、代行先情報テーブル(2602)を更新する。更新前のテーブルは図8(a)であり、更新後のテーブルは図8(b)である。処理要求受付サーバ(110)は、DB格納領域3(123)に対する代行通知(141)を受けてDB格納領域3の実行要求先をDB処理サーバBからDB処理サーバAに変更し、DB格納領域4(124)に対する代行通知(142)を受けてDB格納領域3の実行要求先をDB処理サーバBからDB処理サーバCに変更する。
次に、DB処理サーバBがダウン中にユーザから問合せ(130)を受け付け、問合せ要求を解析し、アクセス先がDB格納領域3であった場合の動作を説明する。DB格納領域3の属するDB処理サーバBがダウンしているため、処理要求制御部(300)は、DB格納領域3に関する処理実行要求先を代行先判定制御部(310)に問い合わせる。代行先判定制御部(310)は、代行先情報テーブル(2602)を参照して処理実行要求先を決定する。このとき、代行先情報テーブル(2602)に登録されている情報は図8(b)に示すとおりであるため、代行先判定制御部(310)は、DB格納領域3の実行要求先をDB処理サーバAと決定して、処理要求制御部(300)に連絡する。その結果、処理要求制御部(300)は、DB処理サーバA(111)に実行要求(153)を送信する。
図9を参照して、本実施例におけるDB処理サーバA(111)の動作と代行制御情報テーブルの関係を説明する。
まず、DB処理サーバBがダウンして系切り替えが発生した場合の動作を説明する。DB処理サーバB(112)がダウンして系切り替えが発生すると、系切り替え機能(114)からDB処理サーバA(111)にDB格納領域3(123)の切り替え受入要求が届く。DB処理サーバA(111)では、系切り替え機能連携制御部(400)がDB格納領域3の切り替え受入要求を受信して、代行制御情報テーブル(2702)を更新する。更新前のテーブルは図9(a)であり、更新後のテーブルは図9(b)である。DB処理サーバA(111)は、DB格納領域3(123)の切り替え受入要求を受けてDB格納領域3の処理状況が待機中から代行中に変更する。
次に、DB処理サーバA(111)がDB格納領域3(123)の系状況を系切り替え機能(114)に連絡する処理の動作を説明する。DB処理サーバA(111)の系切り替え機能連携制御部(400)は、代行制御情報テーブル(2702)を参照してDB格納領域3の処理状況を特定し、系切り替え機能に系状況を連絡する。
DB処理サーバBが稼動中の場合は、代行制御情報テーブルは図9(a)に示すとおりであり、DB格納領域3の処理状況は待機中である。従って、系切り替え機能連携制御部(400)は、DB処理サーバAがDB格納領域3の待機系であることを系切り替え機能に連絡する。
DB処理サーバBがダウン中の場合は、代行制御情報テーブルは図9(b)に示すとおりであり、DB格納領域3の処理状況は代行中である。従って、系切り替え機能連携制御部(400)は、DB処理サーバAがDB格納領域3の実行系であることを系切り替え機能に連絡する。
次に、DB処理サーバBがダウン中に処理要求受付サーバ(110)からDB格納領域3(123)に対する実行要求(153)を受信した場合の動作を説明する。処理サーバA(111)においてはDB格納領域3(123)は代行対象DB格納領域であるため、DB処理実行制御部(410)は、DB格納領域3の所属DB処理サーバを代行処理制御部(420)に問合せる。代行処理制御部(420)は、代行制御情報テーブル(2702)を参照してDB格納領域3の所属DB処理サーバを参照する。
このとき、代行制御情報テーブル(2702)に登録されている情報は図9(b)に示すとおりであるため、代行処理制御部(420)は、DB格納領域3の所属DB処理サーバをDB処理サーバBと特定して、DB処理実行制御部(410)に連絡する。その結果、DB処理実行制御部(410)は、実行環境をDB処理サーバBの実行環境に変更し、DB格納領域3にアクセスしてDB処理を実行する。
実行環境とは、DB処理サーバがDB格納領域に対する処理を実行する際の動作環境であり、例えば、データバッファ、プロセスの属性、DB処理サーバの状態管理テーブルなどがある。
実行環境はDB処理サーバの定義情報に基づいて変更可能であり、前記定義情報はDB処理サーバの名称により特定可能である。
なお、本実施例で示した処理要求受付サーバ(110)の処理およびDB処理サーバA(111)、DB処理サーバB(112)およびDB処理サーバ(C113)の処理は、図2で例として示したコンピュータシステムにおけるプログラムとして実行される。しかし、そのプログラムは図2の例のようにコンピュータシステムに物理的に直接接続される外部記憶装置に格納されるものと限定しない。ハードディスク装置、フレキシブルディスク装置等のコンピュータで読み書きできる記憶媒体に格納することができる。また、ネットワークを介して図2のコンピュータシステムを構成する情報処理装置とは別の情報処理装置に接続される外部記憶装置に格納することもできる。
本発明の一実施例の概念図である。 本発明の一実施例におけるコンピュータシステムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施例における処理要求受付サーバの機能構成を示す図である。 本発明の一実施例におけるDB処理サーバの機能構成を示す図である。 本発明の一実施例における処理要求受付サーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例におけるDB処理サーバの系切り替え機能連携機能の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例におけるDB処理サーバのDB処理実行機能の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施例における代行先情報テーブルを示す図である。 本発明の一実施例における代行制御情報テーブルを示す図である。
符号の説明
110・・・処理要求受付サーバ、111・・・DB処理サーバA、
112・・・DB処理サーバB、113・・・DB処理サーバC、114・・・系切り替え機能、
300・・・処理要求制御部、310・・・代行判定制御部、
400・・・系切り替え機能連携制御部、410・・・DB処理実行制御部、
420・・・代行処理制御部、
2602・・・代行先情報テーブル、
2702・・・代行制御情報テーブル

Claims (9)

  1. データベースを複数の格納領域に分割して格納し、1つ以上の領域に対して1つのDB処理サーバが対応するように、それぞれの領域に対してDB処理サーバを関連付けてデータ処理を行なうデータベース処理方法において、
    前記DB処理サーバが、系切り替え機能の指示に従って、DB格納領域の処理状況を代行
    中に変更し、当該DB処理サーバが前記DB格納領域の代行中であることを示す代行通知
    を処理要求受付サーバに送信するステップと、
    前記処理要求受付サーバが、DB格納領域と前記DB格納領域に対応するDB処理サーバ
    の対応関係を示す代行先情報を登録するステップと、
    前記処理要求受付サーバが、前記DB処理サーバから代行通知を受け取った際に、DB格
    納領域とDB処理サーバの対応関係の変更に応じて前記代行先情報を変更するステップと

    前記処理要求受付サーバが、ユーザから問い合わせを受け取った際に、問い合わせを解析
    してアクセス対象DB格納領域を特定し、あるDB格納領域に対する処理を要求する際に
    、前記代行先情報を参照して、処理要求先DB処理サーバを決定し、前記実行要求先とな
    る前記DB処理サーバにDB処理実行要求を送信するステップと、
    前記DB処理サーバが、DB格納領域に対する代行処理を実行する際に必要となる代行制
    御情報を登録するステップと、
    前記DB処理サーバが、前記処理要求受付サーバからDB格納領域に対する処理要求を受
    け取った際に、前記DB格納領域が代行中かどうかを判定し、代行中で無い場合はDB格納領域に対するDB処理を実行し、代行中の場合は前記代行制御情報を参照してDB処理サーバプロセスの実行環境を切り替えて、DB格納領域に対するDB処理を実行するステップと
    を有することを特徴とするデータベース処理方法。
  2. システム構築時あるいはシステム起動時のいずれかにおいて、前記処理要求受付サーバが
    、前記DB処理サーバと前記DB格納領域の対応を決定するステップを有することを特徴
    とする請求項1記載のデータベース処理方法。
  3. 前記DB処理サーバが、前記DB処理サーバの稼動状況に応じて前記DB格納領域の切り
    替え先を変更するステップを有することを特徴とする請求項1記載のデータベース処理方
    法。
  4. 請求項1記載のデータベース処理方法において、前記DB処理サーバが、前記DB格納領
    域を監視対象として監視をするステップと、前記DB処理サーバに障害があった場合に前
    記DB処理サーバが前記系切り替え機能に切り替え要求をするステップを有することを特
    徴とするデータベース処理方法。
  5. 請求項4記載のデータベース処理方法において、前記DB処理サーバが、前記DB格納領
    域を監視対象として監視をするステップにおいて、前記DB格納領域に対応するDB処理
    サーバの対応関係から実行、代行といった処理状況を取得して前記DB格納領域に対する
    処理要求を当該DB処理サーバが受け入れ中かどうかを判断することを特徴とするデータ
    ベース処理方法。
  6. データベースを複数の格納領域に分割して格納し、1つ以上の領域に対して1つのDB処理サーバが対応するように、それぞれの領域に対してDB処理サーバを関連付けてデータ処理を行なうデータベース管理システムにおいて、
    前記DB処理サーバが、系切り替え機能の指示に従って、DB格納領域の処理状況を代行中に変更し、前記DB処理サーバが前記DB格納領域の代行中であることを示す代行通知を処理要求受付サーバに送信する手段と、
    DB格納領域と前記DB格納領域に対応するDB処理サーバの対応関係を示す代行先情報
    を登録する代行先情報登録手段と、
    前記処理要求受付サーバが前記DB処理サーバから代行通知を受け取った際に、DB格納領域とDB処理サーバの対応関係の変更に応じて前記代行先情報を変更する代行先情報変更手段と、
    前記処理要求受付サーバがユーザから問い合わせを受け取った際に、問い合わせを解析し
    てアクセス対象DB格納領域を特定し、あるDB格納領域に対する処理を要求する際に、
    前記代行先情報を参照して、処理要求先DB処理サーバを決定し、前記実行要求先となる
    DB処理サーバにDB処理実行要求を送信する手段と、
    DB格納領域に対する代行処理を実行する際に必要となる代行制御情報を登録する代行制
    御情報登録手段と、
    DB格納領域に対する処理要求を受け取った際に、前記DB格納領域が代行中かどうかを判定し、代行中で無い場合はDB格納領域に対するDB処理を実行し、代行中の場合は前記代行制御情報を参照してDB処理サーバプロセスの実行環境を切り替えて、DB格納領域に対するDB処理を実行するDB処理実行手段とを有することを特徴とするデータベース管理システム。
  7. 前記DB処理サーバの稼動状況に応じて前記DB格納領域の切り替え先を変更する手段を
    有することを特徴とする請求項6記載のデータベース管理システム。
  8. 請求項6記載のデータベース管理システムにおいて、前記DB格納領域を監視対象として
    監視をする監視手段と、前記DB処理サーバに障害があった場合に前記系切り替え機能に
    切り替え要求をする切り替え要求手段とを有することを特徴とするデータベース管理シス
    テム。
  9. 請求項8記載のデータベース管理システムにおいて、前記DB格納領域を監視対象として
    監視をする監視手段において、前記DB格納領域に対応するDB処理サーバの対応関係か
    ら実行、代行といった処理状況を取得して前記DB格納領域に対する処理要求を当該DB
    処理サーバが受け入れ中かどうかを判断することを特徴とするデータベース管理システム
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