JP4374889B2 - 番組表表示装置 - Google Patents

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    • H04N21/422Input-only peripherals, i.e. input devices connected to specially adapted client devices, e.g. global positioning system [GPS]
    • H04N21/42204User interfaces specially adapted for controlling a client device through a remote control device; Remote control devices therefor

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として放送受信機などで実施され、番組表を受信機の画面上に表示する番組表表示装置に関るものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビなどの放送受信機においては、受信できる番組データを受信機上に表示して視聴者が利用できる電子番組表についての技術が開示されている。例えば、放送時間とチャンネルを列挙するものがある(特許文献1参照)。しかし、番組に関する情報の列挙に過ぎず、視覚による認識のしやすさという点で問題があった。視聴者は通常新聞のラテ欄を見て所望の番組を選択することから、新聞のラテ欄に近い表示が考えられた(特許文献2参照)。
【0003】
この技術では、表示画面上に新聞のラテ欄に近いチャンネルと放送時刻を2次元的に配した表示がされ、操作可能なカーソルで所望の番組を選択する。それまでの番組の情報の単なる列挙と比べると視覚による番組の認識は容易となった。
【0004】
さらに、老人や視覚の弱い人のために、より番組認識を容易にする工夫として、番組欄にマークを入れる技術がある(特許文献3参照)。これは、番組の内容を文字で示す代わりに、番組の内容を代表するマークを画面上の番組欄に表示させるものである。
【0005】
また、放送受信機の画面上では、見れる番組欄の範囲が規制されるために、視野を広げるため、番組欄の拡大縮小といった技術も開示されている(特許文献4参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭60−29958号公報
【特許文献2】
特開平06−314452号公報
【特許文献3】
特開2000−358200号公報
【特許文献4】
特開平06−314452号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような改良によって、電子番組表は視覚的に内容を把握しやすいものとなった。しかしながら、視聴者は新聞のラテ欄を見るとき、個々の番組を詳細に見るだけでなく、その日視聴可能な番組全体を眺めるという認識も併用している。そのため、番組表のごく一部しか見ることのできない電子番組表の利用は、窮屈感を伴うものであった。
【0008】
一方番組表の表示範囲を拡大すると、見れる範囲は広がるが、番組表の升目が小さくなり、画面の解像度との関係で、文字がつぶれてしまったり、文字が途中までしか表示できないという問題があった。
【0009】
特に放送受信機は大きな画面を離れたところから見る傾向が強く、文字はある程度小さくできない。
【0010】
また、デジタルテレビやケーブルテレビの登場によって、視聴可能なチャンネル数は桁違いに多くなった。従って、従来技術による電子番組表では、一層番組表全体を見ることができなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するべくなされたものである。すなわち、本願では、従来電子番組表の升目に記載もしくは表示されていた文字やマークの表示をしない。そして、できるだけ大きな範囲を表示させるフレームだけの番組表に、所望の分類に関る番組のマークを貼り付ける。このマークは、所望の分類に関る番組の位置(チャンネルと放送時刻)を正確に示すものではなく、その番組がある近辺を示す。
【0012】
また、この表示状態を従来の電子番組表における拡大縮小の表示形態に連続的に付加する。このようにすることで、視聴者は視聴可能な番組の全体像を把握しやすく、かつ個々の詳細な番組の内容も確認できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に本発明の電子番組表表示装置を含む放送受信機の構成と簡単な動きを示す。なお、本実施の形態では、放送送信波による番組の受信機で説明するが、有線による放送の受信でもよいし、インターネットによる番組の配信であってもよい。
【0014】
本発明の電子番組表表示装置を含む放送受信機は、チューナ200、TSデコーダ300、AVデコーダ400、制御部100、I/O部700、リモコン受信部800、表示制御部500、表示装置600、テーブル2100、記憶部2200、EPG表示部1000を含む。本実施の形態では、EPG表示部1000、表示制御部500、表示装置600、テーブル2100、記憶部2200が番組表表示装置を構成する。
【0015】
チューナ200は制御部100からの指示CTtrnを受け、放送波を受信し、トランスポートストリームTSをTSデコーダ300に送る。
【0016】
TSデコーダ300は、制御部100からの指示CTtsdに基づき、必要な映像または音声パケットAVpacをAVデコーダ400に送る。また、TSデコーダ300はTS中の必要なデータを制御部100へ渡す。図では制御部100からの指示もTSデコータ300からのデータもCTtsdとして示した。
【0017】
AVデコータ400は、TSデコーダ300から受け取った映像および音声パケットAVpacを映像音声信号AVsigに復号し、表示制御部500へ送る。
【0018】
表示制御部500はAVデコーダ400から受け取った映像音声信号AVsigとEPG表示部1000からの各種データを統合して統合映像音声信号IntAVとし、表示装置600へ送る。また、表示制御部500は、メモリ510および表示ドライバ520を含む。
【0019】
表示装置600は、映像出力および音声出力を行う。音声の出力は通常スピーカーによるが、ここではスピーカーも含めて表示装置600と表す。
【0020】
I/O部700は、放送受信機が外部と通信するための手段を総称している。これには、電話線をはじめ、IEEE1394やイーサーネットなどの通信プロトコルを含む。I/O部700は制御部100との間でデーターやコマンドCTextをやり取りし、外部との通信を行う。
【0021】
リモコン受信部800は、リモコンからの通信を受け、制御部100へその内容CTremを送る。
【0022】
記憶部2200は、制御部100を介して受信されたトランスポートストリームTSの中から受信番組情報DTprgを受けて記憶する。受信番組情報DTprgは、番組名、出演者、ジャンル等の番組情報と、番組のあらすじ、評書、場面の画像、関連URL等からなる番組詳細情報と、チャンネル、放送日時からなる番組を特定する情報からなる。受信番組情報DTprgは、1日分の番組情報でもよいし、複数日分の情報であってもよい。また、1チャンネル分の情報であってもよいし、複数チャンネル分の情報であってもよい。また、時間やチャンネルによらないコンテンツの集合の情報であってもよい。
【0023】
EPG表示部1000は、制御部100からの指示CTepgを受け、記憶部2200の内容である受信番組情報DTprgの全部もしくは一部を表示用に加工し、表示制御部500に送る。また、カーソルの位置が示す番組を特定する情報SDprgを制御部100に通知する。また、受信番組情報DTprgの表示に際して、文字の大きさや、ラストチャンネルなど、参照すべきたデータについてテーブル2100に対して書き込みもしくは読み出しを行う。
【0024】
EPG表示部1000は、レイアウト作成部1100、カーソル部1200、データ引用部1300、描画部1400、検索部1500、ランドマーク部1600、第2レイアウト作成部1700を含む。
【0025】
レイアウト作成部1100は、制御部100からの指示CTepgに基づき、テーブル2100を参照しもしくは書き込み、そして他の要素に指示を出す。レイアウト作成部1100は、指示CTepgに基づき適切な番組表フレームのデータXY1fmを作成し、表示制御部500に送る。番組表フレームとは、チャンネルを表示する欄、放送時刻を表示する欄、表示する番組情報間を仕切る線や、チャンネル間を仕切る線、番組表全体を囲む枠、その他のデザインを含む。また、番組表として表示する受信番組情報DTprgの範囲および処理の指示CMdrwをデータ引用部1300へ送る。また、同じく指示CTepgおよびテーブル2100に基づきカーソル部1200へカーソルの表示やカーソル移動の指示CMcsrを行う。
【0026】
また、レイアウト作成部1100は、表示状態の遷移のためにテーブル2100のデータを含むカレントテーブルを有する。
【0027】
カーソル部1200は、レイアウト作成部1100の指示CMcsrによってカーソルの移動座標XYcsrを表示制御部500へ送る。
【0028】
データ引用部1300は、レイアウト作成部1100からの指示CMdrwに基づき記憶部2200より表示すべき範囲の番組情報DTcntを取得する。この番組情報DTcntを描画させるためにDTcntを含んだ指示DRcntを、描画部1400へ通知する。また、指示CMdrwの内容によっては、検索部1500へ表示すべき範囲の番組情報DTcntと検索条件を含むCMsrcを送る。また、番組詳細表示(詳細は後に説明する)を行う場合は、詳細表示をするための詳細番組表フレームを作成する指示CMdtlを第2レイアウト作成部1700へ送る。詳細番組表フレームとは番組詳細情報を示す文字を表示する部分、画像を表示する部分、予約や選局等のアイコンを含む。
【0029】
描画部1400はデータ引用部1300からのDRcnt中に含まれるデータDTcntを表示装置600の適切な位置に表示すべくデータXYcntに変換する。そしてデータXYcntを表示制御部500へ送る。
【0030】
検索部1500は、データ引用部1300から受けたCMsrcより検索条件に基づいて表示すべきデータDTcntを検索し、その結果SCcntを描画部1400もしくはランドマーク作成部1800へ送る。
【0031】
ランドマーク作成部1800は、検索部1500から表示すべきデータの中で一定条件のもと抽出されたSCcntについて、対応するランドマーク(詳細は後ほど説明する)を作成若しくは選択し、そのデータ及び表示位置XYlndを表示制御部500に送る。
【0032】
第2レイアウト作成部1700は、データ引用部1300からの指示CMdtlに基づいて詳細表示の際のフレームデータXY2fmを表示制御部500に送る。
【0033】
EPG表示部1000から表示制御部へ送られるXYcsr、XYcnt、XYlnd、XY2fmといったデータは、メモリ510上に書き込まれ、表示ドライバ520によって映像信号AVsigと合成されて合成信号IntAVとなり、表示装置600上に表示される。
【0034】
なお、EPG表示部1000は、具体的にはソフトウェアとして実現される場合もある。したがって、上記の構成が回路具体的に形として存在しなくてもかまわないのはいうまでもない。
【0035】
図2に本発明の番組表表示装置に用いるリモコンの外観を示す。本発明を含む放送受信機に対しては、受信機に対して直接の指示操作をしてもかまわない。しかし、主として視聴者はリモコンによる指示をする場合が多いので、本実施の形態でもリモコンを利用するとして説明を進める。
【0036】
図2を参照して、本願の番組表表示装置に用いるリモコンには、カーソル移動の指示を行うための上下および左右キー、拡大キー、縮小キー、決定キーを含む。これらのキーは専用に設けられていてもよいし、別のキーと兼用していてもかまわない。また、別の名称のキーとして割り当てられていてもかまわない。
【0037】
視聴者はこれらのキーを操作することで、本願の番組表表示装置を操作する。上下および左右キーはカーソルの動きを制御するために使われる。また、拡大縮小キーは番組表に表示する番組数を増減するために使われる。
【0038】
次に、本発明の番組表表示装置の表示画面上での動作の概要について図3を用いて説明する。視聴者のリモコンなどの操作によって、本発明の番組表表示装置は起動する。起動によって、表示装置600の画面には図3の(a)の電子番組表(Electric Proguram Guide以後「EPG」という。)が表示される。横軸Axhは、チャンネルを表し、縦軸Axvは放送時刻を表す。
【0039】
すなわち、EPGは、チャンネルを示すチャンネル表示枠と放送時刻を表す放送時刻枠とチャンネル間を仕切るチャンネル仕切り線と番組間を仕切る番組仕切り線と番組情報とからなる。すでに説明したように、チャンネルを示すチャンネル表示欄と、放送時刻を表す放送時刻欄と、チャンネル間を仕切るチャンネル仕切り線と、番組間を仕切る番組仕切り線と、番組表全体を囲む線からなる部分を番組フレームという。従って、EPGは番組フレームと番組情報からなると言い換えられる。
【0040】
チャンネル仕切り線と番組仕切り線によって囲まれる領域Paraは、1つの番組を表示する領域となる。
【0041】
領域Paraには、番組名や出演者などの代表的な番組情報が文字で記載される。二ヶ国語放送などを示す特定のマークや図柄が入る場合もある。図3では、1つの番組が1時間単位で示されているが、特に1時間に限定するものではなく、1時間以上であってもよいし、1時間以下であってもよい。また、本実施の形態では、縦軸Axvは時刻を、横軸Axhはチャンネルを表しているが、特に限定するものではなく、逆であってもよい。また、全く別の指標、例えばインターネットのサイトのURLとコンテンツのジャンルといったものであってもよい。
【0042】
EPG上には番組の選択対象を示すカーソルcsr3が表示される。このカーソルcsr3は番組を示す領域Para毎にリモコンからの指令で指定することができる。カーソルcsr3は番組を示す領域Paraをハイライトしたり、色を変えたり、太線枠にしたりすることで、周囲の番組との区別を視認しやすくする。
【0043】
視聴者はリモコンの操作によって、このカーソルcsr3がEPGの端までいき、さらに視聴者が移動指示を出した時は、EPGはスクロールをして現在表示されていないチャンネルもしくは放送時刻を示す。例えば、カーソルcsr3が106チャンネルの11時の領域まで移動し、さらに視聴者から右移動の指示を受けると、カーソルcsr3はその位置のままで、EPGの表示がスクロールして現在106チャンネルを示している列に107チャンネルの番組情報が表示される。それに伴って、現在105チャンネルの列には、106チャンネルの情報が、現在104チャンネルの列には105チャンネルの情報がスクロールによって移動する。現在104チャンネルのデータは見えなくなる。なお、本実施の形態ではスクロールすることで、EPG上に見えない番組を表示するように説明するが、スクロールに限定するものではない。例えば、現在見えているチャンネル全てを新しい番組に置き換える、いわゆるページ切替のような動作であってもかまわない。
【0044】
視聴者はこのようにカーソルcsr3を左右上下などに移動させ、好みの番組を選択し、選局もしくは予約視聴、予約録画等の操作を行うことが出来る。
【0045】
次に本願の番組表表示装置は、EPGの表示範囲を広げることができる。すなわち、リモコンの縮小キーの操作によって、図3(c)の表示状態に移る。図3(a)では、横軸Axhが3チャンネルで縦軸Axvが3時間分であった、しかし図3(c)では、横軸Axhが5チャンネル分に、縦軸Axvは4時間分に増えている。
【0046】
表示装置600上でのEPGの表示面積は図3(a)の場合と同じであるから、1つの番組を表す領域Paraが小さくなったことを表している。従って、各番組の番組情報を示す文字は小さくなるか、一部省略もしくは削除されてしまう。しかし、より広い範囲の番組情報を一目で認識できるという点では図3(a)の状態より優れている。
【0047】
なお、図3(c)の状態は図3(a)カーソルcsr3をリモコンで移動させ、所望の番組を選局したり、視聴予約や視聴録画等の操作を行う点は同じである。
【0048】
また、図3(c)と(a)の状態は可逆的に遷移可能であり、例えばカーソルcsr3が位置している領域の周囲Maraが拡大されて図3(a)の状態になる。ここで「可逆的に遷移可能」とは、リモコンなどによる1回の操作によって、一方の状態から他方の状態に移ることができることを意味する。本実施の形態では、図2のリモコンにおいて、「拡大」若しくは「縮小」キーの1回の押下げによる操作をいうものとする。
【0049】
以後、図3の(a)や(c)のように横軸Axhにチャンネル縦軸、Axvに放送時刻を示し、領域Paraに番組情報を表示した状態をEPG状態と呼ぶ。さらに、本実施の形態では、図3(a)のように3時間、3チャンネルでの表示をEPG1状態、(b)のように4時間、5チャンネルでの表示をEPG2状態と呼ぶ。もちろん、表示する番組数はこの例に限定されるものではない。
【0050】
次に本発明の番組表表示装置は、図3(d)の状態に遷移することができる。これは、多チャンネル化された放送番組の全体をより視覚的に把握しやすくしようとする目的である。この状態を図3(a)や(c)のEPG状態に対してオーバービュー状態と呼ぶ。図では「OV」もしくは「OV状態」と記す。
【0051】
オーバービュー状態では、1つの番組を示す領域Paraは非常に小さくなるために、番組に関する情報は文字としては表示されない。横軸Axhおよび縦軸Axvにも文字が小さくなりすぎるため、記載方法を省略したり、記載事体を省略する。そして、ある条件によって選択された番組が存在する近辺にランドマークLM3を表示する。
【0052】
ランドマークとは、所定の条件に合致する番組を表すマークである。
【0053】
例えば、サッカーに関する番組であれば、サッカーボールを描いたマークをランドマークとして割り当てる。または、音楽に関する番組であれば音符のマークを描いたランドマークを割り当てるなどである。そして、オーバービュー状態のEPG上にこれを貼り付ける。オーバービュー状態では、1つの番組を示す領域Paraが非常に小さくなるために、領域Paraの大きさに合わせたランドマークでは、小さすぎて見えない。従って、ランドマークLM3は1つの番組を示す領域Paraよりも大きくなる。もちろん、領域Paraが適当な大きさになる程度のオーバービュー状態を作成し、領域Paraの中にランドマークを貼り付けてもよい。
【0054】
このランドマークによって、番組表全体の中で、指定した条件の番組がどの程度あるかという点についての認識性が飛躍的に向上する。なお、このランドマークは指定した条件の番組がどの程度あるかを示すものであるため、大きさ形状などに特に限定はない。
【0055】
図3(d)のオーバービュー状態においてもカーソは存在する。カーソルcsr3dは1番組づつに表示させることもできるし、いくつかの番組をあわせて1つのカーソルcsr3dとすることもできる。図3では、横5チャンネル分縦4時間分の領域を1つのカーソルcsr3dとしている例を示している。
【0056】
図3(d)のオーバービュー状態と(c)のEPG2状態についても可逆的に遷移可能である。図3の場合では、(d)のカーソルcsr3dが当たっている部分が、拡大されて(c)のEPG2状態になる対象領域であることを示している。本実施の形態ではオーバービュー表示になったときのカーソルの範囲とEPG2状態の表示範囲を同じようになるように説明を行うが、これに限定するものではない。図3(d)のカーソル3dを含む範囲をEPG2状態の表示範囲としてもよい。カーソル3dの範囲の一部をEPG2状態の表示範囲としてもよい。
【0057】
次に図3(a)のEPG1状態で、ある番組について、より詳細な情報を見る場合について説明する。本発明の番組表表示装置は、リモコンなどの操作指示によって図3(a)のEPG状態から(b)の詳細情報表示の状態に遷移することができる。この表示状態を以後詳細情報状態と呼ぶ。
【0058】
図3では(a)のときにカーソルcsr3が当たっている部分の詳細情報表示が、表示装置600の画面上に表示されていることを示している。
【0059】
この詳細情報状態では、他のチャンネルや他の放送時刻での番組情報は得られないが、指定された番組に関しては、放送波で送られてきた番組情報のほとんどを画像情報を含めて見ることができる。
【0060】
この詳細情報状態では、カーソルは番組の選択のために使われるのではなく、文字で表示された番組情報をスクロールさせたり、画像情報を選択したりするために利用される。
【0061】
また、この詳細情報状態図3(b)とEPG1状態図3(a)の間も可逆的に遷移可能である。
【0062】
以上のように本発明の番組表表示装置においては、詳細情報表示状態、EPG状態、オーバービュー状態という3つの表示状態を可逆的に遷移することで、番組表全体から個々の番組の詳細情報までを認識することができる。
【0063】
図4に、これらをまとめて全体的な動作フローとしたものを示す。視聴者のリモコンなどの指示によって本願の番組表表示装置は起動する(Step1000)。具体的には、図1を参照しながら、視聴者がリモコンなどを操作して、番組表表示装置を含む放送受信機を起動する指令を送ると、リモコン受信部800がそれを受け、指示CTremとして制御部100へ送信する。制御部100は、装置全体の起動動作の一部として、EPG表示部1000の起動命令をCTepgとして送信する。EPG表示部1000はレイアウト作成部1100が、この指示を受けた時点で起動する。
【0064】
次に、番組表表示装置が起動される前に見ていたラストチャンネルや、現在時刻などのデータをテーブル2100から読み出す(Step2000)。具体的には、レイアウト作成部1100がテーブル2100の内容をDTsttとして読み出す。レイアウト作成部1100はカレントテーブルにその内容を記録しておく。
【0065】
そして、それらの情報をもとに記憶部2200にある番組情報DTprgの該当する情報をEPG状態として表示する(Step3000)。これは図3の(a)の状態に相当する。
【0066】
次にリモコンからの入力を待つ(Step4000)。リモコンからの指示は、表示状態の変更や、カーソルの移動などである。これらの指示は、制御部100からレイアウト作成部1100への指示CTepgとして伝えられる。
【0067】
次にリモコンからの入力があったら、テーブル2100の内容をコピーしたカレントテーブルの内容を参照して現在の表示状態を確認し、次の遷移すべき状態を決める(Step5000)。表示状態には、上記のように詳細状態(Step6000)、EPG状態(Step7000)、オーバービュー状態(Step8000)の3種類がある。現在の状態がこれらのいずれであるかを確認してから、リモコンの入力に基づいて次の遷移すべき状態へ移動する。
【0068】
Step6000、7000、8000でそれぞれの状態に応じた処理を行う。例えば、表示状態の遷移によって表示全体を変更する、カーソルを移動させる、表示範囲をスクロールするなどである。
【0069】
処理が終了したら表示状態についてテーブル2100の内容を更新する(Step10000)。そしてまたStep4000の手前に戻ってリモコン指示入力を待つ。
【0070】
以上の全体フローによる本願の番組表表示装置の表示状態の遷移状態をまとめたものを図5に示す。本発明の番組表表示装置が起動されると、EPG1状態になる(図3(a)、図4Step3000)。このEPG1状態からは、カーソルの移動、番組予約決定、番組録画決定といった操作機能を行える(図4Step7000)。また、このEPG1状態からは、番組表を縮小したEPG2状態(図3(c)、図4Step7000)か、詳細情報状態(図3(b)、図4Step6000)へ可逆的に遷移することができる。番組表を縮小したEPG2状態からはオーバービュー状態(図3(d)、図4Step8000)へ可逆的に遷移することができる。
【0071】
もちろんここでは表示状態を詳細情報表示状態、EPG状態1、EPG状態2、OV状態、の4つで例示しているが、EPG状態には、3つ以上存在してもよく、またOV状態も2つ以上存在してもよい。
【0072】
また、本実施の形態では、起動後にEPG1状態から表示するようにしたが、他の表示状態から出発してもかまわない。
【0073】
また、各表示状態では、順次遷移する構成としたが、ある表示状態から任意の表示状態へ遷移するようにしてもよい。
【0074】
また、ここではEPG上での表示範囲が広がる方向を「縮小」とし、表示範囲が狭まる方向を「拡大」としているが、逆の意味として使用してもよい。
【0075】
以上本願のコンテンツ選択装置1000の動作の全体について説明を行った。次に上記Step2000乃至8000についてより詳細に説明する。
【0076】
Step2000についての説明を図1および図4を用いて説明する。Step2000では、レイアウト作成部1100がテーブル2100からデータDTsttを読み出し、カレントテーブルに書き込む。図6(a)にテーブル2100の内容を例示する。テーブルには、ラストチャンネル、現在時刻、表示状態などのデータが記録されている。ここでは、図5の状態遷移に従って、起動直後は表示状態はEPG1状態になっているものとする。すなわち、本実施の形態では、もし受信機の電源がOFFにされる直前の表示状態がEPG1状態以外であっても起動時にEPG1状態に書き換えられる。なお、起動直後では、カーソルは表示されていないので、カーソル位置のデータはない。また、カーソル位置2とは、詳細情報状態におけるカーソル位置を示す。これは詳細情報状態の説明の際に説明する。
【0077】
LM検索キーとは、番組情報の中からランドマークを表示するために検索する鍵となるものである。ここでは、ミュージックに関する番組を検索することを示している。これはオーバービューの説明の際にあわせて説明する。
【0078】
レイアウト作成部1100は、図6(a)の内容を読出し、自身の有するカレントテーブルに記録する。すなわち、図6(b)のラストch、現在時刻、表示状態の部分にデータを記録する。
【0079】
次に図1、図6および図7を用いてStep3000のフローについて説明する。Step3000では、Step2000でレイアウト作成部1100がテーブル2100の内容DTsttを読み出しておいた情報に基づいて図3(a)のEPGを表示する。
【0080】
レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示状態がEPG1状態であることから、表示範囲が横軸Axh方向に3チャンネル分、縦軸Axv方向には3時間分であることを知る。なお、EPG1状態、EPG2状態、オーバービュー状態において、縦横それぞれ何チャンネル表示するかは、予め決められている。
【0081】
そして、現在時刻とラストチャンネルから表示範囲を算出する(Step3002)。算出する方法は特に限定するものではない。現在時刻とラストチャンネルに基づかない方法で決めてもよい。ここでは、ラストチャンネルをEPGの真ん中のチャンネルとし、現在時刻を一番上側の行とすることとしている。すなわち、図6(a)に示すテーブル2100によるとラストチャンネルは105チャンネルで、現在時刻が18:05であるので、図8に示すように、横軸Axhのチャンネルは104チャンネルから106チャンネルまで、縦軸Axvは6時(18:00)から8時(20:00)までとなる。レイアウト作成部1100は、この表示範囲をカレントテーブルに記録する。ここでは、図6(b)カレントテーブルの表示範囲に示すように、(104、18:00)−(106、20:00)と記録している。これは、EPGの左上の番組から右下の番組を指定することで、表示範囲を表している。他の範囲指定の方法を使ってよいことはいうまでもない。なお、テーブル2100とカレントテーブルの現在時刻は、適宜更新される。またカレントテーブル(図6(b))の詳細情報カーソルは詳細情報状態の説明の際にあわあせて説明する。
【0082】
次にレイアウト作成部1100は、Step3002で求めた表示範囲の取得をデータ引用部1300にCMdrwとして指示する(Step3004)。
【0083】
データ引用部1300は、指示CMdrwに基づいて記憶部2200に記録されている番組情報DTprgから、指定された範囲のデータをDTcntとして取得する。データ引用部1300は、取得した番組情報DTcntから各チャンネルの番組の開始および終了時刻の情報DTsteをレイアウト作成部1100に渡す(Step3006)。
【0084】
レイアウト作成部1100は、Step3002で求めた表示範囲と、Step3006で求めた番組の開始および終了時刻の情報DTsteに基づいて、フレームデータXY1fmを作成し表示制御部500へ渡す。表示制御部500は、フレームデータXY1fmを表示用メモリ510に記録する(Step3008)。このフレームデータXY1fmによって、図8の枠の部分および各チャンネル毎の番組間の区切り線が描かれる。すなわち、チャンネル表示、時刻表示、チャンネル間仕切り線、番組間仕切り線等が描かれる。
【0085】
次にレイアウト作成部1100は、カーソルの表示のための指示CMcsrをカーソル部1200へ送る。例えば起動直後の場合は、図3の(a)のように、電子番組表の真ん中の領域にカーソルcsr3を表示するなどである。もしくはラストチャンネルで指定された番組にカーソルを表示してもよい。また、EPG状態やオーバービュー状態などの表示状態に応じて画面表示初期におけるカーソル表示位置を変更するようにしてもよい。カーソルの位置はカレントテーブルに書き込まれれる。図6(b)では、(105、19:00)のようにチャンネルと番組の開始時刻によってカーソル位置を表している。
【0086】
カーソル部1200はこの指示を受けて、該当する領域に、カーソルcsr8に該当するデータXYcsrを送る(Step3010)。表示制御部500は、フレームのデータXY1fmと同様にXYcsrを表示用メモリ510に記録する。図8では、EPG1状態における真ん中のチャンネルで、真ん中の時間帯の番組を枠で囲むカーソルcsr8を表示させている。ただし、該当する番組(A5)は、7時からの2時間番組であったため、csr8は2時間分の枠を囲うカーソルになっている。
【0087】
一方データ引用部1300は、レイアウト作成部1100にDTsteを送った後、Step3008で作成したフレームに、Step3004で取得した番組情報DTcntを含む描画指示DRcntを描画部1400に渡す。描画部1400は、受け取った番組情報DTcntを、指示DRcntに基づいて表示用のデータXYcntに変換し、表示制御部500に渡す。表示用のデータXYcntとは番組情報DTcntの文字やマーク、映像などのデータを画面上のどの位置に表示するかといった位置情報が指定されたものである。表示制御部500は、受け取った表示用の番組データXYcntをメモリ510に書き込む(Step3012)。図8では、A1からA8までの部分が番組情報DTcntの情報に該当する。これらは主として番組タイトルや出演者を示す文字や、二ヶ国語放送やステレオ放送を示すマークや記号などである。映像データをここに示してもかまわない。
【0088】
最後に表示制御部500は、メモリ510の内容および映像信号AVsigを合成し、統合された映像信号IntAVとして表示装置600へ出力する(Step3014)。
【0089】
以上のようにして表示制御部500の表示用メモリ510には、番組表のフレームと、番組情報と、カーソルが記録されたことになる。表示制御部500は、この表示メモリ510の内容を表示装置600用の信号IntAvとして送出する。このようにしてStep3000では番組表を表示する。これは図3の(a)の表示状態である。なお、表示用メモリ510は複数の画面用メモリ(レイヤ)から構成されていてもよい。また表示制御部500はAVデコーダから受けた映像信号AVsigと表示メモリ510の内容を統合してIntAVを作成してもよい。
【0090】
次にStep4000、5000、6000、7000、8000について、図1、図4および図9を用いて説明する。図4を参照して、Step3000で起動後にEPGを表示した後、リモコンの入力待ち状態であるStep4000になる。ここでリモコン入力の種類を判別する。次のStep5000では、現在の表示状態を確認する。すなわち、表示状態によって同じリモコンの入力でも、異なる動きが行われる。その後、表示状態が詳細情報状態ならStep6000へ、EPG状態ならばStep7000へ、オーバービュー状態ならばStep8000へ移動する。
【0091】
以上のステップを図9を用いてより詳細に説明する。以下本実施の形態では、リモコンの入力として、カーソルの移動、決定、画面拡大、画面縮小の4つの入力があるものとして説明を行う。上記以外の入力があってもよいことは言うまでも無い。表示状態は、すでに説明したように詳細情報状態、EPG1状態、EPG2状態、オーバービュー状態の4つあるものとする。もちろんこれら表示状態の4つの例は、例示であって、EPG状態が3つ以上あってもよく、オーバービュー状態が複数あってもよいのは図5の説明で述べたとおりである。
【0092】
図9は、図4のフローをよりあらわに記載したものである。図中Step4000の点線の中で、「カーソル」、「決定」、「拡大」、「縮小」は、リモコンでそれぞれのキーが押されたことを意味する。「カーソル」は図2の上下キーか左右キーのうちのいずれかが操作されたことを示す。また、星印のついた判断ブロックは図4でいうStep5000の内容を示す。これらの中で、「詳細」は表示状態が詳細情報状態か否かの判断であることを示している。以下「E1」、「E2」、「OV」はそれぞれ、EPG1状態、EPG2状態、オーバービュー状態をの判断を示す。
【0093】
四角のブロックは、Step6000、7000、8000のそれぞれの処理を表す。例えばStep8444の「なし」は処理を行わずに次のステップに移ることをさす。Step7414の「E1へ」は、EPG1状態へ遷移することを示す。Step7222の「決定」はその時の表示状態で「決定」キーが押された場合の処理をすることを表す。
【0094】
Step4000では、リモコンによって入力された信号が、「カーソル移動」、「決定」、「拡大」、「縮小」のいずれであるかを判断する。具体的には図1において、リモコンによって入力された信号をリモコン受信部800が受信する。リモコン受信部800はこれを電気信号CTremとして制御部100に送る。制御部100は、指示CTepgとしてEPG表示部1000へ送る。これをレイアウト作成部1100が解釈し、上記の動作のうちのどの動作を指示されたかを判断する。
【0095】
今、図4を参照して、Step3000までを説明しているので、画面にはEPG1状態が表示されている。そこで、「縮小」キーが押された場合から説明を続ける。「縮小」キーを押すことで、図3で説明した番組情報を表示する領域Paraは小さくなり、結果画面に現れる番組の数は多くなる。本実施の形態ではEPG2状態に遷移することになる。
【0096】
図9にもどり、Step4000で縮小キーが押された場合と判断した場合(Step4400)は、Step5410へ飛ぶ。現在の状態はEPG1状態なので、Step5410は通過し、Step5420に進む。Step5420で現在の表示状態と一致するので、次にStep7424へ進み、EPG2状態へ遷移することとなる。
【0097】
より具体的には、図1でリモコン受信部800が縮小キーの信号を受信し、電気信号CTremとして制御部100に送る。制御部100はこれを指示CTepgとしてEPG表示部1000に送る。レイアウト作成部1100は、この指示が「縮小」であると判断する(Step4400)。そして、図6(b)で示すカレントテーブルを参照し、現在の表示状態がEPG1であると判断する(Step5420)。次に、レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示状態の欄をEPG2に変更する。後は、図7で説明したStep3000の場合と同じである。すなわち、表示範囲を算出し、番組データを読み込み、番組枠およびカーソルを書き込み、最後に番組情報を書き込んで、表示する。Step3000の場合と異なるのは、カレントテーブルの表示状態がEPG2であるため、4時間、5チャンネルの表示になるということである。言い換えると、Step7424は、Step3002からStep3014までのステップの前に、カレントテーブルの表示状態をEPG2に書き換えるというステップを付加したフローと同じである。
【0098】
Step7424を終了したら図4のStep10000に進む。Step10000では、図6(b)で説明したカレントテーブルの内容をテーブル2100に書き込む。
【0099】
その後再び、Step4000に戻る。
【0100】
以上のように、EPG1状態で「縮小」キーが押された場合には、EPG2状態に遷移し、再びリモコン入力状態に戻ることとなる。
【0101】
上記の動作は、EPG1状態からEPG2状態へ遷移するときだけではなく、詳細情報状態からEPG1状態へ、またオーバービュー状態からEPG2状態へ遷移する際も同じステップを踏む。したがって、図9のうち、Step7414(詳細情報状態からEPG1状態へ)、Step7333(EPG2状態からEPG1状態へ)、Step7343(オーバービュー状態からEPG2状態へ)は、同じ内容となる。
【0102】
次にEPG2状態におけるカーソルの移動について説明する。視聴者はリモコンを操作して、カーソル移動の指示を送る。リモコン受信部800は、この信号を受信し、信号CTremとして制御部100に送る。制御部100は、EPG表示部1000への指示CTepgを送る。
【0103】
レイアウト作成部1100は、指示CTepgを受け、カーソル移動の指示であることを認識する(Step4100)。レイアウト作成部は、カレントテーブルの表示状態から現在の表示状態がEPG2状態であることを認識する(Step5130)。そして処理はStep7131へ移る。
【0104】
図10にStep7131の内容を示す。レイアウト作成部1100はカーソルの移動指示CMcsrをカーソル部1200へ送る。カーソル部1200は、表示制御部500に現在のカーソル表示の消去と、新たなカーソル表示をするためのデータをXYcsrとして送る(Step7002)。レイアウト作成部1100は、カーソルの移動に伴って、カレントテーブルのカーソル位置のデータを書き換える(Step7003)。例えば図6(b)において、現在のカーソル位置(105、19:00)から右へ1つカーソルが移動したとすると、カーソル位置情報は(106、19:00)となる。
【0105】
レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示範囲とカーソル位置から現在のカーソル位置が枠に接する位置まで来ているか否かを判断する(Step7004)。
【0106】
もしカーソルが枠外への移動でなければ、レイアウト作成部1100がカーソル部1200に移動指示CMcsrを出し、カーソル部1200は新たなカーソル位置XYcsrを表示制御部500に送る(Step7006)。
【0107】
もし、カーソルの枠外への移動であった場合は、EPGを再表示する(Step7005)。このステップはStep3000と同じである。
【0108】
すなわち、あらわに書くと、レイアウト作成部1100は、カーソルの移動指示から次の表示範囲を算出する。その表示範囲は、データ引用部1300に送られ、データ引用部1300は記憶部2200から指定された範囲の番組データDTcntを取得する。そして、その番組の始まりと終わりの時刻データDTsteをレイアウト作成部1100に返す。レイアウト作成部1100は新たなフレームおよび各チャンネルの番組の区切りをXY1fmとして表示制御部500へ送る。データ引用部1300は、取得した番組情報DTcntとそれを含む指示DRcntを描画部1400へ送る。描画部1400は、現在の表示状態に応じてフォントの大きさや、データ表示位置を付加したXYcntとして表示部500へ送る。もちろん表示に関してはすでに表示している部分に対して変更のある部分だけのデータを送り、変更点だけを表示してもよい。
【0109】
このスクロールに際しては、レイアウト作成部1100はカーソルの移動指示はださない。もしくは、現在と同じ位置にカーソルを表示する指示CMcsrを送る。
【0110】
表示制御部500はこれらの指示XY1fm、XYcnt、およびXYcsrをメモリ510に書込み、表示装置600上に表示する(Step7007)。
【0111】
以上のようにしてカーソルは移動し、もしくはEPGの表示がスクロールすることで、視聴者はEPGの所望の部分を見ることができる。Step7131はこれで終了し、Step10000へ移動する。Step1000では、カレントテーブルの内容をテーブル2100に記録し、また入力待ち状態であるStep4000へ戻る。
【0112】
なお、上記の動きはEPG1状態においても全く同じである。従ってStep7121は、Step7131と同じである。
【0113】
次にEPG2状態での「決定」キーの動作について説明する。
【0114】
EPG1およびEPG2での「決定」キーの動作とは、EPG上でカーソルが示している番組を選局することである。すなわち、EPG表示部1000が制御部100に対して番組を特定する情報SDprgを返す。レイアウト作成部1100は、制御部100からの指示CTepgが「決定」であることを認識する(Step4200)。レイアウト作成部1100はカレントテーブルから現在の表示がEPG2状態であると認識する(Step5230)。そして、処理はStep7232へ移る。
【0115】
図11にStep7232の内容を示す。レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの内容から現在のカーソル位置が示す番組情報を知る(Step7012)。例えば図6(b)では、(105、19:00)で示されるように105チャンネルの19:00からの番組をカーソルは示している。次にレイアウト作成部1100は、この番組を特定する情報をSDprgとして制御部100に返す(Step7013)。これでStep7232は終了し、Step10000を経て、入力待ち状態Step4000に戻る。
【0116】
制御部100は受け取った番組情報SDprgに基づいて、チャンネルを変更する、視聴予約をする、録画予約をする等の動作を行う。
【0117】
次にEPG2状態から「縮小」キーが押され、Step8000で示すオーバービュー状態になる場合を説明する。
【0118】
図9を参照すると、EPG1状態からEPG2状態へ遷移した場合と同様に、Step4400、Step5430、Step8434という順でオーバービュー状態の表示が始まる。
【0119】
図12にStep8434のフローの詳細な内容を示す。Step8434では、図3(d)のオーバービュー状態を表示する。
【0120】
レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示状態をEPG2状態からオーバービュー状態に書き換える(Step8002)。図13(b)にカレントテーブルの状態を示す。「OV」と表示されているのはオーバービュー状態を示している。
【0121】
次にレイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示状態が「OV」であることから、表示範囲は横軸Axh方向に24チャンネル分、縦軸Axv方向には16時間分であることを知る。なお、この表示範囲は例示であって、このチャンネル数、時間分に限定されるものではない。
【0122】
そして、現在時刻とラストチャンネルから表示範囲を算出する(Step8003)。算出する方法は特に限定するものではない。ここでは、ラストチャンネルをEPGの真ん中のチャンネルとし、現在時刻を上から二番目の行とすることとしている。すなわち、図13(b)に示すカレントテーブルによるとラストチャンネルは113チャンネルで、現在時刻が6:08であるので、図14に示すように、横軸Axhのチャンネルは101チャンネルから124チャンネルまで、縦軸Axvは5時から8時(20:00)までとなる。レイアウト作成部1100は、この表示範囲をカレントテーブルに記録する。ここでは、図13(b)カレントテーブルの表示範囲に示すように、(101、5:00)−(124、20:00)と記録している。これは、オーバービュー状態の左上の番組から右下の番組を指定することで、表示範囲を表している。他の範囲指定の方法を使ってよいことはいうまでもない。
【0123】
次にレイアウト作成部1100は、Step8002で求めた表示範囲の取得をデータ引用部1300にCMdrwとして指示する(Step8004)。
【0124】
データ引用部1300は、指示CMdrwに基づいて記憶部2200に記録されている番組情報DTprgから、指定された範囲のデータをDTcntとして取得する。データ引用部1300は、取得した番組情報DTcntから各チャンネルの番組の開始および終了時刻の情報DTsteをレイアウト作成部1100に渡す(Step8005)。
【0125】
レイアウト作成部1100は、Step8003で求めた表示範囲と、Step8005で求めた番組の開始および終了時刻の情報DTsteに基づいて、フレームデータXY1fmを作成し表示制御部500へ渡す。表示制御部500は、フレームデータXY1fmを表示用メモリ510に記録する(Step8006)。このフレームデータXY1fmによって、図14の枠の部分および各チャンネル毎の番組間の区切り線が描かれる。******「フレームデータ」問題なお、図14では、簡単のために各番組を表す領域Paraはすべて1時間の枠で記載したが、1時間に限るものではなく、チャンネル毎、放送時間毎で異なる時間単位に区切られていてもかまわない。また、放送時間が非常に短い番組の場合は、その表示を適宜省略してもよい。
【0126】
次にレイアウト作成部1100は、カーソルcsrの表示のための指示CMcsrをカーソル部1200へ送る。図14で示すように、オーバービュー状態では、カーソルは複数の領域Paraにまたがってもよい。これは、次の理由による。第1にオーバービュー状態は番組を表す領域Paraが非常に小さくなるため、領域Paraには番組情報を表示することができない。従って、原則的にこの表示状態から直接番組を選局することはないため、番組毎にカーソルを割り当てる必要はないからである。また第2に、オーバービュー状態においてのカーソルには、「拡大」キーによって拡大される領域を指定するという役目もあるためである。もちろん個々の番組にカーソルを当ててもよい。
【0127】
図13(b)に示すように、カレントテーブルのカーソル位置の部分には、(111、6:00)−(115、9:00)というようにカーソルの表示範囲が記録される。
【0128】
カーソル部1200はこの指示を受けて、該当する領域にカーソルcsrに該当するデータXYcsrを送る。表示制御部500は、フレームのデータXY1fmと同様にこれを表示用メモリ510に記録する(Step8007)。
【0129】
次にレイアウト作成部1100は、データ引用部1300に、Step8004で取得した番組情報を図13(b)のカレントテーブルに示すLM検索キー(ランドマーク検索キー)に従って検索する指示CMdrwを送る(Step8008)。LM検索キーは、Step8004で取得した番組情報の中から特定の番組を抽出するためのキーである。LM検索キーは、コンテンツの内容分類を示すジャンルや、視聴者のお好みを放送局や受信装置自体が推測し提示する番組、放送もしくはコンテンツ提供事業者がお奨めする番組などを含む。図13(b)では、例示としてミュージックというジャンルであることを示している。
【0130】
具体的には、図1を参照して、記憶部2200から指定された番組情報DTcntをデータ引用部1300が取得する。データ引用部1300は、番組情報DTcntと検索のキーであるLM検索キーをCMsrcとして検索部1500に送る。検索部1500は、番組情報DTcntの中から、LM検索キーに合致する番組を抽出し、その番組情報SCcntをランドマーク作成部1600に送る。なお、SCcntには、LM検索キーを含む。
【0131】
ランドマーク作成部1600は、予めLM検索キーに対応するランドマークの情報を有する。例えばランドマーク作成部1600自身が格納メモリを有していてもよいし、他のメモリや受信機外部のメモリから引用する形態でもよい。ランドマーク作成部1600は、受け取った番組情報SCcntに付加されたLM検索キーに合致するランドマークを表すデータと、番組情報SCcntに対応する表示画面上の位置情報をXYlndとして表示制御部500に渡す。表示部500は、XYlndをメモリ510に書き込む(Step8009)。
【0132】
図14を参照してランドマークの表示についてより詳しく説明する。図14において、LM14として示されるのは、LM検索キーが「ミュージック」に該当する番組に対して付与されたランドマークの1例である。このマークは受信機の製造者、放送事業者、視聴者が適宜選択、作成ができるようにしてもよい。また、放送、有線等の通信手段を介して取得できるようにしてもよい。ランドマークと選択された番組の位置関係を14(a)から14(e)として例示した。これら5つの例示において、記号LMf14は、ランドマークの外枠を示し、記号Para14は、選択された番組を示す領域を示す。LMf14は太線で、Para14は斜線をつけて示す。なお、符号LMf14と符号Para14は14(b)にだけ示したが、14(a)、(c)、(d)、(e)においても太線はLMf14を示し、斜線のブロックはPara14を示す。LM14はLMf14の内部をマークで塗りつぶしたものである。
【0133】
ランドマークは、14(a)に示すように、選択された番組を示す領域が真ん中に来るように表示されるのが基本である。しかし、選択された番組を示す領域Para14がオーバービュー状態の外枠Ovfm14の辺の際にあった場合(14(b))、コーナーにあった場合(14(c))、また複数のPara14が接近していた場合(14(d)と14(e))などに応じて変化してもよい。また、ランドマーク同士が一部重なって表示してもよい。さらに、ランドマークは複数種類あってもよい。このときは、テーブル2100にLM検索キーとして複数の検索キーを書き込む。
【0134】
以上のようにして表示制御部500の表示用メモリ510には、オーバービュー状態のフレームと、LM検索キーによって選ばれたランドマークと、カーソルが記録されたことになる。表示制御部500は、この表示メモリ510の内容を表示装置600用の信号IntAvとして送出する(Step8010)。このようにしてStep8000ではオーバービュー状態を表示する。なお、表示用メモリ510は複数の画面用メモリ(レイヤ)から構成されていてもよい。また表示制御部500はAVデコーダから受けた映像信号AVsigと表示メモリ510の内容を統合してIntAVを作成してもよい。
【0135】
この後、レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの内容をテーブル2100に記録する(Step10000)。記録後のテーブル2100の状態を図13(a)に示す。図4を参照して、処理はリモコン入力(Step4000)に戻る。
【0136】
次にオーバービュー状態でのカーソルの移動について説明する。視聴者は、オーバービュー状態になっているときに、リモコンなどの入力装置で、カーソルの移動を指示することができる。図1の構成図および図9のフローを参照する。視聴者は、リモコンなどの入力装置で、カーソル移動の信号を送る。リモコン受信部800がこの信号を受け、Ctremとして制御部100へ送る。制御部100は、EPG表示部1000に対して指示CTepgとして送る。
【0137】
レイアウト作成部1100は、リモコン入力待ちの状態で、この指示を受け、カーソル移動の指示であることを認識する(Step4100)。レイアウト作成部1100は、カーソル移動の指示を受けるとカレントテーブルで現在の表示状態を調べる(Step5140)。これは、図13(b)の表示状態を調べることに相当する。ここで、表示状態がオーバービュー状態であるなら、Step8141に進んで、カーソルの処理をする。
【0138】
そのStep8141の内容を図15に、より詳しく示す。図1の構成図と図15を参照してカーソル移動について説明する。レイアウト作成部1100は、オーバービュー状態の下でカーソルを移動する指示CMcrsをカーソル部1200へ送る(Step8022)。カーソル部1200は、表示装置上のカーソルの位置を移動するデータXYcsrを表示制御部500へ送る。このデータXYcsrには、前のカーソルの位置のデータを消去する指示も含まれる。
【0139】
レイアウト作成部1100は、移動後のカーソルの位置をカレントテーブルに記録する(Step8023)。例えば、図13(b)のカレントテーブルでは、カーソル位置は(111、6:00)−(115、9:00)となっている。これは、図14のcsr14の位置を示すものとであると説明を行った。このカーソルを右へ1チャンネル分移動させると、カレントテーブルのカーソル位置は(112、6:00)−(116、9:00)となる。また、図14のcsr14を下方向へ1時間分移動させると、カレントテーブルの位置は(111、7:00)−(115、10:00)となる。
【0140】
表示制御部500は、メモリ510の内容を表示装置600へ表示する(Step8024)。このようにして、カーソルは移動する。なお、ここでは、オーバービューでのカーソル移動として、1チャンネルずつ、もしくは、1時間ずつ移動させる例を説明した。しかし、移動の単位はこれに限定するものではなく、複数チャンネルずつ、若しくは複数時間ずつの移動であってもかまわない。
【0141】
この後、制御はStep10000に移る。レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの内容をテーブル2100に記録する。そして、図4におけるStep4000のリモコン入力待ちの状態に戻る。
【0142】
次にオーバービュー状態から「拡大」キーが押された場合の説明を行う。
【0143】
「拡大」キーを押すことで、図3(d)のカーソルで囲まれた部分の表示が拡大表示され、図3(c)で示すEPG2状態になる。 図9にもどり、Step4000で拡大キーが押された場合と判断した場合(Step4300)は、Step5310へ飛ぶ。現在の状態はオーバービュー状態なので、Step5310は通過し、Step5340まで進む。Step5340で現在の表示状態と一致するので、次にStep7343へ進み、EPG2状態へ遷移することとなる。
【0144】
より具体的には、図1でリモコン受信部800が拡大キーの信号を受信し、電気信号CTremとして制御部100に送る。制御部100はこれを指示CTepgとしてEPG表示部1000に送る。レイアウト作成部1100は、この指示が「拡大」であると判断する(Step4300)。そして、図13(b)で示すカレントテーブルを参照し、現在の表示状態がオーバービュー状態であると判断する(Step5340)。次に、レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示状態をEPG2に変更する。後は、図7で説明したStep3000の場合と同じである。すなわち、表示範囲を算出し、番組データを読み込み、番組枠およびカーソルを書き込み、最後に番組情報を書き込んで、表示する。Step3000の場合と異なるのは、カレントテーブルの表示状態がEPG2であるため、4時間、5チャンネルの表示になるということである。言い換えると、すでに述べたが、Step7343は、Step3002からStep3014までのステップの前に、カレントテーブルの表示状態をEPG2に書き換えるというステップを付加したフローと同じである。
【0145】
Step7343を終了したら図4のStep10000に進む。Step10000では、図13で説明したカレントテーブルの内容をテーブル2100に書き込む。
【0146】
その後再び、Step4000に戻る。
【0147】
以上のように、オーバービュー状態で「拡大」キーが押された場合には、EPG2状態に遷移し、再びリモコン入力状態に戻ることとなる。
【0148】
なお、本実施の形態においては、オーバービュー状態でのカーソルが囲む領域を拡大する対象としたが、カーソルが囲む領域の一部、もしくはカーソルが囲む領域を含む領域を拡大表示の対象としてもかまわない。
【0149】
本実施の形態では、オーバービュー状態の表示は1の態様しか示していない。そのため、オーバービュー状態から「縮小」キーが操作されても処理は行われない。図9のステップで説明すると、リモコン入力が「縮小」であると判断され(Step4400)、現在の表示状態がオーバービュー状態であればStep5440に移る。そしてStep8444に処理が移る。Step8444では、何も処理を行わず、そのままStep9000にフローが移る。従って、視聴者はオーバービュー状態の際に「縮小」キーを操作してもなにも起こらない。
【0150】
しかし、例えば「これ以上縮小表示することはできません」などといった注意文を表示するなどの処理を行ってもよい。
【0151】
また、本実施の形態で示したオーバービュー状態より、より広い範囲を表示することのできるオーバービュー表示をさらに用意してもよい。例えば、表示チャンネル数が80チャンネル、表示時刻が24時間のオーバービュー状態を本願のオーバービュー状態の次に表示させるようにすることもできる。このようなオーバービュー状態は、多チャンネルを提供する放送事業者による丸一日分の番組表を1つの画面で表示することができる。
【0152】
なお、オーバービュー状態の次にさらにオーバービュー状態を表示させるには、本実施の形態で示したEPG1状態からEPG2状態への遷移を同様に適用することで容易に行うことができる。
【0153】
次にオーバービュー状態での「決定」の動作について説明する。本実施の形態では、オーバービュー状態での「決定」は、「拡大」の動作と同じである。すなわち、視聴者は、図14に示すオーバービュー状態において、カーソルが示している領域を拡大表示する。
【0154】
視聴者による「決定」キーの信号は、リモコン受信部800が受信し、CTremとして制御部100に送る。制御部100は、EPG表示部1000に指示CTepgを送る。レイアウト作成部1100は、リモコンからの入力があったことを検知する(Step4200)。レイアウト作成部1100は、図13(b)で示すカレントテーブルの内容から、現在の表示状態がオーバービュー状態であることを知る(Step5240)。そしてオーバービュー状態での決定の処理(Step8242)にフローが移る。
【0155】
Step8242の内容はオーバービュー状態での「拡大」キーと同じ動作となる。
【0156】
なお、カーソルを各番組毎で表示する場合は、EPG1もしくはEPG2状態での決定と同じ動作としてもよい。
【0157】
次に詳細情報状態を説明する。図3(b)に示すように、詳細情報状態は、EPG1状態(同図(a))でカーソルが指定した部分をより詳細に表示する。そこで、現在の表示状態がEPG1状態であり、リモコン入力待ち状態(Step4000)であるとする。
【0158】
視聴者による「拡大」キーの信号は、リモコン受信部800が受信し、CTremとして制御部100に送る。制御部100は、EPG表示部1000に指示CTepgを送る。レイアウト作成部1100は、リモコンからの入力があったことを検知する(Step4300)。レイアウト作成部1100は、図6(b)で示すカレントテーブルの内容から、現在の表示状態がEPG1状態であることを知る(Step5320)。そして詳細情報状態の表示の処理(Step6323)にフローが移る。
【0159】
図16に詳細情報状態を表示するフローを示す。レイアウト作成部1100は、カレントテーブルの表示状態に、詳細情報状態である旨を記録する(Step6002)。次にレイアウト作成部1100は、カレントテーブルのカーソル位置の番組情報を取得することで表示範囲を知る(Step6003)。
【0160】
レイアウト作成部1100は、データ引用部1300へこの番組に関する詳細情報を取得し表示する指示CMdrwを送る。
【0161】
データ引用部1300は、指定された番組の詳細情報を記憶部2200からDTcntとして取得する(Step6004)。そして、詳細情報状態である旨の情報と番組の詳細情報の内容をCMcntとして描画部1400へ送る。描画部1400は、詳細情報の表示に適した文字の大きさや種類、表示範囲や表示位置を示す情報を付加したXYcntを表示制御部500へ送る(Step6005)。
【0162】
また、データ引用部1300は、第2レイアウト作成部1700へ詳細情報用のフレームを表示する指示CMdtlを出す。この際、データ引用部1300は、記憶部2200から取得した詳細情報の内容に従って第2レイアウト作成部に表示フレームの配置、大きさ、小窓の設定、ページ切り替えといったアイコン表示を指示することができる。
【0163】
この指示を受けて第2レイアウト作成部1700は、詳細情報を表示するためのフレーム情報XY2fmを表示制御部500へ送る(Step6006)。
【0164】
さらにデータ引用部1300は、取得した詳細情報の内容にしたがって、レイアウト作成部1100に、必要なカーソル位置の情報をDTsteとして返す。レイアウト作成部1100は、受け取ったカーソル位置の情報をカレントテーブルに記録する。そして、最初にカーソルを表示させるべき位置をカーソル位置2の欄に記録する。
【0165】
図17にはカレントテーブルの状態を示す。詳細情報カーソルの欄には、データ引用部1300から受け取ったアイコンの種類と位置を示すデータを記録しておく。そして、カーソル位置2の欄には、最初のアイコンの情報(図では「予約」のアイコンであって、表示位置が(α1、β1))を記録する。
【0166】
レイアウト作成部1100は、カーソル位置2の情報に基づいてカーソル表示をさせるべくカーソル部へ指示CMcsrを出す。カーソル部1200は、CMcsrに基づいてカーソルを表示させる位置情報XYcsrを表示制御部500に記録する(Step6007)。
【0167】
表示制御部500は上記ように送られた情報をメモリ510に記録し、表示装置600上に表示する(Step6008)。
【0168】
図18には、詳細説明の画面例を示す。詳細画面では、番組に関する詳細な説明文が表示される他、画像による情報が表示されてもよい。番組の説明が1の画面で表示できない場合は、ページを切り替えて表示しても構わない。また、番組予約や、選局といった機能を指示するためのアイコンを表示することもできる。これらのアイコンは、現在時刻との関係で表示しない場合があってもよい。例えば、詳細情報状態で見ている番組はすでに放送が終わっているような場合は、「選局」という動作は意味がないので、表示しないなどである。これらのアイコンはカーソルの移動によって選択し、決定によって起動する。
【0169】
以上のようにしてStep6323は終了し、Step9000へフローは移る。Step9000では、カレントテーブルの内容をテーブル2100へ記録し、入力待ち状態であるStep4000へ戻る。
【0170】
詳細情報状態でのカーソル移動について説明する。
視聴者は、詳細情報状態になっているときに、リモコンなどの入力装置で、カーソルの移動を指示することができる。図1の構成図および図4のフローを参照する。視聴者は、リモコンなどの入力装置で、カーソル移動の信号を送る。リモコン受信部800がこの信号を受け、Ctremとして制御部100へ送る。制御部100は、EPG表示部1000に対して指示CTepgとして送る。
【0171】
レイアウト作成部1100は、リモコン入力待ちの状態で、この指示を受け、カーソル移動の指示であることを認識する(Step4000)。レイアウト作成部1100は、カーソル移動の指示を受けるとカレントテーブルで現在の表示状態を調べる(Step5000)。これは、図17(b)の表示状態を調べることに相当する。ここで、表示状態が詳細情報状態であるなら、Step8000に進んで、カーソルの処理をする。
【0172】
Step8000でのカーソル処理を、より詳しく説明するために図9を参照する。Step4000中で入力がカーソルに関するコマンドであった場合は、Step4100で分岐する。そして、表示状態が詳細表示であることより、Step5110へ進み、Step6111へ進む。
【0173】
そのStep6111の内容を図19に示す。図1の構成図と図19を参照してカーソル移動について説明する。レイアウト作成部1100は、詳細情報状態の下でカーソルを移動する指示CMcrsをカーソル部1200へ送る(Step6012)。カーソル部1200は、表示装置上のカーソルの位置を移動するデータXYcsrを表示制御部500へ送る。このデータXYcsrには、前のカーソルの位置のデータを消去する指示も含まれる。
【0174】
レイアウト作成部1100は、移動後のカーソルの位置をカレントテーブルに記録する(Step6013)。例えば、図17(b)のカレントテーブルでは、カーソル位置2は予約(α1、β1)となっている。これは、図14のcsr14の位置を示すものとであると説明を行った。このカーソルを右へ移動させると、カレントテーブルのカーソル位置は選局(α2、β2)となる。
【0175】
詳細表示状態では、上下の移動キー命令は無視し、左右の移動キーだけで操作する。したがってカレントテーブルの詳細情報カーソルの欄に書き込まれたアイコンの情報の順に従ってカーソルは移動する。もちろん、上下左右の4つのキーを用いてアイコンを選択できるように構成してもよいことはいうまでもない。
【0176】
表示制御部500は、メモリ510の内容を表示装置600へ表示する(Step6014)。このようにして、カーソルは移動する。
【0177】
次に詳細情報状態での「決定」の動作について説明する。詳細情報状態での「決定」は、画面上でカーソルによって選択されたアイコンの機能を起動することである。
【0178】
視聴者による「決定」キーの信号は、リモコン受信部800が受信し、CTremとして制御部100に送る。制御部100は、EPG表示部1000に指示CTepgを送る。レイアウト作成部1100は、リモコンからの入力があったことを検知する(Step4200)。レイアウト作成部1100は、図17(b)で示すカレントテーブルの内容から、現在の表示状態が詳細情報状態であることを知る(Step5210)。そして詳細情報状態での決定の処理(Step6212)にフローが移る。
【0179】
図20にStep6212の内容を示す。レイアウト作成部1100は、カレントテーブルのカーソル位置2から現在のカーソル位置が示すアイコン情報を知る(Step6022)。例えば図17(b)では、予約(α1、β1)で示されるように「予約」というアイコンを示している。
【0180】
次にレイアウト作成部1100は、この情報が表示状態を変更するためのコマンドか否かを判断する(Step6023)。表示状態の変更とは、例えば本実施例でいうと詳細情報のページ切替などのように、EPG表示部1000の内部だけで処理ができるものである。番組の予約や選局は、EPG表示部1000から対象となる番組情報を制御部100に返すため、この表示状態の変更には含まれない。
【0181】
もし、表示状態の変更であった場合は、データ引用部1300に表示内容を変更するように指示をする(Step6025)。
【0182】
そして、Step6212を終了し、Step10000を経て、入力待ち状態のStep4000へ戻る。
【0183】
一方、表示状態の変更でなかった場合は、現在の番組情報を制御部100へSDprgとして返す(Step6026)。このときの番組情報とは、カレントテーブルのカーソル位置が示す番組の情報である。そして、Step6212を終了し、Step10000を経て、入力待ち状態のStep4000へ戻る。ここでは、入力待ちの状態Step4000へ戻るとしてが、制御部100へ番組情報を返した時点で、制御部100がEPG表示部1000の動作を停止し、別の処理に移ってもかまわない。
【0184】
次に詳細情報における拡大縮小キーについて説明する。
【0185】
詳細情報状態での「拡大」は、これ以上なにもしない。また「縮小」については、EPG1状態へ遷移する。
【0186】
視聴者による「拡大」若しくは「縮小」キーの信号は、リモコン受信部800が受信し、CTremとして制御部100に送る。制御部100は、EPG表示部1000に指示CTepgを送る。レイアウト作成部1100は、リモコンからの入力があったことを検知する(Step4200)。レイアウト作成部1100は、図17(b)で示すカレントテーブルの内容から、現在の表示状態が詳細情報状態であることを知る(Step5310若しくはStep5410)。そして詳細情報状態での「拡大」もしくは「縮小」の処理(Step6313若しくはStep7414)にフローが移る。
【0187】
詳細情報状態では、これ以上の詳細表示はないので、Step6313では、何も処理を行わずに、Step10000へ遷移する。
【0188】
また、「縮小」はEPG1状態へ戻ることを意味する。したがって、Step7414では、EPG1状態へ遷移する。このStep7414はStep3000の内容と同じであるので省略する。
【0189】
以上で、図9に示した本実施の形態での表示状態の遷移について説明した。
【0190】
(実施の形態2)
図21は図5で示した状態の遷移において、EPG2状態とオーバービュー状態の間に入る表示状態を示している。
【0191】
この表示状態では、番組を示す領域ParaはEPG状態より小さくなるため、Para内に文字を表示はしない。しかし、カーソルcsr21は個々の番組を示している。すなわち、この状態から番組個々の選択が可能である点で実施の形態1で示したオーバービュー状態とは異なる。また、カーソルがあたった部分の番組情報は下部の表示枠に記載される。今この表示状態を拡大EPG状態と名づける。
【0192】
具体的にこの拡大EPG状態を実施の形態1のEPG2状態とオーバービュー状態の間に入れる方法について述べる。
【0193】
図22には図9の一部に拡大EPG状態を入れたフローを示す。拡大EPG状態は「EE」として示した。図9に付け加えた処理には、黒四角、黒三角、黒逆三角の印をつけた。
【0194】
この中で、「縮小」キーが押された場合(Step4400)において、現在の表示状態がEPG2であった場合(Step5430)には、拡大EPG状態(Step9434)へ遷移する。現在の表示状態が拡大EPG状態であった場合(Step5450)であった場合は、オーバービュー表示(Step8454)へ遷移する。
【0195】
また、「拡大」キーが押された場合(Step4300)において、現在の表示状態がオーバービュー状態であった場合(Step5340)は、拡大EPG状態(Step9343)へ遷移する。現在の表示状態が拡大EPG状態であった場合(Step5340)は、EPG2状態へ遷移する(Step7343)。
【0196】
上記の付加した処理についてさらに説明する。拡大EPGの表示はStep3000の場合とほぼ同じである。すなわち、Step9434とStep9343は、図7で示したStep3002からStep3014までのステップの前に、カレントテーブルの表示状態を拡大EPG状態に書き換えるというステップを付加したフローとほぼ同じである。
【0197】
上記の中でStep3012の番組データの書込みというステップは異なる。Step3012では、データ引用部1300が記憶部2200から取得した番組情報を全て描画部1400に渡し、表示装置600上に描画させる。しかし、Step9343もしくはStep9434では、カレントテーブルで、カーソル位置1が示す番組に対応する番組情報だけを、図21の番組説明部に記載する。番組を示す領域Paraの部分には、番組情報を何も記載しない。
【0198】
拡大EPG状態での「決定」キーと「カーソル」キーの動作を示すStep9252やStep9151は、EPG1状態やEPG2状態での「決定」、「カーソル」キーの動作とほぼ同じである。すなわち、図10で示したStep7002乃至Step7007とほぼ同じである。しかし、拡大EPG状態では、Step7005の再表示、およびStep7007の表示のステップで、上記と同様にカレントテーブルのカーソル位置で示される番組情報を図21の番組説明部に記録し表示する工程が新たに追加される。
【0199】
このようにすることで、拡大EPG表示が実施の形態1でやったEPG2状態とオーバービュウ状態の間に入れることができる。
【0200】
【発明の効果】
以上のように本発明では、個々の番組の情報については一見して見えないが、どのような種類の番組が番組表全体のどのあたりのチャンネルに、何時ごろあるのかという事項を把握するのに優れたオーバービュー状態という表示状態を作ったので、番組表全体の理解を行いやすくした。また、詳細情報、EPG、オーバービューという表示状態を連続的に表示させるようにしたから、番組表全体の把握から番組個々の詳細な情報までを滑らかに知ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の番組表表示装置を含む放送受信機の構成を示す図
【図2】本発明の番組表表示装置を操作するリモコンの構成を示す図
【図3】本発明の番組表表示装置の示す表示状態の画面上での遷移を示す図
【図4】本発明の番組表表示装置の全体フローを示す図
【図5】本発明の番組表表示装置の表示状態の遷移状態を示す図
【図6】テーブル2100とレイアウト作成部1100が有するカレントテーブルの状態を示す図
【図7】EPG状態を表示するためのフローを示す図
【図8】EPG状態の画面上での表示例を示す図
【図9】図4のフローの一部をより詳細に示すフローを示す図
【図10】EPG状態におけるカーソル移動を示すフローを示す図
【図11】EPG状態における決定キーの動作を示すフローを示す図
【図12】オーバービュー状態を示すフローを示す図
【図13】オーバービューを表示する際のカレントテーブルの情報を示す図
【図14】オーバービュー状態における画面の表示例を説明する図
【図15】オーバービュー状態でのカーソル移動動作を示すフローを示す図
【図16】詳細情報状態を表示するフローを示す図
【図17】詳細情報状態を表示する際のカレントテーブルの情報を示す図
【図18】詳細情報状態の画面の表示例を説明する図
【図19】詳細情報状態のカーソルの動作を示すフローを示す図
【図20】詳細情報状態の決定キーの動作を示すフローを示す図
【図21】実施の形態2で示したEPG状態とオーバービュー状態の間に入れる表示状態の画面の表示例を示す図
【図22】拡大EPG状態を実現するための処理を付加したフローを示す図
【符号の説明】
1000 EPG表示部
1100 レイアウト作成部
1200 カーソル部
1300 データ引用部
1400 描画部
1500 検索部
1600 ランドマーク作成部
1700 第2レイアウト作成部

Claims (2)

  1. 表示手段を有する番組表表示装置であって、
    チャンネルを表示するチャンネル表示欄と放送時刻を表示する放送時刻表示欄と、前記チャンネル間を仕切るチャンネル間仕切り線と、前記放送時刻間を仕切る番組間仕切り線を含む番組表フレームを前記表示手段へ出力する番組表フレーム表示制御手段と、
    前記表示手段が表示した前記番組表フレーム上において、前記チャンネル間仕切り線と前記番組間仕切り線により囲まれる番組情報表示領域を複数個含む範囲をカーソル表示範囲としてカーソルを表示させ、前記カーソルを移動させることにより前記カーソル表示範囲に含まれる複数個の番組を指定させるカーソル制御手段と、
    所定の条件及び前記所定の条件を表すマークを記憶する記憶手段と、
    前記表示手段が表示した前記番組表フレーム上において、前記所定の条件に合致する番組を示す番組情報表示領域に、前記番組情報表示領域より大きいサイズの前記マークを重畳表示させるランドマーク表示制御手段と、
    を有する番組表表示装置。
  2. 表示手段を有する番組表表示装置に用いられる番組表表示方法であって、
    チャンネルを表示するチャンネル表示欄と、放送時刻を表示する放送時刻表示欄と、前記チャンネル間を仕切るチャンネル間仕切り線と、前記放送時刻間を仕切る番組間仕切り線を含む番組表フレームを前記表示手段へ出力するステップと、
    前記表示手段が表示した前記番組表フレーム上において、前記チャンネル間仕切り線と前記番組間仕切り線により囲まれる番組情報表示領域を複数個含む範囲をカーソル表示範囲としてカーソルを表示させ、前記カーソルを移動させることにより前記カーソル表示範囲に含まれる複数個の番組を指定させるステップと、
    所定の条件及び前記所定の条件を表すマークを記憶するステップと、
    前記表示手段が表示した前記番組表フレーム上において、前記所定の条件に合致する番組を示す番組情報表示領域に、前記番組情報表示領域より大きいサイズの前記マークを重畳表示させるステップと、
    を有する番組表表示方法。
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