JP4374755B2 - ヒートポンプシステム - Google Patents

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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコンプレッサと該複数のコンプレッサに連絡したオイルセパレータを備えたヒートポンプシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヒートポンプシステムは、図9に示されるように複数のコンプレッサCを用いて一つの冷媒回路CCを構成するシステムで、空調負荷が小さい場合には、コンプレッサCの運転台数を減らすことにより冷媒循環量を調整するもので、幅広い空調能力の容量制御を可能にするものであった。
【0003】
上記従来のヒートポンプシステムにおける冷媒回路構成では、一台のコンプレッサCのみが運転される片肺運転時においては、停止側のコンプレッサCへの冷凍機油の流失を防ぐため、複数のコンプレッサの吐出側にそれぞれ逆止弁(チェック弁)Sが配設され、該逆止弁Sを通過した後、回路を合流して、特開平9−72635に示されるようなオイルセパレータOによって、冷媒から冷凍機油を分離するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のヒートポンプシステムは、一台のコンプレッサCのみが運転される片肺運転時においては、停止側のコンプレッサCへの冷凍機油の流失を防ぐため、複数のコンプレッサCの吐出側にそれぞれ逆止弁(チェック弁)Sが配設されるものであるため、構成要素が多く、構造が複雑となり、コストアップになるという問題があった。
【0005】
上記従来のシステムにおいて、従来冷媒循環量を減らすのに、コンプレッサの回転数をダウンし、更に循環量を減らす場合には、コンプレッサCの片肺(1台)運転を行う従来の方法では、この片肺運転を行うのに、コンプレッサCとオイルセパレータOまでの配管Tに逆止弁Sが必要であった。
【0006】
この逆止弁Sがないと、運転側の冷媒が停止側のコンプレッサC側へ流れ込む。この時コンプレッサCは、冷媒と冷凍機油を分離するオイルセパレータOより上流に位置するため、配管T中には冷凍機油が含まれており、停止側コンプレッサCへの冷凍機油の寝込みが発生し、この冷凍機油の寝込みは、コンプレッサCのオイル圧縮を起こさせ、寝込み量が多い場合には、コンプレッサCの破損を招くこともあった。
【0007】
そこで本発明者は、複数のコンプレッサと該複数のコンプレッサに連絡したオイルセパレータを備えたヒートポンプシステムにおいて、前記オイルセパレータを複数の配管を介して前記複数のコンプレッサに独立に連絡させるとともに、前記オイルセパレータの前記複数の配管に連絡する複数の開口の間に介在させた分離手段によって冷媒中に含まれる冷凍機油が分離され、一台のコンプレッサのみが運転される片肺運転時における停止側のコンプレッサへの冷凍機油の流失を防ぐという本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、2個の逆止弁を不要にすることにより構成要素を減らし、構造をシンプルにして、コストダウンを可能にするとともに、冷凍機油の寝込みを防止して、コンプレッサの破損を防止するという目的を達成する本発明に到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1に記載の第1発明)のヒートポンプシステムは、
複数のコンプレッサと該複数のコンプレッサに連絡したオイルセパレータを備えたヒートポンプシステムにおいて、
前記オイルセパレータを複数の配管を介して前記複数のコンプレッサに独立に連絡させるとともに、前記オイルセパレータの前記複数の配管に連絡する複数の開口の間に冷媒と冷凍機油を分離する分離手段を介在させた
ものである。
【0009】
本発明(請求項に記載の第発明)のヒートポンプシステムは
記オイルセパレータの前記複数の開口を構成する複数の入口管の端部に、複数の前記分離手段が配設されている
ものである。
【0011】
本発明(請求項に記載の第発明)のヒートポンプシステムは
記複数の入口管の間が、閉じられたデミスタによって連結され、前記複数の入口管の一方の入口管から供給された冷媒を前記デミスタを通過させることにより、冷凍機油が分離された冷媒が他方の入口管に供給可能にされるように構成されている
ものである。
【0015】
【発明の作用および効果】
上記構成より成る第1発明のヒートポンプシステムは、複数のコンプレッサと該複数のコンプレッサに連絡したオイルセパレータを備えたヒートポンプシステムにおいて、前記オイルセパレータを複数の配管を介して前記複数のコンプレッサに独立に連絡させるとともに、前記オイルセパレータの前記複数の配管に連絡する複数の開口の間に介在させた前記分離手段によって冷媒に含まれる冷凍機油が分離され、一台のコンプレッサのみが運転される片肺運転時における停止側のコンプレッサへの冷凍機油の流失を防ぐものであるので、2個の逆止弁を不要にすることにより構成要素を減らし、構造をシンプルにして、コストダウンを可能にするとともに、冷凍機油の寝込みを防止して、コンプレッサの破損を防止するという効果を奏する。
【0016】
上記構成より成る第発明のヒートポンプシステムは、前記オイルセパレータの前記複数の開口を構成する複数の入口管の端部に配設された前記複数の分離手段によって、各入口管から供給された冷媒に含まれる冷凍機油が分離されるという効果を奏する。
【0018】
上記構成より成る第発明のヒートポンプシステムは、前記複数の入口管の間が、閉じられたデミスタによって連結されるので、前記複数の入口管の一方の入口管から供給された冷媒を前記デミスタを通過させることにより、冷凍機油が分離された冷媒が他方の入口管に供給可能にされることによって、一台のコンプレッサのみが運転される片肺運転時における停止側のコンプレッサへの冷凍機油の流失を防ぐものであるので、前記分離手段を1個のデミスタによって構成して構成要素を減らし、構造をシンプルにして、コストダウンを可能にするとともに、冷凍機油の寝込みを防止して、コンプレッサの破損を防止するという効果を奏する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
【0023】
(第1実施形態)
本第1実施形態のヒートポンプシステムは、図1ないし図3に示されるようにエンジンによって駆動される複数のコンプレッサ1と該複数のコンプレッサ1に連絡したオイルセパレータ2を備えたヒートポンプシステムにおいて、前記オイルセパレータ2を複数の配管11を介して前記複数のコンプレッサ1に独立に連絡させるとともに、前記オイルセパレータ2の前記複数の配管11に連絡する複数の開口21の間に介在させる冷媒と冷凍機油を分離する分離手段4として、前記オイルセパレータ2の前記複数の開口21を構成する複数の入口管22の端部に複数のデミスタ41が配設されているものである。
【0024】
本第1実施形態の冷媒回路5は、図3に示されるような回路構成になっている。本第1実施形態の特徴部分は、冷房・暖房運転に関係ないので、冷房運転にて代表的に説明する。
【0025】
複数のコンプレッサ1(圧縮器)をでた冷媒は、前記オイルセパレータ2、四方切替弁51を通過した後、室外熱交換器52に導かれ、外気により熱を奪われ凝縮し、更に過冷却器53の過冷却コイルにより冷媒液は過冷却状態となる。この冷媒液は室内機54に向かい、室内機電子膨張弁55で減圧され、室内熱交換器56で蒸発する。この時、室内の熱を奪い気化して冷房する。その後、室外機に戻り、四方切替弁51およびアキュムレータ57を経て前記圧縮機1へ戻る。
【0026】
本第1実施形態におけるオイルセパレータ2においては、図1および図2に示されるように上端にプレート201が配設された中空円筒状の本体20の上部に上面カバー24が配設されるとともに、本体20の下部にはオイル戻し管251が下部に配設される下面カバー25が配設される。
【0027】
前記上面カバー24は、前記複数のコンプレッサ1に接続された前記複数の配管11に接続される前記オイルセパレータ2の前記複数の開口21を構成する複数の入口管22が配設されるとともに、配管261を介して前記四方切替弁51に連絡される出口管26が配設される。
【0028】
前記分離手段4は、前記オイルセパレータ2の前記複数の開口21を構成する複数の入口管22の端部に、図8(B)に示されるような複数の両端に円形開口が形成された中空円錐状の繊維状の金属を編んだ細かいネットによって構成されているデミスタ41の一端が配設され、該デミスタ41の他端に円形の端板411が配設され閉じられている。
【0029】
前記オイルセパレータ2は、オイルセパレータの上流側の構成について示す図2に示されるように前記複数の入口管22が、配管としての前記複数のコンプレッサ1の冷媒を吐出する吐出管である配管11を介して前記複数のコンプレッサ1にそれぞれ接続され、前記複数のコンプレッサ1は冷媒を吸入する吸入管12を備えている。オイルセパレータの下流側は従来と同様であるため、図2においては記載が省略されている。
【0030】
上記構成より成る本第1実施形態のヒートポンプシステムのコンプレッサ片肺運転を行った場合の作用について、以下に述べる。
【0031】
図1において、前記コンプレッサ1が片肺運転すなわち1台のコンプレッサ1を運転した場合においては、運転している前記コンプレッサ1が前記吐出管11および前記入口管22を介して前記オイルセパレータ2内の部屋に冷媒を吐出する。
【0032】
他方停止している前記コンプレッサ1も前記吐出管11および前記入口管22を介して前記オイルセパレータ2内の部屋200に接続されている場合、停止しているコンプレッサ側に冷媒が流れる。
【0033】
しかし停止している前記コンプレッサ1に流れる冷媒は、前記入口管22に配設された前記デミスタ41によって冷媒に含まれる冷凍機油が分離された後の状態であり、前記デミスタ41を通過した状態の冷凍機油が分離された冷媒が停止側コンプレッサ1に流れ込んだとしても、停止側のコンプレッサ1に流れ込む冷媒には、冷凍機油がほとんど含まれていないのである。
【0034】
上記構成より成る本第1実施形態のヒートポンプシステムは、前記オイルセパレータ2を複数の配管11を介して前記複数のコンプレッサ1に独立に連絡させるとともに、前記オイルセパレータ2の前記複数の配管11に連絡する複数の開口21の間に介在させた前記分離手段4によって冷媒に含まれる冷凍機油が分離され、一台のコンプレッサ1のみが運転される片肺運転時における停止側のコンプレッサ1への冷凍機油の流失を防ぐものであるので、従来における2個の逆止弁を不要にすることにより構成要素を減らし、構造をシンプルにして、コストダウンを可能にするとともに、冷凍機油の寝込みを防止して、コンプレッサの破損を防止するという効果を奏する。
【0035】
すなわち結果として、停止しているコンプレッサ1への冷凍機油の寝込みが防止でき、従来のシステムにおいて必要であった逆止弁が不要となり、冷媒回路の単純化、配管ロー付け箇所の低減等の結果として、品質向上、コストダウンが得られる。
【0036】
また本第1実施形態のヒートポンプシステムは、前記オイルセパレータ2の前記複数の開口21を構成する前記複数の入口管22の端部に配設された前記複数の分離手段4によって、各入口管22から供給された冷媒に含まれる冷凍機油が分離されるという効果を奏する。
【0037】
さらに本第1実施形態のヒートポンプシステムは、前記複数の入口管22にそれぞれ配設された前記分離手段4としての前記デミスタ41によって、各入口管22から供給された冷媒に含まれる冷凍機油が分離されるという効果を奏する。
【0038】
すなわち本第1実施形態のシステムにおいては、前記コンプレッサ1から吐出され一方の入口管22に供給された冷凍機油の循環量をA(kg/h)とした場合の冷凍機油の循環量の実測値は、前記分離手段4としての2個の前記デミスタ41を通過して他方の入口管22に供給される冷凍機油の循環量は、0.0025A(kg/h)であり、1個の前記デミスタ41を通過して前記出口管26から供給される冷凍機油の循環量は、0.05A(kg/h)であった。
【0039】
また本第1実施形態のヒートポンプシステムは、前記デミスタ41の開口した一端が前記複数の入口管22に取り付けられ、前記デミスタ41の他端が閉じられているので、前記複数の入口管22から供給された冷媒を該デミスタ41を通過させることにより、冷凍機油が分離された冷媒の前記出口管26への供給を可能にするという効果を奏する。
【0040】
(第2実施形態)
本第2実施形態のヒートポンプシステムは、図4および図5に示されるように本第1実施形態におけるオイルセパレータ2の複数の入口管22の間が、閉じられたデミスタ42によって連結されている点が、前記第1実施形態との相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0041】
前記デミスタ42は、デミスタを長さ方向に展開して示した図5に示されるように中点において絞って閉じられ、前記複数の入口管22の一方の入口管から供給された冷媒を前記デミスタ42を通過させ前記デミスタ42の外部のオイルセパレータの部屋200内に排出され、該オイルセパレータの該部屋200内から再び前記デミスタ42を通過させ該デミスタ42内の空間部に侵入した冷凍機油が2回に亘りデミスタにより分離された冷媒が他方の入口管22に供給されるように構成されている。
【0042】
上記構成より成る本第2実施形態のヒートポンプシステムは、前記複数の入口管22の間が、中間で閉じられた前記デミスタ42によって連結されるので、前記複数の入口管22の一方の入口管22から供給された冷媒を前記デミスタ42を通過させることにより、冷凍機油が分離された冷媒が他方の入口管22に供給可能にされることによって、一台のコンプレッサのみが運転される片肺運転時における停止側のコンプレッサへの冷凍機油の流失を防ぐものであるので、前記分離手段を1個のデミスタによって構成して構成要素を減らし、構造をシンプルにして、コストダウンを可能にするとともに、冷凍機油の寝込みを防止して、コンプレッサの破損を防止するという効果を奏する。
【0043】
また本第2実施形態のヒートポンプシステムは、前記複数の入口管22の一方の入口管から供給された冷媒を前記デミスタ42を通過させ前記デミスタ42の外部のオイルセパレータの部屋200内に排出され、該オイルセパレータの該部屋200内から再び前記デミスタ42を通過させ該デミスタ42内の空間部に侵入した冷凍機油が2回に亘りデミスタにより分離された冷媒が他方の入口管22に供給されるので、冷媒に含まれた冷凍機油の分離が一層確実に行われるので、冷凍機油の寝込みを有効に防止して、コンプレッサの破損を有効に防止するという効果を奏する。
【0044】
さらに本第2実施形態のヒートポンプシステムは、前記複数の入口管22の間が、1個の前記デミスタ42によって連結されるものであるので、前記第1実施形態に比べて部品点数を減らすため、構造をシンプルにして、コストダウンを可能にするという効果を奏する。
【0045】
(第3実施形態)
本第3実施形態のヒートポンプシステムは、図6および図7に示されるようにオイルセパレータが、2個のコンプレッサ1に連絡している2個の配管11にそれぞれ独立に連絡している2個のオイルセパレータ2A、2Bによって構成されている点が、前記第1実施形態との相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0046】
前記各オイルセパレータ2A、2Bの前記配管11に連絡した開口を構成する入口管22の端部に、前記分離手段4としての複数のデミスタ43が配設されているものである。
【0047】
上記構成より成る本第3実施形態のヒートポンプシステムは、前記2個のコンプレッサに連絡している2個の配管11にそれぞれ独立に連絡している前記オイルセパレータ2を構成する前記2個のオイルセパレータ2A、2Bによって、前記各コンプレッサ1から前記各配管11を介して供給された冷媒に含まれる冷凍機油が独立に分離され、冷凍機油が分離された冷媒の独立供給を可能にして、一台のコンプレッサ1のみが運転される片肺運転時における停止側のコンプレッサ1への冷凍機油の流失を完全に防ぐという効果を奏する。
【0048】
また本第3実施形態のヒートポンプシステムは、前記各オイルセパレータ2A、2Bの前記配管11に連絡した開口を構成する前記入口管22の端部に配設された前記分離手段4としての前記複数のデミスタ43によって、供給された冷媒に含まれる冷凍機油が独立に分離されるという効果を奏する。
【0049】
上述の実施形態は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無い。例えば、上記実施形態では、エンジンによってコンプレッサが駆動されるエンジン駆動式ヒートポンプシステムについて本発明を適用した例を示したが、電気モータ等でコンプレッサを駆動する方式のヒートポンプシステムについても当然適用可能である。本発明は、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0050】
上述の実施形態においては、一例として図8(B)に示されるような円形開口が形成された中空円錐状の繊維状の金属を編んだ細かいネットによって構成されているデミスタの例について説明したが、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、図8(A)に示されるような中空円筒状の繊維状の金属を編んだ細かいネットの一端を閉じたデミスタや、その外のデミスタおよび各種フィルタを必要に応じて採用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のヒートポンプシステムにおけるオイルセパレータを示す断面図である。
【図2】本第1実施形態のシステムにおけるオイルセパレータの上流側の回路を示す回路図である。
【図3】本第1実施形態のシステム全体の回路を示す回路図である。
【図4】本発明の第2実施形態のヒートポンプシステムにおけるオイルセパレータを示す断面図である。
【図5】本第2実施形態のシステムにおけるオイルセパレータに用いられるデミスタを展開した展開図である。
【図6】本発明の第3実施形態のヒートポンプシステムにおけるオイルセパレータの前後の回路を示す回路図である。
【図7】本第3実施形態のシステム全体の回路を示す回路図である。
【図8】本発明に用いることが出来る円筒状および円錐状(第1実施形態)のデミスタの例を示す斜視図である。
【図9】従来のヒートポンプシステム全体の回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ
2 オイルセパレータ
4 分離手段
11 配管
21 開口
22 入口管
41 デミスタ

Claims (1)

  1. 複数のコンプレッサと該複数のコンプレッサに連絡したオイルセパレータを備えたヒートポンプシステムにおいて、
    前記オイルセパレータを複数の配管を介して前記複数のコンプレッサに独立に連絡させるとともに、前記オイルセパレータの前記複数の配管に連絡する複数の開口の間に冷媒と冷凍機油を分離する分離手段を介在させ
    前記オイルセパレータの前記複数の開口を構成する複数の入口管の端部に、複数の前記分離手段が配設され、
    前記複数の入口管の間が、閉じられたデミスタによって連結され、前記複数の入口管の一方の入口管から供給された冷媒を前記デミスタを通過させることにより、冷凍機油が分離された冷媒が他方の入口管に供給可能にされるように構成されている
    ことを特徴とするヒートポンプシステム。
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