JP4374029B2 - Semiconductor device with built-in contact sensor - Google Patents
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Description
本発明は半導体装置に係り、特に指紋センサ等の接触型センサが内臓された半導体装置に関する。 The present invention relates to a semiconductor device, and more particularly to a semiconductor device in which a contact sensor such as a fingerprint sensor is incorporated.
電子情報通信が普及するなかで、個人情報の機密性を守るために電子機器において個人認識を行うという要求が高まっている。個人認識手段として様々な技術が開発され実用化されているが、その中で、指紋を判別する技術が注目されている。指紋を判別するための小型の装置として、静電容量を利用した接触型センサが組み込まれた半導体装置が開発されている。 With the spread of electronic information communication, there is an increasing demand for personal recognition in electronic devices in order to protect the confidentiality of personal information. Various techniques have been developed and put into practical use as personal recognition means, and among them, techniques for discriminating fingerprints are attracting attention. As a small device for discriminating a fingerprint, a semiconductor device in which a contact type sensor using electrostatic capacitance is incorporated has been developed.
一般に、静電型と称される指紋センサは、指先をセンサの面に直接接触させて静電容量の変化に基づいて指紋を認識する。スイープタイプといわれる指紋センサは、センサ面を指でなぞる(スイープする)ことにより指紋像を読み取るセンサであり、例えば1mm程度の小さな幅でも指をなぞることにより指紋像を認識することができる。このため、小型の携帯機器等に組み込む指紋センサとしては、スイープタイプが主流となっている。 Generally, a fingerprint sensor called an electrostatic type recognizes a fingerprint based on a change in capacitance by bringing a fingertip into direct contact with the surface of the sensor. A fingerprint sensor called a sweep type is a sensor that reads a fingerprint image by tracing (sweeping) the sensor surface with a finger. For example, a fingerprint image can be recognized by tracing the finger even with a width as small as about 1 mm. For this reason, the sweep type is mainly used as a fingerprint sensor incorporated in a small portable device or the like.
指紋センサとなる静電容量センサは、半導体素子と同様にシリコン基板上に形成することができる。すなわち、指紋センサはシリコン基板からつくられる半導体チップの一部として製造することができる。 A capacitance sensor serving as a fingerprint sensor can be formed on a silicon substrate in the same manner as a semiconductor element. That is, the fingerprint sensor can be manufactured as part of a semiconductor chip made from a silicon substrate.
図1はスイープタイプの指紋センサ装置が電子機器の筐体に組み込まれた状態の側面図である。図1において、指紋センサが内蔵された半導体チップ1には、フレキシブル基板2のバンプ1bが異方性導電樹脂4を介して接続されている。半導体チップ1は、回路形成面1a上の指紋センサ領域1bが露出した状態で電子機器の筐体3に組み込まれている。すなわち、指紋センサ領域1bに指を接触させながら移動する必要があるため指紋センサ領域1bは外部に露出している。
FIG. 1 is a side view of a state in which a sweep type fingerprint sensor device is incorporated in a housing of an electronic device. In FIG. 1, a
指紋センサ領域1bは、一般に半導体チップ1の回路形成面1aに形成されるため、半導体チップ1をフレキシブル基板2に実装するための実装端子であるバンプ1cと同じ面に設けられる。図1に示す例の場合、半導体チップ1の回路形成面1aに突出して形成されたバンプ1bはフレキシブル基板2のパターン配線4に形成された電極パッド4aに接続され、異方性導電樹脂5により固定されている。
Since the
図1に示す構成において、半導体チップ1の指紋センサ領域1bは指を直接接触させる部分であり、組み込まれる電子機器の筐体3から外部に露出していなければならない。
In the configuration shown in FIG. 1, the
上述のように指紋センサ部1aは指で直接接触する部分であり、露出部の周囲部分が高いと指を完全に接触させることができなくなるおそれがある。特にスイープタイプの指紋センサ装置の場合、指紋センサ領域1bの幅(図1のX方向)は1mm程度と非常に小さいため、周囲部分が高いとうまく指が接触しないおそれがある。したがって、フレキシブル基板2の端部は筐体3に覆われることなく、外部に露出した状態となる。
As described above, the
このように、フレキシブル基板2の端部が露出していると、端部に対して外力が作用することがある。例えば、指紋センサ領域1bに指を接触させる際に指を反対方向(X方向と反対の方向)に動かした場合に、フレキシブル基板2の端部を上に持ち上げるような力が作用するおそれがある。
As described above, when the end portion of the
フレキシブル基板2の端部は半導体チップ1との接続部分であり、上述のように端部を持ち上げるような力が作用すると、異方性導電樹脂5による接合力が弱い場合、フキシブル基板2の端部が半導体チップ1から剥離するおそれがある。この場合、半導体チップ1とフレキシブル基板2との電気的接続が不良となり、指紋センサが機能しなくなるといった問題が生じてしまう
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、半導体素子と配線基板との接続部が保護された接触型センサ内蔵半導体装置を提供することを目的とする。
The end portion of the
上述の目的を達成するために、本発明の一実施態様によれば、回路形成面に形成されたセンサ領域と、該センサ領域以外の領域に設けられた接続用電極とを有する接触型センサ内蔵半導体素子と、該半導体素子の接続用電極に接続された配線基板とを有し、前記配線基板の端面は、前記半導体素子の前記回路形成面に対して傾斜した傾斜面であり、その先端部は前記半導体素子の前記回路形成面上に位置することを特徴とする接触型センサ内蔵半導体装置が提供される。 In order to achieve the above-described object, according to one embodiment of the present invention, a built-in contact type sensor having a sensor region formed on a circuit forming surface and a connection electrode provided in a region other than the sensor region. includes a semiconductor element and a wiring board connected to the connection electrodes of the semiconductor element, the end face of the wiring board, Ri inclined surfaces der inclined with respect to the circuit formation surface of the semiconductor element, the tip A contact-type sensor built-in semiconductor device is provided, wherein the portion is located on the circuit formation surface of the semiconductor element .
上述の本発明の一実施態様によれば、半導体素子の回路形成面上に位置する配線基板の端面は傾斜しており、端面に作用する力は配線基板の端部を半導体素子の回路形成面から引き離す方向とはならない。これにより、配線基板の端部の剥離が防止され、配線基板の剥離による半導体装置の故障を防止することができる。 According to the above-described embodiment of the present invention, the end surface of the wiring board located on the circuit formation surface of the semiconductor element is inclined, and the force acting on the end surface causes the end portion of the wiring board to move to the circuit formation surface of the semiconductor element. It will not be in the direction of pulling away from. Thereby, peeling of the edge part of a wiring board is prevented and the failure of a semiconductor device by peeling of a wiring board can be prevented.
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。 Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
まず、本発明の第1実施例による指紋センサ装置について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2は本発明の第1実施例による指紋センサ装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。図3は図2(a)におけるA部の拡大図である。 First, a fingerprint sensor device according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 2A and 2B are views showing a fingerprint sensor device according to a first embodiment of the present invention, in which FIG. 2A is a plan view and FIG. 2B is a cross-sectional view. FIG. 3 is an enlarged view of a portion A in FIG.
図2に示す指紋センサ装置は、指紋センサが内蔵された半導体チップ1と、半導体チップ1を外部回路に接続するための配線基板としてのフレキシブル基板2とよりなる。半導体チップ1の回路形成面1aには、指紋センサ領域1bが形成され、指紋センサ領域1b以外の部分にバンプ1cが形成されている。バンプ1cは、フレキシブル基板2のパターン配線4に形成された電極パッド4aに対して、異方性導電樹脂5を介して接続されている。なお、異方性導電樹脂5はNCP(ノンコンダクティブペースト)のような樹脂であってもよい。
The fingerprint sensor device shown in FIG. 2 includes a semiconductor chip 1 in which a fingerprint sensor is built in, and a
半導体チップ1は、指紋センサ領域1bが露出した状態で電子機器の筐体に組み込まれる。すなわち、指紋センサ領域1bに指を接触させながら移動する必要があるため指紋センサ領域1bは外部に露出する。
The semiconductor chip 1 is incorporated into the casing of the electronic device with the
指紋センサ領域1bは、半導体チップ1の回路形成面1aに形成されるため、半導体チップ1をフレキシブル基板2に実装するための実装端子であるバンプ1cと同じ面に設けられる。図2に示す例の場合、半導体チップ1の回路形成面1aに突出して形成されたバンプ1cはフレキシブル基板2のパターン配線4に形成された電極パッド4aに接続され、異方性導電樹脂5により接着固定される。
Since the
フレキシブル基板2はポリイミドフィルム等の絶縁性基材6に銅箔を貼り付け、パターン化してパターン配線4及び電極パッド4aを形成したものである。半導体チップ1はフレキシブル基板2の一端側に実装され、他端側には外部回路へのコネクタ接続部2aが形成される
以上のような構成の指紋センサ装置は、半導体チップ1の指紋センサ領域1bが電子機器の筐体から露出した状態で組み込まれ、フレキシブル基板2を介して電子機器の内部回路に接続される。この際、上述のように半導体チップに接続されたフキシブル基板2の端部も電子機器の筐体から露出することとなる。
The
本実施例では、フレキシブル基板2の露出端部に保護樹脂が塗布され、保護樹脂部7が形成される。保護樹脂は例えば液状エポキシ樹脂よりなり、フレキシブル基板2の端面2b及び端面付近の表面を覆うように塗布され、硬化される。したがって、フレキシブル基板2の基材6の端面6aは保護樹脂部7により保護され、基材6の端面6a付近には外力が作用しない。
In this embodiment, a protective resin is applied to the exposed end portion of the
以上のように、本実施例ではフレキシブル基板2の露出端部が保護樹脂部7により保護されるため、指紋センサ領域1bに指を接触させる際にフレキシブル基板2の端部に外力が作用せず、端部の剥離を防止することができる。したがって、端部の剥離による電気的接続不良を防止することができ、指紋センサ機能を長時間維持することができる。
As described above, in this embodiment, since the exposed end portion of the
次に、上述の指紋センサ装置の製造方法について、図4乃至6を参照しながら説明する。図4はフレキシブル基板2に半導体チップを接続して指紋センサ装置とする工程を説明する図である。図5は図4における切断工程において用いられる切断工具の側面図であり、図6は図5におけるC部の拡大図である。なお、図4(a)〜(d)において、上側に示す図は平面図であり、下側に示す図は平面図におけるA−A線に沿った断面図である。また、図5においても、上側に示す図は平面図であり、下側に示す図は平面図におけるA−A線に沿った断面図である。
Next, a manufacturing method of the above-described fingerprint sensor device will be described with reference to FIGS. FIG. 4 is a diagram illustrating a process of connecting a semiconductor chip to the
図4に示す製造工程では、一枚の基材シートから3枚のフレキシブル基板2を製作する。まず、図4(a)に示すように、プレス加工やエッチング加工により基材シート6Aをパターン加工してフレキシブル基板2の概略形状を作成する。この段階では3枚のフレキシブル基板2は基材シート6Aに部分的に繋がっている。
In the manufacturing process shown in FIG. 4, three
次に、図4(b)に示すように、3枚のフレキシブル基板2の各々に半導体チップ1を接続する。このとき、基材シート6Aは、図5及び図6に示すようにボンディングステージ10の上に載置され、その上に半導体チップ1がバンプ1cと電極パッド4aが接触するように載置される。そして、半導体チップ1の背面からボンディングツール11を押圧してバンプ1cと電極パッド4aとを接合する。この際、半導体チップ1とフレキシブル基板2との間に異方性導電樹脂5を充填し、フレキシブル基板2と半導体チップとを接着して接合の信頼性を高める。
Next, as shown in FIG. 4B, the semiconductor chip 1 is connected to each of the three
ここで、バンプ1cは半導体チップの片側だけに設けられているため、半導体チップ1が傾いてしまう。そこで、ボンディングステージ10の半導体チップ1を載置する面は平坦ではなく、半導体チップ1のバンプ1cが設けられていない側がバンプ1cの高さ分高くなるように段差10aが設けられている。これにより、半導体チップ1はボンディングステージに対して平行に載置され、良好なボンディングを行うことができる。
Here, since the bump 1c is provided only on one side of the semiconductor chip, the semiconductor chip 1 is inclined. Therefore, the surface of the
次に、図4(c)に示すように、フレキシブル基板2の半導体チップ1が接続された側の端部に保護樹脂を塗布して保護樹脂部7を形成する。保護樹脂を塗布する際は、保護樹脂がフレキシブル基板2の端部を十分に覆い、且つ半導体チップ1の指紋センサ領域1bを覆わないように、適量を塗布する必要がある。
Next, as shown in FIG. 4C, the
保護樹脂が硬化したら、図4(d)に示すように、各フレキシブル基板2が基材シート6Aに繋がった部分を切断して、フレキシブル基板2を基材シート6Aから切り離し、指紋センサ装置が完成する。
When the protective resin is cured, as shown in FIG. 4D, the portion where each
次に、本発明の第2実施例について図7を参照しながら説明する。図7は本発明の第2実施例による指紋センサ装置の一部の拡大側面図である。図7において、図3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 7 is an enlarged side view of a part of the fingerprint sensor device according to the second embodiment of the present invention. 7, parts that are the same as the parts shown in FIG. 3 are given the same reference numerals, and descriptions thereof will be omitted.
本発明の第2実施例では、上述の第1実施例における保護樹脂部7を形成する代わりに、異方性導電樹脂5の充填量を増加し、意図的にはみ出させたものである。すなわち、半導体チップ1をフレキシブル基板2に接続する際に半導体チップ1とフレキシブル基板2の間に充填する異方性導電樹脂5の量を増やし、フレキシブル基板2の基材6の端面を覆う状態にはみ出すうようにしておく。これにより、フレキシブル基板2の端部は異方性導電樹脂5により補強され、端部の剥離が防止される。
In the second embodiment of the present invention, instead of forming the
次に、本発明の第3実施例による指紋センサ装置について、図8乃至10を参照しながら説明する。図8は本発明の第3実施例による指紋センサ装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。図9は図8(a)におけるB部の拡大図である。図10は指先の静電気が除去されることを説明するための図である。図8乃至10において、図2及び3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。 Next, a fingerprint sensor device according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 8A and 8B are views showing a fingerprint sensor device according to a third embodiment of the present invention, in which FIG. 8A is a plan view and FIG. 8B is a cross-sectional view. FIG. 9 is an enlarged view of a portion B in FIG. FIG. 10 is a diagram for explaining that the static electricity on the fingertip is removed. 8 to 10, parts that are the same as the parts shown in FIGS. 2 and 3 are given the same reference numerals, and descriptions thereof will be omitted.
本発明の第3実施例による指紋センサ装置は、図2に示す指紋センサ装置と同様に、半導体チップ1と半導体チップ1に接続されたフレキシブル基板2Aとを有する。フレキシブル基板2Aは、上述のフレキシブル基板2にアース用導電部12を加えたものである。すなわち、アース用導電部12は、フレキシブル基板2の半導体チップ1が接続された側の端部を覆うように、基材6の表面に形成される。アース用導電部12はパターン配線4とは反対側の面に設けられ、スルーホール23を介してパターン配線4の接地配線に接続される。したがって、アース用導電部12はパターン配線4を通じて接地される。
The fingerprint sensor device according to the third embodiment of the present invention includes a semiconductor chip 1 and a
アース用導電部12が形成される部分は、指紋センサ領域1bに指を接触させる際に、最初に指が接触する部分となる。したがって、図10に示すように、指先がアース用導電部に触れた瞬間にスルーホール13及びパターン配線4を介して電子機器の接地部に電気的に接続されるため、指先に溜まっていた静電気は電子機器の接地部に流れる。これにより、指先が指紋センサ領域1bに接触する前に静電気は除去され、指紋センサ領域1bに静電気が作用することを防止できる。指紋センサは一般に静電容量センサを利用したセンサであり、特に静電気による影響が心配されるが、本実施例のように静電気を除去することで、静電気による指紋センサ装置の誤動作や損傷を防止することができる。
The portion where the ground
本実施例ではアース用導電部12がフレキシブル基板2の半導体チップ側に設けられるため、図3に示すような保護樹脂部7を形成することはできない。そこで、本実施例では、図9に示すように、フレキシブル基板2Aの端部(端面)を傾斜させることにより、フレキシブル基板2を半導体チップ1から剥離させるような外力が作用しないように構成している。
In this embodiment, since the ground
すなわち、フレキシブル基板2Aの基材6の端面6aを、半導体チップ1の回路形成面1aに対して垂直ではなく傾斜させることで、指先が引っ掛かり難くし、指先が触れても常に端部が半導体チップに向かって押圧されるよう構成している。
That is, the end surface 6a of the base 6 of the
基材6の端面6aに傾斜を設ける加工法として、エッチングにより基材6をアース用導電部12側から加工する加工法がある。すなわち、アース用導電部12側から基材6をエッチング液に接触させて除去することにより、自然と傾斜端面6aが形成される。ただし、パターン配線4は反対側からエッチングすることにより、端面6aとは逆の傾斜を設けることが好ましい。これにより異方性導電樹脂5が基材6とパターン配線4との境界まで充填されるよう構成し、フレキシブル基板2Aの下端部が突出することを防止している。
As a processing method for providing an inclination to the end face 6a of the base material 6, there is a processing method for processing the base material 6 from the ground
以上のように、本実施例では、フレキシブル基板の端部に傾斜を設けることによりフレキシブル基板の剥離を防止し、且つフレキシブル基板の端部の表面側にアース用導電部を形成して、指先の静電気を効果的に除去している。 As described above, in this embodiment, the flexible substrate is prevented from peeling by providing an inclination at the end portion of the flexible substrate, and the ground conductive portion is formed on the surface side of the end portion of the flexible substrate. Static electricity is effectively removed.
なお、上述の実施例において、図11に示すように、半導体チップ1とフレキシブル基板2とにより形成される角部に異方性導電樹脂5(又はノンコンダクティブペースト)のフィレット形状部が形成されることとしてもよい。このようなフィレット形状部を形成することにより、図12に示すようにフレキシブル基板2に引っ張り力が作用しても、フレキシブル基板2が半導体チップ1から容易に剥離することを防止することができる。また、図13に示すように、半導体チップ1とフレキシブル基板2とにより形成される角部に、異方性導電樹脂5とは異なる保護樹脂14によるフィレット形状部を形成してもよい。
In the above-described embodiment, as shown in FIG. 11, fillet-shaped portions of anisotropic conductive resin 5 (or non-conductive paste) are formed at corners formed by the semiconductor chip 1 and the
1 半導体チップ
1a 回路形成面
1b 指紋センサ領域
1c バンプ
2,2A フレキシブル基板
4 パターン配線
4a 電極パッド
5 異方性導電樹脂
6 基材
6a 端面
7 保護樹脂部
10 ボンディングステージ
11 ボンディングツール
12 アース用導電部
13 スルーホール
14 保護樹脂
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
該半導体素子の接続用電極に接続された配線基板と
を有し、
前記配線基板の端面は、前記半導体素子の前記回路形成面に対して傾斜した傾斜面であり、その先端部は前記半導体素子の前記回路形成面上に位置することを特徴とする接触型センサ内蔵半導体装置。 A contact sensor built-in semiconductor element having a sensor region formed on a circuit forming surface and a connection electrode provided in a region other than the sensor region;
And a wiring board which is connected to the connection electrodes of the semiconductor element,
The end face of the wiring board, the contact-type sensor Ri inclined surfaces der inclined, its tip, characterized in that positioned on the circuit formation surface of the semiconductor element to the circuit forming surface of the semiconductor element Built-in semiconductor device.
前記配線基板の前記半導体素子に対向する面の反対側の面であって、前記傾斜面の近傍に導電部が形成され、該導電部は前記配線のうち接地用配線に電気的に接続されたことを特徴とする接触型センサ内蔵半導体装置。 It is a semiconductor device with a built-in contact type sensor according to claim 1,
A conductive portion is formed on the surface of the wiring board opposite to the surface facing the semiconductor element, in the vicinity of the inclined surface, and the conductive portion is electrically connected to the grounding wiring in the wiring. A semiconductor device with a built-in contact sensor.
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