JP4373322B2 - データ転送ネットワークおよびネットワーク制御装置 - Google Patents

データ転送ネットワークおよびネットワーク制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、データ通信技術に関し、特にDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)光パス多重リンクと、OXC(Optical Cross Connect)光パス交換ノードで構成される光パスネットワークをIP(Internet Protocol)ネットワークとして運用するネットワーク制御技術に関する。
従来の光パスによるDWDM光パス多重リンクと、OXC光パス交換ノードで構成される光パスネットワークでは、光パス設定についてのシグナリングが、GMPLS(Generalized Multi Protocol Label Switching)と呼ばれるアーキテクチャでIPアドレスを用いて行われている。光パスは、ポイントツーポイント型の転送路であり、光パスネットワークの端末間に設定される。
IPネットワークでは、全ての端末に対してIPパケットの到達性を確保する必要がある。このため、光パスネットワークをIPネットワークとして運用するには、光パスを端末間にメッシュ状に設定する必要がある。しかしながら、この方法では、端末数の増加に伴い光パス数が爆発的に増加するだけでなく、トラヒックの少ない端末間にも、広帯域な光パスを設定することになるため、経済性が損なわれるという問題がある。
この問題を解決するために、電気ルータを設置し、この電気ルータをハブとして、光パスを端末間にハブ&スポーク状に設定することで、全ての端末に対してIPパケットの到達性を確保する技術が提案されている(例えば、非特許文献1など参照)。この方法では、光パス数の増加を端末数の増加と同程度に抑えることができる。また、トラヒックの多い端末間には、カットスルー型の光パスを割り当てることで、電気ルータがボトルネックとなることを回避することが可能である。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
村山他、「テラビット級スーパーネットワークのアーキテクチャ設計」、電気学会、通信研究会CMN−04−17、2004年6月
しかしながら、このような従来技術は、光パス数の増加を端末数の増加と同程度に抑えることができるものの、光パスを中継するOXCには、端末数の2乗ほどの光パスインタフェースが要求される。これは、OXCが端末から受けた光パスを電気ルータまで中継することに起因する。ところが、これらの電気ルータ宛の光パスは、IPパケットの到達性を確保するために設定されたものであり、トラヒック需要が少ないと、その広帯域性が必ずしも有効に活かされていないことになる。このことは、やはり、経済性を損ねる要因となる。
本発明は、この問題を解決するためのものであり、トラヒック需要の少ない端末間には、定常的に光パスを設定することなく端末間でIPパケットの到達性を確保でき、光パスの浪費を防止できるデータ交換装置、データ端末装置、ネットワーク制御装置、およびデータ転送ネットワークを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるデータ転送ネットワークは、データ通信ネットワークを介してデータを送受信する複数のデータ端末装置と、これらータ端末装置間で送受信されるデータを中継転送するデータ交換装置と、これらデータ端末装置およびデータ交換装置を制御するネットワーク制御装置とを備え、データ端末装置は、データ通信ネットワークを介して他の端末とデータを送受信する転送インタフェースと、宛先端末毎に当該宛先端末へ送信するデータを保持する複数のデータバッファと、これらデータバッファのいずれかを順次選択して当該データバッファ内のデータを転送インタフェースへ出力するスケジューラとを備え、データ交換装置は、データ端末装置と接続される複数の転送インタフェース機能部と、設定されたスイッチ情報に基づきこれら転送インタフェース間の接続を切り替えるスイッチ機能部と、このスイッチ機能部に対して異なるスイッチ情報を順次設定するスイッチ制御機能部とを備え、ネットワーク制御装置は、データ交換装置に対してスイッチ情報毎に異なる更新タイミングを設定するスイッチ情報更新タイミング制御機能部と、データ端末装置に対して、データ送信するデータバッファを宛先端末毎に異なる時間間隔で選択するための選択タイミングを設定するスケジュールタイミング制御機能部と、更新タイミングと選択タイミングとを同期させるタイミング同期機能部とを備えている。
この際、スイッチ情報更新タイミング制御機能部で、データ交換装置に対して当該データ通信ネットワークの構成に応じたスイッチ情報を設定するようにしてもよい。
また、更新タイミングとして、各データ端末装置の前記各データバッファの使用率に応じたタイミングを用いてもよい。
また、本発明にかかるネットワーク制御装置は、宛先端末毎にデータを保持する複数のデータバッファのいずれかを順次切替選択して当該データバッファ内のデータを送信する機能を有する複数のデータ端末装置と、複数の異なるスイッチ情報に基づいてデータ端末装置毎に設けた転送インタフェース間の接続を切り替える機能を有するデータ交換装置と、を含むデータ転送ネットワークに配置するネットワーク制御装置であって、各データ端末装置に対して、データ送信するデータバッファを宛先端末毎に異なる時間間隔で選択するための選択タイミングを設定するスケジュールタイミング制御機能部と、データ交換装置に対して、スイッチ情報毎に任意の更新タイミングを設定するスイッチ情報更新タイミング制御機能部と、選択タイミングと更新タイミングを同期させるタイミング同期部とを備えている。
この際、スイッチ情報更新タイミング制御機能部で、データ交換装置に対して当該データ通信ネットワークの構成に応じたスイッチ情報を設定するようにしてもよい。
また、更新タイミングとして、各データ端末装置の前記各データバッファの使用率に応じたタイミングを用いてもよい。
本発明によれば、データ端末装置とデータ交換装置とを接続する1本のパスを異なる宛先端末間で使い回すことで、端末数が増加しても、パス数を増加させることなく、全ての端末間でIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
この結果、トラヒック需要の少ない端末間には、定常的にパスを設定することなく、それでも端末間でIPパケットの到達性を確保することが可能となる。また、設定した光パスの使用効率を高めることで、光パスの浪費を防止することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[データ転送ネットワーク]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるデータ通信ネットワークの構成例について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるデータ通信ネットワークの構成例を示すブロック図である。
このデータ通信ネットワークは、所望データをIPパケットで転送する複数のデータ端末装置30,40,50,60と、これらデータ端末装置30,40,50,60間で転送されるデータ(IPパケット)を中継転送するデータ交換装置10と、データ端末装置30,40,50,60およびデータ交換装置10を制御するネットワーク制御装置20とから構成されている。
以下では、本実施の形態にかかるデータ交換装置10がOXC光パス交換ノードからなり、本実施の形態にかかるデータ通信ネットワークが、データ端末装置30,40,50,60とデータ交換装置10とがDWDM光パス多重リンクで接続されて構成される光パスネットワークからなり、このデータ通信ネットワークをIPネットワークとして運用する場合を例として説明する。
データ端末装置30は、転送インタフェース(転送I/F)34を介して光パスで接続したデータ交換装置10とデータ転送を行う転送機能32と、制御インタフェース(制御I/F)33を介したネットワーク制御装置20からの指示に基づき転送機能32での送信宛先の選択タイミングを制御する送信制御機能31とを備えている。
データ端末装置40は、転送インタフェース44を介して光パスで接続したデータ交換装置10とデータ転送を行う転送機能42と、制御インタフェース43を介したネットワーク制御装置20からの指示に基づき転送機能42での送信宛先の選択タイミングを制御する送信制御機能41とを備えている。
データ端末装置50は、転送インタフェース54を介して光パスで接続したデータ交換装置10とデータ転送を行う転送機能52と、制御インタフェース53を介したネットワーク制御装置20からの指示に基づき転送機能52での送信宛先の選択タイミングを制御する送信制御機能51とを備えている。
データ端末装置60は、転送インタフェース64を介して光パスで接続したデータ交換装置10とデータ転送を行う転送機能62と、制御インタフェース63を介したネットワーク制御装置20からの指示に基づき転送機能62での送信宛先の選択タイミングを制御する送信制御機能61とを備えている。
データ交換装置10は、設定されたスイッチ情報に基づき転送インタフェース13〜16間の接続を切り替えるスイッチ12と、制御インタフェース17を介したネットワーク制御装置20からの指示に基づきスイッチ12での中継転送動作を設定するスイッチ情報の更新タイミングを制御するスイッチ制御機能11とを備えている。
ネットワーク制御装置20は、制御インタフェース23〜26を介してデータ端末装置30,40,50,60での送信宛先の選択タイミングを制御するとともに、制御インタフェース22を介してデータ交換装置10での中継転送動作を設定するスイッチ情報の更新タイミングを制御するタイミング制御機能21とを備えている。
このデータ通信ネットワークにおいて、データ端末装置30の制御インタフェース33とネットワーク制御装置20の制御インタフェース23が接続され、データ端末装置40の制御インタフェース43とネットワーク制御装置20の制御インタフェース24が接続され、データ端末装置50の制御インタフェース53とネットワーク制御装置20の制御インタフェース25が接続され、データ端末装置60の制御インタフェース63とネットワーク制御装置20の制御インタフェース26が接続され、データ交換装置10の制御インタフェース17と、ネットワーク制御装置20の制御インタフェース22が接続されている。
これにより、ネットワーク制御装置20は、データ通信ネットワーク内の全装置10,30,40,50,60と接続されており、ネットワーク制御装置20のタイミング制御機能21は、制御インタフェース23〜36を経由して、データ通信ネットワーク内の全データ端末装置30,40,50,60の送信制御機能31,41,51,61と接続され、制御インタフェース22を経由して、データ交換装置10のスイッチ制御機能11と接続されている。
また、本実施の形態では、1装置に対して1制御インタフェースを割り当てている。この際、ネットワーク制御装置20は、各データ端末装置30,40,50,60に対して各々にスケジュールタイミング制御機能を設置し、各スケジュールタイミング制御機能に、予め定められた1台のデータ端末装置に関するトポロジ情報のみを抽出させるなどして、各スケジュールタイミング制御機能の負荷を分散させてもよい。
これにより、ネットワーク制御装置が、ネットワーク内の全データ端末装置およびデータ交換装置を制御インタフェースを通じて制御することが可能となる。したがって、ネットワーク内の全データ端末装置およびデータ交換装置で使用するトポロジ情報および使用データバッファを同期させることが可能となる。
[データ交換装置]
次に、図2を参照して、本発明の一実施の形態にかかるデータ交換装置について説明する。図2は、本発明の一実施の形態にかかるデータ交換装置の構成を示すブロック図である。
このデータ交換装置1は、データ端末装置30,40,50,60間で転送されるデータを中継転送するネットワーク装置であり、スイッチ制御機能11とスイッチ12とから構成されている。
スイッチ12は、設定されたスイッチ情報に基づき転送インタフェース13〜16間の接続を切り替えることにより、所望の転送インタフェース13〜16間でデータを中継転送する機能部である。
スイッチ制御機能11は、制御インタフェース17を介したネットワーク制御装置20からの指示に基づきスイッチ12での中継転送動作を設定するスイッチ情報の更新タイミングを制御する機能部であり、タイマー同期機能11A、タイマー11B、スイッチ情報選択機能11C、およびスイッチ情報11D,11E,11Fを有している。
タイマー11Bは、一定時間毎にタイマー値を増加させることにより、時間情報を管理している。
スイッチ情報11D,11E,11Fには、スイッチ12の転送インタフェース13〜16間の接続関係を示すトポロジ情報が保存されている。
制御インタフェース17は、他装置と、タイマー値の最大値を変更する交換装置タイマー設定要求と、タイマー値のリセットを要求する交換装置タイマー制御要求と、各スイッチ情報の適用を開始するタイマー値を変更する交換装置タイマー閾値変更要求と、タイマー値、タイマー値の最大値および各スイッチ情報の適用を開始するタイマー値を参照する交換装置タイマー参照要求とを送受信する機能を有している。
タイマー同期機能11Aは、他装置から交換装置タイマー設定要求を受信し、要求に従ってタイマー値の最大値を設定する機能と、タイマー値が最大値に達した際に、タイマー値をリセットする機能と、他装置から交換装置タイマー制御要求を受信し、要求に従ってタイマー値をリセットする機能と、他装置から交換装置タイマー閾値変更要求を受信した際に、要求に従って各スイッチ情報の適用を開始するタイマー値を設定する機能と、タイマー値が別のスイッチ情報の適用を開始するタイマー値に達した際に、そのタイマー値に対応したスイッチ情報の採用を要求するためのスイッチ情報変更トリガをスイッチ情報選択機能に送信する機能と、他装置から交換装置タイマー参照要求を受信した際に、タイマー11Bを参照して得られるタイマー値、タイマー値の最大値および各スイッチ情報の適用を開始するタイマー値を他装置に送信する機能を有することにより、他装置とタイマー情報の共有を図る機能とを有している。
スイッチ情報選択機能11Cは、タイマー同期機能11Aからスイッチ情報変更トリガを受信した際に、スイッチ情報変更トリガに含まれるスイッチ情報に記述されていたトポロジを実現するよう、スイッチ12の転送インタフェース13〜16間の回路を切り替える機能を有している。
転送インタフェース13〜16は、他装置との間でパケットを光パスを介して送受信する機能を有している。
これにより、データ交換装置10が時系列的にスイッチ情報11D,11E,11Fのいずれかを順に選択して更新し、1本の光パスを時系列的に異なるデータ端末装置間に再設定していくことが可能となる。したがって、ある周期内において全てのデータ端末装置間に1回以上、光パスを設定することが可能となり、この周期内において、全てのデータ端末装置間でのIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
[データ端末装置]
次に、図3を参照して、本発明の一実施の形態にかかるデータ端末装置の構成について説明する。図3は、本発明の一実施の形態にかかるデータ端末装置の構成を示す説明図である。
このデータ端末装置30は、光パスで接続されたデータ交換装置10を介して所望データをIPパケットで転送するネットワーク装置であり、転送機能32、端末機能35、および送信制御機能31から構成される。ここでは、データ端末装置30を例として説明するがデータ端末装置40,50,60も同様の構成を有している。
転送機能32は、ルーチング機能32A、データバッファ(出力キュー)32B〜32D、およびスケジューラ32Eを保有し、送信制御機能31は、タイマー同期機能31Aおよびタイマー31Bを有している。
転送インタフェース34は、他装置との間でパケットを送受信する機能を有している。
転送機能32は、受信したパケットを端末機能35へ送信する。
端末機能35は、転送機能32からパケットを受信した際に、パケットの宛先アドレスが本装置自身を示すアドレスであった際は、パケットのヘッダを除去し、ヘッダを除去した後にデータ部が得られた際にはデータ部を解析する機能と、ヘッダを除去した後に新たなパケットが得られた際には転送機能32のルーチング機能32Aにパケットを送信する機能とを有している。また、パケットの宛先アドレスが本装置自身を示すアドレスでない際は、転送機能32のルーチング機能32Aにパケットを送信する機能を有している。
ルーチング機能32Aは、BGP(Border Gateway Protocol)、OSPF(Open Shortest Path First)、RIP(Routing Information Protocol)などのルーチングプロトコルを用いたダイナミックルーチングやスタティックルーチングによりネットワークの経路情報を収集して各宛先アドレスに対する次ホップ端末を特定する機能と、次ホップ端末に対するデータバッファを特定する機能と、端末機能からパケットを受信した際に、ヘッダに記述された宛先アドレスを参照して次ホップ端末を特定し、格納すべきデータバッファを特定し、受信したパケットを特定されたデータバッファに格納する機能とを有している。
データバッファ32B〜32Dは、パケットを一時的に格納する機能を有しており、次ホップ端末(宛先端末)毎に設置されている。
制御インタフェース33は、他装置と、タイマー値の最大値を変更する端末タイマー設定要求と、タイマー値のリセットを要求する端末タイマー制御要求と、各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始するタイマー値を変更する端末タイマー閾値変更要求と、タイマー値、タイマー値の最大値および各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始するタイマー値を参照する端末タイマー参照要求とを送受信する機能を有している。
タイマー同期機能31Aは、他装置から端末タイマー設定要求を受信し、要求に従ってタイマー値の最大値を設定する機能と、タイマー値が最大値に達した際に、タイマー値をリセットする機能と、他装置から端末タイマー制御要求を受信し、要求に従ってタイマー値をリセットする機能と、他装置から端末タイマー閾値変更要求を受信した際に、要求に従って各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始するタイマー値を設定する機能と、タイマー値が、各転送インタフェースへ格納パケットを送信するデータバッファを変更するタイマー値に達した際に、各転送インタフェースへ格納パケットを送信するデータバッファの変更を要求する使用バッファ変更トリガをスケジューラ32Eに送信する機能と、他装置から端末タイマー参照要求を受信した際に、タイマー31Bを参照して得られるタイマー値、タイマー値の最大値および各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始するタイマー値を他装置に送信する機能を有することにより、他装置とタイマー情報の共有を図る機能とを有している。
タイマー31Bは、一定時間毎にタイマー値を増加させることにより、時間情報を管理している。
スケジューラ32Eは、データバッファに格納されたパケットを転送インタフェースに送信する機能と、タイマー同期機能31Aから使用バッファ変更トリガを受信した際に、その際に実施されている、あるデータバッファに格納されていたパケットの送信を停止し、使用バッファ変更トリガに記述されたデータバッファに格納されていたパケットの送信を開始する機能とを有している。
本実施の形態では、データ端末装置の転送インタフェースが1つのインタフェースのみであるため、1つのデータバッファが使用されている際は、その他のデータバッファの格納パケットは送信されない。転送インタフェースが2インタフェース存在する際は、2つのデータバッファの格納パケットが送信され、1つのデータバッファの格納パケットは送信されない。
これにより、各データ端末装置は、宛先毎にデータバッファを搭載し、データの出力タイミングを光パス設定のタイミングに同期させることで、目的の端末にデータを転送することが可能となる。したがって、1本の光パスを使い回すことで、端末数が増加しても、光パス数を増加させることなく、全ての端末間でIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
[ネットワーク制御装置]
次に、図4を参照して、本発明の一実施の形態にかかるネットワーク制御装置の構成について説明する。図4は、本発明の一実施の形態にかかるネットワーク制御装置の構成を示すブロック図である。
このネットワーク制御装置20は、データ端末装置30,40,50,60およびデータ交換装置10を制御するネットワーク装置であり、タイミング制御機能21と制御インタフェース22〜26とから構成されている。
タイミング制御機能21は、タイミング同期機能21Aと、スケジュールタイミング制御機能21B〜21Eおよびスイッチ情報更新タイミング制御機能21Fを有している。
制御インタフェース23〜26は、データ端末装置との間で、タイマー値の最大値を変更する端末タイマー設定要求と、タイマー値のリセットを要求する端末タイマー制御要求と、各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始するタイマー値を変更する端末タイマー閾値変更要求と、タイマー値やその最大値および各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始するタイマー値を参照する端末タイマー参照要求とを送受信する機能を有している。
また、制御インタフェース22は、データ交換装置10との間で、タイマー値の最大値を変更する交換装置タイマー設定要求と、タイマー値のリセットを要求する交換装置タイマー制御要求と、各スイッチ情報の適用を開始するタイマー値を変更する交換装置タイマー閾値変更要求と、タイマー値やその最大値および各スイッチ情報の適用を開始するタイマー値を参照する交換装置タイマー参照要求とを送受信する機能を有している。
タイミング同期機能21Aは、ネットワーク内のデータ端末装置およびデータ交換装置の保有する転送インタフェース間の接続関係を示す複数のトポロジパターン、およびこれらトポロジパターンの適用を開始するタイマー値およびその最大値を保持する機能と、自身が保有するタイマーを用い、ネットワーク内の全データ端末装置に端末タイマー参照要求を定期的に送信するとともに、ネットワーク内の全データ交換装置に交換装置タイマー参照要求を定期的に送信することで、ネットワーク内の全装置の保有している情報を定期的に監視する機能と、各装置が保有しているタイマー値に規定値以上の差が見られた際に、ネットワーク内の全装置のタイマー値をリセットするために、ネットワーク内の全データ端末装置に端末タイマー制御要求を送信し、ネットワーク内の全データ交換装置に交換装置タイマー制御要求を送信する機能とを有している。
スケジュールタイミング制御装置21B〜21Eは、タイミング同期機能21Aが保有する複数のトポロジパターンとそのトポロジパターンの適用を開始するタイマー値およびタイマー値の最大値から、ネットワーク内の各データ端末装置に設定すべきタイマー値の最大値と各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始すべきタイマー値とを抽出する機能と、これら抽出した情報から端末タイマー設定要求および端末タイマー閾値変更要求を作成して該当装置に送信する機能と、タイミング同期機能21Aが保有するトポロジ情報およびタイマー値の最大値が変化した際に上記の機能を動作させ、ネットワーク内の各データ端末装置に設定すべきタイマー値の最大値と各データバッファに格納されたパケットを各転送インタフェースに送信開始すべきタイマー値とを抽出する機能と、これら抽出した情報から端末タイマー設定要求および端末タイマー閾値変更要求を作成して該当装置に送信する機能とを有している。
スイッチ情報更新タイミング制御機能21Fは、タイミング同期機能21Aが保有する複数のトポロジパターンとそのトポロジパターンの適用を開始するタイマー値およびその最大値から、ネットワーク内の各データ交換装置に設定すべきタイマー値の最大値と各スイッチ情報の適用を開始すべきタイマー値とを抽出する機能と、これら抽出した情報から交換装置タイマー設定要求および交換装置タイマー閾値変更要求を作成して該当装置に送信する機能と、タイミング同期機能21Aが保有するトポロジ情報およびタイマー値の最大値が変化した際に上記の機能を動作させ、ネットワーク内の各データ交換装置に設定すべきタイマー値の最大値と各スイッチ情報の適用を開始すべきタイマー値とを抽出する機能と、これら抽出した情報から交換装置タイマー設定要求および交換装置タイマー閾値変更要求を作成して該当装置に送信する機能とを有している。
また、スイッチ情報更新タイミング制御機能21Fは、データ交換装置10に対して当該データ通信ネットワークの構成に応じたスイッチ情報を設定する機能を有している。スイッチ情報は、データ通信ネットワークの構成(トポロジ)が変更された場合、オペレータの指示に応じて生成されてデータ交換装置10に設定される。この際、新たなスイッチ情報に関する設定タイミングも同時に設定される。
これにより、ネットワーク内のデータ交換装置およびデータ端末装置が使用するトポロジ情報を同期させ、適用するトポロジ情報に応じたパケット転送が可能となる。
したがって、データ交換装置が1本の光パスを時系列的に、異なる端末間に再設定する際に、それに応じた中継経路の確立およびパケット転送を実現することが可能となる。
[データ通信ネットワークの動作]
次に、図5を参照して、本発明の一実施の形態にかかるデータ通信ネットワークの動作について説明する。図5は、本発明の一実施の形態にかかるデータ通信ネットワークでのスイッチ情報更新パターン例である。
本実施の形態では、ネットワーク制御装置20のタイミング制御機能21が、パターンA〜パターンCのトポロジパターンを有しており、データ交換装置10のスイッチ制御機能11でスイッチ情報11D〜11Fとして用いられる。
パターンAでは、データ交換装置10において、転送インタフェース13と転送インタフェース15が接続されており、転送インタフェース14と転送インタフェース16が接続されている。
転送インタフェース13はデータ端末装置30が保有する転送インタフェース34と接続され、転送インタフェース15はデータ端末装置50が保有する転送インタフェース54と接続され、転送インタフェース14はデータ端末装置40が保有する転送インタフェース44と接続され、転送インタフェース16はデータ端末装置60が保有する転送インタフェース64と接続されている。
したがって、データ端末装置30とデータ端末装置50が接続関係にあり、データ端末装置40とデータ端末装置60が接続関係にある。
このとき、データ端末装置30では、データ端末装置50が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース34にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されない。同様に、データ端末装置40では、データ端末装置60が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース44にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されず、データ端末装置50では、データ端末装置30が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース54にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されず、データ端末装置60では、データ端末装置40が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース64にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されない。
次に、パターンBでは、データ交換装置10において、転送インタフェース13と転送インタフェース16が接続されており、転送インタフェース14と転送インタフェース15が接続されている。転送インタフェース13はデータ端末装置30が保有する転送インタフェース34と接続され、転送インタフェース16はデータ端末装置60が保有する転送インタフェース64と接続され、転送インタフェース14はデータ端末装置40が保有する転送インタフェース44と接続され、転送インタフェース15はデータ端末装置50が保有する転送インタフェース54と接続されている。
したがって、データ端末装置30とデータ端末装置60が接続関係にあり、データ端末装置40とデータ端末装置50が接続関係にある。
このとき、データ端末装置30では、データ端末装置60が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース34にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されない。同様に、データ端末装置40では、データ端末装置50が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース44にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されず、データ端末装置50では、データ端末装置40が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース54にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されず、データ端末装置60では、データ端末装置30が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース64にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されない。
次に、パターンCでは、データ交換装置10において、転送インタフェース13と転送インタフェース14が接続されており、転送インタフェース15と転送インタフェース16が接続されている。
転送インタフェース13はデータ端末装置30が保有する転送インタフェース34と接続され、転送インタフェース14はデータ端末装置40が保有する転送インタフェース44と接続され、転送インタフェース15はデータ端末装置50が保有する転送インタフェース54と接続され、転送インタフェース16はデータ端末装置60が保有する転送インタフェース64と接続されている。
したがって、データ端末装置30とデータ端末装置40が接続関係にあり、データ端末装置50とデータ端末装置60が接続関係にある。
このとき、データ端末装置30では、データ端末装置40が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース34にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されない。同様に、データ端末装置40では、データ端末装置30が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース44にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されず、データ端末装置50では、データ端末装置60が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース54にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されず、データ端末装置60では、データ端末装置50が次ホップとして管理されているデータバッファから転送インタフェース64にパケットが送信され、他のデータバッファからはパケットが送信されない。
ネットワーク制御装置20のタイミング制御機能21は、トポロジパターンA〜C、そのトポロジパターンの適用を開始するタイマー値および、タイマー値の最大値を有している。
例えば、最大タイマー値300、パターンA適用開始タイマー値0、パターンB適用開始タイマー値100、パターンC適用開始タイマー値200とすると、各装置が保有するタイマー値が100を示した際に、パターンBが適用されるよう、各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更し、各装置が保有するタイマー値が200を示した際に、パターンCが適用されるよう、各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。
装置のタイマー値が最大タイマー値300になった際に、タイマー値はリセットされ、パターンAが適用されるよう、各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。これにより、データ交換装置が時系列的に、1本の光パスを時系列的に、異なる端末間に再設定していく際に、ある周期内において、全ての端末間に1回以上、光パスを設定することが可能となり、この周期内において、全ての端末間でのIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
また、各端末は、データの出力タイミングを光パス設定のタイミングに同期させることで、目的の端末にデータを転送することが可能となる。
結果として、1本の光パスを使い回すことで、端末数が増加しても、光パス数を増加させることなく、全ての端末間でIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
図6は、図5のスイッチ情報更新パターンにおける各パターンの更新周期例である。
図5に示した例を適用すると、横軸の時間はタイマー値を示し、時間軸上の1時刻間隔はタイマー値100を示していることになる。
図6の時刻T1の時点でタイマー値は100を示し、パターンBが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更し、時刻T2の時点でタイマー値は200を示し、パターンCが適用されるよう、各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。そして、時刻T3の時点でタイマー値は300を示し、タイマー値はリセットされ、パターンAが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。
同様にして、時刻T4の時点でタイマー値は100を示し、パターンBが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更し、時刻T5の時点でタイマー値は200を示し、パターンCが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。そして、時刻T6の時点でタイマー値は最大タイマー値300を示し、タイマー値はリセットされ、パターンAが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。
このような動作を繰り返して定期的に各パターンを適用することにより、データ交換装置が時系列的に、1本の光パスを時系列的に、異なる端末間に再設定していく際に、ある周期内において、全ての端末間に1回以上、光パスを設定することが可能となり、この周期内において、全ての端末間でのIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
また、各端末は、データの出力タイミングを光パス設定のタイミングに同期させることで、目的の端末にデータを転送することが可能となる。結果として、1本の光パスを使い回すことで、端末数が増加しても、光パス数を増加させることなく、全ての端末間でIPパケットの到達性を確保することが可能となる。
図7は、図5のスイッチ情報更新パターンにおける、パス設定時間のチューニング例を示す。
各データ端末装置間のトラヒック量、すなわち各データ端末装置における各データバッファの使用率に応じて、各パターンの適用時間をチューニングする。
前述した図5に示した例を適用し、フェーズ1の適用時間とフェーズ2の適用時間とフェーズ3の適用時間の関係を3:1:2に変更し、タイマー値の最大値を60に変更するものとする。このとき、1時刻間隔はタイマー値10を示していることになる。
図7の時刻T11の時点でタイマー値は30を示し、パターンBが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更し、時刻T12の時点でタイマー値は40を示し、パターンCが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。そして、時刻T13の時点でタイマー値は最大タイマー値60を示し、タイマー値はリセットされ、パターンAが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。
同様にして、時刻T14の時点でタイマー値は30を示し、パターンBが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更し、時刻T15の時点でタイマー値は40を示し、パターンCが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。そして、時刻T16の時点でタイマー値は最大タイマー値60を示し、タイマー値はリセットされ、パターンAが適用されるよう各装置内の使用スイッチ情報および使用データバッファを変更する。
このような動作を繰り返して定期的に各パターンを適用することにより、端末対毎に、光パス設定時間を調整することで、トラヒック需要の多い端末間に長時間光パスを設定し、トラヒック需要の少ない端末間に短時間光パスを設定することが可能となる。
したがって、光パスの使用効率を高めることが可能となる。
なお、以上では、DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)光パス多重リンクと、OXC(Optical Cross Connect)光パス交換ノードで構成される光パスネットワークをIP(Internet Protocol)ネットワークとして運用する場合を例として説明したが、データ端末装置とデータ交換装置とを接続するパスとしては光パスに限定されるものではなく、他のパスを用いて構成したデータ通信ネットワークに対しても、前述と同様にして本実施の形態を適用でき、同様の作用効果が得られる。
また、以上で説明したデータ交換装置10、ネットワーク制御装置20、およびデータ端末装置30,40,50,60の各機能部については、専用の信号処理回路で構成してもよく、CPUやDSPなどのマイクロプロセッサと所定のプログラムとを協働させてなる演算処理部により実現してもよい。
本発明の一実施の形態にかかるデータ通信ネットワークの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態にかかるデータ交換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態にかかるデータ端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態にかかるネットワーク制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態にかかるデータ通信ネットワークでのスイッチ情報更新パターン例である。 図5のスイッチ情報更新パターンにおける各パターンの更新周期例である。 図5のスイッチ情報更新パターンにおけるパス設定時間のチューニング例である。
符号の説明
10…データ交換装置、11…スイッチ制御機能、11A…タイマー同期機能、11B…タイマー、11C…スイッチ情報選択機能、11D〜11F…スイッチ情報、12…スイッチ、13〜16…転送インタフェース、17…制御インタフェース、20…ネットワーク制御装置、21…タイミング制御機能、21A…タイミング同期機能、21B〜21E…スケジュールタイミング制御機能、21F…スイッチ情報更新タイミング制御機能、22…制御インタフェース、23〜26…制御インタフェース、30,40,50,60…データ端末装置、31,41,51,61…送信制御機能、31A…タイマー同期機能、31B…タイマー、32,42,52,62…転送機能、32A…ルーチング機能、32B〜32D…データバッファ、32E…スケジューラ、33,43,53,63…制御インタフェース、34,44,54,64…転送インタフェース、35…端末機能。

Claims (6)

  1. データ通信ネットワークを介してデータを送受信する複数のデータ端末装置と、これらータ端末装置間で送受信されるデータを中継転送するデータ交換装置と、これらデータ端末装置およびデータ交換装置を制御するネットワーク制御装置とを備え、
    前記データ端末装置は、データ通信ネットワークを介して他の端末とデータを送受信する転送インタフェースと、宛先端末毎に当該宛先端末へ送信するデータを保持する複数のデータバッファと、これらデータバッファのいずれかを順次選択して当該データバッファ内のデータを前記転送インタフェースへ出力するスケジューラとを備え、
    前記データ交換装置は、データ端末装置と接続される複数の転送インタフェース機能部と、設定されたスイッチ情報に基づきこれら転送インタフェース間の接続を切り替えるスイッチ機能部と、このスイッチ機能部に対して異なるスイッチ情報を順次設定するスイッチ制御機能部とを備え、
    前記ネットワーク制御装置は、前記データ交換装置に対して前記スイッチ情報毎に異なる更新タイミングを設定するスイッチ情報更新タイミング制御機能部と、前記データ端末装置に対して、データ送信する前記データバッファを前記宛先端末毎に異なる時間間隔で選択するための選択タイミングを設定するスケジュールタイミング制御機能部と、前記更新タイミングと前記選択タイミングとを同期させるタイミング同期機能部とを備える
    ことを特徴とするデータ通信ネットワーク。
  2. 請求項1に記載のデータ通信ネットワークにおいて、
    前記スイッチ情報更新タイミング制御機能部は、前記データ交換装置に対して当該データ通信ネットワークの構成に応じたスイッチ情報を設定することを特徴とするデータ通信ネットワーク。
  3. 請求項1に記載のデータ通信ネットワークにおいて、
    前記更新タイミングは、前記各データ端末装置の前記各データバッファの使用率に応じたタイミングからなることを特徴とするデータ通信ネットワーク。
  4. 宛先端末毎にデータを保持する複数のデータバッファのいずれかを順次切替選択して当該データバッファ内のデータを送信する機能を有する複数のデータ端末装置と、複数の異なるスイッチ情報に基づいて前記データ端末装置毎に設けた転送インタフェース間の接続を切り替える機能を有するデータ交換装置と、を含むデータ転送ネットワークに配置するネットワーク制御装置であって、
    前記各データ端末装置に対して、データ送信する前記データバッファを前記宛先端末毎に異なる時間間隔で選択するための選択タイミングを設定するスケジュールタイミング制御機能部と、
    前記データ交換装置に対して、前記スイッチ情報毎に任意の更新タイミングを設定するスイッチ情報更新タイミング制御機能部と、
    前記選択タイミングと前記更新タイミングを同期させるタイミング同期部と
    を備えることを特徴とするネットワーク制御装置。
  5. 請求項4に記載のネットワーク制御装置において、
    前記スイッチ情報更新タイミング制御機能部は、前記データ交換装置に対して当該データ通信ネットワークの構成に応じたスイッチ情報を設定することを特徴とするネットワーク制御装置。
  6. 請求項4に記載のネットワーク制御装置において、
    前記更新タイミングは、前記各データ端末装置の前記各データバッファの使用率に応じたタイミングからなることを特徴とするネットワーク制御装置。
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