JP4371321B2 - Nfsサーバ、nfsサーバ制御プログラム、nfsサーバ制御方法 - Google Patents

Nfsサーバ、nfsサーバ制御プログラム、nfsサーバ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、NFS(Network File System)におけるNFSサーバ、NFSサーバ制御プログラム、NFSサーバ制御方法に関するするものである。
まず、従来のNFSの構成について説明する。
図3は、従来のNFSの構成とロック獲得処理の動作の一例を表すブロック図である。このNFSは、NFSクライアント1、NFSサーバ102を備える。NFSクライアント1は、アプリケーション11、NLM(Network Lock Manager)12、NSM(Network Status Monitor)13、ロック獲得サーバ情報記録部14を備える。NFSサーバ102は、NLM122、NSM123、ロック獲得クライアント情報記録部124を備える。ロック獲得サーバ情報記録部14は、不揮発性記録装置であり、ロック獲得中のNFSサーバのホスト名の一覧を記録するものである。また、ロック獲得クライアント情報記録部124は、不揮発性記録装置であり、ロック獲得中のNFSクライアントのホスト名の一覧を記録するものである。
NFSクライアント1のアプリケーション11がNFSサーバ102におけるファイルのロックを獲得する場合、ロック獲得処理を行う。また、NFSサーバ102が、テークオーバなどのために再起動を行った場合、再起動前にNFSクライアント1がロックを獲得していたファイルについてロック再獲得処理を行う。
次に、従来のNFSにおけるロック獲得処理の動作について説明する。
まず、NFSクライアント1のアプリケーション11は、ロック獲得要求の指示(fcntl()システムcall)をNLM12に送る(S11)。指示を受けたNLM12は、ロック獲得要求先のNFSサーバ102のホスト名とともにロック獲得サーバ情報記録部14への記録の指示をNSM13に送る(S12)。記録の指示を受けたNSM13は、ロック獲得サーバ情報記録部14にNFSサーバ102のホスト名が記録されていなければ記録し(S13)、記録の指示に対する応答をNLM12に返す(S14)。応答を受けたNLM12は、ロック獲得要求をNFSサーバ102に送る(S15)。
ロック獲得要求を受けたNFSサーバ102のNLM122は、このロック獲得要求に基づいてロック獲得を行い、ロック獲得要求元のNFSクライアント1のホスト名とともにロック獲得クライアント情報記録部124への記録の指示をNSM123に送る(S21)。記録の指示を受けたNSM123は、ロック獲得クライアント情報記録部124にNFSクライアント1のホスト名が記録されていなければ記録し(S22)、記録の指示に対する応答をNLM122に返す(S23)。応答を受けたNLM122は、ロック応答をNFSクライアント1に送る(S24)。ロック応答を受けたNFSクライアント1のNLM12は、ロック獲得要求の指示に対する応答をアプリケーション11に返し(S25)、このロック獲得処理が終了する。
その後、ロック獲得中は、NFSサーバ102はNFSクライアント1のホスト名を記録しており、NFSクライアント1はNFSサーバ102のホスト名を記録している。
クラスタ構成のNFSにおけるNFSサーバのテークオーバが発生した場合など、NFSサーバが再起動された場合、NFSサーバはロックの詳細を忘却してしまうため、再起動前に獲得されていたロックの再獲得をNFSクライアントに依頼する。
次に、従来のNFSにおけるロック再獲得処理の動作について説明する。
図4は、従来のNFSの構成とロック再獲得処理の動作の一例を表すブロック図である。図4において、図3と同一符号は図3に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。
また、あるNFSクライアントがロック再獲得をしようとしているファイルが他のNFSクライアントからロック獲得されることを防ぐために、NLM122には予め固定のロック再獲得猶予期間(通常45秒程度)が設定される。NFSサーバ102再起動後、NLM122は、このロック再獲得猶予期間を開始し、この期間中はロック再獲得要求だけを受け付け、通常のロック獲得要求を受け付けない。
まず、NFSサーバ102のNSM123は、ロック獲得クライアント情報記録部124の内容を読み込み、再起動前にロックを獲得していたNFSクライアント1のホスト名を取得し(S31)、ロック再獲得を行う必要があることを示す通知(SM_NOTIFY)をNFSクライアント1に送り(S32)、ロック獲得クライアント情報記録部124におけるNFSクライアント1の情報を削除する(S33)。
通知を受けたNFSクライアント1のNSM13は、ロック再獲得要求の指示をNLM12に送る(S34)。ロック再獲得要求の指示を受けたNLM12は、この指示に従ってNFSサーバ102へロック再獲得要求を送る(S35)。ここで、ロック獲得要求とロック再獲得要求のメッセージの形式は同じであるが、メッセージに含まれるreclaimフラグがNoであればロック獲得要求を表し、reclaimフラグがYesであればロック獲得要求を表す。
ロック再獲得猶予期間中にNFSクライアントからの要求を受けたNFSサーバ102のNLM122は、この要求がロック再獲得要求であるか否かの判断を行い、ロック再獲得要求であればロック再獲得を行い、ロック再獲得要求元のNFSクライアント1のホスト名とともにロック獲得クライアント情報記録部124への記録の指示をNSM123に送る(S41)。ここで、ロック再獲得猶予期間中のNLM122は、受信したメッセージのreclaimフラグに基づく判断を行い、受信したメッセージがロック再獲得要求(reclaimフラグ=Yes)であれば、処理S41を行うが、受信したメッセージがロック獲得要求(reclaimフラグ=No)であれば、ロック獲得要求を送ったNFSクライアントにエラーを返す。
記録の指示を受けたNSM123は、NFSクライアント1のホスト名をロック獲得クライアント情報記録部124に記録し(S42)、記録の指示に対する応答をNLM122に返す(S43)。応答を受けたNLM122は、ロック再獲得要求に対する応答をNFSクライアント1に送る(S44)。応答を受けたNFSクライアント1のNLM12は、ロック獲得要求先のNFSサーバ102のホスト名とともにロック獲得サーバ情報記録部14への記録の指示をNSM13に送る(S45)。記録の指示を受けたNSM13は、NFSサーバ102のホスト名をロック獲得サーバ情報記録部14に記録し(S46)、記録の指示に対する応答をNLM12に返す(S47)。
以後、NLM122は、NFSクライアントからのロック再獲得要求を受けると、処理S41〜S47が実行される。また、処理S41において、NLM122は、ロック再獲得猶予期間が経過したか否かの判断を行い、ロック再獲得猶予期間が終了すると、このロック再獲得処理は終了する。以後、NLM122は、ロック獲得処理により、通常のロック獲得要求を受け付ける。
なお、本発明の関連ある従来技術として、第1のサーバマシンにおいて障害が発生した場合、電池で駆動されるインターフェース部が管理データを第2のサーバマシンに転送し、第2のサーバマシンが管理データに基づいてサービスを継続するクラスタリングシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−44310号公報
しかしながら、近年、クラスタのノード起動に要する時間が短くなったことや、NFSクライアントが高速になったことになどより、上述したロック再獲得猶予期間が長過ぎてしまう。また、ロック再獲得に必要な時間は、システムや状況によって異なるため、NFSの管理者が適切なロック再獲得猶予期間を設定することは困難であった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ロック再獲得処理の時間を低減するNFSサーバ、NFSサーバ制御プログラム、NFS制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、NFSにおけるロックの制御を行うNFSサーバであって、前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得部と、前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得部と、前記第1ロック情報取得部により取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得部により取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得部により取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了部とを備えたものである。
また、本発明に係るNFSサーバにおいて、前記ロック再獲得終了部は更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録部により記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、該NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るNFSサーバにおいて、前記第2ロック情報取得部は更に、NFSクライアントからのロック再獲得要求の時刻などの情報を記録することを特徴とするものである。
また、本発明は、NFSにおけるロックの制御をNFSサーバのコンピュータに実行させるNFSサーバ制御プログラムであって、前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得ステップと、前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得ステップと、前記第1ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得ステップにより取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明は、NFSにおけるロックの制御を行うNFSサーバ制御方法であって、前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得ステップと、前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得ステップと、前記第1ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得ステップにより取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了ステップとを実行するものである。
本発明によれば、NFSサーバの再起動時におけるロック再獲得処理の時間を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係るNFSの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るNFSの構成とロック獲得処理の動作の一例を示すブロック図である。図1において、図3と同一符号は図3に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図3と比較すると図1は、NFSサーバ102の代わりにNFSサーバ2を備え、NLM122、NSM123、ロック獲得クライアント情報記録部124の代わりにそれぞれNLM22、NSM23、ロック獲得クライアント情報記録部24を備え、新たに再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25、ロック再獲得情報記録部26を備える。
ロック獲得クライアント情報記録部24は、不揮発性記録装置であり、ロック獲得中のNFSクライアント毎のエントリを作成し、各エントリにNFSクライアントのホスト名とそのNFSクライアントがロック獲得中のファイル数であるロック獲得ファイル数とを、ロック獲得クライアント情報として記録するものである。再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25は、揮発性記録装置であり、NFSサーバ2の再起動後、再起動前にロック獲得中であったNFSクライアント毎のエントリを作成し、各エントリにNFSクライアントのホスト名とそのNFSクライアントが再起動前にロック獲得中であったファイル数である再起動前ロック獲得ファイル数とを、再起動前ロック獲得クライアント情報として記録するものである。即ち、再起動前ロック獲得ファイル数は、NFSサーバ2の再起動後に各NFSクライアントがロック再獲得を行う可能性のあるファイル数である。ロック再獲得情報記録部26は、ロック再獲得要求を受信した時刻などを記録するものである。
次に、本実施の形態に係るNFSにおけるロック獲得処理の動作について説明する。
図3と比較すると図1は、処理S22の代わりに処理S22aを実行する。従来のロック獲得処理と同様の処理S11〜S15の実行後、ロック獲得クライアント情報記録部24への記録の指示を受けたNSM23は、ロック獲得クライアント情報記録部24におけるNFSクライアント1のロック獲得ファイル数を1増加させ(S22a)、記録の指示に対する応答をNLM22に返す(S23)。ここで、NSM23は、ロック獲得クライアント情報記録部24においてNFSクライアント1のエントリを検索し、NFSクライアント1のエントリがなければそのエントリを作成してロック獲得ファイル数を1とし、NFSクライアント1のエントリがあれば、そのエントリのロック獲得ファイル数を1増加させる。次に、従来のロック獲得処理と同様の処理S24,S25が実行され、このロック獲得処理が終了する。
その後、ロック解除時においてNSM23は、対応するNFSクライアントのエントリのロック獲得ファイル数を1減少させる。
このロック獲得処理により、NFSサーバ2において、再起動前のNFSクライアント毎のロック獲得ファイル数を、再起動後に取得することができる。
次に、本実施の形態に係るNFSにおけるロック再獲得処理の動作について説明する。
図2は、本実施の形態に係るNFSの構成とロック再獲得処理の動作の一例を示すブロック図である。図2において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。また、図2において、図4と同一符号は図4に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図4と比較すると図2は、処理S31の代わりに処理S31a,S31bを実行し、処理S41の代わりに処理S41aを実行し、処理S42の代わりに処理S42a,S42b,S42c,S42dを実行し、処理S43の代わりに処理S43aまたはS43bを実行する。また、従来と同様、NFSサーバ2再起動後のロック再獲得猶予期間中において、NLM22は、ロック再獲得要求だけを受け付ける。
まず、NFSサーバ2のNSM23は、ロック獲得クライアント情報記録部24の内容を再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25にコピーする(S31a,S31b)。この処理により、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25における再起動前ロック獲得ファイル数は、ロック獲得クライアント情報記録部24における再起動前のロック獲得ファイル数になる。
次に、従来のロック再獲得処理と同様の処理S32〜S35の実行後、ロック再獲得猶予期間中にNFSクライアントからの要求を受けたNFSサーバ2のNLM22は、この要求がロック再獲得要求であるか否かの判断を行い、ロック再獲得要求であればロック再獲得を行い、ロック再獲得要求元のNFSクライアント1のホスト名とともにロック獲得クライアント情報記録部24への記録の指示をNSM23に送る(S41a)。記録の指示を受けたNSM23は、ロック再獲得要求を受信した時刻などの情報をロック再獲得情報記録部26に記録し(S42d)、ロック獲得クライアント情報記録部24におけるNFSクライアント1のロック獲得ファイル数を1増加させ(S42a)、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25における全てのNFSクライアントについて、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25における再起動前ロック獲得ファイル数とロック獲得クライアント情報記録部24におけるロック獲得ファイル数との比較を行う(S42b,S42c)。
処理S42b,S42cによる比較の結果、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25における全てのNFSクライアントについて、ロック獲得ファイル数が再起動前ロック獲得ファイル数より少ない場合、NSM23は、記録の指示に対する応答をNLM22に送り(S43a)、NLM22は、引き続きロック再獲得猶予期間中の動作を行う。
一方、処理S42b,S42cによる比較の結果、ロック獲得ファイル数と再起動前ロック獲得ファイル数が等しい場合、NSM23は、記録の指示に対する応答とともに、ロック再獲得猶予期間の終了を指示するロック再獲得猶予期間終了指示を、NLM22に指示する(S43b)。ロック再獲得猶予期間終了指示を受けたNLM22は、予め設定されたロック再獲得猶予期間が経過する前であっても、ロック再獲得猶予期間を終了し、以後、ロック獲得処理により、ロック獲得要求を受け付ける。
次に、従来のロック再獲得処理と同様の処理S44〜S47が実行される。
以後、NLM22がNFSクライアントからのロック再獲得要求を受けると、処理S41a〜S47が実行される。また、処理S41aにおいて、NLM22は、ロック再獲得猶予期間が経過したか否かの判断を行い、ロック再獲得猶予期間が終了すると、このロック再獲得処理は終了する。以後、NLM22は、ロック獲得処理により、通常のロック獲得要求を受け付ける。
このロック再獲得処理により、再起動前にロックされていた全てのファイルのロック再獲得が完了した時点でNFSサーバ2がロック再獲得猶予期間を終了させることにより、NFSサーバ2の再起動時間やクラスタ構成のNFSにおけるテークオーバ時間を短縮することができる。
なお、ロック獲得クライアント情報記憶部24、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25は、NFSクライアントのホスト名を記録するとしたが、IP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレスなど、NFSクライアントを識別できる他の識別子を記録しても良い。
また、ロック再獲得処理中において、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25に記録されたNFSクライアントからのロック再獲得要求が、所定の期間に来ない場合、ロック再獲得猶予期間を終了させるクライアント動作確認処理を行っても良い。
次に、このクライアント動作確認処理について説明する。
NLM22において、予め第1クライアント動作確認期間と第2クライアント動作確認期間が設定される。ここで、第1クライアント動作確認期間は、ロック再獲得猶予期間より短く、例えば20秒である。第2クライアント動作確認期間は、第1クライアント動作確認期間より短く、例えば10秒である。ロック再獲得処理が開始されると、NLM22は、ロック再獲得猶予期間とともに第1クライアント動作確認期間を開始する。
第1クライアント動作確認期間中の処理S41aにおいて、NLM22は、第1クライアント動作確認期間が終了したか否かの判断を行う。第1クライアント動作確認期間が終了していなければ、上述した処理S42a以降の処理を行う。第1クライアント動作確認期間が終了した時点で、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25に記録されたNFSクライアントのうち、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントがある場合、NLM22は、第2クライアント動作確認期間を開始する。
第2クライアント動作確認期間中の処理S41aにおいて、NLM22は、第2クライアント動作確認期間が終了したか否かの判断を行う。第2クライアント動作確認期間が終了していなければ、上述した処理S42a以降の処理を行う。第2クライアント動作確認期間が終了した時点で、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25に記録されたNFSクライアントのうち、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントがある場合、NLM22は、ロック再獲得猶予期間を終了する。即ち、NFSサーバ2からの通知に対して一定期間応答のないNFSクライアントについて、NFSサーバ2はロック再獲得要求を待たない。
なお、第2クライアント動作確認期間が終了した時点で、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25に記録されたNFSクライアントのうち、全くロック再獲得要求を送っていないNFSクライアントがある場合、NLM22は、再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25におけるそのNFSクライアントの再起動前ロック獲得ファイル数を0に変更するようNSM23に指示する。即ち、NFSサーバ2からの通知に対して一定期間応答のないNFSクライアントについて、NFSサーバ2はロック再獲得の対象から除外し、更に他のロック再獲得を全て終了すれば、ロック再獲得猶予期間を終了する。
ここでは、第1クライアント動作確認期間と第2クライアント動作確認期間を用いたが、第1クライアント動作確認期間だけを用い、第2クライアント動作確認期間が終了した時点で、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントがある場合、NFSサーバ2は、ロック再獲得猶予期間を終了する、またはそのNFSクライアントの再起動前ロック獲得ファイル数を0に変更する、などの処理をしても良い。
このクライアント動作確認処理により、ロック再獲得処理において、NFSクライアントが正常に応答しないことによるNFSサーバの待ち時間の増大を防ぐことができる。
また、ロック再獲得情報記録部にロック再獲得要求を受信した時刻などの情報を記録することにより、管理者は後でその情報を参照して、ロック再獲得猶予期間、第1クライアント動作確認期間、第2クライアント動作確認期間などの値の決定に用いることができ、これらの値の決定を容易にする。
また、本実施の形態に係るNFSサーバは、NFSに容易に適用することができ、NFSの性能をより高めることができる。ここで、NFSには、例えば単体のサーバによるNFS、クラスタ構成のNFS等が含まれ得る。
更に、NFSサーバを構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、NFSサーバ制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、NFSサーバを構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
なお、第1ロック情報取得部は、実施の形態における再起動前ロック獲得クライアント情報記録部25に対応する。また、第2ロック情報取得部は、実施の形態におけるロック再獲得情報記録部26に対応する。また、ロック再獲得終了部は、実施の形態におけるNSM23,NLM22に対応する。
また、第1ロック情報取得ステップは、実施の形態における処理S42cに対応する。また、第2ロック情報取得ステップは、実施の形態における処理S42b,S42dに対応する。また、ロック再獲得終了ステップは、実施の形態における処理S43b,S41aに対応する。
(付記1) NFSにおけるロックの制御を行うNFSサーバであって、
前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得部と、
前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得部と、
前記第1ロック情報取得部により取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得部により取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得部により取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了部と
を備えるNFSサーバ。
(付記2) 付記1に記載のNFSサーバにおいて、
前記ロック再獲得終了部は更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたロック再獲得猶予期間が経過した場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ。
(付記3) 付記1または付記2に記載のNFSサーバにおいて、
前記ロック再獲得終了部は更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録部により記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、該NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ。
(付記4) 付記3に記載のNFSサーバにおいて、
前記ロック再獲得終了部は、特定のNFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させる場合、該NFSクライアントの第1ファイル数を0に変更することを特徴とするNFSサーバ。
(付記5) 付記1または付記2に記載のNFSサーバにおいて、
前記ロック再獲得終了部は更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録部により記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、全てのNFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ。
(付記6) 付記3乃至付記5のいずれかに記載のNFSサーバにおいて、
前記クライアント動作確認期間は、前記ロック再獲得猶予期間より短いことを特徴とするNFSサーバ。
(付記7) 付記1乃至付記6のいずれかに記載のNFSサーバにおいて、
前記第2ロック情報取得部は更に、NFSクライアントからのロック再獲得要求の時刻などの情報を記録することを特徴とするNFSサーバ。
(付記8) 付記1乃至付記7のいずれかに記載のNFSサーバにおいて、
更に、前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と該NFSクライアントの第1ファイル数とを記録する不揮発性記録部を備えることを特徴とするNFSサーバ。
(付記9) NFSにおけるロックの制御をNFSサーバのコンピュータに実行させるNFSサーバ制御プログラムであって、
前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得ステップと、
前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得ステップと、
前記第1ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得ステップにより取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了ステップと
をコンピュータに実行させるNFSサーバ制御プログラム。
(付記10) 付記9に記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記ロック再獲得終了ステップは更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたロック再獲得猶予期間が経過した場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記11) 付記9または付記10に記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記ロック再獲得終了ステップは更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録ステップにより記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、該NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記12) 付記11に記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記ロック再獲得終了ステップは、特定のNFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させる場合、該NFSクライアントの第1ファイル数を0に変更することを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記13) 付記9または付記10に記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記ロック再獲得終了ステップは更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録ステップにより記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記14) 付記11乃至付記13のいずれかに記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記クライアント動作確認期間は、前記ロック再獲得猶予期間より短いことを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記15) 付記9乃至付記14に記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記第2ロック情報取得ステップは更に、NFSクライアントからのロック再獲得要求の時刻などの情報を記録することを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記16) 付記9乃至付記15に記載のNFSサーバ制御プログラムにおいて、
前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と該NFSクライアントの第1ファイル数は、前記NFSサーバの再起動前に前記サーバ内の不揮発性記録装置に記録されることを特徴とするNFSサーバ制御プログラム。
(付記17) NFSにおけるロックの制御を行うNFSサーバ制御方法であって、
前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得ステップと、
前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得ステップと、
前記第1ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得ステップにより取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了ステップと
を実行するNFSサーバ制御方法。
(付記18) 付記17に記載のNFSサーバ制御方法において、
前記ロック再獲得終了ステップは更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたロック再獲得猶予期間が経過した場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ制御方法。
(付記19) 付記17または付記18に記載のNFSサーバ制御方法において、
前記ロック再獲得終了ステップは更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録ステップにより記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、該NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ制御方法。
(付記20) 付記19に記載のNFSサーバ制御方法において、
前記ロック再獲得終了ステップは、特定のNFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させる場合、該NFSクライアントの第1ファイル数を0に変更することを特徴とするNFSサーバ制御方法。
本実施の形態に係るNFSの構成とロック獲得処理の動作の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係るNFSの構成とロック再獲得処理の動作の一例を示すブロック図である。 従来のNFSの構成とロック獲得処理の動作の一例を表すブロック図である。 従来のNFSの構成とロック再獲得処理の動作の一例を表すブロック図である。
符号の説明
1 NFSクライアント、2 NFSサーバ、11 アプリケーション、12 NLM、13 NSM、14 ロック獲得サーバ情報記録部、22 NLM、23 NSM、24 ロック獲得クライアント情報記録部、25 再起動前ロック獲得クライアント情報記録部、26 ロック再獲得情報記録部。

Claims (5)

  1. NFSにおけるロックの制御を行うNFSサーバであって、
    前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得部と、
    前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得部と、
    前記第1ロック情報取得部により取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得部により取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得部により取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了部と
    を備えるNFSサーバ。
  2. 請求項1に記載のNFSサーバにおいて、
    前記ロック再獲得終了部は更に、NFSサーバの再起動後、予め設定されたクライアント動作確認期間が経過した時点で、前記第1ロック情報記録部により記録されたNFSクライアントの中に、全くロック再獲得要求を送って来ないNFSクライアントが存在する場合、該NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させることを特徴とするNFSサーバ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のNFSサーバにおいて、
    前記第2ロック情報取得部は更に、NFSクライアントからのロック再獲得要求の時刻などの情報を記録することを特徴とするNFSサーバ。
  4. NFSにおけるロックの制御をNFSサーバのコンピュータに実行させるNFSサーバ制御プログラムであって、
    前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得ステップと、
    前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得ステップと、
    前記第1ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得ステップにより取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了ステップと
    をコンピュータに実行させるNFSサーバ制御プログラム。
  5. NFSにおけるロックの制御を行うNFSサーバ制御方法であって、
    前記NFSサーバの再起動前にロックを獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを獲得したファイルの数である第1ファイル数とを取得する第1ロック情報取得ステップと、
    前記NFSサーバの再起動後にロックを再獲得したNFSクライアントの識別子と、該NFSクライアントがロックを再獲得したファイルの数である第2ファイル数を取得する第2ロック情報取得ステップと、
    前記第1ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第1ファイル数と前記第2ロック情報取得ステップにより取得されたNFSクライアント毎の第2ファイル数とに基づいて、前記第1ロック情報取得ステップにより取得された全てのNFSクライアントの前記第2ファイル数が前記第1ファイル数に等しくなった場合、NFSクライアントからのロック再獲得要求の受け付けを終了させるロック再獲得終了ステップと
    を実行するNFSサーバ制御方法。
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