JP4370424B2 - Canopy of turning work vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホー等の作業機を搭載した旋回作業機であって、特に小型の旋回作業車におけるキャノピーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、バックホー等の作業機を搭載した旋回作業車、特に小型の旋回作業車においては、シート及び運転操作部の上方にキャノピーが配設されているものがあった。該キャノピーは、シート及び運転操作部の上方を覆うキャノピールーフと該キャノピールーフを支持する支柱とにより一体的に構成されており、支柱を旋回体の後部のボンネットに直接固設することにより旋回作業車に取り付けられ、このキャノピーは軽量かつ構造的に単純に構成されていた。このような技術は、例えば、実公平7−20203の技術である。このキャノピーは側面視L字状に構成して、本機より立設したルーフ支持枠にルーフを固定していた。このルーフは合成樹脂にて構成し、一部を透明に構成し、頂部には雨水を背面に流下させる排水溝が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
しかし、前記技術ではルーフは単板で構成されているため、強度が不足し、補強プレートをルーフ支持枠との間に介装して補強する必要があり、部品点数が多く、組立工数も増加していた。また、排水溝は前後略中央の頂部から後方へ排水する構成であったために、中央部から前方へ落ちた雨水は前方へ落下し、オペレーターにかかることがあったのである。また、後部のルーフ支持枠は左右に垂直方向に設けられ、その間はルーフの後部が位置していたが、急発進や大きな衝撃で急停止した場合等、オペレーターの頭がルーフ後部にぶつかることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとしている課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、旋回可能に構成した旋回体(2)の前部に作業機(7)を備え、該旋回体(2)の後部上にキャノピー(8)を支持する部材を立設した旋回作業車において、該キャノピー(8)を支持する部材は、二本の支柱(8b・8b)を左右に立設して構成し、該二本の支柱(8b・8b)間の上方中途部には、板材からなるプレート(40)を支柱(8b・8b)間に横架して連結し、該二本の支柱(8b・8b)を、該プレート(40)より上方では、互いの間隔が大きくなるように湾曲し、該キャノピー(8)のキャノピールーフ(8a)は前高後低に構成し、前記支柱(8b・8b)間に横架したプレート(40)の後面に、該キャノピールーフ(8a)を固設したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0007】
図1は本発明のキャノピーを具備する旋回作業車を示す全体側面図、図2は旋回体を示す平面図、図3はキャノピー及びキャノピー支持部材を示す後面図、図4は同じく側面図、図5はキャノピールーフ上面を示す平面図である。
【0008】
図6は内部に発泡剤を注入されたキャノピールーフの正面断面図、図7はヘッドレスト取付構造の第一実施例を示す斜視図である。
【0009】
図8は同じく側面断面図、図9はヘッドレスト取付構造の第二実施例を示す斜視図、 図10はヘッドレスト取付構造の第二実施例を示す正面一部断面図である。
【0010】
図11はキャノピー支持部材の図4における支柱のA−A及びB−B断面図、図12はキャノピー支持部材の図4における支柱のCーC断面図、図13は本発明の旋回作業車の平面一部断面図である。
【0011】
まず、本発明の作業機構造を有する旋回作業車の構成について説明する。図1において、旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回体2を左右旋回可能に支持しており、該クローラ式走行装置1の前後一端部には、ブレード3を上下回動自在に配設している。旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート16が取り付けられている。該シート16の前方には運転操作部15が設けられ、該運転操作部15及びシート16の上方にはキャノピー8が配設されている。また、旋回体2の後端部にはカウンターウェイト17が付設され、該カウンターウェイト17にはキャノピー支持部材18が立設されている。前記キャノピー8はキャノピールーフ8aと支柱8bとで構成され、該支柱8bを前記キャノピー支持部材18に着脱可能に取り付けることで、該キャノピー8を旋回体2に装着している。
【0012】
また、旋回体2の前端左右中央部にはブームブラケット12が左右回動自在に取り付けられ、該ブームブラケット12にはブーム6の下端部が上下回動自在に支持されている。該ブーム6は側面視において途中部で屈曲部6dを有する略「く」字状に形成されており、該ブーム6の上端部にはアーム5が回動自在に支持され、該アーム5の先端部には作業用アタッチメントとしてのバケット4が回動自在に支持されている。これらのブーム6、アーム5、及びバケット4等により作業機7が構成されている。
【0013】
そして、前記ブーム6はブームシリンダ11により回動動作され、アーム5はアームシリンダ10により回動動作され、バケット4はバケットシリンダ9により回動動作される。該ブームシリンダ11、アームシリンダ10、及びバケットシリンダ9は油圧シリンダに構成され、各シリンダ9・10・11は旋回台2のボンネット4内に配設される油圧ポンプから油圧ホースを通じて圧油を供給することにより伸縮駆動される。
【0014】
また、ブームシリンダ11はブームブラケット12のシリンダ支持部12bとブーム6の途中部前面に設けられたブームシリンダブラケット36との間に介装され、アームシリンダ10はブーム6の途中部背面に設けられるアームシリンダボトムブラケット31とアーム5基端部に設けられるバケットシリンダブラケット30との間に介装され、バケットシリンダ9は該バケットシリンダブラケット30とバケット4に連結されるバケットブラケット29との間に介装されている。
【0015】
次に、キャノピー8及びキャノピー支持部材18の構成、並びにキャノピー8の支持構造について説明する。図2乃至図4に示すように、前記キャノピー支持部材18は二本の支持支柱18a・18aと支持ブラケット18bとで構成されている。該支持支柱18a・18aは、左右方向に一定の間隔を設けてカウンターウェイト17上面に立設され、上方へいくにつれて互いの間隔が小さくなるように途中部から内側方向へ屈曲しており、該支持支柱18a・18aの上端部には、両者を連結するように支持ブラケット18bが固設されている。
【0016】
該キャノピー支持部材18の支柱の構成について説明する。該キャノピー支持部材18の支持支柱18a・18aは、筒状のパイプで形成されており、中途部から下方がボンネット14の後側方に位置している。このボンネット14側面と支持支柱18aの間隔を大きくすると、カウンターウェイト17よりはみ出して機体上部を旋回させた時にクローラーより出てしまう。そこでできるだけ間隔を短くしているのであるが、ボンネット14を前方に回動して開けるときに、その間に物が挟まる可能性がある。
【0017】
そこで、本発明ではこのボンネット14側面と支持支柱18aが近接する部分を、旋回半径が大きくならないようにしながら間隔を広げるようにしている。つまり、図4に示す、該支持支柱18a上部と下部は図11に示すA−A断面、B−B断面のように円形としている。そして、ボンネット14側面と支持支柱18aが近接する略中部の断面は、図12に示すC−C面のように、楕円を短軸方向の一方から力を加えて押しつぶした「く」字状の変形凹部18cを形成して、この凹んだ側をボンネット14側に向けて配設している。このようにして、図13に示すように、支持支柱18aとボンネット14との間隔Lを長くすることができるのである。
【0018】
前記キャノピー8は、キャノピールーフ8a、二本の支柱8b・8b、板材からなるプレート40と被支持ブラケット8cにより構成されている。該キャノピールーフ8aから、支柱8b・8bは左右方向に一定の間隔を設けて下方へ延出し、下方へいくにつれて互いの間隔が小さくなるように途中部から内側方向へ屈曲している。該支柱8b・8bの下端部には、両者を連結するように被支持ブラケット8cが固設されている。該支柱8b・8bは上部でプレート40が横架されて両者が連結固定され、該プレート40より上方では互いの間隔が大きくなるように湾曲している。また該プレート40後面ではキャノピールーフ8aを固設している。そして、キャノピー支持部材18の支持ブラケット18bに、キャノピー8の被支持ブラケット8cが着脱可能に支持固定されている。
【0019】
次に、キャノピールーフ8aについて説明する。該キャノピールーフ8a上面には雨溝8dが形成されており、該雨溝8dは図5に示すように、平面視で後方を開放したU字型に形成して、略キャノピールーフ8a上面の外周に沿った形状としている。また、図3、図5に示すように、U字型に形成した雨溝8dの後側を開放端8e・8eとしている。
【0020】
そして、該キャノピールーフ8aは前高後低に形成され、左右中央を高く形成している。このため、該キャノピールーフ8a上面に落下した雨水は後方、及び、側方に向かって移動し、大半は該雨溝8dに落ち込んでガイドされ開放端8e・8eから落下し、残りはそのまま該キャノピールーフ8a後方へ流れていく。従って最終的には、該キャノピールーフ8a上に落下した雨水は、殆どが該キャノピールーフ8a後端から落下するようになるのである。よって、キャノピールーフ8aの前端からは殆ど滴がおちることがなく、作業の邪魔にならず、オペレーターにもかかり難いのである。
【0021】
また、キャノピールーフ8aは合成樹脂によって製作され、軽量化が図られ、本実施例では、ブロー成形または回転成形によって中空に形成されて、強度アップが図られている。そして、本発明では更に、図6に示すように、中空に成形した内部にウレタンやスチロール等の発泡剤50を注入し、重量が殆ど増加させることなく、強度アップを図っている。よって、従来のようにキャノピールーフ8aと支柱8bの間に補強プレートを介装する必要がなくなり、外観上も見栄えが向上するである。
【0022】
次に、ヘッドレスト取付構造の第一実施例について説明する。図7、図8に示すように、前記支柱8b・8bの上下中途部間にはプレート40が横架されて補強し、該プレート40の左右中途部には取付用のボルト孔40a・40aを開口している。一方、キャノピールーフ8aの下部の前面には、前記プレート40のボルト孔40a・40a位置に合わせて図示しないナットがインサート部8fに挿入固定されている。他方、前記プレート40前面には、軟質発泡ポリウレタンやゴム等の弾性部材で構成されるヘッドレスト42が配設され、該ヘッドレスト42にも前記プレート40のボルト孔40a・40a位置に合わせてボルト孔42a・42aが開口され、該ボルト孔42a・42aは直径の異なる段状の孔として、小径部はボルトのネジ部が貫通でき、大径部はボルト頭41aが入るようにしている。
【0023】
このように構成して、前記ヘッドレスト42のボルト孔42a・42a、プレート40のボルト孔40a・40aをボルト41・41貫通させて、キャノピールーフ8aのナットに共締め固定するようにしている。以上構成により、作業者が後傾した場合の作業者の後頭部の保護を、該ヘッドレスト42により行っている。
【0024】
ヘッドレスト取付構造の第二実施例について説明する。図9、図10に示すように、前記支柱8b・8bに横架したプレート40に雌ネジを構成したネジ孔を形成し、取付ステー43を介してヘッドレスト44を取り付ける構成としている。該取付ステー43は、一枚の細長い金属板をΩ状に折曲して、中央の平板部43aをプレート40にボルト41・41で固定する。両側の平板部43bにはネジ孔または固定孔を開口して、ヘッドレスト44を取付ステー43に固定具45によって固定するようにしている。
【0025】
また、旋回可能に構成した旋回体の前部に作業機を備え、旋回体の後部上にキャノピーを支持する部材を立設した旋回作業車において、二本の支柱を左右に立設し、該支柱間をプレートにて連結し、該プレートにヘッドレストを固定したので、作業中の本旋回作業車の振動や走行時の衝撃等により、作業者が後傾させられたときでも、後頭部はヘッドレストに当たり、接触したりした際の、作業者が被るダメージを低減させることができる。
【0026】
また、旋回可能に構成した旋回体の前部に作業機を備え、旋回体の後部上にキャノピーを支持する部材を立設した旋回作業車において、キャノピーのルーフを中空に形成し、該ルーフ内部に発泡剤を注入したので、まずルーフの強度が向上し、しかも金属製の補強材も不用となり、そのためシンプルなデザインが維持され外観イメージがよくなり、作業者が金属製の該補強材と接触して怪我をすることもなくなり、さらにはルーフ自体が軽量のまま構成されるので、ルーフ支持部材の構造を強化する必要もないのである。また、従来の構造から取付構造の変更もなく強度をアップできる。
【0027】
また、旋回可能に構成した旋回体の前部に作業機を備え、旋回体の後部上にキャノピーを支持する部材を立設した旋回作業車において、ボンネットが近接する、キャノピーを支持する支柱部分を、ボンネット側が凹む断面形状としたので、ボンネットと支柱の間の寸法を増大させてキャノピー支持部材の配設位置を後方に移すことなく、旋回半径が大きくならず、しかも、ボンネットと該支柱との隙間を広い状態を維持して、ボンネットの開閉時に物が挟まることがない。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏するのである。
旋回可能に構成した旋回体(2)の前部に作業機(7)を備え、該旋回体(2)の後部上にキャノピー(8)を支持する部材を立設した旋回作業車において、該キャノピー(8)を支持する部材は、二本の支柱(8b・8b)を左右に立設して構成し、該二本の支柱(8b・8b)間の上方中途部には、板材からなるプレート(40)を支柱(8b・8b)間に横架して連結し、該二本の支柱(8b・8b)を、該プレート(40)より上方では、互いの間隔が大きくなるように湾曲し、該キャノピー(8)のキャノピールーフ(8a)は前高後低に構成し、前記支柱(8b・8b)間に横架したプレート(40)の後面に、該キャノピールーフ(8a)を固設したので、キャノピーが横方向からの負荷を受けた場合等、該プレートが二本の支柱を連結しているため負荷が分散され、強度の向上に繋がる。このため、作業者保護としての信頼性が向上する。
【0029】
また、前記プレートにキャノピーのルーフ下部を共締め固定したので、相互に補強しあい、剛性を高くすると共に、組立工数を減少することができる。
【0030】
また、キャノピーのルーフを前高後低に構成し、後方へ雨水が落ちるようにしたので、雨水が後方に導かれて落下させることができ、操作系及び作業者自身に雨水がかかることがなく、また作業時に雨水が前方、側方を流れ落ちることがないので、作業者の視界が雨天時においても広く維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキャノピーを具備する旋回作業車を示す全体側面図である。
【図2】 旋回体を示す平面図である。
【図3】 キャノピー及びキャノピー支持部材を示す後面図である。
【図4】 同じく側面図である。
【図5】 キャノピールーフ上面を示す平面図である。
【図6】 内部に発泡剤を注入されたキャノピールーフの正面断面図である。
【図7】 ヘッドレスト取付構造の第一実施例を示す斜視図である。
【図8】 同じく側面断面図である。
【図9】 ヘッドレスト取付構造の第二実施例を示す斜視図である。
【図10】 ヘッドレスト取付構造の第二実施例を示す正面一部断面図である。
【図11】 キャノピー支持部材の図4におけるA−A及びB−B断面図である。
【図12】 キャノピー支持部材の図4におけるCーC断面図である。
【図13】 本発明の旋回作業車の平面一部断面図である。
【符号の説明】
8 キャノピー
8a キャノピールーフ
8b 支柱
8d 雨溝
8e 開放端
14 ボンネット
18 支持部材
18a 支持支柱
40 プレート
41 ボルト
42 ヘッドレスト
43 取付ステー
44 ヘッドレスト
50 発泡剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a turning work machine equipped with a work machine such as a backhoe, and more particularly to a canopy structure in a small turning work vehicle.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a turning work vehicle equipped with a work machine such as a backhoe, particularly a small turning work vehicle, a canopy is provided above a seat and a driving operation unit. The canopy is integrally formed by a canopy roof that covers the upper part of the seat and the driving operation unit, and a support column that supports the canopy roof. Attached to the car, this canopy was light and structurally simple. Such a technique is, for example, a technique of real fairness 7-20203. This canopy was configured in an L shape in side view, and the roof was fixed to a roof support frame erected from the machine. This roof was made of synthetic resin, part of it was made transparent, and a drainage groove for allowing rainwater to flow to the back was provided at the top.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the roof is composed of a single plate in the above technique, the strength is insufficient, and it is necessary to reinforce the reinforcing plate by interposing it between the roof support frame, which increases the number of parts and the number of assembly steps. Was. Moreover, since the drainage groove was configured to drain backward from the top of the substantially central part in the front and rear, the rainwater that fell forward from the central part fell forward and sometimes hit the operator. In addition, the rear roof support frame is provided in the vertical direction on the left and right, and the rear of the roof is located between them, but the head of the operator may collide with the rear of the roof when suddenly starting or stopping suddenly due to a large impact. there were.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
[0005]
In
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0007]
1 is an overall side view showing a turning work vehicle having a canopy of the present invention, FIG. 2 is a plan view showing a turning body, FIG. 3 is a rear view showing a canopy and a canopy support member, and FIG. 5 is a plan view showing the upper surface of the canopy roof.
[0008]
FIG. 6 is a front sectional view of a canopy roof in which a foaming agent is injected, and FIG. 7 is a perspective view showing a first embodiment of a headrest mounting structure.
[0009]
FIG. 8 is a side sectional view, FIG. 9 is a perspective view showing a second embodiment of the headrest mounting structure, and FIG. 10 is a partial front sectional view showing the second embodiment of the headrest mounting structure.
[0010]
11 is a cross-sectional view of the canopy support member taken along lines AA and BB in FIG. 4, FIG. 12 is a cross-sectional view of the canopy support member taken along line CC in FIG. 4, and FIG. FIG.
[0011]
First, the structure of the turning work vehicle which has the working machine structure of this invention is demonstrated. In FIG. 1, a turning work vehicle supports a turning
[0012]
Further, a
[0013]
The
[0014]
Further, the
[0015]
Next, the configuration of the
[0016]
The structure of the support | pillar of this
[0017]
Therefore, in the present invention, the gap between the side surface of the
[0018]
The
[0019]
Next, the
[0020]
The
[0021]
Further, the
[0022]
Next, a first embodiment of the headrest mounting structure will be described. As shown in FIGS. 7 and 8, a
[0023]
With this configuration, the bolt holes 42a and 42a of the
[0024]
A second embodiment of the headrest mounting structure will be described. As shown in FIGS. 9 and 10, a screw hole constituting a female screw is formed in the
[0025]
Further, in a turning work vehicle provided with a work machine at a front portion of a turning body configured to be turnable and having a member that supports a canopy on a rear portion of the turning body, two struts are provided upright and left, Since the struts are connected by a plate and the headrest is fixed to the plate, the back of the head hits the headrest even when the operator is tilted backward due to vibration of the main turning work vehicle during work or impact during travel. It is possible to reduce the damage to the worker when touching.
[0026]
Further , in a turning work vehicle having a working machine at a front portion of a turning body configured to be turnable and having a member supporting a canopy installed on a rear portion of the turning body, a canopy roof is formed hollow, Since the foaming agent is injected into the roof, first the strength of the roof is improved, and the metal reinforcement is not required, so the simple design is maintained and the appearance image is improved, so that the operator can contact the metal reinforcement. Thus, the injuries are eliminated, and the roof itself is configured to be lightweight, so that it is not necessary to reinforce the structure of the roof support member. Further, the strength can be increased without changing the mounting structure from the conventional structure.
[0027]
Further , in a turning work vehicle provided with a work machine at the front part of the revolving structure configured to be turnable and having a member supporting the canopy erected on the rear part of the revolving structure, a strut portion that supports the canopy that is close to the bonnet is provided. Since the bonnet side has a concave cross-sectional shape, the radius between the bonnet and the support is increased, the canopy support member is not moved rearward, the turning radius is not increased, and the bonnet and the support Maintain a wide gap so that no objects get caught when opening and closing the bonnet.
[0028]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
In a turning work vehicle comprising a working machine (7) at a front portion of a turning body (2) configured to be turnable, and a member supporting the canopy (8) is erected on a rear portion of the turning body (2), The member that supports the canopy (8) is configured by standing upright two struts (8b, 8b) on the left and right, and is made of a plate material in the upper middle part between the two struts (8b, 8b) The plate (40) is horizontally connected between the columns (8b, 8b), and the two columns (8b, 8b) are curved above the plate (40) so that the distance between them is increased. The canopy roof (8a) of the canopy (8) is configured to have a front height and a low height, and the canopy roof (8a) is fixed to the rear surface of the plate (40) horizontally placed between the columns (8b, 8b). When the canopy receives a load from the lateral direction, the plate has two Load for connecting the pillars are dispersed, leading to improvement in strength. For this reason, the reliability as worker protection improves.
[0029]
Further, since the lower part of the roof of the canopy is fastened and fixed to the plate, it is possible to reinforce each other to increase the rigidity and reduce the number of assembly steps.
[0030]
In addition, the canopy roof is configured to be low in front and back, so that rainwater falls backwards, so that rainwater can be guided and dropped backwards, and rainwater is not applied to the operation system and the worker himself. In addition, since rainwater does not flow forward and side during work, the worker's field of view is maintained widely even in rainy weather.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view showing a turning work vehicle having a canopy according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a revolving structure.
FIG. 3 is a rear view showing the canopy and the canopy support member.
FIG. 4 is a side view of the same.
FIG. 5 is a plan view showing the upper surface of the canopy roof.
FIG. 6 is a front sectional view of a canopy roof in which a foaming agent is injected.
FIG. 7 is a perspective view showing a first embodiment of a headrest mounting structure.
FIG. 8 is a side sectional view of the same.
FIG. 9 is a perspective view showing a second embodiment of the headrest mounting structure.
FIG. 10 is a partial front sectional view showing a second embodiment of the headrest mounting structure.
11 is a cross-sectional view of the canopy support member taken along the lines AA and BB in FIG. 4. FIG.
12 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 4 of the canopy support member.
FIG. 13 is a partial cross-sectional plan view of the turning work vehicle of the present invention.
[Explanation of symbols]
8
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