JP4369176B2 - 無電極照明システムの冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無電極照明システム(Plasma Lighting System:PLS)に係るもので、詳しくは、無電極照明システムを屋外に設置する場合の外部からの異物質の進入を防止して、以て機器部品の損傷を防止し、かつ、室内に設置する場合に騷音を減少することで、快適で環境親和的な無電極照明システムの冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、無電極照明システムは、他の全てのランプよりも経済的で理想的に自然光を発生する装置である。
以下、このような無電極照明システムの発光原理を説明する。まず、高周波発振器のマグネトロン(magnetron)から発生したマイクロウエーブ(高周波)が電球内の不活性ガスを極度にイオン化されたプラズマ状態にして、該プラズマ状態を維持して、電球内の金属化合物から連続的に光を発光させることで、電極を備えることなく高い光量を発生するようになる。
【0003】
このような無電極照明システムは、一台の無電極照明システムから400Wメタルハライド4台分の光量を出力すると共に、20%以上のエネルギー節減効果があり、安定器を内蔵することで別途の安定器を必要としない。
また、フィラメントを備えることなく、プラズマの発光原理により光を放出するため、光量が低下することなく機器を長時間使用することができる。
【0004】
更に、自然白色光と同様な連続スペクトル光を発生するため、太陽光に類似する役割をなし、よって、太陽光が入らない事務室や、色相識別の重要な空間で応用されている。
更に、蛍光体を使用しないため、視力を保護することは言うまでもなく、紫外線及び赤外線の放出を最小化することで、安楽で環境親和的な照明環境が提供される。
【0005】
以下、従来技術による無電極照明システムの構成を説明する。
図10は従来技術による無電極照明システムの構成を示した縦断面図である。図10に示すように、従来技術による無電極照明システムは、ケーシング10内部の一方側の上方端に配設されて電磁波を生成するマグネトロン20と、ケーシング10内部の反対側の上方端にマグネトロン20と対向するように配設され交流電源を高圧に昇圧してマグネトロン20に供給する電源装置30と、マグネトロン20の出口部と電源装置30との間に配設されてマグネトロン20から発生した電磁波を電球に伝える導波管40と、導波管40の中央上部に連結され内部に発光物質、バッファガス及び放電触媒物質を封入して、電磁波エネルギーにより発光物質がプラズマ化して光を発生する電球50と、該電球50の外側を包囲し、導波管40から伝達された電磁波は遮断し、電球50から発光された光は通過させる共振器60と、ケーシング10の中央上部に配設され共振器60を収容して電球50から発生する光を直進させるために集中反射する反射鏡70と、電球50の下方の共振器60内部に付着されて、電磁波は通過させ光は反射する誘電体鏡80と、ケーシング10の下方側に配設されてマグネトロン20及び電源装置30を冷却する冷却ファン組立体90とを具備する。
【0006】
また、ケーシング10は、上部ケース11と下部ケース12とに分けられており、上部ケース11の中央には、導波管40及び共振器60を連通して電磁波を誘導する電磁波通過穴11aが形成され、該電磁波通過穴11aの左右両方側には、後述する冷却ファン組立体90により外部からケーシング10の内部に吸入された空気を再び外部に排出する空気排出穴11bが形成されている。
【0007】
また、下部ケース12の中央下部には空気吸入穴12aが形成され、該空気吸入穴12aに連通して左右に分離される空気吸入流路12bが形成され、該空気吸入流路12bの中央には後述する送風ファン92が配設される。
【0008】
また、導波管40は環状に形成され、その一方側壁には、マグネトロン20と連通するようにマグネトロン挿入穴41が形成され、下方端は覆蓋される反面、上方端は開口されて、上部ケース11の電磁波通過穴11aに連通されるように電磁波案内穴42が形成される。
【0009】
また、電球50は、その内部にバッファガス、発光物質及び放電触媒物質が充填されるように、透光体の石英を利用して球状に形成された発光部51と、該発光部51の下方端の中央に一体に形成されて、電球モータMの回転軸に結合される軸部52とから構成されている。
【0010】
また、冷却ファン組立体90は、ケーシング10の中央部に装着されるファンモータ91と、該ファンモータ91の回転軸に軸支されて一緒に回転され、下部ケース12の空気吸入流路12bに装着されて、ケーシング10の外部の空気を内部に吸入する送風ファン92とから構成されている。
【0011】
以下、このように構成された従来技術による無電極照明システムの作用を説明する。
まず、制御部(図示せず)から電源装置30に駆動信号を入力すると、電源装置30は交流電源を昇圧し、該昇圧された高圧をマグネトロン20に供給し、該マグネトロン20は高圧により発振されて非常に高い周波数の電磁波を生成し、このように生成された電磁波は、導波管40を通して共振器60の内部に放射されて電球50内の封入された物質を放電し、固有の放出スペクトルを有した光を発生し、この光は、反射鏡がさ70及び誘電体鏡80により前方に反射されて空間を明るく照らす。
【0012】
この時、マグネトロン20及び電源装置30では高熱が発生する。特に、マグネトロン20では、熱電子が生成した高周波エネルギーのうち放出されなかった高周波エネルギーが熱に散逸してケーシング10の内部温度を高める。そのため、送風ファン92を作動させて、図10に示すように、外部の冷たい空気をケーシング10の内部に導入し、マグネトロン20から発生する熱を放散する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このように構成された従来技術による無電極照明システムでは、ケーシングの内部が単一空間で形成されているため、熱を排出することが困難であり、マグネトロンから発生した高熱が電源装置に伝わり、該電源装置内部の部品が破損し、無電極照明システムの効率及び寿命が低下するという問題がある。
【0014】
従来技術による無電極照明システムでは、マグネトロンから発生した熱を冷やすために送風ファンを利用した空冷式が採用されている。従って、無電極照明システムを屋外に設置する場合には、空気吸入及び排出口に雨水や異物質が進入して内部部品が損傷し、また、機器を室内に設置する場合には送風ファンから誘発される騷音によって使用者に不快感を与えるという問題がある。
【0015】
本発明は、このような従来技術の問題に鑑みてなされたもので、無電極照明システムを屋外に設置する場合の雨水や異物の進入を防止し、屋内に設置する場合の冷却ファンによる騷音を除去し、且つ、マグネトロンから発生する熱が電源装置へ伝わることを防止することにより、電源装置の破損を防止し得る無電極照明システムの冷却装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係る無電極照明システムの冷却装置は、電力を供給する電源装置と、該電源装置から受けた電力により電磁波を発生するマグネトロンと、前記電磁波により不活性ガスをイオン化して光を発生する電球と、前記マグネトロン及び電源装置の外側を包囲すると共に前記マグネトロンから発生した熱を放散するケースユニットとを具備する。ケースユニットは、マグネトロンの外側に配設された第1ケースと、電源装置の外側に第1ケースと連結されるように包囲閉鎖された第2ケースとを具備する。第1ケース及び第2ケースは、外側壁面に前記マグネトロンから発生した熱を放散する複数の放熱フィンが一体に成形されることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、本発明に係る無電極照明システムの冷却装置は、複数の収容空間を具備したケースユニット110と、ケースユニット110の一方側の内部に装着されて電磁波を生成するマグネトロン120と、ケースユニット110の他方側の内部に装着されマグネトロン120に常用交流電源を高圧に昇圧して供給する電源装置130と、マグネトロン120の出口部に連通されてマグネトロン120から生成した電磁波を伝達する導波管140と、導波管140の上部に配設され内部に封入された物質が電磁波エネルギーにより励起(excited state)してプラズマ化し光を発生する電球150と、導波管140及び電球150の上方に被せられて、電磁波は遮断して光は通過するように網状体により形成された共振器160と、共振器160を収容して電球150から発生した光を直進させるように集中反射する反射鏡がさ170とを具備している。
【0019】
また、図1、2に示すように、ケースユニット110は、マグネトロン120が収容される内部空間を有して一方側面及び上面が開口した第1ケース111と、電源装置130が収容される内部空間を有して第1ケース111に対設されるように一方側面及び上面が開口した第2ケース112と、それら第1ケース111と第2ケース112との間に介在されて各ケース111、112を相互に断熱する断熱部材113と、第1ケース111及び第2ケース112の上面に覆蓋された蓋板114とから構成されている。
【0020】
また、第1ケース111は、図3に示すように、三方の側面が矩形状のアルミニウムのような熱伝導性の高い金属により形成され、断熱部材113の側面に接する開放された一方側面には内側方向にケースリブ111aが形成されている。
【0021】
ケースリブ111aの中央には、断熱部材113を間に置いて、後述する第2ケース112のケースリブ112aに締結するボルトBを挿通するための締結穴111bが形成されている。
【0022】
また、第1ケース111の外側壁面には、マグネトロンから発生した熱を放出するために、複数の放熱フィン111cがダイカストまたは押出成形により突出形成されている。第1ケース111の内部空間には、マグネトロン120を装着した後、該マグネトロン120を密封させるために、図7に示すように、プラスチック材料より成る伝熱防止板111dが配設されている。
【0023】
また、第2ケース112は、図3に示すように、アルミニウムのような熱伝導性の高い金属により第1ケース111と略同様に三方の側面が形成され、断熱部材113の他方面に接する開放された一方側面には、第1ケース111のケースリブ111aと対向する締結穴112bが形成されたケースリブ112aが形成されている。
【0024】
また、第2ケース112の外側壁面にも、第1ケース111と同様に複数の放熱フィン112cがダイカストまたは押出成形により突出されている。第2ケース112の内部空間にも、図7に示すように、第1ケース111と同様に、電源装置130を装着した後、該電源装置130の上部がプラスチック材の伝熱防止フレーム112dにより密閉される。
【0025】
図4に示すように、断熱部材113を第1及び第2ケース111、112の外部まで拡大して、両側のケースリブ111a、112aと一緒に締結することもできる。
【0026】
また、図3から図6に示すように、断熱部材113は、中央に電球モータMや導波管140の一部が位置する点を勘案して、略U字状に形成される。このとき、断熱部材113は、熱伝導率が低く高強度のステンレスにより断熱板113aが形成され、該断熱板113aの両側面には、ゴムによりシーリング板113bが被覆され、該シーリング板113bに第1ケース111及び第2ケース112が緊密に密着される。
【0027】
図5に示すように、シーリング板113bを断熱板113aと同様な形状に形成する第1実施形態と、図6に示すように、シーリング板113bを断熱板113aと第1ケース111及び第2ケース112とに接する部位のみに形成する第2実施形態とがある。
【0028】
断熱板113a及びシーリング板113bには、各ケースリブ111a、112aの締結穴111b、112bに対向する同様なボルト貫通穴が成されており、締結ボルトBにより断熱板113aに第1及び第2ケース111、112を夫々締結することができる。
【0029】
また、蓋板114は、第1ケース111及び第2ケース112の平面広さと少なくとも同様になるように、アルミニウム板により形成され、その周縁部には断熱材114cが接着されている。これにより、第1ケース111と第2ケース112との間の熱伝導が遮断される。更に、蓋板114の中央には、導波管140及び共振器160を連通させる電磁波誘導穴114aが形成されている。
【0030】
蓋板114は、ケースユニット110を組立てるとき、一番最後に組立てるため、第1及び第2ケース111、112の外部に締結することができる。
従って、それら第1及び第2ケース111、112の四方隅部は、外側に延長形成されて、その中央に締結穴111f、112fが形成された蓋板リブ111e、112eが形成されている。蓋板リブ111e、112eの締結穴111f、112fに対向して蓋板114の隅部にも貫通穴114bが夫々形成されており、該蓋板114が第1及び第2ケース111、112の上面にボルトにより固定される。
【0031】
一方、第1及び第2ケース111、112及び蓋板114は、前述したように、熱伝導性の高い同様な材質により形成するが、場合によっては、相互に異なる異種材質により形成することもできる。
【0032】
図7に示すように、マグネトロン120は、陽極部、陰極部及びマグネットから構成されて、陰極部に電流を供給する時、電球の発光物質が光を発生するように電磁波を発生する。マグネトロン120の陰極部の外周面にアルミニウムまたは銅などの熱伝導率の高い伝熱部材121が連結され、該伝熱部材121の他方端は第1ケース111の内側面に連結されている。
【0033】
また、伝熱部材121及びマグネトロン120の接触部位は、熱伝導効率を高めるために、半田づけまたはサーマルボンドにより結合され、導波管140は、左右側の長い矩形状に形成して第1ケース111に配設し、その一方側がマグネトロン120の出口に挿入連結される反面、他方側は共振器160の開口側に連通されている。
【0034】
電球150は、透光体の石英を利用して球状に形成し、その内部にバッファガス、発光物質及び放電触媒物質を充填して、共振器160の内部に収納される発光部151と、該発光部151の下方端の中央に一体に形成して、ケースユニット110の内部に配設された電球モータMの回転軸に結合する軸部152とから構成されている。
【0035】
また、電球モータMは、マグネトロン120と電源装置130との間において断熱部材113の凹溝に配設されている。電球モータMは、耐熱性を有するボールベアリングタイプで形成され、150℃以上でも耐えられるエナメルコイルタイプで形成される。
【0036】
また、共振器160は、上面に網状体が配設された円筒状に形成され、開口した下方端が導波管140の出口に結合される。
また、図9に示すように、共振器160の内部には、電球150の発熱部151と導波管140間に位置して、電磁波は通過させて、光は前方側に反射する誘電体鏡180が配設されている。該誘電体鏡180と導波管との間には、発光部151から発生する熱がケースユニット110の内部に浸透することを遮断するために誘電体により形成された電球熱遮断板190が配設されており、該電球熱遮断板190は、石英(quarts)やアルミナ(alumina)により形成される。
【0037】
以下、このように構成された本発明に係る無電極照明システムの冷却装置の組立及び作用を説明する。
まず、図1、7に示すように、第1ケース111にマグネトロン120を装着して、該マグネトロン120の出口に導波管140を連結した状態で、該導波管140の出口を共振器160の下方端に連結した後、プラスチックにより形成された伝熱防止板111dを用いてマグネトロン120を閉鎖する。
【0038】
次いで、第2ケース112に電源装置130を装着した後、伝熱防止フレーム112dにより電源装置130を閉鎖し、第1ケース111と第2ケース112の間に断熱部材113を配置し、それら第1及び第2ケース111、112のケースリブ111a、112aを締結ボルトB及び締結ナット(図示せず)により締結する。
【0039】
次いで、マグネトロン120に導波管140を結合すると共に、電球モータMに連結された電球150をケースユニット110の断熱部材113の中間に配置する。その後、第1ケース111及び第2ケース112の開放された上面を蓋板114により閉じ、これを締結ボルト及び締結ナットにより蓋板リブ111e、112eに固定してケースユニット110の組立を終了する。
【0040】
このように組立てられた無電極照明システムの冷却装置では、マグネトロン120から生成する電磁波が導波管140を通して共振器160の内部に放射される。その電磁波により電球150内の封入された物質が放電し、固有の放出スペクトルを有する光が発生し、その光は、反射鏡がさ170及び誘電体鏡180により前方に反射して空間を明るく照らす。
【0041】
この時、マグネトロン120及び電源装置130からは熱が発生する。第1ケース111及び第2ケース112が断熱部材113により分割されているので、第1ケースの内部が高温部となり、第2ケースの内部が低温部となり、各第1及び第2ケース111、112の放熱フィン111c、112cを通してマグネトロン120及び電源装置130から発生する熱は外部に放散される。
【0042】
特に、電源装置130は、その内部に熱に弱い各種素子が配設されており、相対的に高いマグネトロン120の熱が電源装置130側に伝わると、この熱により電源装置130内部の各種素子が破損することが危惧される。本実施形態では、第1ケース111と第2ケース112との間に、熱伝導性が比較的低く、所定強度を有するステンレスにより形成された断熱板113aを配設して、マグネトロン120から発生する熱が電源装置130へ伝わることを防止しているので、電源装置130の過熱を未然に防止することができる。
【0043】
また、マグネトロン120をヒートパイプやアルミニウム棒のような伝熱部材121により第1ケース111に連結することで、マグネトロン120から発生した熱は迅速に第1ケース111を経て外部に放熱される。
【0044】
また、電球150と導波管140との間には、誘電体により形成される電球熱遮断板190が備えられており、電球150の発光部151から発生する熱がケースユニット110の内部に伝わることを防止している。
【0045】
また、第1ケース111及び第2ケース112を内側で締結する場合、蓋板114を一体型に形成することで、該蓋板114を通して熱が高温部から低温部に伝わることが危惧されるが、蓋板114と第1及び第2ケース111、112との接触面に断熱材114cを取着することで、高温部から低温部への熱伝導を防止することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る無電極照明システムの冷却装置によれば、第1ケースと第2ケースとに分割し、両者間に断熱部材を配設し、第1ケース内に装着されたマグネトロンから発生する高熱が第2ケースに装着された電源装置へ伝わることを防止または最小化し、その熱をケースユニットの放熱フィンから放出することで、冷却ファンを設けることなく電源装置の過熱を防止し、且つ、空気の吸入及び排出口をなくすことで、照明システムを屋外に設置する場合の異物の進入を防止しすると共に、室内に設置する場合の冷却ファンの騷音を除去し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無電極照明システムの冷却装置の構造を示した分解斜視図である。
【図2】本発明に係る無電極照明システムの冷却装置の組立状態を示した縦断面図である。
【図3】図2においてAで示す部分を拡大して示す、ケースリブと第1及び第2ケースとの締結構造の第1実施形態を示した断面図である。
【図4】図2においてAで示す部分を拡大して示す、ケースリブと第1及び第2ケースとの締結構造の第2実施形態を示した断面図である。
【図5】本発明に係る断熱部材の両側にシーリング材を取着した構造の第1実施形態を示した斜視図である。
【図6】本発明に係る断熱部材の両側にシーリング材を取着した構造の第2実施形態を示した斜視図である。
【図7】本発明に係る無電極照明システムの冷却装置のケースの内部を示した縦断面図である。
【図8】本発明に係る無電極照明システムの冷却装置の蓋板の背面斜視図である。
【図9】本発明に係る無電極照明システムの冷却装置の共振器内部を示すため一部を破断して示す斜視図である。
【図10】従来技術による無電極照明システムの構成を示した縦断面図である。
【符号の説明】
110…ケースユニット
111…第1ケース
112…第2ケース
111c…放熱フィン
112c…放熱フィン
113…断熱部材
114…蓋板
120…マグネトロン
121…伝熱部材
130…電源装置
140…導波管
150…電球
160…共振器
170…反射鏡がさ
180…誘電体鏡
190…電球熱遮断板

Claims (11)

  1. 電力を供給する電源装置と、該電源装置から受けた電力により電磁波を発生するマグネトロンと、前記電磁波により不活性ガスをイオン化して光を発生する電球と、前記マグネトロン及び電源装置の外側を包囲すると共に前記マグネトロンから発生した熱を放散するケースユニットとを具備する無電極照明システムの冷却装置において、
    前記ケースユニットは、前記マグネトロンの外側に配設された第1ケースと、前記電源装置の外側を包囲すると共に前記第1ケースと連結された第2ケースとを具備しており、
    前記第1ケース及び第2ケースは、外側壁面に前記マグネトロンから発生した熱を放散する複数の放熱フィンが一体に成形されている、ことを特徴とする無電極照明システムの冷却装置。
  2. 前記第1ケースの内部には、前記マグネトロンと電源装置との間に設けられた導波管の下方側の第1ケースの側壁面下方に仕切られて熱伝逹を塞ぐ伝熱防止板が立設されている請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  3. 前記第1ケース内のマグネトロンには、一方側がマグネトロンの外側面に連結され、他方端が第1ケースの一方側壁面に連結されてマグネトロンを冷却する伝熱部材が装着されている請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  4. 前記第2ケースには、該第2ケースの上部と前記電源装置の外側壁との間に前記マグネトロンから伝達される熱を遮断する伝熱防止フレームが被覆されている請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  5. 前記伝熱防止板及び伝熱防止フレームは、熱の伝達を減少するためにプラスチック材質により形成されている請求項2又は4に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  6. 前記第1ケースと第2ケースとの間には、マグネトロンから発生した熱が電源装置に伝達されることを防止する断熱部材が配設されている請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  7. 前記断熱部材の両側面には、前記第1ケース及び第2ケースに接触するゴム製のシーリング板が被覆形成され、該シーリング板は、断熱部材と同様な形状に形成されるか、または前記第1ケース及び第2ケースに接する部位のみに被覆形成されることを特徴とする請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  8. 前記断熱部材は、電球モータを収容するために中央上部が開放された略U字状に形成されている請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  9. 前記第1ケース及び第2ケースの上部には、前記各ケースを開閉する蓋板が被覆され、前記第1及び第2ケースと蓋板とが接する蓋板の下側縁部には、断熱材が接着されている請求項に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  10. 前記電球の下方側には、前記電球の発光部から発生した熱がケースユニットの内部に伝わることを最小化するために、誘電体の電球熱遮断板が形成されている請求項1に記載の無電極照明システムの冷却装置。
  11. 前記電球熱遮断板は、石英(quartz)またはアルミナ(alumina)により形成されている請求項10に記載の無電極照明システムの冷却装置。
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