JP4367083B2 - プロトコル変換機、プロトコル変換システム、設備機器の管理方法及び管理プログラム - Google Patents

プロトコル変換機、プロトコル変換システム、設備機器の管理方法及び管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プロトコル変換機、プロトコル変換システム、設備機器の管理方法及び管理プログラムに関する。
設備機器に接続されるためのネットワークである第1ネットワークと、設備機器を管理する管理装置に接続されているネットワークであり第1ネットワークとは異なるプロトコルを用いたネットワークである第2ネットワークとが、プロトコル変換機に接続されている場合に、設備機器が第1ネットワークに接続されることがある。従来このようなとき、管理装置が設備機器を管理するための情報である管理情報は、人間が作成し、プロトコル変換機に入力されることにより設定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−358116 (第1−4頁、第1,2図)
しかし、従来の技術では、設備機器が第1ネットワークに接続されるたびに、管理情報が人間により作成され、管理情報がプロトコル変換機に入力される。そのため、第1ネットワークにおいて接続される設備機器の数が多い場合には、プロトコル変換機に入力する手間が煩雑なことがある。
そこで、本発明の課題は、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができるプロトコル変換機、プロトコル変換システム、設備機器の管理方法及び管理プログラムを提供することにある。
請求項1に係るプロトコル変換機は、第1ネットワークと第2ネットワークとを接続するプロトコル変換機であって、認識部と、生成部とを備える。第1ネットワークは、設備機器に接続されるためのネットワークである。第2ネットワークは、管理装置に接続されているネットワークであり、第1ネットワークとは異なるプロトコルを用いたネットワークである。管理装置は、設備機器を管理する。認識部は、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。認識部は、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とを認識する。生成部は、認識部が認識した情報と、設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、管理情報を生成する。管理情報は、管理装置が設備機器を管理するための情報である。管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。また、認識部が、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報と、設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、管理情報を生成する。管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
したがって、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とに基づき、管理情報を生成するので、管理情報を詳細に決定することができる。また、管理情報が第1ネットワークにおける設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が設備機器を管理することができる。また、管理情報が設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が設備機器を詳細に管理することができる。
請求項2に係るプロトコル変換機は、請求項1に記載のプロトコル変換機であって、認識部は、他の設備機器が第1ネットワークにおいて追加された場合にも、他の設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。他の設備機器は、設備機器とは異なる設備機器である。認識部は、第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスと、他の設備機器の種類と、を認識する。生成部は、認識部が認識した情報と、他の設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、他の管理情報を生成する。他の管理情報は、管理装置が他の設備機器を管理するための情報である。他の管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスと、他の設備機器の監視情報又は制御情報と、を含む。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークに設備機器が接続されている。第1ネットワークにおいて、他の設備機器が、追加される。第1ネットワークを経由して他の設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して他の設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、他の設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。また、認識部が、第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスと、他の設備機器の種類とを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報と、他の設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、他の管理情報を生成する。他の管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスと、他の設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
したがって、他の設備機器を自動的に認識して他の管理情報を自動的に生成することができる。このため、他の設備機器が第1ネットワークにおいて追加されたときでも、他の管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスと、他の設備機器の種類とに基づき、他の管理情報を生成するので、他の管理情報を詳細に決定することができる。また、他の管理情報が第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が他の設備機器を管理することができる。また、他の管理情報が他の設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が他の設備機器を詳細に管理することができる。
請求項3に係るプロトコル変換機は、請求項1に記載のプロトコル変換機であって、認識部は、設備機器が第1ネットワークにおいて更新された場合にも、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークに設備機器が接続されている。第1ネットワークにおいて、設備機器が更新される。第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報に基づき、管理情報を生成する。
したがって、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークにおいて更新されたときでも、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項4に係るプロトコル変換機は、請求項1に記載のプロトコル変換機であって、送信部と、受信部とをさらに備える。送信部は、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信する。受信部は、第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信する。認識部は、応答の信号に基づき、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。
このプロトコル変換機では、送信部が、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信する。受信部が、第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信する。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、応答の信号に基づき、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報に基づき、管理情報を生成する。
したがって、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項5に係るプロトコル変換機は、請求項1又は3又は4のいずれかに記載のプロトコル変換機であって、監視情報又は制御情報は、設備機器の種類に基づいて定められている。
このプロトコル変換機では、管理情報が、送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。監視情報又は制御情報が、設備機器の種類に基づいて定められている。
したがって、設備機器と種類が同じである設備機器が複数だけ第1ネットワークに接続された場合に、管理情報と同様の情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、設備機器と種類が異なっていても監視情報又は制御情報が設備機器とほぼ同様である設備機器が複数だけ第1ネットワークに接続された場合に、管理情報と同様の情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項6に係るプロトコル変換機は、請求項1から5のいずれかに記載のプロトコル変換機であって、プロトコル変換部をさらに備える。プロトコル変換部は、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとを相互に変換する。第1ネットワークは、クローズドネットワークである。第2ネットワークは、オープンネットワークである。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークが、クローズドネットワークである。第1ネットワークでは、メーカ固有のデータ形式でデータが送受信される。第2ネットワークが、オープンネットワークである。第2ネットワークでは、標準化されたデータ形式でデータが送受信される。プロトコル変換部が、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとを相互に変換する。
したがって、第1ネットワークがクローズドネットワークであっても、管理装置が設備機器を管理することができる。
請求項7に係るプロトコル変換機は、請求項1又は3から6のいずれかに記載のプロトコル変換機であって、出力部をさらに備える。出力部は、管理情報を外部に出力する。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報に基づき、管理情報を生成する。出力部が、管理情報を受け取ることができる。出力部が、管理情報を外部に出力する。
したがって、管理情報をプロトコル変換機から読み出すことができる。このため、管理情報を管理装置へ受け渡すことができる。
請求項8に係るプロトコル変換機は、請求項7に記載のプロトコル変換機であって、記憶部をさらに備える。記憶部は、管理情報を記憶する。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報に基づき、管理情報を生成する。記憶部が、管理情報を生成部から受け取ることができる。記憶部が、管理情報を記憶する。出力部が、記憶部から管理情報を受け取ることができる。出力部が、管理情報を外部に出力する。
したがって、管理情報が記憶されているので、管理情報が生成されてから時間が経過したあとでも、管理情報をプロトコル変換機から読み出すことができる。
請求項9に係るプロトコル変換機は、請求項1又は3から6のいずれかに記載のプロトコル変換機であって、送信部は、管理情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信する。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報に基づき、管理情報を生成する。送信部が、管理情報を受け取ることができる。送信部が、管理情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信する。
したがって、管理情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信する。このため、管理装置が、第2ネットワーク経由で管理情報を受信することができる。
請求項10に係るプロトコル変換機は、請求項9に記載のプロトコル変換機であって、記憶部をさらに備える。記憶部は、管理情報を記憶する。
このプロトコル変換機では、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号を受信することができる。認識部が、応答の信号を受け取ることができる。これにより、認識部が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。生成部が、認識部が認識した情報を認識部から受け取ることができる。生成部が、認識部が認識した情報に基づき、管理情報を生成する。記憶部が、管理情報を生成部から受け取ることができる。記憶部が、管理情報を記憶する。送信部が、記憶部に記憶された情報を受け取ることができる。送信部が、記憶部に記憶された情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信する。
したがって、管理情報が記憶されているので、管理情報が生成されてから時間が経過したあとでも、管理情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信することができる。このため、管理装置が、第2ネットワーク経由で管理情報を受信することができる。
請求項11に係るプロトコル変換システムは、請求項1から10のいずれかに記載のプロトコル変換機と、第1ネットワークと、第2ネットワークとを備える。第1ネットワークは、設備機器に接続されるためのネットワークである。第2ネットワークは、管理装置に接続されているネットワークであり、第1ネットワークとは異なるプロトコルを用いたネットワークである。管理装置は、設備機器を管理する。
このプロトコル変換システムでは、第1ネットワークを経由してプロトコル変換機から設備機器に問い合わせる信号を送信することができる。第1ネットワークを経由して設備機器からプロトコル変換機が応答の信号を受信することができる。これにより、プロトコル変換機が、設備機器が第1ネットワークに接続されたことを認識する。プロトコル変換機が、認識した情報に基づき、管理情報を生成する。
したがって、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項12に係る設備機器の管理方法は、第1ネットワークと第2ネットワークとを接続するプロトコル変換機において行われる設備機器の管理方法であって、認識ステップと、生成ステップとを備える。第1ネットワークは、設備機器に接続されるためのネットワークである。第2ネットワークは、管理装置に接続されているネットワークであり、第1ネットワークとは異なるプロトコルを用いたネットワークである。管理装置は、設備機器を管理する。認識ステップでは、設備機器が第1ネットワークに接続されたことが認識される。認識ステップでは、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とが認識される。生成ステップでは、認識ステップで認識された情報と、設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、管理情報が生成される。管理情報は、管理装置が設備機器を管理するための情報である。管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
この設備機器の管理方法では、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号が送信され得る。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号が受信され得る。認識ステップにおいて、応答の信号が受け取られ得る。これにより、認識ステップにおいて、設備機器が第1ネットワークに接続されたことが認識される。認識ステップにおいて、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とが認識される。生成ステップにおいて、認識ステップで認識された情報が受け取られ得る。生成ステップにおいて、認識ステップで認識された情報と、設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、管理情報が生成される。管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
したがって、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とに基づき、管理情報を生成するので、管理情報を詳細に決定することができる。また、管理情報が第1ネットワークにおける設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が設備機器を管理することができる。また、管理情報が設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が設備機器を詳細に管理することができる。
請求項13に係る管理プログラムは、第1ネットワークと第2ネットワークとを接続するプロトコル変換機に、設備機器の管理を行わせる管理プログラムであって、認識ステップと、生成ステップとを備える。第1ネットワークは、設備機器に接続されるためのネットワークである。第2ネットワークは、管理装置に接続されているネットワークであり、第1ネットワークとは異なるプロトコルを用いたネットワークである。管理装置は、設備機器を管理する。認識ステップでは、設備機器が第1ネットワークに接続されたことが認識される。認識ステップでは、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とが認識される。生成ステップでは、認識ステップで認識された情報と、設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、管理情報が生成される。管理情報は、管理装置が設備機器を管理するための情報である。管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
この管理プログラムでは、第1ネットワークを経由して設備機器に問い合わせる信号が送信され得る。第1ネットワークを経由して設備機器から応答の信号が受信され得る。認識ステップにおいて、応答の信号が受け取られ得る。これにより、認識ステップにおいて、設備機器が第1ネットワークに接続されたことが認識される。認識ステップにおいて、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とが認識される。生成ステップにおいて、認識ステップで認識された情報が受け取られ得る。生成ステップにおいて、認識ステップで認識された情報と、設備機器の監視・制御情報のテンプレートとに基づき、管理情報が生成される。管理情報は、第1ネットワークにおいて送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報と、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の監視情報又は制御情報とを含む。
したがって、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とに基づき、管理情報を生成するので、管理情報を詳細に決定することができる。また、管理情報が第1ネットワークにおける設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が設備機器を管理することができる。また、管理情報が設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が設備機器を詳細に管理することができる。
請求項1に係るプロトコル変換機では、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とに基づき、管理情報を生成するので、管理情報を詳細に決定することができる。また、管理情報が第1ネットワークにおける設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が設備機器を管理することができる。また、管理情報が設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が設備機器を詳細に管理することができる。
請求項2に係るプロトコル変換機では、他の設備機器を自動的に認識して他の管理情報を自動的に生成することができる。このため、他の設備機器が第1ネットワークにおいて追加されたときでも、他の管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスと、他の設備機器の種類とに基づき、他の管理情報を生成するので、他の管理情報を詳細に決定することができる。また、他の管理情報が第1ネットワークにおける他の設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が他の設備機器を管理することができる。また、他の管理情報が他の設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が他の設備機器を詳細に管理することができる。
請求項3に係るプロトコル変換機では、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークにおいて更新されたときでも、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項4に係るプロトコル変換機では、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項5に係るプロトコル変換機では、設備機器と種類が同じである設備機器が複数だけ第1ネットワークに接続された場合に、管理情報と同様の情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、設備機器と種類が異なっていても監視情報又は制御情報が設備機器とほぼ同様である設備機器が複数だけ第1ネットワークに接続された場合に、管理情報と同様の情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項6に係るプロトコル変換機では、第1ネットワークがクローズドネットワークであっても、管理装置が設備機器を管理することができる。
請求項7に係るプロトコル変換機では、管理情報をプロトコル変換機から読み出すことができる。このため、管理情報を管理装置へ受け渡すことができる。
請求項8に係るプロトコル変換機では、管理情報が記憶されているので、管理情報が生成されてから時間が経過したあとでも、管理情報をプロトコル変換機から読み出すことができる。
請求項9に係るプロトコル変換機では、管理情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信する。このため、管理装置が、第2ネットワーク経由で管理情報を受信することができる。
請求項10に係るプロトコル変換機では、管理情報が記憶されているので、管理情報が生成されてから時間が経過したあとでも、管理情報を第2ネットワーク経由で管理装置へ送信することができる。このため、管理装置が、第2ネットワーク経由で管理情報を受信することができる。
請求項11に係るプロトコル変換システムでは、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。
請求項12に係る設備機器の管理方法では、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とに基づき、管理情報を生成するので、管理情報を詳細に決定することができる。また、管理情報が第1ネットワークにおける設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が設備機器を管理することができる。また、管理情報が設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が設備機器を詳細に管理することができる。
請求項13に係る管理プログラムでは、設備機器を自動的に認識して管理情報を自動的に生成することができる。このため、設備機器が第1ネットワークに接続されたときに、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができる。また、第1ネットワークにおける設備機器のアドレスと、設備機器の種類とに基づき、管理情報を生成するので、管理情報を詳細に決定することができる。また、管理情報が第1ネットワークにおける設備機器のアドレスを含むので、第1ネットワークのプロトコルと第2ネットワークのプロトコルとが異なっていても、管理装置が設備機器を管理することができる。また、管理情報が設備機器の監視情報又は制御情報を含むので、管理装置が設備機器を詳細に管理することができる。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態にかかるプロトコル変換システム1の構成図を示す。また、本発明の第1実施形態にかかるプロトコル変換システム1の構成要素の構成図を図2に示す。
<プロトコル変換システム1の全体構成>
図1に示すプロトコル変換システム1は、主として管理装置20、プロトコル変換機30、空調機システム群60(60a,60b,・・・)、BACnet(登録商標)ネットワーク10及びネットワーク50とを備える。
管理装置20とプロトコル変換機30とはBACnetネットワーク10で接続されている。プロトコル変換機30と空調機システム群60(60a,60b,・・・)とはネットワーク50で接続されている。BACnetネットワーク10とネットワーク50とはプロトコル変換機30で接続されている。
<空調機システム群60(60a,60b,・・・)の構成>
図1に示すように、空調機システム群60(60a,60b,・・・)は、主として室内機群(62a,63b,64a,・・・,62b,63b,64b,・・・)と室外機群61(61a,61b,・・・)とを備える。
室内機群(62a,63b,64a,・・・,62b,63b,64b,・・・)と室外機群61(61a,61b,・・・)とは、ネットワーク50で接続されている。
<管理装置20の構成>
図1に示す管理装置20は、通常のパーソナルコンピュータ(PC、Macintosh(登録商標)など)又はエンジニアリングワークステーション(EWS)などと同様の構成である。
図1に示す管理装置20は、空調機システム群60(60a,60b,・・・)の室内機62a,63b,64a,・・・,62b,63b,64b,・・・(以下、室内機62a等とする)を管理制御する。
<プロトコル変換機30の構成>
図1に示すプロトコル変換機30は、図2に示すように、主として送信部31,プロトコル変換部32,受信部33,認識部34,生成部35,記憶部36,出力部37及びデータベース38を備える。
送信部31は、ネットワーク50を経由して、室内機62a等に、問い合わせる信号を送信する。受信部33は、ネットワーク50を経由して室内機62a等から応答の信号を受信する。プロトコル変換部32は、応答の信号を受信部33から受け取る。プロトコル変換部32は、応答の信号を、ネットワーク50のプロトコルから認識部34が読める形式へ変換する。プロトコル変換部32は、応答の信号を変換した情報を認識部34へ渡す。そして、認識部34は、応答の信号を変換した情報に基づき、室内機62a等がネットワーク50に接続されたことを認識する。生成部35は、認識部34が認識した図5に示す情報341を図2に示す認識部34から受け取る。生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341と、図2に示す記憶部36に記憶されている図6に示す監視・制御情報のテンプレート361とから、図7に示すようなBACnetのオブジェクト番号385を生成する。すなわち、BACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を生成する。図2に示す記憶部36が、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を図2に示す生成部35から受け取る。記憶部36が、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を図2に示すデータベース38として記憶する。生成部35が、記憶部36に記憶されている図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384と、図2に示す記憶部36に記憶されている図6に示す監視・制御情報のテンプレート361とから、図8に示すデータファイル371を生成する。図2に示す記憶部36が、図8に示すデータファイル371を生成部35から受け取る。図2に示す記憶部36が、図8に示すデータファイル371を記憶する。図2に示す出力部37が、記憶部36に記憶された情報すなわち図8に示すデータファイル371を受け取る。図2に示す出力部37が、図8に示すデータファイル371を外部に出力する。
<BACnetネットワーク10の構成>
図1に示すように、BACnetネットワーク10は、管理装置20とプロトコル変換機30とを接続している。
図1に示すBACnetネットワーク10では、図7に示すように、標準化されたデータ形式でデータが送受信される。すなわち、先頭10ビットにBACnetオブジェクトタイプ381が備えられた形式で送受信される。また、クライアントとサーバーの関係が固定されておらず、リクエストを要求する側がクライアントで、リクエストに応答する側がサーバーとなる。そのため、クライアントでは、サーバーが持つ図7に示すような標準化されたデータ形式を扱うことで、装置間のインターオペラビリティが実現される。ゆえに、BACnetネットワーク10は、オープンネットワークである。
<ネットワーク50の構成>
図1に示すネットワーク50は、BACnetネットワーク10とは異なる方式のネットワークであり、メーカ固有のネットワークである。
図1に示すネットワーク50では、メーカ固有のデータ形式でデータが送受信される。すなわち、ネットワーク50は、クローズドネットワークである。
<認識部34が認識する情報341の構成>
図2に示す認識部34が認識する図4に示す情報341は、図5に示すように、主として室内機のアドレス342と室内機の種類343とを備える。室内機のアドレス342は、図1に示すネットワーク50における室内機62a等のアドレスである。室内機の種類343は、図1に示すネットワーク50における室内機62a等の種類である。
図5に示す室内機のアドレス342と室内機の種類343とは、図1に示す室内機62a等に記憶されており、図2に示す認識部34により、図1に示す室内機62a等からの応答の信号に基づき、認識される。
<記憶部36が記憶しているテンプレート361の構成>
図2に示す記憶部36が記憶している図4に示すテンプレート361は、図6に示すように、主としてメンバ番号362,名称363,オブジェクト名364,オブジェクトタイプ365,第1の値366,第2の値367,第3の値368及び第4の値369を備える。
メンバ番号362及びオブジェクトタイプ365は、オブジェクトのインスタンスが図2に示す生成部35により生成される際に、参照される。図6に示すメンバ番号362は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報の整理番号である。図6に示す名称363は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報の名称である。図6に示すオブジェクト名364は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報のBACnetネットワーク10における名称である。図6に示すオブジェクトタイプ365は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報のBACnetネットワーク10におけるデータのタイプである。図6に示す第1の値366は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報において、室内機62a等が取る具体的な第1の値である。図6に示す第2の値367は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報において、室内機62a等が取る具体的な第2の値である。図6に示す第3の値368は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報において、室内機62a等が取る具体的な第3の値である。図6に示す第4の値369は、図1に示す室内機62a等の監視・制御情報において、室内機62a等が取る具体的な第4の値である。
図6に示すテンプレート361は、図1に示す室内機62a等の種類ごとに図2に示す記憶部36で記憶されている。認識部34が認識する図5に示す情報341のうち室内機の種類343が、図2に示す生成部35により受け取られる。生成部35は、図5に示す室内機の種類343に基づき、図2に示す記憶部36が記憶している図6に示すテンプレート361を選択する。
<記憶部36のデータベース38の構成>
図4に示すBACnetのオブジェクト番号385は、図7に示すように、4バイトのデータで構成される。4バイトのデータのうち、上位10ビットは、BACnetオブジェクトタイプ381である。下位2バイトは、室内機のアドレス382の1バイトと、メンバ番号383の1バイトとで構成される。BACnetのオブジェクト番号385のうち、BACnetオブジェクトタイプ381以外の部分が、オブジェクトのインスタンス384である。
図1に示すBACnetネットワーク10では、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を用いてデータの送受信が行われる。図1に示すBACnetネットワーク10のプロトコルにより、上位10ビットは、図7に示すように、必ずBACnetオブジェクトタイプとしなければならないこととなっている。
図4に示すように、BACnetのオブジェクト番号385は、図2に示す認識部34が認識する図4に示す情報341と、図2に示す記憶部36が記憶している図4に示すテンプレート361とから、生成される。具体的には、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381は、図6に示すオブジェクトタイプ365をもとに決められる。図7に示す室内機のアドレス382は、図5に示す室内機のアドレス342をもとに決められる。図7に示すメンバ番号383は、図6に示すメンバ番号362をもとに決められる。
<出力部37から出力されるデータファイル371の構成>
図2に示す出力部37から出力される図4に示すデータファイル371は、図8に示すように、主としてオブジェクトタイプ372,名称373,メンバ番号374、室内機のアドレス375及びオブジェクトID376を備える。
図8に示すように、データファイル371は、CSV(Comma Separated Value)形式である。
図4に示すように、データファイル371は、図2に示すデータベース38の情報すなわちBACnetのオブジェクト番号385と、記憶部36が記憶している図4に示すテンプレート361とから、図2に示す生成部35により生成され、記憶部36に記憶される。具体的には、図8に示すBACnetオブジェクトタイプ372は、図7に示すオブジェクトタイプ381をもとに決められる。図8に示す名称373は、図6に示す名称363をもとに決められる。図8に示すメンバ番号374は、図6に示すメンバ番号362又は図7に示すメンバ番号383をもとに決められる。図8に示す室内機のアドレス375は、図7に示す室内機のアドレス382をもとに決められる。図8に示すオブジェクトID376は、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385をもとに決められる。
<プロトコル変換システム1が室内機62a等を管理する処理の流れ>
図1に示すプロトコル変換システム1が室内機62a等を管理する処理の流れを、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3に示すステップS1では、室内機が接続される。すなわち、図1に示す室内機62a等がネットワーク50に接続される。
図3に示すステップS2では、問い合わせが行われる。すなわち、図2に示す送信部31により、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等に問い合わせる信号が送信される。
図3に示すステップS3では、応答が行われる。すなわち、図1に示す室内機62a等により、問い合わせる信号に応答して応答の信号がプロトコル変換機30へネットワーク50経由で送信される。図2に示すプロトコル変換機30の受信部33により、図1に示すネットワーク50を経由して室内機62a等から応答の信号が受信される。
図3に示すステップS4では、室内機の接続が認識される。すなわち、図2に示すプロトコル変換部32により、応答の信号が受信部33から受け取られる。プロトコル変換部32により、応答の信号が、ネットワーク50のプロトコルから認識部34が読める形式へ変換される。プロトコル変換部32により、応答の信号を変換した情報が認識部34へ渡される。そして、認識部34により、応答の信号を変換した情報に基づき、図1に示す室内機62a等がネットワーク50に接続されたことが認識される。具体的には、図5に示すような情報341が認識される。
図3に示すステップS5では、オブジェクトのインスタンスが生成される。すなわち、図2に示す生成部35により、認識部34が認識した図5に示す情報341が図2示す認識部34から受け取られる。生成部35により、認識部34が認識した図5に示す情報341と、図2に示す記憶部36に記憶されている図6に示す監視・制御情報のテンプレート361とから、図7に示すようなBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384が生成される。
図3に示すステップS6では、オブジェクトのインスタンスが記憶される。すなわち、図2に示す記憶部36により、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384が図2に示す生成部35から受け取られる。記憶部36により、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384が図2に示すデータベース38として記憶される。
図3に示すステップS7では、データファイルが読み出される。すなわち、図1に示すプロトコル変換機30の管理者から、読み出しの指令がプロトコル変換機30により受けられる。図2に示す生成部35により、記憶部36に記憶されている図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384と、図2に示す記憶部36に記憶されている図6に示す監視・制御情報のテンプレート361とから、図8に示すデータファイル371が生成される。図2に示す記憶部36により、図8に示すデータファイル371が生成部35から受け取られる。図2に示す記憶部36により、図8に示すデータファイル371が記憶される。図2に示す出力部37により、記憶部36に記憶された情報すなわち図8に示すデータファイル371が受け取られる。図2に示す出力部37により、図8に示すデータファイル371が外部に出力される。
図3に示すステップS8では、データファイルの内容が管理装置へ入力される。すなわち、図1に示すプロトコル変換機30の管理者により、図8に示すデータファイル371が図1に示すプロトコル変換機30の管理者から管理装置20の管理者へと受け渡される。そして、図8に示すデータファイル371の内容が図1に示す管理装置20へ入力される。
図3に示すステップS9では、リンケージが行われる。すなわち、図1に示す管理装置20へ入力された内容と図8に示すデータファイル371の内容とが照合される。
<プロトコル変換システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図2に示す送信部31が、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等に問い合わせる信号を送信する。図2に示す受信部33が、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等から応答の信号を受信する。図2に示す認識部34が、応答の信号を受け取る。これにより、認識部34が、図1に示す室内機62a等がネットワーク50に接続されたことを認識する。図2に示す生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341を図2に示す認識部34から受け取る。生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341に基づき、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を生成する。
したがって、図1に示す室内機62a等を自動的に認識して図7に示すオブジェクトのインスタンス384を自動的に生成する。このため、図1に示す室内機62a等がネットワーク50に接続されたときに図7に示すオブジェクトのインスタンス384を図1に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
(2)
ここでは、図1に示すネットワーク50に室内機62a等が接続されている。ネットワーク50において、他の室内機62a等が、追加される。図2に示す送信部31が、ネットワーク50を経由して他の室内機62a等に問い合わせる信号を送信する。受信部33が、ネットワーク50を経由して他の室内機62a等から応答の信号を受信する。認識部34が、応答の信号を受け取る。これにより、認識部34が、他の室内機62a等がネットワーク50に接続されたことを認識する。生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341を図2に示す認識部34から受け取る。生成部35が、認識部34が認識した情報341に基づき、他の図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を生成する。
したがって、他の図1に示す室内機62a等を自動的に認識して他の図7に示すオブジェクトのインスタンス384を自動的に生成する。このため、他の図1に示す室内機62a等がネットワーク50において追加されたときでも、他の図7に示すオブジェクトのインスタンス384を図1に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
(3)
ここでは、図1に示すネットワーク50に室内機62a等が接続されている。ネットワーク50において、室内機62a等が、更新される。図2に示す送信部31が、ネットワーク50を経由して室内機62a等に問い合わせる信号を送信する。受信部33が、ネットワーク50を経由して室内機62a等から応答の信号を受信する。認識部34が、応答の信号を受け取る。これにより、認識部34が、室内機62a等がネットワーク50に接続されたことを認識する。生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341を図2に示す認識部34から受け取る。生成部35が、認識部34が認識した情報341に基づき、他の図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を生成する。
したがって、他の図1に示す室内機62a等を自動的に認識して他の図7に示すオブジェクトのインスタンス384を自動的に生成する。このため、図1に示す室内機62a等がネットワーク50において更新されたときでも、図7に示すオブジェクトのインスタンス384を図1に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
(4)
ここでは、図2に示す送信部31が、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等に問い合わせる信号を送信する。図2に示す受信部33が、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等から応答の信号を受信する。図2に示す認識部34が、応答の信号を受け取る。これにより、認識部34が、図1に示す室内機62a等について、ネットワーク50における図5に示す室内機のアドレス342と、室内機の種類343とを、認識する。図2に示す生成部35が、ネットワーク50における図5に示す室内機のアドレス342と、室内機の種類343とを、図2に示す認識部34から受け取る。生成部34が、ネットワーク50における図5に示す室内機のアドレス342と、室内機の種類343とに基づき、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を生成する。
したがって、図1に示すネットワーク50における図5に示す室内機のアドレス342と、室内機の種類343とに基づき、図7に示すオブジェクトのインスタンス384を生成するので、図7に示すオブジェクトのインスタンス384が詳細に決定される。
(5)
ここでは、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385が、BACnetオブジェクトタイプ381と、図1に示すネットワーク50における室内機62a等の図7に示す室内機のアドレス382と、メンバ番号383すなわち室内機62a等の図6に示すような監視・制御情報とを、含む。
したがって、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385が図1に示すネットワーク50における室内機62a等の図7に示す室内機のアドレス382を含むので、図1に示すネットワーク50のプロトコルとBACnetネットワーク10のプロトコルとが異なっていても、管理装置20により室内機62a等が管理される。また、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385がメンバ番号383すなわち図1に示す室内機62a等の図6に示すような監視・制御情報を含むので、図1に示す管理装置20により室内機62a等が詳細に管理される。
(6)
ここでは、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385が、BACnetオブジェクトタイプ381と、図1に示すネットワーク50における室内機62a等の図7に示す室内機のアドレス382と、メンバ番号383とを、含む。メンバ番号383を含む図6に示す監視・制御情報のテンプレート361が、図1に示す室内機62a等の種類に基づいて定められている。
したがって、室内機62a等と種類が同じである室内機62a等が複数だけネットワーク50に接続された場合に、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385と同様の情報を図1に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。また、室内機62a等と種類が異なっていても監視情報又は制御情報が室内機62a等とほぼ同様である室内機62a等が複数だけネットワーク50に接続された場合に、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385と同様の情報を図1に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
(7)
ここでは、図1に示すネットワーク50が、クローズドネットワークである。ネットワーク50では、メーカ固有のデータ形式でデータが送受信される。BACnetネットワーク10が、オープンネットワークである。BACnetネットワーク10では、標準化されたデータ形式でデータが送受信される。図2に示すプロトコル変換部30が、ネットワーク50のプロトコルとBACnetネットワーク10のプロトコルとを相互に変換する。
したがって、ネットワーク50がクローズドネットワークであっても、図1に示す管理装置20により室内機62a等が管理される。
(8)
ここでは、図2に示す送信部31が、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等に問い合わせる信号を送信する。図2に示す受信部33が、ネットワーク50を経由して図1に示す室内機62a等から応答の信号を受信する。図2に示す認識部34が、応答の信号を受け取る。これにより、認識部34が、図1に示す室内機62a等がネットワーク50に接続されたことを認識する。図2に示す生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341を図2に示す認識部34から受け取る。生成部35が、認識部34が認識した図5に示す情報341に基づき、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を生成する。図2に示す記憶部36が、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を図2に示す生成部35から受け取る。記憶部36が、図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を図2に示すデータベース38として記憶する。生成部35が、記憶部36に記憶されている図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384と、図2に示す記憶部36に記憶されている図6に示す監視・制御情報のテンプレート361とから、図8に示すデータファイル371を生成する。図2に示す記憶部36が、図8に示すデータファイル371を生成部35から受け取る。図2に示す記憶部36が、図8に示すデータファイル371を記憶する。図2に示す出力部37が、記憶部36に記憶された情報すなわち図8に示すデータファイル371を受け取る。図2に示す出力部37が、データファイル371を外部に出力する。
したがって、図8に示すデータファイル371が図1に示すプロトコル変換機30から読み出される。このため、図8に示すデータファイル371が図1に示す管理装置20へ受け渡される。
<第1実施形態の変形例>
(A)図1においてプロトコル変換機30には、空調機システム群60(60a,60b,・・・)だけでなく、設備機器群80(81,82,83,84,85,・・・)が接続されていてもよい。ここで、設備機器群80(81,82,83,84,85,・・・)は、主として制御機器81と設備機器82,83,84,85,・・・とを備える。設備機器群80(81,82,83,84,85,・・・)とプロトコル変換機30とは、ネットワーク50により接続されている。設備機器群80(81,82,83,84,85,・・・)も、空調機システム群60(60a,60b,・・・)と同様に、プロトコル変換機30からの問い合わせの信号を受信して応答の信号を送信する。したがって、図1に示す設備機器82,83,84,85,・・・を自動的に認識してオブジェクトのインスタンスを自動的に生成することができる。このため、設備機器82,83,84,85,・・・がネットワーク50に接続されたときに図7に示すオブジェクトのインスタンス384を図1に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
(B)図2に示すプロトコル変換機30は、出力部37を備えていなくてもよい。すなわち、生成部35で図8に示すようなデータファイル371が生成されずに、図7に示すBACnetのオブジェクト番号385及びオブジェクトのインスタンス384が、図1に示すBACnetネットワーク10経由でプロトコル変換機30から管理装置20に送信されてもよい。すなわち、図2に示す記憶部36のデータベース38に記憶されている図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384が、図2に示す生成部35と認識部34とを経由して、プロトコル変換部32へ受け渡される。図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384が、図2に示すプロトコル変換部32により、認識部34が読める形式からBACnetネットワーク10のプロトコルへ変換され、送信部31へ受け渡される。図7に示すBACnetオブジェクトタイプ381及びオブジェクトのインスタンス384を変換した情報は、図2に示す送信部31により、BACnetネットワーク10経由で図1に示す管理装置20へ送信される。この場合、管理装置20が、BACnetネットワーク10経由でオブジェクトのインスタンスを受信することができる。
(C)図1に示す管理装置20により管理されるのは、室内機62a等だけでなく、室外機61a,61b,・・・を含んでもよい。この場合、図1に示す室外機61a,61b,・・・を自動的に認識してオブジェクトのインスタンスを自動的に生成することができる。このため、室外機61a,61b,・・・がネットワーク50に接続されたときにオブジェクトのインスタンスをプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
(D)図8に示すデータファイル371は、CSV(Comma Separated Value)形式でなくてもよい。すなわち、スペース区切りのテキスト形式であってもよいし、タブ区切りのテキスト形式であってもよいし、表形式であってもよいし、表計算ソフトウェアの形式であってもよいし、監視・制御情報が把握できる形式であればどのような形式であってもよい。
(E)図2に示すプロトコル変換機30は、記憶部を備えなくてもよい。この場合、生成部35で生成された情報は、そのまま、出力部37が出力してもよいし、認識部34及びプロトコル変換部32を経由して、送信部31から、BACnetネットワーク10経由で図1に示す管理装置20へ送信してもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態にかかるプロトコル変換システム100を図9に示す。また、本発明の第2実施形態にかかるプロトコル変換システム100の構成要素の構成図を図10に示す。図9及び図10において、図1及び図2のプロトコル変換システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。
このプロトコル変換システム100は、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、管理装置120とプロトコル変換機130とが、BACnetネットワーク10の代わりに、LonWorks(登録商標)ネットワーク110で接続されている点で第1実施形態と異なる。すなわち、管理装置120は、主としてニューロンチップ(図示せず)を備える。また、図10に示す送信部131と受信部133とは、それぞれ、ニューロンチップ(図示せず)を介して、LonWorksネットワーク110に接続される。ここで、ニューロンチップとは、LonWorks技術が採用されたネットワーク用ICである。このニューロンチップにより、LonTalk(登録商標)プロトコルに従った通信がなされる。また、プロトコル変換部132は、LonTalkプロトコルとネットワーク50のプロトコルとを相互に変換する。生成部135は、図11に示すようなネットワーク変数139を生成する。ネットワーク変数139は、図10に示す記憶部136のデータベース138に記憶される。これらの点で第1実施形態と異なっている。
また、図9に示すLonWorksネットワーク110経由で情報が送受信される動作が第1実施形態と異なる。すなわち、LonWorksネットワーク110では、データの送受信が標準化された図11に示すネットワーク変数139により行われる。送信側のLonWorksノードにおける出力用ネットワーク変数に送信すべき情報が代入されると、受信側のLonWorksノードにおけるバインディングされた入力用ネットワーク変数でその情報が受信される。つまり、ネットワーク変数139は情報を伝送するための入れ物である。図9に示すLonWorksネットワーク110における情報の通信では、イーサネット(登録商標)とは異なり、送信元アドレスが指定される必要がない。バインディングを行った際に送信元アドレスが図11に示すネットワーク変数139に設定されているからである。これによりピアツーピア(peer to peer)の対等な通信が行われるので、図9に示すLonWorksネットワーク110はオープンネットワークである点は、第1実施形態と同様である。
図9に示すLonWorksネットワーク110経由で情報が送受信される動作は、図12に示すように、以下の点で第1実施形態と異なる。図12においてネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)は白抜きの矢印で示され、その矢印の方向によって情報の伝達の方向が表される。ネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)の間を接続している実線は、実際の配線を表しているのではなく、ネットワーク変数間のバインドの状態を表している。
図9に示す管理装置120からプロトコル変換機130へ情報を送信する場合を考える。管理装置120において図12に示す出力用ネットワーク変数(出力NVe)に情報が代入されると、その情報がプロトコル変換機130へ送信される。その情報は、プロトコル変換機130の入力用ネットワーク変数(入力NVa)に受け取られ、プロトコル変換機130に受信される。管理装置120における他の出力用ネットワーク変数(出力NVf,・・・)やプロトコル変換機130における他の入力用ネットワーク変数(入力NVb,・・・)についても同様である。
次に、図9に示すプロトコル変換機130から管理装置120へ情報を送信する場合を考える。プロトコル変換機130において図12に示す出力用ネットワーク変数(出力NVc)に情報が代入されると、その情報が管理装置120へ送信される。その情報は、管理装置120の入力用ネットワーク変数(入力NVg)に受け取られ、管理装置120に受信される。管理装置120における他の入力用ネットワーク変数(入力NVh,・・・)やプロトコル変換機130における他の出力用ネットワーク変数(出力NVd,・・・)についても同様である。
図9に示す室内機62a等を自動的に認識して図11に示すネットワーク変数139を自動的に生成する点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような図9に示すプロトコル変換システム100によっても、室内機62a等がネットワーク50に接続されたときに図11に示すネットワーク変数139を図9に示すプロトコル変換機30に入力する手間が低減される。
<第2実施形態の変形例>
(A)図12において、入力用ネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)と出力用ネットワーク変数(出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・)とが1対1に対応している場合が示されているが、1対1に対応していなくてもよい。すなわち、1つの入力用ネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)に複数の出力用ネットワーク変数(出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・)が対応していてもよい。複数の入力用ネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)に1つの出力用ネットワーク変数(出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・)が対応していてもよい。複数の入力用ネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)に複数の出力用ネットワーク変数(出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・)が対応していてもよい。入力用ネットワーク変数(入力NVa,入力NVb,・・・,入力NVg,入力NVh,・・・)又は出力用ネットワーク変数(出力NVc,出力NVd,・・・,出力NVe,出力NVf,・・・)に、バインディングされていないネットワーク変数があってもよい。
本発明にかかるプロトコル変換機、プロトコル変換システム、設備機器の管理方法及び管理プログラムは、管理情報をプロトコル変換機に入力する手間を低減することができるという効果を有し、プロトコル変換機、プロトコル変換システム、設備機器の管理方法及び管理プログラム等として有用である。
本発明の第1実施形態によるプロトコル変換システムの構成図。 本発明の第1実施形態によるプロトコル変換機の構成図。 プロトコル変換システムが室内機を管理する処理の流れを示すフローチャート。 オブジェクトのインスタンス及びデータファイルの生成を示すデータフローダイアグラム。 認識部が認識する情報を示す概念図。 記憶部が記憶しているテンプレートを示す概念図。 BACnetのオブジェクト番号を示す概念図。 データファイルを示す概念図。 本発明の第2実施形態によるプロトコル変換システムの構成図。 本発明の第2実施形態によるプロトコル変換機の構成図。 ネットワーク変数を示す概念図。 プロトコル変換システムにおいて情報が送受信される動作を示す概念図。
1,100 プロトコル変換システム
10 BACnetネットワーク
20,120 管理装置
30,130 プロトコル変換機
50 ネットワーク
60 空調機システム群
110 LonWorksネットワーク

Claims (13)

  1. 設備機器(61a,61b,・・・,62a,63b,64a,・・・,62b,63b,64b,・・・,81,82,83,84,85,・・・(以下61a等とする))に接続されるためのネットワークである第1ネットワーク(50)と、前記設備機器(61a等)を管理する管理装置(20,120)に接続されているネットワークであり前記第1ネットワーク(50)とは異なるプロトコルを用いたネットワークである第2ネットワーク(10,110)と、を接続するプロトコル変換機(30,130)であって、
    前記設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)に接続されたことを認識する認識部(34)と、
    前記認識部(34)が認識した情報(341)と、前記設備機器(61a等)の監視・制御情報のテンプレート(361)と、に基づき、前記管理装置(20,120)が前記設備機器(61a等)を管理するための情報である管理情報(371,384,385,138)を、生成する生成部(35,135)と、
    を備え、
    前記認識部(34)は、前記第1ネットワーク(50)における前記設備機器(61a等)のアドレス(342)と、前記設備機器(61a等)の種類(343)と、を認識し、
    前記管理情報(371,384,385,138)は、前記第1ネットワーク(50)において送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報(381)と、前記第1ネットワーク(50)における前記設備機器(61a等)のアドレス(375,382)と、前記設備機器(61a等)の監視情報又は制御情報(374,383)と、を含む、
    プロトコル変換機(30,130)。
  2. 前記認識部(34)は、前記設備機器(61a等)とは異なる設備機器である他の設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)において追加された場合にも、前記他の設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)に接続されたことを認識すると共に、前記第1ネットワーク(50)における前記他の設備機器(61a等)のアドレス(342)と、前記他の設備機器(61a等)の種類(343)と、を認識し、
    前記生成部(35,135)は、前記認識部(34)が認識した情報(341)と、前記他の設備機器(61a等)の監視・制御情報のテンプレート(361)と、に基づき、前記管理装置(20,120)が前記他の設備機器(61a等)を管理するための情報である他の管理情報(371,384,385,138)を、生成し、
    前記他の管理情報(371,384,385,138)は、前記第1ネットワーク(50)において送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報(381)と、前記第1ネットワーク(50)における前記他の設備機器(61a等)のアドレス(375,382)と、前記他の設備機器(61a等)の監視情報又は制御情報(374,383)と、を含む、
    請求項1に記載のプロトコル変換機(30,130)。
  3. 前記認識部(34)は、前記設備機器(61a等)が更新された場合にも、前記設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)に接続されたことを認識する、
    請求項1に記載のプロトコル変換機(30,130)。
  4. 前記第1ネットワーク(50)を経由して前記設備機器(61a等)に問い合わせる信号を送信する送信部(31,131)と、
    前記第1ネットワーク(50)を経由して前記設備機器(61a等)から応答の信号を受信する受信部(33,133)と、
    をさらに備え、
    前記認識部(34)は、前記応答の信号に基づき、前記設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)に接続されたことを認識する、
    請求項1に記載のプロトコル変換機(30,130)。
  5. 前記監視情報又は前記制御情報(374,383)は、前記設備機器(61a等)の種類(343)に基づいて定められている、
    請求項1又は3又は4のいずれかに記載のプロトコル変換機(30,130)。
  6. 前記第1ネットワーク(50)のプロトコルと前記第2ネットワーク(10,110)のプロトコルとを相互に変換するプロトコル変換部(32,132)をさらに備え、
    前記第1ネットワーク(50)は、クローズドネットワークであり、
    前記第2ネットワーク(10,110)は、オープンネットワークである、
    請求項1から5のいずれかに記載のプロトコル変換機(30,130)。
  7. 前記管理情報(371,384,385,138)を外部に出力する出力部(37)をさらに備えた、
    請求項1又は3から6のいずれかに記載のプロトコル変換機(30,130)。
  8. 前記管理情報(371,384,385,138)を記憶する記憶部(36,136)をさらに備えた、
    請求項7に記載のプロトコル変換機(30,130)。
  9. 前記送信部(31,131)は、前記管理情報(371,384,385,138)を前記第2ネットワーク(10,110)経由で前記管理装置(20,120)へ送信する、
    請求項1又は3から6のいずれかに記載のプロトコル変換機(30,130)。
  10. 前記管理情報(371,384,385,138)を記憶する記憶部(36,136)をさらに備えた、
    請求項9に記載のプロトコル変換機(30,130)。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載のプロトコル変換機(30,130)と、
    前記設備機器(61a等)に接続されるためのネットワークである第1ネットワーク(50)と、
    前記設備機器(61a等)を管理する管理装置(20,120)に接続されているネットワークであり前記第1ネットワーク(50)とは異なるプロトコルを用いたネットワークである第2ネットワーク(10,110)と、
    を備えた、
    プロトコル変換システム。
  12. 設備機器(61a等)に接続されるためのネットワークである第1ネットワーク(50)と、前記設備機器(61a等)を管理する管理装置(20,120)に接続されているネットワークであり前記第1ネットワーク(50)とは異なるプロトコルを用いたネットワークである第2ネットワーク(10,110)と、を接続するプロトコル変換機(30,130)において行われる前記設備機器(61a等)の管理方法であって、
    前記設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)に接続されたことが認識される認識ステップと、
    前記認識ステップで認識された情報(341)と、前記設備機器(61a等)の監視・制御情報のテンプレート(361)と、に基づき、前記管理装置(20,120)が前記設備機器(61a等)を管理するための情報である管理情報(371,384,385,138)が、生成される生成ステップと、
    を備え、
    前記認識ステップは、前記第1ネットワーク(50)における前記設備機器(61a等)のアドレス(342)と、前記設備機器(61a等)の種類(343)と、を認識し、
    前記管理情報(371,384,385,138)は、前記第1ネットワーク(50)において送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報(381)と、前記第1ネットワーク(50)における前記設備機器(61a等)のアドレス(375,382)と、前記設備機器(61a等)の監視情報又は制御情報(374,383)と、を含む、
    前記設備機器(61a等)の管理方法。
  13. 設備機器(61a等)に接続されるためのネットワークである第1ネットワーク(50)と、前記設備機器(61a等)を管理する管理装置(20,120)に接続されているネットワークであり前記第1ネットワーク(50)とは異なるプロトコルを用いたネットワークである第2ネットワーク(10,110)と、を接続するプロトコル変換機(30,130)に、前記設備機器(61a等)の管理を行わせる管理プログラムであって、
    前記設備機器(61a等)が前記第1ネットワーク(50)に接続されたことが認識される認識ステップと、
    前記認識ステップで認識された情報(341)と、前記設備機器(61a等)の監視・制御情報のテンプレート(361)と、に基づき、前記管理装置(20,120)が前記設備機器(61a等)を管理するための情報である管理情報(371,384,385,138)が、生成される生成ステップと、
    を備え、
    前記認識ステップは、前記第1ネットワーク(50)における前記設備機器(61a等)のアドレス(342)と、前記設備機器(61a等)の種類(343)と、を認識し、
    前記管理情報(371,384,385,138)は、前記第1ネットワーク(50)において送信又は受信されるのに必要な情報である送受信情報(381)と、前記第1ネットワーク(50)における前記設備機器(61a等)のアドレス(375,382)と、前記設備機器(61a等)の監視情報又は制御情報(374,383)と、を含む、
    管理プログラム。
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