JP4365401B2 - 通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置 - Google Patents

通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置 Download PDF

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Description

この発明は、ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるサービス利用端末装置との間で行われるデータ通信を制御する通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置に関し、特に、サービスごとに用意された専用のクライアントプログラムを用いずに、利用者が各種サービスを利用することを可能にし、サービスを利用するうえで必要となる運用コストを削減することができる通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置に関するものである。
近年、一般家庭や企業などへのネットワーク接続環境の普及に伴い、パーソナルコンピュータやその周辺機器、AV(Audio Visual)機器、家電製品などの情報機器をネットワーク経由で接続し、各種情報機器によって提供されるサービスを統合的に利用するための技術が注目されている。ここで、サービスとは、利用者からの要求に応じて、所定の情報処理機能を提供することである。
ネットワークを経由して各種サービスを利用するためには、サービスの利用者は、それぞれのサービスを提供する情報機器のアドレスを、サービスを利用する際に用いる端末装置に対してあらかじめ設定しておく必要がある。しかし、利用者がコンピュータに詳しくなかったり、情報機器のアドレスを事前に入手できなかったりした場合は、あらかじめ端末装置の設定作業を行うことができない場合もある。
そこで、このようなネットワークでは、あらかじめ端末装置の設定作業を行わなくても、端末装置をネットワークにつないだ時点で、各情報機器のアドレスや利用可能なサービスを検出するとともに、検出したサービスを利用するために必要となる各種設定作業を自動的に行うためのネットワーク技術が利用されている。
このネットワーク技術の代表としては、UPnP(Universal Plug and Play)やDLNA(Digital Living Network Alliance)などが知られている。UPnPは、ネットワークに接続された情報機器のアドレスを自動的に割り当てる技術や、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)と呼ばれるプロトコルを用いて、ネットワークに接続されている情報機器、および、各情報機器によって提供されるサービスを検出する技術などから構成される規格であり、DLNAは、UPnPを用いた機器検出、HTTPを用いたデータ転送などから構成された、デジタル家電や家庭内ネットワークの相互接続に関する規格である。
SSDPに対応している情報機器は、ネットワークに接続されている間は、自装置のアドレスや自装置が提供可能なサービスを他の情報機器(利用者の端末装置を含む)に通達するための情報を、ネットワークを介して定期的にブロードキャスト(以下、「アナウンス」と呼ぶ)する。この情報を、以下では、「サービス情報」と呼ぶ。そして、このサービス情報を検知することによって、ネットワークに接続されている他の情報機器において、当該情報機器により提供されるサービスを利用するための設定作業を行うことが可能になる。
このようなサービス発見プロトコルを基盤とし、これまでにも、ネットワークに接続された情報機器により提供されるサービスを、利用者が容易に利用できるようにするためのさまざまな技術が考案されている。例えば、特許文献1(特開2004−86490号公報)では、ネットワーク上、利用者によって利用できるサービスが制限されている場合に、利用者が利用可能なサービスを検出して、利用者に通知する技術が開示されている。また、特許文献2(特開2003−346041号公報)では、所定のエリア内での利用者の位置に基づいて、各位置に応じたサービスを検出して、利用者に通知する技術が開示されている。
特開2004−86490号公報 特開2003−346041号公報
しかしながら、実際にサービスを利用するためには、利用者は、ネットワーク上にアナウンスされたサービス情報を発見する機能や、情報機器へのアクセスを制御する機能や、サービスを利用するための操作画面を表示する機能などを備えた専用のクライアントプログラムを、端末装置にあらかじめインストールしておく必要があった。
このクライアントプログラムは、サービスの種類ごとにインストールしておく必要がある。これは、情報機器がクライアントプログラムとの間でデータをやり取りする際に用いられる通信プロトコルが、情報機器ごとに異なっているためである。
そのため、利用者は、複数種類のサービスを利用したい場合には、そのサービスの数だけ専用のクライアントプログラムを用意しなければならず、クライアントプログラムの導入および更新にかかる費用や、インストール作業にかかる手間など、サービスを利用するうえで必要となる運用コストが大きな負担になるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、サービスごとに用意された専用のクライアントプログラムを用いずに、利用者が各種サービスを利用することを可能にし、サービスを利用するうえで必要となる運用コストを削減することができる通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御するゲートウェイ装置を構成するコンピュータの通信制御プログラムであって、前記サービス提供装置によって前記ネットワーク上にアナウンスされた、該サービス提供装置を一意に識別するサービスIDおよび該サービス提供装置への参照情報を受信するサービス発見手順と、前記サービス提供装置を一意に識別するサービスIDと、該サービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータをサービスの種類に応じてそれぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換する変換サービスを一意に識別する変換サービスIDと、該変換サービスを利用するためのURLである変換サービスURLとを対応付けて記憶する変換サービス情報記憶部を参照して、前記サービス発見手順によって受信されたサービスIDに対応する変換サービスURLを選択する変換処理選択手順と、前記変換処理選択手順によって選択された変換サービスURLを含む変換サービス情報を前記ネットワーク上にアナウンスするサービス宣伝手順と、前記変換サービスURLを用いて送信された利用要求を前記ユーザ端末装置から受信した場合に、前記変換サービス情報記憶部を参照して、該利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応するサービスIDを取得し、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、該利用要求を送信したサービス提供装置からデータが応答された場合に、変換サービスURLと変換プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記ユーザ端末装置から利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応する変換プログラムを用いて、前記サービス提供装置から応答されたデータを変換し、変換した結果として得られたデータを前記ユーザ端末装置に送信するサービス変換手順と、前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記ユーザ端末装置から前記変換サービスの利用要求を受信した場合に、該利用要求を送信した利用者に対して該変換サービスの提供を許可するか否かを判定するユーザ認証手順をさらにコンピュータに実行させ、前記サービス変換手順は、前記ユーザ認証手順により前記変換サービスの提供を許可すると判定された場合に、該変換サービスに関するデータを変換することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記ユーザ認証手順により前記変換サービスの提供を許可すると判定された利用者に対して、該変換サービスに関するデータの提供を許可するか否かを判定するデータ提供判定手順をさらにコンピュータに実行させ、前記サービス変換手順は、前記ユーザ認証手順により前記変換サービスの提供を許可すると判定され、かつ、前記データ提供判定手順により該変換サービスに関するデータの提供を許可すると判定された場合に、該変換サービスに関するデータを変換することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御するゲートウェイ装置によって実行される通信制御方法であって、前記ゲートウェイ装置が、前記サービス提供装置によって前記ネットワーク上にアナウンスされた、該サービス提供装置を一意に識別するサービスIDおよび該サービス提供装置への参照情報を受信するサービス発見工程と、前記ゲートウェイ装置が、前記サービス提供装置を一意に識別するサービスIDと、該サービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータをサービスの種類に応じてそれぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換する変換サービスを一意に識別する変換サービスIDと、該変換サービスを利用するためのURLである変換サービスURLとを対応付けて記憶する変換サービス情報記憶部を参照して、前記サービス発見工程によって受信されたサービスIDに対応する変換サービスURLを選択する変換処理選択工程と、前記ゲートウェイ装置が、前記変換処理選択工程によって選択された変換サービスURLを含む変換サービス情報を前記ネットワーク上にアナウンスするサービス宣伝工程と、前記ゲートウェイ装置が、前記変換サービスURLを用いて送信された前記変換サービスの利用要求を前記ユーザ端末装置から受信した場合に、前記変換サービス情報記憶部を参照して、該利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応するサービスIDを取得し、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、該利用要求を送信したサービス提供装置からデータが応答された場合に、変換サービスURLと変換プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記ユーザ端末装置から利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応する変換プログラムを用いて、前記サービス提供装置から応答されたデータを変換し、変換した結果として得られたデータを前記ユーザ端末装置に送信するサービス変換工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御する通信制御装置であって、前記サービス提供装置によって前記ネットワーク上にアナウンスされた、該サービス提供装置を一意に識別するサービスIDおよび該サービス提供装置への参照情報を受信するサービス発見手段と、前記サービス提供装置を一意に識別するサービスIDと、該サービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータをサービスの種類に応じてそれぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換する変換サービスを一意に識別する変換サービスIDと、該変換サービスを利用するためのURLである変換サービスURLとを対応付けて記憶する変換サービス情報記憶部を参照して、前記サービス発見手段によって受信されたサービスIDに対応する変換サービスURLを選択する変換処理選択手段と、前記変換処理選択手段によって選択された変換サービスURLを含む変換サービス情報を前記ネットワーク上にアナウンスするサービス宣伝手段と、前記変換サービスURLを用いて送信された利用要求を前記ユーザ端末装置から受信した場合に、前記変換サービス情報記憶部を参照して、該利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応するサービスIDを取得し、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、該利用要求を送信したサービス提供装置からデータが応答された場合に、変換サービスURLと変換プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記ユーザ端末装置から利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応する変換プログラムを用いて、前記サービス提供装置から応答されたデータを変換し、変換した結果として得られたデータを前記ユーザ端末装置に送信するサービス変換手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、サービス提供装置によってサービスが提供される際にサービス提供装置において用いられている第一の規格に従って生成される第一のデータを、サービス利用端末装置において用いられている第二の規格に従った第二のデータに変換するデータ変換処理に係る情報をサービスごとに記憶し、サービス提供装置によってサービスの提供が行われる場合に、記憶したデータ変換処理に係る情報に基づいて、当該サービスに対応するデータ変換処理を実行するよう構成したので、サービス提供装置によって提供されるサービスを、サービス利用端末装置に備えられたWebブラウザなどの汎用的な表示手段を用いて利用することが可能になる。これにより、サービスごとに用意された専用のクライアントプログラムを用いずに、利用者が各種サービスを利用することが可能になり、サービスを利用するうえで必要となる運用コストを削減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、サービス提供装置が提供可能なサービスを識別するサービス情報を受信することによって、サービス利用端末装置が利用可能なサービスを検出し、検出したサービスの提供が行われる場合に、当該サービスに対応するデータ変換処理を実行するよう構成したので、ネットワークを介して提供されるサービスを自動的に検出するとともに、検出したサービスをサービス利用端末装置において利用可能にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶したデータ変換処理に係る情報に基づいて、変換可能なサービスに係る情報を送信し、送信した情報を受信することによって変換可能なサービスを検出したサービス利用端末装置から、当該情報に基づいて送信されたサービス要求に応じてサービスの提供が行われる場合に、当該サービスに対応するデータ変換処理を実行するよう構成したので、ネットワークを介して利用可能なサービスを利用者に通知することが可能になり、ネットワークに接続されているサービス提供装置のアドレスを知らなかった場合でも、利用者が各種サービスを利用することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明によれば、サービス利用端末装置からサービス要求が送信された場合に、そのサービス要求を送信した利用者に対してサービスの提供を許可するか否かを判定し、サービスの提供を許可すると判定した場合に、当該サービスに対応するデータ変換処理を実行するよう構成したので、利用者ごとに、サービスの利用を制限することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、サービスの提供を許可すると判定した利用者に対して、そのサービスに係るデータの提供を許可するか否かを判定し、サービスの提供、および、サービスに係るデータの提供を許可すると判定した場合に、当該サービスに対応するデータ変換処理を実行するよう構成したので、利用者ごとに、サービスによって提供されるデータの利用を制限することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、サービスの利用者を「ユーザ」と呼び、ネットワークを介してサービスを提供する情報機器を「サービス提供装置」と呼び、サービスを利用する際に利用者が用いる端末装置を「ユーザ端末装置」と呼ぶ。
また、本実施例では、UPnPを用いたサービス提供システムにおいて、サービス提供装置とユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御するゲートウェイ装置に本発明を適用した場合を中心に説明するが、この実施例により本発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係るサービス提供システムの概念について説明する。
図1は、本実施例に係るサービス提供システムの概念を説明するための図である。このサービス提供システムは、ユーザに対してネットワーク経由で各種のサービスを提供するシステムであり、同図に示すように、サービス提供装置10a、10bおよび10cと、ゲートウェイ装置20と、ユーザ端末装置30とがネットワーク40を介して接続されて構成される。
サービス提供装置10a、10bおよび10cは、AV機器や家電製品などの情報機器であり、それぞれ、ユーザからの要求に応じて所定のサービスを提供する。
ユーザ端末装置30は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)など、サービス利用時にユーザにより用いられる端末装置であり、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に準拠した汎用的なWebブラウザを備えている。
ゲートウェイ装置20は、サービス利用時に各サービス提供装置とユーザ端末装置30との間で行われるデータ通信を制御する装置である。
このような構成のもと、本実施例に係るサービス提供システムは、サービスごとに用意された専用のクライアントプログラムを用いずに、利用者が各種サービスを利用することを可能にすることを目的としている。具体的には、かかるクライアントプログラムの代わりに、ユーザ端末装置30に備えられた汎用的なWebブラウザを用いて利用者が各種サービスを利用することを可能にする。
そこで、本実施例に係るサービス提供システムでは、ゲートウェイ装置20において、ユーザによってサービスが利用される際にサービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータを、サービスの種類に応じて、それぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換するサービス(以下、「変換サービス」と呼ぶ)を提供する。
具体的には、ゲートウェイ装置20は、ユーザ端末装置30に対して送信するデータは、Webブラウザで処理可能なHTTPに準拠した形式に変換し、一方、各サービス提供装置に送信するデータは、それぞれのサービス提供装置において用いられている通信プロトコルに準拠した形式に変換する。
これにより、各サービス提供装置により提供されるサービスを、ユーザ端末装置30に備えられた汎用的なWebブラウザを用いて利用することが可能になる。
ここで、本実施例に係るサービス提供システムにおいて、ユーザがサービスを利用するまでの流れを説明する。なお、ここでは、サービス提供装置10a、10bおよび10cによって提供されるサービスのうち、サービス提供装置10cによって提供されるサービスをユーザが利用する場合について説明する。
まず、サービス提供装置10a、10bおよび10cが、それぞれ、ネットワーク40に接続されている間は、自装置が提供可能なサービスを利用するための情報を含んだサービス情報を、ネットワーク40を介して、ユーザ端末装置30および他のサービス提供装置などに対して定期的にアナウンスする(同図の(1)を参照)。
そして、ゲートウェイ装置20が、ネットワーク40を常時監視し、いずれかのサービス提供装置によってアナウンスされたサービス情報を検知すると(同図の(2)を参照)、あらかじめサービスごとに用意された複数の変換サービスの中から、検知したサービス情報により示されるサービスを変換するための変換サービスを選択する。そして、ゲートウェイ装置20は、選択した変換サービスを利用するためのURL(Uniform Resource Locator)を含んだサービス情報(以下、「変換サービス情報」と呼ぶ)を生成し、ネットワーク40上にアナウンスする(同図の(3)を参照)。
また、ユーザ端末装置30も、ゲートウェイ装置20と同様にネットワーク40を監視し、いずれかのサービス提供装置によってアナウンスされたサービス情報、または、ゲートウェイ装置20によってアナウンスされた変換サービス情報を検知すると(同図の(4)を参照)、検知したサービス情報または変換サービス情報を記憶する。この時、ユーザ端末装置30は、同一のサービスに対応するサービス情報と変換サービス情報とをそれぞれ検知した場合には、変換サービス情報のみを記憶する。
そして、ユーザ端末装置30は、その時点で利用可能なサービスの一覧を利用者から要求されると、記憶しているサービス情報および変換サービス情報に基づいて、その時点で発見済みのサービスの一覧(以下、「サービス一覧」と呼ぶ)を生成し、Webブラウザに表示する(同図の(5)を参照)。
ここで、サービス一覧に、サービス提供装置10a、10bおよび10cによって提供されるサービスがそれぞれ表示されたとし、それぞれのサービスに対応する変換サービス情報がすでにユーザ端末装置30に記憶されていたとする。そして、利用者により、サービス提供装置10cによって提供されるサービスが指定されたとする。
この場合、ユーザ端末装置30は、サービス提供装置10cによって提供されるサービスに対応する変換サービス情報を参照して、当該変換サービスを利用するためのURLを取得する。そして、ユーザ端末装置30は、取得したURLをWebブラウザで指定して、ゲートウェイ装置20にアクセスする。これにより、サービス提供装置10cによって提供されるサービスを変換する変換サービスの利用要求がゲートウェイ装置20に対して送信される。
この要求を受信すると、ゲートウェイ装置20は、当該要求を送信したユーザの認証を行った後に、サービス提供装置10cに対してサービスの利用要求を送信する。以降、ゲートウェイ装置20は、サービス提供装置10cによって提供されるサービスを変換する変換サービスをユーザに提供する。具体的には、ゲートウェイ装置20は、サービス提供装置10cからユーザ端末装置30に対して送信されるデータは、HTTPに準拠した形式に変換し、ユーザ端末装置30からサービス提供装置10cに対して送信されるデータは、サービス提供装置10cにおいて用いられている通信プロトコルに準拠した形式に変換する(同図の(6)、(7)および(8)を参照)。
このように、サービス提供装置10cによって提供されるサービスをユーザが利用する場合には、ゲートウェイ装置20が、ユーザ端末装置30とサービス提供装置10cとの間でやり取りされる情報を、それぞれの装置で処理可能な形式に変換することによって、専用のクライアントプログラムを用いる代わりに、汎用的なWebブラウザを用いて各種サービスを利用することができるようになる(同図の(9)を参照)。
なお、ここでは説明の便宜上、3台のサービス提供装置と、1台のユーザ端末装置を示したが、本実施例に係るサービス提供システムは、任意の台数のサービス提供装置と、任意の台数のユーザ端末装置によって構成される。
次に、本実施例に係るサービス提供システムの構成について詳細に説明する。
図2は、本実施例に係るサービス提供システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このサービス提供システムは、サービス提供装置10と、ユーザ端末装置30と、ゲートウェイ装置20とが、ネットワーク40を介して接続されて構成される。ここで、サービス提供装置10は、図1に示したサービス提供装置10a、10bおよび10cに対応するものである。以下、各装置の構成について説明する。
最初に、サービス提供装置10の構成について説明する。サービス提供装置10は、ユーザからの要求に応じて所定のサービスを提供する装置であり、サービス提供部11と、サービス宣伝部12とを有する。
サービス提供部11は、ユーザからの要求に応じて、所定の情報処理を行うことによって、所定のサービスを提供する処理部である。例えば、サービス提供装置10がハードディスクレコーダーである場合には、サービス提供部11は、ユーザからの要求に応じて、映像をハードディスクに記録したり、ハードディスクに記録されている映像を再生したりする。
サービス宣伝部12は、サービス提供部11によって提供されるサービスを利用するためのサービス情報を生成し、サービス提供装置10がネットワーク40に接続されている間、生成したサービス情報をネットワーク40上に定期的にアナウンスする処理部である。具体的には、サービス宣伝部12は、サービス提供装置を一意に識別するID(以下、「サービスID」と呼ぶ)や、サービス提供部11への参照情報などを含んだサービス情報を生成して、アナウンスする。
図3は、サービス提供装置10のサービス宣伝部12によりアナウンスされるサービス情報の一例を示す図である。このサービス情報は、UPnPに準拠した例であり、同図の(a)に示すように、<UDN(Unique Device Name)>タグおよび</UDN>タグの間には、サービスIDが設定され、(b)に示すように、<serviceList>タグおよび</serviceList>タグの間には、サービス提供部11への参照情報が設定されている。
ここで、サービス宣伝部12が、サービス情報をアナウンスすることによって、このサービス情報を検知したゲートウェイ装置20やユーザ端末装置30が、それぞれ、検知したサービス情報に基づいて、サービス提供装置10により提供されるサービスを利用するための設定を行うことが可能になる。
図2に戻って、続いて、ゲートウェイ装置20の構成について説明する。ゲートウェイ装置20は、ネットワーク40において利用可能なサービスを検出するとともに、ユーザがサービスを利用する際にサービス提供装置10とユーザ端末装置30との間でやり取りされるデータを中継する装置であり、変換サービス情報記憶部21と、サービス発見部22と、変換処理選択部23と、サービス変換部26と、サービス宣伝部24と、ユーザ認証部25とを有する。
変換サービス情報記憶部21は、サービスごとに、変換サービスに係る情報を記憶する記憶部である。図4は、変換サービス情報記憶部21の一例を示す図である。同図に示すように、具体的には、変換サービス情報記憶部21は、サービス提供装置を一意に識別する「サービスID」(前述したサービス宣伝部12によってアナウンスされるサービス情報に含まれていたサービスIDに対応)と、当該サービス提供装置により提供されるサービスを変換する変換サービスを一意に識別する「変換サービスID」と、当該変換サービスを利用するためのURL(以下、「変換サービスURL」と呼ぶ)とを対応付けて記憶する。変換サービス情報記憶部21には、ネットワーク40を介して提供される可能性がある全てのサービスについて、サービスID、変換サービスIDおよび変換サービスURLがあらかじめ登録されている。
図2に戻って、サービス発見部22は、ネットワーク40において利用可能なサービスを検出する処理部である。具体的には、このサービス発見部22は、ネットワーク40を常時監視し、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報を検知する。
変換処理選択部23は、サービス発見部22によって検出されたサービスを変換するための変換サービスを選択する処理部である。具体的には、この変換処理選択部23は、変換サービス情報記憶部21によって記憶された変換サービスIDおよび変換サービスURLの中から、サービス発見部22によって検知されたサービス情報に含まれているサービスIDに対応する変換サービスIDおよび変換サービスURLをそれぞれ選択する。
サービス宣伝部24は、サービス発見部22によってサービスが検出された場合に、変換処理選択部23により選択された変換サービスを利用するための変換サービス情報を生成し、生成した変換サービス情報をネットワーク40上にアナウンスする処理部である。具体的には、サービス宣伝部24は、変換処理選択部23により選択された変換サービスのサービスIDおよび変換サービスURLや、サービス発見部22により検知されたサービス情報に設定されていたサービスID(以下、「オリジナルサービスID」と呼ぶ)などを含んだ変換サービス情報を生成して、アナウンスする。
図5は、ゲートウェイ装置20のサービス宣伝部24によりアナウンスされる変換サービス情報の一例を示す図である。このサービス情報は、図3に示したサービス情報に基づいて生成された例であり、同図の(c)に示すように、<UDN>タグおよび</UDN>タグの間には、変換サービスIDが設定され、(d)に示すように、<originalUDN>タグおよび</originalUDN>タグの間には、オリジナルサービスID(図3に示した(a)を参照)が設定され、(e)に示すように、<presentationURL>および</presentationURL>の間には、変換サービスURLが設定されている。このサービス情報には、サービスを利用するためのURLを直接記述しているため、図3に示したような<serviceList>タグおよび</serviceList>タグによるサービスへの参照情報は設定しない。
図2に戻って、ユーザ認証部25は、変換サービスを利用するユーザの認証を行う処理部である。具体的には、このユーザ認証部25は、ユーザ端末装置30から変換サービスの利用要求を受信すると、所定の認証技術を用いて、利用要求を送信したユーザの認証を行う。例えば、ユーザ認証部25は、図示していない記憶手段に、変換サービスの利用を許可するユーザのユーザIDおよびパスワードを記憶しておき、記憶したユーザIDおよびパスワードと、サービスの利用を要求する際にユーザが入力したユーザIDおよびパスワードとを照合することによって、ユーザを認証する。
サービス変換部26は、ユーザからの利用要求に応じて、各種サービスに対応する変換サービスを提供する処理部である。具体的には、このサービス変換部26は、ユーザ端末装置30から変換サービスの利用要求を受信すると、ユーザ認証部25によってユーザ認証が行われた後に、ユーザから指定された変換サービスURLに基づいて変換サービス情報記憶部21を参照し、当該変換サービスURLに対応するサービスIDを取得する。そして、サービス変換部26は、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、利用要求に応じてサービス提供装置から応答されるデータを、当該変換サービスURLに対応付けられた変換プログラムを用いて変換する。
ここで用いられる変換プログラムは、あらかじめ、変換サービスURLごとに対応付けられて、図示していない記憶手段に記憶されている。この変換プログラムは、公知の通信プロトコル変換技術を用いて実現することができる。例えば、「Features of DeleGate」([平成18年10月30日検索]、インターネット<URL:http://www.delegate.org/delegate/features/>)において公開されている通信プロトコル変換技術では、HTTPとFTPとの間の変換や、NNTPとPOPとの間の変換や、FTPとLPRとの間の変換を行うことが可能である。
なお、ここでは、変換プログラムが通信プロトコルの変換を行う場合について説明するが、サービス提供装置10からユーザ端末装置30に送信されるデータのフォーマットを変換するようにしてもよい。例えば、処理性能が低いユーザ端末装置30に対して動画データを送信する場合には、データ圧縮用の変換プログラムを用いて当該動画データを圧縮することによって、動画データの再生時にユーザ端末装置30にかかる負荷を軽減することができる。
そして、サービス変換部26は、変換プログラムを用いて変換した結果として得られたデータをユーザ端末装置30に対して送信し、以降、同様に、サービス提供装置10とユーザ端末装置30との間でやり取りされるデータを、変換プログラムを用いて変換することによって、要求されたサービスに対応する変換サービスをユーザに提供する。
すなわち、サービス変換部26は、サービス提供装置10からユーザ端末装置30に対して送信されるデータを、Webブラウザで処理可能な形式、すなわち、HTTPに準拠した形式に変換し、ユーザ端末装置30からサービス提供装置10に対して送信されるデータを、サービス提供装置10cにおいて用いられている通信プロトコルに準拠した形式に変換する。
ここで、サービス変換部26が、サービス提供装置10により提供されるサービスをWebブラウザで処理可能な形式に変換することによって、利用者が、ユーザ端末装置30に備えられたWebブラウザを用いて、サービス提供装置10により提供されるサービスを利用することが可能になる。
続いて、ユーザ端末装置30の構成について説明する。ユーザ端末装置30は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)など、サービス利用時にユーザが利用する端末装置であり、表示部31と、発見済サービス記憶部32と、サービス発見部33とを有する。
表示部31は、HTTPに準拠した汎用的なWebブラウザであり、利用可能なサービスを示すサービス一覧や、サービス提供装置10によって提供されるサービスを利用するための操作画面などを表示する。
この表示部31は、利用者からサービス一覧の表示を要求されると、サービス発見部33に対して、サービス一覧の生成を要求する。そして、表示部31は、利用者によって、サービス一覧からサービスが指定されると、指定されたサービスに対応する変換サービス情報を参照して変換サービスURLを取得し、取得した変換サービスURLを指定してゲートウェイ装置20にアクセスする。これにより、利用者から指定されたサービスを変換するための変換サービスを利用するための利用要求がゲートウェイ装置20に対して送信される。
発見済サービス記憶部32は、ネットワーク40上で検出されたサービス情報および変換サービス情報を記憶する記憶部である。図6は、発見済サービス記憶部32の一例を示す図である。具体的には、この発見済サービス記憶部32は、同図に示すように、「サービスID」と、「オリジナルサービスID」と、「presentationURL(表示用URL)」とをサービスIDごとに対応付けたサービス情報および変換サービス情報を記憶する。
これらサービス情報および変換サービス情報は、後述するサービス発見部33によって更新され、サービス情報の場合、サービスIDには、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報に含まれるサービスID(図3に示した(a)を参照)が設定され、オリジナルサービスIDには、何も設定されず、presentationURL(表示用URL)には、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報に含まれるサービス提供装置10を示すURLが設定される。
一方、変換サービス情報の場合、サービスIDには、ゲートウェイ装置20によってアナウンスされた変換サービス情報に含まれる変換サービスID(図5に示した(c)を参照)が設定され、オリジナルサービスIDには、同じくゲートウェイ装置20によってアナウンスされた変換サービス情報に含まれるオリジナルサービスID(図5に示した(d)を参照)が設定され、presentationURL(表示用URL)には、変換サービスURL(図5に示した(e)を参照)が設定される。
サービス発見部33は、ネットワーク40において利用可能なサービスおよび変換サービスを検出する処理部である。具体的には、このサービス発見部33は、ネットワーク40を常時監視し、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報、および、ゲートウェイ装置20によってアナウンスされた変換サービス情報をそれぞれ検知し、検知した情報を発見済サービス記憶部32に格納する。
なお、サービス発見部33は、同一のサービスに対応するサービス情報と変換サービス情報とをそれぞれ検知した場合には、サービス情報は無効にし、変換サービス情報が有効になるように発見済サービス記憶部32を更新する。
図7は、発見済サービス記憶部32の更新の一例を示す図である。例えば、同図の(a)に示すように、サービス情報O1と、変換サービス情報C1およびC2とが、発見済サービス記憶部32にそれぞれ記憶されていたとする。
そして、サービス発見部33が、例えば、同図の(b)に示す変換サービス情報Xを検知したとする。この場合、検知した変換サービス情報XのオリジナルサービスIDと、サービス情報O1のサービスIDとが一致していることから、変換サービス情報Xとサービス情報O1とは、それぞれ同じサービスに対応するものであることがわかる。
そこで、サービス発見部33は、発見済サービス記憶部32に記憶されているサービス情報O1を削除し、代わりに、検知した変換サービス情報Xを登録する。具体的には、サービス情報O1を削除した後に、同図の(c)に示すように、変換サービス情報Xの変換サービスID、オリジナルサービスIDおよびpresentationURL(表示用URL)から構成される変換サービス情報C3を、発見済サービス記憶部32に登録する。
このようなサービス情報および変換サービス情報の記憶に係る処理を、以下、「サービスマージ処理」と呼ぶ。かかるサービスマージ処理の詳細については、後に詳細に説明する。
このように、サービス発見部33が、ネットワーク40において利用可能なサービスおよび変換サービスを自動的に検出することによって、ユーザがWebブラウザ(表示部31)を用いてサービスを利用する際に、サービス提供装置10のアドレス(URL)を入力する手間を省くことができる。
また、サービス発見部33は、表示部31からサービス一覧の生成を要求されると、発見済サービス記憶部32に記憶されたサービス情報および変換サービス情報を参照して、サービスの種類を列挙したサービス一覧を生成し、ユーザ端末装置30に対して応答する。
次に、本実施例に係るサービス提供システムにおける処理の流れについて説明する。
図8は、本実施例に係るサービス提供システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示すように、サービス提供装置10では、ネットワークに接続されている間、サービス宣伝部12がサービス情報をネットワーク上にアナウンスする(ステップS101)。
ゲートウェイ装置20では、サービス発見部22が、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報を検知し(ステップS102)、変換処理選択部23が、検知されたサービス情報に基づいて変換サービスを選択し(ステップS103)、サービス宣伝部24が、選択された変換サービスをネットワーク上にアナウンスする(ステップS104)。
ユーザ端末装置30では、サービス発見部33が、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報、および、ゲートウェイ装置20によってアナウンスされた変換サービス情報を検知し、サービスマージ処理を行って、それぞれのサービス情報を発見済サービス記憶部32に記憶する(ステップS105)。
そして、ユーザからサービス一覧の表示を要求されると(ステップS106)、表示部31が、サービス発見部33に対してサービス一覧の生成を要求する(ステップS107)。
サービス一覧の生成を要求されたサービス発見部33は、発見済サービス記憶部32に記憶されたサービス情報に基づいてサービス一覧を生成し、生成したサービス一覧を表示部31に対して応答する(ステップS108)。
サービス一覧を受け取った表示部31は、これを表示し(ステップS109)、ユーザに対してサービスの指定を求める。ここで、ユーザが、サービス提供装置10によって提供されるサービスを指定したとする(ステップS110)。その場合、表示部31は、指定されたサービスに対応する変換サービスを、ゲートウェイ装置20に対して要求する(ステップS111)。
変換サービスの要求に伴うアクセスをユーザ端末装置30から受け付けたゲートウェイ装置20では、ユーザ認証部25が、アクセスを要求したユーザの認証を行い(ステップS112)、サービス変換部26が、サービス提供装置10に対してサービスを要求する(ステップS113)。
サービスを要求されたサービス提供装置10は、サービスを提供するための所定の処理を行い、ゲートウェイ装置20に対して、当該サービスに係るデータを応答する(ステップS114)。
サービスに係るデータの応答を受け付けたゲートウェイ装置20は、当該データをHTTPに準拠した形式のデータに変換したうえで(ステップS115)、変換後のデータをユーザ端末装置30に対して送信する(ステップS116)。
HTTPに準拠した形式に変換されたデータを受け取ったユーザ端末装置は、表示部31が、受け取ったデータを表示する(ステップS117)。
次に、ユーザ端末装置30のサービス発見部33によるサービスマージ処理の処理手順について説明する。
図9は、ユーザ端末装置30のサービス発見部33によるサービスマージ処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、サービス提供装置10によってアナウンスされたサービス情報と、ゲートウェイ装置20によってアナウンスされた変換サービス情報とを、まとめてサービス情報と呼ぶ。
同図に示すように、サービス発見部33は、ネットワーク上でサービス情報または変換サービス情報を検知すると(ステップS201,Yes)、検知したサービス情報または変換サービス情報から、サービスIDまたは変換サービスIDと、オリジナルサービスIDとを取得する(ステップS202)。
そして、サービス発見部33は、取得したオリジナルサービスIDと一致するサービスIDを含んだサービス情報または変換サービス情報が、発見済サービス記憶部32に記憶されているか否かを確認する(ステップS203)。
ここで、サービス発見部33は、取得したオリジナルサービスIDと一致するサービスIDを含んだサービス情報または変換サービス情報が記憶されていなかった場合は(ステップS204,No)、取得したサービスIDまたは変換サービスIDと一致するオリジナルサービスIDを含んだサービス情報が発見済サービス記憶部32に記憶されているか否かを確認する(ステップS206)。
ところで、サービス発見部33は、取得したオリジナルサービスIDと一致するサービスIDを含んだサービス情報または変換サービス情報が記憶されていた場合は(ステップS204,Yes)、当該サービス情報を発見済サービス記憶部32から削除した後に(ステップS205)、取得したサービスIDまたは変換サービスIDと一致するオリジナルサービスIDを含んだサービス情報が発見済サービス記憶部32に記憶されているか否かを確認する(ステップS206)。
そして、サービス発見部33は、取得したサービスIDまたは変換サービスIDと一致するオリジナルサービスIDを含んだサービス情報が記憶されていた場合には(ステップS207,Yes)、サービスマージ処理を終了する。
一方、サービス発見部33は、取得したサービスIDまたは変換サービスIDと一致するオリジナルサービスIDを含んだサービス情報が記憶されていなかった場合には(ステップS207,No)、ネットワーク上で検知したサービス情報または変換サービス情報を、発見済サービス記憶部32に登録する(ステップS208)。
上述してきたように、本実施例では、変換サービス情報記憶部21が、サービス提供装置10によってサービスが提供される際にサービス提供装置10において用いられている通信プロトコルに準拠したデータをHTTPに準拠したデータに変換する変換サービスに係る情報をサービスごとに記憶し、サービス変換部26が、サービス提供装置10によってサービスの提供が行われる場合に、変換サービス情報記憶部21により記憶された変換サービスに係る情報に基づいて、当該サービスに対応する変換サービスを提供するので、サービス提供装置10によって提供されるサービスを、ユーザ端末装置30に備えられたWebブラウザなどの汎用的な表示手段を用いて利用することが可能になる。これにより、サービスごとに用意された専用のクライアントプログラムを用いずに、ユーザが各種サービスを利用することが可能になり、サービスを利用するうえで必要となる運用コストを削減することができる。
また、本実施例では、サービス発見部22が、サービス提供装置10が提供可能なサービスを識別するサービス情報を受信することによって、ユーザ端末装置30が利用可能なサービスを検出し、サービス発見部22により検出されたサービスの提供が行われる場合に、サービス変換部26が当該サービスに対応する変換サービスを提供するので、ネットワークを介して提供されるサービスを自動的に検出するとともに、検出したサービスをユーザ端末装置30において利用可能にすることができる。
また、本実施例では、サービス宣伝部24が、変換サービス情報記憶部21により記憶された変換サービスに係る情報に基づいて、変換可能なサービスに係る情報を送信し、送信した情報を受信することによって変換可能なサービスを検出したユーザ端末装置から、当該情報に基づいて送信されたサービス要求に応じてサービスの提供が行われる場合に、サービス変換部26が当該サービスに対応する変換サービスを提供するので、ネットワークを介して利用可能なサービスをユーザに通知することが可能になり、ネットワークに接続されているサービス提供装置10のアドレスを知らなかった場合でも、ユーザが各種サービスを利用することが可能になる。
また、本実施例では、ユーザ端末装置30からサービス要求が送信された場合に、ユーザ認証部25が、そのサービス要求を送信したユーザに対してサービスの提供を許可するか否かを判定し、サービスの提供を許可すると判定した場合に、サービス変換部26が当該サービスに対応する変換サービスを提供するので、ユーザごとに、サービスの利用を制限することができる。
また、本実施例では、ユーザ認証部25によりサービスの提供を許可すると判定されたユーザに対して、サービス変換部26が、そのサービスに係るデータの提供を許可するか否かを判定し、サービスの提供、および、サービスに係るデータの提供を許可すると判定した場合に、当該サービスに対応する変換サービスを提供するので、ユーザごとに、サービスによって提供されるデータの利用を制限することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる変形例にて実施されてもよいものである。
例えば、UPnPやDLNAといった規格では、基本的にユーザという単位が定義されていないため、ユーザ認証や、ユーザごとのアクセス制御、カスタマイズなどの機能は用意されていない。しかし、その一方で、機器単位でのアクセス制限機能は、備えられていることが多い。
そこで、まず、サービス提供装置10においては、ゲートウェイ装置20のみと通信が可能になるように制限しておき(これにより、ユーザ端末装置30が、直接サービス提供装置と通信を行うことは不可能になり、必ずゲートウェイ装置20を経由して通信を行うようになる)、そのうえで、ゲートウェイ装置20において、ユーザ認証部25によってユーザの認証を行い、さらに、サービス変換部26によって、認証済みのユーザごとに、利用可能なサービスのアクセス制御を行うようにしてもよい。
例えば、サービス提供装置10が各種のファイルを記憶するファイルサーバであった場合に、ゲートウェイ装置20のサービス変換部26において、ユーザごとに、サービス提供装置10が記憶しているファイルへのアクセスを制限する場合について説明する。図10は、ゲートウェイ装置20のサービス変換部26によるユーザごとのアクセス制御を説明するための図である。
この場合、ゲートウェイ装置20は、ユーザごとにファイルへのアクセス可否を定義したアクセス制御リストを記憶しておく。そして、サービス変換部26が、このアクセス制御リストに基づいて、各種ファイルへのアクセス制御を行う。具体的には、アクセス制御リストには、ユーザごとに、アクセスを許可するデータと、アクセスを拒否するデータとを設定しておく。
例えば、サービス提供装置10(ファイルサーバ)には、「Folder1」、「Folder2」および「Folder3」の3つのフォルダが記憶されており、さらに、「Folder3」の下位に位置するように、「FileA」、「FileB」および「FileC」の3つのファイルが記憶されていたとする(同図の(a)を参照)。
ここで、アクセス制御リストに、「User1」については、「Folder1」および「Folder2」へのアクセスを許可するとともに、その他のフォルダおよびファイルへのアクセスを拒否し、「User2」については、「Folder1」へのアクセスを許可するとともに、その他のフォルダおよびファイルへのアクセスを許可するよう設定した場合について考える(同図の(b)を参照)。
この場合、サービス変換部26は、User1については、「Folder1」および「Folder3」と、「Folder3」の下位に位置する「FileA」、「FileB」および「FileC」に対するアクセスのみを許可するように制御する(同図の(c)を参照)。
また、サービス変換部26は、User2については、「Folder2」および「Folder3」と、「Folder3」の下位に位置する「FileA」、「FileB」および「FileC」に対するアクセスのみを許可するように制御する(同図の(d)を参照)。
また、上記実施例では、ゲートウェイ装置20が、あらかじめ変換サービスごとに記憶した変換プログラムを用いてサービスを変換することとしたが、サービス変換部26が、ネットワークを介して接続された他のサービス提供装置によって提供される変換プログラム提供サービスを利用して、サービスを変換することとしてもよい。なお、ここでは、変換プログラム提供サービスを提供するサービス提供装置を、「変換プログラム提供装置」と呼ぶ。
図11は、変換プログラム提供サービスを利用する場合のサービス提供システムの構成を示す機能ブロック図である。この場合、同図に示すように、サービス提供システムは、ネットワーク40を介して、変換プログラム提供装置をさらに接続することによって構成される。
この場合、サービス変換部26は、ユーザ端末装置30から変換サービスの利用要求を受信すると、要求された変換サービスを実現するための変換プログラムを、変換プログラム提供装置50からダウンロードし、ダウンロードした変換プログラムを実行することによって、変換サービスを提供する。
また、サービス変換部26が、ユーザ認証部25によって認証されたユーザに基づいて、変換プログラムをダウンロードするようにしてもよい。例えば、サービス提供装置10が、映像や音楽などのコンテンツを提供するコンテンツサーバであり、サービス変換部26が、ユーザごとの過去のダウンロードなどに基づいて、複数の変換プログラムの中から、ユーザの嗜好に合うようにサービスを変換することができる変換プログラムをダウンロードする。
また、ここでは、サービス変換部26が、変換プログラム提供装置50からダウンロードした変換プログラムを実行することによって。変換サービスを提供することとしたが、変換プログラム提供装置50に対してサービスの変換を依頼し、その結果を取得することによって、変換サービスを提供することとしてもよい。
また、図11では、1台の変換プログラム提供装置50のみを示したが、例えば、変換プログラム提供装置50は、変換プログラムの種類や、グループごとにそれぞれ用意されていてもよい。
また、上記実施例では、ゲートウェイ装置20について説明したが、ゲートウェイ装置20が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する通信制御プログラムを得ることができる。そこで、この通信制御プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図12は、本実施例に係る通信制御プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ100は、RAM(Random Access Memory)110と、CPU(Central Processing Unit)120と、HDD(Hard Disk Drive)130と、LAN(Local Area Network)インタフェース140と、入出力インタフェース150と、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ160とを有する。
RAM110は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU120は、RAM110からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD130は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、LANインタフェース140は、コンピュータ100をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース150は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、DVDドライブ160は、DVDの読み書きを行う装置である。
そして、このコンピュータ100において実行される通信制御プログラム111は、DVDに記憶され、DVDドライブ160によってDVDから読み出されてコンピュータ100にインストールされる。
あるいは、この通信制御プログラム111は、LANインタフェース140を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ100にインストールされる。
そして、インストールされた通信制御プログラム111は、HDD130に記憶され、RAM110に読み出されてCPU120によって通信制御プロセス121として実行される。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、本実施例で説明したゲートウェイ装置20のデータ変換に係る機能を、サービス提供装置10またはユーザ端末装置30が備えることとしてもよい。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるサービス利用端末装置との間で行われるデータ通信を制御する通信制御プログラムであって、
前記サービス提供装置によってサービスが提供される際に該サービス提供装置において用いられている第一の規格に従って生成される第一のデータを、前記サービス利用端末装置において用いられている第二の規格に従った第二のデータに変換するデータ変換処理に係る情報をサービスごとに記憶する変換処理記憶手順と、
前記サービス提供装置によってサービスの提供が行われる場合に、前記変換処理記憶手順により記憶された情報に基づいて、該サービスに対応するデータ変換処理を実行する変換処理実行手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
(付記2)前記サービス提供装置が提供可能なサービスを識別するサービス情報を受信することによって、前記サービス利用端末装置が利用可能なサービスを検出するサービス発見手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記変換処理実行手順は、前記サービス発見手順によって検出されたサービスの提供が行われる場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記1に記載の通信制御プログラム。
(付記3)前記変換処理記憶手順により記憶された情報に基づいて、変換可能なサービスに係る情報を送信する変換サービス宣伝手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記変換処理実行手順は、前記変換サービス宣伝手順により送信された情報を受信することによって変換可能なサービスを検出した前記サービス利用端末装置から該情報に基づいて送信されたサービス要求に応じて前記サービスの提供が行われる場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記1または2に記載の通信制御プログラム。
(付記4)前記サービス利用端末装置からサービス要求が送信された場合に、該サービス要求を送信した利用者に対して該サービスの提供を許可するか否かを判定するユーザ認証手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記変換処理実行手順は、前記ユーザ認証手順によりサービスの提供を許可すると判定された場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記1、2または3に記載の通信制御プログラム。
(付記5)前記ユーザ認証手順によりサービスの提供を許可すると判定された利用者に対して、該サービスに係るデータの提供を許可するか否かを判定するデータ提供判定手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記変換処理実行手順は、前記ユーザ認証手順によりサービスの提供を許可すると判定され、かつ、前記データ提供判定手順により該サービスに係るデータの提供を許可すると判定された場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記4に記載の通信制御プログラム。
(付記6)ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるサービス利用端末装置との間で行われるデータ通信を制御する通信制御方法であって、
前記サービス提供装置によってサービスが提供される際に該サービス提供装置において用いられている第一の規格に従って生成される第一のデータを、前記サービス利用端末装置において用いられている第二の規格に従った第二のデータに変換するデータ変換処理に係る情報をサービスごとに記憶する変換処理記憶工程と、
前記サービス提供装置によってサービスの提供が行われる場合に、前記変換処理記憶工程により記憶された情報に基づいて、該サービスに対応するデータ変換処理を実行する変換処理実行工程と、
を含んだことを特徴とする通信制御方法。
(付記7)前記サービス提供装置が提供可能なサービスを識別するサービス情報を受信することによって、前記サービス利用端末装置が利用可能なサービスを検出するサービス発見工程をさらに含み、
前記変換処理実行工程は、前記サービス発見工程によって検出されたサービスの提供が行われる場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記6に記載の通信制御方法。
(付記8)前記変換処理記憶工程により記憶された情報に基づいて、変換可能なサービスに係る情報を送信する変換サービス宣伝工程をさらに含み、
前記変換処理実行工程は、前記変換サービス宣伝工程により送信された情報を受信することによって変換可能なサービスを検出した前記サービス利用端末装置から該情報に基づいて送信されたサービス要求に応じて前記サービスの提供が行われる場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記6または7に記載の通信制御方法。
(付記9)前記サービス利用端末装置からサービス要求が送信された場合に、該サービス要求を送信した利用者に対して該サービスの提供を許可するか否かを判定するユーザ認証工程をさらに含み、
前記変換処理実行工程は、前記ユーザ認証工程によりサービスの提供を許可すると判定された場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記6、7または8に記載の通信制御方法。
(付記10)前記ユーザ認証工程によりサービスの提供を許可すると判定された利用者に対して、該サービスに係るデータの提供を許可するか否かを判定するデータ提供判定工程をさらに含み、
前記変換処理実行工程は、前記ユーザ認証工程によりサービスの提供を許可すると判定され、かつ、前記データ提供判定工程により該サービスに係るデータの提供を許可すると判定された場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記9に記載の通信制御方法。
(付記11)ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるサービス利用端末装置との間で行われるデータ通信を制御する通信制御装置であって、
前記サービス提供装置によってサービスが提供される際に該サービス提供装置において用いられている第一の規格に従って生成される第一のデータを、前記サービス利用端末装置において用いられている第二の規格に従った第二のデータに変換するデータ変換処理に係る情報をサービスごとに記憶する変換処理記憶手段と、
前記サービス提供装置によってサービスの提供が行われる場合に、前記変換処理記憶手段により記憶された情報に基づいて、該サービスに対応するデータ変換処理を実行する変換処理実行手段と、
を備えたことを特徴とする通信制御装置。
(付記12)前記サービス提供装置が提供可能なサービスを識別するサービス情報を受信することによって、前記サービス利用端末装置が利用可能なサービスを検出するサービス発見手段をさらに備え、
前記変換処理実行手段は、前記サービス発見手段によって検出されたサービスの提供が行われる場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記11に記載の通信制御装置。
(付記13)前記変換処理記憶手段により記憶された情報に基づいて、変換可能なサービスに係る情報を送信する変換サービス宣伝手段をさらに備え、
前記変換処理実行手段は、前記変換サービス宣伝手段により送信された情報を受信することによって変換可能なサービスを検出した前記サービス利用端末装置から該情報に基づいて送信されたサービス要求に応じて前記サービスの提供が行われる場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記11または12に記載の通信制御装置。
(付記14)前記サービス利用端末装置からサービス要求が送信された場合に、該サービス要求を送信した利用者に対して該サービスの提供を許可するか否かを判定するユーザ認証手段をさらに備え、
前記変換処理実行手段は、前記ユーザ認証手段によりサービスの提供を許可すると判定された場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記11、12または13に記載の通信制御装置。
(付記15)前記ユーザ認証手段によりサービスの提供を許可すると判定された利用者に対して、該サービスに係るデータの提供を許可するか否かを判定するデータ提供判定手段をさらに備え、
前記変換処理実行手段は、前記ユーザ認証手段によりサービスの提供を許可すると判定され、かつ、前記データ提供判定手段により該サービスに係るデータの提供を許可すると判定された場合に、該サービスに対応するデータ変換処理を実行することを特徴とする付記14に記載の通信制御装置。
(付記16)ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるサービス利用端末装置と、サービス提供装置およびサービス利用端末装置の間で行われる通信を制御する通信制御装置とから構成されるサービス提供システムであって、
前記通信制御装置が、
前記サービス提供装置によってサービスが提供される際に該サービス提供装置において用いられている第一の規格に従って生成される第一のデータを、前記サービス利用端末装置において用いられている第二の規格に従った第二のデータに変換するデータ変換処理に係る情報をサービスごとに記憶する変換処理記憶手段と、
前記サービス提供装置によってサービスの提供が行われる場合に、前記変換処理記憶手段により記憶された情報に基づいて、該サービスに対応するデータ変換処理を実行する変換処理実行手段と、
を備えたことを特徴とするサービス提供システム。
以上のように、本発明に係る通信通信制御プログラム、通信制御方法および通信制御装置は、ネットワークを介して各種のサービスを提供するサービス提供システムに有用であり、特に、サービスごとに用意された専用のクライアントプログラムを用いずに、利用者に各種サービスを提供する場合に適している。
本実施例に係るサービス提供システムの概念を説明するための図である。 本実施例に係るサービス提供システムの構成を示す機能ブロック図である。 サービス提供装置のサービス宣伝部によりアナウンスされるサービス情報の一例を示す図である。 変換サービス情報記憶部の一例を示す図である。 ゲートウェイ装置のサービス宣伝部によりアナウンスされる変換サービス情報の一例を示す図である。 発見済サービス記憶部の一例を示す図である。 発見済サービス記憶部の更新の一例を示す図である。 本実施例に係るサービス提供システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。 ユーザ端末装置のサービス発見部によるサービスマージ処理の処理手順を示すフローチャートである。 ゲートウェイ装置のサービス変換部によるユーザごとのアクセス制御を説明するための図である。 変換プログラム提供サービスを利用する場合のサービス提供システムの構成を示す機能ブロック図である。 本実施例に係る通信制御プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c サービス提供装置
11 サービス提供部
12 サービス宣伝部
20 ゲートウェイ装置
21 変換サービス情報記憶部
22 サービス発見部
23 変換処理選択部
24 サービス宣伝部
25 ユーザ認証部
26 サービス変換部
30 ユーザ端末装置
31 表示部
32 発見済サービス記憶部
33 サービス発見部
40 ネットワーク
100 コンピュータ
110 RAM
111 通信制御プログラム
120 CPU
121 通信制御プロセス
130 HDD
140 LANインタフェース
150 入出力インタフェース
160 DVDドライブ

Claims (5)

  1. ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御するゲートウェイ装置を構成するコンピュータの通信制御プログラムであって、
    前記サービス提供装置によって前記ネットワーク上にアナウンスされた、該サービス提供装置を一意に識別するサービスIDおよび該サービス提供装置への参照情報を受信するサービス発見手順と、
    前記サービス提供装置を一意に識別するサービスIDと、該サービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータをサービスの種類に応じてそれぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換する変換サービスを一意に識別する変換サービスIDと、該変換サービスを利用するためのURLである変換サービスURLとを対応付けて記憶する変換サービス情報記憶部を参照して、前記サービス発見手順によって受信されたサービスIDに対応する変換サービスURLを選択する変換処理選択手順と、
    前記変換処理選択手順によって選択された変換サービスURLを含む変換サービス情報を前記ネットワーク上にアナウンスするサービス宣伝手順と、
    前記変換サービスURLを用いて送信された前記変換サービスの利用要求を前記ユーザ端末装置から受信した場合に、前記変換サービス情報記憶部を参照して、該利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応するサービスIDを取得し、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、該利用要求を送信したサービス提供装置からデータが応答された場合に、変換サービスURLと変換プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記ユーザ端末装置から利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応する変換プログラムを用いて、前記サービス提供装置から応答されたデータを変換し、変換した結果として得られたデータを前記ユーザ端末装置に送信するサービス変換手順と、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
  2. 前記ユーザ端末装置から前記変換サービスの利用要求を受信した場合に、該利用要求を送信した利用者に対して該変換サービスの提供を許可するか否かを判定するユーザ認証手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記サービス変換手順は、前記ユーザ認証手順により前記変換サービスの提供を許可すると判定された場合に、該変換サービスに関するデータを変換することを特徴とする請求項に記載の通信制御プログラム。
  3. 前記ユーザ認証手順により前記変換サービスの提供を許可すると判定された利用者に対して、該変換サービスに関するデータの提供を許可するか否かを判定するデータ提供判定手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記サービス変換手順は、前記ユーザ認証手順により前記変換サービスの提供を許可すると判定され、かつ、前記データ提供判定手順により該変換サービスに関するデータの提供を許可すると判定された場合に、該変換サービスに関するデータを変換することを特徴とする請求項に記載の通信制御プログラム。
  4. ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御するゲートウェイ装置によって実行される通信制御方法であって、
    前記ゲートウェイ装置が、前記サービス提供装置によって前記ネットワーク上にアナウンスされた、該サービス提供装置を一意に識別するサービスIDおよび該サービス提供装置への参照情報を受信するサービス発見工程と、
    前記ゲートウェイ装置が、前記サービス提供装置を一意に識別するサービスIDと、該サービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータをサービスの種類に応じてそれぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換する変換サービスを一意に識別する変換サービスIDと、該変換サービスを利用するためのURLである変換サービスURLとを対応付けて記憶する変換サービス情報記憶部を参照して、前記サービス発見工程によって受信されたサービスIDに対応する変換サービスURLを選択する変換処理選択工程と、
    前記ゲートウェイ装置が、前記変換処理選択工程によって選択された変換サービスURLを含む変換サービス情報を前記ネットワーク上にアナウンスするサービス宣伝工程と、
    前記ゲートウェイ装置が、前記変換サービスURLを用いて送信された前記変換サービスの利用要求を前記ユーザ端末装置から受信した場合に、前記変換サービス情報記憶部を参照して、該利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応するサービスIDを取得し、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、該利用要求を送信したサービス提供装置からデータが応答された場合に、変換サービスURLと変換プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記ユーザ端末装置から利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応する変換プログラムを用いて、前記サービス提供装置から応答されたデータを変換し、変換した結果として得られたデータを前記ユーザ端末装置に送信するサービス変換工程と、
    を含んだことを特徴とする通信制御方法。
  5. ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供装置と、該サービスを利用する際に利用者が用いるユーザ端末装置との間で行われるデータ通信を制御する通信制御装置であって、
    前記サービス提供装置によって前記ネットワーク上にアナウンスされた、該サービス提供装置を一意に識別するサービスIDおよび該サービス提供装置への参照情報を受信するサービス発見手段と、
    前記サービス提供装置を一意に識別するサービスIDと、該サービス提供装置とユーザ端末装置との間でやり取りされるデータをサービスの種類に応じてそれぞれの装置において処理可能な形式に双方向に変換する変換サービスを一意に識別する変換サービスIDと、該変換サービスを利用するためのURLである変換サービスURLとを対応付けて記憶する変換サービス情報記憶部を参照して、前記サービス発見手段によって受信されたサービスIDに対応する変換サービスURLを選択する変換処理選択手段と、
    前記変換処理選択手段によって選択された変換サービスURLを含む変換サービス情報を前記ネットワーク上にアナウンスするサービス宣伝手段と、
    前記変換サービスURLを用いて送信された前記変換サービスの利用要求を前記ユーザ端末装置から受信した場合に、前記変換サービス情報記憶部を参照して、該利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応するサービスIDを取得し、取得したサービスIDにより識別されるサービス提供装置に対してサービスの利用要求を送信し、該利用要求を送信したサービス提供装置からデータが応答された場合に、変換サービスURLと変換プログラムとを対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記ユーザ端末装置から利用要求を受信した変換サービスの変換サービスURLに対応する変換プログラムを用いて、前記サービス提供装置から応答されたデータを変換し、変換した結果として得られたデータを前記ユーザ端末装置に送信するサービス変換手段と、
    を備えたことを特徴とする通信制御装置。
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