JP4364812B2 - 静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像用トナー、現像剤、画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
前記造粒後、トナー核に対し湿式で帯電制御剤としてフッ素系化合物をアルコールを含む水中に溶解させた後、トナー表面に付着(結合)させる工程、脱水ろ過する工程、乾燥する工程を有し、
前記脱水ろ過工程から前記乾燥工程に移るまでの工程間時間(t)と、
前記工程間中の脱水後ケーキの保管時環境温度(T)において(tの単位は時間、Tの単位は℃)、以下の関係式(1)及び/又は(2)が成り立つことを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
t≦80e(−0.07T) (1)
(ただし、5≦T<50の範囲とする。)
(3)前記有機樹脂微粒子が、末端にカルボキシル基を有する構造であることを特徴とする前記(2)に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
(4)前記カルボキシル基が、前記有機樹脂微粒子の構成成分である、アクリル酸またはメタクリル酸由来であることを特徴とする前記(3)に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
(6)前記有機溶媒組成物中の結着樹脂がポリエステル樹脂を含有することを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
(7)前記有機溶媒組成物の酸価が2〜30KOHmg/gであることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
(8)前記有機溶媒組成物中の結着樹脂が活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体を含有し、該有機溶媒組成物を水系媒体中で機械的剪断力により分散させた後、又は分散させながら該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体と活性水素基を有する化合物とを反応させる工程を有することを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
(10)該トナー粒子の体積平均粒子径が3〜8μmであることを特徴とする前記(9)に記載の静電荷像現像用トナー。
(11)該トナー粒子の体積平均粒子径と数平均粒子径の比(Dv/Dn)が1.20以下であることを特徴とする前記(9)又は(10)に記載の静電荷像現像用トナー。
(12)該トナー粒子の平均円形度が0.92〜1.00であることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
(14)少なくとも、感光体と、感光体を帯電する帯電手段と、感光体上に形成された静電潜像を請求項9〜12のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像する現像手段と、感光体上に形成されたトナー画像を画像支持体上に転写する手段と、転写されたトナー画像を定着するための加熱部材を配した加熱ローラ及びこれに対向配設された加圧ローラを備えた定着手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
(15)感光体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれ、少なくとも現像手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であ請求項13に記載の静電潜像現像用現像剤を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
(16)像担持体上に静電潜像を形成する工程、前記静電潜像を、少なくとも請求項13に記載の静電潜像現像用現像剤で現像し可視像を形成する工程、得られた可視像を記録部材に転写し、定着する工程を有することを特徴とする画像形成方法。
前記造粒後、トナー核に対し湿式で帯電制御剤としてフッ素系化合物をアルコールを含む水中に溶解させた後、トナー表面に付着(結合)させる工程、脱水ろ過する工程、乾燥する工程を有し、
前記脱水ろ過工程から前記乾燥工程に移るまでの工程間時間(t)と、
前記工程間中の脱水後ケーキの保管時環境温度(T)において(tの単位は時間、Tの単位は℃)、以下の関係式(1)及び/又は(2)が成り立つことを特徴とする静電荷像現像用トナー母体粒子の製造方法。
t≦80e(−0.07T) (1)
(ただし、5≦T<50の範囲とする。)
t≦80e(−0.07T) (1)
(ただし、5≦T<50の範囲とする。)
上式は、脱水後ケーキの保管環境温度が必要以上に高く、また、乾燥工程開始までの待機時間が長すぎる場合に、帯電特性が変動することを表しており、80e−0.07Tに対してtが短いほど好ましい。
フッ素系化合物としては、例えば、フッ素含有4級アンモニウム塩化合物、該フッ素含有4級アンモニウム塩化合物に含金属アゾ染料を併用したもの、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、経時帯電性に優れる点で、フッ素含有4級アンモニウム塩化合物が特に好ましい。
前記構造式(1)において、Xは、二価有機基を表す。該二価有機基としては、例えば、−SO2−、−CO−、−(CH2)x−、−SO2N(R5)−(CH2)x−、−(CH2)x−CH(OH)−(CH2)x−、などが挙げられる。ここで、xは、1〜6の整数を表す。R5は、炭素数1〜10のアルキル基を表す。これらの中でも、−SO2−、−CO−、−(CH2)2−、−SO2N(C2H5)−(CH2)2−、又は−CH2CH(OH)CH2−が好ましく、−SO2−、又は−CO−が特に好ましい。
前記構造式(1)において、mは、1以上の整数を表し、1〜20が好ましく、1〜10がより好ましい。
前記アルキル基としては、炭素数1〜10のものが好ましく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、イソオクチル基、n−デシル基、イソデシル基、などが挙げられ、これらは置換基で更に置換されていてもよい。前記アルケニル基としては、炭素数2〜10のものがより好ましく、例えば、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、オクテニル基、などが挙げられ、これらは置換基で更に置換されていてもよい。前記アリール基としては、炭素数6〜24のものがより好ましく、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、クメニル基、スチリル基、メシチル基、シンナミル基、フェネチル基、ベンズヒドリル基、などが挙げられ、これらは置換基で更に置換されていてもよい。
本発明の酸価の測定方法は、JIS K0070に準拠した方法による。
但しサンプルが溶解しない場合は、溶媒にジオキサン又はTHF等の溶媒を用いる。
(ポリエステル樹脂の作製)
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)を、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイドなど公知のエステル化触媒の存在下、150〜280℃に加熱し、必要により減圧しながら生成する水を溜去して、ポリエステル樹脂を得る。
上記ポリエステル樹脂と同様の方法で得られた水酸基を有するポリエステルに、40〜140℃にて、多価イソシアネート(PIC)を反応させ、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)を得る。多価イソシアネート(PIC)を反応させる際には、必要により溶剤を用いることもできる。使用可能な溶剤としては、イソシアネート化合物に対して不活性である、芳香族溶剤(トルエン、キシレンなど);ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど);エステル類(酢酸エチルなど);アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど)およびエーテル類(テトラヒドロフランなど)などが挙げられる。
ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)との反応は、他のトナー構成材料と混合させて行わせるものであっても良いし、予め作製しておくものでもよい。予め作製する場合は、ポリエステルプレポリマー(A)にアミン類(B)を0〜140℃にて反応させ、ウレア変性ポリエステル樹脂を得る。ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)を反応させる場合にも、プレポリマー(A)の場合と同様に、必要に応じて溶剤を用いることができる。使用可能な溶剤は、先に挙げた通りである。
本発明に用いる水系媒体としては、水単独でもよいが、水と混和可能な溶剤を併用することもできる。混和可能な溶剤としては、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などが挙げられる。トナー粒子は、水系媒体中でイソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)を含有する分散体を、アミン類(B)と反応させて形成しても良いし、予め作製した変性ポリエステル樹脂を用いても良い。水系媒体中でポリエステル樹脂やポリエステルプレポリマー(A)からなる分散体を安定して形成させる方法としては、水系媒体中にポリエステル樹脂やポリエステルプレポリマー(A)からなるトナー構成材料を加えて、機械的剪断力により分散させるが、他のトナー構成材料であるワックスなどは、水系媒体中で分散体を形成させる際に混合してもよいが、予めこれらトナー構成材料を混合した後、水系媒体中にその混合物を加えて分散させたほうがより好ましい。また、本発明においては、ワックスなどのトナー構成材料は、必ずしも、水系媒体中で粒子を形成させる時に混合しておく必要はなく、粒子を形成せしめた後、添加してもよい。
また、水系媒体中に予め固体の微粒子分散剤を添加しておくことで、水相中での油滴の分散が均一化する。これは、分散時に油滴の表面に固体微粒子分散剤が配置するようになり、油滴の分散が均一化するものであり、それと共に油滴同士の合一が防止され、粒度分布のシャープなトナーが得られるようになる。固体微粒子分散剤は、水系媒体中で水に難溶の固体状で存在するものであり、前記有機微粒子を用いることが好ましいが、平均粒径が0.01〜1μmの無機微粒子を用いることもできる。無機微粒子の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などを挙げることができる。更に好ましくはリン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、コロイド状酸化チタン、コロイダルシリカ、ヒドロキシアパタイトなども用いることが出来る。特に水中でリン酸ナトリウムと塩化カルシウムを塩基性条件下で反応させて合成したヒドロキシアパタイトが好ましい。
この図示例では、3つのなかで第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17を設ける。
また、3つのなかで第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15間に張り渡した中間転写体10上には、その搬送方向に沿って、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4つの画像形成手段18を横に並べて配置してタンデム画像形成装置20を構成する。
なお、図示例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備える。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を更に反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
画像転写後のシートは、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
ここで、レジストローラ49は一般的には接地されて使用されることが多いが、シートの紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。
該プロセスカートリッジは感光体101、帯電手段102、現像手段103、クリーニング手段104が一体として組み込まれている。このうち現像手段には、本発明のトナーが組み込まれている。
(ポリエステルの製造例)
冷却管、攪拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物690部、テレフタル酸335部を投入し、常圧窒素気流下のもと、210℃で10時間縮合反応した。次いで10〜15mmHgの減圧下で脱水しながら5時間反応を継続した後に冷却し、ポリエステル(1)を得た。得られたポリエステル樹脂の重量平均分子量6,000、酸価10KOHmg/g、ガラス転移点48℃であった。
冷却管、攪拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物795部、イソフタル酸200部、テレフタル酸65部、及びジブチルチンオキサイドを2部を投入し、常圧窒素気流下のもと、210℃で8時間縮合反応した。次いで10〜15mmHgの減圧下で脱水しながら5時間反応を継続した後に80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソホロンジイソシアネート170部と2時間反応を行い、プレポリマー(1)を得た。得られたプレポリマーの重量平均分子量は5,000であった。
タンク内に、35%カルナバワックス酢酸エチル分散液170部、ポリエステル(1)120部、PY155(クラリアント製)20部、酢酸エチル70部、イソホロンジアミン2部を投入し、2時間、攪拌して溶解混合した。続いて、高能率分散機エバラマイルダー(荏原製作所製)を用いて、1時間、循環混合して有機溶媒組成物(1)を得た。得られた有機溶媒組成物(1)の酸価は4.5KOHmg/gであった。また、別のタンク内に、プレポリマー(1)25部、酢酸エチル25部を投入し、4時間、攪拌して溶解混合し、有機溶媒組成物(2)を得た。
タンク内に水945部、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル共重合体の20%水性分散液40部、50%ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)160部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、水系分散媒体(1)を得た。
有機溶媒組成物(1)を3560g/分、有機溶媒組成物(2)を440g/分、水系分散媒体(1)を6000g/分のスピードで、パイプラインホモミキサー(特殊機化工業製)に供給し、乳化分散液を得た。得られた乳化液中のトナー粒子の体積平均粒子径は5.9μm、Dv/Dnは1.13となり、平均円形度は0.96であった。さらに、得られた乳化液を以下のように処理することでトナー母体粒子及びトナーを得た。まず、脱溶剤工程は次の方法で行った。45℃まで昇温して、攪拌翼外周端周速10.5m/秒、大気圧下(101.3kPa)で溶剤を除去することにより、脱溶剤スラリー(1)を得た。脱溶剤時間は5時間を要した。続いて、洗浄工程は次の方法で行なった。上記脱溶剤スラリーをフィルタープレスで加圧濾過し、濾液伝導度が100μS/cmまで貫通洗浄をおこなった。さらに、固形分濃度が20%になるように、濾過ケーキにイオン交換水を加え、ディスパーで混合したのちに、10%水酸化ナトリウム水溶液を加え、pH=9.0の状態で30分間アルカリ洗浄をおこなった。再び、フィルタープレスにより、同様の操作をおこない、100μS/cmのスラリーを得たのちに、10%塩酸を加え、pH=4.0で30分間酸洗浄をおこなった。さらに、同様にフィルタープレスによる加圧洗浄を繰り返すことにより、脱水ケーキを得た。これを、酸洗浄後ケーキ(1)とする。
続いて、帯電制御剤による表面処理工程は次の方法で行なった。上記酸洗浄後ケーキ(1)に固形分濃度が20%になるように、イオン交換水を加え、ディスパーで混合した後に、1%N、N、N−トリメチル−[3−(4−ぺルフロロノネニルオキシベンズアミド)プロピル]アンモニウム、ヨージド(製品名フタージェント310(ネオス社製))メタノール水溶液を加えて30分間攪拌をおこなった。引き続き、遠心分離機を用いて、上記表面処理スラリーをろ過分離し、含水率30%の母体ケーキ(1)を得た。続いて、上記母体ケーキ(1)を減圧乾燥機により、40℃、24時間乾燥して、トナー母体粒子を得た。このとき、母体ケーキ(1)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tは4時間であり、また、保管時の環境温度Tは25℃であった。次に、得られたトナー母体粒子100部に疎水性シリカ(H2000、クラリアントジャパン社製)を0.5部添加し、ヘンシェルミキサーにて混合した。更に、疎水性シリカ0.5部と、疎水化酸化チタン0.5部を追加混合し、目開き37μmのスクリーンにて粗大粒子を除去して、イエロートナー(1)を得た。
母体ケーキ(1)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tを10時間、また、保管時の環境温度Tを15℃に変更する以外は、実施例1と同様に処理することにより、イエロートナー(2)を得た。
母体ケーキ(1)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tを2時間、また、保管時の環境温度Tを35℃に変更する以外は、実施例1と同様に処理することにより、イエロートナー(3)を得た。
(ポリエステルの製造例)
冷却管、攪拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物280部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物415部、テレフタル酸335部を投入し、常圧窒素気流下のもと、210℃で10時間縮合反応した。次いで10〜15mmHgの減圧下で脱水しながら5時間反応を継続した後に冷却し、ポリエステル(2)を得た。得られたポリエステル樹脂の重量平均分子量5,800、酸価24KOHmg/g、ガラス転移点50℃であった。
タンク内に、35%カルナバワックス酢酸エチル分散液170部、ポリエステル(2)120部、PR1022(大日本インキ化学工業製)16部、酢酸エチル74部、イソホロンジアミン2部を投入し、2時間、攪拌して溶解混合した。続いて、高能率分散機エバラマイルダー(荏原製作所製)を用いて、1時間、循環混合して有機溶媒組成物(3)を得た。得られた有機溶媒組成物(3)の酸価は10.5KOHmg/gであった。
有機溶媒組成物(3)を4005g/分、有機溶媒組成物(2)を495g/分、水系分散媒体(1)を5500g/分のスピードで、パイプラインホモミキサー(特殊機化工業製)に供給し、乳化分散液を得た。得られた乳化液中のトナー粒子の体積平均粒子径は5.2μm、Dv/Dnは1.08となり、平均円形度は0.93であった。さらに、得られた乳化液を以下のように処理することでトナー母体粒子及びトナーを得た。まず、脱溶剤工程は次の方法で行った。45℃まで昇温して、攪拌翼外周端周速10.5m/秒、大気圧下(101.3kPa)で溶剤を除去することにより、脱溶剤スラリー(2)を得た。脱溶剤時間は5時間を要した。続いて、洗浄工程は次の方法で行なった。上記脱溶剤スラリーをフィルタープレスで加圧濾過し、濾液伝導度が100μS/cmまで貫通洗浄をおこなった。さらに、固形分濃度が20%になるように、濾過ケーキにイオン交換水を加え、ディスパーで混合したのちに、10%水酸化ナトリウム水溶液を加え、pH=10.5の状態で30分間アルカリ洗浄をおこなった。再び、フィルタープレスにより、同様の操作をおこない、100μS/cmのスラリーを得たのちに、10%塩酸を加え、pH=5.0で30分間酸洗浄をおこなった。さらに、同様にフィルタープレスによる加圧洗浄を繰り返すことにより、脱水ケーキを得た。これを、酸洗浄後ケーキ(2)とする。続いて、帯電制御剤による表面処理工程は次の方法で行なった。上記酸洗浄後ケーキ(2)に固形分濃度が20%になるように、イオン交換水を加え、ディスパーで混合した後に、1%N、N、N−トリメチル−[3−(4−ぺルフロロノネニルオキシベンズアミド)プロピル]アンモニウム、ヨージド(製品名フタージェント310(ネオス社製))エタノール水溶液を加えて60分間攪拌をおこなった。引き続き、遠心分離機を用いて、上記表面処理スラリーをろ過分離し、含水率20%の母体ケーキ(2)を得た。続いて、上記母体ケーキ(2)を減圧乾燥機により、40℃、24時間乾燥して、トナー母体粒子を得た。このとき、母体ケーキ(2)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tは6時間であり、また、保管時の環境温度Tは20℃であった。次に、得られたトナー母体粒子100部に疎水性シリカ(H2000、クラリアントジャパン社製)を0.5部添加し、ヘンシェルミキサーにて混合した。更に、疎水性シリカ0.5部と、疎水化酸化チタン0.5部を追加混合し、目開き37μmのスクリーンにて粗大粒子を除去して、マゼンタトナー(1)を得た。
母体ケーキ(1)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tを10時間、また、保管時の環境温度Tを40℃に変更する以外は、実施例1と同様に処理することにより、イエロートナー(4)を得た。
母体ケーキ(1)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tを24時間、また、保管時の環境温度Tを20℃に変更する以外は、実施例1と同様に処理することにより、イエロートナー(5)を得た。
母体ケーキ(2)を減圧乾燥機に投入するまでの工程間時間tを30時間、また、保管時の環境温度Tを15℃に変更する以外は、実施例4と同様に処理することにより、マゼンタトナー(2)を得た。
評価実機の中から現像剤をサンプリングし、温度20℃、湿度50%の環境下において、ステンレス性のポットに仕込み、ボールミル架台上で300rpmにて回転混合させた後、回転開始から15秒後に停止させ、得られた現像剤の帯電量を、ブローオフ装置によって測定した。
<画像濃度>
ベタ画像出力後、画像濃度をX−Rite(X−Rite社製)により測定した。これを5点測定して平均値を求めた。
<地肌汚れ>
白紙画像を現像中に停止させ、現像後の感光体上の現像剤をテープ転写し、未転写のテープの画像濃度との差を938スペクトロデンシトメーター(X−Rite社製)により測定した。画像濃度との差が0.04以上であるものを不良と判断することにした。
<機内飛散>
複写機内のトナー汚染状態を目視にて評価し、評価基準は以下の通りとした。
○:良好なレベル
×:実用上問題があるレベル
なお、全ての評価項目は、Ricoh 製Imagio Neo 450にて、各トナーを用いて画像面積率5%チャート連続50000枚出力耐久試験実施後に評価した。
2 加熱ローラ
2a、4a 芯金
2b、4b 弾性部材(耐熱ゴム層)
3 ベルト
4 加圧ローラ
5 温度検出手段
6 誘導加熱手段
7 励磁コイル
8 コイルガイド板
9 励磁コイルコア
10 中間転写ベルト(中間転写体)
11 記録材
12 励磁コイルコア支持部材
14、15、16 支持ローラ
17 クリーニング装置
18 画像形成手段
20 タンデム型画像形成装置
21 露光装置
22 2次転写装置
23 ローラ
24 2次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 反転装置
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第1送行体
34 第2送行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 感光体(潜像担持体)
42、50 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45、52 分離ローラ
46、48 給紙路
47 搬送ローラ
49 レジストローラ
51 手差しトレイ
53 手差し給紙路
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
60 帯電装置
61 現像装置
62 1次転写手段
63 感光体クリーニング装置
64 除電装置
100 複写装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
101 感光体
102 帯電手段
103 露光手段
104 現像手段
105 クリーニング手段
N ニップ部
W1 接触領域
Claims (17)
- 少なくとも、有機溶媒中に結着樹脂と着色剤とを含有する有機溶媒組成物を、水系媒体中で造粒するトナーの製造方法において、
前記造粒後、トナー核に対し湿式で帯電制御剤として、アルコールを含む水中に溶解したフッ素系化合物をトナー表面に付着(結合)させる工程、脱水ろ過する工程、乾燥する工程を有し、
前記脱水ろ過工程から前記乾燥工程に移るまでの工程間時間(t)と、
前記工程間中の脱水後ケーキの保管時環境温度(T)において(tの単位は時間、Tの単位は℃)、以下の関係式(1)及び/又は(2)が成り立つことを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
t≦80e(−0.07T) (1)
(ただし、5≦T<50の範囲とする。)
- 前記水系媒体が、有機樹脂微粒子を含むことを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記有機樹脂微粒子が、末端にカルボキシル基を有する構造であることを特徴とする請求項2に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記カルボキシル基が、前記有機樹脂微粒子の構成成分である、アクリル酸またはメタクリル酸由来であることを特徴とする請求項3に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記静電荷像現像用トナーの製造方法は、帯電制御剤を外添する工程の前に脱溶剤、洗浄、脱水ろ過工程を有し、前記洗浄工程は、少なくともスラリーpHが8.0〜11.0の状態で行うアルカリ洗浄工程と、スラリーpHが3.0〜6.0の状態で行う酸洗浄工程を有し、前記酸洗浄工程は、前記アルカリ洗浄工程の後工程であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記有機溶媒組成物中の結着樹脂がポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記有機溶媒組成物の酸価が2〜30KOHmg/gであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記有機溶媒組成物中の結着樹脂が活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体を含有し、該有機溶媒組成物を水系媒体中で機械的剪断力により分散させた後、又は分散させながら該活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体と活性水素基を有する化合物とを反応させる工程を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法によって製造されたことを特徴とする静電荷像現像用トナー。
- 該トナー粒子の体積平均粒子径が3〜8μmであることを特徴とする請求項9に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該トナー粒子の体積平均粒子径と数平均粒子径の比(Dv/Dn)が1.20以下であることを特徴とする請求項9又は10に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該トナー粒子の平均円形度が0.92〜1.00であることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項9〜12のいずれかに記載の静電荷現像用トナーとキャリアとからなる静電潜像現像用現像剤。
- 少なくとも、感光体と、感光体を帯電する帯電手段と、感光体上に形成された静電潜像を請求項9〜12のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像する現像手段と、感光体上に形成されたトナー画像を画像支持体上に転写する手段と、転写されたトナー画像を定着するための加熱部材を配した加熱ローラ及びこれに対向配設された加圧ローラを備えた定着手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 像担持体上に静電潜像を形成する工程、前記静電潜像を、少なくとも請求項13に記載の静電潜像現像用現像剤で現像し可視像を形成する工程、得られた可視像を記録部材に転写し、定着する工程を有することを特徴とする画像形成方法。
- 感光体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれ、少なくとも請求項13に記載の静電潜像現像用現像剤を有する現像手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 少なくとも、有機溶媒中に結着樹脂と着色剤とを含有する有機溶媒組成物を、水系媒体中で造粒するトナー母体粒子の製造方法において、
前記造粒後、トナー核に対し湿式で帯電制御剤としてフッ素系化合物をアルコールを含む水中に溶解させた後、トナー表面に付着(結合)させる工程、脱水ろ過する工程、乾燥する工程を有し、
前記脱水ろ過工程から前記乾燥工程に移るまでの工程間時間(t)と、
前記工程間中の脱水後ケーキの保管時環境温度(T)において(tの単位は時間、Tの単位は℃)、以下の関係式(1)及び/又は(2)が成り立つことを特徴とする静電荷像現像用トナー母体粒子の製造方法。
t≦80e(−0.07T) (1)
(ただし、5≦T<50の範囲とする。)
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