JP4364559B2 - 電力線搬送用モデムおよび電力線搬送システム - Google Patents

電力線搬送用モデムおよび電力線搬送システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
サーバと前記サーバを電力線を介して接続された複数のクライアントとの間でデータを双方向に送受信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電力線搬送は、既存の電力線を利用して電波法が定める通信周波数帯(10kHz〜450kHz)の範囲内でデータ通信を行うものであり、通常、双方向でのデータが干渉しないようデータ送信方向ごとに周波数を分割して利用する周波数多重方式が用いられている。
【0003】
1台の情報処理装置(サーバ)と、複数の情報処理端末(クライアント)との間で、電力線を介して通信を行なう場合、予め定められた接続可能なクライアントの最大の台数に応じて、周波数帯域を固定的に分割し、接続された各クライアントに割り当てている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
例えば、4台まで接続可能と設定されている場合、図12に示すように、接続された各クライアントに対し、上記の通信周波数帯(10kHz〜450kHz)を4分割した帯域が割り当てられる。また、各クライアントは、その割り当てられた帯域を、さらに2分割して、それぞれ上り下りの2方向に割り当てて、データ送信を行なう。
【0005】
なお、本明細書内では、サーバ側からクライアント側へのデータ送信を下り、クライアント側からサーバ側へのデータ送信を上りと呼ぶ。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−261728号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の方法では、例えば、4台まで接続可能と設定されている場合は、1台だけを接続したとしても、そのクライアントは、例えば、上りが10kHz〜60kHz、下りが60kHz〜120kHzといった周波数帯域しか使用できない。そして、残りの周波数帯域、120kHz〜450kHzは、使用されないままとなる。
【0008】
このように、固定的に周波数帯域を割り当てる場合、周波数帯域の利用効率が悪く、その分、伝送速度を高めることができなかった。
【0009】
そこで、本発明は、電力線搬送システムにおいて、周波数帯域を有効に利用することで、伝送速度を向上させること目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
サーバ・クライアント間で電力線を介してデータ転送を行なう場合、クライアント側からサーバへデータを送信する周波数帯域は、接続されたクライアントの台数に応じて、動的に割り当てる。そして、サーバからクライアントへデータを送信する周波数帯域は、全クライアントに対し、同じ帯域を使用する。
【0011】
具体的には、電力線を介してデータの送受信を行なう電力線搬送通信により通信装置を少なくとも1つの相手装置に接続するための電力線搬送用モデムであって、前記相手装置の台数と、前記相手装置各々に割り当てられている電力線搬送通信のための周波数帯域を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記相手装置の台数を更新する更新手段と、前記更新手段により前記記憶手段に記憶されている前記相手装置の台数が更新された場合、更新後の台数に従い前記相手装置それぞれに割り当てる電力線搬送通信のための周波数帯域を再設定して、前記記憶手段に記憶されている前記相手装置各々の周波数帯域を更新するとともに、前記再設定された周波数帯域を前記相手装置に通知する周波数帯域設定手段と、を有することを特徴とする電力線搬送用モデムを提供する。
【0012】
また、 電力線を介して通信を行なう電力線搬送通信により通信装置を相手装置に接続するための電力線搬送用モデムであって、当該通信装置が前記電力線に接続された場合、前記相手装置に対し、周波数帯域を割り当てるよう要求するコマンドを送信する周波数帯域割当要求手段と、前記相手装置から、接続されていることを確認するコマンドを受信した場合、接続されていることを示す応答コマンドを送信する応答コマンド送信手段と、前記相手装置から割り当てられた周波数帯域の通知を受信すると、当該割り当てられた周波数帯域を格納する周波数帯域記憶手段と、を備えることを特徴とする電力線搬送用モデムを提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した実施形態を図を参照しながら説明する。
【0014】
図1は、本実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
【0015】
本図に示すように、本実施形態におけるシステムは、外部ネットワークに接続され、電力線30による電力線ネットワーク300を介して接続されている複数のクライアントに外部ネットワークから受信したデータを配信するサーバ1と、サーバ1と電力線ネットワーク300との間に設置されるモデムの機能を有するマスタ装置100と、電力線ネットワーク300と、クライアント2a〜2dと、クライアント2a〜2dと電力線30の間に設置されるモデムの機能を有するスレーブ装置200a〜200dとで構成される。以後、スレーブ装置200a〜200d、クライアント2a〜2dを特定する必要がない場合、それぞれ、代表してスレーブ装置200、クライアント2と呼ぶ。
【0016】
なお、サーバ1とマスタ装置100との間、および、スレーブ装置200とクライアント2との間は、LAN400により接続されている。
【0017】
ここで、サーバ1は、例えば、マルチキャスト配信が可能なPCベースの画像配信サーバなどが考えられる。もちろん、一般的なサーバであればよく、画像配信サーバに限られない。またLAN接続インタフェースを有し、LAN400を介してマスタ装置100と接続する。
【0018】
クライアント2は、IPパケットを送受信可能なパーソナルコンピュータ、IPネットワーク上に接続可能でカラーLCDを搭載し、動画像の表示が可能なIPテレビ電話などが考えられる。もちろん、これらも、IPパケットを送受信可能な機器であれば、これらに限られない。
【0019】
マスタ装置100は、LAN400上のIPパケットと電力線30上のデータとの間の変換処理を行うことで、電力線30上でのデータ送受信を可能とするものである。さらに、スレーブ装置200との接続を検出し、各スレーブ装置200から電力線30上にデータを送り出す際の周波数帯域の割り当てを行う。
【0020】
スレーブ装置200は、マスタ装置100と同様に、LAN400上のIPパケットと電力線30上のデータとの間の変換処理を行なうことで、電力線30上でのデータ送受信を可能とするものである。さらに、マスタ装置100からの通知に従い、電力線30上にデータを送り出す際に使用する周波数帯域を切り換えるものである。
【0021】
なお、電力線ネットワーク300への接続は、実際は電源コンセントにマスタ装置100およびスレーブ装置200を接続することで実現される。
【0022】
図2は、マスタ装置100の機能構成図である。
【0023】
本図に示すように、マスタ装置100は、LAN用コネクタ110と、イーサネット(登録商標)制御部120と、TCP/IP制御部130と、電力線搬送制御部140と、AFE部150と、電源用コネクタ160と、第1のデータ蓄積部170と、周波数帯域制御部180と、第2のデータ蓄積部190とを備える。
【0024】
LAN用コネクタ110は、LAN400と接続するためのインタフェースである。
【0025】
AFE150は、アナログ・フロント・エンド回路である。
【0026】
電源用コネクタ部160は、電力線30とのコネクタである。
【0027】
イーサネット(登録商標)制御部120は、LAN用コネクタ110を介してLAN400よりイーサフレームを受信し、当該イーサフレームに格納されているパケットを取り出して電力線搬送制御部140に送出する。また、電力線搬送制御部140から受け取ったパケットをイーサフレームに格納してLAN用コネクタ110を介してLAN400に送出する。
【0028】
電力線搬送制御部140は、AFE150から受け取った信号をスレーブ装置200各々に割り当てた周波数帯域で復調し、その結果得られたパケットをイーサネット(登録商標)制御部120に送出する。また、イーサネット(登録商標)制御部120から受け取ったパケットを、各スレーブ装置200に共通に割り当てた周波数帯域で変調してAFE150に送出する。
【0029】
また、本実施形態では、新たに電力線ネットワーク300に接続しようとしているクライアント2に接続されたスレーブ装置200が接続を要求する場合、マスタ装置100から割当周波数を通知したり接続確認を行なったりする場合等に用いられる割当周波数帯域制御のためのIPパケットを制御パケットと呼ぶこととする。さらに、本実施形態では、制御パケットの送受を行なうための専用の周波数帯域(以後、制御パケット用周波数帯域と呼ぶ)が上り下りそれぞれに用意されているものとする。
【0030】
電力線搬送制御部140は、AFE150から受信した信号を制御パケット用周波数帯域で復調し、その結果得られたパケットを、制御パケットとしてTCP/IP制御部130に送出する。また、TCP/IP制御部130から受け取ったパケットを制御パケット用周波数帯域で変調してAFE150に送出する。
【0031】
TCP/IP制御部130は、電力線搬送制御部140から受け取った制御パケットを、TCP/IP、UDP/IP等のプロトコルに従って解析し、宛先のIPアドレスを見て、その制御パケットが自分自身宛ての場合、その制御パケットを周波数帯域制御部180に受け渡す。また、周波数帯域制御部180から受け取った電力線30を介して送信するデータを、TCP/IP、UDP/IP等のプロトコルに従ってパケット化する。
【0032】
周波数帯域制御部180は、接続されているクライアント2の数に変化があった場合、割当周波数帯域を更新し、更新された割当周波数帯域をそれぞれのクライアント2に対応するスレーブ装置200に通知する制御パケット(帯域通知パケット)をTCP/IP制御部130へと送信する。
【0033】
なお、接続されているクライアント2の数は、新たに接続されたスレーブ装置200から送られてくる周波数帯域の割当を要求する制御パケット(帯域要求パケット)、または、定期的にマスタ装置100からスレーブ装置200に送出する接続を確認する制御パケット(接続確認パケット)に応答する制御パケットの受信により判断する。ここで、スレーブ装置200がマスタ装置100から制御パケットを受信した際に受信したことを示すために折り返し送信する制御パケットを一般に受信応答パケットと呼ぶ。
【0034】
具体的には、新たなスレーブ装置200から帯域要求パケットを受信すると、後述する第1のデータ蓄積部170より、現時点のスレーブ装置接続状況に関する情報を受け取り、新たに各スレーブ装置200に対して割り当てる周波数帯域を算出する。例えば、使用可能な周波数帯域幅をα、接続スレーブ装置200の台数をnとし、α/2を下りに割り当てるものとすると、1台のスレーブ装置200に割り当てる周波数帯域幅は、α/(2n)となる。この帯域幅で、使用可能な周波数帯域を分割し、各スレーブ装置200に割り当てる。
【0035】
また、周波数帯域制御部180は、予め定められたタイミングで、電力線ネットワーク300を介して接続されているスレーブ装置200(クライアント2)の台数を確認するために接続確認パケットを送出する。受け取ったスレーブ装置200側では、所定の時間内に受信応答パケットを返信する。周波数帯域制御部180は、受信応答パケットの受信数に応じて現在接続されているスレーブ装置200の台数を判断する。そして、台数に変動があれば、割当周波数帯域を再設定するとともに、後述する第1のデータ蓄積部170のデータを更新する。
【0036】
第1のデータ蓄積部170は、CPU用のプログラムを蓄積する。さらに、周波数帯域制御部180から受け取ったスレーブ装置200の接続状況を、割り当てられた周波数帯域とともにテーブル形式で接続状況テーブル171に記憶する。その接続状況テーブル171を図3に示す。
【0037】
本図に示すように、接続状況テーブル171は、スレーブ装置名格納部172と、当該スレーブ装置200のIPアドレスを格納するIPアドレス格納部173と、当該スレーブ装置200に割り当てられた周波数帯域を格納する割当周波数帯域格納部174とを備える。
【0038】
第2のデータ蓄積部190は、信号処理を行なうDSP用のプログラムを蓄積するものである。
【0039】
以上の機能により、マスタ装置100においては、LAN400からLAN用コネクタ110を介して受信したイーサフレームは、イーサネット(登録商標)制御部120においてパケットが抽出され、電力線搬送制御部140において変調され、AFE150と電源用コネクタ160とを介して電力線30に送出される。
【0040】
また、電力線30から電源用コネクタ160を介して受信した信号は、逆の経路を辿り、LAN400に送出される。このとき、制御パケット用周波数帯域の信号は、電力線搬送制御部140において復調後、TCP/IP制御部130に受け渡され、TCP/IP制御部130において解析されて、自身宛ての制御パケットの場合、周波数帯域制御部180に渡される。
【0041】
周波数帯域制御部180において生成された制御パケットは、逆の経路を辿り、電源用コネクタ160から電力線30に送出される。
【0042】
次に、図4を用いて、スレーブ装置200の機能構成について説明する。
【0043】
スレーブ装置200は、LAN用コネクタ210と、イーサネット(登録商標)制御部220と、TCP/IP制御部230と、電力線搬送制御部240と、AFE250と、電源用コネクタ260と、第1のデータ蓄積部270と、周波数帯域制御部280と、第2のデータ蓄積部290とを備える。
【0044】
周波数帯域制御部280は、TCP/IP制御部230より受信したマスタ装置100からの制御パケットを解析し、受信した制御パケットに応じた処理を行なうとともに、受信応答パケットを生成してTCP/IP部230へと送出する。
【0045】
周波数帯域制御部280は、マスタ装置100から自機宛てに割り当てられた周波数帯域を通知する帯域通知パケットを受け取ると、電力線搬送制御部240に割り当てられた周波数帯域を通知する。
【0046】
また、周波数帯域制御部280は、電力線に接続した際、マスタ装置100に対して周波数帯域割り当てを要求する帯域要求パケットを生成し、TCP/IP制御部230に送出する。
【0047】
電力線搬送制御部240は、イーサネット(登録商標)制御部220から受け取ったパケットを、周波数帯域制御部280から通知された自機器に割り当てられた周波数帯域で変調してAFE150に送出する。また、AFE250から受け取った信号を下りの周波数帯域として全スレーブ装置200に共通に割り当てられている周波数帯域で復調し、その結果得られたパケットをイーサネット(登録商標)制御部220に送出する。
【0048】
また、電力線搬送制御部240は、AFE250から受信した信号を制御パケット用周波数帯域で復調し、その結果得られたパケットを、制御パケットとしてTCP/IP制御部230に送出する。また、TCP/IP制御部230から受け取ったパケットを制御パケット用周波数帯域で変調してAFE250に送出する。
【0049】
第1のデータ蓄積部270は、マスタ装置100により割り当てられた周波数帯域を保持する。
【0050】
周波数帯域制御部280、第1のデータ蓄積部270、および電力線搬送制御部240以外は、基本的にマスタ装置100の対応する機能部と同様の働きをするものであるため、ここでは、詳細な説明は行なわない。
【0051】
マスタ装置100およびスレーブ装置200を実現するハードウエア構成の一例を図5に示す。
【0052】
本図に示すように、これらの機器は、RJ−45コネクタ310と、パルストランス320と、イーサネット(登録商標)PHY/SW330と、DSP340と、AFE350と、ACコネクタ360と、第1のメモリ370と、CPU380と、第2のメモリ390とを備える。
【0053】
RJ−45コネクタ310は、LAN接続用コネクタである。
【0054】
AFE350は、アナログ・フロント・エンド部であり、トランスおよびバンドパスフィルタにより構成され、電力線よりデータ信号のみを分離させる。
【0055】
ACコネクタ360は、電源ライン接続用コネクタである。
【0056】
イーサネット(登録商標)PHY/SW330は、イーサネット(登録商標)PHYおよびスイッチ部であり、パルストランス320から受け取ったイーサフレームからパケットを取り出してDSP340に送出し、また、DSP340から受け取ったパケットをイーサフレーム化してパルストランス320などを介してイーサネット(登録商標)に送出する。
【0057】
DSP340は、信号処理部で、電力線30より受信したデータを復調してイーサネット(登録商標)PHY/SW330へ転送し、また、イーサネット(登録商標)PHY/SW330から受信したデータを変調し電力線30に送出する。また、CPU380の指示に従い電力線搬送データの使用周波数帯域を制御する。また、復調したパケットが制御パケットであった場合、CPUに転送する。
【0058】
CPU380は、装置内主制御部であり、各デバイスの設定およびマスタ装置100とスレーブ装置200との間でのネゴシエーションを管理する。その結果によりDSP340に対して、使用する周波数帯域を通知する。
【0059】
第1のメモリ370は、CPU380用のメモリで、制御プログラムや処理に必要なデータを蓄積し、また、ワークメモリの働きもする。
【0060】
第2のメモリ390は、DSP340用のメモリであり、DSP340制御用のプログラムを蓄積し、またワークメモリの働きもする。
【0061】
なお、演算装置(CPUとDSP)とが、メモリに格納されたプログラムを実行することによって、マスタ装置100およびスレーブ装置200の機能を実現する。
【0062】
次に、図1に示す本実施形態のマスタ装置100およびスレーブ装置200を用いて構築された電力線を用いた通信システムにおいて、マスタ装置100とスレーブ装置200との間のネゴシエーションにより、周波数帯域を動的に割り当てる手順について説明する。
【0063】
まず、新たにスレーブ装置200が接続された場合の処理について説明する。
【0064】
図6に、新たにスレーブ装置200が接続された場合、それぞれのスレーブ装置200が、マスタ装置100によって周波数帯域を割り当てられ、マスタ装置100との通信を確立する手順を示す。
【0065】
ここでは、スレーブ装置は、200a〜200cの3台あるものとし、200a、200b、200cの順に接続要求を行なうものとする。もちろん、スレーブ装置の台数はこれに限られない。
【0066】
本図に示すように、まず、1台もスレーブ装置200が接続されていない状態で電力線30にスレーブ装置200aが接続されると、すなわち、スレーブ装置200aがコンセントに接続され、周波数帯域割当制御部280が電源用コネクタ部260を介して動作用の電源を取得すると(ステップ401)、周波数帯域割当制御部280は、マスタ装置100に、周波数帯域の割当を要求する帯域要求パケットを、上りの制御パケット用周波数帯域を用いて送信する(ステップ402)。
【0067】
それを受けたマスタ装置100の周波数帯域割当制御部180は、スレーブ装置200aからの帯域要求パケットを検出すると、後述する「接続状況チェック」の手順を行い、その時点での全接続台数を確認するとともに、その結果に従って、割当周波数帯域を決定し(ステップ403)、使用周波数帯域を格納した帯域通知パケットを、下りの制御パケット用周波数帯域を用いてその割当周波数帯域をスレーブ装置200aに送信する(ステップ404)。
【0068】
この場合は、上り用の割当可能な周波数帯域全面の使用を許可する旨が通知される。これは、現時点では、帯域要求パケットを送信してきたスレーブ装置200は、スレーブ装置200aが1台であるためである。
【0069】
ここで、マスタ装置100からスレーブ装置200aへのデータ送信を行なう周波数帯域は、例えば、割当可能な周波数帯域幅をαとすると、上限からα/2の幅の周波数帯域を、これにあてる。そして、上記の手順により、スレーブ装置200aからマスタ装置100にデータを送信する際に用いる周波数帯域が確定する。なお、割当可能な周波数帯域幅は、電力線搬送において使用可能な周波数帯域幅から、上り下りの制御パケット用周波数帯域幅を除いたものである。
【0070】
最後に、スレーブ装置200aは受信応答パケットを送信する(ステップ405)。以上により、マスタ装置100とスレーブ装置200aとの間で通信を行なう際の上り下りの使用周波数帯域が確定し、両者間の通信が確立する。この場合の上り下りそれぞれの割当周波数帯域の一例を図7に示す。
【0071】
次にスレーブ装置200bが電力線30に接続され、スレーブ装置200bの周波数帯域割当制御部280が電源を得ると(ステップ406)、スレーブ装置200bの周波数帯域割当制御部280は、帯域要求パケットをマスタ装置100に送出する。マスタ装置100の周波数帯域割当制御部180が帯域要求パケットを検出すると(ステップ407)、周波数帯域割当制御部180は、その時点での全接続台数を確認するために、「接続状況チェック」を行い、その結果に従って、上り用の割当可能な周波数帯域を2分割し(ステップ408)、スレーブ装置200aに下りの制御パケット用周波数帯域を用いて割当周波数帯域を通知し(ステップ409)、スレーブ装置200aから受信応答パケットを受け取る(ステップ410)。そして、スレーブ装置200bにも同様に割当周波数帯域を通知し(ステップ411)、折り返し受信応答パケットを受信する(ステップ412)。
【0072】
この場合の上り下りそれぞれの割当周波数帯域の一例を図8に示す。
【0073】
次に、スレーブ装置200cが電力線30に接続され、スレーブ装置200cの周波数帯域割当制御部280が電源を得ると(ステップ413)、周波数帯域割当制御部280は、帯域要求パケットを送出する。マスタ装置100の周波数帯域割当制御部180が、スレーブ装置200cから送出された帯域要求パケットを検出すると(ステップ414)、その時点での全接続台数を確認するために、「接続状況チェック」を行い、その結果に従って、上り用の割当可能な周波数帯域を3分割し(ステップ415)、スレーブ装置200a、200b、200cの順に、上記の手順で割当周波数帯域を通知し、受信応答パケットを受けることを繰り返す(ステップ416、417、418、419、420、421)。
【0074】
この場合の上り下りそれぞれの割当周波数帯域の一例を図9に示す。
【0075】
このように、マスタ装置100は、上記のように新たなにスレーブ装置200が接続された場合、その帯域要求パケットを受けて、接続状況を確認し、周波数帯域を新たに割り当て、各スレーブ装置200に通知する。
【0076】
次に、スレーブ装置200から帯域要求パケットを受け取った場合に、マスタ装置100の周波数帯域制御部180が周波数を割り当てる「接続状況チェック処理」およびその後の割当周波数通知について、以下に説明する。
【0077】
図10に接続状況チェック処理の処理手順を示す。
【0078】
マスタ装置100の周波数帯域制御部180は、スレーブ装置200から帯域要求パケットを受信すると(ステップ501)、その制御パケットから送信元スレーブ装置200のスレーブ装置名と、IPアドレスとを抽出する(ステップ502)。また、データ蓄積部1から接続状況テーブル171の情報を取得し(ステップ503)、抽出した新規のスレーブ装置200の情報を格納する(ステップ504)。
【0079】
次に、接続状況テーブル171に格納されている全スレーブ装置数を基に、予め定められた算出方法により、割当周波数帯域を算出する(ステップ505)。例えば、割当可能な周波数帯域幅をαとし、その時点での接続台数をnとすると、α/(2n)で帯域幅を算出し、下限の周波数帯域からその帯域幅で割り当てていく。
【0080】
周波数帯域制御部180は、各スレーブ装置200に割り当てた帯域を、接続状況テーブル171の割当周波数帯域格納部174に格納し(ステップ506)、更新された接続状況テーブル171をデータ蓄積部1に格納する(ステップ507)。
【0081】
更新された接続状況テーブル171に格納されている情報を基に、各スレーブ装置200宛てに帯域通知パケットを生成して送出することにより割り当てられた周波数を通知する(ステップ508)。
【0082】
ここでは、1のスレーブ装置200に帯域通知パケットを生成し下りの制御パケット用周波数帯域を用いて送出し、上りの制御パケット用周波数帯域を用いて送信される当該スレーブ装置200からの受信応答パケットをを待つ。受信応答パケットを受信すると、次のスレーブ装置200に帯域通知パケットを生成して送出し、同じく受信応答を待つ。この処理を接続状況テーブル171に格納されている全スレーブ装置200に対して行なう。
【0083】
次に、接続されていたスレーブ装置200が切り離された場合、それぞれのスレーブ装置200が、マスタ装置100の周波数帯域制御部180によって周波数帯域を割り当てられ、マスタ装置100との通信を確立する手順を説明する。
【0084】
図11に、切り離される場合の周波数帯域割当の処理フローを示す。この場合、マスタ装置100の周波数帯域制御部180は、まず、現在接続されているスレーブ装置200の台数を確定し(接続台数確認処理)、その際に、台数に変更があった場合、割当周波数帯域を更新する処理を行なう。
【0085】
本図に示すように、マスタ装置100の周波数帯域制御部180は、周期的に接続確認パケットを、接続されているスレーブ装置200に送信し、当該パケットに対する受信応答パケットを受信することにより、その時点で接続されているスレーブ装置200を認識する。
【0086】
周波数帯域制御部180は、接続状況テーブル171にアクセスし、定期的に、接続確認パケットを全スレーブ装置200へ順に送信する(ステップ601)。
【0087】
接続確認パケットを受信したスレーブ装置200の周波数帯域制御部280は、予め定められた時間内に受信応答パケットを、送信元のマスタ装置100に返す(ステップ602)。
【0088】
ステップ601およびステップ602の処理を、接続状況テーブル171に格納されている全スレーブ装置200に対して行なう。
【0089】
予め定められた時間内に、送信先のスレーブ装置200から受信応答パケットの返信を受けなかった場合、周波数帯域制御部180は、当該スレーブ装置が切り離されたものと判断し、接続状況テーブル171から、当該スレーブ200のデータを削除する(ステップ603)。以上が接続台数確認処理の処理フローである。
【0090】
上記の接続台数確認処理の間に、接続状況テーブル171の更新があった場合、周波数帯域制御部180は、更新後のテーブル171に基づいて、上述の接続状況チェックの処理手順におけるステップ505以降の処理を行なう。
【0091】
以上、スレーブ装置200の接続数が増減する毎に上り用周波数帯域の割当範囲を台数に合わせて変更し、同様のネゴシエーションを繰り返す。
【0092】
なお、この間、本実施形態においては、下りの周波数帯域は変更されない。
【0093】
以上、説明したように、本実施形態によれば、電力線ネットワーク300に接続されたスレーブ装置200の台数に応じて、使用可能な周波数帯域が動的に割り当てられるため、未使用帯域がなく、利用周波数帯域に無駄がない。さらに、本実施形態によれば、下りの周波数帯域は、スレーブ装置ごとに分割せず、常に使用可能な周波数帯域の半分が割り当てられる。このため、さらに、周波数帯域の利用効率が上がる。
【0094】
このように、本実施形態によれば、周波数帯域が有効に利用でき、従って、データ伝送速度を向上させることができる。
【0095】
なお、本実施形態では、割当可能な周波数帯域の1/2を固定的に下りの周波数と割り当てているが、下りの周波数割当はこれに限られない。上り下りのデータ伝送量に応じて、任意に設定可能である。
【0096】
また、物理レイヤとしてイーサネット(登録商標)を例にあげ説明しているが、これに限られない。
【0097】
【発明の効果】
本発明によれば、電力線搬送システムにおいて、周波数帯域を有効に利用し、伝送速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
【図2】図2は、本実施形態におけるマスタ装置の機能構成図である。
【図3】図3は、本実施形態における接続状況テーブルの構成の一例を示す図である。
【図4】図4は、本実施形態におけるスレーブ装置の機能構成図である。
【図5】図5は、本実施形態におけるマスタ装置およびスレーブ装置のハードウエア構成図である。
【図6】図6は、本実施形態における、周波数帯域割当手順を示すフローである。
【図7】図7は、本実施形態における上り下りの周波数帯域割当状況の一例を示す図である。
【図8】図8は、本実施形態における上り下りの周波数帯域割当状況の一例を示す図である。
【図9】図9は、本実施形態における上り下りの周波数帯域割当状況の一例を示す図である。
【図10】図10は、本実施形態における接続状況チェック処理の処理フローを示す図である。
【図11】図11は、本実施形態における接続台数確認処理の処理フローを示す図である。
【図12】図12は、従来例におけるマルチ接続時の周波数スペクトラム例を示す図である。
【符号の説明】
1…サーバ、2a、2b、2c…クライアント、30…電力線、100…マスタ装置、200a、200b、200c…スレーブ装置、300…電力線ネットワーク、400…LAN、110…LAN用コネクタ、120…イーサネット(登録商標)制御部、130…TCP/IP制御部、140…電力線搬送制御部、150…AFE部、160…電源用コネクタ、170…第1のデータ蓄積部、180…周波数帯域制御部、190…第2のデータ蓄積部、210…LAN用コネクタ、220…イーサネット(登録商標)制御部、23…TCP/IP制御部、240…電力線搬送制御部、250…AFE、260…電源用コネクタ、270…第1のデータ蓄積部、280…周波数帯域制御部、290…第2のデータ蓄積部

Claims (3)

  1. サーバに接続され、クライアントの通信装置に接続された1つ以上のスレーブ装置との間で電力線を介して電力線搬送通信を行うマスタ装置であって、
    前記マスタ通信装置と通信可能な状態にあるスレーブ装置の識別情報に対応付けて、当該スレーブ装置に割り当てられた、前記スレーブ装置から前記マスタ装置への上りのデータ通信のための周波数帯域に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記マスタ通信装置と通信可能な状態にないスレーブ装置の識別情報を前記記憶手段から削除する、あるいは、新たに前記マスタ通信装置と通信可能な状態になったスレーブ装置の識別情報を前記記憶手段に登録することにより、前記記憶手段の内容を更新する更新手段と、
    前記更新手段により前記記憶手段の内容が更新された場合に、更新後の前記記憶手段に識別情報が記憶されているスレーブ装置の台数に基づいて、それぞれの前記スレーブ装置に割り当てる上りのデータ通信のための周波数帯域の帯域幅を算出し、算出した帯域幅を有する異なる周波数帯域をそれぞれのスレーブ装置に割り当て、割り当てた周波数帯域に関する情報で、前記記憶手段に記憶されているそれぞれの前記スレーブ装置の周波数帯域に関する情報を更新するとともに、前記更新された周波数帯域に関する情報をそれぞれのスレーブ装置に通知する周波数帯域制御手段と
    を備え、
    前記周波数帯域制御手段は、
    前記マスタ装置からそれぞれの前記スレーブ装置への下りのデータ通信のための周波数帯域として、前記マスタ通信装置と通信可能な状態にある全てのスレーブ装置に対して共通の周波数帯域を割り当てることを特徴とするマスタ装置。
  2. サーバに接続されたマスタ装置とクライアントの通信装置に接続された1つ以上のスレーブ装置とが電力線を介して電力線搬送通信を行う電力線搬送通信システムであって、
    前記マスタ装置は、
    前記マスタ通信装置と通信可能な状態にあるスレーブ装置の識別情報に対応付けて、当該スレーブ装置に割り当てられた、前記スレーブ装置から前記マスタ装置への上りのデータ通信のための周波数帯域に関する情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記マスタ通信装置と通信可能な状態にないスレーブ装置の識別情報を前記第1の記憶手段から削除する、あるいは、新たに前記マスタ通信装置と通信可能な状態になったスレーブ装置の識別情報を前記第1の記憶手段に登録することにより、前記第1の記憶手段の内容を更新する更新手段と、
    前記更新手段により前記第1の記憶手段の内容が更新された場合に、更新後の前記第1の記憶手段に識別情報が記憶されているスレーブ装置の台数に基づいて、それぞれの前記スレーブ装置に割り当てる上りのデータ通信のための周波数帯域の帯域幅を算出し、算出した帯域幅を有する異なる周波数帯域をそれぞれのスレーブ装置に割り当て、割り当てた周波数帯域に関する情報で、前記第1の記憶手段に記憶されているそれぞれの前記スレーブ装置の周波数帯域に関する情報を更新するとともに、前記更新された周波数帯域に関する情報をそれぞれのスレーブ装置に通知する第1の周波数帯域制御手段と
    を備え、
    前記第1の周波数帯域制御手段は、
    前記マスタ装置からそれぞれの前記スレーブ装置への下りのデータ通信のための周波数帯域として、前記マスタ通信装置と通信可能な状態にある全てのスレーブ装置に対して共通の周波数帯域を割り当て、
    それぞれの前記スレーブ装置は、
    当該スレーブ装置が前記電力線に接続された場合に、前記マスタ装置に対して、周波数帯域の割り当てを要求するコマンドを送信する第2の周波数帯域制御手段と、
    上りのデータ通信のための周波数帯域を前記マスタ装置から割り当てられた場合に、当該割り当てられた周波数帯域に関する情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された情報に対応する周波数帯域を使って上りのデータを、電力線搬送通信により前記マスタ装置へ送信し、予め複数のスレーブ装置に共通に割り当てられた周波数帯域を使って、電力線搬送通信により下りのデータを受信する電力搬送制御手段と
    を備えることを特徴とする電力線搬送通信システム。
  3. サーバに接続され、クライアントの通信装置に接続された1つ以上のスレーブ装置との間で電力線を介して電力線搬送通信を行うマスタ装置における周波数割り当て方法であって、
    前記マスタ装置が、
    前記マスタ通信装置と通信可能な状態にないスレーブ装置の識別情報を、前記マスタ通信装置と通信可能な状態にあるスレーブ装置の識別情報に対応付けて、当該スレーブ装置に割り当てられた、前記スレーブ装置から前記マスタ装置への上りのデータ通信のための周波数帯域に関する情報を記憶する記憶手段から削除する、あるいは、新たに前記マスタ通信装置と通信可能な状態になったスレーブ装置の識別情報を前記記憶手段に登録することにより、前記記憶手段の内容を更新する更新ステップと、
    前記更新ステップにおいて前記記憶手段の内容を更新した場合に、更新後の前記記憶手段に識別情報が記憶されているスレーブ装置の台数に基づいて、それぞれの前記スレーブ装置に割り当てる上りのデータ通信のための周波数帯域の帯域幅を算出し、算出した帯域幅を有する異なる周波数帯域をそれぞれのスレーブ装置に割り当て、割り当てた周波数帯域に関する情報で、前記記憶手段に記憶されているそれぞれの前記スレーブ装置の周波数帯域に関する情報を更新すると共に、前記更新された周波数帯域に関する情報をそれぞれのスレーブ装置に通知する周波数帯域制御ステップと
    を実行し、
    前記周波数帯域制御ステップにおいて、
    前記マスタ装置からそれぞれの前記スレーブ装置への下りのデータ通信のための周波数帯域として、前記マスタ通信装置と通信可能な状態にある全てのスレーブ装置に対して共通の周波数帯域を割り当てることを特徴とする周波数割り当て方法。
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