JP4363670B2 - Disc-shaped recording medium playback and / or recording device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置に関する。詳しくは、円盤状記録媒体を回転する引込みローラによって内部に引き込むようにした円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置において、円盤状記録媒体の安定した引込みを可能にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置にあっては、2本のセンタリング軸によって円盤状記録媒体のセンタリングを行っていた。
【0003】
そのような従来の円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置の概要を図33乃至図36によって示す。
【0004】
該円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置におけるセンタリング機構は、互いに同期して反対の方向に回動する2つの回動アーム1、2を有し、該回動アーム1、2の先端部にそれぞれセンタリング軸3、4が支持されている。尚、回動アーム1、2間には図示しない弾発手段が設けられ、該弾発手段によって、これら回動アーム1、2にはその先端部同士が近づく方向への回動力が付勢され、図示しないストッパ手段によって図33に示す位置に待機するようにされている。
【0005】
そして、円盤状記録媒体100は引込みローラ5によって装置内に引き込まれる(図34参照)。
【0006】
そして、円盤状記録媒体100が装置内に引き込まれて来ると、先ず、その外周縁が待機状態にある(図33及び図34参照)上記2つのセンタリング軸3、4に当接する(図35参照)。それから、更に、円盤状記録媒体100が引き込まれると、その外周縁が2つのセンタリング軸3、4を押圧して回動アーム1、2を上記弾発手段によって付勢されている回動力に抗して回動させ、これによって、円盤状記録媒体100は所定の引込み完了位置まで引き込まれる(図36参照)。この時、円盤状記録媒体100はその外周縁が2ヶ所にわたってセンタリング軸3、4に押し付けられることによってそのセンタリングが為される。そして、円盤状記録媒体100が図36に示す引込み完了位置まで引き込まれると、そのことを図示しないセンサが検知し、引込みローラ5の回転が停止し、且つ、円盤状記録媒体100から離間して、それから円盤状記録媒体100は図示しないチャッキング手段によってチャッキングされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置にあっては、円盤状記録媒体100が引込みローラ5によって装置内に引き込まれてからその外周縁がセンタリング軸3、4に当接してセンタリングされるので、引込みローラ5によって引き込まれ始める時点では円盤状記録媒体100が引込みローラ5に対して正しい位置関係にないことがある。
【0008】
そして、引込みローラ5はその外周面が円盤状記録媒体100の記録面に接触して該記録面を傷つけたりしないように、その中央部がくびれた形状とされている(図33乃至図36参照)。そのため、円盤状記録媒体100の中心線が引込みローラ5の中央に一致していないと、引込みローラ5のトルクの円盤状記録媒体100へのかかり方が左右で均等に成らず、このために、円盤状記録媒体100が回転しながら引き込まれるという不都合が生ずる。
【0009】
円盤状記録媒体100が回転しながら引き込まれるのは、見た目が悪いばかりでなく、引き込まれた円盤状記録媒体100の状態が安定せず、このためにミスチャッキングが生ずるという問題がある。
【0010】
そこで、本発明は、引込みローラによる引込みが開始する時点では円盤状記録媒体が引込みローラに対して正しく位置決めされているようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置は、上記した課題を解決するために、円盤状記録媒体の挿入時に当該円盤状記録媒体の外周が当接して位置決めがされる2つの位置決め部材と、位置決め部材によって位置決めされる円盤状記録媒体の挿入に伴い、左右方向に互いに離間して移動するようにされた2つのセンタリング部材と、センタリング部材に設けられ、円盤状記録媒体のローディング時に、円盤状記録媒体の引き込み方向前側の外周縁を支持するセンタリング軸と、円盤状記録媒体の引き込み方向後側の外周縁を支持するセンタリング軸と、2つのセンタリング部材の互いに離間する方向への移動を阻止する2つのロック手段と、センタリング部材の移動を同期させる同期手段と、円盤状記録媒体を装置内にローディングするためのモータとを備え、位置決め部材は、ロック手段に設けられ、円盤状記録媒体の外周縁が位置決め部材に当接して、ロック手段によるロックが解除され、同期手段は、それぞれのセンタリング部材に設けられたラック歯とこれらラック歯に同時に噛合したピニオンギヤとから構成され、円盤状記録媒体の挿入に伴って、センタリング部材のラック歯及びピニオンギアが連動するものである。
【0012】
従って、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置にあっては、円盤状記録媒体が正確に位置決めされる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置の基本的な構成を説明する。
【0014】
円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置は左右方向に移動自在な移動部材11、12を有している。これら移動部材11、12はその移動方向に延びるラック21、22を有しており、これらラック21、22の中間に位置されたピニオンギヤ30がこれらラック21、22に同時に噛合されている。これによって、2つの移動部材11、12は互いに反対方向に同期して移動するようになっている。
【0015】
上記移動部材11、12の前端部にはロック部材41、42が回動自在に支持されている。そして、これらロック部材41、42には図示しないバネ部材によって回動力が付勢されている。即ち、左側のロック部材41には上方から見て反時計回り方向への、また、右側のロック部材42には上方から見て時計回り方向への、回動力が付勢されている。
【0016】
ロック部材41、42は平面形状でほぼ三角形をした主部51、52の1の角部が上記移動部材11、12に回動自在に支持され、別の角部に位置決め部材61、62が垂設され、残りの角部に係合片71、72が設けられている。
【0017】
図示しない支持部材に左右方向に長い逃げスリット81、82が形成されており、該逃げスリット81、82の互いに近接した端部の前縁に係合切欠81a、82aが形成されている。そして、上記ロック部材41、42の係合片71、72は逃げスリット内に位置しており、上記移動部材11、12が互いに最も接近した位置にある状態で、上記ロック部材41、42に付勢された回動力によって、その係合片71、72は上記係合切欠81a、82aの互いに遠い側の縁に係合し、これによって、移動部材11、12は互いに離間する方向へ移動することができない状態、即ち、ロックされた状態となっている。
【0018】
そこで、円盤状記録媒体100が装置内に正しい位置関係、即ち、その中心線が図示しない引込みローラの中央と合致した状態で挿入されて来ると、その外周縁が同時に2つの位置決め部材61、62に当接し(図1参照)、且つ、これを外側へ向けて押圧するので、ロック部材41、42がそれに付勢されている回動力に抗して回動し、即ち、左側のロック部材41は時計回り方向へ、また、右側のロック部材42は反時計回り方向へ回動され、それらの係合片71、72がほぼ後方へ移動して上記係合切欠81a、82aとの係合が解除される(図2参照)。即ち、移動部材11、12にかかっていたロックが解除される。
【0019】
そして、円盤状記録媒体100の外周縁によって位置決め部材61、62が押圧されて移動部材11、12が互いに離間する方向に移動すると、図示しない引込みローラが回転して円盤状記録媒体100を装置内へと引き込んで行く。この時、円盤状記録媒体100はその外周縁が2つの位置決め部材61、62に当接することによって正しく位置決めされている。
【0020】
これに対して、円盤状記録媒体100が正しくない位置関係で装置内に挿入されてきた場合は(図1に2点鎖線で示す状態)、ロック部材41、42によるロックはその一方のもののみしか解除されず、従って、移動部材11、12が互いに離間する方向に移動することはできないので、円盤状記録媒体100が正しくない位置関係のまま装置内に導入されて行くと言うことはない。
【0021】
【実施例】
以下に、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置について具体的な実施例に基づいて更に詳細に説明をする。
【0022】
図3乃至図29は本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置の実施の一例を示すものであり、本発明を所謂コンパチブルタイプのCDプレーヤー、即ち、大きさの異なる2種類のCD(コンパクトディスク)、例えば、12cmCD101と8cmCD102の選択的な再生を行うことができるCD再生装置として適用したものである。尚、このことは、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置がCDプレーヤーに限られることを意味するものではなく、その他の円盤状記録媒体、例えば、DVD(デジタルビデオディスク)、CD−R等の再生装置として、或は記録装置として又は再生記録装置として適用が可能であることは勿論である。
【0023】
CDプレーヤー200はプラスチック製のベースシャーシ210を備え、該ベースシャーシ210に必要な部材のほとんどが支持される。ベースシャーシ210は上方と前方が開放された偏平な箱状をしており、その前端部に前方から見て左右に長い凹状をした金属製の補助シャーシ220が連結固定されている。
【0024】
ベースシャーシ210の底面板211の中央よりやや前端寄りの位置にはスピンドル230が固定されている。
【0025】
また、ベースシャーシ210の底面板211にはほぼ矩形の枠状をしたピックアップベース240が図示しないダンパーを介してその4隅が支持されている。そして、該ピックアップベース240には光学ピックアップ250が前後方向に移動自在に支持され、該光学ピックアップ250はピックアップ移動機構260によって前後方向へ移動されるようになっている。
【0026】
ベースシャーシ210にはチャッキング機構270が設けられる。チャッキング機構270は回動ベース280と該回動ベース280の回動端部に回転可能に支持されたチャッキングディスク290とから成る。
【0027】
回動ベース280は左右方向に幅の広い基端部281と該基端部281から前方へ突出した幅狭の支持突片282とを有し、該支持突片282の前端部には支持孔283が形成されている。また、基端部281の左右両端部284、285(尚、ここで左右とは、CDプレーヤー200を前方から見た場合の左右を言うものとする。)は下方へ折り曲げられ、該部分284、285の後端部には外方へ突出した被支持軸286、286が設けられている。また、左端部284の前端部には内方へ、即ち、右方へ向かって突出した被制御ピン287が突設されている。そして、このような回動ベース280はその被支持軸286、286がベースシャーシ210の後端寄りの左右両端部に設けられた軸支部212、212に回動自在に支持されている。
【0028】
チャッキングディスク290はプラスチック製の押え板291とマグネット292と板金製のフランジ板293とから成る。押え板291はほぼ円板状を為す主部294と該主部294の中央部から上方へ突出した円環状の突部295とが一体に形成されて成り、突部295の外径は上記回動ベース280の支持孔283の径より小さく形成されている。そして、該突部295を回動ベース280の支持孔283に下方から挿通した状態で、該突部295の上端部にフランジ板293を固定する。このフランジ板293は回動ベース280の支持孔283の径より大きな外径を有する円板状をしており、従って、これによって、押え板291は該支持孔283に回転可能に、且つ、支持孔283の範囲内で移動可能に支持される。マグネット292はほぼ円板状を為し、押え板291の突部295内の上端部に固定されている。
【0029】
補助シャーシ220には引込みローラブロック300が配置されている。引込みローラブロック300は引込みローラ310と該引込みローラ310を回転自在に支持する回動支持板320とから成る。
【0030】
引込みローラ310は左右方向に長い軸部311と該軸部311の両端部に外嵌固定されたホィール312、312と軸部311の左端に外嵌固定されたギヤ313と軸311の左右両端部を除く部分に外嵌固定されたゴムローラ314とから成る。そして、ゴムローラ314はその左右方向における中央部が括れた形状をしている。また、上記ホィール312、312には環状の溝315、315が形成されている。
【0031】
回動支持板320は板金材料で形成され、前方から見て左右方向に長いT字状をしている。回動支持板320の上端の左右に長い部分321の左右両端には左方から見てやや後方に倒れたL字状をした腕322、322の中間部が一体に連結されている。腕322、322の上端部にはほぼ前上方に向かって開口しその開口部がその他の部分より僅かに狭隘にされた軸受凹部323、323が形成され、下端部の前上方に向かって突出した部分の先端部のうち左側のものには内方へ突出した被支持軸324lが、また、右側のものには外方へ突出した被支持軸324rが突設されている。また、左側の腕322の中央部には外方へ突出した支持軸325が、下端部には外方へ突出した支持軸326が、それぞれ突設されている。回動支持板320の上記部分321の中央部から前下方へ向かって突出した部分327の下端中央からは後ろ下方に向かってバネ掛け片328が突設されている。
【0032】
更に、左側の腕322の上端部の軸受凹部323の開口と反対側の端部に内方へ突出した被制御ピン329が設けられている。
【0033】
補助シャーシ220はベースシャーシ210の底面板211より低くされた後半部221と上記底面板211とほぼ同じ高さにされた前半部222とを有する。また、後半部221の後端中央からは上方へ突壁223が突設され、該突壁223にバネ掛け部224が形成されている。
【0034】
補助シャーシ220の前半部222の左右両端寄りの部分には軸支片225、225が上方へ向けて突設され、該軸支片225、225の上端部には前方に開口された切欠状の軸支部226、226が形成されている。また、前半部222の左端には背の低い支持片227が突設され、該支持片227には支持軸228が内方へ向けて突設されている。
【0035】
しかして、回動支持板320の腕322、322に設けられた被支持軸324l、324rが補助シャーシ220の軸支片225の上端部に形成された軸支部226、226に回動自在に係合され、回動支持板320のバネ掛け片328と補助シャーシ220のバネ掛け部224との間に引張コイルバネ330が張設され、、これによって、回動支持板320には左方から見て反時計回り方向への回動力が付勢され、該方向への回動は回動支持板320の部分327の下端が補助シャーシ220の前半部222の上面に当接することで停止する。そして、このような回動支持板320の軸受凹部323、323に引込みローラ310のホィール312、312の環状の溝315、315が回転自在に係合され、これによって、引込みローラ310はその両端部が回動支持板320の腕322、322の上端部に回転自在に支持される。
【0036】
補助シャーシ220の後半部221の左端寄りの位置にローディングモータ340が配置され、該ローディングモータ340の回転軸にウオームギヤ341が固定され、該ウオームギヤ341の左端部にプーリ342が一体に形成されている。そして、上記支持軸325、326、228等に回転自在に支持された複数のギヤから成るローラ用ギヤ列350の入力段と上記プーリ342との間にベルト343が掛け渡され、また、該ローラ用ギヤ列350の最終段が引込みローラ310のギヤ313と噛合されている。従って、ローディングモータ340が駆動すると、ローラ用ギヤ列350を介して引込みローラ310が回転されることになる。
【0037】
ベースシャーシ210の上端部の後端部を除く部分にセンタリングブロック360が配置される。
【0038】
センタリングブロック360は板金で形成された主支持基板370と該主支持基板370の下面側に取着されるプラスチック製の補助支持基板380とを有する。
【0039】
主支持基板370はほぼ横長の長方形をしており、その左右における中央で前後における中央から後縁にかけて切欠371が形成されている。
【0040】
主支持基板370には6個の左右方向に延びる案内スリット372l、372r、373l、373r、374l、374rが形成されている。案内スリット372l、373l、374lは後述する左側のセンタリング部材の左右方向への移動を案内するものであり、372lは前端寄りであって左側に、373lは前端寄りであって中央よりやや右寄りの位置に、また、374lは後端部の左側に、それぞれ形成されている。また、案内スリット372r、373r、374rは後述する右側のセンタリング部材の左右方向への移動を案内するものであり、372rは前端寄りであって右側に、373rは前端寄りであって中央よりやや左寄りの位置に、また、374rは後端部の右側に、それぞれ形成されている。
【0041】
更に、主支持基板370の前端部の左右両側部には左右方向に長い逃げ長孔375l、375rが形成されている。そして、該逃げ長孔375l、375rの前縁の中央側端には切欠376l、376rが形成されている。更に、主支持基板370の前後方向における中央よりやや前寄りの位置に左右方向に長い、ほぼ主支持基板370の全幅に及ぶ逃げ長孔377が形成されている。
【0042】
そして、主支持基板370の前端部の中央には支持軸378が下方に向けて突設されている。
【0043】
上記主支持基板370に2つのセンタリング部材390l、390rが左右方向に移動自在に支持される。センタリング部材390l、390rは前後方向に長い主部391l、391rの前端寄りの位置から互いの方へ突出したラック部392l、392rを有し、該ラック部392l、392rの互いに対向した側の縁、即ち、左側センタリング部材390lのラック部392lの後縁及び右側センタリング部材390rのラック部392rの前縁にはラック歯393l、393rが形成されている。そして、左側センタリング部材390lの主部391lの前端寄りの位置の上面に突設された被案内ピン394lが上記案内スリット372lに、ラック部392lの先端部上面に突設された被案内ピン395lが上記案内スリット373lに、また、主部391lの後端部上面に突設された被案内ピン396lが上記案内スリット374lに、それぞれ摺動自在に係合される。また、右側センタリング部材390rの主部391rの前端寄りの位置の上面に突設された被案内ピン394rが上記案内スリット372rに、ラック部392rの先端部上面に突設された被案内ピン395rが上記案内スリット373rに、また、主部391rの後端部上面に突設された被案内ピン396rが上記案内スリット374rに、それぞれ摺動自在に係合される。
【0044】
上記センタリング部材390l、390rの主部391l、391rの前端部には丸棒状をした挿入検知ピン397l、397rが垂設され、また、主部391l、391rの前後方向における中央よりやや前側の部分と後端部に丸棒状をしたセンタリング軸398l、398rと399l、399rが垂設されている。
【0045】
上記主支持基板370の支持軸378には同期用ピニオンギヤ400が回転自在に支持され、該同期用ピニオンギヤ400は上記センタリング部材390l、390rのラック歯393l、393rに噛合している。従って、2つのセンタリング部材390l、390rは同時に左右方向に、且つ、反対方向に移動することになる。
【0046】
また、主支持基板370の上記逃げ長孔377内に引張コイルバネ410が位置され、該引張コイルバネ410は上記2つのセンタリング部材390l、390r間に張設されている。従って、これらセンタリング部材390l、390rに他に力が加えられていない状態においては、上記引張コイルバネ410によってセンタリング部材390l、390rは互いに最も近接した位置に位置されている。
【0047】
上記センタリング部材390l、390rの主部391l、391rの前端にはロック部材420l、420rが支持されている。ロック部材420l、420rは平面形状でほぼ3角形をした主部421l、421rの一の角部が上記挿入検知ピン397l、397rの基部に回動自在に支持され、主部421l、421rの前側の角部に丸棒状をした被押圧ピン422l、422rが垂設され、また、側方の角部に係合片423l、423rが立設されている。そして、係合片423l、423rとセンタリング部材390l、390rの主部391l、391rとの間には捩じりコイルバネ424l、424rが介挿され、該捩じりコイルバネ424l、424rによって、左側のロック部材420lには上方から見て反時計回り方向への回動力が付勢され、また、右側のロック部材420rには上方から見て時計回り方向への回動力が付勢されている。従って、2つのセンタリング部材390l、390rが互いに最も近接した位置に位置されている状態では、各ロック部材420l、420rの係合片423l、423rは上記逃げ長孔375l、375rの切欠376l、376rの反中央側の縁に係合しており、従って、このままの状態では、センタリング部材390l、390rは互いに離間する方向へ移動することが阻止された状態となっている。
【0048】
上記補助支持基板380は前後幅が主支持基板370のそれのほぼ3分の1で横幅が主支持基板370のそれとほぼ同じにされており、該補助支持基板380が主支持基板370の下面に取り付けられ、主支持基板370と補助支持基板380との間に出来る上下に薄い空間内に上記センタリング部材390l、390rが配置される。
【0049】
補助支持基板380の後端部の左右に離間した位置には左右方向に延びる逃げスリット381l、381rが形成されており、該逃げスリット381lに上記左側のセンタリング軸398lが挿通され、逃げスリット381rに右側センタリング軸398rが挿通されている。また、補助支持基板380の下面には左右方向に延びる凹部382が形成されている(図10参照)。該凹部382は上記引込みローラ310のゴムローラ314の上面部とほぼ補完関係にある形状をしている。即ち、ゴムローラ314の上面部が入り込める形状をしている。
【0050】
上記主支持基板370の上面の後端部の切欠371の左側の部分にはモードスライダー430が前後方向に摺動自在に支持されている。モードスライダー430には前後方向に延びる被案内スリット431、431、431が形成され、該被案内スリット431、431、431に主支持基板370の上面に立設されたピン432、432、432が摺動自在に係合され、これによって、モードスライダー430は被案内スリット431、431、431の範囲内で前後方向に摺動自在にされている。そして、該モードスライダー430と主支持基板370との間に引張コイルバネ433が張設され、これによって、モードスライダー430には前方へ向けての移動力が付勢され、他に力が加えられていない状態において、モードスライダー430はその移動範囲の前端、即ち、被案内スリット431、431、431の後端がピン432、432、432に当接した位置に位置されている。
【0051】
また、モードスライダー430には左右方向に延びるスリット434が形成されており、モードスライダー430がその移動範囲の前端に位置している状態において該スリット434は主支持基板370に形成された案内スリット374lと一致するようになっており、センタリング部材390lの後端部に支持されたセンタリング軸399lが挿通されている。そして、該スリット434の前縁の左右に離間した位置には逃げ切欠435、436が形成されている。そして、これら逃げ切欠435、436の右側縁はその後側の部分435a、436aが前側の部分435b、436bより僅かに右側に位置し、これら435a、436aと435b、436bとの間は傾斜部435c、436cによって接続されている。
【0052】
更に、モードスライダー430の後端部にはほぼ左右方向に延びる制御スリット437が形成されている。該制御スリット437は右側部分437aと左側部分437bとこれら2つの部分437a、437b間を結ぶ中間部分437cとから成り、右側部分437aは左側部分437bより前側に位置しており、中間部分437cは傾斜している。
【0053】
更にまた、モードスライダー430の後端部左端には突片438が垂設されている。
【0054】
上記左側のセンタリング部材390lの後端には判別レバー440の左端部が回動自在に連結されている。そして、判別レバー440の中間部に立設された被制御ピン441がモードスライダー430の上記制御スリット437に摺動自在に係合されている。また、判別レバー440の右端部には被押圧片442が垂設されている。
【0055】
上記主支持基板370の前端部の右半部上面にはスイッチ基板450が支持されており、該スイッチ基板450に3つのプッシュスイッチ451、452、453が左右方向に間隔を空けて配置されており、これらプッシュスイッチ451、452、453の被押圧子451a、452a、453aが主支持基板370の前縁からやや突出して位置している。また、上記右側のセンタリング部材390rの前縁から上方へ突設されたスイッチ押圧片460が主支持基板370の前縁に沿って位置している。そして、センタリング部材390l、390rが互いに最も近接して位置した状態で、スイッチ押圧片460は、その左端部で左側のプッシュスイッチ451の被押圧子451aを押圧し、その右端部が中間のプッシュスイッチ452の被押圧子452aに左方から近接して位置している状態となっている。
【0056】
そして、このようなセンタリングブロック360がベースシャーシ210の上端部の後端部を除く部分に配置される。そして、初期状態、即ち、円盤状記録媒体101(12cmCD)又は102(8cmCD)がローディングされていない状態においては、引込みローラ310のゴムローラ314はセンタリングブロック360の補助支持基板380の下面に弾接した状態、詳しくは、その上端部が凹部382内に位置した状態となっている。
【0057】
ベースシャーシ210の上面の左端部に制御スライダー470が前後方向に摺動自在に支持されている。
【0058】
制御スライダー470のほぼ中間の位置には前後方向に長い長孔471が形成されており、該長孔471はその後端部471aの横幅がその他の部分471bの横幅より大きくされている。そして、長孔471の後端部471aを除く部分471bの左側縁にラック歯472が形成されている。
【0059】
制御スライダー470の中央よりやや後方に寄った位置の左側縁には前後方向に長いカム片473が形成されており、該カム片473にはほぼ前後方向に延びるカムスリット474が形成されている。そして、該カムスリット474は前下がりに傾斜した傾斜部474aと該傾斜部474aの前端に連続し水平に延びる前側水平部474bと傾斜部474aの後端に連続し水平に延びる後側水平部474cとから成る。そして、該カムスリット474には上記チャッキング機構270の回動ベース280に設けられた被制御ピン287が摺動自在に係合されている。
【0060】
また、制御スライダー470の左側縁のうち上記カム片473の前端縁からやや前方の位置に左方へ突出したスイッチ押圧片475が形成され、更に、カム片473の右方の位置に前後に離間して対向した突片476a、476bが立設されている。そしてまた、制御スライダー470の左側縁の前端寄りの位置には後方に行くに従って斜め上方に延びるローラ制御片477が突設されている。そして、初期状態において、制御スライダー470はその移動範囲の前端に位置しており、そのローラ制御片477の後端は引込みローラブロック300の回動支持板320の被制御ピン329に前方から対向した状態となっている(図20参照)。
【0061】
ベースシャーシ210と制御スライダー470との間に引張コイルバネ480が張設され、これによって、制御スライダー470には前方へ向けての移動力が付勢されている。
【0062】
ピニオンギヤ490が制御スライダー470の長孔471内に位置するようにベースシャーシ210に回転自在に支持されている。そして、該ピニオンギヤ490はスライダー用ギヤ列500を介して上記ウオームギヤ341と連係され、従って、ローディングモータ340の駆動により該ピニオンギヤ490が回転されるようになっている。そして、制御スライダー470がその移動範囲の前端に位置している状態では、ピニオンギヤ490は上記長孔471の後端部471a内に位置しており、ラック歯472とは噛合していない状態にある。その状態から制御スライダー470が僅かに後方へ移動すると、ピニオンギヤ490と制御スライダー470のラック歯472とが噛合するようになる。
【0063】
ベースシャーシ210の底面板211の左端部上面の前後方向におけるほぼ中央にはプッシュスイッチ510が配置されており、該プッシュスイッチ510の被押圧子510aは前方へ向かって突出しており、制御スライダー470の上記スイッチ押圧片475に後方から対向している。
【0064】
ベースシャーシ210の底面板211の左端寄りの部分の上面に前後方向に長い板状をした手動イジェクトレバー520が前後方向に移動自在に支持されている。そして、該手動イジェクトレバー520の左側縁が上記ピニオンギヤ490に右方から近接しており、該左側縁の一部にはラック歯521が形成されている(図8参照)。
【0065】
そして、該手動イジェクトレバー520は、ベースシャーシ210の底面板211との間に張設された引張コイルバネ522の引張力によって通常は、その移動範囲の前端に位置しており、必要に応じて、その先端部を後方へ押し込めば、後方へ移動してそのラック歯521がピニオンギヤ490と噛合し、該ピニオンギヤ490をアンローディング方向、即ち、上方から見て反時計回り方向へ回転させる。そして、ピニオンギヤ490がアンローディング方向へ回転すると、これと連係されたスライダー用ギヤ列500を介してウォームギヤ341が回転され、該ウォームギヤ341の回転によってローラ用ギヤ列350を介して引込みローラ310がアンローディング方向、即ち、左方から見て時計回り方向へ回転される。
【0066】
次に、円盤状記録媒体101又は102のローディングについて図12乃至35を参照して説明する。
【0067】
先ず、12cmCD101のローディングについて説明する。尚、上記各プッシュスイッチ451、452、453及び510はその被押圧子451a、452a、453a、510aが押圧されているときにハイレベル信号を出力し、被押圧子451a、452a、453a、510aが押圧されていないときにロウレベル信号を出力するようになっている。
【0068】
12cmCD101を図示しない挿入口から装置内に挿入して行くと、先ず、12cmCD101の外周縁によってロック部材420l、420rの被押圧ピン422l、422rがそれぞれ外方へ向けて押圧され(図12の2点鎖線参照)、これによって、ロック部材420lは時計回り方向へ、また、ロック部材420rは反時計回り方向へ、それぞれ回動され、その係合片423l、423rが切欠376l、376rの外端縁から後方へ外れ(図12の実線参照)、センタリング部材390l、390rに対するロックが解除される。
【0069】
次いで、12cmCD101の外周縁が前側の挿入検知ピン397l、397rを押圧する(図13参照)ので、これによって、センタリング部材390l、390rが互いに離間する方向へ同期して移動する。
【0070】
そして、センタリング部材390l、390rの上記移動に伴ってスイッチ押圧片460が右方へ移動し、その左端部が左側のプッシュスイッチ451の被押圧子451aから離れ(図14参照)、これによって該プッシュスイッチ451の出力がロウレベルとなる。
【0071】
プッシュスイッチ451の出力がロウレベルとなると、ローディングモータ340がローディング方向に回転を開始し(図29参照)、引込みローラ310は左方から見て反時計回り方向へ回転し、ピニオンギヤ490は上方から見て時計回り方向に回転する。この時、12cmCD101の一部が引込みローラ310と補助支持基板380の下面との間に挟着された状態となっている(図20参照)ので、該12cmCD101は引込みローラ310の回転によって奥へ引き込まれて行く。
【0072】
12cmCD101が奥へ引き込まれて行くに従って、センタリング部材390l、390rは更に離間して行き、先ず、プッシュスイッチ452の被押圧子452aがスイッチ押圧片460によって押圧され、それからしばらくしてプッシュスイッチ453の被押圧子453aがスイッチ押圧片460によって押圧される(図15参照)。
【0073】
そして、この2つのプッシュスイッチ452、453の出力がハイレベルとなったことを図示しないコントローラ(マイクロコンピュータ等が担当する。)が検出して12cmCD101がローディングされてきたことを検知する。これによって、後述するアンローディング時のディスク排出量、即ち、ローディングモータ340のアンローディング方向への回転停止のタイミング等を制御するようになっている。
【0074】
12cmCD101がそれから更に引き込まれて行ってその外周縁が後側のセンタリング軸399l、399rに接触する僅か手前まで来ると12cmCD101の外周縁が判別レバー440の被押圧片442に当接する(図16参照)。この時、左側センタリング部材390lの左方への移動によってその被案内ピン396lはモードスライダー430の左側の逃げ切欠436に対応したところに位置しており(図16参照)、また、判別レバー440もセンタリング部材390lと共に左方へ移動することによってその被制御ピン441はモードスライダー430の制御スリット437の左側部分437bと係合した位置に来ている(図16参照)。
【0075】
そこから、12cmCD101が僅かに奥へ引き込まれると、その外周縁が後側のセンタリング軸399l、399rとも接触し、これによって、12cmCD101の外周縁は4本のセンタリング軸398l、398r、399l、399rと接触し(図17参照)、センタリングされて、その中心がスピンドル230の中心に上方から対向した状態となる。そして、この間にその外周縁が判別レバー440の被押圧片442を後方へ押圧するので、該判別レバー440は上方から見て僅かに反時計回り方向へ回動し、その被制御ピン441がモードスライダー430の制御スリット437の左側部分437bの後縁を後方へ押圧するので、モードスライダー430が僅かに後方へ移動する。尚、左側センタリング部材390lの被案内ピン396lはモードスライダー430の左側の逃げ切欠436内に入り込むことによってモードスライダー430の後方への移動を許容する(被案内ピン396lが逃げ切欠435又は436に対応した位置以外に位置しているときは該被案内ピン396lがモードスライダー430のスリット437の前縁に当接してモードスライダー430の後方への移動を阻止する。)。
【0076】
そして、モードスライダー430が僅かに後方へ移動することによって、その突片438が制御スライダー470の後側の突片476bを後方へ押圧する。これによって、該制御スライダー470は僅かに後方へ移動し、そのラック歯472がピニオンギヤ490と噛合し(図17参照)、これによって、制御スライダー470は後方へ移動される。
【0077】
制御スライダー470が後方へ移動して行くと、チャッキング機構270の回動ベース280の被制御ピン287が後方へ移動して行くカム片473のカムスリット474の傾斜部474aを相対的に前方へ移動し、これによって、回動アーム280がその前端部が下方へ移動するように回動しそこに支持されているチャッキングディスク290が下方へ移動し、その押え板291がスピンドル230との間で12cmCD101の中心部を上下から挟持する状態となる(図21参照)。
【0078】
そして、やがて制御スライダー470の前側の突片476aがモードスライダー430の突片438を後方へ僅かに押圧し(図18参照)、これによってモードスライダー430が僅かに後方へ移動し、逃げ切欠436の右側縁後側の部分436aに当接していた左側センタリング部材390lの被案内ピン396lが先ず傾斜部436cによって次いで前側の部分436bによって左方へ押圧されるので、2つのセンタリング部材390l、390rが更に僅かに離間するように移動し、これによって、4つのセンタリング軸398l、398r、399l、399rが12cmCD101の外周縁から僅かに離間し(図18参照)、その回転に支障がないようになる。また、同時に、モードスライダー430の制御スリット437の左側部分437bの前縁によって被制御ピン441が後方へ押圧されることによって、判別レバー440が僅かに反時計回り方向へ回動しその被押圧片442が12cmCD101の外周縁から離れる(図18参照)。そして、このように、センタリング軸398l、398r、399l、399r及び被押圧片442が12cmCD101の外周縁から離れるのと同時に、制御スライダー470のスイッチ押圧片475がプッシュスイッチ510の被押圧子510aを押圧し(図18参照)、該プッシュスイッチ510の出力がハイレベルとなる。そして、該プッシュスイッチ510の出力信号がハイレベルとなる(図29参照)ことによってローディングモータ340の回転が停止し、12cmCD101のローディングが完了する。
【0079】
尚、この間に、引込みローラブロック300の回動支持板320の被制御ピン329が制御スライダー470のローラ制御片477の下面を相対的に前方へ向かって摺動していき、これによって回動支持板320が左方から見て反時計回り方向へ回動しそれに支持されている引込みローラ310のゴムローラ314が12cmCD101から離間する(図21参照)。
【0080】
次に8cmCD102のローディングについて説明する。
【0081】
8cmCD102を図示しない挿入口から装置内に挿入して行くと、先ず、8cmCD102の外周縁によってロック部材420l、420rの被押圧ピン422l、422rがそれぞれ外方へ向けて押圧され、これによって、ロック部材420lは時計回り方向へ、また、ロック部材420rは反時計回り方向へ、それぞれ回動され、その係合片423l、423rが切欠376l、376rの外端縁から後方へ外れ、センタリング部材390l、390rに対するロックが解除される点は、上記12cmCD101の時と同様である。
【0082】
次いで、8cmCD102の外周縁が前側の挿入検知ピン397l、397rを押圧する(図22参照)ので、これによって、センタリング部材390l、390rが互いに離間する方向へ同期して移動する。
【0083】
そして、センタリング部材390l、390rの上記移動に伴ってスイッチ押圧片460が右方へ移動し、その左端部が左側のプッシュスイッチ451の被押圧子451aから離れ、これによって該プッシュスイッチ451の出力がロウレベルとなる(図30参照)。
【0084】
プッシュスイッチ451の出力がロウレベルとなると、ローディングモータ340がローディング方向に回転を開始し(図30参照)、引込みローラ310は左方から見て反時計回り方向へ回転し、ピニオンギヤ490は上方から見て時計回り方向に回転する。この時、8cmCD102の一部が引込みローラ310と補助支持基板380の下面との間に挟着された状態となっているので、該8cmCD102は引込みローラ310の回転によって奥へ引き込まれて行く。
【0085】
8cmCD102が奥へ引き込まれて行くに従って、センタリング部材390l、390rは更に離間して行き、先ず、プッシュスイッチ452の被押圧子452aがスイッチ押圧片460によって押圧される(図23参照)。ここまでも、上記12cmCD101の場合と同様である。
【0086】
8cmCD102の場合は、プッシュスイッチ452の被押圧子452aが押圧されると直ぐに、8cmCD102の最大直径の部分が挿入検知ピン397l、397r間を後方へ通過するので、挿入検知ピン397l、397r及び前側のセンタリング軸398l、398rが8cmCD102の外周縁に当接するまでセンタリング部材390l、390rが互いに近づくように移動し、このため、スイッチ押圧片460の右端部は真ん中のプッシュスイッチ452の被押圧子452aから左方へと逃げ、従って、該プッシュスイッチ452の出力レベルはロウレベルとなる(図30参照)。
【0087】
更に、8cmCD102が奥へ引き込まれると、その外周縁が前側のセンタリング軸398l、398rを互いに離間させるように押圧し、これによって、センタリング部材390l、390rが互いに離間する方向へ移動し、これに伴って右方へ移動されるスイッチ押圧片460が再びプッシュスイッチ452の被押圧子452aを押圧し(図24参照)、従って、プッシュスイッチ452の出力レベルが再びハイレベルとなる(図30参照)。
【0088】
そして、前側のセンタリング軸398lと398rとの間を8cmCD102の最大直径部分が通過すると、再びスイッチ押圧片460の右端部がプッシュスイッチ452の被押圧子452aから左方へ逃げ、プッシュスイッチ452の出力がロウベルとなる(図30参照)。
【0089】
このように、プッシュスイッチ452の出力が一旦ハイレベルとなった後直ぐにロウベルとなり、再びハイレベルとなってから更にロウレベルとなることによって、図示しないコントローラは8cmCD102がローディングされてきたことを検知し、以後の制御のための情報とする。
【0090】
8cmCD102がそれから更に引き込まれて行ってその外周縁が後側のセンタリング軸399l、399rに接触する僅か手前まで来ると8cmCD102の外周縁が判別レバー440の被押圧片442に当接する(図25参照)。この時、左側センタリング部材390lの左方への移動によってその被案内ピン396lはモードスライダー430の右側の逃げ切欠435に対応したところに位置しており、また、判別レバー440の被制御ピン441はモードスライダー430の制御スリット437の右側部分437aと係合した位置に来ている。
【0091】
そこから、8cmCD102が僅かに奥へ引き込まれると、その外周縁が後側のセンタリング軸399l、399rとも接触し(図26参照)、これによって、8cmCD102の外周縁は4本のセンタリング軸398l、398r、399l、399rと接触し、センタリングされて、その中心がスピンドル230の中心に上方から対向した状態となる。そして、この間にその外周縁が判別レバー440の被押圧片442を後方へ押圧するので、該判別レバー440は上方から見て僅かに反時計回り方向へ回動し、その被制御ピン441がモードスライダー430の制御スリット437の右側部分437aの後縁を後方へ押圧するので、モードスライダー430が僅かに後方へ移動する。尚、左側センタリング部材390lの被案内ピン396lはモードスライダー430の右側の逃げ切欠435の右側縁の後端部435a内に入り込むことによってモードスライダー430の後方への移動を許容する。
【0092】
そして、モードスライダー430が僅かに後方へ移動することによって、その突片438が制御スライダー470の後側の突片476bを後方へ押圧する(図26参照)。これによって、該制御スライダー470は僅かに後方へ移動し、そのラック歯472が回転しているピニオンギヤ490と噛合し、これによって、制御スライダー470は後方へ移動される。
【0093】
制御スライダー470が後方へ移動して行くと、チャッキング機構270の回動ベース280の被制御ピン287が後方へ移動していくカム片473のカムスリット474の傾斜部474aを相対的に前方へ移動し、これによって、回動アーム280がその前端部が下方へ移動するように回動しそこに支持されているチャッキングディスク290が下方へ移動し、その押え板291がスピンドル230との間で8cmCD102の中心部を上下から挟持する状態となる。
【0094】
そして、やがて制御スライダー470の前側の突片476aがモードスライダー430の突片438を後方へ僅かに押圧し、これによってモードスライダー430が僅かに後方へ移動し、逃げ切欠435の右側縁後側の部分435aに当接していた左側センタリング部材390lの被案内ピン396lが先ず傾斜部435cによって次いで前側の部分435bによって左方へ押圧されるので、2つのセンタリング部材390l、390rが更に僅かに離間するように移動し、これによって、4つのセンタリング軸398l、398r、399l、399rが8cmCD102の外周縁から僅かに離間し、その回転に支障がないようになる。また、同時に、モードスライダー430の制御スリット437の右側部分437aの前縁によって被制御ピン441が後方へ押圧されることによって、判別レバー440が僅かに反時計回り方向へ回動しその被押圧片442が8cmCD102の外周縁から離れる(図27参照)。そして、このように、センタリング軸398l、398r、399l、399r及び被押圧片442が8cmCD102の外周縁から離れるのと同時に、制御スライダー470のスイッチ押圧片475がプッシュスイッチ510の被押圧子510aを押圧し、該プッシュスイッチ510の出力がハイレベルとなる。そして、該プッシュスイッチ510の出力信号がハイレベルとなることによってローディングモータ340の回転が停止し(図30参照)、8cmCD102のローディングが完了する。
【0095】
尚、この間に、引込みローラブロック300の回動支持板320の被制御ピン329が制御スライダー470のローラ制御片477の下面を相対的に前方へ向かって摺動していき、これによって回動支持板320が左方から見て反時計回り方向へ回動しそれに支持されている引込みローラ310のゴムローラ314が8cmCD102から離間する。
【0096】
次に、円盤状記録媒体101、102のアンローディング、即ち、これら円盤状記録媒体101、102の装置外への排出について説明する。
【0097】
先ず、12cmCD101のアンローディングについて説明する。
【0098】
12cmCD101がローディングされている状態で、アンローディングの指令が為される、例えば、図示しない筐体前面に配置されたイジェクト釦の押圧が為されると、ローディングモータ340がアンローディング方向へ回転し(図31参照)、それに伴って、引込みローラ310及びピニオンギヤ490が共にアンローディング方向に回転される。即ち、引込みローラ310は左方から見て時計回り方向へ回転し、ピニオンギヤ490は上方から見て反時計回り方向へ回転する。
【0099】
ピニオンギヤ490がアンローディング方向へ回転すると、これとラック歯472が噛合している制御スライダー470が前方へ向けて送られる。これによって、先ず、制御スライダー470の前側の突片476aがモードスライダー430の突片438から前方へ離れるので、モードスライダー430は引張コイルバネ433の引張力によって判別レバー440の被押圧片442が12cmCD101の外周縁に当接するまで前方へ移動し、これに伴って、センタリング部材390l、390rが互いに近づく方向に僅かに移動して、これによって4本のセンタリング軸398l、398r、399l、399rも12cmCD101の外周縁に当接する。また、この間に制御スライダー470のスイッチ押圧片475がプッシュスイッチ510の被押圧子510aから前方へ離間し、該プッシュスイッチ510の出力レベルがロウレベルとなる(図31参照)。尚、引込みローラ310は12cmCD101から下方へ離間している状態であるので、その回転は12cmCD101には影響を与えない。
【0100】
そして、更に制御スライダー470が前方へ移動して行くと、引込みローラブロック300の回動支持板320の被制御ピン329が制御スライダー470のローラ制御片477の下面を相対的に後方へ移動して行き、これに伴って回動支持板320が左方から見て時計回り方向へ回動してその回動端部に支持されている引込みローラ310が上昇して行き、やがてセンタリングブロック360の補助支持基板380の下面との間に12cmCD101を挟着した状態となる(図20参照)。
【0101】
12cmCD101が引込みローラ310と補助支持基板380との間で挟着された状態となると、左方から見て時計回り方向へ回転している引込みローラ310によって12cmCD101が前方へ送られて行く。
【0102】
そして、やがて、右側センタリング部材390rに設けられたスイッチ押圧片460の右端部が右側のプッシュスイッチ453の被押圧子453aから左方へ離間し、これによって、該プッシュスイッチ453の出力レベルがロウレベルとなる。そして、このプッシュスイッチ453の出力レベルがロウレベルとなることによって、ローディングモータ340の駆動が停止し(図31参照)、この時、12cmCD101の一部が図示しない筐体の挿入口から外部に突出した状態となっており(図19参照)、該外部に突出した部分を持って引っ張り出すことが可能な状態となっている。また、この間に、チャッキング機構270の回動ベース280の被制御ピン287がカムスリット474の傾斜部474aを相対的に後方へ移動することによってその回動端部が上昇するように回動し、該回動端端部に支持されているチャッキングディスク290が上昇し、該チャッキングディスク290によるスピンドル230との間における12cmCD101の挟持が解除される。
【0103】
このようにして、12cmCD101のアンローディングが為される。
【0104】
次に、8cmCD102のアンローディングについて説明する。
【0105】
8cmCD102がローディングされている状態で、アンローディングの指令が為される、例えば、図示しない筐体前面に配置されたイジェクト釦の押圧が為されると、ローディングモータ340がアンローディング方向へ回転し(図32参照)、それに伴って、引込みローラ310及びピニオンギヤ490が共にアンローディング方向に回転される。即ち、引込みローラ310は左方から見て時計回り方向へ回転し、ピニオンギヤ490は上方から見て反時計回り方向へ回転する。
【0106】
ピニオンギヤ490がアンローディング方向へ回転すると、これとラック歯472が噛合している制御スライダー470が前方へ向けて送られる。これによって、先ず、制御スライダー470の前側の突片476aがモードスライダー430の突片438から前方へ離れるので、モードスライダー430は引張コイルバネ433の引張力によって判別レバー440の被押圧片442が8cmCD102の外周縁に当接するまで前方へ移動し、これに伴って、センタリング部材390l、390rが互いに近づく方向に僅かに移動して、これによって4本のセンタリング軸398l、398r、399l、399rも8cmCD102の外周縁に当接する。また、この間に制御スライダー470のスイッチ押圧片475がプッシュスイッチ510の被押圧子510aから前方へ離間し、該プッシュスイッチ510の出力レベルがロウレベルとなる。尚、引込みローラ310は8cmCD102から下方へ離間している状態であるので、その回転は8cmCD102には影響を与えない。
【0107】
そして、更に制御スライダー470が前方へ移動して行くと、引込みローラブロック300の回動支持板320の被制御ピン329が制御スライダー470のローラ制御片477の下面を相対的に後方へ移動して行き、これに伴って回動支持板320が左方から見て時計回り方向へ回動してその回動端部に支持されている引込みローラ310が上昇して行き、やがてセンタリングブロック360の補助支持基板380の下面との間に8cmCD102を挟着した状態となる。
【0108】
8cmCD101が引込みローラ310と補助支持基板380との間で挟着された状態となると、左方から見て時計回り方向へ回転している引込みローラ310によって8cmCD102が前方へ送られて行く。
【0109】
そして、8cmCD102の最大直径部の前後の部分が前側のセンタリング軸398l、398r間を通過する間にスイッチ押圧片460の右端部が真ん中のプッシュスイッチ452の被押圧片452aを押圧し、該プッシュスイッチ452の出力レベルがハイレベルとなる(図32参照)。そして、最大直径部の前後の部分がセンタリング軸395l、395r間を通過すると、スイッチ押圧片460の右端部がプッシュスイッチ452の被押圧子452aから左方へ逃げ、該プッシュスイッチ452の出力レベルがロウレベルとなる(図32参照)。そして、直ぐに、8cmCD102の最大直径部が挿入検知ピン397l、397rに差し掛かり、これによって、再びスイッチ押圧片460の右端部がプッシュスイッチ452の被押圧子452aを押圧し、該プッシュスイッチ452の出力レベルがハイレベルとなる(図32参照)。この時のプッシュスイッチ452の出力レベルの立ち上がりによってローディングモータ340の駆動が停止される(図32参照)。
【0110】
この時、8cmCD102の一部が図示しない筐体の挿入口から外部に突出した状態となっており、該外部に突出した部分を持って引っ張り出すことが可能な状態となっている(図28参照)。また、この間に、チャッキング機構270の回動ベース280の被制御ピン287がカムスリット474の傾斜部474aを相対的に後方へ移動することによってその回動端部が上昇するように回動し、該回動端端部に支持されているチャッキングディスク290が上昇し、該チャッキングディスク290によるスピンドル230との間における8cmCD102の挟持が解除される。
【0111】
このようにして、8cmCD102のアンローディングが為される。
【0112】
尚、12cmCD101又は8cmCD102がローディングされたままの状態で、電源供給の停止等不測の事態が生じて、そアンローディングを行えない状態となってしまったときは、上記した手動イジェクトレバー520を奥へ押し込むことによって強制的にアンローディングを行うことができる。即ち、手動イジェクトレバー520を奥へ押し込むことによって、上述した如く、そのラック歯521がピニオンギヤ490をアンローディング方向へ回転させ、また、引込みローラ310をもアンローディング方向へ回転させる。従って、12cmCD101又は8cmCD102を手で持って引き出すことができるところまで、前方へ移動させることができる。
【0113】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置は、円盤状記録媒体についての再生及び/又は記録を行う円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置であって、円盤状記録媒体の挿入時に当該円盤状記録媒体の外周が当接して位置決めがされる2つの位置決め部材と、位置決め部材によって位置決めされる円盤状記録媒体の挿入に伴い、左右方向に互いに離間して移動するようにされた2つのセンタリング部材と、センタリング部材に設けられ、円盤状記録媒体のローディング時に、円盤状記録媒体の引き込み方向前側の外周縁を支持するセンタリング軸と、円盤状記録媒体の引き込み方向後側の外周縁を支持するセンタリング軸と、2つのセンタリング部材の互いに離間する方向への移動を阻止する2つのロック手段と、センタリング部材の移動を同期させる同期手段と、円盤状記録媒体を装置内にローディングするためのモータとを備え、位置決め部材は、ロック手段に設けられ、円盤状記録媒体の外周縁が位置決め部材に当接して、ロック手段によるロックが解除され、同期手段は、それぞれのセンタリング部材に設けられたラック歯とこれらラック歯に同時に噛合したピニオンギヤとから構成され、円盤状記録媒体の挿入に伴って、センタリング部材のラック歯及びピニオンギアが連動することを特徴とする。
【0114】
従って、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置にあっては、円盤状記録媒体が正確に位置決めされる。そのため、円盤状記録媒体が回転しながら装置内に引き込まれたり、或はミスチャッキングが生じたりすることがない。
【0115】
また、請求項2に記載した発明にあっては、センタリング部材を互いに近接する方向に付勢する弾性部材を上記センタリング部材の間に配置するので、円盤状記録媒体のより確実な位置決めが為される。
【0116】
更に、請求項3に記載した発明にあっては、センタリング部材に、円盤状記録媒体の挿入を検知する検知手段を設け、当該検知手段によって、センタリング部材が互いに離間する方向へ同期して移動するので、円盤状記録媒体のより確実な位置決めが為される。
【0117】
尚、上記した実施例において示した各部の具体的形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2と共に本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置の基本的な構成を示すものであり、本図は円盤状記録媒体が挿入されてきた状態の要部を示す概略平面図である。
【図2】 位置決め部材のロックが解除された状態を示す概略平面図である。
【図3】 図4乃至図32と共に本発明をCDプレーヤーに適用した実施の一例を示すものであり、本図は全体の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図4】 センタリングブロックを取り外した状態で示す平面図である。
【図5】 チャッキング機構を示す分解斜視図である。
【図6】 引込みローラブロックを示す分解斜視図である。
【図7】 ローラ用ギヤ列とスライダー用ギヤ列を示す斜視図である。
【図8】 制御スライダーと手動イジェクトレバーを示す斜視図である。
【図9】 センタリングブロックを示す平面図である。
【図10】 センタリングブロックの底面図である。
【図11】 補助支持基板を取り外した状態で示すセンタリングブロックの底面図である。
【図12】 図13乃至図19と共に12cmCDのローディングとアンローディングの様子を示す概略平面図であり、本図は12cmCDが装置内に挿入されてセンタリング部材のロックが解除される状態を示すものである。
【図13】 12cmCDの外周縁が挿入検知ピンに当接した状態を示すものである。
【図14】 12cmCDが更に挿入されてスイッチ押圧片が左側のプッシュスイッチの被押圧子から離間した状態を示すものである。
【図15】 12cmCDが更に挿入されてその外周縁が前側のセンタリング軸に当接した状態を示すものである。
【図16】 12cmCDが更に挿入されて4本のセンタリング軸によってセンタリングされる直前の状態を示すものである。
【図17】 12cmCDが更に挿入されてその外周縁に4本のセンタリング軸が当接してセンタリングされた状態を示すものである。
【図18】 12cmCDがチャッキングされてその外周縁から4本のセンタリング軸が離間した状態を示すものである。
【図19】 12cmCDがイジェクトされた状態を示すものである。
【図20】 12cmCDがチャッキングされる前の状態を示す要部の側面図である。
【図21】 12cmCDがチャッキングされた状態を示す要部の側面図である。
【図22】 図23乃至図28と共に8cmCDのローディングとアンローディングの様子を示す概略平面図であり、本図は8cmCDが装置内に挿入されてセンタリング部材のロックが解除されると共に8cmCDの外周縁が挿入検知ピンに当接した状態を示すものである。
【図23】 8cmCDが更に挿入されてスイッチ押圧片が真ん中のプッシュスイッチの被押圧子を押圧した状態を示すものである。
【図24】 8cmCDが更に挿入されてその外周縁が前側のセンタリング軸に当接した状態を示すものである。
【図25】 8cmCDが更に挿入されてセンタリングされる直前の状態を示すものである。
【図26】 8cmCDが更に挿入されてその外周縁に4本のセンタリング軸が当接してセンタリングされた状態を示すものである。
【図27】 8cmCDがチャッキングされその外周縁から4本のセンタリング軸が離間した状態を示すものである。
【図28】 8cmCDがイジェクトされた状態を示すものである。
【図29】 12cmCDのローディング時における各プッシュスイッチの出力レベルとローディングモータの状態を示すタイムチャート図である。
【図30】 8cmCDのローディング時における各プッシュスイッチの出力レベルとローディングモータの状態を示すタイムチャート図である。
【図31】 12cmCDのアンローディング時における各プッシュスイッチの出力レベルとローディングモータの状態を示すタイムチャート図である。
【図32】 8cmCDのアンローディング時における各プッシュスイッチの出力レベルとローディングモータの状態を示すタイムチャート図である。
【図33】 図34乃至図36と共に従来の円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構の一例を示すものであり、本図は概要を平面的に示す図である。
【図34】 図35及び図36と共に円盤状記録媒体の装置内への引込みとセンタリングの動作を示すものであり、本図は円盤状記録媒体の挿入を開始した状態を平面的に示す図である。
【図35】 円盤状記録媒体が引き込まれて行く途中の状態を平面的に示す図である。
【図36】 円盤状記録媒体が装置内に引き込まれ且つセンタリングされた状態を平面的に示す図である。
【符号の説明】
101…12cmCD(円盤状記録媒体)、102…8cmCD(円盤状記録媒体)、200…CDプレーヤー(円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置)、340…ローディングモータ(モータ)、390l、390r…センタリング部材、393l、393r…ラック部(ラック歯)、397l、397r…挿入検知ピン(検知手段)、398l、398r…センタリング軸、399l、399r…センタリング軸、400…同期用ピニオンギヤ(ピニオンギヤ)、410…引張コイルバネ(弾性部材)、420l、420r…ロック部材(ロック手段)、422l、422r…被押圧ピン(位置決め部材)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel disc-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus. More particularly, the present invention relates to a technique for enabling stable pulling of a disk-shaped recording medium in a disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus in which the disk-shaped recording medium is pulled inside by a rotating pulling roller.
[0002]
[Prior art]
In the conventional disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus, the disk-shaped recording medium is centered by two centering shafts.
[0003]
An outline of such a conventional disc-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus is shown in FIGS.
[0004]
The centering mechanism in the disc-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus has two rotating
[0005]
Then, the disc-
[0006]
When the disc-
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus, after the disk-
[0008]
The
[0009]
The disk-
[0010]
Accordingly, an object of the present invention is to ensure that the disc-shaped recording medium is correctly positioned with respect to the pulling roller when the pulling by the pulling roller starts.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus of the present invention is positioned by contacting the outer periphery of the disk-shaped recording medium when the disk-shaped recording medium is inserted.TwoWith the insertion of the positioning member and the disc-shaped recording medium positioned by the positioning member,Left and rightIn the directionTo each otherMoved awayTwoA centering member, a centering shaft provided on the centering member and supporting the outer peripheral edge on the front side in the drawing direction of the disk-shaped recording medium and the outer peripheral edge on the rear side in the drawing direction of the disk-shaped recording medium when loading the disk-shaped recording medium Centering shaft toTwo locking means for preventing movement of the two centering members in a direction away from each other, and synchronizing means for synchronizing the movement of the centering member,For loading disc-shaped recording media into the devicemotorAnd withThe positioning member is provided on the locking means, the outer peripheral edge of the disc-shaped recording medium abuts on the positioning member, and the locking by the locking means is released, and the synchronization means includes the rack teeth provided on the respective centering members and these The rack teeth of the centering member and the pinion gears are interlocked with the insertion of the disc-shaped recording medium.Is.
[0012]
Therefore, in the disc-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus of the present invention, the disc-shaped recording medium is accurately positioned.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The disk-shaped recording medium reproducing and / or recording device of the present invention will be described below.Basic configurationWill be explained.
[0014]
The disc-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus has moving
[0015]
Lock
[0016]
The
[0017]
Elongation slits 81 and 82 that are long in the left-right direction are formed in a support member (not shown), and
[0018]
Therefore, when the disc-
[0019]
Then, when the
[0020]
On the other hand, when the disc-shaped
[0021]
【Example】
Hereinafter, the disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus of the present invention will be described in more detail based on specific examples.
[0022]
FIGS. 3 to 29 show an example of the embodiment of the disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus of the present invention. The present invention is a so-called compatible type CD player, that is, two types of CD (compact). Disk), for example, a CD playback apparatus that can selectively play back a 12
[0023]
The
[0024]
A
[0025]
Also, the
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
A pull-in
[0030]
The drawing
[0031]
The
[0032]
Further, a controlled
[0033]
The
[0034]
[0035]
Thus, supported shafts 324 l and 324 r provided on the
[0036]
A
[0037]
A centering
[0038]
The centering
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
Furthermore, long relief holes 375 l and 375 r that are long in the left-right direction are formed in the left and right sides of the front end portion of the
[0042]
A
[0043]
Two centering
[0044]
Insertion detection pins 397l and 397r in the form of round bars are suspended from the front ends of the main portions 391l and 391r of the centering
[0045]
A
[0046]
In addition, the
[0047]
[0048]
The
[0049]
Escape slits 381l and 381r extending in the left-right direction are formed at positions separated from the left and right of the rear end portion of the
[0050]
A
[0051]
In addition, a slit 434 extending in the left-right direction is formed in the
[0052]
Further, a
[0053]
Furthermore, a protruding
[0054]
The left end portion of the
[0055]
A
[0056]
Such a centering
[0057]
A
[0058]
A
[0059]
A
[0060]
In addition, a
[0061]
A tension coil spring 480 is stretched between the
[0062]
The
[0063]
A
[0064]
A
[0065]
The
[0066]
Next, loading of the disc-shaped
[0067]
First, loading of the 12
[0068]
When the 12
[0069]
Next, since the outer peripheral edge of the 12
[0070]
As the centering
[0071]
When the output of the
[0072]
As the 12
[0073]
Then, a controller (a microcomputer or the like in charge) (not shown) detects that the outputs of the two
[0074]
Then, when the 12
[0075]
From there, when the 12
[0076]
Then, when the
[0077]
When the
[0078]
Eventually, the front projecting
[0079]
During this time, the controlled
[0080]
Next, loading of the 8
[0081]
When the 8
[0082]
Next, since the outer peripheral edge of the 8
[0083]
As the centering
[0084]
When the output of the
[0085]
As the 8
[0086]
In the case of the 8
[0087]
Further, when the 8
[0088]
When the maximum diameter portion of the 8
[0089]
In this way, the output of the
[0090]
Then, when the 8
[0091]
Then, when the 8
[0092]
Then, when the
[0093]
When the
[0094]
Eventually, the front projecting
[0095]
During this time, the controlled
[0096]
Next, unloading of the disk-shaped
[0097]
First, unloading of the 12
[0098]
When the 12
[0099]
When the
[0100]
When the
[0101]
When the 12
[0102]
Eventually, the right end portion of the
[0103]
In this way, unloading of the 12
[0104]
Next, unloading of the 8
[0105]
When the 8
[0106]
When the
[0107]
When the
[0108]
When the 8
[0109]
The right end of the
[0110]
At this time, a part of the 8
[0111]
In this way, the 8
[0112]
If an unforeseen situation such as the power supply being stopped occurs while the 12
[0113]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the disc-shaped recording medium playback and / or recording apparatus of the present invention is a disc-shaped recording medium playback and / or recording device that performs playback and / or recording on a disc-shaped recording medium. When the disc-shaped recording medium is inserted, the outer periphery of the disc-shaped recording medium comes into contact with the positioning.TwoWith the insertion of the positioning member and the disc-shaped recording medium positioned by the positioning member,Left and rightIn the directionTo each otherMoved awayTwoA centering member, a centering shaft provided on the centering member and supporting the outer peripheral edge on the front side in the drawing direction of the disk-shaped recording medium and the outer peripheral edge on the rear side in the drawing direction of the disk-shaped recording medium when loading the disk-shaped recording medium Centering shaft toTwo locking means for preventing movement of the two centering members in a direction away from each other, and synchronizing means for synchronizing the movement of the centering member,For loading disc-shaped recording media into the devicemotorAnd withThe positioning member is provided on the locking means, the outer peripheral edge of the disc-shaped recording medium abuts on the positioning member, and the locking by the locking means is released, and the synchronization means includes the rack teeth provided on the respective centering members and these The rack teeth of the centering member and the pinion gears are interlocked with the insertion of the disc-shaped recording medium.It is characterized by that.
[0114]
Therefore, in the disc-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus of the present invention, the disc-shaped recording medium is accurately positioned. Therefore, the disk-shaped recording medium is not drawn into the apparatus while rotating, or mischucking does not occur.
[0115]
In the invention described in
[0116]
Furthermore, in the invention described in claim 3,The centering member is provided with detecting means for detecting the insertion of the disk-shaped recording medium, and the centering member moves synchronously in a direction away from each other by the detecting means, so that the disk-shaped recording medium can be positioned more reliably. The
[0117]
It should be noted that the specific shapes and structures of the respective parts shown in the above-described embodiments are merely examples of implementation in carrying out the present invention, and these limit the technical scope of the present invention. It should not be interpreted in a general way.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 together with FIG. 2 shows a disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatusBasic configurationFIG. 2 is a schematic plan view showing a main part in a state where a disc-shaped recording medium has been inserted.
FIG. 2 is a schematic plan view showing a state in which the positioning member is unlocked.
FIG. 3 shows an example in which the present invention is applied to a CD player together with FIGS. 4 to 32. FIG. 3 is an exploded perspective view schematically showing the overall configuration.
FIG. 4 is a plan view showing a state in which the centering block is removed.
FIG. 5 is an exploded perspective view showing a chucking mechanism.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing a drawing roller block.
FIG. 7 is a perspective view showing a roller gear train and a slider gear train.
FIG. 8 is a perspective view showing a control slider and a manual eject lever.
FIG. 9 is a plan view showing a centering block.
FIG. 10 is a bottom view of the centering block.
FIG. 11 is a bottom view of the centering block shown with the auxiliary support substrate removed.
FIG. 12 is a schematic plan view showing a state of loading and unloading of 12 cm CD together with FIGS. 13 to 19, and this figure shows a state in which the centering member is unlocked by inserting 12 cm CD into the apparatus. is there.
FIG. 13 shows a state in which the outer peripheral edge of 12 cm CD is in contact with the insertion detection pin.
FIG. 14 shows a state where a 12 cm CD is further inserted and the switch pressing piece is separated from the pressed member of the left push switch.
FIG. 15 shows a state in which a 12 cm CD is further inserted and its outer peripheral edge is in contact with the front centering shaft.
FIG. 16 shows a state immediately before a 12 cm CD is further inserted and centered by four centering shafts.
FIG. 17 shows a state in which a 12 cm CD is further inserted and four centering shafts are in contact with the outer peripheral edge of the 12 cm CD for centering.
FIG. 18 shows a state in which a 12 cm CD is chucked and four centering shafts are separated from the outer peripheral edge thereof.
FIG. 19 shows a state in which a 12 cm CD has been ejected.
FIG. 20 is a side view of the main part showing a state before 12 cm CD is chucked.
FIG. 21 is a side view of an essential part showing a state in which a 12 cm CD is chucked.
FIG. 22 is a schematic plan view showing the state of loading and unloading of 8 cm CD together with FIGS. 23 to 28. FIG. Shows a state in which is in contact with the insertion detection pin.
FIG. 23 shows a state where an 8 cm CD is further inserted and the switch pressing piece presses the pressed member of the middle push switch.
FIG. 24 shows a state in which an 8 cm CD is further inserted and its outer peripheral edge is in contact with the front centering shaft.
FIG. 25 shows a state immediately before 8 cm CD is further inserted and centered.
FIG. 26 shows a state in which an 8 cm CD is further inserted and four centering shafts are brought into contact with the outer peripheral edge to be centered.
FIG. 27 shows a state where an 8 cm CD is chucked and four centering shafts are separated from the outer peripheral edge thereof.
FIG. 28 shows a state where 8 cm CD is ejected.
FIG. 29 is a time chart showing the output level of each push switch and the state of the loading motor when loading a 12 cm CD.
FIG. 30 is a time chart showing the output level of each push switch and the state of the loading motor when loading an 8 cm CD.
FIG. 31 is a time chart showing the output level of each push switch and the state of the loading motor when unloading a 12 cm CD.
FIG. 32 is a time chart showing the output level of each push switch and the state of the loading motor when 8 cm CD is unloaded.
FIG. 33 shows an example of a centering mechanism of a disk-shaped recording medium in a conventional disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus together with FIGS. 34 to 36, and this figure is a diagram showing an outline in plan view. .
FIG. 34 shows the operation of drawing the disc-shaped recording medium into the apparatus and the centering operation together with FIG. 35 and FIG. 36, and this figure is a diagram showing the state in which insertion of the disc-shaped recording medium has been started is there.
FIG. 35 is a plan view showing a state where the disk-shaped recording medium is being drawn.
FIG. 36 is a plan view showing a state in which the disc-shaped recording medium is drawn into the apparatus and centered.
[Explanation of symbols]
101... 12 cm CD (disc-shaped recording medium), 102... 8 cm CD (disc-shaped recording medium), 200... CD player (disc-shaped recording medium reproducing and / or recording device), 340.(motor)390 l, 390 r... Centering member, 393l, 393r ... Rack part (racktooth) 397l, 397r ... insertion detection pin (detection means), 398l, 398r ... centering shaft, 399l, 399r ... centering shaft, 400 ... synchronization pinion gear (pinion gear), 410 ... tension coil spring (elastic member), 420l, 420r ... Lock member (locking means), 422l, 422r ... pressed pin (positioning member)
Claims (3)
上記円盤状記録媒体の挿入時に当該円盤状記録媒体の外周が当接して位置決めがされる2つの位置決め部材と、
上記位置決め部材によって位置決めされる上記円盤状記録媒体の挿入に伴い、左右方向に互いに離間して移動するようにされた2つのセンタリング部材と、
上記センタリング部材に設けられ、上記円盤状記録媒体のローディング時に、上記円盤状記録媒体の上記引き込み方向前側の外周縁を支持するセンタリング軸と、上記円盤状記録媒体の上記引き込み方向後側の外周縁を支持するセンタリング軸と、
上記2つのセンタリング部材の互いに離間する方向への移動を阻止する2つのロック手段と、
上記センタリング部材の移動を同期させる同期手段と、
上記円盤状記録媒体を装置内にローディングするためのモータとを備え、
上記位置決め部材は、上記ロック手段に設けられ、
上記円盤状記録媒体の外周縁が上記位置決め部材に当接して、上記ロック手段によるロックが解除され、
上記同期手段は、それぞれのセンタリング部材に設けられたラック歯とこれらラック歯に同時に噛合したピニオンギヤとから構成され、
上記円盤状記録媒体の挿入に伴って、上記センタリング部材の上記ラック歯及び上記ピニオンギアが連動する
ことを特徴とする円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置。A disk-shaped recording medium reproducing and / or recording device for performing reproduction and / or recording on a disk-shaped recording medium,
Two positioning members that are positioned by contacting the outer periphery of the disk-shaped recording medium when the disk-shaped recording medium is inserted;
Two centering members that are moved away from each other in the left-right direction with the insertion of the disk-shaped recording medium positioned by the positioning member;
A centering shaft that is provided on the centering member and supports the outer peripheral edge of the disc-shaped recording medium on the front side in the pulling direction when the disc-shaped recording medium is loaded; A centering shaft that supports
Two locking means for preventing the two centering members from moving away from each other;
Synchronization means for synchronizing movement of the centering member;
A motor for loading the disk-shaped recording medium into the apparatus ,
The positioning member is provided in the locking means;
The outer peripheral edge of the disc-shaped recording medium comes into contact with the positioning member, and the lock by the locking means is released,
The synchronization means includes a rack tooth provided on each centering member and a pinion gear meshed with the rack teeth at the same time.
The disk- shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus, wherein the rack teeth of the centering member and the pinion gear are interlocked with the insertion of the disk-shaped recording medium.
ことを特徴とする請求項1に記載の円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置。The disk-shaped recording medium reproducing and / or recording apparatus according to claim 1, wherein an elastic member that urges the centering members in a direction close to each other is disposed between the centering members.
ことを特徴とする請求項1に記載の円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置。2. The centering member is provided with detecting means for detecting insertion of the disc-shaped recording medium, and the centering member moves synchronously in a direction away from each other by the detecting means. Disc-shaped recording medium playback and / or recording device.
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