JP4361526B2 - 評判情報処理装置、評判情報処理方法、評判情報処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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本発明は、文書集合に含まれる対象事物についての評判情報を処理する技術に関するものである。
Webページには、製品や人物など(以下では対象事物と呼ぶ)についての評判が書かれた文を含むページが数多く存在する。例えば携帯電話については、「電池の持ちがよい」や「デザインがかわいい」といった評判を含む文が書かれている。このような評判を含む文から「電池の持ち」のような対象事物の性質を表す属性表現と「よい」のような評価表現の組を評判情報として抽出し、その結果をわかりやすい形で提示することができれば、製品を購入する際の参考情報などとして役立つ。そのため、文から対象事物に関する評判情報を抽出、提示する研究が行われている。
評判情報を提示する方法として、非特許文献1では、属性表現を「安全性」や「コスト」というような着眼点に基づいて集計し、集計結果からレーダーチャートを作成して提示している。この方法では、例えばレーダーチャートの「安全性」の項目の値が高いかどうかに注目することで、「安全性」を特に重視して製品などを選ぶことができる。
立石健二他,Web文書集合からの意見情報抽出と着眼点に基づく要約生成,言語処理学会第10回年次大会,pp.644-647,2004.
しかしながら、従来の方法は対象事物の評判を総合的に知るための方法であり、個々の対象事物に関する評判情報の一覧を見ながら必要に応じて特定の評判情報に関する詳細を知ることができないため、評判情報から対象事物に関する知見を得ることが難しい。非特許文献1では、レーダーチャートの各項目により評判情報の一覧を見ることができるが、レーダーチャートの「使い勝手」の項目の中で「ボタンが押しにくい」という評判情報が大多数を占めることには気づくことができない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、対象事物に対しまず評判情報をバリエーションの少ない評価表現で分類し、評価表現ごとの評判情報を属性表現で分類して提示することにより、個々の対象事物に関する評判情報の一覧を見ながら必要に応じて特定の評判情報に関する詳細を知ることができ、評判情報から対象事物に関する知見を得ることを可能とした技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、文書集合に含まれる対象事物についての評判情報を処理する評判情報処理装置において、入力装置から入力された対象事物について、当該対象事物の性質を表す属性表現とその属性表現に対する評価を表す評価表現の組からなる評判情報、及びその評判情報が評判としてどの程度適切かを表す評判情報スコアを、あらかじめ文書集合から取得された評判情報と評判情報スコアを対象事物とともに格納した評判情報データベースを検索することにより取得する評判情報取得手段と、第1階層において同じまたは類似した評価表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように評判情報を複数のカテゴリに分類し、第2階層において同じまたは類似した属性表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように第1階層で分類されたカテゴリごとの評判情報を複数のカテゴリに分類することにより、評判情報を2つの階層からなるカテゴリに分類し、各カテゴリにカテゴリ名を付与する評判情報分類手段と、評判情報スコアをもとに、各階層におけるカテゴリに対してカテゴリスコアを算出するカテゴリスコア算出手段と、各階層におけるカテゴリをカテゴリスコアの大きい順に並び替えるカテゴリソート手段と、第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置により入力された場合に、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名が出力されていなければ出力し、出力されていれば出力しないようにして、階層的にカテゴリ名を出力装置に出力する評判情報出力手段と、を備えることにより解決できる。

本発明によれば、対象事物に対しまず評判情報をバリエーションの少ない評価表現で分類し、評価表現ごとの評判情報を属性表現で分類して提示するため、個々の対象事物に関する評判情報の一覧を見ながら必要に応じて特定の評判情報に関する詳細を知ることができ、評判情報から対象事物に関する知見を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、本明細書における対象事物とは、例えば、商品名、企業名、人名などの評判の対象となる事物である。属性表現とは、対象事物の特徴や性質を表す表現であり、例えば、コンピュータの分野を例にとれば、デザイン、性能、価格、サポートなどが該当する。評価表現とは、肯定または否定の評価を示す表現であり、たとえば、良い、悪い、使い易いなどが該当する。
(評判情報処理装置100の構成)
図1は、本発明の実施例である評判情報処理装置100の構成を示す図である。図1に示す評判情報処理装置100は、評判情報取得部1と、評判情報分類部2と、カテゴリスコア算出部3と、カテゴリソート部4と、評判情報出力部5と、入力装置6と、出力装置7とを有する。
評判情報取得部1は、対象事物について、対象事物の性質を表す属性表現とその属性表現に対する評価を表す評価表現の組からなる評判情報と、その評判情報が評判としてどの程度適切かを表す評判情報スコアを文書集合から取得する。
評判情報分類部2は、属性表現と評価表現をもとに、第1階層において評判情報を複数のカテゴリに分類し、第2階層において第1階層で分類されたカテゴリごとに評判情報を複数のカテゴリに分類し、各カテゴリにカテゴリ名を付与する。なお、更にカテゴリの階層化を進めてもよい。
カテゴリスコア算出部3は、評判情報スコアをもとに、各階層におけるカテゴリに対してカテゴリスコアを算出する。また、カテゴリソート部4は、各階層におけるカテゴリをカテゴリスコアの大きい順に並び替える。
評判情報出力部5は、第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置6により入力された場合に、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名が出力されていなければ出力し、出力されていれば出力しないようにして、階層的にカテゴリ名を出力装置7に出力する。
(評判情報処理装置100の動作概要)
次に、評判情報処理装置100の動作について説明する。
図2は、評判情報処理装置100の全体の動作を示すフローチャートである。図2を用いて動作の概要を説明する。まず、評判情報取得部1が、ある対象事物について、対象事物の性質を表す属性表現とその属性表現に対する評価を表す評価表現の組からなる評判情報と、その評判情報が評判としてどの程度適切かを表す評判情報スコアを文書集合から取得する(S10)。
評判情報分類部2が、属性表現と評価表現をもとに、第1階層において評判情報を複数のカテゴリに分類し、第2階層において第1階層で分類されたカテゴリごとに評判情報を複数のカテゴリに分類し、各カテゴリにカテゴリ名を付与する(S20)。なお、更にカテゴリの階層化を進めてもよい。
カテゴリスコア算出部3が、評判情報スコアをもとに、各階層におけるカテゴリに対してカテゴリスコアを算出する(S30)。そして、カテゴリソート部4が、各階層におけるカテゴリをカテゴリスコアの大きい順に並び替える(S40)。
評判情報出力部5が、第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置6により入力された場合に、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名が出力されていなければ出力し、出力されていれば出力しないようにして、階層的にカテゴリ名を出力装置7に出力する(S50)。
(評判情報処理装置100の動作詳細)
次に、評判情報処理装置100の動作をより具体的に説明する。
図3は、実施例における文書集合の中の一文書の例を示す図である。以下の説明では、入力装置6から「XYZ」という対象事物名が入力され、「XYZ」についての評判情報を処理することとする。
ステップS10では、評判情報取得部1により、対象事物「XYZ」の性質を表す属性表現とその属性表現に対する評価を表す評価表現の組からなる評判情報と、その評判情報が評判としてどの程度適切かを表す評判情報スコアを文書集合から取得する。
本実施例では、あらかじめ文書集合から取得された評判情報と評判情報スコアを対象事物とともに格納した評判情報データベースを作成しておき、評判情報取得部1ではその評判情報データベースを検索して、入力された対象事物に関する評判情報と評判情報スコアを取得することとする。評判情報と評判情報スコアの取得方法はこれに限るものではなく、文書集合を解析して評判情報と評判情報スコアを直接取得しても構わない。また、取得する評判情報と評判情報スコアは入力された対象事物と完全に一致するものでなくてもよく、入力された対象事物に関連する複数の対象事物に関して評判情報と評判情報スコアを取得したりしてもよい。なお、評判情報データベースは評判情報処理装置100の格納装置に蓄積してもよいし、ネットワーク上のサーバに蓄積し、そこから評判情報と評判情報スコアを取得することとしてもよい。
評判情報データベースの作成は例えば以下のような処理方法で行うことができる。
評判情報処理装置100は、図4に示す属性表現リスト、図5に示す評価表現リストを予め保持しておく。そして、評判情報処理装置100は、ある文の中で、図4に示す属性表現リスト中に含まれる属性表現と、図5に示す評価表現リスト中に含まれる評価表現との間に、「は」「が」「も」のいずれかの助詞が含まれていた場合に、その属性表現と評価表現を評判情報として取得する。ただし、評判情報の取得方法はこれに限るものではない。
図3の文書の2番目の文は、図4の属性表現リスト中の属性表現「デザイン」と、図5の評価表現リスト中の評価表現「かっこいい」の間に、助詞「が」が含まれているため、属性表現「デザイン」と評価表現「かっこいい」を評判情報として取得する。
また、図6に示す対象事物リストを予め保持しておき、ここから上記評判情報に対応する対象事物を取得する。本実施例では、評判情報処理装置100は、評判情報が記載されている文と同じ文の中に、図6に示す対象事物リスト中に含まれる対象事物が存在する場合はそれを対象事物として取得し、存在しない場合は対象事物リスト中の対象事物のうち文書中で最初に出現するものを対象事物として取得することとしているが対象事物の取得方法はこれに限るものではない。図3の文書の2番目の文は、図6の対象事物リスト中の対象事物を含まないため、文書中で最初に出現する対象事物リスト中の対象事物である「XYZ」を対象事物として取得する。
そして、評判情報処理装置100は、属性表現と対象事物との関連度を算出して評判情報スコアとして取得する。関連度rは、文書集合の中で属性表現と対象事物がともに出現する文書の数をa、属性表現のみが出現する文書の数をb、対象事物のみが出現する文書の数をcとしたときに、r=2a/(2a+b+c)として算出する。
例えば、属性表現「デザイン」と対象事物「XYZ」において、a=50、b=300、c=100であったとすると、r=2×50/(2×50+300+100)=0.2であるため、この値を属性表現「デザイン」と対象事物「XYZ」の組に対応する評判情報スコアとする。関連度の算出方法はこれに限るものではない。また、評判情報スコアの取得方法はこれに限るものではなく、図5の評価表現リスト中の各評価表現に固有の値を評判情報スコアとしてもよいし、すべての評判情報について1という値を評判情報スコアとしてもよい。
以上の方法により、文書集合から取得された評判情報と評判情報スコアを対象事物とともに格納した評判情報データベースを作成することができる。評判情報データベースの例を図7に示す。
また、ここでは、対象事物である「XYZ」をキーワードとして含む文書を文書集合から検索し、検索結果の上位N件の文書から対象事物に関する評判情報と評判情報スコアを取得するものとする。Nは1以上の整数であるが、本実施例ではN=100とする。キーワードは1つでなく複数であってもよいし、複数の場合は「いずれかのキーワードを含む」「すべてのキーワードを含む」など、条件はどのようにしてもよい。また、キーワードに対象事物を含まなくてもよい。また、上位100件でなくてもよく、10件としたり、検索条件に合致する文書の数によって件数を動的に変更したりしてもよい。また、文書集合中の全てまたは一部の文書が対象事物「XYZ」に関して書かれていることがあらかじめわかっている場合には、検索を行わず、その全てまたは一部の文書から対象事物に関する評判情報と評判情報スコアを取得してもよい。
検索を行った結果、検索結果がX位の文書が文書番号Xの文書であったとしたとき、図7の評判情報データベースを検索して、検索結果の上位100件の文書に含まれ、かつ対象事物が「XYZ」に一致する評判情報と評判情報スコアを取得した結果を図8に示す。ここで、図7の3番目の評判情報は対象事物「XYZ」に関するものではないため、図8には含まれていない。また、図7の8番目以降の評判情報は検索結果の上位100件に該当しないため、図8には含まれていない。
ステップS20では、評判情報分類部2により、第1階層において同じまたは類似した評価表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように評判情報を複数のカテゴリに分類して評価表現をカテゴリ名とし、第2階層において同じまたは類似した属性表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように第1階層で分類されたカテゴリごとの評判情報を複数のカテゴリに分類して属性表現をカテゴリ名とすることにより、評判情報を2つの階層からなるカテゴリに分類するものとする。同じカテゴリに分類する評判情報は単に同じ属性表現または評価表現を持つ場合に限るものではなく、類似する属性表現または評価表現を持つ評判情報を同じカテゴリに分類してもかまわない。「素晴らしい」と「すばらしい」のように、標記は異なるが読みが同じ表現を持つ評判情報を同じカテゴリに分類してもよい。また、属性表現または評価表現に関する頻度などの統計情報を用いてクラスタリングを行った結果の各クラスタをカテゴリとし、クラスタの重心に最も近い表現をカテゴリ名としてもよい。また、シソーラスを用いて単語の類似性を判定し、類似する表現を持つ評判情報を同じカテゴリに分類して、そのカテゴリに属する表現の中から代表として選択した表現をカテゴリ名としてもよい。類似する表現を持つ評判情報を同じカテゴリに分類する方法およびカテゴリ名を付与する方法はこれに限るものではない。
図8の評判情報に対し、第1階層において同じ評価表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように評判情報を複数のカテゴリに分類した結果を図9に示し、各カテゴリに対し評価表現をカテゴリ名として付与した結果を図10に示す。さらに、図9で示した第1階層で分類されたカテゴリごとの評判情報に対し、第2階層において同じ属性表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように複数のカテゴリに分類した結果を図11に示し、各カテゴリに対し属性表現をカテゴリ名として付与した結果を図12に示す。
ステップS30では、カテゴリスコア算出部3により、評判情報スコアをもとに、各階層におけるカテゴリに対してカテゴリスコアを算出する。ここでは、第2階層におけるカテゴリのカテゴリスコアを、そのカテゴリに属する評判情報の評判情報スコアの合計により算出し、第1階層におけるカテゴリのカテゴリスコアを、そのカテゴリに属する第2階層のカテゴリのカテゴリスコアの合計により算出するものとする。カテゴリスコアの算出方法はこれに限るものではなく、カテゴリに属する評判情報の評判情報スコアのうち最大の値をカテゴリスコアとしてもよい。
ここで、ステップS10においてすべての評判情報の評判情報スコアを一律に1とした場合には、カテゴリスコアはそのカテゴリが属する評判情報の件数に等しくなる。
また、図11に示す例では、第1階層カテゴリ番号が1で第2階層カテゴリ番号が1であるカテゴリに対して、第2階層のカテゴリのカテゴリスコアを算出すると、0.20+0.20+0.20+0.20+0.20=1.00となる。本実施例の場合、同一の属性表現を持つ評判情報は同一の評判情報スコアとなるため、第2階層のカテゴリスコアはそのカテゴリに属する評判情報の評判情報スコアと評判情報の件数との積により算出することができる。第2階層におけるカテゴリのカテゴリスコアを算出した結果を図13に示す。次に、図13において、第1階層カテゴリ番号が1であるカテゴリに対して、第1階層のカテゴリのカテゴリスコアを算出すると、1.00+0.25+0.30=1.55となる。第1階層におけるカテゴリのカテゴリスコアを算出した結果を図14に示す。
ステップS40では、カテゴリソート部4により、各階層におけるカテゴリをカテゴリスコアの大きい順に並び替える。第1階層においてカテゴリの並び替えを行った結果を図15に示す。また、第2階層においてカテゴリの並び替えを行った結果を図16に示す。
ステップS50では、評判情報出力部5により、第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置6により入力された場合に、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名が出力されていなければ出力し、出力されていれば出力しないようにして、階層的にカテゴリ名を出力装置7に出力する。
ここでは、初期状態として、第1階層のカテゴリ名のみを出力するものとする。初期状態はこれに限るものではなく、全階層におけるカテゴリ名を出力したりしてもよい。図15および図16の並び替え結果を用いて、第1階層のカテゴリ名のみを出力した結果を図17に示す。ここでは、カテゴリスコアの高いカテゴリ名ほど上側に来るように出力している。カテゴリ名の出力方法はこれに限るものではなく、カテゴリスコアの高いカテゴリ名ほど左側に来るように出力するようにしたりしてもよい。また、ここでは、第1階層のカテゴリ名の右側にカテゴリスコアの値を出力している。出力する値や値を出力する位置はこれに限るものではなく、カテゴリの属する評判情報の件数を出力してもよいし、カテゴリ名の左側に出力してもよいし、値を何も出力しなくてもよい。また、ここでは、出力装置7としてディスプレイを想定しているが、プリンタに出力したりしても構わない。
ここで、図17の出力結果を閲覧した利用者が、「かっこいい」というカテゴリ名を持つカテゴリについて詳細を知りたい場合には、「かっこいい」というカテゴリ名を入力装置6から入力する。ここでは、入力装置6としてマウスを想定しているが、キーボードによりカテゴリ名を入力したりしても構わない。図17に示す状態で第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置6により入力された場合、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名は出力されていないため、第2階層のカテゴリ名を出力する。図17において「かっこいい」というカテゴリ名が入力されたときの出力結果を図18に示す。
このように、本実施例で説明した処理により対象事物「XYZ」に対し階層的に評判情報をカテゴリに分類して提示することで、図17のように対象事物に関する評判情報の一覧を見ながら、図18のように必要に応じて「かっこいい」という評価表現を持つ評判情報に関する詳細を知ることができ、その結果「XYZがかっこいいと述べている人の多くはデザインがかっこいいと述べている」という知見を得ることができる。
図18において、再び「かっこいい」が入力装置6により入力された場合には、第2階層のカテゴリ名が出力されなくなり、再び図17が出力される。これにより、再び評判情報の一覧を見ることができる。
なお、本実施例の評判情報処理装置100は、上述した一連の動作を実行させるプログラムをコンピュータにインストールすることにより実現することが可能である。また、当該プログラムを評判情報処理装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROMなどの可搬記憶媒体に格納しておき、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。また、当該プログラムをネットワーク上のサーバに格納しておき、そこからダウンロードしてインストールする形態をとることも可能である。
上記のように本実施例で説明した評判情報処理装置100を用いることにより、ある対象事物に対し、まず評価表現を表示し、次に、特定の評価表現を選択することにより、その評価表現に対応する属性表現を表示できる。
一方、従来技術では、これら情報の画面上での表示を、対象事物、属性表現、評価表現との順番をたどって行っていたため、一画面に情報を表示しきれない場合が生じていた。本発明は、評価表現の多様性が対象事物や属性表現の多様性よりも少ないとの経験的事実に基づきなされたものであり、対象事物、属性表現、評価表現の組を対応付けて画面上に表示する際に、一度に表示させる情報量を少なくでき、従来の問題を解決できる。すなわち、一覧性を向上させたインタフェースを提供することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態及び実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、製品に対する顧客満足度の調査などに利用可能である。
本発明の実施例における評判情報処理装置100の構成を示す図である。 評判情報処理装置100の全体の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例における入力の文書集合の中の一文書の例を示す図である。 本発明の実施例における属性表現リストの例を示す図である。 本発明の実施例における評価表現リストの例を示す図である。 本発明の実施例における対象事物リストの例を示す図である。 本発明の実施例における評判情報データベースの一例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報取得部1により評判情報を取得した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報分類部2により第1階層で評判情報をカテゴリに分類した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報分類部2により第1階層のカテゴリにカテゴリ名を付与した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報分類部2により第2階層で評判情報をカテゴリに分類した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報分類部2により第2階層のカテゴリにカテゴリ名を付与した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、カテゴリスコア算出部3により第2階層のカテゴリのカテゴリスコアを算出した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、カテゴリスコア算出部3により第1階層のカテゴリのカテゴリスコアを算出した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、カテゴリソート部4により第1階層のカテゴリの並び替えを行った結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、カテゴリソート部4により第2階層のカテゴリの並び替えを行った結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報出力部5により第1階層のカテゴリ名を出力した結果の例を示す図である。 本発明の実施例において、評判情報出力部5により、第1階層のカテゴリ名が入力された場合にそのカテゴリの属する第2階層のカテゴリを出力した結果の例を示す図である。
符号の説明
100 評判情報処理装置
1 評判情報取得部
2 評判情報分類部
3 カテゴリスコア算出部
4 カテゴリソート部
5 評判情報出力部
6 入力装置
7 出力装置

Claims (4)

  1. 文書集合に含まれる対象事物についての評判情報を処理する評判情報処理装置であって、
    入力装置から入力された対象事物について、当該対象事物の性質を表す属性表現とその属性表現に対する評価を表す評価表現の組からなる評判情報、及びその評判情報が評判としてどの程度適切かを表す評判情報スコアを、あらかじめ文書集合から取得された評判情報と評判情報スコアを対象事物とともに格納した評判情報データベースを検索することにより取得する評判情報取得手段と、
    第1階層において同じまたは類似した評価表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように評判情報を複数のカテゴリに分類し、第2階層において同じまたは類似した属性表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように第1階層で分類されたカテゴリごとの評判情報を複数のカテゴリに分類することにより、評判情報を2つの階層からなるカテゴリに分類し、各カテゴリにカテゴリ名を付与する評判情報分類手段と、
    評判情報スコアをもとに、各階層におけるカテゴリに対してカテゴリスコアを算出するカテゴリスコア算出手段と、
    各階層におけるカテゴリをカテゴリスコアの大きい順に並び替えるカテゴリソート手段と、
    第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置により入力された場合に、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名が出力されていなければ出力し、出力されていれば出力しないようにして、階層的にカテゴリ名を出力装置に出力する評判情報出力手段と、
    を有する評判情報処理装置。
  2. 文書集合に含まれる対象事物についての評判情報を処理する評判情報処理装置が実行する評判情報処理方法であって、
    入力装置から入力された対象事物について、当該対象事物の性質を表す属性表現とその属性表現に対する評価を表す評価表現の組からなる評判情報、及びその評判情報が評判としてどの程度適切かを表す評判情報スコアを、あらかじめ文書集合から取得された評判情報と評判情報スコアを対象事物とともに格納した評判情報データベースを検索することにより取得する評判情報取得ステップと、
    第1階層において同じまたは類似した評価表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように評判情報を複数のカテゴリに分類し、第2階層において同じまたは類似した属性表現を持つ評判情報が同じカテゴリに属するように第1階層で分類されたカテゴリごとの評判情報を複数のカテゴリに分類することにより、評判情報を2つの階層からなるカテゴリに分類し、各カテゴリにカテゴリ名を付与する評判情報分類ステップと、
    評判情報スコアをもとに、各階層におけるカテゴリに対してカテゴリスコアを算出するカテゴリスコア算出ステップと、
    各階層におけるカテゴリをカテゴリスコアの大きい順に並び替えるカテゴリソートステップと、
    第1階層のカテゴリ名のうちの1つが入力装置により入力された場合に、そのカテゴリ名を持つカテゴリの属する第2階層のカテゴリ名が出力されていなければ出力し、出力されていれば出力しないようにして、階層的にカテゴリ名を出力装置に出力する評判情報出力ステップと、
    を有する評判情報処理方法。
  3. 請求項に記載の評判情報処理方法における各ステップをコンピュータに実行させる評判情報処理プログラム。
  4. 請求項に記載の評判情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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