JP4361506B2 - 波長多重光増幅中継システム - Google Patents

波長多重光増幅中継システム Download PDF

Info

Publication number
JP4361506B2
JP4361506B2 JP2005061050A JP2005061050A JP4361506B2 JP 4361506 B2 JP4361506 B2 JP 4361506B2 JP 2005061050 A JP2005061050 A JP 2005061050A JP 2005061050 A JP2005061050 A JP 2005061050A JP 4361506 B2 JP4361506 B2 JP 4361506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
wavelength
optical signal
osnr
multiplexed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005061050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006246204A (ja
Inventor
俊哉 松田
喬 小谷川
伸治 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2005061050A priority Critical patent/JP4361506B2/ja
Publication of JP2006246204A publication Critical patent/JP2006246204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4361506B2 publication Critical patent/JP4361506B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、波長多重光信号を中継伝送する波長多重光増幅中継システムに関する。
波長多重光信号を光増幅中継器を用いて多段中継伝送する場合に、光増幅中継器の利得特性の微妙な偏差が累積することにより、波長多重光信号の特定の波長の光信号で光信号対雑音比(OSNR)が劣化することが知られている。
従来の技術では、この光増幅中継器の利得偏差によるOSNR劣化を抑圧するために、送信側で波長多重光信号の各波長の信号光パワーを制御し、受信側の各波長の光信号のOSNRを等しくするプリエンファシス(非特許文献1)や、伝送路中で光フィルタ等の利得等化器(GEQ)により波長多重光信号パワーを等化してOSNRを抑圧する利得等化法(非特許文献2)がある。
A.R.Chraplyvy et al.,"Equalization in amplified WDM lightwave transmission systems", IEEE Photon. Technol.Lett., Vol.4,No.8,pp.920-922(1992) T.Matsuda et al.,"340 Gbit/s (34x10Gbit/s) WDM transmission over 8514km using a broad band gain equalization technique for transoceanic systems", Electron.Lett.,Vol.35,No.13,pp.1090-1091(1999)
プリエンファシスを用いる場合、送信側で利得の低い波長の光信号パワーを持ち上げることになる。そのため、利得偏差が大きくなると、当該波長の光信号パワーの過剰な増加による光ファイバ中での非線形現象により信号光波形の劣化が生じる。
一方、利得等化法の場合、伝送路中で一旦劣化したOSNRは回復しないため、OSNRの劣化抑圧を十分に行うためには、小まめに利得等化を行うための多くの利得等化器が必要になり、経済的に不利となる。
本発明は、所定の波長の光信号パワーの過剰な増加を回避しながら、光増幅中継器の利得偏差によるOSNR劣化を抑圧することができる波長多重光増幅中継システムを提供することを目的とする。
本発明は、光送信器から光ファイバ伝送路と複数の光増幅中継器を介して接続された光受信器に波長多重光信号を伝送する波長多重光増幅中継システムにおいて、複数の光増幅中継器を光送信器側から順に1以上所定数以下の光増幅中継器ごとに2以上のグループに分け、各グループごとにその出力側における波長多重光信号の各波長の光信号の光信号対雑音比(OSNR)が等しいかまたは所定の差になる各波長の光信号パワーに基づいて、各グループの入力側で各波長の光信号パワーを設定する利得制御装置を備える。
また、各グループの出力側で、波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRを測定し、その測定値を各グループの利得制御装置にフィードバックするOSNR測定装置を備え、利得制御装置は、OSNRの測定値に基づいて波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しいかまたは所定の差になるように各波長の光信号パワーを設定する構成としてもよい。
本発明の波長多重光増幅中継伝送システムは、光送信器と光受信器との間で少なくとも2以上の利得制御装置を用いて各波長の光信号パワーを制御することにより、利得の低い波長の光信号パワーの過剰な増加を回避しながら、各光増幅中継器の利得偏差によって生じる当該波長の光信号のOSNR劣化を抑圧することができる。これにより、広帯域の波長多重光信号の長距離伝送を実現することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の波長多重光増幅中継システムの第1の実施形態を示す。図において、光送信器(OS)1と光受信器(OR)2は、光ファイバ伝送路3−1〜3−6と光増幅中継器4−1〜4−6を交互に介して接続される。ここでは、中継数6とした場合の構成を示し、光送信器1、光増幅中継器4−2および光増幅中継器4−4の各出力段に備えた利得制御装置5−1,5−2,5−3で、それぞれ光増幅中継器4−2,4−4,4−6の出力における波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しくなるように各波長の信号光パワーを設定する。
すなわち、利得制御装置5−1では、グループ1の光増幅中継器4−1,4−2の利得偏差およびASE雑音の累積によって生じる波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しくなるように、各波長の光信号パワーを設定する。利得制御装置5−2では、グループ2の光増幅中継器4−3,4−4の利得偏差およびASE雑音の累積によって生じる波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しくなるように、各波長の光信号パワーを設定する。利得制御装置5−3では、グループ3の光増幅中継器4−5,4−6の利得偏差およびASE雑音の累積によって生じる波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しくなるように、各波長の光信号パワーを設定する。
図2は、光増幅中継器における光信号および光雑音パワーモデルを示す。n番目の光増幅中継器の出力における光信号パワーPS(n)、光雑音パワーPN(n)は、光増幅中継器の利得偏差をΔG、光増幅中継器で発生するASE雑音をΔPN とすると、
S(n)=ΔG・PS(n-1) …(1)
N(n)=ΔG・PN(n-1)+ΔPN …(2)
と表される。波長多重光信号の各波長の光信号について、式(1) および式(2) を逐次計算することにより、n番目の光増幅中継器の出力におけるOSNR(=PS(n)/PN(n))が求まる。
ここで、図1の例では光増幅中継器4−2,4−4,4−6の出力における波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しくなるように、利得制御装置5−1,5−2,5−3ではそれぞれ光増幅中継器利得の低い波長の光信号に対して光信号パワーを持ち上げる制御を行う。
具体例を示す。波長多重光信号の波長をλ1 ,λ2 とし、中継区間損失を20dB、光増幅中継器出力を3dBm、光増幅中継器の雑音指数を6dB、2波長間の光増幅中継器の利得偏差を3.68dB(ただし、λ1 利得<λ2 利得)とする。式(1) および式(2) から、光増幅中継器4−2の出力における両光信号のOSNRが等しくなる送信光信号パワーを求めると、波長λ1 の光信号パワーは0.61dBm、波長λ2 の光信号パワーは−0.71dBmとなり、利得制御装置5−1は両波長の光信号パワーをこの値に設定する。利得制御装置5−2,5−3においても同様に、光増幅中継器4−4,4−6の出力における両光信号のOSNRが等しくなる送信光信号パワーを設定する。
なお、本実施形態では、6つの光増幅中継器4−1〜4−6を3つのグループに分け、各利得制御装置間に配置される光増幅中継器の数はそれぞれ2つずつになっているが、利得制御装置の数(グループの数)およびその間に配置される光増幅中継器の数は適宜選択される。ただし、利得制御装置の数(グループの数)は2以上、各グループ内の光増幅中継器の数は1以上所定数以下である。光送信器1と光受信器2との間で少なくとも2以上の利得制御装置を用いて各波長の光信号パワーを制御することにより、光送信器のみで行う従来のプリエンファシスと違って、利得の低い波長の光信号パワーの過剰な増加を回避しながら、各光増幅中継器の利得偏差によって生じる当該波長の光信号のOSNR劣化を抑圧することができる。
波長数が3波以上の場合も同様に、波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しくなるように各波長の光信号パワーを設定することにより、伝送路中での過剰な光信号パワーの増加を回避しながら、各光増幅中継器の利得偏差によって生じるOSNRの劣化を抑圧することができる。
また、伝送路中で波長多重光信号の一部の光信号のアドドロップやビットレートが違う信号が混在した波長多重伝送などのように、ネットワークの設計の都合により波長多重光信号の品質に差をつける場合には、対象となるOSNRに対応する差がつくように光信号パワーを設定することにより容易に対応可能である。
図3は、光増幅中継器の利得偏差とOSNRの関係を示す。ここでは、中継数6、中継区間損失20dB、光増幅中継器の雑音指数6dB、OSNR測定時の光雑音帯域 0.2nmの場合を示す。本発明によるOSNRは、プリエンファシスや利得等化法に比べて、利得偏差が大きい領域でもOSNRの劣化がほとんどないことが分かる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の波長多重光増幅中継システムの第2の実施形態を示す。本実施形態は、図1に示す第1の実施形態の構成において、光増幅中継器4−2,4−4,4−6の出力における波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRを測定するOSNR測定装置6−1,6−2,6−3を備え、それぞれの測定結果を利得制御装置5−1,5−2,5−3にフィードバックする構成である。
利得制御装置5−1では、光増幅中継器4−1,4−2の利得偏差およびASE雑音の累積によって生じる波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRの測定値に基づき、OSNRが低い波長の光信号パワーを増大し、OSNRが高い波長の光信号パワーを減少し、OSNR測定装置6−1における各波長の光信号のOSNRが等しくなるように、あるいは所定の関係になるように制御する。利得制御装置5−2,5−3においても同様に、OSNR測定装置6−2,6−3における各波長の光信号のOSNRが等しくなるように、あるいは所定の関係になるようにそれぞれ各波長の光信号パワーを制御する。
本発明の波長多重光増幅中継システムの第1の実施形態を示す図。 光増幅中継器における光信号および光雑音パワーモデルを説明する図。 光増幅中継器の利得偏差とOSNRの関係を示す図。 本発明の波長多重光増幅中継システムの第2の実施形態を示す図。
符号の説明
1 光送信器(OS)
2 光受信器(OR)
3 光ファイバ伝送路
4 光増幅中継器
5 利得制御装置
6 OSNR測定装置

Claims (2)

  1. 光送信器から光ファイバ伝送路と複数の光増幅中継器を介して接続された光受信器に波長多重光信号を伝送する波長多重光増幅中継システムにおいて、
    前記複数の光増幅中継器を前記光送信器側から順に1以上所定数以下の光増幅中継器ごとに2以上のグループに分け、各グループごとにその出力側における前記波長多重光信号の各波長の光信号の光信号対雑音比(OSNR)が等しいかまたは所定の差になる各波長の光信号パワーに基づいて、各グループの入力側で各波長の光信号パワーを設定する利得制御装置を備えた
    ことを特徴とする波長多重光増幅中継システム。
  2. 請求項1に記載の波長多重光増幅中継システムにおいて、
    前記各グループの出力側で、前記波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRを測定し、その測定値を各グループの利得制御装置にフィードバックするOSNR測定装置を備え、
    前記利得制御装置は、前記OSNRの測定値に基づいて前記波長多重光信号の各波長の光信号のOSNRが等しいかまたは所定の差になるように各波長の光信号パワーを設定する構成である
    ことを特徴とする波長多重光増幅中継システム。
JP2005061050A 2005-03-04 2005-03-04 波長多重光増幅中継システム Expired - Fee Related JP4361506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005061050A JP4361506B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 波長多重光増幅中継システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005061050A JP4361506B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 波長多重光増幅中継システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006246204A JP2006246204A (ja) 2006-09-14
JP4361506B2 true JP4361506B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=37052118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005061050A Expired - Fee Related JP4361506B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 波長多重光増幅中継システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4361506B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5633266B2 (ja) * 2010-09-15 2014-12-03 富士通株式会社 Wdm光伝送システムおよびその制御方法
CN108631862B (zh) * 2017-03-15 2022-11-01 中兴通讯股份有限公司 中继配置方法、装置及网络管理系统
JPWO2023037553A1 (ja) * 2021-09-13 2023-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006246204A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5633266B2 (ja) Wdm光伝送システムおよびその制御方法
US8554081B2 (en) Optical add/drop multiplexer including reconfigurable filters and system including the same
US10608775B2 (en) Optical transmission apparatus, optical transmission method, and optical transmission system
US8401391B2 (en) Channel power management in a branched optical communication system
JPH10276172A (ja) 波長分割光処理装置およびこの波長分割光処理装置を用いた光通信伝送路
CA2254593A1 (en) Method and apparatus for channel equalization in wavelength division multiplexed systems
US6456409B2 (en) Method and apparatus for extending fiber transmission distance with multiple pre-emphases in optically amplified DWDM system
WO2017170008A1 (ja) 励起光源装置および利得等化方法
US20090022499A1 (en) Optical signal to noise ratio system
JP4361506B2 (ja) 波長多重光増幅中継システム
JP3938270B2 (ja) 光中継増幅装置
JPH0918453A (ja) 波長多重伝送方式の雑音抑圧方法
US8542992B2 (en) System and method for mitigating polarization hole burning
US7130542B2 (en) Modular multiplexing/demultiplexing units in optical transmission systems
US11259100B2 (en) Variable equalizer and method for controlling variable equalizer
JP3769172B2 (ja) 光波長多重伝送システム
US8090259B2 (en) System and method for optimizing the selection of ghost channels in mitigating polarization hole burning
US8670664B2 (en) System and method for managing the selection of ghost channels for mitigating polarization hole burning
JP2003152645A (ja) 誘導ブリリュアン散乱を利用した雑音光除去方法、雑音光除去装置および光伝送システム
JP6422799B2 (ja) 光伝送システム、光送信装置及びその制御方法
US8681420B2 (en) Optical transmission system
JPH11215068A (ja) 光利得等化装置及び方法
US7127173B2 (en) Method of adjusting power for a wavelength-division multiplexed optical transmission system
US11438071B2 (en) Optical repeater
Mohs et al. Undersea Communication Systems Without System Specific Optical Amplifiers

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees