JP4360542B2 - 画像認証携帯端末装置 - Google Patents

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本発明は画像認証を行う携帯端末装置に関する。
特許文献1のように虹彩認証などの個人認証装置は、画像情報どうしを比較するために、被写体とカメラとの距離を固定して、取得された画像中の被写体の大きさを一定にし、画像認証を行う方法が用いられている。距離測定は、カメラの前方側に赤外線を投射し、被写体により反射されて入射する赤外線に基づいて行う。そして被写体とカメラとの距離が所望の距離であれば撮影を行い、被写体の画像を取得する。
特許第3312303号公報
また、特許文献2のように被写体とカメラとの距離を測定せずに画像を取得した後、画像情報を拡大、縮小、回転(正規化)させて、画像情報どうしを比較する方法がある。顔画像認証の場合、比較対象となる2つの画像の各々において人の目が表されている画像上の位置を示す情報の取得を行い、両画像に各々表されている人の両目についての画像上の相対的な位置の違いに基づいて、両画像に対して拡大若しくは縮小又は回転の画像変換を行う。
特開2003−248815号公報
このような個人認証装置をカメラ付き携帯電話などの携帯端末を利用して実現することもできる。この場合、カメラと被写体との距離を測定するため、携帯端末に距離測定装置を搭載しなければならないが、携帯端末のような小型装置に距離測定装置を搭載することは技術的に困難であり、またコストもかかる。被写体とカメラとの距離を測定できない場合は、認証対象の着目部分の大きさは撮影ごとに異なるようになり、画像認証装置において大きさの正規化の処理が必要となるが、携帯端末のような小型装置にこのような機能を加えることにはコストがかかる。また、着目部分の大きさが通常より大きい場合は、大きさの正規化による情報の欠落はほとんどなく大きな問題にはならないが、着目部分の大きさが通常よりも小さい場合は、画像の大きさを正規化しようとしても、近接の画素より画素間の情報を補完しなければならず、正確な情報を再現できるわけではない。正確な情報が再現できない場合は著しく照合率が低下するという問題がある。
距離を測定する手段、あるいは画像情報の大きさを正規化する手段を用いなくても、画像認証を正確にすることができる。具体的には以下のような方法を用いる。
本発明は、画像認証携帯端末装置と被写体との距離(撮像距離)が、一定の範囲内にある被写体画像情報どうしを比較する。このようにすると、被写体画像情報に示された被写体の大きさが常に一定となるため、大きさの正規化の処理を必要とせず画像認証をすることができる。
実施形態1は主に請求項1及び8について説明する。実施形態2は主に請求項2について説明する。実施形態3は主に請求項1及び8について説明する。実施形態4は主に請求項3について説明する。実施形態5は主に請求項4について説明する。実施形態6は主に請求項5について説明する。実施形態7は主に請求項6について説明する。実施形態8は主に請求項7について説明する。
<実施形態1>
(実施形態1の概要)図1は本実施形態の概念を表した図である。従来の画像認証携帯端末では、撮像距離に関する条件を制限せずに被写体画像情報を取得したため、被写体画像情報における被写体の大きさが異なる画像情報どうしを比較することがあり(b)、正確な画像認証ができなかった。本実施形態の画像認証携帯端末では、撮像距離に関して一定の条件を満たした被写体画像情報を取得する(c)。このようにすると、被写体画像情報に示された被写体の大きさが同程度の画像情報どうしを比較でき(d)、正確な画像認証が行えるようになる。
(実施形態1の構成)図2は、本実施形態の画像認証携帯端末装置の機能ブロック図を表す。図2にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置(0200)は、「フォーカスレンズ部」(0201)と、「被写体画像情報取得部」(0202)と、「判断部」と(0203)、「比較部」(0204)と、を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(0201)は、撮像距離に応じて位置を制御可能なフォーカスレンズを有する。フォーカスレンズ位置は自動的に、及び/あるいはユーザーからの指示によって変化させることができる。ここでフォーカスレンズ位置とは、画像認証携帯端末装置内におけるフォーカスレンズの相対的な位置である。
「被写体画像情報取得部」(0202)は、前記フォーカスレンズを介して、被写体画像情報を取得する機能を有する。被写体画像情報とは、被写体が示された画像情報である。画像情報とは、フォーカスレンズが捕らえた光の強さなどを電気信号に変換するCCDやCMOSイメージャ、色フィルターなどのカメラのデバイスによって生成された色や輝度などを示す信号である。この画像情報の例としては、輝度信号(Y)や、その輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)の3つの情報で色を表す信号であるYUV信号や、色を赤(R)・緑(G)・青(B)の三原色の組み合わせとして表現するRGB信号や、補色関係であるCyaan(藍)、Magenta(紅)、Yellow(黄)、Green(緑)の4色を示すCMYG信号などが挙げられる。また、この画像情報取得部での取得は、例えば前記のようにCCDやCMOSイメージャなどのデバイスを利用して、フォトダイオードなどが被写体のそれぞれの画素における光の強さを輝度信号(Y)などの映像信号に変換することで行なわれる。画像情報の取得はフォーカスレンズ位置を変化させながら行い、その位置ごとにコントラスト比を計算する。次に、例えば、コントラスト比が極大となるところにフォーカスレンズ位置を合わせてから、被写体画像情報を取得する。
「判断部」(0203)は、他の被写体画像情報と比較するための条件である比較条件を、被写体画像情報が満たすかどうかを判断する。比較条件とは、特に被写体画像情報を取得した際の撮像距離に関するものである。その他の比較条件としては、例えば、被写体画像情報のコントラスト比、明るさなどがある。撮像距離に関する具体的な判断方法として、例えば次のような方法がある。画像認証携帯端末装置の画面が二分割でき、片方の画面には取得した被写体画像情報が表示され、もう片方の画面にはそれ以前に取得した比較対象となる被写体画像情報が表示されている。両方の画像情報における被写体の大きさが、同程度であるとユーザーが判断したときは、その旨を画像認証携帯端末装置に指示する。ユーザーからそのような指示があったときは、画像認証携帯端末は、被写体画像情報に識別情報を加える。「判断部」は、識別情報が加わった被写体画像情報を、比較条件を満たすと判断する。また被写体画像情報のコントラスト比、明るさについては、ある基準値の範囲内にあるときに比較条件を満たすと判断する。以上の結果、「判断部」が、被写体画像情報が比較条件を満たすと判断したときは、被写体画像情報を「比較部」(0204)に送信する。また別の具体例としては、フォーカスレンズ位置を、撮像距離が比較条件を満たすときに焦点が合うフォーカスレンズ位置に制限し、その制限されたフォーカスレンズ位置範囲内で被写体画像情報の焦点が合ったときには、撮像距離が比較条件を満たすと判断する方法がある。この方法の詳細については後述する。
「比較部」(0204)は、「判断部」(0203)において比較条件を満たすと判断された被写体画像情報どうしを比較する機能を有する。取得された被写体画像情報、及び比較対象となる被写体画像情報から、比較すべき被写体部分を抽出し両者を比較する。その結果両者が同一のものであるか否かを、ユーザーに知らせる。
(実施形態1の処理の流れ)図3は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。この図にあるように、画像認証携帯端末装置は、まずフォーカスレンズ位置を制御する(STEP0301)。次に、その位置で被写体画像情報を取得する(STEP0302)。次に、被写体画像情報における被写体の大きさが、比較対象となる被写体画像情報における被写体の大きさと同程度であるか否かの判断結果を取得する(STEP0303)。次に、その判断結果に基づいて、「判断部」(0203)は取得された被写体画像情報が比較条件を満たすか満たさないかを判断する(STEP0304)。比較条件を満たすと判断したときは、取得された比較条件を満たす被写体画像情報どうしを比較し画像認証を行い(STEP0305)、比較条件を満たさないと判断したときは、そのまま処理を終了させる。撮像距離に関する比較条件はユーザーにより、あるいは画像認証携帯端末装置により予め決定されている。
(実施形態1の効果)以上のように本実施形態により、撮像距離が比較条件を満たすときの被写体画像情報どうしを比較することで、画像情報における被写体の大きさを一定の範囲内とすることができる。
<実施形態2>
(実施形態2の概要)本実施形態は、撮像距離が比較条件を満たすときのみ焦点が合うように、フォーカスレンズ位置が制限可能であることを特徴とする。フォーカスレンズ位置が制限されたときに、被写体画像情報の焦点が合っているか合っていないかをユーザーが判断することで、画像認証携帯端末装置は撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかを判断することができる。
(実施形態2の構成)図4は、本実施例の画像認証携帯端末装置の機能ブロック図を表す。図4にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置(0400)は、「フォーカスレンズ部」(0401)と、「被写体画像情報取得部」(0402)と、「判断部」(0403)と、「比較部」(0404)と、を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(0401)は、フォーカスレンズを有する。フォーカスレンズ位置は、比較条件を満たすフォーカスレンズ位置範囲内に制限可能である。この制限範囲は、フォーカスレンズの焦点が合ったときは、必ず撮像距離が比較条件を満たすように決められる。その他は実施形態1と同様である。
「判断部」(0403)は実施形態1と同様の機能を有する。具体的な判断方法は、実施形態1の方法に加え、次のような方法がある。フォーカスレンズ位置を制限したとき、被写体画像情報の焦点が合っているとユーザーが判断したときは、ユーザーはその旨を画像認証携帯端末に指示する。「判断部」は焦点が合っているとユーザーから指示があったときは、それに対応した識別情報を加え、識別情報があるかないかによって、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかを判断する。「判断部」が、被写体画像情報が比較条件を満たすと判断したときは、被写体画像情報を「比較部」(0404)に送信する。
「被写体画像情報取得部」(0402)及び「比較部」(0404)は、実施形態1と同様の機能を有するため、説明は省略する。
(実施形態2の処理の流れ)図5は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。最初に、カメラ内におけるフォーカスレンズの相対位置を制限するかどうか、ユーザーが決めることができる(STEP0501)。制限するときは、まずコントラスト比が極大となるようにカメラ内におけるフォーカスレンズの相対位置を制御する(STEP0502)。次に、その位置で被写体画像情報を取得する(STEP0503)。次にユーザーは取得された被写体画像情報の焦点が合っているか合っていないかを判断し、画像認証携帯端末装置はユーザーの判断結果を取得する(STEP0504)。「判断部」(0403)は、その指示に基づいて撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかを判断する(STEP0505)。その後の処理は実施形態1と同様である。STEP0501において、ユーザーがカメラ内におけるフォーカスレンズの相対位置を制限しないと選択したときは、処理を終了する。
(実施形態2の効果)以上のように本実施形態では、フォーカスレンズ位置を制限したときに、被写体画像情報の焦点が合っていれば、撮像距離が比較条件を満たしていると判断できる。本実施形態は、実施形態1のように、ユーザーは2つの画像を見比べる必要はなく、1つの画像情報から、撮像距離が比較条件を満たしているか満たしていないかを判断することができる。
<実施形態3>(実施形態3の概要)本実施形態は、焦点が合ったときのフォーカスレンズ位置が、比較条件を満たすフォーカスレンズ位置範囲にあるかどうかによって、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかを判断する機能を有する。
(実施形態3の構成)図6は、本実施例の画像認証携帯端末装置(0600)の機能ブロック図を表す。図6にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置は、「フォーカスレンズ部」(0601)と、「被写体画像情報取得部」(0602)と、「判断部」(0603)と、「比較部」(0604)とを有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(0601)、「被写体画像情報取得部」(0602)そして「比較部」(0604)については実施形態1と同様の機能を有するため、説明は省略する。
「判断部」(0603)は撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかを、フォーカスレンズの焦点が合ったときのフォーカスレンズ位置に基づいて判断する、レンズ位置依存判断手段を有する。レンズ位置依存判断手段の判断方法を図7に則して説明する。まずフォーカスレンズ位置を移動させながら画像取得を行い、焦点が合ったときのフォーカスレンズ位置を求める。次にそのフォーカスレンズ位置が、予め決められたフォーカスレンズ位置範囲にあるかどうかを判断する。このフォーカスレンズ位置範囲は、フォーカスレンズの焦点が合ったときは、必ず撮像距離が比較条件を満たすように決められる。焦点が合ったときのフォーカスレンズ位置が、前記フォーカスレンズ位置範囲にあるときは(図8(a))、撮像距離が比較条件を満たすと判断し、前記フォーカスレンズ位置範囲にないときは(図8(b))、撮像距離が比較条件を満たさないと判断する。その後の処理は実施形態1と同様である。
(実施形態3の処理の流れ)図9は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。本実施形態において実施形態1と異なる点は、焦点が合ったときのフォーカスレンズ位置が、前記フォーカスレンズ位置範囲にあるときは、撮像距離が比較条件を満たすと判断することである(STEP0903)。それ以外の処理は実施形態1と同様である。
(実施形態3の効果)以上のように本実施形態では、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかの判断を、焦点が合ったときのフォーカスレンズ位置に基づいて行うことで、正確な判断を行うことが期待でき、画像認証の正確性をより高めることができる。また前記判断において、ユーザーの指示を必要とすることがなく、より迅速に画像認証を行うことができる。
<実施形態4>(実施形態4の概要)本実施形態は、実施形態2において、画像認証携帯端末装置が、焦点が合うか合わないかを判断する。焦点が合うと判断したときは、撮像距離が比較条件を満たすと判断し、他の被写体画像情報と比較を行う。
(実施形態4の構成)図10は、本実施形態の画像認証携帯端末装置(1000)の機能ブロック図を表す。図10にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置は、「フォーカスレンズ部」(1001)と、「被写体画像情報取得部」(1002)と、「判断部」(1003)と、「比較部」(1004)とを有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(1001)、「被写体画像情報取得部」(1002)そして「比較部」(1004)については実施形態2と同様であり、説明は省略する。
「判断部」(1003)は、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかを、フォーカスレンズ位置の制限範囲内で焦点が合うか合わないかに基づいて判断する焦点依存判断手段を有する。焦点依存判断手段の判断方法を図11に則して説明する。図11(a)について、被写体画像情報が制限されたフォーカスレンズ位置で焦点が合ったとき、つまり図12(a)のようにコントラスト比が極大値を取ったときは、撮像距離が比較条件を満たすと判断する。図11(b)について、被写体画像情報が制限されたフォーカスレンズ位置範囲で焦点が合わなかったとき、つまり図12(b)のようにコントラスト比が極大値を取らなかったときは、撮像距離が比較条件を満たさないと判断する。その後の処理は実施形態1と同様である。
(実施形態4の処理の流れ)図13は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。実施形態2と異なる点は、被写体画像情報の焦点が合うか合わないかを、ユーザーではなく「判断部」(1003)が直接判断することである(STEP1303)。それ以外の処理は実施形態2と同様である。
(実施形態4の効果)以上のように本実施形態では、焦点が合うか合わないかの判断を画像認証携帯端末装置が行うことによって、正確な判断を行うことが期待でき、画像認証の正確性をより高めることができる。またユーザーが、焦点が合うか合わないかの判断を行う手間が省け、より迅速に画像認証を行うことができる。
<実施形態5>(実施形態5の概要)本実施形態は、実施形態3において、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかだけでなく、比較条件を満たす距離より近い側にあるか、遠い側にあるかを判断する機能をさらに有する。
(実施形態5の構成)図14は、本実施形態の画像認証携帯端末装置(1400)の機能ブロック図を表す。図14にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置は、「フォーカスレンズ部」(1401)と、「被写体画像情報取得部」(1402)と、「判断部」(1403)と、「比較部」(1404)と、を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(1401)、「被写体画像情報取得部」(1402)そして「比較部」(1404)については実施形態1と同様の機能を有するため、説明は省略する。
「判断部」(1403)は、撮像距離が比較条件を満たす距離より遠い側にあるか、近い側にあるかを判断する遠近判断手段を有する。「判断部」が、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかの判断をするまでは、実施形態3あるいは4と同様である。「判断部」が、撮像距離が比較条件を満たさないと判断した場合、次に遠近判断手段が、撮像距離が比較条件を満たす距離より遠い側にあるか近い側にあるかを判断する。本実施形態における判断処理の一例を、図15に従って説明する。まずフォーカスレンズ位置を3つの領域、A、B、Cに分割する。領域Bは実施形態2で述べた制限範囲と等しい。領域Aは、この領域で焦点が合えば、撮像距離が比較条件を満たす距離よりも遠い側にあるようなフォーカスレンズ位置範囲である。領域Cは、この領域で焦点が合えば、撮像距離が比較条件を満たす距離よりも近い側にあるようなフォーカスレンズ位置範囲である。フォーカスレンズ位置が領域Bにあるときに焦点が合った場合(図15(b))、判断部は撮像距離が比較条件を満たすと判断し、領域Aにあるときに焦点が合った場合(図15(a))、遠近判断手段は撮像距離が比較条件を満たす距離よりも遠い側にあると判断し、領域Cにあるときに焦点が合った場合(図15(c))、遠近判断手段は撮像距離が比較条件を満たす距離よりも近い側にあると判断する。その後の処理は実施形態1と同様である。
また別の判断処理の一例を、図16に従って説明する。フォーカスレンズ位置は、前記領域のBのみ移動できるように制限されている。被写体画像情報が領域Bで焦点が合ったとき(図16(b))、判断部は撮像距離が比較条件を満たすと判断する。被写体画像情報が領域Bで焦点が合わず、領域Aで焦点が合うようにコントラスト比が変化していると判断部が判断したときは(図16(a))、撮像距離は比較条件を満たす距離より遠い側にあると判断する。被写体画像情報が領域Bで焦点が合わず、領域Cで焦点が合うようにコントラスト比が変化していると判断部が判断したときは(図16(c))、撮像距離は比較条件を満たす距離より近い側にあると判断する。
(実施形態5の処理の流れ)図17は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。実施形態3あるいは4と異なる点は、「判断部」(1403)が、撮像距離が比較条件を満たさないと判断したときに、さらに撮像距離が比較条件を満たす距離より近いか遠いかの判断をも行い(STEP1705)、それに対応した処理を行うことである(STEP1706、1707)。それ以外の処理は実施形態3あるいは4と同様である。
(実施形態5の効果)以上のように本実施形態は、撮像距離が比較条件を満たす距離よりより遠い側にあるときと近い側にあるときとで異なった処理をすることができる。例えば後述するように、撮像距離が比較条件を満たす距離より近い側にあるか遠い側にあるかをユーザーに指示することができる。
<実施形態6>(実施形態6の概要)本実施形態は、実施形態3及び4における判断結果をユーザーに告げる機能を有する。ユーザーはその結果に基づいて画像認証携帯端末装置あるいは被写体を移動させ、撮像距離が比較条件を満たすようにすることができる。
(実施形態6の構成)図18は、本実施形態の画像認証携帯端末装置(1800)の機能ブロック図を表す。図18にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置は、「フォーカスレンズ部」(1801)と、「被写体画像情報取得部」(1802)と、「判断部」(1803)と、「比較部」(1804)と、を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(1801)、「被写体画像情報取得部」(1802)そして「比較部」(1804)については実施形態1と同様であり、説明は省略する。
「判断部」(1803)は、実施形態3あるいは4の判断結果が、撮像距離が比較条件を満たさないとの判断結果であるときは、その旨をユーザーに告げるための第一指示手段を有する。ユーザーへの指示方法は、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかをユーザーが認識できれば、どのような形式でも良い。例えば、画面に比較条件を満たさない旨を文字で表示しても良いし、比較条件を満たすときと満たさないときとで、異なった色のランプを点灯させても良い。
(実施形態6の処理の流れ)図19は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。ここでは実施形態3の判断方法で、撮像距離が比較条件を満たすか満たさないかの判断を行うこととした。実施形態3あるいは4と異なる点は、撮像距離が比較条件を満たさないと「判断部」(1803)が判断したとき、第一指示手段によってその判断結果をユーザーに告げることである(STEP1905)。ユーザーはその指示に従って画像認証携帯端末装置あるいは被写体を移動させ(STEP1906)、撮像距離が比較条件を満たすまで同じ処理を繰り返す。それ以外は実施形態3あるいは4と同様である。
(実施形態6の効果)以上のように本実施形態は、撮像距離が比較条件を満たさないときはその旨をユーザーに告げることができる。撮像距離が比較条件を満たさないときは、ユーザーは画像認証携帯端末装置あるいは被写体を移動させ、撮像距離が比較条件を満たすようにすることができる。
<実施形態7>(実施形態7の概要)本実施形態は、実施形態5における判断結果をユーザーに告げる機能を有する。つまり本実施形態は、撮像距離が比較条件を満たさない場合、撮像距離が比較条件を満たす距離より近い側にあるか遠い側にあるかの判断結果を、ユーザーに告げることができる。ユーザーはその指示に基づいて、画像認証携帯端末装置あるいは被写体を、どの方向に移動させれば良いのかを判断することができる。
(実施形態7の構成)図20は、本実施形態の画像認証携帯端末装置(2000)の機能ブロック図を表す。図20にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置は、「フォーカスレンズ部」(2001)と、「被写体画像情報取得部」(2002)と、「判断部」(2003)と、「比較部」(2004)と、を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(2001)、「被写体画像情報取得部」(2002)そして「比較部」(2004)については実施形態1と同様であり、説明は省略する。
「判断部」(2003)は、実施形態5の判断部に加え、遠近判断手段での判断結果を、ユーザーに告げる第二指示手段をさらに有する。第二指示手段は、撮像距離が比較条件を満たさないときに、撮像距離が比較条件を満たす距離より遠い側にあるか近い側にあるかの判断結果を指示する。指示方法については、実施形態6の例と同様である。
(実施形態7の処理の流れ)図21は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。撮像距離が比較条件を満たすか、比較条件を満たす距離より近い側にあるか遠い側にあるかの判断を行うまでは実施形態5と同様である。本実施形態では撮像距離が比較条件を満たさないときは、撮像距離が比較条件を満たす距離より遠い側にあるか近い側にあるかの判断結果をユーザーに告げる(STEP2106、2107)。ユーザーはその指示に従って画像認証携帯端末装置あるいは被写体を移動させ、撮像距離が比較条件を満たすまで同じ処理を繰り返す。
(実施形態7の効果)以上のように本実施形態は、撮像距離が比較条件を満たさない場合、撮像距離が比較条件を満たす距離より近い側にあるか遠い側にあるかの判断結果をユーザーに告げることができる。本実施形態では、画像認証携帯端末装置が撮像距離の遠近判断をも行いその結果をユーザーに指示することで、ユーザーが画像認証携帯端末装置あるいは被写体をどの方向に移動させれば良いのかを判断することができる。
<実施形態8>(実施形態8の概要)本実施形態は、実施形態1から7までの比較条件を、ユーザーの意思で設定することができる機能を有する。比較条件の設定は、ユーザーが直接行うこともできるし、業者に依頼して設定することもできる。
(実施形態8の構成)図22は、本実施形態の画像認証携帯端末装置(2200)の機能ブロック図を表す。図22にあるように、本実施形態の画像認証携帯端末装置は、「フォーカスレンズ部」(2201)と、「被写体画像情報取得部」(2202)と、「判断部」(2203)と、「比較部」(2204)と、を有する。まず、上記構成にしたがって、本実施形態の構成要件について説明する。
「フォーカスレンズ部」(2201)、「被写体画像情報取得部」(2202)、そして「判断部」(2203)については実施形態1から7までと同様であり、説明は省略する。
「比較部」(2204)は、実施形態1から7までの比較部に加え、比較条件を設定するための比較条件設定手段を有する。比較条件の設定はユーザーの意思で行うことができ、ユーザーが直接操作して設定することもできるし、ユーザーが業者に依頼して設定することもできる。例えば、当初の設定では、撮像距離に関する比較条件が32cmから33cmとなっていた場合、ユーザーが比較条件を満たす撮像距離を30cmから35cmと変更すれば、画像認証の正確性は劣っても、撮影をより容易に行うことができる。
(実施形態8の処理の流れ)図23は本実施形態における処理の流れの一例を示したものである。本実施形態ではカメラ内におけるフォーカスレンズの位置を制御する前に、比較条件の設定をするか設定をしないかの選択ができ(STEP2301)、設定をすると選択したときは予め設定された比較条件を変更する(STEP2302)。その後の処理及び比較条件の設定をしないと選択した後の処理は、実施形態1から7までと同様である。
(実施形態8の効果)以上のように本実施形態は、比較条件をユーザーの意思で設定することができる。このような機能を有することで、ユーザーは、例えば、認証の照合率と撮影の容易さのどちらを重視するかの選択をすることができる。
本発明の概要を表した図。 実施形態1における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態1における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態2における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態2における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態3における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態3における判断部の判断方法。 実施形態3における被写体画像情報のコントラスト比の変化をフォーカスレンズ位置に対して表したグラフ。(a)撮像距離が比較条件を満たすとき。(b)撮像距離が比較条件を満たさないとき。 実施形態3における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態4における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態4における判断部の判断方法。 実施形態4における被写体画像情報のコントラスト比の変化をフォーカスレンズ位置に対して表したグラフ。(a)撮像距離が比較条件を満たすとき。(b)撮像距離が比較条件を満たさないとき。 実施形態4における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態5における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態5における被写体画像情報のコントラスト比の変化をフォーカスレンズ位置に対して表したグラフ。(b)撮像距離が比較条件を満たすとき。(a)撮像距離が比較条件を満たす距離より遠い側にあるとき。(c)撮像距離が比較条件を満たす距離より近い側にあるとき。 実施形態5における被写体画像情報のコントラスト比の変化をフォーカスレンズ位置に対して表したグラフ。(b)撮像距離が比較条件を満たすとき。(a)撮像距離が比較条件を満たす距離より遠い側にあるとき。(c)撮像距離が比較条件を満たす距離より近い側にあるとき。 実施形態5における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態6における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態6における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態7における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態7における処理の流れの一例を表すフローチャート。 実施形態8における画像認証携帯端末装置の機能ブロックの一例を表す図。 実施形態8における処理の流れの一例を表すフローチャート。
符号の説明
0200 画像認証携帯端末装置
0201 フォーカスレンズ部
0202 被写体画像情報取得部
0203 判断部
0204 比較部

Claims (8)

  1. レンズと被写体との距離である撮像距離に応じて位置を制御可能なフォーカスレンズを有するフォーカスレンズ部と、
    前記フォーカスレンズ部を介して被写体画像情報を取得する被写体画像情報取得部と、
    前記被写体画像情報取得部で取得する被写体画像情報のなかで、他の被写体画像情報と比較するための条件であって、被写体画像情報を取得した際の撮像距離に関する条件を含む比較条件を被写体画像情報が満たすか判断する判断部と、
    前記判断部において比較条件を満たすと判断された被写体画像情報どうしを比較する比較部と
    有し、前記判断部が行う判断は、取得した被写体画像情報が撮像距離に関する比較条件を満たすか、満たさないかの判断であり、取得される被写体画像情報の撮像距離に応じて制御されるフォーカスレンズの位置が他の被写体画像情報と比較するための条件として定められている撮像距離に応じたフォーカスレンズ位置の範囲内にあるか否かによって行われる判断である画像認証携帯端末装置。
  2. 前記フォーカスレンズ部のフォーカスレンズ位置は比較条件を満たすフォーカスレンズ位置範囲内に制限可能である請求項1に記載の画像認証携帯端末装置。
  3. 前記判断部は、
    撮像距離が比較条件を満たすか、満たさないかを、前記フォーカスレンズ位置の制限範囲内で焦点が合うか合わないかに基づいて判断する焦点依存判断手段を有する請求項2に記載の画像認証携帯端末装置。
  4. 前記判断部は、
    撮像距離が比較条件を満たす距離よりも遠い側にあるか、近い側にあるかを判断する遠近判断手段を有する請求項3に記載の画像認証携帯端末装置。
  5. 前記判断部は、
    前記判断結果が比較条件を満たさないとの判断結果であるときは、その旨をユーザーに告げるための第一指示手段を有する請求項3に記載の画像認証携帯端末装置。
  6. 前記判断部は、
    前記遠近判断手段の判断結果をユーザーに告げるための第二指示手段を有する請求項4に記載の画像認証携帯端末装置。
  7. 前記比較部は、
    比較条件を設定するための比較条件設定手段を有する請求項1から6のいずれか一に記載の画像認証携帯端末装置。
  8. レンズと被写体との距離である撮像距離に応じてフォーカスレンズの位置を制御する制御ステップと、
    前記制御ステップにて制御されたフォーカスレンズを介して被写体画像情報を取得する被写体画像情報取得ステップと、
    前記被写体画像情報取得ステップにて取得する被写体画像情報のなかで、他の被写体画像情報と比較するための条件であって、被写体画像情報を取得した際の撮像距離に関する条件を含む比較条件を被写体画像情報が満たすか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて比較条件を満たすと判断された被写体画像情報どうしを比較する比較ステップと
    を有し、前記判断ステップにおける判断は、取得した被写体画像情報が撮像距離に関する比較条件を満たすか、満たさないかの判断であり、取得される被写体画像情報の撮像距離に応じて制御されるフォーカスレンズの位置が他の被写体画像情報と比較するための条件として定められている撮像距離に応じたフォーカスレンズ位置の範囲内にあるか否かによって行われる判断である画像認証方法。
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