JP4357767B2 - Cylinder tuning device for gate lifter with gate sink prevention mechanism - Google Patents

Cylinder tuning device for gate lifter with gate sink prevention mechanism Download PDF

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JP4357767B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲートリフタのゲートを昇降させる左右一対の油圧シリンダのズレを修正するシリンダ同調装置において、ゲート上昇位置での当該ゲートの沈みを防止するゲート沈み防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、トラック車両の後端部にあるゲートは、一対のシリンダに対し油圧ポンプから圧油を給排して各シリンダのピストンロッドを伸縮させるゲートリフタによって昇降するようになされている。このようなゲートリフタでは、各シリンダのピストンロッドがゲートの左右両側端に取り付けられているので、ゲートを水平な状態に保つ上で、各シリンダのピストンロッドの伸縮量を同調させるシリンダ同調装置が必要不可欠なものとされている。
【0003】
このシリンダ同調装置としては、図6に示すように、一方のシリンダA1(図6では左側)のロッド側室A1aをポンプユニットA2に対し第1配管A3を介して連結するとともに、一方のシリンダA1の反ロッド側室A1bと他方のシリンダA4(図6では右側)のロッド側室A4aとを第2配管A5を介して連結し、各シリンダA1、A4のピストンA1c、A4cに伸縮方向に貫通する貫通孔A1d、A4dにそれぞれチェック弁A6、A6を設けたものが従来より知られている。
【0004】
このポンプユニットA2は、モータA2aとリザーバタンクA2bとが一体化されたものであり、この両者A2a、A2b間にギヤポンプA2cが介設されている。そして、シリンダ同調装置Aは、荷箱のデッキと略面一となるゲートA7の上限位置において各チェック弁A6を各シリンダA1、A4の反ロッド側室A1b、A4bの端面に対し当接させて開放し、各シリンダA1、A4の反ロッド側室A1b、A4bとロッド側室A1a、A4aとをそれぞれ連通させるようにしている。これにより、各シリンダA1、A4の反ロッド側室A1b、A4b及びロッド側室A1a、A4aの油量を増減させて、各シリンダA1、A4のピストンロッドA1e、A4eの伸縮量を同調させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシリンダ同調装置Aにおいては、シリンダA1、A4が最も縮退してゲートA7を荷台の床面と略同一面上に配置した際に、ゲートA7に積み荷を乗せることで下方に荷重がかかると、この荷重によりシリンダA1、A4や、油圧の流路となるホースなどの配管が膨らむことで、ゲートAが沈んでしまう現象が生じていた。従って、荷台から積み荷をゲートに移動している途中などの際に、ゲートが沈むと積み荷の移動に支障をきたすとともに、ゲートが傾いて沈んで積み荷が不意に移動することも生じ、危険であるという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みなされたものであり、ゲートを上昇させた際に予めシリンダや配管内に一定の封入圧を保持させれば、その圧力に相当する荷重までは積み荷をゲートに乗せてもゲートに沈みが発生しないという点に着目し、この機能を油圧回路又はシリンダの構造に持たせることで、前述したゲートの沈みを防止するゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置を提供するこを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置は、第1油圧シリンダのピストンの反ロッド側室側面の受圧面積と、第2油圧シリンダのピストンのロッド側室側面の受圧面積とが同じになされ、第1油圧シリンダのロッド側室が駆動源に第1配管を介して連結されるとともに、第1油圧シリンダの反ロッド側室が第2油圧シリンダのロッド側室に第2配管を介して連結され、さらに第2油圧シリンダの反ロッド側室が大気に開放されているかもしくは第3配管を介してリザーバタンクに連結されてなり、第1油圧シリンダに対し駆動源から作動流体を給排して各シリンダのピストンロッドを同調させながら伸縮させることによって、これらピストンロッドに連結されたゲートを左右一対の支柱に沿って昇降させるゲートリフタにおいて、前記第1油圧シリンダのピストンに、通常、ロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを阻止するとともに、ピストンロッドが最も縮退した際にロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを許容するチェックバルブが内蔵され、また、前記第2配管の途中部とリザーバタンクとに第4配管が連結されるとともに、該第4配管に第2配管側から2位置切換タイプのソレノイドバルブとリリーフバルブとが順次設けられてなり、上記ソレノイドバルブは、第4配管の管路を閉じる位置と、ゲートを上昇させる上げスイッチの操作信号により第4配管の管路を開放する位置とに切換可能になされたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項に係る発明のゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置は第1油圧シリンダのピストンの反ロッド側室側面の受圧面積と、第2油圧シリンダのピストンのロッド側室側面の受圧面積とが同じになされ、第1油圧シリンダのロッド側室が駆動源に第1配管を介して連結されるとともに、第1油圧シリンダの反ロッド側室が第2油圧シリンダのロッド側室に第2配管を介して連結され、さらに第2油圧シリンダの反ロッド側室が大気に開放されているかもしくは第3配管を介してリザーバタンクに連結されてなり、第1油圧シリンダに対し駆動源から作動流体を給排して各シリンダのピストンロッドを同調させながら伸縮させることによって、これらピストンロッドに連結されたゲートを左右一対の支柱に沿って昇降させるゲートリフタにおいて、前記第1配管の途中部と第2配管の途中部とに第5配管が連結されるとともに、該第5配管に第1配管側から2位置切換タイプの第1ソレノイドバルブと第1リリーフバルブとが順次設けられる一方、前記第1リリーフバルブよりも下流側となる第5配管の途中部とリザーバタンクとに第6配管が連結されるとともに、該第6配管に第5配管側から2位置切換タイプのソレノイドバルブとリリーフバルブとが順次設けられてなり、第1、第2ソレノイドバルブは、第5、第6配管の管路を閉じる位置と、第1、第2油圧シリンダが最も縮退した際に、第5、第6配管の管路を開放する位置とに切換可能になされたことを特徴とするものである
【0010】
請求項に係る発明のゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置は第1油圧シリンダのピストンの反ロッド側室側面の受圧面積と、第2油圧シリンダのピストンのロッド側室側面の受圧面積とが同じになされ、第1油圧シリンダのロッド側室が駆動源に第1配管を介して連結されるとともに、第1油圧シリンダの反ロッド側室が第2油圧シリンダのロッド側室に第2配管を介して連結され、さらに第2油圧シリンダの反ロッド側室が大気に開放されているかもしくは第3配管を介してリザーバタンクに連結されてなり、第1油圧シリンダに対し駆動源から作動流体を給排して各シリンダのピストンロッドを同調させながら伸縮させることによって、これらピストンロッドに連結されたゲートを左右一対の支柱に沿って昇降させるゲートリフタにおいて、前記第1、第2油圧シリンダの各ピストンにロッド側室と反ロッド側室とを連通する連通路がそれぞれ形成される一方、各連通路の反ロッド側室側にそれぞれチェックバルブが内蔵されるとともに、各連通路のロッド側室側にそれぞれリリーフバルブが内蔵され、前記各チェックバルブは、通ロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを阻止するとともに、ピストンロッドが最も縮退した際にロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを許容し、一方、リリーフバルブは、ロッド側室が所定の圧力以上になれば連通路を開放し、ロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを許容することを特徴とするものである
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、本発明のゲートリフタのシリンダ同調装置を備えたトラックの後部を示している。このトラックTは、その車体Taの後部に荷箱Tbを備えている。この荷箱Tbの後端部には、ゲートリフタ1が設けられている。ゲートリフタ1は、トラックTのゲートTcを支柱2(後述する)に沿って鉛直方向に昇降させることで、図示しない荷物を荷箱Tbに対し積み卸しする荷役作業を容易化するために供される。
【0013】
このゲートリフタ1は、左右一対の支柱2(図1では一方のみ示す)と、左右一対の第1及び第2油圧シリンダ3L、3R、及びシリンダ同調装置とを具備している。
【0014】
各支柱2は、荷箱Tbの後端部左右両位置においてそのデッキ面Tdより鉛直方向上向きに延びて立設されている。この各支柱2内にはそれぞれスライダ21が支柱2に沿って上下方向に移動可能に設けられている。各スライダ21の下端にはそれぞれ支柱2より後方に突出する支持ブラケット22が設けられている。この支持ブラケット22には、ゲートTcの基端部(図1では前端部)が水平軸(図示せず)回りに回動自在に支持されている。この場合、ゲートTcは、各支持ブラケット22に対し水平軸回りに回動することによって、各支柱2に沿って起立する起立位置と、略水平に倒伏する倒伏位置(図1に示す位置)とに相互に姿勢変換するようになされている。
【0015】
各スライダ21の上端部及び中途部にはローラ21a、21aが転動自在に支持され、この各ローラ21aによってそれぞれスライダ21が支柱2内において上下方向に円滑にスライド移動できるようになされている。
【0016】
第1及び第2油圧シリンダ3L、3Rは、各支柱2内を各支柱2と略平行に上下方向に延びて設けられている。図2に示すように、各油圧シリンダ3L、3Rは、ピストン3La、3Raによって上部の反ロッド側室3Lb、3Rbと下部のロッド側室3Lc、3Rcとに区画され、ピストン3La、3Raより下方に延びるピストンロッド3Ld、3Rdの先端(下端)にそれぞれ前記支持ブラケット22の前端が連結されている。
【0017】
この場合、第1油圧シリンダ3Lと第2油圧シリンダ3Rとは、第1油圧シリンダ3Lのピストン3Laの反ロッド側室3Lb側面(図2では上側の面)の受圧面積と、第2油圧シリンダ3Rのピストン3Raのロッド側室3Rc側面(図2では下側の面)の受圧面積とを一致させる上で、互いに径が異なる異径に形成されてなる。
【0018】
そして、ゲートTcは、後述するように第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに対し圧油を供給して、各ピストンロッド3Ld、3Rdを収縮させる収縮時に支持ブラケット22を介してスライダ21を上昇させることによって、荷箱Tbのデッキ面Tdと略面一となる上限位置(図1に示す実線位置)に位置付けられるようになされている。一方、ゲートTcは、第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcから圧油を排出して、ピストンロッド3Ld、3Rdを伸長させる伸長時に支持ブラケット22を介してスライダ21を下降させることによって、地面Gに接地する下降位置(図1に二点鎖線で示す位置)に位置付けるようになされている。
【0019】
図2はゲートリフタのシリンダ同調装置を作動させるための油圧回路を示している。
【0020】
シリンダ同調装置は、左右の油圧シリンダ3L、3Rのピストンロッド3Ld、3Rdの伸縮量にずれが発生している場合にそのずれを修正してピストンロッド3Ld、3Rdの伸縮量を同調させるものであり、駆動源としてのポンプユニット41、第1〜第3配管42〜44、修正・封入手段を構成するチエックバルブ47及び修正・封入回路46を備えている。
【0021】
ポンプユニット41は、モータ41aにより駆動するギヤポンプ41bと、ゲートTcの昇降を制御する制御弁41cと、リザーバタンク41dを主要部として備えている。
【0022】
ギアポンプ41bは、その吸込口が吸込管41eを介してリザーバタンク41dに連通されるとともに、吐出口に前記第1配管42の一端が連結されている。
【0023】
制御弁41cは、図示しないゲート昇降スイッチの操作によるソレノイドSOL1の励磁と消磁によって図2における上位置と下位置とに切り換えられる2位置切換タイプのソレノイドバルブであり、第1配管42の途中部とリザーバタンク41dとに連通された排出管41fに介設されている。
【0024】
また、制御弁41cよりもリザーバタンク41d側となる排出管41fには流量調整弁41hが介設されている。流量調整弁41hは、第1配管42からリザーバタンク41dに流れる圧油の流量を所定量に調整するもので、これによりゲートTcの下降速度が一定になるようにしている。
【0025】
第1配管42は、一端が前述したようにギヤポンプ41bの吐出口に連結され、他端が第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに連結されている。排出管41fの連通部よりもギヤポンプ41b側となる第1配管42には逆止弁41iが介設され、この逆止弁41iによって、ギヤポンプ41d側への圧油の逆流を防止するようにしている。
【0026】
第2配管43は、その一端が第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lbに、他端が第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcに連結されている。
【0027】
第3配管44は、その一端が第2油圧シリンダ3Rの反ロッド側室3Rbに、他端がリザーバタンク41dに連結されている。
【0028】
また、前記第2配管43の途中部には第4配管45の一端が連結され、該第4配管4の他端がリザーバタンク41dに連結されている。そして、この第4配管45には、本発明の主要部である修正・封入回路46が介装されている。
【0029】
この修正・封入回路46は、2位置切換タイプのソレノイドバルブ46aと、このソレノイドバルブ46aよりもリザーバタンク41d側に直列に設けられたリリーフバルブ46bとで構成されている。
【0030】
ソレノイドバルブ46aは、第4配管45の管路を閉じる図2における左位置と、第4配管45の管路を開放する右位置とに切換可能になされており、通常は左位置に配置され、ゲートを上昇させる上げスイッチの操作によりソレノイドSOL2を励磁させることで、右位置に切換えられる。
【0031】
リリーフバルブ46bは、第4配管45の上流側が所定の設定圧以上になると当該第4配管の管路を開放するようになされており、この設定圧は前記ポンプユニット41に設けられたリリーフバルブ41jの設定圧よりも小さくなるように設定されている。
【0032】
また、この修正・封入回路46には、第1、第2油圧シリンダへ圧油を封入する圧油封入機能も具備されている。なお、圧油封入機能についは、後で詳述する。
【0033】
一方、前記第1油圧シリンダ3Lのピストン3Laには、チェックバルブ47が設けられている。チェックバルブ47は、ロッド側室3Lcと反ロッド側室3Lbとを連通する連通路48に介装されており、通常はロッド側室3Lcから反ロッド側室3Lbへの圧油の流れを阻止するとともに、ピストンロッド3Ldが最も縮退した際に、第1油圧シリンダ3Lに設けたプッシュロッド49と当接してロッド側室3Lcから反ロッド側室3Lbへの圧油の流れを許容し、また、反ロッド側室3Lbが所定の圧力以上になると連通路48を開放して反ロッド側室3Lbからロッド側室3Lcへの圧油の流れを許容する。
【0034】
次に、このように構成されたゲートリフタのシリンダ同調装置によって行われるゲートの昇降動作、並びにゲートが水平な状態から左右どちらかに傾きが生じた場合にこの傾きを調整してゲートを水平な状態にする同調操作について説明する。
【0035】
まず、ゲートTcが下降位置にある状態でゲート昇降スイッチにより制御弁41cを上昇位置に切り換えると、モータ41aによりギヤポンプ41bが駆動し、第1配管42に対し圧油を供給する。これにより第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油が供給され、第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldが縮退する。これと同時に第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lbからは、第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに供給した圧油に比例した圧油が第2配管43を通じて第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcに供給され、前述したように受圧面積を一致させていることから、第2油圧シリンダ3Rのピストンロッド3Rdがピストンロッド3Ldと同じ長さ縮退する。このように左右の第1、第2油圧シリンダ3L、3Rが同調することで、ゲートTcが水平を保持した状態で上昇位置まで上昇する。
【0036】
一方、ゲート昇降スイッチにより制御弁41cを下降位置に切換えると、ゲートTcの自重により、第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcから圧油が第1配管42、排出管41fを通ってリザーバタンク41dに返還される。これにより第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldが伸長する。これと同時に第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lbには、第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcから返還された圧油と同量の圧油が第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcから第2配管43を通じて供給され、第2油圧シリンダ3Rのピストンロッド3Rdがピストンロッド3Ldと同じ長さ伸長する。このように左右の第1、第2油圧シリンダ3L、3Rが同調することで、ゲートTcが水平を保持した状態で下降位置まで下降する。
【0037】
次に、上述のように昇降するゲートTcが、例えば第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lc側から反ロッド側室3Lbへの圧油のリークなどによって左右どちらかに傾いた場合に、シリンダ同調装置による左右の第1及び第2油圧シリンダ3L、3Rのピストンロッド3Ld、3Rdの伸縮量を同調させてゲートTcを水平状態に修正する手順について説明する。
【0038】
まず、第1油圧シリンダ3L側(左側)に下降方向のずれが生じてゲートTcの左側部が下方に傾いている場合において、上述のように第1油圧シリンダ3L及び第2油圧シリンダ3Rを縮退させてゲートTcを上昇位置まで上昇させると、まず、第2油圧シリンダ3Rが先に縮退を完了する。この際、ソレノイドバルブ46aは上昇スイッチの操作に連動して右位置に切換えられている。この状態でさらに第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油を供給すると、当該ロッド側室3Lc内の圧力上昇に伴って、反ロッド側室3Lb及び第2配管43内の圧力も上昇する。従って、この圧力がリリーフバルブ46bの設定圧よりも高くなるとリリーフバルブ46bが開放し、このリリーフバルブ46bの開放により第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lbの油が第2配管43、第4配管45を通じてリザーバタンク41dに返還される。この結果、第1油圧シリンダ3Lが最も縮退して第1油圧シリンダ3Lのずれが修正され、ゲートTcが水平状態になる。
【0039】
このようにして第1油圧シリンダ3Lのずれを修正すると、上昇スイッチをOFFにすることで、ソレノイドバルブ46aが左位置に切り換わり第4配管45の管路を閉じる。
【0040】
この際、第1、第2油圧シリンダ3L、3R、並びに第1配管42、第2配管43内は、リリーフバルブ46bの設定圧に相応する圧力が封入された状態になされている。従って、ゲートTcが上昇位置にある時に、積み荷を当該ゲートTcに載せたとしても、上記圧力に相当する分の荷重に対してはゲートTcの沈みを防止することができ、積み荷を安全にゲートTcに載せ卸しすることができる。
【0041】
一方、第2油圧シリンダ3R側(右側)に下降方向のずれが生じてゲートTcの右側部が下方に傾いている場合において、上述のように第1油圧シリンダ3L及び第2油圧シリンダ3Rを縮退させてゲートTcを上昇位置まで上昇させると、まず、第1油圧シリンダ3Lが先に縮退を完了する。この際、ソレノイドバルブ46aは上昇スイッチの操作、又は他の縮退位置検出センサ等の検出に基づいて連動して右位置に切換えられている。この状態でさらに第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油を供給すると、チェックバルブ47がプッシュロッド49と当接してロッド側室3Lcから反ロッド側室3Lbへの圧油の流れを許容しているため、当該圧油が第2配管43を通じて第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcに供給される。これにより第2油圧シリンダ3Rが最も縮退して当該第2油圧シリンダ3Rのずれが修正され、ゲートTcが水平状態になる。そして、第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rc及び第2配管43内の圧力がリリーフバルブ46bの設定圧よりも高くなるとリリーフバルブ46bが開放し、第2配管43に供給された圧油が第4配管45を通じてリザーバタンク41dに返還される。
【0042】
この際、第1、第2油圧シリンダ3L、3R、並びに第1配管42、第2配管43内は、リリーフバルブ46bの設定圧に相応する圧力が封入された状態になされている。従って、ゲートTcが上昇位置にある時に、積み荷を当該ゲートTcに載せたとしても、上記圧力に相当する分の荷重に対してはゲートTcの沈みを防止することができ、積み荷を安全にゲートTcに載せ卸しすることができる。
【0043】
つまり、修正・封入回路46には、第1油圧シリンダ3Lと第2油圧シリンダ3Rとのずれを修正する機能の他に、圧油を所定の圧力で第1、第2油圧シリンダ3L、3Rと第1、第2配管42、43に封入する圧油封入機能も具備していることになる。
【0044】
また、ゲートTcを前述したように下降させている際に、ゲートTcの左側部に何らかの障害物が当接してゲートTcの左側部の降下を阻止した場合、第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rc内の圧油が、第2配管43を通じて第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lcに流れてピストン3Laを下方に押圧し、障害物があるにもかかわらずピストンロッド3Ldを伸長させるように作用する。このようにピストンロッド3Ldを伸長させる力が加わり続けると、伸長を阻止されているピストンロッド3Ldに座屈が生じることになる。しかし、本例では、反ロッド側室3Lbが所定の圧力以上になるとチェックバルブ47により連通路48を開放して反ロッド側室3Lbからロッド側室3Lcへの圧油の流れを許容するため、ピストンロッド3Ldに過剰な荷重が作用するのを防止でき、これによって上記座屈の発生を防止することができる。
【0045】
つまり、チェックバルブ47は、第1及び第2油圧シリンダ3L、3Rを伸長させてゲートTcを下降させている際に、第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lc側での圧油の圧力上昇を防止して当該第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldの座屈を防止する座屈防止手段としての機能を有している。
【0046】
図3は、油圧回路の他の実施の形態を示している。なお、前述した油圧回路と同様な構成については同符号を付して説明は省略する。
【0047】
この油圧回路は、第1配管42と第2配管43との間に第1修正・封入回路50が設けられるとともに、第2配管43と第3配管44の間に第2修正・封入回路51が設けられている。
【0048】
第1修正・封入回路50は、第1配管42の途中部と第2配管43の途中部との間に連結された第5配管52に設けられた2位置切換タイプの第1ソレノイドバルブ50aと、この第1ソレノイドバルブ50aよりも下流側の第5配管52に設けられた第1リリーフバルブ50bとで構成されている。
【0049】
第1ソレノイドバルブ50aは、第5配管52の管路を閉じる図3における下位置と、第5配管52の管路を開放する上位置とに切換可能になされており、通常は下位置に配置され、第1油圧シリンダ3Lが最も縮退してリミットスイッチLS1がONになったときにソレノイドSOL3を励磁させることで、上位置に切換えられる。
【0050】
第2修正・封入回路51は、上記第1リリーフバルブ50bよりも下流側となる第5配管52の途中部と第3配管44の途中部との間に連結された第6配管53に設けられた2位置切換タイプの第2ソレノイドバルブ51aと、この第2ソレノイドバルブ51aよりも下流側の第6配管53に設けられた第2リリーフバルブ51bとで構成されている。
【0051】
第2ソレノイドバルブ51aは、第6配管53の管路を閉じる図3における下位置と、第6配管53の管路を開放する上位置とに切換可能になされており、通常は下位置に配置され、第2油圧シリンダ3Rが最も縮退してリミットスイッチLS2がONになったときにソレノイドSOL4を励磁させることで、上位置に切換えられる。
【0052】
また、前記第5配管52には第1修正・封入回路50をバイパスするバイパス配管54が連結されており、このバイパス配管54にはチェックバルブ55が設けられている。このチェックバルブ55は、第1配管42側から第2配管43側への圧油の流れを阻止し、第2配管43側から第1配管42側への圧油の流れを許容するようになされている。
【0053】
このように第1修正・封入回路50と第2修正・封入回路51とを設けることで、例えば第1油圧シリンダ3L側(左側)に下降方向のずれが生じてゲートTcの左側部が下方に傾いている場合において、前述のように第1油圧シリンダ3L及び第2油圧シリンダ3Rを縮退させてゲートTcを上昇位置まで上昇させると、まず、第2油圧シリンダ3Rが先に縮退を完了する。これによりリミットスイッチLS2がONになることから第2ソレノイドバルブ51aが上位置に切換えられる。
【0054】
この状態でさらに第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油を供給すると、当該ロッド側室3Lc内の圧力上昇に伴って、反ロッド側室3Lb及び第2配管43内の圧力も上昇する。従って、この圧力が第2リリーフバルブ51bの設定圧よりも高くなると第2リリーフバルブ51bが開放し、この第2リリーフバルブ51bの開放により第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lbの油が第6配管53、を通じて第3配管44に流れリザーバタンク41dに返還される。この結果、第1油圧シリンダ3Lが最も縮退して第1油圧シリンダ3Lのずれが修正され、ゲートTcが水平状態になる。
【0055】
このようにして第1油圧シリンダ3Lのずれを修正すると、リミットスイッチLS1もONになり、第1ソレノイドバルブ50aが上位置に切り換わることから、第1、第2油圧シリンダ3L、3R、並びに第1配管42、第2配管43内には、第1、第2リリーフバルブ50b、51bの設定圧に対応する圧力がそれぞれ封入され、上昇操作を停止しても相応した封入圧を確保された状態になる。従って、ゲートTcが上昇位置にある時に、積み荷を当該ゲートTcに載せたとしても、上記圧力に相当する分の荷重に対してはゲートTcの沈みを防止することができ、積み荷を安全にゲートTcに載せ卸しすることができる。
【0056】
一方、第2油圧シリンダ3R側に下降方向のずれが生じてゲートTcの右側部が下方に傾いている場合において、上述のように第1油圧シリンダ3L及び第2油圧シリンダ3Rを縮退させてゲートTcを上昇位置まで上昇させると、まず、第1油圧シリンダ3Lが先に縮退を完了する。これによりリミットスイッチLS1がONになることから第1ソレノイドバルブ50aが上位置に切換えられる。
【0057】
この状態でさらに第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油を供給すると、当該ロッド側室3Lc内及び第5配管52内の圧力が上昇し、この圧力が第1リリーフバルブ50bの設定圧よりも高くなると第1リリーフバルブ50bが開放し、この第1リリーフバルブ50bの開放により圧油が第5配管52を通じて第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcに流れる。この結果、第2油圧シリンダ3Rが最も縮退して第2油圧シリンダ3Rのずれが修正され、ゲートTcが水平状態になる。
【0058】
このようにして第2油圧シリンダ3Rのずれを修正すると、リミットスイッチLS2もONになり、第2ソレノイドバルブ51aが上位置に切り換わることから、第1、第2油圧シリンダ3L、3R、並びに第1配管42、第2配管43内には、第1、第2リリーフバルブ50b、51bの設定圧に対応する圧力がそれぞれ封入された状態になされ、その後、上昇操作を停止しても封入圧が確保されることになる。従って、ゲートTcが上昇位置にある時に、積み荷を当該ゲートTcに載せたとしても、上記圧力に相当する分の荷重に対してはゲートTcの沈みを防止することができ、積み荷を安全にゲートTcに載せ卸しすることができる。
【0059】
つまり、第1、第2修正・封入回路50、51は、第1油圧シリンダ3Lと第2油圧シリンダ3Rとのずれを修正する機能の他に、圧油を所定の圧力で第1、第2油圧シリンダ3L、3Rと第1、第2配管42、43に封入する圧油封入機能も具備していることになる。
【0060】
また、ゲートTcを前述したように下降させている際に、ゲートTcの左側部に何らかの障害物が当接してゲートTcの左側部の降下を阻止した場合には、第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcの圧油がバイパス配管54のチェックバルブ55を通じて第1配管42側に流れるため、第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldに過剰な荷重が作用するのを防止でき、前述したものと同様にピストンロッド3Ldの座屈の発生を防止することができる。
【0061】
つまり、チェックバルブ55は、第1及び第2油圧シリンダ3L、3Rを伸長させてゲートTcを下降させている際に、第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lc側での圧油の圧力上昇を防止して当該第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldの座屈を防止する座屈防止手段としての機能を有している。
【0062】
図4は、前述した第1油圧シリンダ3Lと第2油圧シリンダ3Rとのずれを修正する機能と、圧油を所定の圧力で第1、第2油圧シリンダ3L、3Rと第1、第2配管42、43に封入する圧油封入機能とをピストンの中に構造上組み込んだ回路を示している。なお、前述した各油圧回路と同様な構成については同符号を付して説明は省略する。
【0063】
第1、第2油圧シリンダ3L、3Rの各ピストンには、それぞれチェックバルブ47とリリーフバルブ60とが内蔵されている。
【0064】
具体的には、各チェックバルブ47は、図5に示すように、ロッド側室3Lc、3Rcと反ロッド側室3Lb、3Rbとを連通する連通路48に介装されており、通常はロッド側室3Lc、3Rcから反ロッド側室3Lb、3Rbへの圧油の流れを阻止するとともに、ピストンロッド3Ld、3Rdが最も縮退した際に、第1油圧シリンダ3L、3Rに設けたプッシュロッド49と当接してロッド側室3Lc、3Rcから反ロッド側室3Lb、3Rbへの圧油の流れを許容し、また、反ロッド側室3Lb、3Rbが所定の圧力以上になると連通路48を開放して反ロッド側室3Lb、3Rbからロッド側室3Lc、3Rcへの圧油の流れを許容する。
【0065】
リリーフバルブ60は、図5に示すように連通路48のロッド側室3Lc、3Rc側に設けられており、ロッド側室3Lc、3Rcが所定の圧力になれば連通路48を開放し、ロッド側室3Lc、3Rcから反ロッド側室3Lb、3Rbへの圧油の流れを許容するようにしている。
【0066】
また、図4に示すように第1配管42と第2配管43とを連通する連通管61には、チェックバルブ62が設けられており、第1配管42から第2配管43への圧油の流れを阻止するとともに、第2配管43から第1配管42への圧油の流れを許容するようにしている。
【0067】
このように各ピストン3La、3Raにチェックバルブ47とリリーフバルブ60とを設けることで、例えば第1油圧シリンダ3L側(左側)に下降方向のずれが生じてゲートTcの左側部が下方に傾いている場合において、前述のように第1油圧シリンダ3L及び第2油圧シリンダ3Rを縮退させてゲートTcを上昇位置まで上昇させると、まず、第2油圧シリンダ3Rが先に縮退を完了する。このとき、第2油圧シリンダ3Rのチェックバルブ47はプッシュロッド49と当接してロッド側室3Rcから反ロッド側室3Rbへの圧油の流れを許容する状態になされている。
【0068】
この状態でさらに第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油を供給すると、当該ロッド側室3Lc内の圧力上昇に伴って、第2配管43及び第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rc内の圧力も上昇し、この圧力が第2油圧シリンダ3Rのリリーフバルブ60の設定圧よりも高くなるとリリーフバルブ60が開放し、このリリーフバルブ60の開放により第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcの圧油が連通路48を通じ第3配管44に流れリザーバタンク41dに返還される。この結果、第1油圧シリンダ3Lが最も縮退して第1油圧シリンダ3Lのずれが修正され、ゲートTcが水平状態になる。さらに、圧油を供給すると第1油圧シリンダ3Lのピストン3Laのリリーフバルブ60が開放する。
【0069】
この際、第1、第2油圧シリンダ3L、3R、並びに第1配管42、第2配管43内には、リリーフバルブ60、60の設定圧に対応する圧力がそれぞれ封入された状態になされる。従って、ゲートTcが上昇位置にある時に、積み荷を当該ゲートTcに載せたとしても、上記圧力に相当する分の荷重に対してはゲートTcの沈みを防止することができ、積み荷を安全にゲートTcに載せ卸しすることができる。
【0070】
一方、第2油圧シリンダ3R側に下降方向のずれが生じてゲートTcの右側部が下方に傾いている場合において、上述のように第1油圧シリンダ3L及び第2油圧シリンダ3Rを縮退させてゲートTcを上昇位置まで上昇させると、まず、第1油圧シリンダ3Lが先に縮退を完了する。このとき、第1油圧シリンダ3Lのチェックバルブ47はプッシュロッド49と当接してロッド側室3Lcから反ロッド側室3Lbへの圧油の流れを許容する状態になされている。
【0071】
この状態でさらに第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcに圧油を供給すると、当該ロッド側室3Lc内の圧力が上昇し、この圧力が第1油圧シリンダ3Lのリリーフバルブ60の設定圧よりも高くなるとリリーフバルブ60が開放し、このリリーフバルブ60の開放により第1油圧シリンダ3Lのロッド側室3Lcの圧油が連通路48、第2配管43を通じて第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcに流れる。これにより第2油圧シリンダ3Rが上方に縮退しずれが修正される。さらに、圧油を供給すると圧力上昇により反ロッド側室3Rbの圧油が第3配管44を通じてリザーバタンク41dに返還される。この結果、第2油圧シリンダ3Rが最も縮退して第2油圧シリンダ3Rのずれが修正され、ゲートTcが水平状態になる。
【0072】
この際、第1、第2油圧シリンダ3L、3R、並びに第1配管42、第2配管43内には、リリーフバルブ60、60の設定圧に対応する圧力がそれぞれ封入された状態になされる。従って、ゲートTcが上昇位置にある時に、積み荷を当該ゲートTcに載せたとしても、上記圧力に相当する分の荷重に対してはゲートTcの沈みを防止することができ、積み荷を安全にゲートTcに載せ卸しすることができる。
【0073】
また、ゲートTcを前述したように下降させている際に、ゲートTcの左側部に何らかの障害物が当接してゲートTcの左側部の降下を阻止した場合には、第2油圧シリンダ3Rのロッド側室3Rcの圧油が連通管61のチェックバルブ62を通じて第1配管42側に流れるため、第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldに過剰な荷重が作用するのを防止でき、前述したものと同様にピストンロッド3Ldの座屈の発生を防止することができる。
【0074】
つまり、チェックバルブ62は、第1及び第2油圧シリンダ3L、3Rを伸長させてゲートTcを下降させている際に、第1油圧シリンダ3Lの反ロッド側室3Lc側での圧油の圧力上昇を防止して当該第1油圧シリンダ3Lのピストンロッド3Ldの座屈を防止する座屈防止手段としての機能を有している。
【0075】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のゲートリフタのシリンダ同調装置によれば、シリンダ同調装置の修正・封入手段によりゲートを上昇位置に配置した時に、左右の油圧シリンダの伸縮量のズレを自動的に修正するとともに、各ロッド側室、第1及び第2配管に圧油を所定の圧力で封入することで、上昇位置にあるゲートに積み荷を載せたとしても、上記封入した圧力に相当する分の荷重に対してはゲートの沈みを防止することができ、これによりゲート上に積み荷を安全に載せ卸しできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲートリフタのシリンダ同調装置を備えたトラック後部付近の断面図である。
【図2】シリンダ同調装置の油圧回路である。
【図3】シリンダ同調装置の油圧回路の他の構成を示す回路図である。
【図4】シリンダ同調装置の油圧回路のさらに他の構成を示す回路図である。
【図5】ピストンの具体的構造を示す断面図である。
【図6】従来例に係るシリンダ同調装置の油圧配管系統図である。
【符号の説明】
1 ゲートリフタ
2 支柱
3L 第1油圧シリンダ
3Lb 反ロッド側室
3Lc ロッド側室
3Ld ピストンロッド
3R 第2油圧シリンダ
3Rc ロッド側室
3Rd ピストンロッド
41d リザーバタンク
42 第1配管
43 第2配管
44 第3配管
45 第4配管
46 修正・封入回路(修正・封入手段)
46a ソレノイドバルブ
46b リリーフバルブ
47 チェックバルブ
50 第1修正・封入回路
50a 第1ソレノイドバルブ
50b 第1リリーフバルブ
51 第2修正・封入回路
51a 第2ソレノイドバルブ
51b 第2リリーフバルブ
52 第5配管
53 第6配管
55 チェックバルブ
60 リリーフバルブ
62 チェックバルブ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gate sink prevention mechanism for preventing a gate from sinking at a gate lift position in a cylinder tuning apparatus for correcting a shift between a pair of left and right hydraulic cylinders that raise and lower a gate of a gate lifter.
[0002]
[Prior art]
In general, a gate at the rear end of a truck vehicle is moved up and down by a gate lifter that supplies and discharges pressure oil from a hydraulic pump to a pair of cylinders to expand and contract a piston rod of each cylinder. In such a gate lifter, since the piston rod of each cylinder is attached to the left and right ends of the gate, a cylinder tuning device that synchronizes the expansion and contraction amount of the piston rod of each cylinder is necessary to keep the gate horizontal. It is indispensable.
[0003]
As shown in FIG. 6, the cylinder tuning apparatus is configured such that the rod side chamber A1a of one cylinder A1 (left side in FIG. 6) is connected to the pump unit A2 via the first pipe A3, and the one cylinder A1 The counter rod side chamber A1b and the rod side chamber A4a of the other cylinder A4 (right side in FIG. 6) are connected via the second pipe A5, and the through holes A1d that penetrate the pistons A1c, A4c of the cylinders A1, A4 in the expansion / contraction direction. A4d are provided with check valves A6 and A6, respectively.
[0004]
In the pump unit A2, a motor A2a and a reservoir tank A2b are integrated, and a gear pump A2c is interposed between the two A2a and A2b. The cylinder synchronization device A opens the check valve A6 by contacting the end surfaces of the anti-rod side chambers A1b and A4b of the cylinders A1 and A4 at the upper limit position of the gate A7 that is substantially flush with the deck of the packing box. The anti-rod side chambers A1b, A4b of the cylinders A1, A4 and the rod side chambers A1a, A4a are communicated with each other. As a result, the amount of oil in the anti-rod side chambers A1b, A4b and the rod side chambers A1a, A4a of the cylinders A1, A4 is increased or decreased to synchronize the expansion / contraction amounts of the piston rods A1e, A4e of the cylinders A1, A4. .
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional cylinder tuning apparatus A, when the cylinders A1 and A4 are most contracted and the gate A7 is arranged on substantially the same plane as the floor surface of the loading platform, a load is applied downward by loading the gate A7. As a result, the cylinders A1 and A4 and piping such as a hose serving as a hydraulic flow path swell due to this load, causing a phenomenon that the gate A sinks. Therefore, when moving the load from the loading platform to the gate, if the gate sinks, it will hinder the movement of the load, and the gate will tilt and sink, causing the load to move unexpectedly, which is dangerous. There was a problem.
[0006]
The present invention has been made in view of such a point, and when a certain sealing pressure is previously held in a cylinder or piping when the gate is raised, the load is loaded on the gate up to a load corresponding to the pressure. Focusing on the fact that no sinking occurs in the gate even if the hydraulic circuit or cylinder structure has this function, the cylinder tuned device of the gate lifter having the gate sinking prevention mechanism for preventing the gate sinking described above is provided. It is intended to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a gate lifter cylinder tuning apparatus having a gate sinking prevention mechanism. The pressure receiving area of the piston side of the first hydraulic cylinder on the side opposite to the rod side chamber and the pressure receiving area of the side of the second hydraulic cylinder on the rod side chamber of the piston. The rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the drive source via the first pipe, and the anti-rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the rod side chamber of the second hydraulic cylinder via the second pipe. Further, the anti-rod side chamber of the second hydraulic cylinder is open to the atmosphere or connected to a reservoir tank via a third pipe, and the working fluid is supplied to and discharged from the drive source to the first hydraulic cylinder. By moving the piston rods of each cylinder in synchronism, the gates connected to these piston rods rise along a pair of left and right columns. In Getorifuta to be, The piston of the first hydraulic cylinder normally prevents the flow of pressure oil from the rod side chamber to the anti-rod side chamber, and allows the flow of pressure oil from the rod side chamber to the anti-rod side chamber when the piston rod is most retracted. A check valve is built-in, and a fourth pipe is connected to the intermediate part of the second pipe and the reservoir tank, and a two-position switching type solenoid valve and relief valve are connected to the fourth pipe from the second pipe side. And the solenoid valve can be switched between a position for closing the pipe line of the fourth pipe and a position for opening the pipe line of the fourth pipe by the operation signal of the raising switch for raising the gate. Characterized by Is.
[0009]
Claim 2 Cylinder lifter of gate lifter provided with gate sink prevention mechanism of invention Is , The pressure receiving area on the side of the non-rod side chamber of the piston of the first hydraulic cylinder is the same as the pressure receiving area of the side of the rod side chamber of the piston of the second hydraulic cylinder, and the rod side chamber of the first hydraulic cylinder uses the first pipe as a drive source. The anti-rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the rod side chamber of the second hydraulic cylinder via the second pipe, and the anti-rod side chamber of the second hydraulic cylinder is open to the atmosphere, or It is connected to the reservoir tank via the third pipe, and is connected to these piston rods by supplying and discharging the working fluid from the drive source to the first hydraulic cylinder and expanding and contracting the piston rods of each cylinder in synchronization. In the gate lifter that moves the gate up and down along the pair of left and right columns, a fifth pipe is provided between the middle part of the first pipe and the middle part of the second pipe. The fifth pipe is connected to the fifth pipe from the first pipe side, and a two-position switching type first solenoid valve and a first relief valve are sequentially provided on the fifth pipe, and on the downstream side of the first relief valve. A sixth pipe is connected to the middle part of the tank and the reservoir tank, and a two-position switching type solenoid valve and a relief valve are sequentially provided from the fifth pipe side to the sixth pipe. The first and second solenoid valves are positions for closing the pipelines of the fifth and sixth pipes, and positions for opening the pipelines of the fifth and sixth pipes when the first and second hydraulic cylinders are most degenerated. Can be switched to It is characterized by .
[0010]
Claim 3 Cylinder lifter of gate lifter provided with gate sink prevention mechanism of invention Is , The pressure receiving area on the side of the non-rod side chamber of the piston of the first hydraulic cylinder is the same as the pressure receiving area of the side of the rod side chamber of the piston of the second hydraulic cylinder, and the rod side chamber of the first hydraulic cylinder uses the first pipe as a drive source. The anti-rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the rod side chamber of the second hydraulic cylinder via the second pipe, and the anti-rod side chamber of the second hydraulic cylinder is open to the atmosphere, or It is connected to the reservoir tank via the third pipe, and is connected to these piston rods by supplying and discharging the working fluid from the drive source to the first hydraulic cylinder and expanding and contracting the piston rods of each cylinder in synchronization. In the gate lifter that moves the gate up and down along a pair of left and right columns, a rod side chamber is provided in each piston of the first and second hydraulic cylinders. While communicating passage for communicating the anti-rod side chamber is formed, respectively, with each check valve in the counter-rod-side chamber side of each communicating passage is built, each relief valve is incorporated in the rod-side chamber side of each communicating passage, the Each check valve is , Through Always , While preventing the flow of pressure oil from the rod side chamber to the non-rod side chamber, and when the piston rod is most degenerated In Allow pressure oil to flow from the rod side chamber to the non-rod side chamber And one , each Relief valve , B If the pressure chamber becomes higher than the specified pressure, the communication passage is opened, It is characterized by allowing the flow of pressure oil from the rod side chamber to the non-rod side chamber. .
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 shows the rear part of a truck equipped with a cylinder lifter for a gate lifter according to the present invention. The truck T includes a cargo box Tb at the rear of the vehicle body Ta. A gate lifter 1 is provided at the rear end of the cargo box Tb. The gate lifter 1 is provided for facilitating the cargo handling work of loading and unloading a cargo (not shown) on the cargo box Tb by raising and lowering the gate Tc of the truck T in the vertical direction along a column 2 (described later). .
[0013]
The gate lifter 1 includes a pair of left and right columns 2 (only one is shown in FIG. 1), a pair of left and right first and second hydraulic cylinders 3L and 3R, and a cylinder tuning device.
[0014]
Each strut 2 is erected vertically extending upward from the deck surface Td at both the left and right positions of the rear end of the cargo box Tb. A slider 21 is provided in each column 2 so as to be movable in the vertical direction along the column 2. A support bracket 22 is provided at the lower end of each slider 21 so as to protrude rearward from the column 2. A base end portion (front end portion in FIG. 1) of the gate Tc is supported by the support bracket 22 so as to be rotatable around a horizontal axis (not shown). In this case, the gate Tc rotates about the horizontal axis with respect to each support bracket 22, thereby standing up along each column 2 and lying down (position shown in FIG. 1) lying down substantially horizontally. It is designed to change the attitude between each other.
[0015]
Rollers 21a and 21a are rotatably supported at the upper end portion and the middle portion of each slider 21 so that the slider 21 can be smoothly slid in the vertical direction in the support column 2 by each roller 21a.
[0016]
The first and second hydraulic cylinders 3 </ b> L and 3 </ b> R are provided so as to extend in the vertical direction in each column 2 substantially parallel to each column 2. As shown in FIG. 2, each hydraulic cylinder 3L, 3R is divided into upper anti-rod side chambers 3Lb, 3Rb and lower rod side chambers 3Lc, 3Rc by pistons 3La, 3Ra, and pistons extending downward from the pistons 3La, 3Ra. The front ends of the support brackets 22 are connected to the tips (lower ends) of the rods 3Ld and 3Rd, respectively.
[0017]
In this case, the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R include the pressure receiving area of the side opposite to the rod side chamber 3Lb (the upper surface in FIG. 2) of the piston 3La of the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R. In order to match the pressure receiving area of the side surface (the lower surface in FIG. 2) of the rod side chamber 3Rc of the piston 3Ra, the pistons 3Ra are formed to have different diameters.
[0018]
As will be described later, the gate Tc supplies pressure oil to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L, and raises the slider 21 via the support bracket 22 when the piston rods 3Ld and 3Rd contract. Thus, it is positioned at the upper limit position (solid line position shown in FIG. 1) which is substantially flush with the deck surface Td of the packing box Tb. On the other hand, the gate Tc discharges the pressure oil from the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L, and lowers the slider 21 via the support bracket 22 when extending the piston rods 3Ld and 3Rd, thereby moving the gate Tc to the ground G. It is designed to be positioned at a descending position for grounding (a position indicated by a two-dot chain line in FIG. 1).
[0019]
FIG. 2 shows the hydraulic circuit for operating the cylinder lifter of the gate lifter.
[0020]
The cylinder tuning device is for synchronizing the expansion and contraction amounts of the piston rods 3Ld and 3Rd by correcting the shift when the expansion and contraction amounts of the piston rods 3Ld and 3Rd of the left and right hydraulic cylinders 3L and 3R are generated. , A pump unit 41 as a drive source, first to third pipes 42 to 44, a check valve 47 constituting a correction / enclosure means, and a correction / enclosure circuit 46 are provided.
[0021]
The pump unit 41 includes a gear pump 41b driven by a motor 41a, a control valve 41c for controlling raising and lowering of the gate Tc, and a reservoir tank 41d as main parts.
[0022]
The gear pump 41b has a suction port connected to the reservoir tank 41d via a suction pipe 41e, and one end of the first pipe 42 is connected to the discharge port.
[0023]
The control valve 41c is a two-position switching type solenoid valve that can be switched between an upper position and a lower position in FIG. 2 by exciting and demagnetizing the solenoid SOL1 by operating a gate lift switch (not shown). It is interposed in a discharge pipe 41f communicated with the reservoir tank 41d.
[0024]
A flow rate adjusting valve 41h is interposed in the discharge pipe 41f on the reservoir tank 41d side of the control valve 41c. The flow rate adjusting valve 41h adjusts the flow rate of the pressure oil flowing from the first pipe 42 to the reservoir tank 41d to a predetermined amount so that the descending speed of the gate Tc becomes constant.
[0025]
As described above, the first pipe 42 has one end connected to the discharge port of the gear pump 41b and the other end connected to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L. A check valve 41i is interposed in the first pipe 42 closer to the gear pump 41b than the communicating portion of the discharge pipe 41f, and the check valve 41i prevents the backflow of pressure oil to the gear pump 41d side. Yes.
[0026]
The second pipe 43 has one end connected to the anti-rod side chamber 3Lb of the first hydraulic cylinder 3L and the other end connected to the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R.
[0027]
The third pipe 44 has one end connected to the anti-rod side chamber 3Rb of the second hydraulic cylinder 3R and the other end connected to the reservoir tank 41d.
[0028]
One end of a fourth pipe 45 is connected to the middle of the second pipe 43, and the other end of the fourth pipe 4 is connected to a reservoir tank 41d. The fourth pipe 45 is provided with a correction / encapsulation circuit 46 which is a main part of the present invention.
[0029]
The correction / enclosure circuit 46 includes a two-position switching type solenoid valve 46a and a relief valve 46b provided in series on the reservoir tank 41d side of the solenoid valve 46a.
[0030]
The solenoid valve 46a is switchable between a left position in FIG. 2 that closes the pipe line of the fourth pipe 45 and a right position that opens the pipe line of the fourth pipe 45, and is normally arranged at the left position. The solenoid SOL2 is excited by operating the raising switch that raises the gate, thereby switching to the right position.
[0031]
The relief valve 46b is configured to open the pipe line of the fourth pipe when the upstream side of the fourth pipe 45 becomes a predetermined set pressure or higher, and this set pressure is set to the relief valve 41j provided in the pump unit 41. It is set to be smaller than the set pressure.
[0032]
The correction / enclosure circuit 46 also has a pressure oil sealing function for sealing the pressure oil into the first and second hydraulic cylinders. The pressure oil filling function will be described in detail later.
[0033]
On the other hand, a check valve 47 is provided on the piston 3La of the first hydraulic cylinder 3L. The check valve 47 is interposed in a communication passage 48 that communicates the rod side chamber 3Lc and the anti-rod side chamber 3Lb, and normally prevents the flow of pressure oil from the rod side chamber 3Lc to the anti-rod side chamber 3Lb, and the piston rod When 3Ld is most degenerated, it abuts against a push rod 49 provided in the first hydraulic cylinder 3L to allow the flow of pressure oil from the rod side chamber 3Lc to the anti-rod side chamber 3Lb, and the anti-rod side chamber 3Lb When the pressure is exceeded, the communication passage 48 is opened to allow the flow of pressurized oil from the non-rod side chamber 3Lb to the rod side chamber 3Lc.
[0034]
Next, the vertical movement of the gate performed by the cylinder lifter of the gate lifter configured as described above, and when the gate tilts to the left or right from the horizontal state, the tilt is adjusted to keep the gate in a horizontal state. The tuning operation to be performed will be described.
[0035]
First, when the control valve 41c is switched to the raised position by the gate elevating switch while the gate Tc is in the lowered position, the gear pump 41b is driven by the motor 41a to supply pressure oil to the first pipe 42. Thereby, pressure oil is supplied to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L, and the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L is degenerated. At the same time, from the non-rod side chamber 3Lb of the first hydraulic cylinder 3L, pressure oil proportional to the pressure oil supplied to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L passes through the second pipe 43 and the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R. Since the pressure receiving areas are matched as described above, the piston rod 3Rd of the second hydraulic cylinder 3R is degenerated by the same length as the piston rod 3Ld. As described above, the left and right first and second hydraulic cylinders 3L and 3R are synchronized with each other, and the gate Tc is lifted to the lifted position while being kept horizontal.
[0036]
On the other hand, when the control valve 41c is switched to the lowered position by the gate elevating switch, the pressure oil from the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L passes through the first pipe 42 and the discharge pipe 41f to the reservoir tank 41d by the weight of the gate Tc. Will be returned. As a result, the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L extends. At the same time, the same amount of pressure oil returned from the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L is transferred from the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R to the anti-rod side chamber 3Lb of the first hydraulic cylinder 3L. Supplied through the pipe 43, the piston rod 3Rd of the second hydraulic cylinder 3R extends the same length as the piston rod 3Ld. As described above, the left and right first and second hydraulic cylinders 3L and 3R are synchronized with each other, and the gate Tc is lowered to the lowered position while being kept horizontal.
[0037]
Next, when the gate Tc that moves up and down as described above is tilted to the left or right due to, for example, leakage of pressure oil from the rod side chamber 3Lc side to the anti-rod side chamber 3Lb of the first hydraulic cylinder 3L, the cylinder tuning device A procedure for correcting the gate Tc to the horizontal state by synchronizing the expansion and contraction amounts of the piston rods 3Ld and 3Rd of the left and right first and second hydraulic cylinders 3L and 3R will be described.
[0038]
First, when a downward shift occurs on the first hydraulic cylinder 3L side (left side) and the left side portion of the gate Tc is inclined downward, the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R are degenerated as described above. When the gate Tc is raised to the raised position, the second hydraulic cylinder 3R first completes the degeneration first. At this time, the solenoid valve 46a is switched to the right position in conjunction with the operation of the raising switch. When pressure oil is further supplied to the rod-side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L in this state, the pressure in the anti-rod-side chamber 3Lb and the second pipe 43 also increases as the pressure in the rod-side chamber 3Lc increases. Accordingly, when this pressure becomes higher than the set pressure of the relief valve 46b, the relief valve 46b is opened, and the oil in the non-rod side chamber 3Lb of the first hydraulic cylinder 3L is released by the opening of the relief valve 46b. 45 is returned to the reservoir tank 41d. As a result, the first hydraulic cylinder 3L is most contracted to correct the displacement of the first hydraulic cylinder 3L, and the gate Tc becomes horizontal.
[0039]
When the displacement of the first hydraulic cylinder 3L is corrected in this way, the solenoid valve 46a is switched to the left position by closing the ascent switch, and the pipe line of the fourth pipe 45 is closed.
[0040]
At this time, the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R, the first pipe 42, and the second pipe 43 are filled with a pressure corresponding to the set pressure of the relief valve 46b. Therefore, even if the load is placed on the gate Tc when the gate Tc is in the raised position, the gate Tc can be prevented from sinking against the load corresponding to the pressure, and the load can be safely gated. Can be loaded and unloaded on Tc.
[0041]
On the other hand, when the downward displacement occurs on the second hydraulic cylinder 3R side (right side) and the right side portion of the gate Tc is inclined downward, the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R are degenerated as described above. When the gate Tc is raised to the raised position, the first hydraulic cylinder 3L first completes degeneration first. At this time, the solenoid valve 46a is switched to the right position in conjunction with the operation of the ascending switch or the detection of another degenerate position detection sensor or the like. When pressure oil is further supplied to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L in this state, the check valve 47 contacts the push rod 49 to allow the flow of pressure oil from the rod side chamber 3Lc to the non-rod side chamber 3Lb. Therefore, the pressure oil is supplied to the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R through the second pipe 43. As a result, the second hydraulic cylinder 3R is most contracted, the deviation of the second hydraulic cylinder 3R is corrected, and the gate Tc becomes horizontal. When the pressure in the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R and the second pipe 43 becomes higher than the set pressure of the relief valve 46b, the relief valve 46b is opened, and the pressure oil supplied to the second pipe 43 is the fourth. It is returned to the reservoir tank 41d through the pipe 45.
[0042]
At this time, the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R, the first pipe 42, and the second pipe 43 are filled with a pressure corresponding to the set pressure of the relief valve 46b. Therefore, even if the load is placed on the gate Tc when the gate Tc is in the raised position, the gate Tc can be prevented from sinking against the load corresponding to the pressure, and the load can be safely gated. Can be loaded and unloaded on Tc.
[0043]
That is, in the correction / enclosure circuit 46, in addition to the function of correcting the deviation between the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R, the first and second hydraulic cylinders 3L, 3R are supplied with the pressure oil at a predetermined pressure. The pressure oil sealing function for sealing the first and second pipes 42 and 43 is also provided.
[0044]
Further, when the gate Tc is lowered as described above, if an obstacle comes into contact with the left side of the gate Tc to prevent the left side of the gate Tc from being lowered, the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R is used. The pressure oil inside flows into the anti-rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L through the second pipe 43, presses the piston 3La downward, and acts to extend the piston rod 3Ld despite an obstacle. . If the force for extending the piston rod 3Ld is continuously applied in this way, the piston rod 3Ld that is prevented from extending will buckle. However, in this example, when the anti-rod side chamber 3Lb becomes a predetermined pressure or higher, the check valve 47 opens the communication path 48 to allow the flow of pressure oil from the anti-rod side chamber 3Lb to the rod side chamber 3Lc. It is possible to prevent an excessive load from acting on the surface, thereby preventing the occurrence of the buckling.
[0045]
That is, when the check valve 47 extends the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R to lower the gate Tc, the check valve 47 increases the pressure oil pressure on the side opposite to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L. It functions as a buckling prevention means that prevents buckling of the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L.
[0046]
FIG. 3 shows another embodiment of the hydraulic circuit. In addition, about the structure similar to the hydraulic circuit mentioned above, the same sign is attached | subjected and description is abbreviate | omitted.
[0047]
In this hydraulic circuit, a first correction / enclosure circuit 50 is provided between the first pipe 42 and the second pipe 43, and a second correction / enclosure circuit 51 is provided between the second pipe 43 and the third pipe 44. Is provided.
[0048]
The first correction / encapsulation circuit 50 includes a first solenoid valve 50a of a two-position switching type provided in a fifth pipe 52 connected between a middle part of the first pipe 42 and a middle part of the second pipe 43. The first relief valve 50b is provided in the fifth pipe 52 on the downstream side of the first solenoid valve 50a.
[0049]
The first solenoid valve 50a is switchable between a lower position in FIG. 3 that closes the pipe line of the fifth pipe 52 and an upper position that opens the pipe line of the fifth pipe 52, and is normally arranged at the lower position. Then, when the first hydraulic cylinder 3L is most retracted and the limit switch LS1 is turned on, the solenoid SOL3 is excited to be switched to the upper position.
[0050]
The second correction / encapsulation circuit 51 is provided in a sixth pipe 53 connected between a middle part of the fifth pipe 52 and a middle part of the third pipe 44 on the downstream side of the first relief valve 50b. The second solenoid valve 51a is a two-position switching type, and the second relief valve 51b is provided in the sixth pipe 53 on the downstream side of the second solenoid valve 51a.
[0051]
The second solenoid valve 51a is switchable between a lower position in FIG. 3 that closes the pipe line of the sixth pipe 53 and an upper position that opens the pipe line of the sixth pipe 53, and is normally arranged at the lower position. Then, when the second hydraulic cylinder 3R is most retracted and the limit switch LS2 is turned on, the solenoid SOL4 is excited to be switched to the upper position.
[0052]
The fifth pipe 52 is connected to a bypass pipe 54 that bypasses the first correction / enclosure circuit 50, and a check valve 55 is provided in the bypass pipe 54. The check valve 55 prevents the flow of pressure oil from the first pipe 42 side to the second pipe 43 side and allows the flow of pressure oil from the second pipe 43 side to the first pipe 42 side. ing.
[0053]
By providing the first correction / encapsulation circuit 50 and the second correction / encapsulation circuit 51 in this way, for example, a downward shift occurs on the first hydraulic cylinder 3L side (left side), and the left side of the gate Tc is lowered downward. In the case of tilting, when the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R are degenerated as described above and the gate Tc is raised to the raised position, the second hydraulic cylinder 3R first completes the degeneration first. As a result, the limit switch LS2 is turned on, so that the second solenoid valve 51a is switched to the upper position.
[0054]
When pressure oil is further supplied to the rod-side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L in this state, the pressure in the anti-rod-side chamber 3Lb and the second pipe 43 also increases as the pressure in the rod-side chamber 3Lc increases. Therefore, when this pressure becomes higher than the set pressure of the second relief valve 51b, the second relief valve 51b is opened, and the oil in the anti-rod side chamber 3Lb of the first hydraulic cylinder 3L is opened by the opening of the second relief valve 51b. It flows to the third pipe 44 through the pipe 53 and is returned to the reservoir tank 41d. As a result, the first hydraulic cylinder 3L is most contracted to correct the displacement of the first hydraulic cylinder 3L, and the gate Tc becomes horizontal.
[0055]
When the shift of the first hydraulic cylinder 3L is corrected in this way, the limit switch LS1 is also turned on, and the first solenoid valve 50a is switched to the upper position, so that the first, second hydraulic cylinders 3L, 3R, and the first Pressures corresponding to the set pressures of the first and second relief valves 50b and 51b are sealed in the first piping 42 and the second piping 43, respectively, and the corresponding sealing pressure is secured even when the ascending operation is stopped. become. Therefore, even if the load is placed on the gate Tc when the gate Tc is in the raised position, the gate Tc can be prevented from sinking against the load corresponding to the pressure, and the load can be safely gated. Can be loaded and unloaded on Tc.
[0056]
On the other hand, when a downward shift occurs on the second hydraulic cylinder 3R side and the right side portion of the gate Tc is inclined downward, the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R are retracted as described above to gate. When Tc is raised to the raised position, first, the first hydraulic cylinder 3L first completes degeneration. As a result, the limit switch LS1 is turned on, so that the first solenoid valve 50a is switched to the upper position.
[0057]
When pressure oil is further supplied to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L in this state, the pressure in the rod side chamber 3Lc and the fifth pipe 52 is increased, and this pressure is higher than the set pressure of the first relief valve 50b. When it becomes higher, the first relief valve 50b is opened, and the pressure oil flows to the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R through the fifth pipe 52 by opening the first relief valve 50b. As a result, the second hydraulic cylinder 3R is most contracted, the deviation of the second hydraulic cylinder 3R is corrected, and the gate Tc becomes horizontal.
[0058]
When the displacement of the second hydraulic cylinder 3R is corrected in this way, the limit switch LS2 is also turned on, and the second solenoid valve 51a is switched to the upper position, so that the first, second hydraulic cylinders 3L, 3R, and the first The pressures corresponding to the set pressures of the first and second relief valves 50b and 51b are sealed in the first piping 42 and the second piping 43, respectively. Will be secured. Therefore, even if the load is placed on the gate Tc when the gate Tc is in the raised position, the gate Tc can be prevented from sinking against the load corresponding to the pressure, and the load can be safely gated. Can be loaded and unloaded on Tc.
[0059]
That is, the first and second correction / enclosure circuits 50 and 51 have the function of correcting the displacement between the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R, and the first and second pressure oils at a predetermined pressure. The hydraulic oil sealing function of sealing the hydraulic cylinders 3L and 3R and the first and second pipes 42 and 43 is also provided.
[0060]
Further, when the gate Tc is lowered as described above, if any obstacle comes into contact with the left side of the gate Tc to prevent the left side of the gate Tc from being lowered, the rod of the second hydraulic cylinder 3R Since the pressure oil in the side chamber 3Rc flows to the first pipe 42 side through the check valve 55 of the bypass pipe 54, it is possible to prevent an excessive load from acting on the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L, as described above. The occurrence of buckling of the piston rod 3Ld can be prevented.
[0061]
That is, when the check valve 55 extends the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R and lowers the gate Tc, the check valve 55 increases the pressure oil pressure on the side opposite to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L. It functions as a buckling prevention means that prevents buckling of the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L.
[0062]
FIG. 4 shows a function of correcting the above-described deviation between the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R, and the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R and the first and second pipes at a predetermined pressure. A circuit in which a pressure oil sealing function to be sealed in 42 and 43 is structurally incorporated in a piston is shown. In addition, about the structure similar to each hydraulic circuit mentioned above, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted.
[0063]
A check valve 47 and a relief valve 60 are built in each piston of the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R.
[0064]
Specifically, as shown in FIG. 5, each check valve 47 is interposed in a communication passage 48 that communicates the rod side chambers 3Lc, 3Rc and the anti-rod side chambers 3Lb, 3Rb, and normally the rod side chambers 3Lc, The flow of pressure oil from 3Rc to the non-rod side chambers 3Lb and 3Rb is blocked, and when the piston rods 3Ld and 3Rd are most retracted, they abut against the push rods 49 provided in the first hydraulic cylinders 3L and 3R. The flow of pressure oil from 3Lc and 3Rc to the anti-rod side chambers 3Lb and 3Rb is allowed, and when the anti-rod side chambers 3Lb and 3Rb become a predetermined pressure or higher, the communication passage 48 is opened to open the rods from the anti-rod side chambers 3Lb and 3Rb. The flow of pressure oil to the side chambers 3Lc and 3Rc is allowed.
[0065]
As shown in FIG. 5, the relief valve 60 is provided on the rod side chambers 3Lc, 3Rc side of the communication passage 48. When the rod side chambers 3Lc, 3Rc reach a predetermined pressure, the relief passage 60 is opened, and the rod side chamber 3Lc, The flow of pressure oil from 3Rc to the opposite rod side chambers 3Lb, 3Rb is allowed.
[0066]
Further, as shown in FIG. 4, a check valve 62 is provided in a communication pipe 61 that communicates the first pipe 42 and the second pipe 43, and pressure oil from the first pipe 42 to the second pipe 43 is provided. While preventing the flow, the flow of the pressure oil from the second pipe 43 to the first pipe 42 is allowed.
[0067]
By providing the check valve 47 and the relief valve 60 in each piston 3La and 3Ra in this way, for example, a downward shift occurs on the first hydraulic cylinder 3L side (left side), and the left side portion of the gate Tc tilts downward. In this case, when the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R are degenerated as described above and the gate Tc is raised to the raised position, the second hydraulic cylinder 3R first completes the degeneration first. At this time, the check valve 47 of the second hydraulic cylinder 3R is in contact with the push rod 49 to allow the pressure oil to flow from the rod side chamber 3Rc to the non-rod side chamber 3Rb.
[0068]
When pressure oil is further supplied to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L in this state, the pressure in the rod side chamber 3Rc of the second pipe 43 and the second hydraulic cylinder 3R also increases as the pressure in the rod side chamber 3Lc increases. When the pressure rises and the pressure becomes higher than the set pressure of the relief valve 60 of the second hydraulic cylinder 3R, the relief valve 60 is opened, and the pressure oil in the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R is linked by opening the relief valve 60. It flows into the third pipe 44 through the passage 48 and is returned to the reservoir tank 41d. As a result, the first hydraulic cylinder 3L is most contracted to correct the displacement of the first hydraulic cylinder 3L, and the gate Tc becomes horizontal. Furthermore, when pressure oil is supplied, the relief valve 60 of the piston 3La of the first hydraulic cylinder 3L is opened.
[0069]
At this time, the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R, the first pipe 42 and the second pipe 43 are filled with pressures corresponding to the set pressures of the relief valves 60 and 60, respectively. Therefore, even if the load is placed on the gate Tc when the gate Tc is in the raised position, the gate Tc can be prevented from sinking against the load corresponding to the pressure, and the load can be safely gated. Can be loaded and unloaded on Tc.
[0070]
On the other hand, when a downward shift occurs on the second hydraulic cylinder 3R side and the right side portion of the gate Tc is inclined downward, the first hydraulic cylinder 3L and the second hydraulic cylinder 3R are retracted as described above to gate. When Tc is raised to the raised position, first, the first hydraulic cylinder 3L first completes degeneration. At this time, the check valve 47 of the first hydraulic cylinder 3L is in contact with the push rod 49 to allow the flow of pressure oil from the rod side chamber 3Lc to the non-rod side chamber 3Lb.
[0071]
If pressure oil is further supplied to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L in this state, the pressure in the rod side chamber 3Lc increases, and this pressure becomes higher than the set pressure of the relief valve 60 of the first hydraulic cylinder 3L. When the relief valve 60 is opened, the pressure oil in the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L flows into the rod side chamber 3Rc of the second hydraulic cylinder 3R through the communication passage 48 and the second pipe 43. As a result, the second hydraulic cylinder 3R is retracted upward and the displacement is corrected. Further, when the pressure oil is supplied, the pressure oil in the anti-rod side chamber 3Rb is returned to the reservoir tank 41d through the third pipe 44 due to the pressure increase. As a result, the second hydraulic cylinder 3R is most contracted, the deviation of the second hydraulic cylinder 3R is corrected, and the gate Tc becomes horizontal.
[0072]
At this time, the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R, the first pipe 42 and the second pipe 43 are filled with pressures corresponding to the set pressures of the relief valves 60 and 60, respectively. Therefore, even if the load is placed on the gate Tc when the gate Tc is in the raised position, the gate Tc can be prevented from sinking against the load corresponding to the pressure, and the load can be safely gated. Can be loaded and unloaded on Tc.
[0073]
Further, when the gate Tc is lowered as described above, if any obstacle comes into contact with the left side of the gate Tc to prevent the left side of the gate Tc from being lowered, the rod of the second hydraulic cylinder 3R Since the pressure oil in the side chamber 3Rc flows to the first pipe 42 side through the check valve 62 of the communication pipe 61, it is possible to prevent an excessive load from acting on the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L, as described above. The occurrence of buckling of the piston rod 3Ld can be prevented.
[0074]
That is, when the check valve 62 extends the first and second hydraulic cylinders 3L and 3R and lowers the gate Tc, the check valve 62 increases the pressure of the pressure oil on the side opposite to the rod side chamber 3Lc of the first hydraulic cylinder 3L. It functions as a buckling prevention means that prevents buckling of the piston rod 3Ld of the first hydraulic cylinder 3L.
[0075]
【The invention's effect】
As described above, according to the cylinder lifter of the gate lifter of the present invention, when the gate is placed at the raised position by the correction / enclosure means of the cylinder locker, the displacement of the expansion / contraction amount of the left and right hydraulic cylinders is automatically corrected. At the same time, by filling the rod side chambers, the first and second pipes with pressurized oil at a predetermined pressure, even if a load is placed on the gate at the raised position, the load corresponding to the enclosed pressure is obtained. On the other hand, sinking of the gate can be prevented, so that the load can be safely loaded and unloaded on the gate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of the vicinity of a rear portion of a track provided with a cylinder tuning device for a gate lifter according to the present invention.
FIG. 2 is a hydraulic circuit of a cylinder tuning device.
FIG. 3 is a circuit diagram showing another configuration of the hydraulic circuit of the cylinder tuning apparatus.
FIG. 4 is a circuit diagram showing still another configuration of the hydraulic circuit of the cylinder tuning apparatus.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a specific structure of a piston.
FIG. 6 is a hydraulic piping system diagram of a cylinder tuning apparatus according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
1 Gate lifter
2 props
3L 1st hydraulic cylinder
3Lb anti-rod side chamber
3Lc Rod side chamber
3Ld piston rod
3R 2nd hydraulic cylinder
3Rc Rod side chamber
3Rd piston rod
41d reservoir tank
42 First piping
43 Second piping
44 3rd piping
45 4th piping
46 Correction / enclosure circuit (correction / enclosure means)
46a Solenoid valve
46b Relief valve
47 Check valve
50 First correction / encapsulation circuit
50a First solenoid valve
50b First relief valve
51 Second correction / encapsulation circuit
51a Second solenoid valve
51b Second relief valve
52 5th piping
53 6th piping
55 Check valve
60 relief valve
62 Check valve

Claims (3)

第1油圧シリンダのピストンの反ロッド側室側面の受圧面積と、第2油圧シリンダのピストンのロッド側室側面の受圧面積とが同じになされ、第1油圧シリンダのロッド側室が駆動源に第1配管を介して連結されるとともに、第1油圧シリンダの反ロッド側室が第2油圧シリンダのロッド側室に第2配管を介して連結され、さらに第2油圧シリンダの反ロッド側室が大気に開放されているかもしくは第3配管を介してリザーバタンクに連結されてなり、第1油圧シリンダに対し駆動源から作動流体を給排して各シリンダのピストンロッドを同調させながら伸縮させることによって、これらピストンロッドに連結されたゲートを左右一対の支柱に沿って昇降させるゲートリフタにおいて、前記第1油圧シリンダのピストンに、通常、ロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを阻止するとともに、ピストンロッドが最も縮退した際にロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを許容するチェックバルブが内蔵され、また、前記第2配管の途中部とリザーバタンクとに第4配管が連結されるとともに、該第4配管に第2配管側から2位置切換タイプのソレノイドバルブとリリーフバルブとが順次設けられてなり、前記ソレノイドバルブは、第4配管の管路を閉じる位置と、ゲートを上昇させる上げスイッチの操作信号により第4配管の管路を開放する位置とに切換可能になされたことを特徴とするゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置。The pressure receiving area on the side of the non-rod side chamber of the piston of the first hydraulic cylinder is the same as the pressure receiving area of the side of the rod side chamber of the piston of the second hydraulic cylinder, and the rod side chamber of the first hydraulic cylinder uses the first pipe as a drive source. The anti-rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the rod side chamber of the second hydraulic cylinder via the second pipe, and the anti-rod side chamber of the second hydraulic cylinder is open to the atmosphere, or It is connected to the reservoir tank via the third pipe, and is connected to these piston rods by supplying and discharging the working fluid from the drive source to the first hydraulic cylinder and expanding and contracting the piston rods of each cylinder in synchronization. It was in Getorifuta for elevating along the pair of left and right posts of the gate, the piston of the first hydraulic cylinder, usually, the rod side chamber A check valve that prevents the flow of pressure oil to the anti-rod side chamber and allows the flow of pressure oil from the rod side chamber to the anti-rod side chamber when the piston rod is most retracted. A fourth pipe is connected to the intermediate part of the tank and the reservoir tank, and a two-position switching type solenoid valve and a relief valve are sequentially provided from the second pipe side to the fourth pipe. A gate sink prevention mechanism characterized in that it can be switched between a position for closing the pipe line of the fourth pipe and a position for opening the pipe line of the fourth pipe by an operation signal of the raising switch for raising the gate. Gate lifter cylinder tuning device. 第1油圧シリンダのピストンの反ロッド側室側面の受圧面積と、第2油圧シリンダのピストンのロッド側室側面の受圧面積とが同じになされ、第1油圧シリンダのロッド側室が駆動源に第1配管を介して連結されるとともに、第1油圧シリンダの反ロッド側室が第2油圧シリンダのロッド側室に第2配管を介して連結され、さらに第2油圧シリンダの反ロッド側室が大気に開放されているかもしくは第3配管を介してリザーバタンクに連結されてなり、第1油圧シリンダに対し駆動源から作動流体を給排して各シリンダのピストンロッドを同調させながら伸縮させることによって、これらピストンロッドに連結されたゲートを左右一対の支柱に沿って昇降させるゲートリフタにおいて、前記第1配管の途中部と第2配管の途中部とに第5配管が連結されるとともに、該第5配管に第1配管側から2位置切換タイプの第1ソレノイドバルブと第1リリーフバルブとが順次設けられる一方、前記第1リリーフバルブよりも下流側となる第5配管の途中部とリザーバタンクとに第6配管が連結されるとともに、該第6配管に第5配管側から2位置切換タイプのソレノイドバルブとリリーフバルブとが順次設けられてなり、第1、第2ソレノイドバルブは、第5、第6配管の管路を閉じる位置と、第1、第2油圧シリンダが最も縮退した際に、第5、第6配管の管路を開放する位置とに切換可能になされたことを特徴とするゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置。 The pressure receiving area on the side of the non-rod side chamber of the piston of the first hydraulic cylinder is the same as the pressure receiving area of the side of the rod side chamber of the piston of the second hydraulic cylinder, and the rod side chamber of the first hydraulic cylinder uses the first pipe as a drive source. The anti-rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the rod side chamber of the second hydraulic cylinder via the second pipe, and the anti-rod side chamber of the second hydraulic cylinder is open to the atmosphere, or It is connected to the reservoir tank via the third pipe, and is connected to these piston rods by supplying and discharging the working fluid from the drive source to the first hydraulic cylinder and expanding and contracting the piston rods of each cylinder in synchronization. In the gate lifter that moves the gate up and down along the pair of left and right columns, a fifth pipe is provided between the middle part of the first pipe and the middle part of the second pipe. The fifth pipe is connected to the fifth pipe from the first pipe side, and a two-position switching type first solenoid valve and a first relief valve are sequentially provided on the fifth pipe, and on the downstream side of the first relief valve. A sixth pipe is connected to the intermediate part of the tank and the reservoir tank, and a two-position switching type solenoid valve and a relief valve are sequentially provided from the fifth pipe side to the sixth pipe. The solenoid valve can be switched between a position for closing the pipelines of the fifth and sixth pipes and a position for opening the pipelines of the fifth and sixth pipes when the first and second hydraulic cylinders are most degenerated. cylinder tuning device Getorifuta having the features and to Ruge over preparative sink preventing mechanism that made the. 第1油圧シリンダのピストンの反ロッド側室側面の受圧面積と、第2油圧シリンダのピストンのロッド側室側面の受圧面積とが同じになされ、第1油圧シリンダのロッド側室が駆動源に第1配管を介して連結されるとともに、第1油圧シリンダの反ロッド側室が第2油圧シリンダのロッド側室に第2配管を介して連結され、さらに第2油圧シリンダの反ロッド側室が大気に開放されているかもしくは第3配管を介してリザーバタンクに連結されてなり、第1油圧シリンダに対し駆動源から作動流体を給排して各シリンダのピストンロッドを同調させながら伸縮させることによって、これらピストンロッドに連結されたゲートを左右一対の支柱に沿って昇降させるゲートリフタにおいて、前記第1、第2油圧シリンダの各ピストンにロッド側室と反ロッド側室とを連通する連通路がそれぞれ形成される一方、各連通路の反ロッド側室側にそれぞれチェックバルブが内蔵されるとともに、各連通路のロッド側室側にそれぞれリリーフバルブが内蔵され、前記各チェックバルブは、通ロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを阻止するとともに、ピストンロッドが最も縮退した際にロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを許容し、一方、リリーフバルブは、ロッド側室が所定の圧力以上になれば連通路を開放し、ロッド側室から反ロッド側室への圧油の流れを許容することを特徴とするゲート沈み防止機構を備えたゲートリフタのシリンダ同調装置。 The pressure receiving area on the side of the non-rod side chamber of the piston of the first hydraulic cylinder is the same as the pressure receiving area of the side of the rod side chamber of the piston of the second hydraulic cylinder, and the rod side chamber of the first hydraulic cylinder uses the first pipe as a drive source. The anti-rod side chamber of the first hydraulic cylinder is connected to the rod side chamber of the second hydraulic cylinder via the second pipe, and the anti-rod side chamber of the second hydraulic cylinder is open to the atmosphere, or It is connected to the reservoir tank via the third pipe, and is connected to these piston rods by supplying and discharging the working fluid from the drive source to the first hydraulic cylinder and expanding and contracting the piston rods of each cylinder in synchronization. In the gate lifter that moves the gate up and down along a pair of left and right columns, a rod side chamber is provided in each piston of the first and second hydraulic cylinders. While communicating passage for communicating the anti-rod side chamber is formed, respectively, with each check valve in the counter-rod-side chamber side of each communicating passage is built, each relief valve is incorporated in the rod-side chamber side of each communicating passage, the each check valve is normally, as well as blocking the flow of pressure oil to the counter rod-side chamber from the rod side chamber, the piston rod allows the flow of pressure oil to the counter rod-side chamber from rod side chamber when the most degenerate , hand, each relief valve, rod side chamber opens the communication passage if more than a predetermined pressure, features and to Ruge over the allowing hydraulic fluid flow in the counter-rod-side chamber from the rod side chamber Cylinder tuning device for gate lifter with a mechanism to prevent sinking.
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