JP4355198B2 - コンテンツのライセンス管理方法及びコンテンツ配信システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツのライセンス管理方法及びコンテンツ配信システムに関し、より特定的には、暗号化が施されたコンテンツを配信するサーバと、サーバから配信されるコンテンツを視聴ライセンスを用いて暗号解読する受信端末とで行われるライセンス管理方法、及びその方法を用いたコンテンツ配信システムに関する。
周知のように、デジタル放送やインターネットにおいて、映像、音楽、プログラム等の様々なコンテンツが、コンテンツの提供を行うサービス事業者のサーバからユーザの受信端末に向けて配信されている。これらのコンテンツは、1つ又は複数のリソース(データファイルやプログラムファイル等)で構成され、その種類は、ストリーム型コンテンツとマルチメディア型コンテンツとに大別される。ストリーム型コンテンツとは、MPEG2−TS等のストリームリソースのみで構成される映像音声中心のコンテンツである。マルチメディア型コンテンツとは、ストリームリソース、HTML/BML文書等のマルチメディアリソース、マルチメディアリソースから参照されるJPEGやPNG等のモノメディアリソース等の、複数のリソースで構成されるコンテンツである。
一般に、サービス事業者は、著作権保護を伴うコンテンツについて暗号化を施し、特定のユーザだけがそのコンテンツを視聴できるようにしている。ユーザは、暗号化が施されたコンテンツを視聴する場合、対価の支払いや個人情報の提供等を行うことで、サービス事業者が発行する暗号解読鍵を含んだ視聴ライセンスを取得して、コンテンツに施された暗号を解読することを行う(特許文献1を参照)。
特開2002−342518号公報
通常、サービス事業者は、著作権保護を伴いかつ複数のリソースで構成されるマルチメディア型コンテンツについては、1コンテンツを構成する複数のリソースをライセンス対象単位(スコープ)として、コンテンツ毎に1つの視聴ライセンスを付与することを行う。しかしながら、従来の技術では、ユーザ側の受信端末において、サービス事業者が設定したリソースとコンテンツとの関係を知るすべがない。従って、リソースにアクセスした時点で直ちにそのリソースがどのコンテンツに属しているか、すなわちどの視聴ライセンスに対応しているかを特定することができない。また、1コンテンツ内のリソースに複数の異なる暗号化が施されているような場合、ユーザ側の受信端末が、サービス事業者が設定したリソースと暗号化との関係を容易に把握するすべがない。
このため、上記特許文献1等の従来の技術では、コンテンツ内の暗号化が施されたリソースの全てに、暗号解読に必要な視聴ライセンスを特定する情報(例えば、ライセンスIDや暗号解読鍵)を付加しておき(図7の網掛け部)、受信端末がリソースにアクセスするたびに、この情報と受信端末側が有する情報との間でライセンス照合処理を行う必要があるという問題があった。このような、リソースアクセス毎のライセンス照合処理は、受信端末での視聴処理の遅延を招くことになる。
それ故に、本発明の目的は、視聴ライセンスを特定する情報をコンテンツ内のリソースに付加することなく、ユーザ側の受信端末において、リソースにアクセスした時点で直ちにそのリソースが対応する視聴ライセンスを特定することができる、コンテンツのライセンス管理方法及びコンテンツ配信システムを提供することである。
本発明は、複数のリソースで構成されるコンテンツを1つ以上格納するサーバと、サーバからコンテンツの配信を受ける受信端末とで構成されるコンテンツ配信システムで実行されるライセンス管理方法に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明のライセンス管理方法の主となる特徴は、コンテンツ毎に、コンテンツを構成する全てのリソースの視聴に必要な視聴ライセンスを特定するためのライセンス情報が用意されており、サーバが、受信端末から要求されるリソースを含むコンテンツが変更される場合、変更先のコンテンツのライセンス情報を受信端末へ通知し、受信端末が、サーバからライセンス情報の通知を受けると、次に新たな通知を受けるまで、当該ライセンス情報によって特定される視聴ライセンスを使用してサーバから配信されたリソースの視聴処理を実行することである。
より具体的には、コンテンツは、コンテンツ内で最初に参照される上位リソースと、上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、上位リソースの参照先情報及びライセンス情報を記述した起動文書とで構成され、他のコンテンツのリソースへアクセスするためのリンク情報に、他のコンテンツの起動文書を参照する情報が記述されている。サーバは、受信端末から受けるリソースへのアクセス要求が、起動文書の参照であるか否かを判断し、起動文書の参照でない場合には、アクセス要求されたリソースの提示を受信端末に対して行い、起動文書の参照である場合には、起動文書の記述に基づいて、上位リソースの提示及びライセンス情報の通知を受信端末に対して行う。受信端末は、サーバから通知されるライセンス情報を受信し、ライセンス情報が通知される毎に、当該ライセンス情報で特定される視聴ライセンスを視聴処理用に設定し、この設定された視聴ライセンスを用いて、サーバから配信されたリソースの視聴処理を実行する。
典型的には、起動文書のライセンス情報には、コンテンツ内のリソースに施された1つ又は複数の暗号を解読するための鍵を有する視聴ライセンスを識別する情報が記述されており、受信端末は、識別する情報によって視聴ライセンスを特定し、当該特定された視聴ライセンスが有する鍵を用いてリソースの暗号解読を行う。
ここで、起動文書のライセンス情報には、暗号化が施された各リソースと、その暗号を解読できる鍵との対応関係を示す情報がさらに記述されており、受信端末は、この対応関係を参照してリソースの暗号解読用の鍵を一意に特定できることが好ましい。
また、本発明は、複数のリソースで構成されるコンテンツを1つ以上格納するサーバと、サーバからコンテンツの配信を受ける受信端末とで構成されるコンテンツ配信システム及びこのコンテンツ配信システムを構成するサーバや受信端末にも向けられている。
サーバは、コンテンツ内で最初に参照される上位リソースと、上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、上位リソースの参照先情報及びコンテンツを構成する全てのリソースの視聴に必要な視聴ライセンスを特定するためのライセンス情報を少なくとも記述した起動文書とで構成され、他のコンテンツのリソースへアクセスするためのリンク情報に、他のコンテンツの起動文書を参照する情報が記述されたコンテンツを、格納するコンテンツ格納部と、受信端末からリソースへのアクセス要求を受け付け、要求が起動文書の参照でない場合には、要求されたリソースの提示を、要求が起動文書の参照である場合には、起動文書の記述に基づいて上位リソースの提示及びライセンス情報の通知を、受信端末に対して行う通信処理部とを備える。
受信端末は、サーバから通知されるライセンス情報を受信する通信処理部と、ライセンス情報が通知される毎に、当該ライセンス情報で特定される視聴ライセンスを視聴処理用に設定し、設定された視聴ライセンスを利用してサーバから配信されたリソースの視聴処理を実行する視聴処理部とを備える。
好ましくは、このコンテンツのライセンス管理方法は、一連の処理手順をコンテンツ配信システムを構成するサーバ及び受信端末に実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
上記のように、本発明によれば、サーバ側でコンテンツ毎に予めライセンス情報(を記述した起動文書)を生成しておき、視聴対象のコンテンツを変える時にだけ(起動文書の)ライセンス情報が受信端末に通知されるようにしている。そして、受信端末側は、ライセンス情報が通知される毎に、そのライセンス情報に対応する新たな視聴ライセンスをリソースの暗号解読用に設定する。この処理により、受信端末は、一旦ライセンス情報の通知を受けると、次に新たなライセンス情報の通知を受けるまで、視聴するリソースは全て同一のコンテンツに属しているリソースであることを容易に把握することができる。従って、視聴するリソースを変更するたびに、そのリソースが視聴ライセンスを有するコンテンツに属しているか否かを確認するライセンス照合処理を行う必要がなくなる。
また、ライセンス情報に、1コンテンツを構成する各リソースについて暗号解読鍵との対応関係を示す情報を含んでいれば、受信端末側でリソースと暗号解読鍵との対応付けを容易に行うことができる。また、サービス事業者にとっては、コンテンツの種類に関わらず、コンテンツのアクセス先として起動文書の参照先を指定すればよいため、コンテンツ選択画面の管理等が容易になるという効果も生じる。また、鍵に関する情報とリソースとが分離しているので、複数のコンテンツにおいて特定リソースをそれぞれ構成に含ませる必要がある場合には、所定の暗号化を施した1つの特定リソースを複数のコンテンツで共有して、暗号解読鍵をそれぞれの起動文書に記述することができる。さらに、リソースの種類によらず、暗号解読処理が統一して行えるので、受信端末側での処理が簡単になる。
以下の実施形態では、サービス事業者側のサーバに暗号化が施されたコンテンツが格納されており、ユーザ側の受信端末で暗号化コンテンツを視聴するためには、所定の視聴ライセンスを取得して暗号解読する必要がある形態のコンテンツ配信システムを一例に挙げて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムの概略構成図である。図1において、本実施形態のコンテンツ配信システムは、サービス事業者側のサーバ10とユーザ側の受信端末20とが、ネットワーク等の通信路30を介して接続される構成である。サーバ10は、通信処理部11と、コンテンツ格納部12と、ライセンス格納部13とを備える。受信端末20は、通信処理部21と、視聴処理部22と、出力処理部23とを備える。
まず、本実施形態のコンテンツ配信システムの各構成の概要を説明する。
サーバ10において、通信処理部11は、サービス事業者側の窓口となる機能を実現する構成部分であり、受信端末20からのアクセスを受けて、ライセンス情報の通知、リソースの配信及び視聴ライセンスの提供等を行う。コンテンツ格納部12は、後述する構成によるコンテンツ121〜12n(nは、1以上の整数)を格納している。ライセンス格納部13は、コンテンツ格納部12に格納されている各コンテンツ121〜12nに付与された視聴ライセンスを格納する。
受信端末20において、通信処理部21は、Webページを表示する等のブラウジング機能や、コンテンツ配信に関わる端末全体のシステム制御を担うクライアントアプリケーション機能等を実行する構成部分であり、サーバ10に対してリソースのアクセス要求、及びサーバ10からのライセンス情報の取得やリソースのダウンロード等を行う。視聴処理部22は、ダウンロードされたリソース及び取得した視聴ライセンスを格納する領域を有し、視聴ライセンスによるリソースの暗号解読処理を行う。出力処理部23は、視聴処理部22で暗号解読されたリソースの表示出力等を行う。
コンテンツ格納部12に格納されている各コンテンツ121〜12nは、図2に示すように、1つの上位リソース12b、少なくとも1つの下位リソース12c、及び1つの起動文書12aで構成される。上位リソース12bとは、コンテンツに関する初期情報の提示等を行うための、コンテンツ内で最初に参照されるリソース(INDEXのHTML)である。下位リソース12cとは、上位リソース12bから直接又は間接的に参照可能なリソース(MENU1,2のHTML等)である。起動文書12aとは、コンテンツを構成する各リソース12b,12cのライセンス管理処理(DRM処理)を一括して行うために設けられた情報ファイルであり、上位リソース12bの参照先情報、及びコンテンツを構成する各リソース12b,12cの視聴に必要な視聴ライセンスを特定するためのライセンス情報を、少なくとも記述する(図3)。なお、暗号化が不要なコンテンツに起動文書を設ける場合には、上位リソース12bの参照先情報だけが起動文書に記述されればよい。
暗号化が施された各コンテンツには、それぞれ固有の視聴ライセンスが予め付与されており、この視聴ライセンスは、識別情報(ライセンスID)によって一意に特定できるようになっている。ライセンス情報は、例えば図3に示すように、このライセンスIDと、1コンテンツを構成する各リソースについて暗号解読のために必要な鍵(暗号解読鍵)との対応関係を示す情報とから構成される。なお、このライセンスIDやリソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報は、起動文書から参照できる別ファイルの形態で管理してもよい。
また、各リソースにおいて、他のコンテンツへアクセスするためのリンク情報を記述する場合には、他のコンテンツの上位リソースへ直接アクセスする情報ではなく、起動文書を参照する情報が記述される。この記述ルールにより、あるコンテンツから他のコンテンツへ視聴対象が移ったときにだけ、コンテンツの起動文書が参照されることになり(図4)、視聴するコンテンツの遷移状態を判断できる。
ライセンス格納部13に格納されている視聴ライセンスは、図5に示すように、コンテンツを一意に特定できるライセンスIDと、ライセンスIDによって特定されるコンテンツを構成するリソースに施された暗号を解読するための暗号解読鍵とからなる。1コンテンツ内のリソースが、複数の鍵で暗号化されている場合には複数の暗号解読鍵(key1〜4)が視聴ライセンスに含まれ(図5(a))、単一の鍵で暗号化されている場合には1つの暗号解読鍵(key5)だけが視聴ライセンスに含まれる(図5(b))ことになる。なお、この実施形態では、視聴ライセンスとコンテンツとを同一のサーバ10で管理している例を説明するが、視聴ライセンスをコンテンツが格納されたサーバ10以外のサーバ(ライセンスサーバ等)で管理してもよい。
なお、リソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報は、ライセンス情報ではなく視聴ライセンスに記述してもよい。この場合、起動文書のライセンス情報には、リソースとリソースIDとの対応関係を示す情報を記述し、視聴ライセンスには、リソースIDと暗号解読鍵との対応関係を示す情報を記述すればよい。
次に、上記構成からなる本実施形態のコンテンツ配信システムで行われるコンテンツ視聴におけるライセンス管理方法を、図6を参照して説明する。図6は、受信端末20が行うライセンス管理方法の処理手順を示すフローチャートである。
特定のコンテンツの視聴にあたって、ユーザは、事前にこの特定のコンテンツの視聴ライセンスを取得する必要がある。例えば、コンテンツAとコンテンツBとを視聴したい場合には、ユーザの受信端末20は、サーバ10にアクセスして、コンテンツAの視聴ライセンス(ライセンスID:200)とコンテンツBの視聴ライセンス(ライセンスID:300)とを予め取得する。この視聴ライセンスの取得は、サービス事業者に対価の支払いや個人情報の提供等を行うことで行われる。サーバ10から取得した視聴ライセンスは、受信端末20の視聴処理部22に格納される。
実際にコンテンツのリソースを視聴する場合、ユーザは、希望するリソースへのアクセス要求を受信端末20に指示する(ステップS601)。受信端末20は、ユーザから指示されたアクセス要求が起動文書を参照するものか否かを判断する(ステップS602)。この判断は、リソース名等を確認する等によって行えばよい。
ユーザから指定されたアクセス要求が起動文書を参照するものである場合(ステップS602、Yes)、受信端末20は、起動文書をサーバ10に要求し、取得する(ステップS603、S604)。次に、受信端末20は、取得した起動文書に含まれているライセンス情報を抽出する(ステップS605)。そして、受信端末20は、抽出したライセンス情報に従って、ライセンス情報で指定される視聴ライセンスを暗号解読に使用する視聴ライセンスに設定する(ステップS606)。視聴ライセンスの設定が完了した場合、受信端末20は、起動文書に記述されている参照先情報を抽出し(ステップS607)、参照先情報で指定されている上位リソースへのアクセス要求をサーバ10に送信する(ステップS608)。これにより、受信端末20は、サーバ10から提示される上位リソースを取得する(ステップS609)。
一方、ユーザから指示されたアクセス要求が起動文書を参照するものではない場合(ステップS602、No)、受信端末20は、ユーザから指示されたアクセス要求をサーバ10に送信し(ステップS608)、サーバ10から提示されるアクセス要求したリソースを取得する(ステップS609)。なお、事前のダウンロード等によって、アクセス要求するリソースをすでに格納している場合、ステップS609では受信端末20によるリソースの取得は行われず、サーバ10から提示によるリソースの確認等が行われる。
そして、受信端末20は、設定されている視聴ライセンスに含まれる暗号解読鍵を用いて、取得したリソースに施されている暗号を解読する(ステップS610)。すなわち、ライセンス情報を新たに取得した場合には、取得した新たなライセンス情報に基づく暗号解読鍵を用いて、ライセンス情報を取得しなかった場合には、現在設定されているライセンス情報に基づく暗号解読鍵を用いて、リソースに施されている暗号を解読する。この、暗号解読されたリソースは、出力処理部23で画面表示される(ステップS611)。
なお、ライセンス情報が起動文書から参照できる別ファイルの形態で管理されている場合には、図7に示すようにステップS604で起動文書を取得した後、起動文書に記述された別ファイルの取得要求を行ってライセンス情報を別途取得する手順となる(ステップS701、S702)。また、アクセス要求が起動文書に対するものか否かの判断は、上記方法以外にも、サーバ10からダウンロードしたリソースの内容を確認して行ってもよい。
さらに、各視聴ライセンスに「X年Y月Z日まで視聴可能」、「1週間視聴可能」、「3回視聴可能」等のような利用条件を予め記載しておき、図6や図7のステップS610においてその利用条件をチェックし、利用条件を満たさない場合には暗号解読を行わない、といった処理を行うこともできる。これにより、より多様なコンテンツ販売形態を実現できる。
上述した例で具体的に説明すると、この処理によって次のようなライセンス管理が行われることになる。
他のコンテンツからコンテンツAに視聴対象を移した場合、最初にコンテンツAの起動文書にアクセスされる。従って、ライセンスID:200を含むライセンス情報が受信端末20に通知され、受信端末20においてライセンスID:200の視聴ライセンスが暗号解読用に設定される。この後、コンテンツA内で視聴するリソースを変えても、起動文書へのアクセスは発生しないため、受信端末20では、設定されたライセンスID:200の視聴ライセンスの暗号解読鍵で、リソースの暗号解読を継続して行う。
その後、コンテンツAからコンテンツBへ視聴対象を移した場合、最初にコンテンツBの起動文書にアクセスされる。従って、ライセンスID:300を含むライセンス情報が受信端末20に通知され、受信端末20においてライセンスID:300の視聴ライセンスが暗号解読用に新たに設定される(更新される)。この後、コンテンツB内で視聴するリソースを変えても、起動文書へのアクセスは発生しないため、受信端末20では、新たに設定されたライセンスID:300の視聴ライセンスの暗号解読鍵で、リソースの暗号解読を継続して行う。
さらにその後、他のコンテンツへ視聴対象を移した場合も、同様に最初にそのコンテンツの起動文書にアクセスされ、上述した処理が行われる。
以上のように、本発明の一実施形態に係るライセンス管理方法及びコンテンツ配信システムによれば、サーバ側でコンテンツ毎に予め起動文書を生成しておき、視聴対象のコンテンツを変える時にだけ起動文書のライセンス情報が受信端末に通知されるようにしている。そして、受信端末側は、ライセンス情報が通知される毎に、そのライセンス情報に対応する新たな視聴ライセンスをリソースの暗号解読用に設定する。
この処理により、受信端末は、一旦ライセンス情報の通知を受けると、次に新たなライセンス情報の通知を受けるまで、視聴するリソースは全て同一のコンテンツに属しているリソースであることを容易に把握することができる。従って、視聴するリソースを変更するたびに、そのリソースが視聴ライセンスを有するコンテンツに属しているか否かを確認するライセンス照合処理を行う必要がなくなる。
また、ライセンス情報は、1コンテンツを構成する各リソースについて暗号解読鍵との対応関係を示す情報を含んでいるため、受信端末側でリソースと暗号解読鍵との対応付けを容易に行うことができる。
また、サービス事業者にとっては、コンテンツの種類に関わらず、コンテンツのアクセス先として起動文書の参照先を指定すればよいため、コンテンツ選択画面の管理等が容易になるという効果も生じる。
また、鍵に関する情報とリソースとが分離しているので、複数のコンテンツにおいて特定リソースをそれぞれ構成に含ませる必要がある場合には、所定の暗号化を施した1つの特定リソースを複数のコンテンツで共有して、暗号解読鍵をそれぞれの起動文書に記述することができる。
さらに、リソースの種類によらず、暗号解読処理が統一して行えるので、受信端末側での処理が簡単になる。
なお、上記実施形態では、1コンテンツを構成する複数のリソースが同一サーバ内に格納されている場合を説明したが、これらのリソースは、複数のサーバに分散して格納されていても構わない。また、起動文書も複数のリソースと同一サーバ内に格納されている場合を説明したが、この起動文書も、リソースと分離して異なるサーバにまとめて格納されていても構わない。
また、上記実施形態では、ブラウザ機能で表示しているWebページ(ネットショップのHP等)のメニュー画面等から、各コンテンツの起動文書にアクセスする方法を説明した。しかし、このアクセス方法以外に、コンテンツのアクセス先(URL)等が記述されたメタデータを使用したアクセス方法も考えられる。この方法は、ブラウザとは異なる所定のアプリケーションを使用して、メタデータを格納したデータベースから所望のメタデータをダウンロードし、このメタデータから生成されるメニュー画面から直接コンテンツの起動文書にアクセスする方法である。
本発明は、暗号化が施されたコンテンツを所定の視聴ライセンスを用いて暗号解読するコンテンツ配信システム等に利用可能であり、特にコンテンツを構成する複数のリソースのライセンス管理をコンテンツ毎に一括して行う場合等に適している。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システムの概略構成図 コンテンツ格納部12に格納されているコンテンツの内部構成例を示す図 コンテンツに含まれる起動文書の一例を示す図 起動文書の記述ルールを説明する図 ライセンス格納部13に格納されている視聴ライセンスの一例を示す図 本発明の一実施形態に係るライセンス管理方法の処理手順を示すフローチャート 本発明の一実施形態に係るライセンス管理方法の処理手順を示す他のフローチャート 従来のコンテンツの内部構成例を示す図
符号の説明
10 サーバ
11、21 通信処理部
12 コンテンツ格納部
13 ライセンス格納部
20 受信端末
22 視聴処理部
23 出力処理部
30 通信路
121〜12n コンテンツ
12a 起動文書
12b 上位リソース
12c 下位リソース

Claims (8)

  1. 複数のリソース構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバと、当該サーバからコンテンツの配信を受ける受信端末とで構成される、コンテンツ配信システムにおいて
    実行されるライセンス管理方法であって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記受信端末において、ユーザから、何れかのリソースの中の前記他コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該他コンテンツリンク情報に記述された起動文書を参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該起動文書を要求し、ユーザから、何れかのリソースの中の前記自己コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該自己コンテンツリンク情報に記述されたリソースを参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該リソースを要求する第1要求ステップと、
    前記サーバにおいて、前記第1要求ステップによる前記受信端末から、前記起動文書の要求を受けた場合に、受信した前記起動文書を参照する情報により特定される起動文書を、前記受信端末に送信し、前記リソースの要求を受けた場合に、受信した前記リソースを参照する情報により特定されるリソースを、前記受信端末に送信する第1送信ステップと、
    前記受信端末において、前記第1送信ステップにより前記サーバから、前記起動文書を受信した場合に、当該起動文書に記述されたライセンス情報に含まれる、暗号化されているリソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報をライセンス格納領域に格納する格納ステップと、
    前記受信端末において、前記格納ステップの後に、受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報を抽出し、当該参照先情報をサーバへ送信することにより、当該上位リソースを要求する第2要求ステップと、
    前記サーバにおいて、前記第2要求ステップによる前記受信端末からの要求を受けて、当該要求に含まれる前記参照先情報により参照される上位リソースを、前記受信端末に送信する第2送信ステップと、
    前記受信端末において、前記第1送信ステップにより前記サーバから、前記リソースを受信した場合に、当該リソースが暗号化されているときには、前記ライセンス格納領域に格納されている既存の前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、リソースに施されている暗号を解読して提示し、前記第2送信ステップにより前記サーバから、前記上位リソースを受信した場合に、当該上位リソースが暗号化されているときには、前記格納ステップにより前記ライセンス格納領域に新たに格納された前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、当該上位リソースに施されている暗号を解読して提示する提示ステップと含むことを特徴とする、ライセンス管理方法。
  2. 複数のリソース構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバと、当該サーバからコンテンツの配信を受ける受信端末とで構成される、コンテンツ配信システムであって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記受信端末は、
    ユーザから、何れかのリソースの中の前記他コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該他コンテンツリンク情報に記述された起動文書を参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該起動文書を要求し、ユーザから、何れかのリソースの中の前記自己コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該自己コンテンツリンク情報に記述されたリソースを参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該リソースを要求する第1要求部と、
    前記サーバから、前記起動文書を受信した場合に、当該起動文書に記述されたライセンス情報に含まれる、暗号化されているリソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報をライセンス格納領域に格納する格納部と、
    前記格納部による処理の後に、受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報を抽出し、当該参照先情報をサーバへ送信することにより、当該上位リソースを要求する第2要求部と、
    前記サーバから、前記リソースを受信した場合に、当該リソースが暗号化されているときには、前記ライセンス格納領域に格納されている既存の前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、リソースに施されている暗号を解読して提示し、前記サーバから、前記上位リソースを受信した場合に、当該上位リソースが暗号化されているときには、前記格納部により前記ライセンス格納領域に新たに格納された前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、当該上位リソースに施されている暗号を解読して提示する提示部とを備え、
    前記サーバは、
    前記第1要求部による前記受信端末から、前記起動文書の要求を受けた場合に、受信した前記起動文書を参照する情報により特定される起動文書を、前記受信端末に送信し、前記リソースの要求を受けた場合に、受信した前記リソースを参照する情報により特定されるリソースを、前記受信端末に送信する第1送信部と、
    前記第2要求部による前記受信端末からの要求を受けて、当該要求に含まれる前記参照先情報により参照される上位リソースを、前記受信端末に送信する第2送信部とを備えることを特徴とする、コンテンツ配信システム。
  3. 受信端末へ配信する複数のリソース構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバであって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記受信端末から、前記起動文書の要求を受けた場合に、受信した前記起動文書を参照する情報により特定される起動文書を、前記受信端末に送信し、前記リソースの要求を受けた場合に、受信した前記リソースを参照する情報により特定されるリソースを、前記受信端末に送信する第1送信部と、
    前記受信端末からの要求を受けて、当該要求に、前記受信端末が受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報が含まれる場合には、当該要求に含まれる前記参照先情報により参照される上位リソースを、前記受信端末に送信する第2送信部とを備えることを特徴とする、サーバ。
  4. 複数のリソース構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバからコンテンツの配信を受ける受信端末であって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    ユーザから、何れかのリソースの中の前記他コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該他コンテンツリンク情報に記述された起動文書を参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該起動文書を要求し、ユーザから、何れかのリソースの中の前記自己コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該自己コンテンツリンク情報に記述されたリソースを参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該リソースを要求する第1要求部と、
    前記サーバから、前記起動文書を受信した場合に、当該起動文書に記述されたライセンス情報に含まれる、暗号化されているリソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報をライセンス格納領域に格納する格納部と、
    前記格納部による処理の後に、受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報を抽出し、当該参照先情報をサーバへ送信することにより、当該上位リソースを要求する第2要求部と、
    前記サーバから、前記上位リソース、又はその他のリソースを受信した場合に、当該上位リソース、又はその他のリソースが暗号化されているときには、前記ライセンス格納領域に格納されている前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、上位リソース、又はその他のリソースに施されている暗号を解読して提示する提示部とを備えることを特徴とする、受信端末。
  5. 受信端末へ配信する複数のリソース構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバにより実行されサーバプログラムであって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記サーバに、
    前記受信端末から、前記起動文書の要求を受けた場合に、受信した前記起動文書を参照する情報により特定される起動文書を、前記受信端末に送信し、前記リソースの要求を受けた場合に、受信した前記リソースを参照する情報により特定されるリソースを、前記受信端末に送信する第1送信ステップと、
    前記受信端末からの要求を受けて、当該要求に、前記受信端末が受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報が含まれる場合には、当該要求に含まれる前記参照先情報により参照される上位リソースを、前記受信端末に送信する第2送信ステップとを実行させることを特徴とするサーバプログラム。
  6. 複数のリソースを構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバからコンテンツの配信を受ける受信端末により実行される受信端末プログラムであって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記受信端末に、
    ユーザから、何れかのリソースの中の前記他コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該他コンテンツリンク情報に記述された起動文書を参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該起動文書を要求し、ユーザから、何れかのリソースの中の前記自己コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該自己コンテンツリンク情報に記述されたリソースを参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該リソースを要求する第1要求ステップと、
    前記サーバから、前記起動文書を受信した場合に、当該起動文書に記述されたライセンス情報に含まれる、暗号化されているリソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報をライセンス格納領域に格納する格納ステップと、
    前記格納ステップの後に、受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報を抽出し、当該参照先情報をサーバへ送信することにより、当該上位リソースを要求する第2要求ステップと、
    前記サーバから、前記上位リソース、又はその他のリソースを受信した場合に、当該上位リソース、又はその他のリソースが暗号化されているときには、前記ライセンス格納領域に格納されている既存の前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、上位リソース、又はその他のリソースに施されている暗号を解読して提示して提示する提示ステップとを実行させることを特徴とする、受信端末プログラム。
  7. 受信端末へ配信する複数のリソース構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバにより実行されサーバプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記サーバに、
    前記受信端末から、前記起動文書の要求を受けた場合に、受信した前記起動文書を参照する情報により特定される起動文書を、前記受信端末に送信し、前記リソースの要求を受けた場合に、受信した前記リソースを参照する情報により特定されるリソースを、前記受信端末に送信する第1送信ステップと、
    前記受信端末からの要求を受けて、当該要求に、前記受信端末が受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報が含まれる場合には、当該要求に含まれる前記参照先情報により参照される上位リソースを、前記受信端末に送信する第2送信ステップとを実行させることを特徴とするサーバプログラムを記録する、記録媒体。
  8. 複数のリソースを構成に含むコンテンツを1つ以上格納するサーバからコンテンツの配信を受ける受信端末により実行される受信端末プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンテンツは、
    自己のコンテンツ内の複数のリソースの中で最初に参照される1つの上位リソースと、
    前記上位リソースから参照可能な少なくとも1つの下位リソースと、
    前記上位リソースの参照先情報、及び自己のコンテンツ内の上位リソースと全ての下位リソースの視聴に必要なライセンス情報を記述した起動文書とにより構成され、
    前記コンテンツには、コンテンツを一意に特定できるライセンス識別情報が付与され、
    前記ライセンス情報は、
    対応するコンテンツ内の複数のリソース中の暗号化されているリソースの全てと、当該暗号化されているリソースの暗号を解読するための暗号解読鍵との対応関係を示す情報、及び当該対応するコンテンツに付与されているライセンス識別情報を含み、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には他のコンテンツのリソースへアクセスするための他コンテンツリンク情報が含まれ、当該他コンテンツリンク情報には、当該他のコンテンツの前記起動文書を参照する情報が記述され、
    コンテンツ内の何れかのリソースの中には自己のコンテンツのリソースへアクセスするための自己コンテンツリンク情報が含まれ、当該自己コンテンツリンク情報には、当該リソースを参照する情報が記述され、
    前記受信端末に、
    ユーザから、何れかのリソースの中の前記他コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該他コンテンツリンク情報に記述された起動文書を参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該起動文書を要求し、ユーザから、何れかのリソースの中の前記自己コンテンツリンク情報に基づく視聴対象の移行指示がなされた場合には、当該自己コンテンツリンク情報に記述されたリソースを参照する情報を、サーバへ送信することにより、当該リソースを要求する第1要求ステップと、
    前記サーバから、前記起動文書を受信した場合に、当該起動文書に記述されたライセンス情報に含まれる、暗号化されているリソースと暗号解読鍵との対応関係を示す情報をライセンス格納領域に格納する格納ステップと、
    前記格納ステップの後に、受信した前記起動文書に記述されている前記上位リソースの参照先情報を抽出し、当該参照先情報をサーバへ送信することにより、当該上位リソースを要求する第2要求ステップと、
    前記サーバから、前記上位リソース、又はその他のリソースを受信した場合に、当該上位リソース、又はその他のリソースが暗号化されているときには、前記ライセンス格納領域に格納されている既存の前記対応関係を示す情報に基づき一意に特定される暗号解読鍵を用いて、上位リソース、又はその他のリソースに施されている暗号を解読して提示して提示する提示ステップとを実行させることを特徴とする、受信端末プログラムを記録する、記録媒体。
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