JP4353518B2 - 超音波放射体、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 - Google Patents
超音波放射体、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4353518B2 JP4353518B2 JP2003433698A JP2003433698A JP4353518B2 JP 4353518 B2 JP4353518 B2 JP 4353518B2 JP 2003433698 A JP2003433698 A JP 2003433698A JP 2003433698 A JP2003433698 A JP 2003433698A JP 4353518 B2 JP4353518 B2 JP 4353518B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- radiating portion
- diameter
- radiator
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
例えば、特許文献1には、攪拌槽内の槽内壁に、超音波発振子が取り付けられ、超音波が槽中心に向けて発信されるものが反応装置が記載されている。
また、特許文献2には、有底円筒状の反応槽の中心に、超音波エネルギーを放射する円柱状または円筒状の放射体を配置し、放射体の側面、又は他端及び側面が放射面として反応槽内に超音波を放射する反応装置が記載されている。
さらに、放射体として、直径がλ/3〜λ/4の円柱状放射体あるいは円筒状放射体を用ている。この程度の細い径を持つ円柱などでは、長さをnλ/2となるように調整すると、共振による軸線方向の振動は励起され、軸線方向に大きく振動させることができる。従って、この円柱の先端方向へは強い超音波が放射できる。しかし、この円柱は、径が細いため、径方向には共振しておらず、径方向の振動は励起されにくい。具体的には、径方向には、縦振動による伸縮に伴い、ポアソン比に従って、径方向に伸縮する振動が現れるだけである。従って、この放射体を用いても、径方向(側面方向)への超音波振動の強度はさほど大きくできない。
しかし、このようにしても、先端面より先端側、基端面より基端側、及び径方向には超音波放射できても、斜め基端側や斜め先端側には超音波を放射できないため、超音波の音場はやはり不均一になる。
しかも、基端放射部が、径大放射部から基端側に離れるほど径方向の寸法が徐々に小さくなる形態を有している。このため、基端放射部の表面のうち、径大放射部の側面に続き、径大放射部から軸線方向基端側に離れるほど径方向の寸法が小さくなる部分の表面(傾斜面)からも、軸線方向及び径方向のいずれにも斜交する方向(斜め基端方向(径方向より基端側に傾いた方向))に超音波が放射される。
また同様に、先端放射部のうち、径大放射部の側面と先端上底面とを結ぶ面、あるいは先端放射部の表面からは、軸線方向及び径方向のいずれにも斜交する方向(斜め先端方向)に超音波が放射される。
このため、この超音波放射体を用いることで、超音波をその周囲の広い範囲亘って放射できるため、この超音波放射体の周囲に形成される超音波音場を均一になしやすい。
また、
同様に、先端上底面が実在する場合とは、先端放射部がテーパ形状など先端側ほど徐々にすぼまる形態であり、先端上底面が放射体の端面(先端面)として実在する形態が挙げられる。一方、先端上底面が仮想の場合とは、超音波放射体のうち、先端放射部はテーパ形状など先端側ほど徐々にすぼまる形態であり、一方、この先端上底部よりも先端側は、さらに、板状部(緩衝部)、基端側に接続される超音波振動子とは別の超音波振動子の一部(前面板など)、あるいはこの別の超音波振動子に結合される伝送棒が延在している場合であり、超音波放射体には実在しないが、テーパ形状の先端放射部の先端側の上底をなす端面として先端上底面を観念できる場合が挙げられる。
同様に、先端放射部も、径大放射部から先端上底面まで徐々に縮径する形態ならば良く、一定割合で縮径する場合(円錐台、角錐台形状)の他、なめらかな凹形状や、球面状などなめらかな凸形状などとしても良い。あるいは、径大放射部から先端側に徐々に縮径する形態ならば良く、錐状(円錐、角錐形状)の他、なめらかな凹形状や、球面状などなめらかな凸形状などとすることができる。なお、先端上底面を設ける場合、傾斜面の面積をある程度確保するために、先端上底面の径方向寸法を径大放射部の径方向寸法の60%以下とすると良い。
しかも、基端放射部が円錐台形状を有しているため、この基端放射部の表面からも、軸線方向及び径方向のいずれにも斜交する、斜め基端方向に超音波が放射できる。
また同様に、先端放射部が、円錐台形状を有しているので、先端放射部の先端上底面から軸線方向に超音波が放射されるほか、その側面から軸線方向及び径方向のいずれにも斜交する斜め先端方向にも超音波が放射できる。
このため、この超音波放射体を用いることで、超音波をその周囲の広い範囲に亘って放射できるため、この超音波放射体の周囲に形成される超音波音場を均一になしやすい。
λz=(E/ρ)1/2 … (1)
前記基端上底面の径方向寸法を、λz/2.6以下としてなる超音波放射体とすると良い。
しかるに、棒の径が大きくなると、縦振動のみならず、これをに直交する径方向振動(径方向伸縮波)が励起されるようになり、これらの波が相互に結合、影響し合うようになる。
このため、本発明の超音波放射体において、基端上底面を通じて、軸線方向の超音波振動を超音波放射体に与えて駆動しようとした場合、基端上底面の径方向寸法を、縦振動の波長λzに対しその半分(λz/2)程度以上の大きさとすると、基端上底面を通じて軸線方向の超音波振動を超音波放射体に与えても、この基端上底面において、径方向への振動の大きさが無視できなくなり、基端上底面を通じて、軸線方向の超音波振動を先端側に伝えるに当たっての効率が低下すると考えられる。
なお、基端上底面の径方向寸法は、上記の限定の範囲内で、超音波放射体に伝達すべき超音波エネルギーの大きさに応じて適宜選択すればよいが、大きな超音波エネルギーを伝達したい場合には、λz/4以上の径方向寸法としておくのが好ましい。
なお、超音波振動源としては、ボルト締めランジュバン型超音波振動子など公知の超音波振動子や、超音波振動子とこれに接続され、超音波エネルギーを伝送するための超音波伝送体とからなるものなどが挙げられる。また、複数の超音波振動子とこれらの振動エネルギーを集積して伝送するためのパワー合成装置とからなる超音波振動源も含まれる。
また、超音波処理としては、被処理物に対して超音波を照射することによって、所望の変化を被処理物に与えられる処理で有ればいずれの処理をも含む。例えば、超音波の照射による、乳化、分散、破砕、脱泡、化学反応の促進、汚泥の水処理、燃料改質、被洗浄物の洗浄などが挙げられる。
なお、基端放射部3の基端面3Bには、超音波伝送体30との結合のための連結ネジ孔9が穿設されている。
なお、超音波伝送体30のフランジ部31は、縦振動の節となって振動しない位置に選択されており、このフランジ部31で、図示しない公知の固着手段によって、超音波伝送体30が処理槽本体61に固着され、それによって、超音波振動子20及び超音波放射体1も処理槽本体61に固着されている。
そこで、本実施例の超音波放射体1においては、超音波放射体1の最大径Dmaxをλz/2.6さらにはλz/2を越える寸法とし、この超音波放射体1、特に径大放射部において、径方向振動が励起される形態としている。
そこで、本実施例では、縦振動及び径方向振動の音速と寸法との関係を勘案して、超音波放射体1の形状を、基端上底面3Bから所定周波数frの縦振動が伝えられると、軸線AX方向に一次共振するとともに、径大放射部2において、その径方向にも一次共振をする形状としてあり、具体的には、前述の形状としてある。
なお、図示していないが、位相φ=−90度の時点では、これとは逆に、径大放射部2については、その径が小さくなるとともに、超音波放射体1の厚みが大きくなるように変形する。また、図3においては、変形の様子を理解しやすくするため、変形量を強調して記載しているが、実際の変形量は、図3に示すより遙かに小さなものである。
かくして、本実施例の超音波放射体1を処理槽本体61内に設置して、超音波を放射させれば、径方向及び軸線方向に強力な超音波を放射できるだけでなく、傾斜面3S及び4Sから、超音波放射体1の斜め基端側や斜め先端側にも超音波を放射することができる。かくして、処理槽本体61内において生じる超音波の音場を均一にしやすい。従って、この超音波放射体1を用いた超音波処理装置100では、被処理流体Pの処理を均一にしやすくなる。
ついで、本実施例の第1の変形例を、図4を参照して説明する。本変形例1に係る超音波放射体101は、実施例と同じくステンレス鋼からなる。また、実施例の超音波放射体1(図2参照)と比較すれば容易に理解できるように、径大放射部102、基端放射部103,先端放射部104は、それぞれ実施例の径大放射部2、基端放射部3、先端放射部4とほぼ同様の形状である。
さらに、本実施例の第2の変形例を、図5を参照して説明する。本変形例2に係る超音波放射体201は、実施例と同じくステンレス鋼からなる。しかし、実施例の超音波放射体1(図2参照)と比較すれば容易に理解できるように、実施例における、超音波放射体1と超音波伝送体30とを一体に形成したものである点で異なる。即ち、前述した実施例では、超音波放射体1を超音波伝送体30と連結ネジ42で連結した。これに対し、本変形例2の超音波放射体201は、径大放射部202、基端放射部203,先端放射部204からなる放射部207のほか、超音波伝送部205を一体に備えている。また、この超音波放射体201は、超音波伝送部205において、その連結面205Cに、超音波振動子20との連結のための連結ネジ孔205Nを有している。
例えば、変形例2の超音波放射装置210において、放射部207を、変形例1と同様の放射部107の形態に、つまりさらに、基端板状部及び先端板状部を設けた形状としても良い。
さらに、上記実施例等では、いずれも径大放射部2等を円柱形状としたが、例えば正八角柱などの角柱形状としても良い。これに伴い、基端放射部及び先端放射部も角錐台形状とすることができる。但し、放射される超音波の強度が、軸線AXの周方向について変動する場合があるから、円柱形状とするのが好ましい。
また、上記実施例では、超音波振動子20として、圧電セラミックを用いたボルト締めランジュバン型超音波振動子を用いた例を示したが、超音波振動を発生できる超音波振動子で有れば良く、磁歪材料、電歪材料を用いた超音波振動子などを用いることもできる。
また、実施例等では、処理槽に被処理流体Pを満たし、この被処理流体について、乳化等の処理を行う例を示した。しかし、処理槽に水や洗浄液などと、機械部品その他の被処理物とを入れ、超音波により被処理物の洗浄を行うこともできる。
P 被処理流体
1,101,201 超音波放射体
2,102,202 径大放射部
2S,102S,202S 側面
3,103,203 基端放射部
3S,103S,203S 傾斜面
3B,203B 基端上底面(実在)、基端面
103B 基端上底面(仮想)
4,104,204 先端放射部
4S,104S,204S 傾斜面
4T,204T 先端上底面(実在)、先端面
104T 先端上底面(仮想)
105 基端板状部
105B 基端面
106 先端板状部
106T 先端面
205 超音波伝送部
205C 連結面
205F フランジ部
7,107,207 放射部
9,109,205N 連結ネジ孔
10,210 超音波放射装置
20 超音波振動子
30 超音波伝送体
31 フランジ部
40 超音波振動源
41,42 連結ネジ
50 超音波発振回路
60 処理槽
61 処理槽本体
62 流入管
63 流出管
100,200 超音波処理装置
Claims (5)
- 軸線方向に直交する径方向について最も大きな径方向寸法を有し、円柱状または多角柱状の側面を有する径大放射部と、
上記径大放射部の上記軸線方向基端側に隣接する基端放射部であって、
径大放射部よりも径方向寸法が小さく、実在または仮想の基端上底面を含み、
上記径大放射部から上記基端上底面に近づくほど上記径方向の寸法が小さくなる形態を有する
基端放射部と、
上記径大放射部の上記軸線方向先端側に隣接する先端放射部であって、
径大放射部よりも径方向寸法が小さく、実在または仮想の先端上底面を含み、上記径大放射部から上記先端上底面に近づくほど上記径方向の寸法が小さくなる形態、または、
上記径大放射部から上記軸線方向先端側に離れるほど上記径方向の寸法が小さくなる形態、を有する
先端放射部と、
を含む放射部、を備える超音波放射体であって、
上記放射部は、
この超音波放射体に所定周波数の超音波振動を加えたとき、
上記軸線方向に一次共振するとともに、
上記径大放射部で上記径方向に一次共振する
形状を有する
超音波放射体。 - 軸線方向に直交する径方向について最も大きな径方向寸法を有し、円柱状の側面を有する径大放射部と、
上記径大放射部の上記軸線方向基端側に隣接する基端放射部であって、
径大放射部よりも径方向寸法が小さく、実在または仮想の基端上底面を含み、
上記径大放射部から上記基端上底面に近づくほど上記径方向の寸法が小さくなる円錐台形状を有する
基端放射部と、
上記径大放射部の上記軸線方向先端側に隣接する先端放射部であって、
径大放射部よりも径方向寸法が小さく、実在または仮想の先端上底面を含み、
上記径大放射部から上記先端上底面に近づくほど上記径方向の寸法が小さくなる円錐台形状を有する
先端放射部と、
を含む放射部、を備える超音波放射体であって、
上記放射部は、
この超音波放射体に所定周波数の超音波振動を加えたとき、
上記軸線方向に一次共振するとともに、
上記径大放射部で上記径方向に上記軸線方向の一次共振とは逆相の一次共振をする
形状を有する
超音波放射体。 - 請求項1または請求項2に記載の超音波放射体であって、
この超音波放射体の放射部をなす材質のヤング率E及び密度ρ、前記所定周波数frを用い、下記式(1)によって得た縦振動の波長λzに対し、
λz=(E/ρ)1/2/fr … (1)
前記基端上底面の径方向寸法を、λz/2.6以下としてなる
超音波放射体。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の超音波放射体と、
この超音波放射体に固着され、前記基端上底面を通じて超音波振動を与える超音波振動源と、
を含む
超音波放射装置。 - 被処理物である流体または流体と被処理物とを収容する処理槽と、
上記処理槽内に少なくとも前記放射部を配置してなる請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の超音波放射体と、
この超音波放射体に固着され、前記基端上底面を通じて超音波振動を与える超音波振動源と、
を含む
超音波処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003433698A JP4353518B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 超音波放射体、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003433698A JP4353518B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 超音波放射体、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005192113A JP2005192113A (ja) | 2005-07-14 |
JP4353518B2 true JP4353518B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
ID=34791006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003433698A Expired - Fee Related JP4353518B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 超音波放射体、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4353518B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102052187B1 (ko) * | 2017-02-06 | 2019-12-04 | 포항공과대학교 산학협력단 | 초음파 방사기 및 초음파 방사기용 방사판의 제조 방법 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003433698A patent/JP4353518B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005192113A (ja) | 2005-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8651230B2 (en) | High capacity ultrasonic reactor system | |
JP4903961B2 (ja) | 横方向モードで作動する超音波医療装置 | |
US7395827B2 (en) | Apparatus to produce acoustic cavitation in a liquid insonification medium | |
US8439938B2 (en) | Variable frequency phacoemulsification handpiece | |
US20050260106A1 (en) | Ultrasonic reactor and process for ultrasonic treatment of materials | |
TWI413553B (zh) | 產生超音波振動的裝置 | |
CN103028540B (zh) | 超声波工具头 | |
JP6902787B2 (ja) | 超音波発生装置、振動板ユニット | |
JP4278095B2 (ja) | 超音波放射体、超音波放射ユニット、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 | |
EP2195122B1 (en) | High capacity ultrasonic reactor system | |
JP5887588B2 (ja) | 超音波放射装置、超音波処理装置 | |
JP4353518B2 (ja) | 超音波放射体、超音波放射装置、及びこれを用いた超音波処理装置 | |
JP4883617B2 (ja) | 超音波多周波振動体、超音波振動ユニット、超音波振動装置、超音波処理装置、先端面超音波放射装置、先端面超音波受波装置、及び、超音波加工装置 | |
RU2332266C1 (ru) | Ультразвуковая колебательная система | |
JP2006228831A (ja) | 超音波振動切削装置 | |
US20040251780A1 (en) | Advanced ceramics in ultrasonic transducerized devices | |
US20160136598A1 (en) | Ultrasonic system for mixing multiphase media and liquids, and associated method | |
RU2222387C1 (ru) | Ультразвуковой пьезоэлектрический преобразователь проходного типа | |
JP2004337800A (ja) | 超音波キャビテーション発生装置 | |
RU2744826C1 (ru) | Пьезоэлектрическая колебательная система для ультразвукового воздействия на газовые среды | |
US10562068B2 (en) | Ultrasonic device having large radiating area | |
RU2266805C1 (ru) | Ультразвуковой обрабатывающий инструмент | |
JP3164155U (ja) | 超音波反応装置 | |
RU25700U1 (ru) | Ультразвуковой пьезоэлектрический преобразователь проходного типа | |
JPH04112784A (ja) | 超音波破砕器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090707 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4353518 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |