JP4352232B2 - タグ連結装置 - Google Patents
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Description
この技術は、カード又はタグ等の媒体に組み込まれたICチップに、電波を用いてデータを記録し、あるいは読み出すもので、アンテナを介した無線通信によって認識するものである。
この技術の注目される理由は、バーコードに比べ記憶させることができる情報量が桁違いに大きいこと、無線通信で行えるため、バーコードのような接触型に近いものとは比べものにならないほど離れた距離で通信できること、さらには、バーコードが個々に通信処理を行わなければならないのに比べ、RFIDは、通信処理をまとめて行うことができること、そしてさらには、商品の生産から消費までのトレーサビリティが可能であること等、その効果は計り知れないものがあって、各分野では、早くから導入の検討を行っている状況にある。
しかし現状は、各分野でRFIDの導入検討をしているものの、未だ、導入事例が極めて少なく、現時点では調査、市場実験を一部実施若しくは計画している段階にある。
これは、RFIDが新技術であるために、ICタグを商品や、各種物品にどのように取り付けるのかが定まっていないこと及び、ICタグがコスト高になり、高級品には何とか使用できるものの、それ以外には、コスト面が壁になって導入できない状況になっていることが、その理由である。
したがって、市場実験に於いては、取りあえず、ICタグをプラスチックシートに形成し、これを紙とラミネートし商品や物品に直接接着したり、あるいは、商品や物品に封筒等を固定しこの封筒の中にICタグを入れて実験を行うようにしている。
一方、ICタグを商品等に取り付ける方法として、普及しているプライスタグやブランドタグを商品に取り付けるタグピンと称する係止片や、封緘具を使用することも考えられる。
また、ICタグは高価であるため、これが消費者まで渡るシステムにすると、安い商品には取り付けることが不可能であり、これを回収するシステムを作ることがICタグ早期普及の大きなポイントになる。
この場合、ICタグと、通常のブランドタグやプライスタグを、一つの係止片又は封緘具等の連結具で取り付けると、ICタグの回収時にブランドタグやプライスタグが同時に商品から分離されてしまうことになって、消費者まで情報が伝達されない等の不都合が生じる。
この不都合を解消するには、ブランドタグとプライスタグを別の係止片や封緘具で商品に取り付ける必要があり、これまでに比べ二重の手間がかかること及び商品に、複数の係止片若しくは封緘具と各種タグとがぶら下がるので、商品の美観上好ましくない。
すなわち、頭部から帯状部を延設し、これら頭部と帯状部に、それらが互いに係止し合う係止機構か、若しくは、前記帯状部の前記頭部と反対側の部位に他の物品と協働して係止する係止機構を設けた連結具と、この連結具から独立して形成したタグとを着脱する機構をこれら連結具とタグとに設け、この着脱機構は、少なくとも前記連結具から前記タグを外す時にこの連結具を外さずに外的操作機構により前記連結具と前記タグを分離するようにしたタグ連結装置を提供する。
頭部の外周の一部に溝を形成し、ボス部を、頭部の外周に嵌まる筒状にするとともに、このボス部の内側の位置に、前記溝に係脱すべくこの溝と対向する爪を設け、この爪は、一旦前記溝に嵌まると、頭部をボス部から抜く方向には前記溝と協働して頭部とボス部を係止し、頭部にボス部を差し込む方向には頭部に設けたストッパーにより、ボス部の動作を規制し、更に、頭部の前記ストッパー側から前記爪に至るまで、頭部外周とボス部内周の間に外部から差し込める外的操作機構用の隙間を設ける。
頭部の外周の一部に溝を形成し、ボス部を、頭部の外周に嵌まる筒状にするとともに、このボス部の内側の位置に、前記溝に係脱すべくこの溝と対向する爪を設け、この爪は、一旦前記溝に嵌まると、頭部をボス部から抜く方向には前記溝と協働して頭部とボス部を係止し、頭部にボス部を差し込む方向には、ボス部の差し込み口の反対側を少なくとも一部を有底構造としてボス部の動作を規制し、更に、ボス部の前記差し込み口側から前記爪に至るまでの頭部外周とボス部内周の間に、外部から差し込める外的操作機構用の隙間を設ける。
一端部分を枢支した雄アームと、この雄アームと対向し一端部分を枢支した雌アームとでボス部を形成し、これら雄アームと雌アームの他端部分は、タグ未使用状態では開口し、使用状態では閉口して雄アームと雌アーム間に連結具に取り付ける穴を形成する一方、前記雄アームからは、雌アーム側に向かって延設したフックを配備し、雌アームには前記フックと対向する位置に、このフックを掛けるための係止部を形成し、更に、フックと係止部の係合状態時に、このフックが係合状態を解かれる方向に、このフックを押す外的操作機構用の穴を形成する。
頭部と反対側の帯状部の自由端部分に縮小拡大可能な矢尻状の結合部を設けるとともに、この結合部と頭部間部分の帯状部をフィラメント状に形成する一方、頭部には、前記結合部の係止部分を形成し、前記係止部分は、前記結合部の拡大時の外形寸法よりも小形で、縮小時の外形寸法よりも大形の穴を持つ固定歯にする。
頭部と反対側の帯状部の自由端部分に矢尻状の結合部を設けるとともに、この結合部と頭部間部分の帯状部をフィラメント状に形成する一方、頭部には、前記結合部の係止部分を形成し、加えて前記係止部分を縮小拡大可能な挿通孔状に形成し、さらに、この挿通孔を縮小時に前記結合部の外形寸法よりも小形で、拡大時に前記結合部の外形寸法よりも大形にする。
大形部と小形部とを交互に複数設けた帯状部と、係止部分を中空コレット状の複数の可撓爪とした頭部とで形成し、前記可撓爪は、前記大形部が中空部分を通過するときに外側に広がって帯状部を順送し、前記小形部分が通過するときには、自身の弾性力で元の位置に復帰して帯状部の逆送を防止するように構成する。
鋸歯状の歯を形成した帯状部と、前記鋸歯状の歯と係脱する爪を有する頭部とで形成し、この爪は、一方向に前記鋸歯状の歯と係合離脱し、逆方向には帯状部の移動を阻止すべく構成する。
フィラメント状にした帯状部と、この帯状部の頭部と反対側の部位に前記帯状部と交差する姿勢で設けた横棒と、この横棒が通過する他の物品とで構成するとともに、前記横棒が前記帯状部と並行状態の姿勢時に他の物品を貫通し、他の物品を貫通後に再び前記帯状部に対して前記横棒が交差する姿勢にすべく、これら帯状部と横棒の取付関係を形成する。
すなわち、頭部と帯状部を互いに係止させて封緘する状態、若しくは、帯状部の頭部と反対側の部位と他の物品との協働により係止させる状態の前後で、この連結具から独立して形成したタグとを取り付ける。そして、タグを連結具から外す時は、連結具を外さずに外的操作機構により前記タグと連結具を分離する。これらタグと連結具の分離後でも、連結具は、封緘状態若しくは他の物品との係止状態を保持している。
したがって、連結具を切断しないで、タグを外すことになる。換言すれば、流通過程の途中でタグの着脱を行うことができる。
また、連結具とタグの分離は外的操作機構を用いるので、操作方法を知り得る特定の者以外は開錠できず安全性が確保される。
したがって、タグの着脱が極めて簡単になる。
したがって、タグの着脱が極めて簡単になるとともに、ボス部の有底部分の存在により、悪意を持った封緘解除操作を防止できる。また、頭部に突出部がないため、タグを外した後に、例えば商品等に連結具をそのまま残しても、商品に傷を付けることもない。
一方、雄アームと雌アームの係合を解除する場合は、外的操作機構用の穴から操作すると、この操作によりフックは係合を解かれる方向に押され、雄アームと雌アームの係合が解除される。
したがって、封緘状態になる連結具の場合には、予め閉口状態にした雄アームと雌アームを、帯状部に通して連結具を封緘状態にすることができ、他のタグと一緒に商品等に取り付けることができる。この場合は、現在流通している通常の封緘具等を使用できる。
また、どのタイプの連結具であっても、頭部に雄アームと雌アームの閉口状態時の連結具に取り付ける穴と係合する溝を頭部に設ければ、連結具の商品等への取付前後を問わず、開口状態の雄アームと雌アームで、頭部を挟み込むようにして頭部とタグを連結できる。
この結合部が係止部分をくぐり抜けたところでこの係止部分は元の状態の戻り、結合部と頭部は係止される。したがって、簡単な機構で作業性を良くできる。
連結具とは、商品等に取り付けるブランドタグやプライスタグ等の表示用連結具類の他、セキュリティを要求される封緘作業に使用するもの、テーマパーク等の入出場や乗り物券用の封緘具、病院等で識別用に使用する封緘具及び各種ケーブルや複数の物品を結束や連結するために使用する封緘具等を言う。
まず、連結具Cについて説明すれば、図1,2において、頭部11aからは、帯状部21aを延設し、合成樹脂で一体的に形成している。この帯状部21aはフィラメント212a状に形成する。この場合帯状部21aは、当初少し太めのフィラメント状に短く作っておき、その長手方向に延伸することにより分子配向させながら細く長くする。この延伸させることによる利点は、ポリアミド、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を原料として射出成形する場合、成形当初は帯状部21aが太いため、樹脂の流動性が良く成形しやすい。また、延伸後は、分子配向により、帯状部21aの長手方向の引張強度を大きくすることができる上に、曲げ方向には弱く帯状部としての柔軟性を得ることができる。なお、帯状部21aは、上記の利点を得るためには延伸した方が望ましいが、強度や柔軟性が重要でない場合は、未延伸としても良い。
また、頭部11aには、結合部211aの係止部分を形成している。この係止部分は、結合部211a(羽根213a)の拡大時の外形寸法よりも小形で、縮小時の外形寸法よりも大形の穴112aを持つ固定歯111aにしている。
まず、頭部11a側に配置した着脱機構は、図1に示すように、頭部の一端部に鍔状のストッパー114aを設けるとともに、頭部11aの外周部には、その軸線方向に溝113aを形成している。この溝113aは、図1のように、ストッパー114aと反対側の端部を急速な立ち上がり壁115aに形成し、その反対側の端部をストッパー114aを貫通し、後述する外的操作機構の隙間と兼用するように形成している。
一方、ボス31a側に配置した着脱機構は、図3,4に示すように、ボス部31aを、頭部11aの外周に嵌まる筒状に形成している。ボス部31aの内側には、このボス部31aを頭部11aに嵌め込んだときに頭部11aの溝113aと対抗する位置に、爪311aを配備している。爪311aは、頭部11aに嵌め込んだときに頭部11a外周により図7の仮想線位置まで撓み、溝113aと相対したときに爪311a自身の弾性力で溝113a内に入るように形成している。
図5において、まず、タグTのボス部31aを連結具Cの頭部11aに図の姿勢で差し込む。
この際、ボス部31aの爪311aは、頭部11a外周により図7の仮想線位置まで撓み、溝113aと相対したときに爪311a自身の弾性力で溝113a内に入る。
なお、この差込動作中、ボス部31aの差込先端側の端面116aは、ストッパー114aにより差し込み方向への動作を規制されるが、端面116aがストッパー114aに接触した時に、すでに爪311aが溝113a内に入っていて、爪311aの先端と立ち上がり壁115aの間に僅かな隙間が残るようにして、爪311aが確実に溝113a内に収まるようにするのが良い。
この状態では、タグTのボス部31aは、端面116aがストッパー114aにより、また、爪311aが立ち上がり壁115aに、それぞれ規制されて、連結具Cの頭部11aとタグTのボス部31aを容易に分離することはできない状態となる。
すなわち、連結具CとタグTの取り付け及び、連結具Cの頭部11aと結合部211aとの取り付けが、共に単に差し込み作業だけで行えるので、図8に示すように、商品GにタグTや他のタグPを取り付けする際、その作業性が極めて良くなる。
なお、この実施の形態では、結合部211aを縮小拡大可能にし、頭部11aの係止部分を固定歯111aにしたが、図示はしないが、例えば、上記実施の形態に示すような結合部211aの空洞部214aをなくして無垢状態とし、頭部の係止部分を、上記実施の形態で言う固定歯部分にラジアル方向の溝をつけたり、若しくは固定歯部分を薄くしたりして可撓性とすることによって、この固定歯部分を縮小拡大可能にしてもよい。
次に、連結具CとタグTの着脱機構のうち、図8の状態の連結具CからタグTを外す機構について説明する。
図9〜図10において、連結具CからタグTを外すための外的操作機構Kは、この外的操作機構K用の隙間を兼用した溝113aに抜き差しできる、いわゆる特殊冶具のような鍵41aと鍵41bを備えた鍵機構41を、連結具Cとは別個に設けて成る。
鍵41aは図9の上部の爪311aを、また、鍵41bは図9の下部の爪311aをそれぞれ起こすためのものであって、鍵41a鍵41bの有効長さとして、少なくとも、ストッパー114aの外端面から、立ち上がり壁115aまでの距離に見合う長さを付与する。
さて、連結具CからタグTを外すには、図10に示すように、鍵機構41の鍵41aと鍵41bを溝113aから差し込むと、鍵41aと鍵41bは溝113aに沿って爪311a方向に進み、やがて鍵41aと鍵41bの先端部分が爪311aを内側から外側に広げて起こすことになる。この作用により、爪311aは、溝113aの立ち上がり壁115aから外れるため、鍵41aと鍵41bを溝113aに差し込んだまま、タグTを、連結具Cから図10において左方向に移動させて、タグTを、連結具Cから分離する。
その後、鍵機構41を頭部11aから抜けば、商品Gには、連結具Cと他のタグPが残ることになる。
ICタグT1を商品Gに取り付けることにより、無線信号で、各種情報を顧客に開示したり、現在主流になっているバーコードに替えて、代金の精算を複数の商品一括で行うことができ、商品販売用のタグや盗難防止用のタグとしても活用できる他、出入庫、経由場所、現在地及び取り付けた物品の内容等を確認することができ等、商品のトレーサビリティが可能となる。
また、連結具CとタグTの分離は外的操作機構Kである鍵機構41を用いるので、操作方法を知り得る特定の者以外は開錠できず安全性が確保することができる上、鍵機構41にしたことにより高度なセキュリティを確保できる。
なお、加えて、タグTの着脱の作用効果について述べれば、タグTのボス部31aを頭部11aに差し込むとボス部31aの爪311aが頭部11aの溝113aに入り、差し込み方向と反対側には爪311aと溝113aとの関係で抜けることはなく、差し込み方向にはボス部31aがストッパー114aによりその動きを規制される。また、頭部11aからボス部31aを外すときには、ストッパー114a側の隙間(溝113a)から外的操作をすると、溝113aの中にあった爪311aはボス31aの内側寄りに移動し、爪311aと溝113aとの関係が解除され、頭部11aからボス部31aを抜くことができることから判るように、タグTの着脱が極めて簡単になり、加えて連結具Cに対するタグTの位置関係が固定されるので、タグTを外す際に外的操作がしやすくなり、さらに、この外的操作は、溝113aに沿って行うので確実に爪311aを移動できる等多くの作用効果を奏することができる。
なお、
なお、この実施の形態の説明において、次に説明する部分以外については第一の実施の形態と同様なので説明を省略する。
図14〜16において、着脱機構は、連結具Cの頭部11aとタグTに形成したボス部31bに配置する。
まず、頭部11a側に配置した着脱機構は、頭部11aの外周部に、その円周方向に溝113bを形成している。この溝113bは、図14のように、両端部を急速な立ち上がり壁115a、115bに形成している。
一方、ボス31b側に配置した着脱機構は、ボス部31bを、頭部11aの外周に嵌まる筒状に形成している。ボス部31bの内側には、このボス部31bを頭部11aに嵌め込んだときに頭部11aの溝113bと対抗する位置に、爪311bを配備している。爪311bは、頭部11aに嵌め込んだときに、第一の実施の形態と同様に、頭部11a外周に沿って撓み、溝113bと相対したときに爪311b自身の弾性力で溝113b内に入るように形成している。
また、ボス部31bの頭部11aの外周に嵌まる穴は、頭部11aへの差込み方向と反対側は一部が壁312bにより塞がれ、いわゆる有底構造となっている。この場合、金型等で爪311bを形成するに必要な窓313bを設けると、大量生産する場合に好都合である。
さらに、ボス部31b穴内壁は、爪311bから差込み口314bまでの間に、ボス部31bの軸線方向に沿う溝状の隙間315bを設けている。
図14において、まず、タグTのボス部31bを連結具Cの頭部11aに図の姿勢で差し込む。
この際、ボス部31bの爪311bは、頭部11a外周に沿って撓み、溝113bと相対したときに爪311b自身の弾性力で溝113b内に入る。
なお、この差込動作中、頭部11aの差込先端側の端面116bは、壁312bにより差し込み方向への動作を規制されるが、端面116bが壁312bに衝突した時に、すでに爪311bが溝113b内に入っていて、爪311bの先端と立ち上がり壁115bの間に僅かな隙間が残るようにして、爪311bが確実に溝113b内に収まるようにするのが良い。
この状態では、タグTのボス部31bは、端面116bが壁312bにより、また、爪311bが立ち上がり壁115aに、それぞれ規制されて、連結具Cの頭部11aとタグTのボス部31bを容易に分離することはできない状態となる。
また、ボス部31bの壁312bの存在により、悪意を持った封緘解除操作を防止できる。
さらに、頭部11aに突出部がないため、タグTを外した後に例えば商品等に連結具Cをそのまま残しても商品に傷を付けることもない他、第一の実施の形態に記載した作用効果を奏する。
この実施の形態は、タグTに形成したボス部31cを概略C形状に形成することにより、ボス部31cに開口部323を設け、この開口部323を開閉するようにしたもので、連結具Cは、例えば、図38に示す現在普及している係止片Pnや図39〜図44に示す封緘具等をそのまま使用できるようにしている。
なお、ここでは、前出の実施の形態と相違する着脱機構及びタグの封緘具等への連結についてのみの説明とする。
すなわち、着脱機構は、図17、18において雄アーム321と雌アーム322をC形状に配置して開口部323を形成し、タグTと一体的に形成する。
これら雄アーム321,雌アーム322は、タグTとの連絡部分を枢支点して開口部323を開閉できるようにしている。すなわち、開口部323が閉状態のとき、雄アーム321と、この雌アーム322とで連結具Cに取り付ける穴324を設けた状態でボス部32を形成する。
雄アーム321の開口部323側には、雌アーム322側に向かって延設したフック325を配備している。このフック325の先端部分には係止突起328を形成している。
また、雌アーム322には、前記フック325と対向する位置に、このフック325の係止突起328を掛けるための係止部326を形成している。
この係止部326は、図18に示すように開口部323の閉動作時に、フック325の係止突起328が、フック325自身の弾性力により係止部326に一旦乗り上げてから、この係止部326に係止する位置に配備している。
更に、雌アーム322には、フック325と係止部326の係合状態(図18の状態)時に、このフック325が鍵42(図18、19)により係合状態を解かれる方向に、このフック325を押す外的操作機構用の穴327を形成している。
背景技術の項(段落番号0005、0006)で説明した要領で連結具Cをループ状にする。この作業に先立って、あらかじめ商品Gに帯状部21aを通し、さらに通常の表示用のタグPを帯状部21aに通しておく(図20参照)。
この状態から、図17に示すようにタグTの、開口状態のボス部31cの開口部323から連結具Cのループ状の帯状部21aをボス部31c内に入れる(図20参照)。
雄アーム321と雌アーム322が互いに接近する方向に縮めると、フック325は雌アーム322内に入り、自身の弾性力により係止部326を乗り越えて(図18の仮想線参照)、係止部326に係止する。すなわち、雄アーム321と雌アーム322が連結されて連結具Cの取り付け穴324が形成され、この穴324に帯状部21aが入ることになるので、図20に示すように、タグTは通常の表示用のタグPとともに連結具Cにより商品Gと連結される。
一方、商品GからタグTを外す場合は、図18,19に示すように外的操作機構K(この場合は鍵42)を穴327に差し込む。この状態から、図18において、鍵42を反時計回りに回すと、鍵山421はフック325の斜面329に接し、フック325を実線位置から仮想線位置に移動させるので、フック325の係止突起328は係止部326から外れる。すなわち、ボス部31cは図18の状態から図17の状態に近い状態になって開口部323が再び形成されることになるので、連結具C及び表示用のタグPは商品に連結した状態のまま、タグTを連結具Cから外すことができる。
なお、フック325は単体でも良いが図19に示すように上下に複数設け、上のフック325の鍵42が開錠時に接触する斜面329に対して、下のフック325の鍵42が開錠時に接触する斜面330の位置をずらし、これらに対向する鍵42の鍵山421、422を斜面329、330に合わせると鍵42を専用化することができ安全性が向上する。
また、上記着脱方法は、あらかじめ表示用のタグPを商品Gに連結具Cにより連結した後に、タグTを取り付ける場合について説明したが、タグTを表示用のタグGと同時に商品Gに取り付けることもできる。この場合は、雄アーム321と雌アーム322を図18の状態に閉じて、穴324を形成し、表示用のタグPと共に連結具Cにより商品Gに取り付けることになるので、タグ取り付け作業が1回で済む利点がある。
帯状部21cに、円錐状の大形部211cと直線上の小形部212cとを交互に多数設ける一方、頭部11cの係止部分を、中空コレット状の複数の可撓爪111cとする。この可撓爪111cは、前記大形部211cが可撓爪111cを通過するときに外側に広がって帯状部21cを順送し、前記小形部212cが通過するときには、自身の弾性力で元の位置に復帰して、帯状部21cの逆送を防止するようにしている。
上述した連結具Cには、タグTとともに、着脱機構を設ける。この着脱機構は、連結具Cの頭部11cとタグTに形成したボス部31cに配置する。
まず、頭部11c側に配置した着脱機構は、図22に示すように、頭部の一端部に鍔状のストッパー114cを設けるとともに、頭部11cの外周部には、その軸線方向に溝113cを形成している。この溝113cは、図22のように、ストッパー114cと反対側の端部を急速な立ち上がり壁115cに形成し、その反対側の端部をストッパー114cを貫通し、第一の実施の形態で説明した外的操作機構の隙間と兼用するように形成している。
一方、タグTのボス31c側に配置した着脱機構は、図22、23に示すように、ボス部31cを、頭部11cの外周に嵌まる筒状に形成している。ボス部31cの内側には、このボス部31cを頭部11cに嵌め込んだときに頭部11cの溝113cと対抗する位置に、爪311cを配備している。爪311cは、頭部11cに嵌め込んだときに頭部11cの外周によりボス部31cの内壁方向に撓み、溝113cと相対したときに爪311c自身の弾性力で溝113c内に入るように形成している。
なお、連結具CとタグTの着脱方法については、第一の実施の形態と同じなので、説明を省略する。
この連結具Cの利点は、帯状部21cのループ径が所望の径になるまで絞り込むことができるので、ループ径の選択が自由にできるとともに、作業性を良くすることができ、さらに、構造が簡単な上に合成樹脂で一体的に成形ができ、しかも大量生産が可能で安価に提供できる封緘作業性は良い。
図24,25において、頭部11aからは、帯状部21aを延設し、中間部で折り返す形状に形成して、合成樹脂で一体的に形成している。この帯状部21aはフィラメント212a状に形成する。この場合帯状部21aは、当初少し太めのフィラメント状に短く作っておき、帯状部21a先端側、頭部11a側及び折り返し部214を除く中間部を、その長手方向に延伸することにより分子配向させながら細く長くする。
この延伸させることによる利点は、延伸前の原形長さが第一の実施の形態の場合に比べて、約半分の長さで済むので、ポリアミド、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を原料として射出成形する場合、成形当初は帯状部21aが太いことも相俟って、樹脂の流動性が良く成形しやすくなる。
また、延伸後は、分子配向により、帯状部21aの長手方向の引張強度を大きくすることができる上に、曲げ方向には弱く帯状部としての柔軟性を得ることができる。
さらに、帯状部21aが二つ折りになるので、ループを形成したときに、ループ内の膨らみが小さくなる。これは、他の物品等がループ内に入り込みにくくなることを意味し、封緘具と他の物品等の絡みを防止できる。
なお、帯状部21aは、上記の利点を得るためには延伸した方が望ましいが、強度や柔軟性が重要でない場合は、未延伸としても良い。
図26,27に示すように、連結具Cの帯状部21dに、鋸歯状の歯211dを形成する。一方、頭部11dの挿通孔112dに臨む係止部分は、揺動自在な爪111d形状にし、この爪111d部分は、挿通孔112dを通る帯状部21dの鋸歯状の歯211dと相対し、一方向に前記鋸歯状の歯211dと係合離脱し、逆方向には帯状部21dの移動を阻止すべく形成しているので、単純に帯状部21dを頭部11dに差し込むだけでループ状になり、しかも、帯状部21dのループ径が所望の径になるまで絞り込むことができるので、例えば、箱と蓋を固定できる等、取付物体の位置決めに有効であるとともに、大きな力を加えなければ頭部11dから帯状部21dが抜けないので、強度が必要な部分へ使用できる。
このように形成した連結具Cの頭部11dとタグTのボス部31dの着脱機構は、第一の実施の形態と同様に構成する。
したがって、第六の実施の形態の場合は、例えば金属製丸棒等を多数本結束する場合に適していて、タグをICタグにすると、結束しながら、メーカー名、材質、製造ロット等の表示を同時に実施することができる。
まず、図28、29により、帯状部の頭部と反対側の部位に他の物品と協働して係止する係止機構を設けた連結具について説明する。
この連結具Cは、頭部11eとこの頭部11eから延設した帯状部の一部であるフィラメント21eと、このフィラメント21eの頭部11eと反対側にフィラメント21eに直交する、帯状部の一部である横棒211eを設けたものであって、図のように多数林立させ連結棒215により連結して連結具群Cnとし、合成樹脂で一体的に成形する。前記横棒211eは、後述する方法により他の物品である商品213e等と協働して連結具Cを係止する役目を果たす。なお、フィラメント21eは第一の実施の形態と同様に、延伸により細くしなやかにするのが一般的である。
さて、このように形成した連結具CとタグTの着脱機構について説明する。
まず、連結具C側の着脱機構について説明すれば、連結具Cの頭部11eの幅方向左右に突出させた大幅部111eと、それよりも幅の狭い小幅部112eとによって形成した段部113e(頭部外周の一部に形成した溝に相当)を設けて連結具C側の着脱機構を形成する。
一方、タグT側の着脱機構について説明すれば、図30,31において、タグTのボス部31eは、図30の右側面を開口させた空洞を形成する一方、その上下方向両脇部に可撓性の爪311eを配備している。これらの爪311eは、図30のように連結具Cをボス部31eに差し込んだときに、この連結具Cの頭部11eの各段部113e近傍に位置するようにしている。
また、連結具Cをボス部31eに差し込んだ状態で、連結具C頭部11eの小幅部112e端面とボス部31eの爪311eとの間には、外部から爪311eの段部113eへの係脱操作が可能な隙間313eを形成している。
図32において、連結具取付工具(以下、工具)40の連結具ガイド401に、矢印A方向から連結具群Cnを差込む。
次に、断面C型の中空の針402に例えば通常のプライス札Pを通した後、針を商品213eに差し込む。
この状態から図示しない駆動機構によりロッド403を矢印B方向に移動させると、連結具群Cnの、最先端の連結具Cの横棒211e端面をロッド403の先端で押すことになる。すると、連結棒215からカッター404により連結具Cが切り離され、連結具Cの横棒211eは、針402内に入り、横棒211eが商品213e等を通過するときに、フィラメント21eが横棒211eと並行状態になって商品213eをくぐり抜け、商品213eから横棒211eが抜け出たところで図33に示すように、横棒211eはフィラメント21eに対して直角に近い状態に復帰する。次に、商品213eから針402を抜くと、図34のように商品213eとタグPが連結される。
次に、タグTのボス部31eを連結具Cの頭部11eに被せるように差し込めば、図30にから理解できるように、頭部11eの大幅部111eにより爪311eが一旦自身の弾性力に抗してボス部31eの内壁方向に撓み、爪311eの先端が段部113eに至ったときに、爪311eが弾性力によって元の位置に復帰してタグTを係止する。
これにより、図34に示すように、一つの連結具Cで通常のプライスタグPとタグTは商品213eに連結された状態になる。
なお、この実施の形態の場合は、タグTボス部31eの差込み口の反対側を有底構造にしているため、差込み方向への頭部11eの動きは制限されてボス部31eから頭部11eが抜け出ることはない。
また、タグTは、連結具Cを商品213e等に打ち込んだ後に連結具Cの頭部11eに付けるようにしたが、あらかじめ、連結群Cnの状態のときに付けるようにしても良い。
隙間313eから図示しない外的操作機構、例えば汎用のピンセットの先端を入れる。ピンセットの先端は、爪311eを自身の弾性力に抗してボス部31eの内壁方向に撓ませるので、爪311eは段部113eから外れる。この状態のままタグTを取り付け時の差し込み方向と逆方向に移動させれば、タグTを連結具Cの頭部11eから外すことができる。
すなわち、タグTを外しても商品213eにはプライス札Pと連結具Cは残ることになる。換言すれば、連結具Cを商品213eから外さなくともタグTを外すことができ、プライス札Pは一人歩きすることなく商品213eと共に移動することになる。
なお、外的操作機構は、図9、図10に示すものに類似した冶具でも良い。
また、この実施の形態では、連結具C側の着脱機構を、連結具Cの頭部11eの幅方向左右に突出させた大幅部111eと、それよりも幅の狭い小幅部112eとによって形成した段部113e(頭部外周の一部に形成した溝に相当)を設けたが、例えば、図35に示すような溝113fにしても良い。
また、上述したように各実施の形態毎にそれぞれ特有の効果を奏することができるとともに、実施の形態によっては、従来の各種封緘具の機構をそのまま活用できるものもある等、その作用効果は大きい。
21a,21c,21d,(21eフィラメント)…帯状部
31a,31b,31c,31d,31e…ボス部
113a,113b,113c…頭部の外周の一部の溝
311a,311b,311c…爪
114a,114c,114g…ストッパー
313g,315b…外的操作機構用の隙間
312a,(312b壁)…有底構造
321…雄アーム
322…雌アーム
323…開口部
324…連結具に取り付ける穴
325…フック
326…係止部
327…外的操作機構用の穴
211a…矢尻状の結合部
212a…フィラメント
112a…頭部の係止部分の穴
111a…固定歯
214…折り返し部
211c…大形部
212c…小形部
111c…可撓爪
211d…鋸歯状の歯
111d…鋸歯状の歯と係脱する爪
211e…横棒
T1…ICタグ
G(商品)、213e(商品)…他の物品
C,(Pn係止片)…連結具
T タグ
K,(41鍵機構)…外的操作機構
Claims (15)
- 頭部から帯状部を延設し、これら頭部と帯状部に、それらが互いに係止し合う係止機構か、若しくは、前記帯状部の前記頭部と反対側の部位に他の物品と協働して係止する係止機構を設けた連結具と、この連結具から独立して形成したタグとを着脱する機構をこれら連結具とタグとに設け、この着脱機構は、少なくとも前記連結具から前記タグを外す時にこの連結具を外さずに外的操作機構により前記連結具と前記タグを分離するようにしたタグ連結装置。
- 着脱機構を、タグに形成したボス部と連結具の頭部に配置した請求項1のタグ連結装置。
- 着脱機構を、タグに形成したボス部と連結具の帯状部に配置した請求項1のタグ連結装置。
- 着脱機構を、頭部の外周の一部に溝を形成し、ボス部を、頭部の外周に嵌まる筒状にするとともに、このボス部の内側の位置に、前記溝に係脱すべくこの溝と対向する爪を設け、この爪は、一旦前記溝に嵌まると、頭部をボス部から抜く方向には前記溝と協働して頭部とボス部を係止し、頭部にボス部を差し込む方向には頭部に設けたストッパーにより、ボス部の動作を規制し、更に、頭部の前記ストッパー側から前記爪に至るまで、頭部外周とボス部内周の間に外部から差し込める外的操作機構用の隙間を設ける構成にした請求項2のタグ連結装置。
- 着脱機構を、頭部の外周の一部に溝を形成し、ボス部を、頭部の外周に嵌まる筒状にするとともに、このボス部の内側の位置に、前記溝に係脱すべくこの溝と対向する爪を設け、この爪は、一旦前記溝に嵌まると、頭部をボス部から抜く方向には前記溝と協働して頭部とボス部を係止し、頭部にボス部を差し込む方向には、ボス部の差し込み口の反対側を少なくとも一部を有底構造としてボス部の動作を規制し、更に、ボス部の前記差し込み口側から前記爪に至るまでの頭部外周とボス部内周の間に、外部から差し込める外的操作機構用の隙間を設ける構成にした請求項2のタグ連結装置。
- 頭部の外周の一部に形成した溝を、頭部の長手方向に延長し、この溝を外的操作機構用の隙間と兼用した請求項4、5のタグ連結装置。
- 着脱機構を、一端部分を枢支した雄アームと、この雄アームと対向し一端部分を枢支した雌アームとでボス部を形成し、これら雄アームと雌アームの他端部分は、タグ未使用状態では開口し、使用状態では閉口して雄アームと雌アーム間に連結具に取り付ける穴を形成する一方、前記雄アームからは、雌アーム側に向かって延設したフックを配備し、雌アームには前記フックと対向する位置に、このフックを掛けるための係止部を形成し、更に、フックと係止部の係合状態時に、このフックが係合状態を解かれる方向に、このフックを押す外的操作機構用の穴を形成すべく構成した請求項3記載のタグ連結装置。
- 頭部と帯状部が互いに係止し合う係止機構を、頭部と反対側の帯状部の自由端部分に縮小拡大可能な矢尻状の結合部を設けるとともに、この結合部と頭部間部分の帯状部をフィラメント状に形成する一方、頭部には、前記結合部の係止部分を形成し、前記係止部分は、前記結合部の拡大時の外形寸法よりも小形で、縮小時の外形寸法よりも大形の穴を持つ固定歯にした請求項1〜7記載のタグ連結装置。
- 頭部と帯状部が互いに係止し合う係止機構を、頭部と反対側の帯状部の自由端部分に矢尻状の結合部を設けるとともに、この結合部と頭部間部分の帯状部をフィラメント状に形成する一方、頭部には、前記結合部の係止部分を形成し、加えて前記係止部分を縮小拡大可能な挿通孔状に形成し、さらに、この挿通孔を縮小時に前記結合部の外形寸法よりも小形で、拡大時に前記結合部の外形寸法よりも大形にした請求項1〜7記載のタグ連結装置。
- 帯状部のフィラメント部分を二つ折りにした請求項8,9記載のタグ連結装置。
- 頭部と帯状部が互いに係止し合う係止機構を、大形部と小形部とを交互に複数設けた帯状部と、係止部分を中空コレット状の複数の可撓爪とした頭部とで形成し、前記可撓爪は、前記大形部が中空部分を通過するときに外側に広がって帯状部を順送し、前記小形部分が通過するときには、自身の弾性力で元の位置に復帰して帯状部の逆送を防止するように構成した請求項1〜7記載のタグ連結装置。
- 頭部と帯状部が互いに係止し合う係止機構を、鋸歯状の歯を形成した帯状部と、前記鋸歯状の歯と係脱する爪を有する頭部とで形成し、この爪は、一方向に前記鋸歯状の歯と係合離脱し、逆方向には帯状部の移動を阻止すべく構成した請求項1〜7記載のタグ連結装置。
- 帯状部の頭部と反対側の部位に他の物品と協働して係止する係止機構を、フィラメント状にした帯状部と、この帯状部の頭部と反対側の部位に前記帯状部と交差する姿勢で設けた横棒と、この横棒が通過する他の物品とで構成するとともに、前記横棒が前記帯状部と並行状態の姿勢時に他の物品を貫通し、他の物品を貫通後に再び前記帯状部に対して前記横棒が交差する姿勢にすべく、これら帯状部と横棒の取付関係を形成した請求項1〜7記載のタグ連結装置。
- 外的操作機構を、鍵機構とした請求項1〜13のタグ連結装置。
- タグに、ICタグを配備した請求項1〜14のタグ連結装置。
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