JP4349860B2 - 環境変化伝達装置および環境変化伝達方法 - Google Patents
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白井良成、大和田龍夫、亀井剛次、桑原和弘:Optical Stain:過去の変化を表出する実環境,WISS2001(インタラクティブシステムとソフトウェアIX),2001 白井良成、大和田龍夫、亀井剛次、桑原和弘:過去の変化を表出する実環境,第64回情報処理学会全国大会,2002 白井良成、大和田龍夫、亀井剛次、桑原和弘:実環境指向のアウェアネス情報とその提示手法,情報処理学会論文誌,Vol43,No.12,pp3653-3663,2002 白井良成:実環境指向のアウェアネス情報とその提示手法,第14回言いたい放題の合宿研究会資料,日本ファジィ学界 ファジィ・コンピューティング研究部会ワークショップ,2002 Craig Wisneski, Hiroshi Ishii, Andrew Dahley, Matt Gorbet, Scott Brave, Brygg Ullmer, Paul Yarin:Ambient Displays:Turning Architectural Space into an Interface between People and Digital Information, in the Proceedings of the First International Workshop on Cooperative Buildings(CoBuild '98), 1998 暦本純一:簡易性とスケーラビリティを考慮した拡張現実感システムの提案,インタラクティブシステムとソフトウェアIII(WISS'95),pp49-56,1995 塚本昌彦:実空間利用のためのビジュアルなコンピュータ間通信方式,情報処理学会研究報告(モーバイルコンピューティング研究会2000-MBL-12),Vol.2000,No.14,pp25-32,2000 暦本純一、SmartSkin:複数の手の位置と形状を認識するセンサーとその応用,インタラクション2002,2002
図2は、上記実施例における処理の流れを示すフローチャートである。
本実施例では、カメラCpから得られる画像に基づいて、提示されている情報Iに対するユーザの注目度を推定する。ユーザが、提示されている情報Iに、はっきりと気付きしかも興味を持っているかどうかを知る場合、予め決められた方法で注目度を、ユーザに明示してもらい、環境変化伝達装置A1が、上記明示された注目度合いを認識する。
ユーザに注目度を明示してもらう場合、本実施例では、近年多くの人が常に携帯している携帯電話やPDA等の携帯端末Tを用いる。
携帯端末Tによって情報を指し示す場合、携帯端末TのLED付アンテナを、指し棒として使う。環境変化伝達装置A1は、カメラCpから取得する画像上で、点灯している携帯端末TのLEDと、提示されている情報Iの領域との重なりを検知し、この検知された重なり領域に提示されている情報Iについて、ユーザが注目していると解釈する。また、携帯端末TのLEDが消灯した場合や、情報が提示されていない領域へLEDを移動した場合、提示されている情報Iから、ユーザの注目が離れたと解釈する。
現在、実環境に関連付けられている情報を、携帯端末を利用して読み出す研究が行われている。たとえば、Navicam(たとえば、非特許文献7参照)では、実環境に貼り付けられたマーカ(2次元バーコード)を、携帯端末に付いているカメラで読み込むことによって、その場の詳しい情報を、携帯端末上に表示する。
上記実施例は、カメラを用いることによって、携帯端末Tと、提示されている情報Iとの位置関係を調べる実施例であるが、携帯端末Tと、提示されている情報Iとの位置関係を調べる場合、その他の各種位置計測技術を用いるようにしていもよい。たとえば、提示されている情報Iの3次元位置を、複数台のカメラCpを利用して計測し、PSD(Position sensitive detector)を用いることによって、携帯端末Tの位置を調べるようにしてもよい。
注目判断方式A、注目判断方式Bともに、マーカを利用し、提示されている情報Iと携帯端末Tの位置関係とを計測する方式であるが、3次元位置を計測しない簡易的方法を採用するようにしてもよい。
注目判断方式A(提示されている情報Iと情報特定マーカMiとを、カメラCtが認識すれば、提示されている情報Iに、ユーザが注目していると判断する方式)では、環境変化伝達装置A1と携帯端末Tとの間で双方向通信を行うので、情報特定マーカMiにIPアドレスを埋め込む。しかし、環境変化伝達装置A1が担当する環境の詳細情報を、常にブロードキャストすることによって、情報特定マーカMiにIPアドレスを埋め込む必要がなくなる。つまり、常にブロードキャストすることによって、片方向通信での実現も可能になる。
上記注目判断方式A、注目判断方式Bは、虫眼鏡メタファを利用しているが、虫眼鏡を実際に利用する際には、虫眼鏡を対象物(提示されている情報I)に近づけたり、遠ざけたりすることによって、対象物の細部を拡大し、また、全体を概観する。
注目度合いc=f(x)=f(l−l’) … 式(1)
なお、f(x)は、システム設計者が注目度合いを求めるために設定した関数である。
次に、上記方法で、提示されている情報Iにユーザが注目していることを、環境変化伝達装置A1が認識したときに、情報Iを提示する方法について説明する。
10…環境検出センサ、
20…注目度計測センサ、
30…処理装置、
40…環境データベース、
50…情報提示装置、
P…プロジェクタ、
T…携帯端末、
Ct…携帯端末搭載カメラ、
Cp…プロジェクタ搭載カメラ、
Mi…情報特定マーカ、
Mt…携帯端末特定マーカ。
Claims (2)
- 所定の情報と、この情報を特定するためのIDを含む情報特定マーカとを提示する情報提示装置と;
環境検出センサから環境の情報を取得する環境情報取得部と;
上記環境情報取得部が取得した環境の情報を蓄積する環境データベースと;
上記環境情報取得部が取得した環境の情報と、上記環境データベースに蓄積されている過去の環境の情報とを比較することによって環境の変化を抽出する環境変化抽出部と;
上記環境情報取得部が取得した環境の情報と、上記環境抽出部が抽出した環境の変化とを、当該環境の変化に対応する情報特定マーカと対応させて、上記環境データベースに蓄積する環境情報・環境変化登録部と;
上記情報提示装置に提示されている情報に付与されている情報特定マーカを、携帯端末に設けられている携帯端末用カメラが認識したときに、当該携帯端末と上記カメラが認識した情報特定マーカとの相対的な位置関係と、当該情報特定マーカに含まれている情報のIDとを受信する注目度取得部と;
上記注目度取得部が受信した情報のIDに対応する過去の一定時間内に起きた環境の変化を、上記環境データベースから検索し、上記携帯端末に設けられているカメラと上記情報提示装置に提示されている情報に付与された情報特定マーカとを結んだ直線と、上記携帯端末の法線とがなす角が、予め定めた閾値より小さく、かつ、上記携帯端末に設けられているカメラと上記情報提示装置に提示されている情報に付与された情報特定マーカとの距離が、予め定めた閾値よりも小さい場合には、当該情報提示装置に提示されている情報にユーザが注目していると判断する注目度認識部と;
当該情報提示装置に提示されている情報に、ユーザが注目していると、上記注目度認識部が判断した場合には、上記注目度認識部で検索した上記過去の一定時間内に起きた環境の変化の詳細情報として、上記過去の一定時間内に起きた環境の変化の画像や映像を提示し、当該情報提示装置に提示されている情報にユーザが注目していると、上記注目度認識部が判断しなかった場合には、上記注目度認識部で検索した上記過去の一定時間内に起きた環境の変化の概要情報として、当該情報提示装置に提示されている情報のうちで、環境の変化が起きた部分に痕跡であるスポットライトを一定時間提示する提示方法決定部と;
を有することを特徴とする環境変化伝達装置。 - 所定の情報と、この情報を特定するためのIDを含む情報特定マーカとを情報提示装置が提示する提示工程と;
環境検出センサから環境の情報を環境情報取得部が取得する環境情報取得工程と;
上記環境情報取得工程で取得された環境の情報を環境データベースに蓄積する蓄積工程と;
上記環境情報取得工程で取得された環境の情報と、上記環境データベースに蓄積されている過去の環境の情報とを比較することによって、環境変化抽出部が環境の変化を抽出する抽出工程と;
上記環境情報取得部が取得した環境の情報と、上記環境抽出部が抽出した環境の変化とを、当該環境の変化に対応する情報特定マーカと対応させて、環境情報・環境変化登録部が上記環境データベースに蓄積する環境情報・環境変化登録工程と;
上記情報提示装置に提示されている情報に付与されている情報特定マーカを、携帯端末に設けられている携帯端末用カメラが認識したときに、当該携帯端末と上記カメラが認識した情報特定マーカとの相対的な位置関係と、当該情報特定マーカに含まれている情報のIDとを注目度取得部が受信する注目度取得工程と;
上記注目度取得部が受信した情報のIDに対応する過去の一定時間内に起きた環境の変化を、上記環境データベースから検索し、上記携帯端末に設けられているカメラと上記情報提示装置に提示されている情報に付与された情報特定マーカとを結んだ直線と、上記携帯端末の法線とがなす角が、予め定めた閾値より小さく、かつ、上記携帯端末に設けられているカメラと上記情報提示装置に提示されている情報に付与された情報特定マーカとの距離が、予め定めた閾値よりも小さい場合には、当該情報提示装置に提示されている情報にユーザが注目していると注目度認識部が判断する注目度認識工程と;
当該情報提示装置に提示されている情報に、ユーザが注目していると、上記注目度認識部が判断した場合には、上記注目度認識工程で検索された上記過去の一定時間内に起きた環境の変化の詳細情報として、上記過去の一定時間内に起きた環境の変化の画像や映像を提示し、当該情報提示装置に提示されている情報にユーザが注目していると、上記注目度認識部が判断しなかった場合には、上記注目度認識工程で検索された上記過去の一定時間内に起きた環境の変化の概要情報として、当該情報提示装置に提示されている情報のうちで、環境の変化が起きた部分に痕跡であるスポットライトを、提示方法決定部が一定時間提示する提示方法決定工程と;
を有することを特徴とする環境変化伝達方法。
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