JP4346340B2 - Operation method of coagulation filtration processing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、濾過工程時、凝集剤を添加してフロックを生成した被処理水を膜モジュールで濾過する凝集濾過処理装置の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の凝集濾過処理装置としては、例えば図11に示すように、被処理水(上水,浄水,下水,用水,廃水等)を膜モジュール11に供給する供給ポンプ12が設置され、この供給ポンプ12の上流側に混和槽13が設置されており、混和槽13内に注入された被処理水に凝集剤(ポリ塩化アルミニウム等)を添加する添加部14が設けられている。尚、混和槽13には、被処理水と凝集剤とを攪拌混合させる混合機15が設けられている。また、膜モジュール11には直管状の膜チューブ16が内蔵されている。
【0003】
これによると、濾過工程時、混和槽13に導入された被処理水に凝集剤を添加部14から添加することによって、凝集反応が起こり、被処理水中に懸濁物質を含んだフロックが生成される。このようにしてフロックを生成した被処理水は、供給ポンプ12によって混和槽13から膜モジュール11に供給され、膜チューブ16で濾過された後、濾過処理水として膜モジュール11から排出される。
【0004】
通常、上記凝集剤の添加量は、被処理水の水質改善を基準にして最適な値に設定されており、例えば、被処理水1リットルに対して凝集剤を数ミリグラム添加していた。
【0005】
しかしながら、上記のように被処理水の水質改善を基準にして凝集剤の添加量を設定した場合、被処理水中に生成されるフロックは微小なサイズとなり、膜モジュール11で濾過を行った際、図12に示すように、上記微小なフロックFsが膜チューブ16の内周側に付着して微小フロック層Lsを形成し、膜チューブ16の微細孔が上記微小なフロックFsによって閉塞されてしまい、膜モジュール11を逆洗してもフロックFsが膜チューブ16の内周面から容易に剥離し難いといった問題があった。
【0006】
上記のような問題の対策として、濾過工程時における凝集剤の添加量を、通常の添加量(すなわち上記被処理水の水質改善を基準にして設定された量)よりも5〜10倍増やして添加する方法が挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−85513号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のように、濾過工程中、常に、多量(通常の添加量の5〜10倍増)の凝集剤を添加しているため、被処理水の水質に対しては過剰な量の凝集剤が添加されていることになり、凝集濾過処理装置の運転が不経済になるといった問題があった。
【0009】
本発明は、膜モジュールの逆洗を容易に行うことと、経済的な運転を行うこととを両立することが可能な凝集濾過処理装置の運転方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本第1発明は、濾過工程時、凝集剤を添加してフロックを生成した被処理水を膜モジュールへ供給し、膜モジュールで濾過する凝集濾過処理装置の運転方法であって、
上記濾過工程を終了する直前の一定期間だけ、凝集剤の添加量を通常の添加量よりも増加させ、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施して上記膜モジュールを逆洗するものである。
【0011】
これによると、濾過工程の一定期間中に生成されるフロックのサイズが一定期間以外の濾過工程中に生成されるフロックのサイズよりも粗大化する。したがって、上記一定期間中においては、粗大化したフロックが膜モジュールに供給され、上記一定期間以外においては、従来通りの微小なサイズのフロックが膜モジュールに供給される。これにより、濾過工程時において、先ず、膜モジュールの膜面の一次側(被処理水側)に、微小なフロックが堆積して微小フロック層が形成され、その後、上記微小フロック層に、粗大なフロックが堆積して粗大フロック層が重なって形成される。
【0012】
この状態で、逆洗工程を実施して上記膜モジュールを逆洗することにより、逆洗水が膜面の二次側から一次側へ流れ、付着力の弱い粗大なフロックが容易に剥離し、この際、微小なフロックが粗大なフロックの周囲に付着して共に剥離する。さらに、剥離した粗大なフロックが逆洗水と共に流動する際、上記粗大なフロックが微小フロック層にぶつかって微小フロック層を削り取る。このため、微小なフロックも容易に剥離し、これら粗大なフロックと微小なフロックとを容易に膜モジュールの膜面から除去することができ、逆洗が容易かつ効果的に行える。また、濾過工程中の一定期間だけ凝集剤の添加量を通常の添加量よりも増加し、一定期間以外は通常の添加量に減らしているため、従来のように多量の凝集剤を濾過工程実施中常に添加する場合に比べて、経済的な運転を行うことができる。
【0017】
また、本第2発明は、濾過工程時、凝集剤を添加してフロックを生成した被処理水を膜モジュールへ供給し、膜モジュールで濾過する凝集濾過処理装置の運転方法であって、
上記濾過工程を開始した直後の一定期間と濾過工程を終了する直前の一定期間だけ、凝集剤の添加量を通常の添加量よりも増加させ、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施して上記膜モジュールを逆洗するものである。
【0018】
これによると、濾過工程時、先ず、膜モジュールの膜面の一次側に、粗大なフロックが堆積して第1の粗大フロック層が形成され、次に、上記第1の粗大フロック層に、微小なフロックが堆積して微小フロック層が重なって形成され、その後、上記微小フロック層に、再び、粗大なフロックが堆積して第2の粗大フロック層が重なって形成され、これにより、第1および第2の粗大フロック層の中間部に微小フロック層が挟まれたサンドイッチ構造のフロック層が形成される。
【0019】
この状態で、逆洗工程を実施して上記膜モジュールを逆洗することにより、逆洗水が膜面の二次側から一次側へ流れ、第2の粗大フロック層の粗大なフロックが容易に微小フロック層から剥離し、この際、微小フロック層の微小なフロックが粗大なフロックの周囲に付着して共に剥離する。また、微小フロック層から剥離した粗大なフロックが逆洗水と共に流動する際、上記粗大なフロックが微小フロック層にぶつかって微小フロック層を削り取るため、微小なフロックも容易に剥離する。さらに、第1の粗大フロック層の粗大なフロックが容易に膜面から剥離し、この際、第1の粗大フロック層に堆積した微小なフロックは上記粗大なフロックと共に容易に剥離する。これにより、粗大なフロックと微小なフロックとを容易に膜モジュールの膜面から除去することができ、逆洗が容易かつ効果的に行える。
【0020】
また、本第3発明は、一定期間に添加される凝集剤の添加量を通常の添加量の3〜10倍に設定したものである。
これによると、逆洗を容易かつ効果的に行うことと経済的な運転を行うことを両立させることができる。尚、3倍未満だと逆洗を容易かつ効果的に行うメリットが十分に得られず、また、10倍を越えてしまうとコストが増大して、経済的な運転を行うメリットが十分に得られない。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。尚、従来のものと同一の部材については、同じ符号を付記して説明を省略する。
【0022】
図1に示すように、21は、濾過工程時、凝集剤を添加してフロックを生成した被処理水を内圧式の膜モジュール22へ供給し、膜モジュール22で濾過する凝集濾過処理装置である。
【0023】
図2,図3に示すように、上記膜モジュール22は、ケーシング23の内部に複数(2個)の膜エレメント24を備えたものである。上記膜エレメント24は、先端を閉塞した直管状のセラミック製の複数本の膜チューブ25と、これら膜チューブ25の基端部を集束固定して各膜チューブ25を片持状に支持する集束プレート26とで構成されている。
【0024】
上記ケーシング23の両端には、上記膜エレメント24を出し入れする膜エレメント挿入口27が形成され、さらに、膜エレメント24の各膜チューブ25の基端開口25a側を覆うキャップ状の配水部材28が着脱自在に取付けられている。上記両配水部材28には、供給ポンプ12から送られた被処理水をケーシング23内に供給する原水供給口29が設けられている。また、ケーシング23には、濾過処理水を排出する濾過水排出口30が設けられている。
【0025】
尚、図1に示すように、上記原水供給口29には、混和槽13内の被処理水を供給する供給流路32が接続されており、この供給流路32には供給用弁33が設けられている。また、上記濾過水排出口30には、濾過処理水を外部の処理水槽34に排出する排出流路35が接続されており、この排出流路35には排出用弁36が設けられている。
【0026】
また、上記凝集濾過処理装置21には、膜モジュール22を逆洗する逆洗装置40が設けられている。この逆洗装置40は、上記供給流路32から分岐して逆洗水を膜モジュール22の外部の排水槽41に排出する逆洗用排出流路42と、上記排出流路35に合流して逆洗水を膜モジュール22に供給する逆洗用供給流路43と、上記処理水槽34内の濾過処理水を逆洗水として逆洗用供給流路43から膜モジュール22の濾過水排出口30に供給する逆洗用ポンプ44とで構成されている。尚、上記逆洗用排出流路42には逆洗排出用弁45が設けられ、上記逆洗用供給流路43には逆洗供給用弁46が設けられている。
【0027】
以下、上記構成における作用を説明する。
濾過工程を行う場合、逆洗排出用弁45と逆洗供給用弁46とを閉じるとともに逆洗用ポンプ44を停止した状態で、供給用弁33と排出用弁36とを開くとともに、供給ポンプ12と混合機15とを作動させ、さらに、凝集剤を添加部14から混和槽13内の被処理水に添加する。これにより、混和槽13内の被処理水中に懸濁物質を含んだフロックが生成され、このようにフロックを生成した被処理水は、供給流路32を流れ、図2の実線矢印で示すように原水供給口29から配水部材28内へ供給され、各膜チューブ25の基端開口25aから内部流路25b(図3参照)へ流れ込み、各膜チューブ25の内側から外側へ透過する際に濾過され、濾過処理水として濾過水排出口30から排出流路35を流れて処理水槽34に排出される。
【0028】
また、逆洗工程を行う場合、凝集剤の添加を停止し、供給用弁33と排出用弁36とを閉じるとともに、供給ポンプ12を停止させ、逆洗排出用弁45と逆洗供給用弁46とを開くとともに逆洗用ポンプ44を作動させる。これにより、処理水槽34内の濾過処理水が、逆洗水として、図2の点線矢印で示すように逆洗用供給流路43から膜モジュール22の濾過水排出口30を通ってケーシング23内に供給され、各膜チューブ25の外側から内側へ透過し、各膜チューブ25の内部流路25bを流れて基端開口25aから配水部材28内へ流出し、原水供給口29から逆洗用排出流路42を通って排水槽41に排出される。
【0029】
次に、上記凝集濾過処理装置21の運転方法を説明する。
すなわち、濾過工程時、図4に示すように、凝集剤の添加量を通常の添加量Aにしているが、濾過工程を終了する直前の一定期間Deだけ、凝集剤の添加量を上記通常の添加量Aの3〜10倍に増加させている。そして、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施する。上記逆洗工程終了後、再び濾過工程を行い、以降、逆洗工程と濾過工程とを所定回数繰り返す。
【0030】
尚、上記通常の添加量Aは、被処理水の水質改善を基準にして最適な値に設定されており、被処理水に含まれる濁質成分の種類や量等に応じて経験的に決められるものであり、例えば、被処理水1リットルに対して凝集剤を数ミリグラム添加している。また、上記一定期間Deは濾過工程期間の約10%程度に設定されている。
【0031】
上記のような運転方法によると、濾過工程時、上記一定期間De内においては、被処理水中に粗大(巨大)なフロックFbが生成され、一定期間De以外の残りの期間Eにおいては、被処理水中に微小なフロックFsが生成される。したがって、図5(a)に示すように、濾過工程時、先ず、各膜チューブ25の内周面側(一次側)に、微小なフロックFsが堆積して微小フロック層Lsが形成され、その後、微小フロック層Lsの内周側に、粗大なフロックFbが堆積して粗大フロック層Lbが重なって形成される。
【0032】
この状態で、上記のように逆洗工程を実施して膜モジュール22を逆洗することにより、図5(b)に示すように、逆洗水が各膜チューブ25の外側(二次側)から内側(一次側)へ流れ、付着力の弱い粗大なフロックFbが容易に剥離し、この際、微小なフロックFsが粗大なフロックFbの周囲に付着して共に剥離する。さらに、剥離した粗大なフロックFbが逆洗水と共に各膜チューブ25の内部流路25bを基端開口25aに向かって流れる際、上記粗大なフロックFbが微小フロック層Lsにぶつかって微小フロック層Lsを削り取る。このため、微小なフロックFsも容易に剥離し、そして、剥離した粗大なフロックFbと微小なフロックFsとは、膜チューブ25の内部流路25bから基端開口25aを通過して、配水部材28内へ排出される。これにより、上記粗大なフロックFbと微小なフロックFsとを容易に膜チューブ25の内周面から除去することができ、逆洗が容易かつ効果的に行える。
【0033】
尚、一定期間Deだけ、凝集剤の添加量を通常の添加量Aの3〜10倍にすることにより、逆洗を容易かつ効果的に行うことと経済的な運転を行うことを両立させることができる。尚、3倍未満だと逆洗を容易かつ効果的に行うメリットが十分に得られず、また、10倍を越えてしまうとコストが増大して、経済的な運転を行うメリットが十分に得られない。
【0034】
次に、本発明の第2の実施の形態における凝集濾過処理装置21の運転方法を図6,図7に基づいて説明する。
すなわち、濾過工程時、凝集剤の添加量を通常の添加量Aにしているが、濾過工程を開始した直後の一定期間Dsだけ、凝集剤の添加量を上記通常の添加量Aの3〜10倍に増加させている。そして、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施する。上記逆洗工程終了後、再び濾過工程を行い、以降、逆洗工程と濾過工程とを所定回数繰り返す。尚、上記一定期間Dsは濾過工程期間の約10%程度に設定されている。
【0035】
上記のような運転方法によると、濾過工程時、上記一定期間Ds内においては、被処理水中に粗大(巨大)なフロックFbが生成され、一定期間Ds以外の残りの期間Eにおいては、被処理水中に微小なフロックFsが生成される。したがって、図7(a)に示すように、濾過工程時、先ず、各膜チューブ25の内周面側(一次側)に、粗大なフロックFbが堆積して粗大フロック層Lbが形成され、その後、上記粗大フロック層Lbの内周側に、微小なフロックFsが堆積して微小フロック層Lsが重なって形成される。
【0036】
この状態で、上記のように逆洗工程を実施して膜モジュール22を逆洗することにより、図7(b)に示すように、逆洗水が各膜チューブ25の外側(二次側)から内側(一次側)へ流れ、付着力の弱い粗大なフロックFbが容易に膜チューブ25の内周面から剥離し、この際、粗大フロック層Lbに堆積した微小なフロックFsは上記粗大なフロックFbと共に容易に剥離する。剥離した粗大なフロックFbと微小なフロックFsとは、膜チューブ25の内部流路25bから基端開口25aを通過して、配水部材28内へ排出される。これにより、粗大なフロックFbと微小なフロックFsとを容易に膜チューブ25の内周面から除去することができ、逆洗が容易かつ効果的に行える。
【0037】
次に、本発明の第3の実施の形態における凝集濾過処理装置21の運転方法を図8,図9に基づいて説明する。
すなわち、濾過工程時、凝集剤の添加量を通常の添加量Aにしているが、濾過工程を開始した直後の一定期間Dsと濾過工程を終了する直前の一定期間Deだけ、凝集剤の添加量を上記通常の添加量Aの3〜10倍に増加させている。そして、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施する。上記逆洗工程終了後、再び濾過工程を行い、以降、逆洗工程と濾過工程とを所定回数繰り返す。
【0038】
上記のような運転方法によると、濾過工程時、上記両一定期間Ds,De内においては、被処理水中に粗大(巨大)なフロックFbが生成され、両一定期間Ds,De以外の残りの期間Eにおいては、被処理水中に微小なフロックFsが生成される。したがって、図9に示すように、濾過工程時、先ず、各膜チューブ25の内周面側(一次側)に、粗大なフロックFbが堆積して第1の粗大フロック層Lb1が形成され、次に、第1の粗大フロック層Lb1の内周側に、微小なフロックFsが堆積して微小フロック層Lsが重なって形成され、その後、上記微小フロック層Lsの内周側に、再び、粗大なフロックFbが堆積して第2の粗大フロック層Lb2が重なって形成される。これにより、膜チューブ25の内周面側には、第1および第2の粗大フロック層Lb1,Lb2の中間部に微小フロック層Lsが挟まれたサンドイッチ構造のフロック層が形成される。
【0039】
この状態で、上記のように逆洗工程を実施して膜モジュール22を逆洗することにより、逆洗水が各膜チューブ25の外側(二次側)から内側(一次側)へ流れ、第2の粗大フロック層Lb2の付着力の弱い粗大なフロックFbが容易に微小フロック層Lsから剥離し、この際、微小フロック層Lsの微小なフロックFsが粗大なフロックFbの周囲に付着して共に剥離する。
【0040】
また、微小フロック層Lsから剥離した粗大なフロックFbが逆洗水と共に各膜チューブ25の内部流路25bを基端開口25aに向かって流れる際、上記粗大なフロックFbが微小フロック層Lsにぶつかって微小フロック層Lsを削り取るため、微小なフロックFsも容易に剥離する。
【0041】
さらに、第1の粗大フロック層Lb1の付着力の弱い粗大なフロックFbが容易に膜チューブ25の内周面から剥離し、この際、第1の粗大フロック層Lb1の内周側に堆積した微小なフロックFsは上記粗大なフロックFbと共に容易に剥離する。このようにして剥離した粗大なフロックFbと微小なフロックFsとは、膜チューブ25の内部流路25bから基端開口25aを通過して、配水部材28内へ排出される。これにより、粗大なフロックFbと微小なフロックFsとを容易に膜チューブ25の内周面から除去することができ、逆洗が容易かつ効果的に行える。
【0042】
上記各実施の形態では、濾過工程の開始直後又は終了直前に、凝集剤の添加量を増加させる一定期間Ds,Deを設定しているが、濾過工程の中途(なかほど,半ば)に、凝集剤の添加量を増加させる一定期間を設定してもよい。
【0043】
上記各実施の形態では、濾過工程時、被処理水を膜チューブ25の内側から外側へ透過させて濾過する内圧式の膜モジュール22を挙げたが、本発明の第4の実施の形態として、図10に示すように、被処理水を膜チューブ25の外側から内側へ透過させて濾過する外圧式の膜モジュール51を用いてもよい。
【0044】
尚、上記外圧式の膜モジュール51では、ケーシング23の両端部に、配水部材28と同一形状の集水部材52が設けられ、各膜チューブ25の基端開口25aが上記集水部材52によって覆われている。また、原水供給口29はケーシング23に設けられ、濾過水排出口30は両集水部材52に設けられている。
【0045】
これによると、濾過工程時、被処理水は膜チューブ25の外側から内側へ流れ、膜チューブ25の外周面にフロック層Lb,Lsが形成される。また、逆洗工程時、逆洗水は膜チューブ25の内側から外側へ流れる。
【0046】
また、上記各実施の形態では、膜モジュール22に直管状の膜チューブ25を備えているが、平膜を備えたものであってもよい。また、膜チューブ25の材質はセラミック製に限定されるものではなく、酢酸セルロースやポリフッ化ビニリデン等の有機性材質などであってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、逆洗工程時、粗大なフロックと微小なフロックとが容易に膜モジュールの膜面から除去されるため、逆洗が容易かつ効果的に行える。また、従来のように多量の凝集剤を濾過工程実施中常に被処理水に添加する場合に比べて、経済的な運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における凝集濾過処理装置の構成を示す図である。
【図2】同、凝集濾過処理装置の膜モジュールの断面図である。
【図3】同、凝集濾過処理装置の膜モジュールの膜エレメントの断面図である。
【図4】同、凝集濾過処理装置の運転時間と凝集剤の添加量との関係を示すグラフである。
【図5】同、凝集濾過処理装置の膜モジュールの膜チューブの拡大断面図であり、(a)は濾過工程時を示し、(b)は逆洗工程時を示す。
【図6】本発明の第2の実施の形態における凝集濾過処理装置の運転時間と凝集剤の添加量との関係を示すグラフである。
【図7】同、凝集濾過処理装置の膜モジュールの膜チューブの拡大断面図であり、(a)は濾過工程時を示し、(b)は逆洗工程時を示す。
【図8】本発明の第3の実施の形態における凝集濾過処理装置の運転時間と凝集剤の添加量との関係を示すグラフである。
【図9】同、凝集濾過処理装置の濾過工程時の膜モジュールの膜チューブの拡大断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における凝集濾過処理装置の膜モジュールの断面図である。
【図11】従来の凝集濾過処理装置の構成を示す図である。
【図12】同、凝集濾過処理装置の膜モジュールの膜チューブの拡大断面図である。
【符号の説明】
21 凝集濾過処理装置
22,51 膜モジュール
A 通常の添加量
Ds,De 一定期間
E 残りの期間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for operating a coagulation filtration apparatus for filtering water to be treated, which has added flocculant and generated flocs during a filtration step, with a membrane module.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of coagulation filtration processing apparatus, for example, as shown in FIG. 11, a
[0003]
According to this, a flocculant reaction occurs by adding a flocculant to the treated water introduced into the
[0004]
Usually, the addition amount of the flocculant is set to an optimum value based on the improvement of the quality of the water to be treated. For example, several milligrams of the flocculant is added to 1 liter of the water to be treated.
[0005]
However, when the addition amount of the flocculant is set based on the water quality improvement of the water to be treated as described above, flocs generated in the water to be treated have a minute size, and when the membrane module 11 is filtered, As shown in FIG. 12, the minute floc Fs adheres to the inner peripheral side of the
[0006]
As a countermeasure for the above problems, increase the amount of the flocculant added during the filtration step by 5 to 10 times the normal amount (that is, the amount set based on the quality improvement of the water to be treated). The method of adding is mentioned (for example, refer patent document 1).
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-85513
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, since a large amount of flocculant (5 to 10 times the normal addition amount) is always added during the filtration step, an excessive amount of flocculant is present for the quality of the water to be treated. As a result, the operation of the coagulation filtration apparatus becomes uneconomical.
[0009]
An object of this invention is to provide the operation method of the coagulation filtration processing apparatus which can perform backwashing of a membrane module easily and performing economical operation | movement.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the first aspect of the present invention provides a method for operating a coagulation filtration treatment apparatus that supplies water to be treated, which has flocs produced by adding a flocculant during the filtration step, to the membrane module and filters the membrane module. Because
The membrane module is backwashed by increasing the amount of flocculant added above the normal amount added for a certain period of time immediately before the filtration step is completed, and after the filtration step is completed, the backwashing step is performed. It is.
[0011]
According to this, the size of the floc produced | generated during the fixed period of a filtration process becomes coarser than the size of the floc produced | generated during filtration processes other than a fixed period. Accordingly, the coarse floc is supplied to the membrane module during the certain period, and the flocs of the minute size as usual are supplied to the membrane module outside the certain period. Thereby, in the filtration step, first, a minute floc is deposited on the primary side (treated water side) of the membrane surface of the membrane module to form a minute floc layer, and then a coarse floc layer is formed on the minute floc layer. A floc is deposited and a coarse floc layer is formed to overlap.
[0012]
In this state, by performing the backwashing process and backwashing the membrane module, the backwash water flows from the secondary side of the membrane surface to the primary side, and the coarse flocs with weak adhesion easily peel off, At this time, minute flocs adhere to the periphery of the coarse floc and peel off together. Further, when the peeled coarse floc flows together with the backwash water, the coarse floc hits the fine floc layer and scrapes the fine floc layer. For this reason, minute flocs are also easily peeled off, and these coarse flocs and minute flocs can be easily removed from the membrane surface of the membrane module, and backwashing can be performed easily and effectively. In addition, the amount of flocculant added is increased from the normal amount added during a certain period of time during the filtration process, and is reduced to the normal amount added outside of the fixed period. Compared with the case where it is constantly added, economical operation can be performed.
[0017]
Further, the second invention is an operation method of the flocculation filtration apparatus for supplying the water to be treated, which has added flocculant and generating flocs to the membrane module during the filtration step , and filtering with the membrane module,
A predetermined period immediately before ending a period of time and filtration step immediately after the start of the filtration step, is increased than a normal amount of addition amount of the flocculant, after the completion of the above filtration step, performing the backwash step Thus, the membrane module is backwashed .
[0018]
According to this, at the time of the filtration step, first, coarse flocs are deposited on the primary side of the membrane surface of the membrane module to form the first coarse floc layer, and then, the first coarse floc layer has a minute amount. Flocs are deposited to overlap the micro floc layer, and then the coarse flocs are deposited again on the micro floc layer to form the second coarse floc layer. A floc layer having a sandwich structure in which a minute floc layer is sandwiched between intermediate portions of the second coarse floc layer is formed.
[0019]
In this state, by performing a backwashing process and backwashing the membrane module, backwashing water flows from the secondary side of the membrane surface to the primary side, so that the coarse floc of the second coarse floc layer can be easily obtained. The flocs are peeled off from the fine floc layer. At this time, the fine flocs of the fine floc layer adhere to the periphery of the coarse floc and peel together. Further, when the coarse floc separated from the fine floc layer flows together with the backwash water, the coarse floc hits the fine floc layer and scrapes off the fine floc layer, so that the fine floc is easily peeled off. Further, the coarse floc of the first coarse floc layer is easily peeled off from the film surface, and at this time, the fine floc deposited on the first coarse floc layer is easily peeled off together with the coarse floc. Thereby, coarse flocs and minute flocs can be easily removed from the membrane surface of the membrane module, and backwashing can be performed easily and effectively.
[0020]
Moreover, this 3rd invention sets the addition amount of the flocculant added for a fixed period to 3 to 10 times the normal addition amount.
According to this, it is possible to achieve both easy and effective backwashing and economical operation. In addition, if it is less than 3 times, the merit of carrying out backwashing easily and effectively cannot be obtained sufficiently, and if it exceeds 10 times, the cost increases, and the merit of economical operation is sufficiently obtained. I can't.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, about the member same as a conventional thing, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted.
[0022]
As shown in FIG. 1,
[0023]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0024]
Membrane
[0025]
As shown in FIG. 1, the raw
[0026]
Further, the
[0027]
Hereinafter, the operation of the above configuration will be described.
When performing the filtration step, the
[0028]
When performing the backwashing process, addition of the flocculant is stopped, the
[0029]
Next, an operation method of the aggregation
That is, as shown in FIG. 4, during the filtration step, the addition amount of the flocculant is set to the normal addition amount A, but the addition amount of the flocculant is set to the normal addition amount for a certain period of time immediately before the completion of the filtration step. It is increased to 3 to 10 times the addition amount A. And after finishing the said filtration process, a backwashing process is implemented. After the backwashing process is completed, the filtration process is performed again. Thereafter, the backwashing process and the filtration process are repeated a predetermined number of times.
[0030]
The normal addition amount A is set to an optimum value based on the quality improvement of the water to be treated, and is determined empirically according to the type and amount of the turbid component contained in the water to be treated. For example, several milligrams of a flocculant is added to 1 liter of water to be treated. The predetermined period De is set to about 10% of the filtration process period.
[0031]
According to the operation method as described above, during the filtration step, coarse (huge) floc Fb is generated in the water to be treated within the predetermined period De, and in the remaining period E other than the predetermined period De, the target is treated. A minute floc Fs is generated in the water. Therefore, as shown in FIG. 5A, at the time of the filtration step, first, the minute floc Fs is deposited on the inner peripheral surface side (primary side) of each
[0032]
In this state, the backwashing process is performed as described above to backwash the
[0033]
In addition, by making the addition amount of the flocculant 3 to 10 times the normal addition amount A only for a certain period De, it is possible to achieve both easy and effective backwashing and economical operation. Can do. In addition, if it is less than 3 times, the merit of carrying out backwashing easily and effectively cannot be obtained sufficiently, and if it exceeds 10 times, the cost increases, and the merit of economical operation is sufficiently obtained. I can't.
[0034]
Next, an operation method of the
That is, the addition amount of the flocculant is set to the normal addition amount A during the filtration step, but the addition amount of the flocculant is 3 to 10 times the normal addition amount A for a certain period Ds immediately after the start of the filtration step. Doubled. And after finishing the said filtration process, a backwashing process is implemented. After the backwashing process is completed, the filtration process is performed again. Thereafter, the backwashing process and the filtration process are repeated a predetermined number of times. The fixed period Ds is set to about 10% of the filtration process period.
[0035]
According to the operation method as described above, during the filtration step, coarse (huge) floc Fb is generated in the water to be treated within the predetermined period Ds, and in the remaining period E other than the predetermined period Ds, the target is treated. A minute floc Fs is generated in the water. Therefore, as shown in FIG. 7A, during the filtration step, first, coarse floc Fb is deposited on the inner peripheral surface side (primary side) of each
[0036]
In this state, the backwashing process is performed as described above to backwash the
[0037]
Next, an operation method of the
That is, the addition amount of the flocculant is set to the normal addition amount A at the time of the filtration step, but the addition amount of the flocculant only for a certain period Ds immediately after the start of the filtration step and a certain period De immediately before the end of the filtration step. Is increased to 3 to 10 times the normal addition amount A. And after finishing the said filtration process, a backwashing process is implemented. After the backwashing process is completed, the filtration process is performed again. Thereafter, the backwashing process and the filtration process are repeated a predetermined number of times.
[0038]
According to the operation method as described above, during the filtration step, a coarse (huge) floc Fb is generated in the water to be treated in the fixed periods Ds and De, and the remaining period other than the fixed periods Ds and De. In E, a minute floc Fs is generated in the water to be treated. Therefore, as shown in FIG. 9, in the filtering step, first, coarse floc Fb is deposited on the inner peripheral surface side (primary side) of each
[0039]
In this state, by performing the backwashing process as described above to backwash the
[0040]
Further, when the coarse floc Fb peeled off from the fine floc layer Ls flows with the backwash water through the
[0041]
Further, the coarse floc Fb having a weak adhesive force of the first coarse floc layer Lb1 is easily peeled off from the inner peripheral surface of the
[0042]
In each of the above embodiments, immediately after the start of the filtration step or immediately before the end, the fixed periods Ds and De for increasing the addition amount of the flocculant are set, but in the middle of the filtration step (medium, in the middle) You may set the fixed period which increases the addition amount of an agent.
[0043]
In each of the above embodiments, the internal pressure
[0044]
In the external
[0045]
According to this, at the time of a filtration process, to-be-processed water flows into the inner side from the outer side of the
[0046]
In each of the above embodiments, the
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, during the back washing process, coarse flocs and minute flocs are easily removed from the membrane surface of the membrane module, so that back washing can be performed easily and effectively. Moreover, economical operation can be performed as compared with the case where a large amount of flocculant is always added to the water to be treated during the filtration step as in the prior art.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a flocculation filtration apparatus in a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the membrane module of the coagulation filtration apparatus.
FIG. 3 is a sectional view of a membrane element of the membrane module of the coagulation filtration apparatus.
FIG. 4 is a graph showing the relationship between the operation time of the coagulation filtration apparatus and the amount of coagulant added.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of the membrane tube of the membrane module of the coagulation filtration apparatus, where (a) shows the time of the filtration step and (b) shows the time of the backwashing step.
FIG. 6 is a graph showing the relationship between the operation time of the coagulation filtration apparatus and the addition amount of the coagulant in the second embodiment of the present invention.
7 is an enlarged cross-sectional view of the membrane tube of the membrane module of the coagulation filtration apparatus, where (a) shows the filtration step and (b) shows the backwash step.
FIG. 8 is a graph showing the relationship between the operation time of the coagulation filtration apparatus and the amount of coagulant added in the third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view of the membrane tube of the membrane module during the filtration step of the coagulation filtration apparatus.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a membrane module of a coagulation filtration apparatus in a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing a configuration of a conventional coagulation filtration apparatus.
FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view of the membrane tube of the membrane module of the coagulation filtration apparatus.
[Explanation of symbols]
21
Claims (3)
上記濾過工程を終了する直前の一定期間だけ、凝集剤の添加量を通常の添加量よりも増加させ、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施して上記膜モジュールを逆洗することを特徴とする凝集濾過処理装置の運転方法。In the filtration step, the water to be treated, which has added flocculant and generated floc, is supplied to the membrane module, and is a method for operating the agglomeration filtration treatment device for filtering through the membrane module,
Increase the addition amount of the flocculant from the normal addition amount for a certain period immediately before finishing the filtration step, and after the filtration step is completed, perform the backwashing step to backwash the membrane module. The operation method of the coagulation filtration processing apparatus characterized by these.
上記濾過工程を開始した直後の一定期間と濾過工程を終了する直前の一定期間だけ、凝集剤の添加量を通常の添加量よりも増加させ、上記濾過工程を終了した後、逆洗工程を実施して上記膜モジュールを逆洗することを特徴とする凝集濾過処理装置の運転方法。 In the filtration step, the water to be treated, which has added flocculant and generated floc, is supplied to the membrane module, and is a method for operating the agglomeration filtration treatment device for filtering through the membrane module,
Increase the amount of flocculant added from the normal amount only for a certain period immediately after starting the filtration step and for a certain period just before ending the filtration step. The membrane module is then back-washed, and the operation method of the coagulation filtration apparatus is characterized in that
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