JP4346099B2 - 折り戸システム - Google Patents

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本発明は、外開きの外部用折り戸を備える外部用折り戸システムに関する。
特許文献1には電気を動力源とする自動車に適応して好適な、駐車スペースと玄関スペースとを一体的なスペースとして使用することができ、体の不自由な人にも移動の容易な建物について開示されている。この文献には、室内に配された玄関土間(玄関スペース)に連続して駐車スペースが設けられており、出入り口には折り戸が備えられている。折り戸の周縁には、モヘアが取り付けられており、気密性を高める旨が記載されている。
ここで、折り戸は、扉の開閉に必要な領域が少なくて済むので、例えば、車椅子の使用者にとっては利便性が高い。したがって、折り戸を外部用扉にも用いることができれば、車椅子の使用者などの利便性が向上する。
特開2003−82862号公報
しかし、実際問題として、現状では、玄関扉などの外部扉には、折り戸が採用されていない。外部扉に折り戸が普及しない理由は、外部扉に要求される気密性を担保することが困難であるからだと思われる。上記特許文献1においても、折り戸の気密性向上のために、モヘアを取り付けるという点には言及されているものの、外部扉に必要な気密性を満足するに足りるような具体的開示はなされていない。さらに、特許文献1は、折り戸の防火性、防風性、防水性等については開示が為されていないし、外部用折り戸の構成について十分な記載が為されているものでもない。
なお、車椅子の使用者にとっての利便性を高めるだけであれば、引き違い戸を用いてもよいので、既存の外部用扉を引き違い戸に交換するということも考えられる。しかし、外部用扉として現に普及している開き戸と、引き違い戸とには構造上の相違点が多く、簡易に交換することができなかった。
そこで、本発明は、十分な気密性を備えた外部用折り戸システムを提供することを課題とする。
本発明の外部用折り戸システムは、
複数の扉が相互に回動可能に連結されている外開きの外部用折り戸と、
前記外部用折り戸を閉じたときに前記扉間の密閉性を担保する第1密閉部と、
前記外部用折り戸と一端で回動可能に連結されている枠部材と、
前記外部用折り戸を閉じたときに前記枠部材と当該外部用折り戸との間の密閉性を担保する第2密閉部と、
前記外部用折り戸が開放状態でないことを条件に当該外部用折り戸を閉める自閉部と、
前記外部用折り戸の開閉時に前記扉の位置を規定するための案内部とを備える。
このため、外部用折り戸を構成する扉間を通じて、許容できないほどの風の出入りが生じることがない。
具体的には、前記第1密閉部は、前記扉相互の対向面の一方に凹部を設け、かつ、他方に凸部を設けることによって構成することができる。或いは、前記第1密閉部は、可撓性を有する部材によって前記扉間を塞いでもよい。
主として前記各扉を同一サイズとした場合には、前記第2密閉部は、前記各扉の屋内側の上端部及び下端部と、当該各端部と対面する対面部とによって構成すればよい。
主として前記各扉を異なるサイズとした場合には、前記第2密閉部は、その対面部を昇降可能とする必要がある。
また、室内への物品の搬出入或いは室内の換気等のために、前記外部用折り戸を開放状態とするストッパを備えるとよい。
さらに、扉の開口部の間口を広くするために、外部用折り戸の両側端部は、水平方向の断面が円弧状であるとよい。
さらにまた、優れた防犯性を得るために、前記各扉に亘る閂を備えるとよい。
なお、扉自体は、特定防火扉(甲種防火扉)その他扉(乙種防火扉など)の条件を満たすようにすることが好ましい。具体的には、扉自体は、骨組を鉄製としたり、両面にそれぞれ厚さが〇・五ミリメートル以上の鉄板を張ったり、鉄板の厚さを一・五ミリメートル以上としたり、鉄骨コンクリート製又は鉄筋コンクリート製で厚さを三・五センチメートル以上としたりすることが好ましい。
外部用折り戸の下方には、外部用折り戸の開閉を規定する下部ガイドレールが設けられている。下部ガイドレールには、ゴミなどの異物を排出できるように、櫛状構造の溝を設けてもよい。
前記自閉部は、図1等に示すように、自動的にドアを閉鎖するためのドアクローザー本体を主扉に装着し、ドアクローザーのアームを副扉に装着したアームと連結させるという構成も可能であるし、図12等に示すように、ねじれを戻すことができるドアクローザーとすることも可能である。
扉枠側に主ヒンジ用として取り付けたピボットに、外部用折り戸主扉端の上下に取り付けたピンを挿入する構造の扉用主ヒンジを、上部ピン又は下部ピンをスプリングの入った孔に挿入し、ピンを押し込みスプリングが圧縮された状態でピンを押しボルトで固定し、押しボルトを緩めるとスプリングの力でピンが突出しピボットの中に納まる、その後押しボルトを締めることによりピンを固定する構造の主ヒンジとしてもよい。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。 (実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1の外部用折り戸システムの上面図である。図2は、図1の平面図である。図3は、図1の側面図である。なお、図1には、説明の都合上、後述する扉用フレーム11Aは図示していない。
この外部用折り戸システムは、主扉3と副扉4とを有する外部用折り戸を備えている。主扉3と副扉4とは、複数のヒンジ金物24を介してビス止めされることによって相互に回動可能に連結されている。外部用折り戸は、防犯性、防火性、防錆性、防雨性等を担保するため、鉄、アルミニウム、ステンレスなどを用いている。以下説明する各部材も、同様の観点から、鉄、アルミニウム、ステンレスなどを用いている。
また、主扉3と副扉4とは、それらの間の密閉性を高めるために、主扉3の副扉4との対面側に凹部20を形成し、副扉4の主扉3との対向面側に凸部22を形成している。ここで、凸部22及び凹部20の形状は、図1に示すように、水平方向の断面が略台形状及びそれを受ける形状であってもよいし、その他にも水平方向の断面が略円弧状及びそれを受ける形状、三角状及びそれを受ける形状、更にはこれらを組み合わせた形状(例えば、波状、平面部分と円弧状部分とを一体形成した形状)等、対向部分の面積、つまり、折り戸の平面方向に対して被り面が確保できればよい。もちろん、主扉3側に凸部22を形成し、副扉4側に凹部20を形成してもよい。
外部用折り戸の側面には扉用フレーム11B,11Cが位置している。外部用折り戸の上面には、扉用フレーム11Aが位置している。外部用折り戸の下面には、複数の溝部2が形成された下部ガイドレール1が位置している。外部用折り戸と扉用フレーム11A〜11Cとの間も、図1に示すように、被り部分を設けることで、これらの間の密閉性を確保している。
なお、以下説明する可動レバー6を外部用折り戸の上面に取り付ける場合には、原則として、外部用折り戸と扉用フレーム11Aとの間の被り部分、例えば、扉用フレーム11A側の被り部分が上下に移動可能とする必要がある。すなわち、後述する図11を用いて説明すると、扉の開閉時には対向面11aを有する部分が昇り、扉の開閉前後には対向面11aが図11に示す位置に降りるようにする必要がある。
さらに、外部用折り戸の両側端部の室内側角部には、アールを設けている。こうして、外部用折り戸を開ける際には、この角部が扉用フレーム11B,11Cに衝突することを防止している。
また、主扉3には、扉用フレーム11Aと連結するための上部ピン9及び下部ピン10が設けられている。扉用フレーム11Aには、上部ピボット7及び下部ピボット8が設けられている。上部ピボット7及び下部ピボット8の位置は、上部ピン9及び下部ピン10の位置に対応している。各ピン9,10及びピボット7,8の構成については後述する。
また、主扉3の上部には、外部用折り戸の自動閉鎖を行うドアクローザー5が取り付けられている。また、外部用折り戸の上部には、主扉3及び副扉4に亘って、外部用折り戸の進路を規定するための可動レバー6が取り付けられている。
可動レバー6は、第1アーム及び第2アームを備えている。第1アームと第2アームとは、各一端側で相互に回動可能に連結されている。第1部材と第2部材との各他端側は、主扉3及び副扉4にそれぞれ連結されている。なお、図1には、第1アーム及び第2アームの長さ、連結態様は、図示しているものに限らず、例えば、対向面11aを考慮して、外部用折り戸が閉じられているときに、第1アーム及び第2アームが外部用折り戸の上面内に収まるようにしてもよい。この場合、既述の対向面11a(図11)を有する部分の昇降は不要である。
さらに、副扉4には、外部用折り戸を開くための取手17が取り付けられている。取手17は主扉3に取り付けてもよい。取手17の形状、大きさ、長さ、取り付け位置、角度等は、一例であり、図2に示すものに限定されるものではない。外部用折り戸は、自動開閉させることも可能である。この場合には、外部用折り戸の開閉のために、取手17に代えて開閉ボタン等を設けてもよい。
また、副扉4には、図示しない鍵が1つ以上設けられている。鍵のタイプ、取り付け位置などは、限定されるものではない。したがって、副扉4と扉用フレーム11Cとの間で施錠してもよいし、副扉4と主扉3との間で施錠してもよいし、これらを兼用して第1鍵を扉用フレーム11C側、第2鍵を主扉側として二重施錠を行えるようにすると防犯上好ましい。
ただし、各鍵は、デッドボルトがトロヨケから外れないようにする必要がある。このため、鎌デッドボルト錠とする、或いは、ストライクの開口窓の少なくとも垂直辺の室内側に、デッドボルトの室内側の面を受ける、デッドボルト受け面を設ける必要がある。後者の場合、好ましくは、ストライクは、ラッチボルト側についても、ストライクの開口窓の垂直辺の室内側に、ラッチボルト受け面を設けるとよい。なお、既存の引き戸等に設けられている鍵の場合には、開口窓の垂直辺の屋外側にしか、ボルト受け面が設けられていない点に留意されたい。
外部用折り戸には、主扉3及び副扉4に亘って施錠する閂15を受ける閂受け16を有している。なお、閂15及び閂受け16は、外部用折り戸が開くことを防止できればよいので、外部用折り戸内に収容してもよい。この場合、開錠時には、閂15を主扉3又は副扉4の一方にのみ収容しておき、施錠時には、閂15をスライド又は回転させ、主扉3と副扉4とに亘って配するようにすればよい。これにより、外部用折り戸システムの薄型化も実現できる。
図6は、図3に示す下部ガイドレール1の拡大図である。図5は、図6のA方向からの矢視図である。図4は、図6のB方向からの矢視図である。下部ガイドレール1は、所要の傾斜を為しているスロープ部1aと、副扉4の下面から突出した案内軸27(図12)を受ける案内溝1bと、案内溝1b内のゴミ・砂等を除去するための所定間隔で形成された櫛状の溝部2とを有する。スロープ部1aの頂部と外部用折り戸の底面との隙間は、例えば2〜3mmとしている。
図7は、上部ピボット7及び上部ピン9の周辺拡大図である。図8は、下部ピボット8及び下部ピン10の周辺拡大図である。図7に示すように、上部ピボット7内には、上部ピン9が差し込まれるための空洞が形成されている。上部ピボット7内に上部ピン9が差し込まれることでヒンジ機構が構成される。同様に、下部ピボット8内にも、下部ピン10用の空洞が形成されていて、ここに下部ピン10が差し込まれると、ヒンジ機構が構成される。
ここで、本実施形態では、例えば、上部ピン9が主扉3の上面に対して伸縮可能な構成とされている。図7に示す例では、上部ピン9の下側に、伸縮体であるバネ13が取り付けられていて、上部ピン9が垂直方向に可動である。したがって、上部ピン9を上部ピボット7に対して差し込む或いは取り外す際には、上部ピン9を押し下げて、バネ13を縮めればよい。この際、バネ13の圧縮戻りを防止するために、固定ボルト14で上部ピン9を締め付けするとよい。
その後、上部ピン9を上部ピボット7に対して差し込んだ後に、一旦、固定ボルト14による上部ピン9の締め付けを解除し、バネ13の圧縮が解放されたら、再度、上部ピン9を固定ボルト14で締め付けする。これにより、上部ピン9が上部ピボット7から意図せずに外れることがない。上部ピン9等は、ヒンジ金物12を通じて、主扉3の角部に設けられている。一方、下部ピン10は、上部ピン9のような可動式ではなく、固定式である。
したがって、実際に、外部用折り戸を扉用フレーム11に取り付ける場合には、下部ピン10を下部ピボット8に差し込み、次いで、上部ピン9を押し下げ、バネ13を縮めた状態で、上部ピン9を上部ピボット7の空洞に位置合わせしてから、バネ13への応力を解除する。そして、固定ボルト14で上部ピン9を締め付ける。
もちろん、下部ピン10を可動式とし、上部ピン9を固定式としてもよい。さらには、可動するピンの機構は、図7に示す態様に限定されるものではなく、例えば、ジャッキ構造とし、主扉3の側面等に、ピンを昇降するためのねじ等を設けるようにしてもよい。
(実施形態2)
図9は、本発明の実施形態2の外部用折り戸システムの上面図である。図10は、図9の側面図であって外部用折り戸システムの上部を示す図であり、図1に対応するものである。図11は、図9の側面図である。図12は、図9の平面図であって外部用折り戸システムの下部を示す図である。図13は、図12の側面図である。なお、説明の都合上、本実施形態1で説明した部材の一部(閂15、取手17等)は、図示を省略している。
本実施形態の外部用折り戸システムは、実施形態1の外部用折り戸システムに比して、主として、
(1)上部ピボット7及び上部ピン9の機構を変更し、
(2)下部ピボット8及び下部ピン10の機構を変更し、
(3)ドアクローザー5の機構を変更し、
(4)可動レバー6に代えて副扉4の上面にローラを取り付けた構成としている。
まず、上部ピボット7及び上部ピン9の機構の変更点(1)について説明する。ここでの最も顕著な相違点は、図10に示すように、上部ピボット7を主扉3に設け、上部ピン9を扉用フレーム11Aに設けるようにした点にある。
上部ピボット7は、上部ピン9が差し込まれる上部ピン受け部7aと、ピン受け部7aの上部に位置する上部プレート7bとが一体形成されている。上部プレート7bの下側には、上部プレート7bを通じて、上部ピボット7本体を主扉3に取り付けるための取り付け部材7cが位置する。取り付け部材7cは、長手方向に対する直交方向の断面がコの字状とされていて、上部プレート7bとは例えばビス止めされる。
扉用フレーム11Aには、上部ピン9が取り付けられる。このような構成の場合、上部ピン9はジャッキ構造とされ、ピンを昇降させるためのねじが上部ピン9近傍に設けられる。
つぎに、下部ピボット8及び下部ピン10の機構の変更点(2)、及び、ドアクローザー5の機構の変更点(3)について説明する。これらの変更点には、下部ピン10をドアクローザー5の一部として構成している点がある。下部ピン10は、ドアクローザー5の下端から延びている。下部ピン10は、下部ピボット8に差し込まれる。
図18、図19は、下部ピボット8の側面図及び上面図である。図18、図19に示すように、下部ピボット8には、下部ガイドレール1に隣接配置されていて、下部ピン10を受ける下部ピン受ける。
ドアクローザー5は、下部ピン10上に延びており下部ピボット8に対して回動しない軸部5aと、軸部5aの底部から水平方向に延びていて外部用折り戸の開閉に伴って下部ピボット8に対して回動する底部プレート5bとを備えている。底部プレート5bの上側には、底部プレート5bを通じて、ドアクローザー5本体を主扉3へ取り付けるための取り付け部材5cが位置する。取り付け部材5cは、長手方向に対する直交方向の断面がコの字状とされていて、底部プレート5bとは例えばビス止めされる。
軸部5aは、例えば、円筒状のスプリング又はゴムのように、ねじれ力を復元可能なものを内蔵している。スプリング等の一端は底部プレート5bに連結され、他端は軸部5a内壁等に連結されている。こうして、軸部5aと底部プレート5bとの間で回動が生じても、これを復元できるようにしている。なお、実際に、ドアクローザー5として、日東工器株式会社が製造販売しているオートヒンジ中心吊型A−10を用いたところ、外部用折り戸のスムーズな開閉の実現を確認できた。
つぎに、可動レバー6に代えて副扉4の上面にローラを取り付けた構成とした変更点(4)について説明する。図11に示すように、副扉4の上面には、垂直かつ中心軸を中心に回転する円柱状の支持部材4aが連結されている。支持部材4aには、ローラ4bが取り付けられている。また、扉用フレーム11Aには、ローラ4bを受けるレール部11bが設けられている。このため、本実施形態では、副扉4をローラ4bで懸下しながら、副扉4の進行をガイドできるようになる。
可動レバー6を設けなくてよくなると、扉用フレーム11Aに可動が不要である対向面11aを形成することができる。対向面11aは、その丈が数mm〜数cmとしてあり、外部用折り戸との被り面によって、外部用折り戸と扉用フレーム11Aとの間の密閉性を担保できる。
さらに、副扉4の角部には、下部ガイドレール1の案内溝1bとともに副扉4の進行を案内する案内軸27と、案内軸27の周囲に位置するベアリング28と、ベアリング28を覆うベアリングカバー26とが収容される。
図14は、図12等に示す下部ガイドレール1の拡大図である。図15は、図14のA方向からの矢視図である。図16は、図14のB方向からの矢視図である。図17は、図14のC方向からの矢視図である。
この下部ガイドレール1は、図6等に示したものに比して、対向面1cを形成している。対向面1cは、その丈が段差を考慮して数mmとしている。対向面1cは、外部用折り戸の被り面とともに、外部用折り戸と下部ガイドレール1との間の密閉性を担保できる。なお、下部ガイドレール1には、実施形態1と同様に、溝部2を設けてもよい。
(実施形態3)
図20は、本発明の実施形態3の外部用折り戸システムの上面図である。図21は、図20に示す外部用折り戸を開ききった状態を示す図である。図示していない部分は、実施形態1,2で説明した部分と同様である。
本実施形態の外部用折り戸システムは、実施形態1,2の外部用折り戸システムに比して、主として、扉用フレーム11Bの形状を変更している。扉用フレーム11Bの側面には、外部用折り戸を開放状態とするためのストッパ11cを設けている。ストッパ11cは、例えば、扉用フレーム11Bの側面であって、外部用折り戸システムの床位置から1m程度の場所に、回動可能に取り付けられている。このため、外部用折り戸を開ききってから、ストッパ11cを回動するだけで、外部用折り戸が閉じることを防止することができる。
(実施形態4)
図22は、本発明の実施形態4の外部用折り戸システムの上面図である。図示していない部分は、実施形態1〜3で説明した部分と同様である。
本実施形態の外部用折り戸システムは、実施形態1〜3の外部用折り戸システムに比して、主として、(1)主扉3及び副扉4の形状を変更している。これに伴って、(2)扉用フレーム11B,11Cの形状を変更し、(3)扉用フレーム11Bに対する上部ピン90及び下部ピン10の取り付け位置を変更している。
具体的には、主扉3及び副扉4の形状の変更点(1)として、外部用折り戸の両側端部の室内側角部のみならず、屋外側角部にもアールを設け、両側端部を略円弧状としている。扉用フレーム11B,11Cの形状を変更点(2)として、扉用フレーム11B,11Cにおける外部用折り戸との対向面の形状も、外部用折り戸の両側端部の形状に対応させて略円弧状としている。
これらの変更の結果、扉用フレーム11Bに対する上部ピン9及び下部ピン10の取り付け位置を変更点(3)として、上部ピン90及び下部ピン10の取り付け位置を、扉用フレーム11B寄り(図20左寄り)としても、外部用折り戸の開閉時に、当該角部が扉用フレーム11Bに衝突しなくなる。
こうして、上部ピン90及び下部ピン10の取り付け位置を、扉用フレーム11B寄りとした分、扉開口幅を増加させることができる。さらに、扉用フレーム11Cと副扉4との被り面が増加した分、扉用フレーム11Cの側面の位置を図20右側にずらすことができ、その分、扉開口幅を増加させることができる。
(実施形態5)
図23は、本発明の実施形態5の外部用折り戸システムの側面図である。本実施形態の外部用折り戸システムは、実施形態1〜3の外部用折り戸システムに比して、主として、ドアクローザー5の機構を変更している。
図23には、副扉4上部に一端が取り付けられたワイヤ41と、ワイヤ41の他端に取り付かれた錘42と、ワイヤ41が架けられている滑車部43と、錘42が収容されている筒部44と、筒部44と連結されていて錘42が筒部44内を下降する際に錘42の下側空気を外部へ逃がすための開口部45と、開口部45に対して回動可能な弁部46とを示している。すなわち、このドアクローザー5は、いわばエアダンパーを備えている。筒部44は、扉用フレーム11Cと兼用してもよい。
このドアクローザー5は、外部用折り戸が開かれると、錘42がワイヤ41を通じて上方に持ち上げられる。外部用折り戸が開放状態とならなければ、錘42は自重によって下がろうとするため、外部用折り戸は閉じられることになる。
このドアクローザー5は、そのエアダンパーに代えて、オイルダンパーを備えてもよい。特に、この場合には、筒部44は、扉用フレーム11Cと兼用し、しかも、オイルダンパーを扉用フレーム11C内に収容すると、外部用折り戸を小型化することができる。
(実施形態6)
図24は、本発明の実施形態6の外部用折り戸システムの平面図であり、図2に対応するものである。この外部用折り戸システムは、閂15等に代えて、別の施錠手段を備えている。
具体的には、主扉3又は副扉4(ここでは、副扉4)に、カム機構又はリンク機構若しくは歯車等を用いて、上下方向に進退可能に設置された2本のロッドB,Cを備える箱錠Aを取り付けている。ロッドB,Cは、それぞれ、上下に延びる細長い丸又は角棒状としてあり、主扉3又は副扉4内部に配置された図示しないパイプに通されている。
箱錠Aは、鍵穴Dに差し込んだ鍵を、施錠のために例えば時計回りに回転させると、上側ロッドBが上方向に進み、下側ロッドCが下方向に進む。この際、上側ロッドB及び下側ロッドCは、主扉3又は副扉4の上面及び下面から、それぞれ上下に突出することになる。扉用フレーム11A等には、ロッドB,Cの突出部分を受ける溝が形成されている。当該各溝に上側ロッドB及び下側ロッドCの先端が収容されると、主扉3と副扉4とが相互に折れなくなり、施錠が実現できる。なお、図24には、当該施錠状態を模式的に示している。
一方、鍵穴Dに差し込んだ鍵を、開錠のために例えば反時計回りに回転させると、上側ロッドBが下方向に進み、下側ロッドCが上方向に進む。これにより、上側ロッドB及び下側ロッドCの突出部分が溝から外れ開錠される。
また、本実施形態では、取手17についても工夫している。取手17は、図24に付記しているように、扉の開閉時に把持する円柱又は円筒状の把持部Eと、把持部Eの両端を把持部Eが回転自在に収容している収容部Fと、取手17を副扉4に取り付ける取付部Gとを含む。このため、把持部Eを把持したまま手首を捻ることなく扉の開閉が可能となる。
(実施形態7)
図25(a)は、本発明の実施形態7の外部用折り戸システムの側面図であり、図11に対応するものである。図25(b)は、図25(a)に示すベアリング4cの上面図である。
ベアリング4cは、図25(b)に示すように、支持部材4aを受ける受け部4gが形成されている内リング4fと、内リング4fの側面に形成されている溝に嵌められた複数のボール4eと、内リング4fの外周を覆っていて各ボール4eが回転することにより内リング4fとの間でスムーズな回転が可能とされている外リング4dとを含む。
この外部用折り戸システムでは、図11に示した支持部材4aを上側に延ばし、かつ、支持部材4aの上端に対して、内リング4fの受け部4gを通じてベアリング4cを取り付けている。ベアリング4cは、外リング4dがレール部11bの内壁との接触時に、支持部材4aに対して回転することになる。
図11に示す例の場合には、ローラ4bがレール部11bの底面に沿って回転することによって、副扉4の進行をガイドしている。換言すると、ローラ4bは、レール部11bの長手方向に回転することで、副扉4の進行をガイドしている。
これに対して、図25に示す例の場合には、上記のように、ベアリング4cの外リング4dがレール部11bの内壁に接触すると、外リング4dが当該側面に沿って、ボール4eと共に回転することなる。このため、副扉4が、開閉時に図25の左右方向にぶれることが防止される。このため、本実施形態の外部用折り戸システムは、よりスムーズな副扉4の開閉が可能となる。
(実施形態8)
図26は、本発明の実施形態8の外部用折り戸システムの斜視図である。図26(a)には、主扉3と副扉4とを相互にへの字状に折った状態を示している。図26(b)は、図26(a)の丸で囲まれた部分の拡大図である。図26(c)は、主扉3と副扉4とを相互にフラットにした状態の上面拡大図である。
既述の種々の実施形態では、主扉3に凹部20を形成し、副扉4に凸部22を形成することによって、主扉3と副扉4との間の密閉性を高める例を説明した。本実施形態では、これに代えて、以下説明するヒンジ24を用いることで、主扉3と副扉4との間の密閉性を高めるようにしている。
ヒンジ24は、主扉3の側面にネジ24aなどによって取り付けられる第1部材24cと、副扉4の室内側面にネジ24aなどによって取り付けられる第2部材24dと、第1部材24cと第2部材24dとの間に介在されたゴム部材24bとを備える。
第1部材c及び第2部材24dは、ゴム部材24bを挟み込む形態で保持する構成とされている。第1部材c及び第2部材24dは、例えば、アルミニウム製とすることができる。第1部材24cは、図26(c)に示す断面概形がI字形状であり、第1部材24c自体が主扉3の室内側面に取り付けられる。一方、第2部材24dは、図26(c)に示す断面概形がL字形状であり、角部内側が副扉4の側面と内面との角を挟み込むように取り付けられる。なお、第1部材24c及び第2部材24dの形状は上記内容に限定されるものではない。例えば、第2部材24dの形状をL字形状からコの字形状として、この部分が副扉4の内面から側面を経て外面に亘り取り付けてもよい。
ゴム部材24bは、第1部材24c及び第2部材24dにそれぞれ取り付けられる。この取り付けには、例えば接着剤を用いる。ここで、本実施形態では、ゴム部材24bと第1部材24c及び第2部材24dとの取り付けを強固なものとするために、ゴム部材24bを、第1部材24c及び第2部材24dのそれぞれで挟み込むようにしている。
このため、ゴム部材24bは、図26(c)に示す場合、つまり主扉3と副扉4とを相互にフラットにした場合には、その断面形状が、各端部が第1部材24c及び第2部材24dに挟まれ、かつ、基端部が主扉3及び副扉4の室内側となる態様で、略コの字形状となる。一方、主扉3と副扉4とを相互に開く場合には、ヒンジ24は、ゴム部材24bの基端部を中心に第1部材cと第2部材24dとが回動する。回動角は、最大180度とすることが可能となる。
なお、図26に示すヒンジ24は一例であり、例えば、第1部材24cと第2部材24dとの位置が逆でもよいし、双方とも第1部材24cとする又は第2部材24dとするものであってもよい。
図27(a),図27(b)は、図26の外部用折り戸システムの変形例を示す図である。図27(a)には、主扉3と副扉4とが相互に閉じた状態を示している。図27(b)には、ヒンジ24の軸24eを中心に主扉3と副扉4とが相互に開いた状態を示している。
この外部用折り戸システムは、主扉3と副扉4とに亘ってゴム部材24bを取り付けられている。主扉3とゴム部材24bとの接続はL字状の第1部材24cを用い、副扉4とゴム部材24bとの接続はL字状の第2部材24dを用いている。
図27(a)に示すように、主扉3と副扉4とを相互に閉じている場合には、ゴム部材24aの概形はフラットとなる。一方、図27(b)に示すように、主扉3と副扉4とを相互に開いている場合には、ゴム部材24aは伸びて、その概形はコの字状となる。この例の場合にも、ゴム部材24aによって、主扉3と副扉4との間の密閉性は担保される。
図28(a),図28(b)は、図26の外部用折り戸システムの別の変形例を示す図である。図28(a)には、主扉3と副扉4とが相互に閉じた状態を示している。図28(b)には、ヒンジ24の軸24eを中心に主扉3と副扉4とが相互に開いた状態を示している。
この外部用折り戸システムは、主扉3と副扉4との対向面に、筒状のゴム部材24bをそれぞれ取り付けている。さらに、ゴム部材24bの劣化を防止するための防止部材24fを、例えば副扉4の外側に設けている。図28(b)に示すように、各ゴム部材24bは、主扉3と副扉4とを相互に閉じたときに互いに押し合って一部がつぶれることなどによって、主扉3と副扉4との間の密閉性を確保している。
なお、図27の例では主扉3と副扉4とに凹凸を設け、図28の例では主扉3と副扉4とに凹凸を設けていないが、双方ともに凹凸を設けてもよいし、そうでなくてもよい。
このように、本実施形態の外部用折り戸システムも、ゴム部材24bを備えているので、主扉3と副扉4との間の密閉性を高めることができる。
以上本発明の各実施形態では、主として、各扉3,4を略同一サイズの例を示したが、これらは例えば4:6、6:4等でもよい。また、扉の枚数も3枚以上であってもよい。また、各扉3,4の各ピン9,10等の取り付け位置近傍に、これらの修繕等のための窓部を設け、そこに蓋部をネジ等によって取り付けられるようにしてもよい。
本発明の実施形態1の外部用折り戸システムの上面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 図6のB方向からの矢視図である。 図6のA方向からの矢視図である。 図3に示す下部ガイドレール1の拡大図である。 上部ピボット7及び上部ピン9の周辺拡大図である。 下部ピボット8及び下部ピン10の周辺拡大図である。 本発明の実施形態2の外部用折り戸システムの上面図である。 図9の側面図であって外部用折り戸システムの上部を示す図である。 図9の側面図である。 図9の平面図であって外部用折り戸システムの下部を示す図である。 図12の側面図である。 図12等に示す下部ガイドレール1の拡大図である。 図14のA方向からの矢視図である。 図14のB方向からの矢視図である。 図14のC方向からの矢視図である。 下部ピボット8の側面図である。 下部ピボット8の上面図である。 本発明の実施形態3の外部用折り戸システムの上面図である。 本発明の実施形態4の外部用折り戸システムの上面図である。 図21に示す外部用折り戸を開ききった状態を示す図である。 本発明の実施形態5の外部用折り戸システムの側面図である。 本発明の実施形態6の外部用折り戸システムの平面図であり、図2に対応するものである。 本発明の実施形態7の外部用折り戸システムの側面図及びその一部を示す図である。 本発明の実施形態8の外部用折り戸システムの斜視図である。 図26の外部用折り戸システムの変形例を示す図である。 図26の外部用折り戸システムの別の変形例を示す図である。
符号の説明
1 下部ガイドレール
2 異物排出溝
3 主扉
4 副扉
5 ドアクローザー
6 可動レバー
7 上部ピボット
8 下部ピボット
9 上部ピン
10 下部ピン
11A〜11C 扉用フレーム
12 ヒンジ金物
13 バネ
14 固定ボルト
15 閂
16 閂受け

Claims (4)

  1. 複数の扉が相互に回動可能に連結されている外開きの外部用折り戸と、
    前記外部用折り戸を閉じたときに前記扉間の密閉性を担保する第1密閉部と、
    前記外部用折り戸と一端で回動可能に連結されている枠部材と、
    前記外部用折り戸を閉じたときに前記枠部材と当該外部用折り戸との間の密閉性を担保する第2密閉部と、
    前記外部用折り戸が全開状態でないことを条件に当該外部用折り戸を閉める自閉部と、
    前記外部用折り戸の開閉時に前記扉の位置を規定するための案内軸と、
    前記案内軸を受ける案内溝及び所定間隔で形成された当該案内溝の短手方向に沿って延びる櫛状の溝部を有する当該案内溝の長手方向に沿って延びる下部ガイドレールとを備える外部用折り戸システム。
  2. 前記下部ガイドレールは、所要の傾斜を為しているスロープ部を有する、請求項1記載の外部用折り戸システム。
  3. 前記下部ガイドレールは、所要の傾斜を為しているスロープ部の頂部と外部用折り戸の底面との隙間は、2〜3mmである、請求項記載の外部用折り戸システム。
  4. 前記下部ガイドレールは、前記外部用折り戸の被り面とともに、当該外部用折り戸と当該下部ガイドレールとの間の密閉性を担保する対向面が形成されている、請求項1記載の外部用折り戸システム。
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