JP4345376B2 - 操舵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は舵取り操作により回転する回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器を備えた操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の操舵装置としては、例えば操舵輪に繋がる回転部材と、前記操舵輪の操舵角中点からの前記回転部材の回転角度を検出するための回転角度検出器と、前記回転部材を支持する支持部材とを備えている。
【0003】
回転角度検出器は、一般的には、別個の装置として構成されており、例えば特許文献1、2に記載されている。
特許文献1、2の回転角度検出器は、操舵輪に繋がる回転部材の周面に嵌合固定される環状駆動歯車と、該環状駆動歯車に噛合して従動回転され、磁石を有する2つの従動歯車と、環状駆動歯車の回転に伴って回転角度情報を生成する回路構成要素を有し、回転軸と一体に回転する環状駆動歯車の回転角度を検出する検出部と、該検出部及び前記従動歯車を収容して支持し、外周部に貫通孔を有する取着片が突設されたケースとを備えている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−159037号公報
【特許文献2】
特表2001−505667号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように操舵装置と別個の装置として構成されている回転角度検出器を操舵装置に組み込む場合、例えば回転部材としての操舵軸に前記環状駆動歯車を嵌合固定し、操舵軸を回転自在に支持するハウジングの開口側端面に前記ケースをボルト等の複数本の締付ねじにより取着することになるため、この回転角度検出器の取着構造が複雑であり、取着作業性を簡素化することが要望されていた。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は回転角度検出器の取着構造を簡単にでき、取着作業性を簡素化することができる操舵装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る操舵装置は、舵取り操作により回転する回転部材と、該回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器と、該回転角度検出器を支持する支持部材とを備えた操舵装置において、前記支持部材は前記回転角度検出器が挿入により収容される収容部と、該収容部の一部を貫通する第1及び第2の嵌合孔を有しており、前記回転角度検出器は前記第1の嵌合孔に内嵌され、導線を保持してあるグロメット及び前記第2の嵌合孔に内嵌される嵌合凸部を有し、前記第2の嵌合孔を封止する鍔部を前記嵌合凸部の先端部に設けてあることを特徴とする。
【0008】
第1発明にあっては、グロメット及び嵌合凸部を有する回転角度検出器を支持部材の収容部に挿入することにより回転角度検出器を収容部に収容することができ、しかも、この回転角度検出器の、グロメットと別に設けられている嵌合凸部を支持部材の嵌合孔に内嵌することにより、回転角度検出器を位置決めすることができ、この位置決め状態を維持することができるため、回転角度検出器の取着構造が簡単であり、回転角度検出器を簡易に取着することができる。さらに、取着した回転角度検出器は鍔部が嵌合孔を封止するため、嵌合孔から収容部に水が浸入するのを防ぐことができる。
【0009】
第2発明に係る操舵装置は、舵取り操作により回転する回転部材と、該回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器と、該回転角度検出器を支持する支持部材とを備えた操舵装置において、前記支持部材は前記回転角度検出器が挿入により収容される収容部と、該収容部の一部を貫通する第1及び第2の嵌合孔を有しており、前記回転角度検出器は前記回転角度を検出する検出部を有する回転角度検出器本体と、前記検出部に接続された導線と、前記回転角度検出器本体に取着されて前記導線を保持し前記第1の嵌合孔に内嵌されるグロメットと、前記回転角度検出器本体に取着されて前記第2の嵌合孔に内嵌される嵌合凸部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
第2発明にあっては、グロメット及び嵌合凸部を有する回転角度検出器を支持部材の収容部に挿入することにより回転角度検出器を収容部に収容することができ、しかも、この回転角度検出器のグロメットと別に設けられている嵌合凸部を支持部材の嵌合孔に内嵌することにより、回転角度検出器を位置決めすることができ、この位置決め状態を維持することができるため、回転角度検出器の取着構造が簡単であり、回転角度検出器を簡易に取着することができる。さらに、取着した回転角度検出器は嵌合凸部が嵌合孔を封止するため、嵌合孔から収容部に水が浸入するのを防ぐことができる。また、グロメットが回転角度検出器本体に取着されており、このグロメットを嵌合孔に内嵌するため、導線の取り回し及び導線の噛み込みをなくすることができる。
【0011】
第3発明に係る操舵装置は、舵取り操作により回転する回転部材と、該回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器と、前記回転部材を支持するハウジングとを備えた操舵装置において、前記ハウジングは互いに接合された半体からなり、一方の半体は前記回転角度検出器が挿入により収容される収容部と、他方の半体と接合される接合端から前記収容部の一部が窪む第1及び第2の嵌合孔を有しており、前記回転角度検出器は前記第1の嵌合孔に内嵌され、導線を保持してあるグロメット及び前記第2の嵌合孔に内嵌される嵌合凸部を有し、前記第2の嵌合孔を封止する封止手段を有していることを特徴とする。
【0012】
第3発明にあっては、グロメット及び嵌合凸部を有する回転角度検出器を一方の半体の収容部に挿入することにより回転角度検出器をハウジングに収容することができ、しかも、この回転角度検出器の、グロメットと別に設けられている嵌合凸部を一方の半体の嵌合孔に内嵌することにより、回転角度検出器を位置決めすることができ、さらに、他方の半体の接合により嵌合凸部を挾着し、回転角度検出器を固定することができるため、回転角度検出器の取着構造が簡単であり、回転角度検出器を簡易に取着することができる。また、取着した回転角度検出器は封止手段が嵌合孔を封止するため、嵌合孔から収容部に水が浸入するのを防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る操舵装置の実施の形態1の構成を示す回転角度検出器部分の斜視図、図2は操舵装置の全体の構成を示す断面図、図3は回転角度検出器部分の構成を示す斜視図、図4は回転角度検出器部分の構成を示す分解斜視図、図5は回転角度検出器の構成を示す模式図である。
【0014】
図2に示した操舵装置は操舵補助力の発生源として電動モータを用いる電動パワーステアリング装置であり、操舵輪Aに連結される入力軸1と、該入力軸1にトーションバー2を介して同軸的に連結される出力軸3と、入力軸1に加わるトルクを検出するトルクセンサ4と、該トルクセンサ4が検出したトルクに基づいて駆動される操舵補助用の電動モータ(図示せず)と、該電動モータの回転を出力軸3に伝動する減速歯車機構5と、出力軸3の回転角度を検出する回転角度検出器6と、出力軸3をラックピニオン式の舵取機構(図示せず)に連動連結するユニバーサルジョイント等の伝動軸(図示せず)とを備えている。尚、入力軸1、トーションバー2、出力軸3及び伝動軸が回転部材を構成している。
【0015】
入力軸1はトーションバー2の一端部が挿入されたセンサ支持筒1aと、該センサ支持筒1aの外周に嵌合固定されたターゲット7とを有しており、センサ支持筒1aの一端部がニードル軸受9を介して支持部材としてのハウジング8内に支持されている。
【0016】
出力軸3はセンサ支持筒1aの他端部及びトーションバー2の他端部が挿入された筒形に形成されている。この出力軸3の一端部にはターゲット7と隣り合うターゲット10を有しており、軸長方向の途中には減速歯車機構5のウォームホイール5a及び該ウォームホイール5aの両側に配置される2つの転がり軸受11,12の内輪が外嵌固定されており、各転がり軸受11,12を介して出力軸3がハウジング8内に支持されている。また、出力軸3におけるウォームホイール5a及び転がり軸受11の間に駆動歯車13が外嵌固定されている。
【0017】
ハウジング8は回転角度検出器6及びウォームホイール5aが挿入により収容された第1の収容部8aと、該収容部8aに連通し減速歯車機構5のウォームが挿入により収容された第2の収容部8bと、トルクセンサ4が挿入により収容された第3の収容部8cとを有する。このハウジング8は第1及び第2の収容部8a,8bを有する第1の半体81と、第3の収容部8cを有し、第1の半体81に接合される第2の半体82とからなる。
【0018】
第1の半体81は第1の収容部8aを有する部分が略椀形に形成されており、第2の収容部8bを有する部分が略筒形に形成されており、椀形部分の開放端が第2の半体82と接合される接合端81aになっている。第1の半体81には第1の収容部8aの一部を貫通する凹形の嵌合孔83、換言すれば第2の半体82に接合される接合端81aから収容部8aの一部が窪む凹形の嵌合孔83が設けられている。また、接合端81aと前記筒形部分の開放端面81bとには複数のねじ孔81c,81dが穿設されており、前記筒形部分の開放端面81bに図示しない電動モータが取着される。
【0019】
第2の半体82は筒部82aと、該筒部82aの一端に連なりその外周部が接合端81a及び後記するグロメットの一部に当接する円板部82bとを有しており、該円板部82bの外周部に接合用の2つの貫通孔82cが設けられている。この貫通孔82cからねじ孔81cに締付ねじ(図示せず)を挿入することにより第1及び第2の半体81,82が接合される。
【0020】
回転角度検出器6は出力軸3の途中に外嵌固定された駆動歯車13に噛合して遊転する小径の従動歯車61と、該従動歯車61の回転を減速する複数の減速歯車62a〜62dと、従動歯車61及び最終の減速歯車62dの回転量を電圧に変換して検出する検出部63,63と、これら従動歯車61、減速歯車62a〜62d及び検出部63,63を収容して支持するケース64と、検出部63,63に接続された複数本の導線65と、ケース64に取着されて導線65を保持し嵌合孔83に内嵌されるグロメット66とを備えている。導線65は検出部63,63が検出した検出回転量を検出信号として出力する。この検出信号はマイクロプロセッサを用いてなる制御部(図示せず)に与えられている。制御部では従動歯車61及び最終の減速歯車62dの回転量の差(検出信号の差)から出力軸3と一体回転する駆動歯車13の回転角度を求める。
【0021】
ケース64は中心部に出力軸3が挿通される貫通孔64aを有する略D字形に形成されており、円形周面の一部にグロメット66が接着等の取着手段により取着されている。また、このケース64、従動歯車61、減速歯車62a〜62d及び検出部63,63が回転角度検出器本体60を構成している。
【0022】
グロメット66は合成ゴム、合成樹脂等の可撓性を有する材料により略直方体に形成されており、周面が嵌合孔83の周面と接触して回転角度検出器本体60のハウジング8に対する位置を決め、回転角度検出器本体60の、出力軸3の周方向へのガタ付きを防ぐようにしてある。このグロメット66には導線65が挿通される複数の貫通孔66a及び嵌合孔83を封止する鍔部66bとが設けられている。封止手段としての鍔部66bはケース64への取着面と反対側の先端周面部に突設されており、嵌合孔83の外側孔縁と接触することにより外部から嵌合孔83に水が浸入するのを防ぐようにしてある。
【0023】
尚、トルクセンサ4は操舵輪Aの操舵により入力軸1に加わるトルクをトーションバー2に生じる捩れによって検出するものであり、該トルクセンサ4が検出したトルク等に基づいて操舵補助用の電動モータが駆動制御されるように構成されている。
【0024】
以上のように構成された操舵装置は、第1の収容部8aに嵌合固定された転がり軸受12の内輪に、ウォームホイール5aとターゲット10及び駆動歯車13とが嵌合固定された出力軸3の他端部を挿入して出力軸3の他端部を第1の半体81に支持する。出力軸3の他端部を支持した第1の半体81の収容部8aに、グロメット66が取着された回転角度検出器本体60を挿入し、該回転角度検出器本体60の従動歯車61を駆動歯車13に噛合させるとともに、グロメット66を第1の半体81の嵌合孔83に内嵌することにより回転角度検出器6をハウジング8に組み込むことができる。この場合、グロメット66の嵌合孔83への内嵌により、グロメット66の周面が嵌合孔83の周面に接触することになり、回転角度検出器6のハウジング8に対する位置を決めることができ、回転角度検出器6の、出力軸3の周方向へのガタ付きを防ぐことができる。しかも、グロメット66の鍔部66bが嵌合孔83の外側孔縁に接触することになり、外部から嵌合孔83に水分が浸入するのを防ぐことができる。
【0025】
回転角度検出器6を第1の半体81に組み込んだ後、第3の収容部8cにトルクセンサ4が収容され、転がり軸受11が嵌合固定された第2の半体82の円板部82bを第1の半体81の接合端81aに当接させ、円板部82bの外周部に穿設された貫通孔82cからねじ孔81cに締付ねじを挿入することにより第2の半体82を第1の半体81に接合する。この場合、円板部82bがグロメット66の一面に接触し、グロメット66の、出力軸3の軸長方向への移動を規制することができる。
【0026】
以上のように回転角度検出器6は出力軸3等の回転部材を支持するハウジング8の収容部8aに収容するように構成されており、しかも、回転角度検出器本体60にグロメット66を取着し、該グロメット66が嵌合される嵌合孔83をハウジング8に設けてあるため、操舵装置の組立て時に回転角度検出器6を収容部8aに挿入し、グロメット66を嵌合孔83に嵌合することにより回転角度検出器6を組み込むことができ、回転角度検出器6の組込作業性を高めることができる。
【0027】
実施の形態2
図6は操舵装置の実施の形態2の構成を示す回転角度検出器部分の斜視図である。
この実施の形態2の操舵装置は、グロメット66を回転角度検出器本体60に取着し、該グロメット66により回転角度検出器6のハウジング8に対する位置を決めるように構成する代わりに、嵌合孔83に嵌合されグロメット66と関係のない嵌合凸部67を回転角度検出器本体60に突設し、該嵌合凸部67により回転角度検出器6のハウジング8に対する位置を決めるように構成したものである。
【0028】
実施の形態2において、嵌合凸部67は例えばケース64の周壁の一部を外側へ変形させてケース64と一体に構成するか、又は、ケース64と別個に形成された嵌合凸部67を接着、溶接等の取着手段により取着した構成とする。また、嵌合凸部67の先端部67bには嵌合孔83の外側孔縁と接触することにより外部から嵌合孔83に水が浸入するのを防ぐための鍔部67aが突設される。
また、ハウジング8には、第2の嵌合孔83と離隔した位置に、第1の嵌合孔としてのグロメット用孔84が設けられており、該グロメット用孔84にグロメット66が嵌合保持される。
【0029】
実施の形態2にあっては、操舵装置の組立て時、出力軸3の他端部を支持した第1の半体81の収容部8aに、嵌合凸部67が取着された回転角度検出器本体60を挿入し、該回転角度検出器本体60の従動歯車61を駆動歯車13に噛合させるとともに、嵌合凸部67を第1の半体81の嵌合孔83に内嵌することにより回転角度検出器6をハウジング8に組み込むことができる。この場合、嵌合凸部67の嵌合孔83への嵌合により、嵌合凸部67の周面が嵌合孔83の周面に接触することになり、回転角度検出器6のハウジング8に対する位置を決めることができ、回転角度検出器6の、出力軸3の周方向へのガタ付きを防ぐことができる。しかも、嵌合凸部67の鍔部67aが嵌合孔83の外側孔縁に接触することになり、外部から嵌合孔83に水が浸入するのを防ぐことができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0030】
尚、以上説明した実施の形態では回転角度検出器本体60に取着されたグロメット66、嵌合凸部67の先端部に鍔部66a,67aを突設したが、その他、この鍔部66a,67aはグロメット66、嵌合凸部67の周面の途中に突設し、該鍔部66a,67aが挿入される溝を嵌合孔83の周面に設け、グロメット66又は嵌合凸部67を嵌合孔83に嵌合するとき、鍔部66a,67aを前記溝に挿入し、鍔部66a,67aの溝との接触により嵌合孔83を封止するようにしてもよい。
【0031】
また、以上説明した実施の形態ではケース64の周壁、換言すれば回転角度検出器本体60の周面にグロメット66又は嵌合凸部67を取着したが、その他、グロメット66又は嵌合凸部67はケース64の側面に取着する構成としてもよい。この場合、グロメット66又は嵌合凸部67が嵌合される嵌合孔83を第2の半体82の円板部82bに設け、第2の半体82が第1の半体81に接合されるとき、回転角度検出器本体60に予め取着されたグロメット66又は嵌合凸部67を前記嵌合孔83に嵌合するか、又は、第2の半体82が第1の半体81に接合された後、グロメット66又は嵌合凸部67を第2の半体82の外部から嵌合孔83に嵌合し、該グロメット66又は嵌合凸部67を回転角度検出器本体60に接着剤等の取付装着手段により取付装着する。
また、以上説明した実施の形態では出力軸3を支持する支持部材としてのハウジング8に回転角度検出器6を支持したが、その他、この回転角度検出器6はハウジング8と別個に設けられる支持部材に支持する構成としてもよい。
【0032】
また、本発明に係る操舵装置は操舵補助用の電動モータを備えた電動パワーステアリング装置である他、操舵補助用の電動モータを備えていない操舵装置であってもよい。また、回転角度検出器6の構成は特に制限されるものでない。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように第1発明、第2発明及び第3発明によれば、回転角度検出器を支持部材の収容部に簡易に取着することができ、しかも、嵌合孔から収容部に水が浸入するのを防ぐことができる。また、第2発明によれば、グロメットが取着するため、特別の取着部が必要でなく、回転角度検出器をより一層簡易に取着することができる。
また、第3発明によれば、ハウジングの第1及び第2の半体を接合することにより回転角度検出器を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操舵装置の実施の形態1の構成を示す回転角度検出器部分の斜視図である。
【図2】本発明に係る操舵装置の全体の構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係る操舵装置の回転角度検出器部分の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る操舵装置の回転角度検出器部分の構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る操舵装置の回転角度検出器の構成を示す模式図である。
【図6】本発明に係る操舵装置の実施の形態2の構成を示す回転角度検出器部分の斜視図である。
【符号の説明】
3 出力軸(回転部材)
6 回転角度検出器
60 回転角度検出器本体
63 検出部
65 導線
66 グロメット(嵌合凸部)
66b 鍔部
67 嵌合凸部
67a 鍔部(封止手段)
67b 先端部
8 ハウジング(支持部材)
8a 収容部
81,82 半体
81a 接合端
83 嵌合孔

Claims (3)

  1. 舵取り操作により回転する回転部材と、該回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器と、該回転角度検出器を支持する支持部材とを備えた操舵装置において、前記支持部材は前記回転角度検出器が挿入により収容される収容部と、該収容部の一部を貫通する第1及び第2の嵌合孔を有しており、前記回転角度検出器は前記第1の嵌合孔に内嵌され、導線を保持してあるグロメット及び前記第2の嵌合孔に内嵌される嵌合凸部を有し、前記第2の嵌合孔を封止する鍔部を前記嵌合凸部の先端部に設けてあることを特徴とする操舵装置。
  2. 舵取り操作により回転する回転部材と、該回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器と、該回転角度検出器を支持する支持部材とを備えた操舵装置において、前記支持部材は前記回転角度検出器が挿入により収容される収容部と、該収容部の一部を貫通する第1及び第2の嵌合孔を有しており、前記回転角度検出器は前記回転角度を検出する検出部を有する回転角度検出器本体と、前記検出部に接続された導線と、前記回転角度検出器本体に取着されて前記導線を保持し前記第1の嵌合孔に内嵌されるグロメットと、前記回転角度検出器本体に取着されて前記第2の嵌合孔に内嵌される嵌合凸部とを備えていることを特徴とする操舵装置。
  3. 舵取り操作により回転する回転部材と、該回転部材の回転角度を検出する回転角度検出器と、前記回転部材を支持するハウジングとを備えた操舵装置において、前記ハウジングは互いに接合された半体からなり、一方の半体は前記回転角度検出器が挿入により収容される収容部と、他方の半体と接合される接合端から前記収容部の一部が窪む第1及び第2の嵌合孔を有しており、前記回転角度検出器は前記第1の嵌合孔に内嵌され、導線を保持してあるグロメット及び前記第2の嵌合孔に内嵌される嵌合凸部を有し、前記第2の嵌合孔を封止する封止手段を有していることを特徴とする操舵装置。
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