JP4344253B2 - 製本装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製本装置における、表紙糊付け完了後の本の移動処理に関する技術分野に属する。
図2は、従来の製本装置の概略構成を示す図である。(a)は上から見た図、(b)は(a)の図を下側から見た側面図である。
この製本装置は、例えば、印刷機や複写機等から送られて来た紙葉を1冊分束ねたもの(本身という)に表紙を糊で貼り付ける装置である。
本身を、本の背になる方を下にしてレベル板24の上に乗せるようにして、クランプ部21の固定クランプ板22と可動クランプ板23の間に配置し、可動クランプ板23を、図示していない機構によって固定クランプ板22の方へ移動させて本身7を背に近い方でしっかりと挟持(クランプ)する。
クランプ部21はガイドレール25に案内されて右の方へ移動できるようになっている。移動のための駆動は図示していないチェーン駆動等によって行われている。
こうして、本身7をクランプしたクランプ部21を右方へ移動し、ミーリング装置29の上を通過する。このミーリング装置29は固定ガイド板26と移動ガイド板27が本身7の背に近い部分をガイドしつつ、その下に設けられモータ32によって回転しているフライス盤28によって本身7の背を切削して面一にするとともに、糊が付き易いように引掻きを行う。ミーリング装置29を通過した後は糊付け装置30の上を通過し、このとき本身7の背に糊付けを行う。
次いでニッピング装置31へと移動し、ここで停止して表紙が背に貼り付けられ、次いで背の両角部分が折られて表紙が本身7の両面に沿うようにされる。これで製本は完了であるが、製本の完了した本を製本装置外へ排出しなければならない。その排出方法の1つとして、クランプ板が製本を完了した本の本身7をクランプしたまま、クランプ部21をガイドレール25に沿って逆方向に移動させレベル板24のある所まで戻して、レベル板24を横へ移動させて、クランプを開き下方へ落下させる方法が行われている(例えば特許文献1参照)。
このようにクランプ部21をニッピング装置31の位置から逆進させるときに、糊付け装置30やミーリング装置29の位置がそのままでは折角貼り付けた表紙の背に糊が付いたり削られたりしてしまうので、製本が完了してクランプ部21が逆進するときには、ミーリング装置29と糊付け装置30の位置を下へ下げるようにしている。これによって、貼り付けた表紙の背が削られたり糊が付いたりするのを防いでいる。
特開平9−220874号公報(図5、[0006])
以上のように従来装置では、表紙貼り付け製本1冊毎にミーリング装置29や糊付け装置30を上下移動させているわけであるが、これらの装置は20kg〜30kgある重量物である。このような重量物を表紙の貼り付け1冊毎に上下移動させることは、そのための構造が大きく、また複雑になるうえ頻繁に動く可動部分を有することになり摩耗等に対する保守点検も必要であるという問題があった。
更には、退避のために下げたあと再び稼働位置に上げたときの位置精度を出すのが難しく、ミーリングや糊付けにばらつきを生じ製本精度が悪くなるという問題があった。
本発明の課題は、以上のような問題を解決した製本装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために下記の手段構成を有する。
第1の構成(基本構成)は、ミーリング部、糊付け部および表紙貼り付け部が順次配列されて、クランプ部のクランパでクランプした本身を、その背部を前記各部に向けて配列に沿ってクランプ部を移動させながら、ミーリング部で背面の表面加工をし、次いで糊付け部で前記加工後の表面に糊を塗布し、次いで表紙貼り付け部で表紙の貼り付けを完了した後に、クランプ部が同一移動経路を逆移動して、ミーリング部を通過した後、クランパ開放位置で、クランパを解放する製本装置において、前記クランプ部が逆移動する際、少くとも糊付け部とミーリング部に対向する位置を通過するときは、表紙の背部が糊付け部やミーリング部から離隔するようにクランパを駆動する離隔駆動手段をクランプ部に具備することを特徴とする製本装置である。
第2の構成は、前記第1の構成において、クランパが、クランプ部に軸支され円弧回動が可能なアームに取り付けられ、離隔駆動手段は、モータとギヤ機構と、ギヤ機構の出力回転軸に固着された偏芯カムとからなり、この偏芯カムを前記アームに当接させて偏芯カムの回転によりアームを動かしクランパの離隔、復帰をさせることを特徴とする製本装置である。
即ち、本発明の特徴は、本身に貼り付けられた表紙の背が、クランプ部の逆進時に糊付け装置やミーリング装置に接することなく元の位置に戻れるようにするために、従来のように、ミーリング装置や糊付け装置といった重量物を上下移動させるのではなく、クランプ部内で、本身をクランプしたクランパのみを上下させることにより、製本時(往路)は本身の背がミーリング装置や糊付け部に接し、表紙の貼り付け完了後の復路では、離れるようにしたものであり、ミーリング装置や糊付け装置などより遥かに軽量の、本身をクランプしたクランパの上下可動により目的を達成する点にある。
このようにクランプ部内でクランパを上下させる構成としては、その駆動源としてモータを用いその回転によりリンク機構を駆動して上下運動をさせるものや、偏芯カムを回転させて上下運動に変換するもの或いは、駆動源として電磁ソレノイドを用いてリンク機構を駆動して上下運動させるもの等が考えられる。
第2の構成は以上のうち、モータを駆動源として、ギヤ機構を介して偏芯カムを回転させ、その偏芯カムを、クランパが取り付けられているアームに当接させて、偏芯カムの回転によりアームを上下に移動させるようにしたものである。
以上説明したように、本発明の製本装置においては、本身をクランプしたクランプ部の復路の移動において、本身に貼り付けた表紙の背が糊付け装置やミーリング装置に接触しないように離隔する手段構成として、往復移動するクランプ部内において、糊付け装置およびミーリング装置より遥かに軽量の、本身をクランプしたクランパを離隔移動させるようにしたので、その駆動機構も簡単小規模のものでよく、その結果、可動部分の負荷も軽く摩耗等も少なく保守点検も少なくて済むうえ、製本開始時における本身のレベル出しも精度よく行うことができ製本精度を上げることができるという利点がある。
本発明実施の最良の形態は、クランパの離隔移動範囲を、貼り付けられた表紙の背が糊付け装置やミーリング装置に接触しない範囲で、できるだけ小さくするとともに、できるだけクランプ板に近い部分で駆動することである。こうすることにより可動部分の摩耗が少なくて済み、また、駆動力も少なくて済むからである。
以下、本発明製本装置の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明製本装置のクランプ部の本発明にかかる構造を示す図である。(a)および(c)は、リニアレールによる移動方向から見た側面図であり、(b)は(a)の図を右側から見た背面図である。
クランプ部1の筐体は天板2と左右の側板3とからなっており、天板2にはリニアブッシュ4が取り付けられており、このリニアブッシュ4によりリニアレール5に懸垂され、クランプ板6が本身7をクランプした後、ミーリング装置29、糊付け装置30、ニッピング装置31へと移動する。
本図では、本身7をクランプするためクランプ板を駆動する関係の構造は省略されている。
本身7をクランプしたクランプ板6の上下移動は、駆動源としてのモータとギヤ機構と偏芯カムによって行われている。
クランプ板6は、アーム8の左端部に設けられており、アーム8の右端部は側板3に設けられたアーム回動軸9に回動可能に軸支されている。
従ってアーム8が、アーム回動軸9を軸にして回動することによりクランプ板6は円弧状に上下することになる。
一方、天板2には、図1の(b)に示すように取付けブラケット14を介してモータ13が取り付けられており、モータ13にはモータ軸ギヤ15が取り付けられている。このモータ軸ギヤ15は、偏芯カム回動軸12に固定された回動軸ギヤ16に噛み合っている。
偏芯カム回動軸12は両側側板3に回動可能に軸支されており、その両側側板3の外側には偏芯カム10が固定されている。この偏芯カム10には偏芯カム回動軸12の軸芯から偏芯した位置に偏芯ピン11が設けられており、この偏芯ピン11がアーム8を下側から支持している。従って、モータ13を回転させると偏芯カム10が回転しその結果偏芯ピン11が偏芯カム回動軸12の軸芯を中心にして円運動をすることになりその高さ位置が変化し、これに支持されているアーム8がアーム回動軸9を支点にして上下移動することになる。
図1の(a)は偏芯ピンが最も下がった状態を示す図であり、(c)は偏芯ピンが最も高くなった状態を示す図である。従って、例えばクランプ板6が本身7をクランプして、クランプ部1がミーリング装置の方へ移動しようとする往路においては(a)の状態になるようにし、ニッピング装置で表紙の貼り付けを終わり、リニアレール5を逆進しようとするときには、(c)の状態になるようにモータ13の回転を制御すれば、貼り付けた表紙の背に糊が付いたり、削られたりすることなく、元の位置に戻ってくることができる。
以上の例は、モータ、ギヤ機構および偏芯カムを用いた例であるが、偏芯カムに代えてリンク機構を用いてクランパを上下するものであってもよいし、また、駆動源としてモータに代えて電磁ソレノイドを用い、リンク機構によって上下させるものであってもよい。
本発明製本装置のクランプ部の構成を示す図である。 従来の製本装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 クランプ部
2 天板
3 側板
4 リニアブッシュ
5 リニアレール
6 クランプ板
7 本身
8 アーム
9 アーム回動軸
10 偏芯カム
11 偏芯ピン
12 偏芯カム回動軸
13 モータ
14 取付けブラケット
15 モータ軸ギヤ
16 回動軸ギヤ
21 クランプ部
22 固定クランプ板
23 可動クランプ板
24 レベル板
25 ガイドレール
26 固定ガイド板
27 移動ガイド板
28 フライス盤
29 ミーリング装置
30 糊付け装置
31 ニッピング装置
32 モータ

Claims (2)

  1. ミーリング部、糊付け部および表紙貼り付け部が順次配列されて、クランプ部のクランパでクランプした本身を、その背部を前記各部に向けて配列に沿ってクランプ部を移動させながら、ミーリング部で背面の表面加工をし、次いで糊付け部で前記加工後の表面に糊を塗布し、次いで表紙貼り付け部で表紙の貼り付けを完了した後に、クランプ部が同一移動経路を逆移動して、ミーリング部を通過した後、クランパ開放位置で、クランパを解放する製本装置において、前記クランプ部が逆移動する際、少くとも糊付け部とミーリング部に対向する位置を通過するときは、表紙の背部が糊付け部やミーリング部から離隔するようにクランパを駆動する離隔駆動手段をクランプ部に具備することを特徴とする製本装置。
  2. クランパが、クランプ部に軸支され円弧回動が可能なアームに取り付けられ、離隔駆動手段は、モータとギヤ機構と、ギヤ機構の出力回転軸に固着された偏芯カムとからなり、この偏芯カムを前記アームに当接させて偏芯カムの回転によりアームを動かしクランパの離隔、復帰をさせることを特徴とする請求項1記載の製本装置。

































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