JP4343219B2 - ワイヤレス通信デバイスの候補周波数検索(cfs)の間の音声パケット損失を最小にするシステムおよび方法 - Google Patents

ワイヤレス通信デバイスの候補周波数検索(cfs)の間の音声パケット損失を最小にするシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、ワイヤレス電話通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信電話デバイスとワイヤレス通信基地局との間の通信における候補周波数検索を管理するシステムおよび方法に関する。
ワイヤレス通信電話基地局(BS)は、限られた大きさのサービスエリア内で符号分割多重アクセス方式(CDMA)ワイヤレス通信デバイスへの供給周波数(帯域)を提供する。ワイヤレスデバイスが1つのサービスエリアから隣接しているサービスエリアに移動すると、このワイヤレスデバイスは、第1のサービスエリアBSの供給周波数から隣接しているサービスエリアBSの供給周波数へ切り替える。そのように切り替えることは、ハードハンドオフと呼ばれる。例えば、ワイヤレスデバイスは、第1のエリアにおける供給周波数の出力レベルがワイヤレスデバイスによって受信されるレベルに満たないときまでは第1のサービスエリアの端に移動する。その時点で、第1のBSは、ワイヤレスデバイスによって受信されるレベルを満たしている出力レベルを有する供給周波数を有する隣接しているサービスエリアのBSに切り替えるようにワイヤレスデバイスに指示する。この隣接している供給周波数に切り替える間に問題が生じた場合、第1の供給周波数はもはや通話をサポートしていないので、この通話は中断され得る。
ハードハンドオフは、ワイヤレスデバイスからの援助なしでBSによって行われ得る。このような例において、BSは、ワイヤレスデバイスからの信号強度を監視し、実際の出力レベルがBSとワイヤレスデバイスとの間の通信をサポートするのに十分ではないとき、BSは、隣接のサービスエリアに対応する異なる供給周波数に切り替えまたはハンドオフするようにワイヤレスデバイスに命令を出す。援助を受けないハードハンドオフは、少なくとも2つの問題を有する。しばしば、ワイヤレスデバイスが有する隣接のサービスエリアからの信号品質が悪いので、ハードハンドオフを行っている間に通話が中断される。他の場合において、ワイヤレスデバイスは、第1のサービスエリアにおける供給周波数と隣接しているサービスエリアにおける供給周波数との間でピンポンまたは振動する。これは、隣接しているエリアのBSによって観測されたワイヤレスデバイスからの出力レベルが、BSとワイヤレスデバイスとの間の通信をサポートするのに一貫して十分ではない場合に生じる。
TIA/EIA−95−Bの出現で、ハードハンドオフはワイヤレスデバイスの助けを借りて行われ得る。そのようなハンドオフは、モバイルアシストハードハンドオフ(MAHHO)と呼ばれる。MAHHOの間にワイヤレスデバイスから提供される援助は、候補周波数検索(Candidate Frequency Search:CFS)と呼ばれる。MAHHOにおいて、ワイヤレスデバイスが現在のサービスエリアに近づくにつれて、サービスエリアを提供しているBSはCFSを実行するようにワイヤレスデバイスに命令する。CFSを実行する際に、ワイヤレスデバイスは、(CFSを実行する)隣接のサービスエリアにおけるサービス周波数のパイロット信号の出力レベルをチェックし、CFSの結果をBSに報告し返す。ワイヤレスデバイスが、隣接の周波数のパイロット信号がワイヤレスデバイスによって受信されるのに十分である報告すると、BSは、隣接しているサービスエリアへのハードハンドオフを実行するようにワイヤレスデバイスに命令する。ワイヤレスデバイスが、パイロット信号の出力レベルはワイヤレスデバイスによって受信されるのに不十分であると報告すると、BSは、ワイヤレスデバイスが、後のCFSにおいて、パイロット信号の出力レベルがワイヤレスデバイスによって受信されるのに十分であると報告するまで、ワイヤレスデバイスが現在の供給周波数に留まることを許可し得る。
MAHHOは、ハードハンドオフの間に中断される通話の数と、サービス周波数間での発振例を低減させ得る。しかしながら、ワイヤレスデバイスがCFSを実行している間に、ワイヤレスデバイスはまた、送信すべき音声パケットを生成しているかもしれないし、あるいはBSが、ワイヤレスデバイスが受信する音声パケットを送信しているかもしれない。あいにく、MAHHOは、CFSの間、供給周波数から離れてチューニングすることをワイヤレスデバイスに要求する。それ故、上記の音声パケットは、CFSの結果、行方不明となる。これらパケットを失うことにより、音声通信が顕著に低下し得る。
国際特許出願番号WO02/28122/A2は、ハードハンドオフを行っている間に、通話が中断される可能性を低減するスケジューリング技術に依存するCFSを実行するためのプロセスを開示する。スケジューリング技術は、CFSを実行するために、検索手順もしくは「戦略」を出力するための予備のハンドオフデータおよび計算を利用する。米国特許番号第6,459,689,B1号は、CFSを実行するために最小レート送信パケットを破壊するMAHHOのための方法およびシステムを開示する。このアプローチは完全に情報を損失することを避けることを企てる一方で、ウィンドウが到着する周波数だけでなく、移動局の送信を破壊するために作られた一時的なウィンドウの両方において制限される。したがって、技術的に強い必要性が、送信音声パケットおよび受信音声パケットの最小の途絶を有するCFSを実行するためのワイヤレス通信デバイスにとって残されている。
ワイヤレス通信デバイスのCFSが音声パケットの送信および受信の途絶を最小に抑えて実行されると有利である。
(発明の要旨)
本発明は、モバイルアシストハードハンドオフ(MAHHO)の間、ワイヤレス通信デバイスのために候補周波数検索(CFS)を行うことが最適である通信リンクフレームの同定を扱う。本発明は、ワイヤレスデバイスへの送信およびワイヤレスデバイスからの送信がCFSの間に途絶されることを認識する。本発明は、CFSを実行する好ましいリンクフレームとして、最小のユーザ情報を含むまたはユーザ情報を全く含まない通信リンクフレームを識別することによって、この問題を扱う。例えば、音声の会話で一時停止または無言の間に生じるフレームである。
従って、ワイヤレス通信デバイスのCFSの間に音声パケットの損失を最小に抑える方法が提供される。この方法は、所定のサンプルフレームシーケンスにおいて音声パケットコンテンツのフレームを監視することと、監視されたフレームにおいて最小の情報フレームレートを識別すことと、ワイヤレス通信デバイスにおいて、最小の情報フレームレートを識別することに応答してCFSを実行することとを含む。1つの場合において、最小の情報フレームレートを識別することは、初期フレームにおける遷移フレームレートを識別し、その後、初期フレームの直前の前の(prior)フレームレートを識別することを含む。第1の場合は、前のフレームにおいてより高いフレームレートを識別することと、初期フレームの後のフレームにおいてCFSを実行することとを含む。第2の場合は、前のフレームにおいてより低いフレームレートを識別することと、初期フレームの後で遷移フレームレートを有するトリガーフレームを識別すること、トリガーフレームの後のフレームにおいてCFSを実行することとを含む。第3の場合は、前のフレームにおいてより低いフレームレートを識別することと、初期フレームの後で全てのフレームにおいてフルフレームレートを識別することと、サンプルフレームシーケンスにおいて最後のフレームにおいてCFSを実行することとを含む。
方法は、順方向リンクフレームと逆方向リンクフレームとを監視することと、順方向リンクフレームと逆方向リンクフレームとを同時に監視することとを含む。この方法はまた、基地局からの暗示的実行時間コマンド(Implicit Action Time Command)に応答してワイヤレスデバイスにおけるフレームを監視すること、または、基地局からの明示的実行時間コマンド(Explicit Action Time Command)に応答してワイヤレス通信基地局においてフレームを監視して、CFSを実行することを含む。
ワイヤレス通信デバイスのCFSの間の音声パケットの損失を最小にする上記の方法およびシステムのさらなる詳細が以下に記載される。
図1は、本発明に従ったワイヤレス通信デバイスの候補周波数検索(CFS)の間の音声パケットの損失を最小にするシステム100の概略的なブロック図である。本発明は、モバイルアシストハードハンドオフ(MAHHO)と関連のあるCFSを開始するためのフレームとして使用するために、最小のユーザ情報を有する通信リンクフレーム、好ましくは、音声会話の一時停止中に送信されるより低いレートのフレームを識別するように努める。本発明の背景の項で記載したように、通信リンクフレームにおける音声パケットは、CFSの間に損失され得る。それ故、CFSは最小のユーザデータを備えるリンクフレームにおいて実行されると、ワイヤレス通信の低下は最小である。システム100は、モニタ102とレート識別器104とを備える。レート識別器104は、監視されたフレームにおける最小の情報フレームレートを識別することに応答して、CFSを実行する通信リンクフレームを識別するライン106上にCFS信号を供給する出力を有する。実際のCFS動作は、ワイヤレスデバイスの他のエレメント(図示せず)によって、システム100の外で実行される。
以下に続く説明は、システム100の動作に関する一連の例を提示する。これら例は包括的なものではく、他にあり得る動作例が本発明内に含まれることが理解される。システム100の例は、TIA/EIA−733標準で定義される3つのタイプのリンクフレーム、すなわち、フルレートフレーム、遷移レートフレーム、および最低レートフレームに基づく。フレームレートは一般的にフレームにおいて運ばれる情報量を指しており、典型的にビット/秒で表される。トラフィックチャネルを維持するといった制御機能は、3つのタイプのフレーム全てにおいてサポートされる。フルレートフレームは、ユーザ情報を送信するために使用される。TIA/EIA−733標準下で、フルフレームレートは14400ビット/秒である。最低レートフレーム、あるいは自動閾値レートのフレームは、音声メッセージにおける一時停止または無言の間にホワイトノイズを送信するために使用される。典型的な最低フレームレートは、フルレートの1/8のレート、つまり1/8レートである。遷移レートフレームは、フルレートフレームから最低レートフレームまで遷移する際、または最低レートフレームからフルレートフレームまで遷移する際に、フルレートフレームと最低レートフレームとの間に生じる。TIA/EIA−733標準下で、遷移レートフレームはユーザデータを含み得るが、遷移フレームのレートは、典型的にフルフレームレート未満である。例えば、典型的な遷移フレームレートは、TIA/EIA−733に定められる13kボコーダについては1/4レートおよび1/2レートを含み、TIA/EIA−127に定められる拡張可変レートコーダ(EVRC)については1/2レートを含む。遷移レートフレームおよび最低レートフレームは、CFSを始めるのに好ましい。本発明は、TIA/EIA−733またはTIA/EIA−127標準のフレームタイプに限られず、本発明は、他の定義および他の組み合わせのフレームとフレームレートとに適用可能であることが理解される。
以下に続くシステム100の例では、13kボコーダへの遷移レートが用いられる。EVCRへの遷移レートといった他の遷移レートを用いる例もまた、システム100に適用可能であることが理解される。モニタ102は、ライン108上の順方向通信リンクフレームを受け入れる入力と、ライン110上の逆方向通信リンクフレームを受け入れる入力とを備える。モニタ102はまた、ライン112上の順方向開始セレクト信号を受け入れる制御入力と、ライン114上の逆方向開始セレクト信号を受け入れる制御入力と、ライン116上に初期フレーム信号を供給する出力とを備える。システム100は、シングルモードで動作し得る。すなわち、常に、システム100は、順方向通信リンクフレームまたは逆方向通信リンクフレームのどちらか一方で動作し得る。順方向開始セレクト信号を受信することに応答する際、モニタ102は、初期フレーム信号で、モニタ102における現在の順方向リンクフレームを供給する。すなわち、順方向リンクフレームは、順方向開始セレクト信号の受信直後にモニタによって受け入れられる。同様の方法で、モニタ102は、初期フレーム信号で、逆方向開始セレクト信号に応答してモニタ102における現在の逆方向リンクフレームを供給する。モニタ102がライン116上に初期フレーム信号を供給すると、順方向通信リンクフレームと逆方向通信リンクフレームとの両方に対するシステム100の動作は本質的に同じである。それ故、順方向フレームまたは逆方向フレーム上でのシステム100の動作が異なる場合のときのみ、順方向フレームまたは逆方向フレームがさらに参照される。
レート識別器104は、ライン116上の初期フレーム信号を受け入れる入力と、ライン120上に前のフレームのセレクト信号を供給する制御出力とを有するソーター118を備える。ソーター118はまた、ライン122上にシーケンスセレクト信号を供給する制御出力と、ライン106上にCFS開始信号を供給する出力とを備える。初期フレーム信号を受信することに応じて、ソーターは、初期フレーム信号におけるフレームのレートを識別して、前のフレーム信号、CFS開始信号、またはシーケンスセレクト信号を初期フレームのレートに従って供給する。
遷移1/2フレームレートで、ソーター118はライン120上に前のフレームセレクト信号を供給する。フルレートフレームで、ソーター118はライン122上にシーケンスセレクト信号を供給する。これら2つの例において、最適なCFSフレームが識別され得る前に、システム100はさらなる分析を要求する。自動閾値フレームレートまたは遷移1/4フレームレートで、ソーターはライン106上にCFS開始信号を供給する。初期フレームの後に続くフレームはCFSを開始するのに好ましいので、CFS開始信号は初期フレームの直後のフレームを識別する。自動閾値フレームレートの場合において、初期フレームの後に続くフレームは、別の自動閾値レートまたは別の遷移1/4レートを有する。遷移1/4フレームレートの場合において、初期フレームの後に続くフレームは、(初期フレームの前のフレームが遷移1/2レートを有する場合は)自動閾値レートを、(初期フレームの前のフレームが自動閾値レートを有する場合は)遷移1/2レートを有する。
モニタ102は、ライン120上の前のフレームセレクト信号を受け入れる制御入力と、ライン124に前のフレーム信号を供給する出力と、ライン122上のシーケンスセレクト信号を受け入れる制御入力と、ライン126上にシーケンス信号を供給する出力とを備える。前のフレームのセレクト信号に応じて、モニタ102は初期フレーム信号において初期フレーム直前の前のフレームを有する前のフレーム信号を供給する。前のフレームのレートを用いて、現在のフレームの後に続くフレームのレートを予測することが出来るので、前のフレームが調べられる。例えば、遷移フレームレートを有する現在のフレームがフルフレームレートを有するフレームに先行される場合、現在のフレームを有するフレームのシーケンスは、より低いフレームレートに遷移する。
シーケンスセレクト信号に応じて、モニタ102はリンクフレームの所定の連続的シーケンスを有するライン126上にシーケンス信号を供給する。シーケンスは、典型的に、初期フレーム直後のフレームで始まる。現在のフルフレームの後に続くフレームのレートは、前のフレームレートから判断することができなくて、かつ、初期フレームの後に続くフレームが調べられて、CFSを始めるのに適切なフレームを見つけることができるので、フレームのシーケンスが用いられる。基地局は、CFSを実行するときを決定する一定時間フレームを許可する。上記のシーケンスの長さは、この一定時間フレームに適合するように選択される。典型的に、このシーケンスは約4つから7つのフレームからなり、各フレームは約20ミリ秒の長さである。
レート識別器104はまた、ライン126上のシーケンス信号を受け入れる入力と、ライン106上にCFS開始信号を供給する出力とを有するシーケンス分析器128を備える。シーケンス信号に応じて、シーケンス分析器128は、シーケンス信号におけるフレームのレートを識別する。一般的に、遷移レートを有するフレームが識別される場合、シーケンス分析器128は、遷移フレームレートを有するフレームの後に続くフレームを識別するCFS開始信号を供給する。13kボコーダの場合において、CFS開始信号は、遷移レートを有するフレーム直後の第1のフレームを識別し得(第1のフレームは1/4フレームレートを有する)、第1のフレームの後に続くフレームを識別し得る。このフレームは自動閾値レートを有する。フルフレームレートがシーケンスにおける全てのフレームにおいて識別されても、シーケンスの最適なフレームはない。しかしながら、CFSはシーケンス内で実行されねばならない。それ故、シーケンス分析器128は、シーケンスの最後のフレームを識別するCFS開始信号を供給する。
レート識別器104は、ライン122上にシーケンスセレクト信号を供給する制御出力と、ライン124上の前のフレーム信号を受け入れる入力と、ライン106上にCFS開始信号を供給する出力とを有する傾斜(slope)分析器130を備える。前のフレーム信号を受け入れることに応じて、傾斜分析器130は、前のフレーム信号において前のフレームのレートを識別する。傾斜分析器130が、前のフレームに1/4フレームレートを識別する場合、初期フレームの後に続くフレームはフルフレームレートである。それ故、傾斜分析器130は、シーケンスセレクト信号を供給する。この場合は、上記の初期フレームにおけるフルフレームレートの場合と同じである。傾斜分析器130が、前のフレームにフルフレームレートを識別する場合、初期フレームの後に続くフレームは1/4フレームレートである。それ故、傾斜分析器は、初期フレームの後に続くフレームを識別するCFS開始信号を供給する。13kボコーダについて上記したように、CFS開始信号は、遷移レートを有するフレーム直後の第1のフレームを識別し得(第1のフレームは1/4フレームレートを有する)、第1のフレームの後に続くフレームを識別し得る。このフレームは、自動閾値レートを有する。
システム100はまた、デュアルモードでも動作し得る。すなわち、システム100は順方向リンクフレームおよび逆方向リンクフレーム上で同時に動作し得る。それ故、モニタ102は、ライン132上のデュアルモード開始セレクト信号を受け入れる制御入力を有する。一般的に、デュアルモードである間、システム100は、個々の順方向および逆方向の開始セレクト信号に応じて実行されるように同一の動作を実行する。順方向または逆方向のどちらか一方におけるシステム100の動作に関する上記の場合と同様に、以下に続く説明は、デュアルモードにおけるシステム100の動作に関する一連の例を提示する。これら例は網羅的なものではく、他にあり得る動作例が本発明内に含まれ、また、以下の例で展開された原理は明示されない他の場合に適用され得ることが理解される。
デュアルモード開始セレクト信号に応答して、モニタ102は初期フレーム信号で、上記の順方向初期フレームと逆方向初期フレームとを供給する。以下の例のうちいくつかは、第1の初期フレームおよびシーケンスは順方向にあり、かつ、第2の初期フレームおよびシーケンスは逆方向にあることと仮定する。これら方向は切り替えることができると理解される。ソーター118は、初期フレーム信号における順方向初期フレームおよび逆方向初期フレームのレートを識別する。自動閾値レートおよび遷移1/4フレームレートの任意の組み合わせが、順方向初期フレームおよび逆方向初期フレームにおいて検出される場合、ソーター118は、順方向初期フレームまたは逆方向初期フレーム直後のフレームを識別するライン106上にCFS開始信号を供給する。
フルフレームレートが順方向初期フレームおよび逆方向初期フレームの両方において検出される場合、ソーター118は、順方向シーケンスおよび逆方向シーケンスの両方を識別するライン122上にシーケンスセレクト信号を供給する。それに応じて、モニタ102は、シングルモードに関して上述したように、順方向フレームシーケンスおよび逆方向フレームシーケンスの両方を有するシーケンス信号を供給する。シーケンス分析器128はそれぞれ、順方向リンク通信フレームまたは逆方向リンク通信フレームに関して上述したように、2つのフレームシーケンスのそれぞれで同時に動作する。すなわち、第1のシーケンス分析器128は、順方向シーケンスおよび逆方向シーケンスにおいてそれぞれ第1のフレーム上で同時に動作し、次いで、順方向シーケンスおよび逆方向シーケンスにおいてそれぞれ第2のフレーム上で同時に動作し、その他同様である。遷移フレームが両方のシーケンスにおいて同時に識別される場合、シーケンス分析器128は、遷移フレームレートを含む順方向フレームまたは逆方向フレームのどちらか一方の直後のフレームを識別するCFS信号を供給する。2組のフレーム上で動作する間に、遷移フレームレートが順方向シーケンスにおいて第1に見つかり、動作中の後の時点において、遷移フレームが逆方向シーケンスにおいて見つかる場合、CFS開始信号は、逆方向シーケンスにおいて遷移レートを有するフレーム直後のフレームを識別する。フルフレームレートが2つのシーケンスにおいて識別されても、シーケンス分析器128は、シーケンスの最後のフレームを識別するCFS開始信号を供給する。
フルレートフレームが順方向シーケンス初期フレームにおいて検出され、自動閾値が逆方向シーケンス初期フレームにおいて検出される場合、ソーター118は、順方向シーケンスを識別する前のフレームセレクト信号を供給する。この場合において、逆方向シーケンスは、最低レートまたは遷移レートを有するフレームを有し続けることと仮定される。これに応じて、モニタ102は、順方向シーケンスを有するシーケンス信号を供給する。シーケンス分析器128は、シーケンス信号におけるフレームのレートを識別する。遷移レートを有するフレームが識別される場合、シーケンス分析器128は、シングルモードに関して上述したように遷移フレームレートを有するフレームの後に続くフレームを識別するCFS開始信号を供給する。フルフレームレートがシーケンスにおける全てのフレームにおいて識別されても、シーケンスの最適なフレームはない。しかしながら、CFSはシーケンス内で実行されねばならない。それ故、シーケンス分析器128は、シーケンスの最後のフレームを識別するCFS開始信号を供給する。
ソーター118が、順方向初期フレームにおいてフルフレームレートと、逆方向初期フレームにおいて遷移フレームレートと、両方の初期フレームにおいて遷移1/2フレームレート、または、順方向初期フレームおよび逆方向初期フレームにおいて遷移1/2フレームレートまたは遷移1/4フレームレートの任意の組み合わせを識別する場合、ソーター118は、順方向シーケンスおよび逆方向シーケンスの両方を識別するライン122上にシーケンスセレクト信号を供給する。これに応じて、モニタ102は、シングルモードに関して上述したように、順方向フレームシーケンスおよび逆方向フレームシーケンスの両方を有するシーケンス信号を供給する。シーケンス分析器128はそれぞれ、シングルモードに関して上述したように、2つのフレームシーケンスのそれぞれで動作する。しかしながら、この場合において、動作は同時に行われる。負の(negative)傾斜または自動閾値レートが両方のシーケンスにおいて同時に検出される場合、シーケンス分析器128は、負の傾斜および/または自動閾値レートが検出されたときに、シーケンス分析器128によって最後に監視された順方向フレームまたは逆方向フレームのどちらか一方の直後のフレームを識別するCFS開始信号を供給する。負の傾斜は、フレームのシーケンスにおけるレートが低減しているときに生じる。例えば、初期フレームが1/2遷移フレームレートを有するシーケンスおよびシーケンスにおける次のフレームは、1/4遷移フレームレートを有する。負の傾斜または自動閾値レートを検出することにより、負の傾斜または自動閾値レートを有するフレームの後に続くフレームを検出するのに用いられるシーケンスの最後のフレームの後に続くフレームが遷移レートまたは自動閾値レートを有することが確実にされる。すなわち、フルフレームレートより早いフレームレートはないので、負の傾斜は、フルフレームレートを有するフレームにはなり得ない。負の傾斜または自動閾値が両方のシーケンスにおいて同時に検出されない場合、シーケンス分析器128は、シーケンスの最後のフレームを識別するCFS開始信号を供給する。
システム100は、ワイヤレス通信デバイス134にインストールされ得る。この場合において、ワイヤレスデバイス134は、ワイヤレス通信基地局(図示せず)から暗示的実行時間コマンド(IATC)を受信する。IATCは、CFSが要求されて、ワイヤレスデバイス134にCFSを開始する最適なリンクフレームを識別する所定の期間を許可することをワイヤレスデバイス134に通知する。上記のリンクフレームシーケンスは、この期間に一致する。IATCに応じて、ワイヤレスデバイス134は、適切に、ライン112、ライン114およびライン132上に開始セレクト信号を供給する。どの開始セレクト信号を供給するかに関する決定は、システム100の外でされる。ワイヤレスデバイス134は、ライン106上のCFS開始信号を受け入れて、それによってCFSを実行する。
図2は、ワイヤレス通信基地局における本発明のシステムを示す概略的なブロック図である。システム100は、図2に示されるように、ワイヤレス通信基地局202にインストールされ得る。基地局202は、適切に、ライン112、ライン114およびライン132上に開始セレクト信号を供給する。どの開始セレクト信号を供給するかに関する決定は、システム100の外でされる。基地局トランシーバー204は、ライン106上のCFS開始信号を受け入れる入力を有しており、CFS開始信号に応じて、明示的実行時間コマンド(EATC)を送信する。ワイヤレスデバイス208のトランシーバー206は、EATCを受信するポートを有する。EATCに応答して、ワイヤレスデバイス208は、次の通信リンクフレームにおいてCFSを実行する。
図3は、本発明に従ったワイヤレス通信デバイスのCFSの間の音声パケットの損失を最小にする方法を示すフローチャートである。図3(および以下の図4、図5および図6)における方法は、明確にするために一連の番号を付されたステップとして描かれているが、明記されていない限りはこの番号付けから順番が推測されるものではない。この方法は、ステップ300で開始する。ステップ302は、フレームを監視する。ステップ302aは、所定のサンプルフレームシーケンスにおけるフレームを監視する。ステップ302bは、順方向リンクフレームを監視する。ステップ302cは、逆方向リンクフレームを監視する。ステップ302dは、順方向リンクフレームおよび逆方向リンクフレームを監視する。ステップ302eは、暗示的実行時間コマンドに応じてワイヤレスデバイスにおけるフレームを監視する。ステップ302fは、ワイヤレス通信基地局におけるフレームを監視する。ステップ304は、監視されたフレームにおける最小の情報フレームレートを識別する。ステップ306は、ワイヤレス通信デバイスにおいて、最小の情報フレームレートを識別することに応じてCFSを実行する。ステップ306aは、ワイヤレス通信基地局からの明示的実行時間コマンドに応じてCFSを実行する。
方法の1つの局面において、ステップ302aにおいて、所定のサンプルフレームシーケンスにおけるフレームを監視することは、約4つから7つの20ミリ秒のフレームのサンプルフレームシーケンスにおけるフレームを監視することを含む。方法の別の局面において、ステップ304の最小の情報フレームレートを識別することは、13kボコーダの1/4レートと1/2レートとを、拡張可変レートコーダ(EVRC)の1/2レートとを含む群から選択される遷移レートを識別することを含む。方法の1つの局面において、ステップ304の最小の情報フレームレートを識別することは、1/8レートに等しい自動閾値レートを識別することを含む。方法の別の局面において、ステップ306の最小の情報フレームレートを識別することに応じてCFSを実行することは、サンプルフレームシーケンス内でCFSを実行することを含む。
図4は、図3に示された方法をさらに詳細に示すフローチャートである。この方法は、ステップ400で開始する。ステップ402は、初期フレームにおいて遷移1/2フレームレートを識別する。ステップ404は、初期フレーム直前のフレームにおいてフルレートを識別する。ステップ406は、初期フレーム直前のフレームにおいて遷移1/4フレームレートを識別する。ステップ406aは、遷移フレームレートを有する初期フレームの後でトリガーフレームを識別する。ステップ406bは、初期フレームの後で全てのフレームにおいてフルレートを識別する。ステップ408は、ワイヤレス通信デバイスにおいてCFSを実行する。ステップ408aは、先行するフレームにおけるフルレートに応じて初期フレームの後に続くフレームにおいてCFSを実行する。ステップ408bは、トリガーフレームの後に続くフレームにおいてCFSを実行する。ステップ408cは、初期フレームの後の全てのフレームにおけるフルフレームレートに応じて、サンプルフレームシーケンスの最後のフレームにおいてCFSを実行する。
図5は、図3に示された方法をさらに詳細に示すフローチャートである。この方法はステップ500で開始する。ステップ502は、自動閾値フレームレートを有する初期フレームを識別する。ステップ504は、遷移1/4フレームレートを有する初期フレームを識別する。ステップ504は、ワイヤレス通信デバイスにおいて、初期フレーム直後のフレームにおいてCFSを実行する。
図6は、図3に示された方法をさらに詳細に示すフローチャートである。この方法はステップ600で開始する。ステップ602は、フルレートフレーム有する初期フレームを識別する。ステップ604は、遷移フレームレートを有する初期フレームの後でトリガーフレームを識別する。ステップ606は、サンプルフレームシーケンスの各フレームにおいて、フルフレームレートを識別する。ステップ608は、ワイヤレス通信デバイスにおいてCFSを実行する。ステップ608aは、トリガーフレームの後に続くCFSを実行する。ステップ608bは、サンプルフレームシーケンスの各フレームにおけるフルレートに応じて、サンプルシーケンスの最後のフレームにおいてCFSを実行する。
ワイヤレス通信デバイスCFS間の音声パケットの損失を最小にするシステムおよび方法が提供される。本発明は特定の実施形態を参照しながら説明されてきたが、この説明は、本発明の用途の単なる例であって、限定するものとしてとられるべきではない。従って、当業者にとっては本発明の他の変形および他の実施形態が考えられ、これらは以下の請求の範囲によって包含される本発明の範囲内にある。
図1は、本発明に従ったワイヤレス通信デバイスの候補周波数検索(CFS)の間の音声パケットの損失を最小にするシステムの概略的なブロック図である。 図2は、ワイヤレス通信基地局における本発明のシステムを示す概略的なブロック図である。 図3は、本発明に従ったワイヤレス通信デバイスのCFSの間の音声パケットの損失を最小にする方法を示すフローチャートである。 図4は、図3に示された方法をさらに詳細に示すフローチャートである。 図5は、図3に示された方法をさらに詳細に示すフローチャートである。 図6は、図3に示された方法をさらに詳細に示すフローチャートである。

Claims (33)

  1. ワイヤレス通信デバイス候補周波数検索(CFS)の間の音声パケットの損失を最小にする方法であって、
    所定のサンプルフレームシーケンスにおけるフレームを監視することと、
    該監視されたフレームにおいて最小の情報フレームレートを識別することと、
    小の情報フレームレートを識別することに応じてCFSを実行することと
    を包含し、
    最小の情報フレームレートを識別することは、
    初期フレームにおいて遷移フレームレートを識別することと、
    該初期フレーム直前のフレームにおいて、該初期フレームレートより速いフレームレートを識別することとを特徴とする、方法。
  2. 最小の情報フレームレートを識別することに応じてCFSを実行することは、前記サンプルフレームシーケンス内でCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  3. フレームを監視することは、約4つから7つの20ミリ秒のフレームのサンプルフレームシーケンスにおけるフレームを監視することを包含する、請求項に記載の方法。
  4. 最小の情報フレームレートを識別することは
    初期フレーム直前のフレームにおいてフルフレームレートを識別すること
    を包含し、
    CFSを実行することは、該初期フレームの後に続くフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  5. FSを実行することは、該初期フレーム直後のフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  6. 最小の情報フレームレートを識別することは
    初期フレーム直前のフレームにおいて、自動閾値フレームレートを識別すること
    を包含し、
    CFSを実行することは、該初期フレーム直後のフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  7. 最小の情報フレームレートを識別することは
    初期フレームの後で、遷移フレームレートを有するトリガーフレームを識別すること
    を包含し、
    CFSを実行することは、該トリガーフレームの後に続くフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  8. 最小の情報フレームレートを識別することは
    初期フレームの後で全てのフレームにおけるフルフレームレートを識別すること
    を包含し、
    CFSを実行することは、前記サンプルフレームシーケンスの最後のフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  9. 最小の情報フレームレートを識別することは、13kボコーダの1/4レートと1/2レートと、拡張可変レートコーダ(EVRC)の1/2レートとを含む群から選択される遷移フレームレートを識別することを包含する、請求項に記載の方法。
  10. 最小の情報フレームレートを識別することは、
    フルレートフレームを有する初期フレームを識別することと、
    該初期フレームの後で、遷移フレームレートを有するトリガーフレームを識別することとを包含し、
    CFSを実行することは、該トリガーフレームの後に続くフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項1に記載の方法。
  11. 最小の情報フレームレートを識別することは、
    フルレートフレームを有する初期フレームを識別することと、
    該サンプルフレームシーケンスの各フレームにおいて、フルフレームレートを識別することと
    を包含し、
    CFSを実行することは、該サンプルフレームシーケンスの最後のフレームにおいてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法
  12. フレームを監視することは、順方向リンクフレームを監視することを包含する、請求項に記載の方法。
  13. フレームを監視することは、逆方向リンクフレームを監視することを包含する、請求項に記載の方法。
  14. フレームを監視することは、順方向リンクフレームおよび逆方向リンクフレームを監視することを包含する、請求項に記載の方法。
  15. フレームを監視することは、暗示的実行時間コマンドに応じてワイヤレスデバイスにおけるフレームを監視することを包含する、請求項に記載の方法。
  16. フレームを監視することは、ワイヤレス通信基地局におけるフレームを監視することを包含し、
    CFSを実行することは、該ワイヤレス通信基地局からの明示的実行時間コマンドに応じてCFSを実行することを包含する、請求項に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信デバイス候補周波数検索(CFS)の間の音声パケットの損失を最小にするシステムであって、
    所定のサンプルフレームシーケンスにおけるワイヤレス通信フレームを受け入れる入力と、監視されたフレームを供給する出力とを有するモニタと、
    該監視されたフレームを受け入れる入力と、該監視されたフレームにおいて最小の情報フレームレートを識別することに応じてCFSを実行する通信リンクフレームを識別するCFS信号を供給する出力とを有するレート識別器と、
    該レート識別器からの信号に応じて候補周波数を検索し得るCFSデバイスと
    を備え
    該レート識別器が、遷移フレームレートを有する初期フレームであって、該初期フレームより速いフレームレートを有するフレームによって直前に先行される初期フレームを識別することを特徴とする、システム。
  18. 前記モニタは、
    順方向リンク通信フレームを受け入れる入力と、
    逆方向リンク通信フレームを受け入れる入力と、
    順方向開始セレクト信号を受け入れる制御入力と、
    逆方向開始セレクト信号を受け入れる制御入力と、
    初期フレーム信号を供給する出力と
    を備え、
    順方向開始セレクト信号に応じて、該モニタは、該初期フレーム信号において、順方向開始セレクト信号の受信直後に該モニタによって受け入れられた順方向リンクフレームを供給し、
    該逆方向開始セレクト信号に応じて、該モニタは、該初期フレーム信号において、逆方向開始セレクト信号の受信直後に該モニタによって受け入れられた逆方向リンクフレームを供給する、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記レート識別器は、前記初期フレーム信号を受け入れる入力と、前のフレームセレクト信号を供給する制御出力と、シーケンスセレクト信号を供給する制御出力と、前記CFS開始信号を供給する出力とを有するソーターを備え、
    該初期フレーム信号に応じて、該ソーターは、
    該初期フレーム信号におけるフレームのレートを識別し、
    遷移フレームレートを識別することに応じて該前のフレームセレクト信号と、
    フルフレームレートを識別することに応じて該シーケンスセレクト信号と、
    自動閾値フレームレートを識別することに応じて、該初期フレーム直後のフレームを識別する該CFS開始信号と
    を供給する、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記モニタは、
    前記前のフレームセレクト信号を受け入れる制御入力と、
    前のフレーム信号を供給する出力と、
    前記シーケンスセレクト信号を受け入れる制御入力と、
    シーケンス信号を供給する出力と
    を備え、
    該前のフレームセレクト信号に応じて、該モニタは、該初期フレーム信号における該初期フレーム直前のフレームを有する該前のフレーム信号を供給し、
    該シーケンスセレクト信号に応じて、該モニタは、フレームの所定の連続的シーケンスを有する該シーケンス信号を供給する、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記レート識別器は、前記シーケンス信号を受け入れる入力と、前記CFS開始信号を供給する出力とを有するシーケンス分析器を備え、
    該シーケンス信号に応じて、該シーケンス分析器は、該シーケンス信号におけるフレームのレートを識別し、
    該シーケンス分析器は、遷移フレームレートを識別することに応じて、該遷移フレームレートを有するフレームの後に続くフレームを識別するCFS開始信号を供給する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記シーケンス分析器は、前記初期フレームの後で全てのフレームにおけるフルフレームレートを識別することに応じて該シーケンスの最後のフレームを識別するCFS開始信号を供給する、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記レート識別器は、前記前のフレーム信号を受け入れる入力と、前記シーケンスセレクト信号を供給する制御出力と、前記CFS開始信号を供給する出力とを有する傾斜分析器を備え、
    前記前のフレーム信号を受け入れることに応じて、該傾斜分析器は、
    該前のフレーム信号における前のフレームのレートを識別し、
    前記初期フレームレートより遅い遷移フレームレートを識別することに応じて該シーケンスセレクト信号と、
    該前のフレームのフルフレームレートを識別することに応じて該初期フレームの後に続くフレームの該CFS開始信号と、
    該前のフレームの自動閾値レートを識別することに応じて該初期フレーム直後のフレームの該CFS開始信号と、
    該初期フレームレートより速い該前のフレームの遷移レートを識別することに応じて該初期フレーム直後のフレームの該CFS開始信号と
    を供給する、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記モニタは、デュアルモード開始セレクト信号を受け入れる制御入力を有し
    該デュアルモード開始セレクト信号に応じて、該モニタは、前記初期フレーム信号において、該デュアルモード開始セレクト信号の受信直後のモニタリングサブシステムによって受け入れられた順方向リンクフレームである第1の初期フレームと、該デュアルモード開始セレクト信号の受信直後の該モニタリングサブシステムによって受け入れられた逆方向リンクフレームである第2の初期フレームとを供給する、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記ソーターは、前記初期フレーム信号において前記第1および第2の初期フレームのレートを識別し、
    該第1および第2の初期フレームレートを識別することに応じて、該ソーターは前記前のフレームセレクト信号と、前記シーケンスセレクト信号と、前記CFS開始信号とを供給する、請求項24に記載のシステム。
  26. 前記モニタは、前記前のフレームセレクト信号に応じて、該前のフレームセレクト信号における前記第1の初期フレーム直前の第1の前のフレームと、該前のフレームセレクト信号における前記第2の初期フレーム直前の第2の前のフレームとを有する前のフレーム信号を供給し、
    該モニタは、前記シーケンスセレクト信号に応じて、順方向リンクフレームの第1の所定の連続的シーケンスと、逆方向リンクフレームの第2の所定の連続的シーケンスとを有する前記シーケンス信号を供給する、請求項25に記載のシステム。
  27. 前記シーケンス分析器は、前記シーケンス信号に応じて前記第1および第2のフレームシーケンスにおけるフレームのレートを識別し、
    該シーケンス分析器は、該第1および第2のフレームシーケンスにおいて識別されたフレームレートに応じて前記CFS信号を供給する、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記傾斜分析器は、前記前のフレーム信号に応じて前記第1および第2の前のフレームのフレームレートを識別し、
    該傾斜分析器は、該第1および第2の前のフレームにおいて識別されたフレームレートに応じて前記シーケンス信号と前記CFS信号とを供給する、請求項27に記載のシステム。
  29. 遷移レートは、13kボコーダの1/4レートと1/2レートと、拡張可変レートコーダ(EVRC)の1/2レートとを含む群から選択される、請求項28に記載のシステム。
  30. 自動閾値レートは1/8レートに等しい、請求項28に記載のシステム。
  31. サンプルフレームシーケンスは、約4つから7つの20ミリ秒のフレームを含む、請求項28に記載のシステム。
  32. 前記モニタと前記レート識別器とを備えるワイヤレス通信デバイスをさらに備え、
    暗示的実行時間コマンドに応じて、該ワイヤレスデバイスは、前記順方向、逆方向、およびデュアルモードの開始セレクト信号を供給し、
    前記CFS開始信号に応じて、該ワイヤレスデバイスはCFSを開始する、請求項28に記載のシステム。
  33. 前記モニタと前記レート識別器とを備えるワイヤレス通信基地局と、
    前記CFS開始信号を受け入れる入力と、該CFS信号に応じて明示的実行時間コマンド(EATC)を送信するポートとを有するワイヤレス通信基地局トランシーバーと、
    ワイヤレスデバイスと、
    該EATCを該基地局トランシーバーから受信するポートを有するワイヤレスデバイストランシーバーと
    をさらに備え、
    該EATCを受信する該トランシーバーに応じて、該ワイヤレスデバイスはCFSを開始する、請求項28に記載のシステム。
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