JP4340134B2 - コンテンツ加工装置、コンテンツ加工方法、及びコンテンツ加工プログラム - Google Patents

コンテンツ加工装置、コンテンツ加工方法、及びコンテンツ加工プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ加工装置、コンテンツ加工方法、及びコンテンツ加工プログラムに係り、特に、安価な構成で効率的にコンテンツ加工を行うためのコンテンツ加工装置、コンテンツ加工方法、及びコンテンツ加工プログラムに関する。
2000年12月に放送が開始されているBS(Broadcasting Satellite)デジタル放送、及び2003年に放送開始が予定されている地上デジタル放送では、従来のアナログ放送で提供されていた映像、音声が単にデジタル化されるだけでなく、データ、字幕、文字スーパー等の情報も新たに提供される。
ここで、視聴者に提供される映像は、ISO/IEC13818−2(MPEG−2 Video)の規格による圧縮方式にしたがって圧縮され、音声はISO/IEC13818−7(MPEG−2 Advanced Audio Coding,AAC)の規格による圧縮方式にしたがって圧縮される。また、データ、字幕、文字スーパー等の情報は、ARIB STD−B24(デジタル放送におけるデータ符号化方式と伝送方式)の規格にしたがって記述され、符号化される。
また、映像、音声、データ、字幕、又は文字スーパー等に代表される個々のモノメディアは、上述の規格に基づく手法により、個々のモノメディア毎に符号化されISO/IEC13818−1(MPEG−2 Systems)に記述されているトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)形式により多重化された後、デジタル変調され放送信号として各家庭等に提供される。
ところで、従来のアナログ放送にしか対応していないテレビ装置では、そのままでは、BSデジタル放送や地上デジタル放送で放送される番組(コンテンツ)を視聴することができない。これらのデジタル放送を視聴する場合は、デジタルで放送された信号を復調した後、多重されているコンテンツを映像、音声等のモノメディアに分離し、更に個々のモノメディアを復号して表示させるためのデジタル放送受信機が必要となる。
デジタル放送番組を視聴するためには、アナログ対応のテレビ装置にデジタル放送受信機を接続するか、デジタル放送に対応したテレビ装置を使用することになる。また、デジタル放送受信機には、デジタル放送受信機には装備されていない機能を持つ機器と接続するためのインタフェースとして、IEEE−1394が用意されている。
例えば、デジタル放送受信機が放送番組のコンテンツを蓄積する機能を備えていない状況において、受信したコンテンツを蓄積したい場合に、IEEE−1394のインタフェース接続に対応したコンテンツを蓄積する機器を別途準備し、デジタル受信機とIEEE−1394インタフェースで接続することにより、放送番組のコンテンツをリアルタイムで視聴するだけでなく、そのコンテンツを蓄積しておき後で蓄積されたコンテンツを視聴することができる。
また、デジタル放送のデータを記述する言語として使われているBML(Broadcast Markup Language)を用いて、表示装置等により表示されるコンテンツの表示内容等を制御することができる。更に、BMLには電話回線を制御するためのコマンドが用意されているため、テジタル放送受信機に装備された電話回線を経由して制御コマンドを発行するBMLを作成しデジタル受信機に送ることで機器を制御することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、受信装置側の概要構成について図を用いて説明する。図1は、デジタル放送受信側の装置構成の一例を示す図である。
図1は、BSデジタル放送受信アンテナ11と、地上デジタル放送受信アンテナ12と、通信ネットワーク13と、コンテンツ蓄積装置14と、コンテンツ取得装置15と、デジタル放送受信機16と、リモートコントローラ17と、表示装置18とを有するよう構成されている。
図1において、BSデジタル放送受信アンテナ11は、BSデジタル放送のストリームを受信し、地上デジタル放送受信アンテナ12は、地上デジタル放送のストリームを受信する。
コンテンツ取得装置15は、BSデジタル放送受信アンテナ11、地上デジタル放送受信アンテナ12、通信ネットワーク13、及びコンテンツ蓄積装置14と接続されており、更に、IEEE―1394インタフェース接続機能や電話回線を介して、デジタル放送受信機16と接続されている。また、コンテンツ取得装置15は、アンテナから受信されたストリームに含まれる現在放送中のコンテンツ、コンテンツ蓄積装置14に蓄積されたコンテンツ、通信ネットワーク13を介してストリーミング配信されているコンテンツのうち全部又は一部を取得する。
デジタル放送受信機16は、アンテナから受信されたストリームに含まれる現在放送中のコンテンツ、コンテンツ蓄積装置14に蓄積されたコンテンツ、通信ネットワーク13を介してストリーミング配信されているコンテンツの中から視聴したいコンテンツを選択し、表示装置18に出力することで、視聴者はコンテンツを視聴することができる。なお、上述に示すような処理は、個々の構成機器で制御することもでき、またリモートコントローラ17を用いて制御することができる。
特開2003−319310号公報
ところで、図1に示すような受信側の装置構成において、上述したように受信したコンテンツの表示内容等を制御するためにストリームに含まれるコンテンツのBML等を書き換える必要がある。このとき、従来では、既にMPEG−2TS形式により多重化されたストリームに対し、書き換え対象のBMLデータ以外のデータ、及びストリームに含まれる他のモノメディアのデータに対して影響を及ぼすことなくBMLデータを書き換えるためには、データの書き換えを行うための装置の前後に多重化されたストリームをモノメディアにリアルタイムで分離する装置と、モノメディアをリアルタイムで多重する装置が必要であった。しかしながら、これらの装置は専用のハードウェアで提供されるうえ、高価である。
また、デジタル放送番組は、MPEG−2TS形式で符号化されているため、デジタル放送番組は全て188バイトのパケットに分割されて伝送される。ここで、上述したような制御等を行うためにBMLを追加すれば、元のデジタル放送番組よりもパケット数が増加する。このとき、単に増えたパケットを元のデジタル放送番組に追加する処理を行うと、放送番組のコンテンツに適合させて付与されていたPTS(Presentation Time Stamp)や、DTS(Decoding Time Stamp)、PCR(Program Clock Reference)等のタイムスタンプ情報に狂いが生じ、映像や音声等が正常に再生できなくなる恐れがある。このため、これらのタイムスタンプ情報を書き換える処理が新たに必要となるため、処理が複雑になり効率的にコンテンツ加工を行うことができない。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、安価な構成で効率的にコンテンツ加工を行うためのコンテンツ加工装置、コンテンツ加工方法、及びコンテンツ加工プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、多重化されたストリームに含まれるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの加工を行うコンテンツ加工装置において、前記ストリームの中から加工対象のサービスIDとコンポーネントタグで指定されたデータ部分を抽出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段により得られるデータ部分に含まれるメッセージデータに対して予め設定される加工内容に基づいて前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工手段と、前記データ加工手段により得られる加工データを、前記データ抽出手段により得られたデータ部分と置き換え、置き換えたコンテンツを多重化して出力するデータ多重手段とを有し、前記データ抽出手段は、抽出されたデータ部分が更新された場合のみ、前記データ部分を前記データ加工手段に出力することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、安価な構成で効率的にコンテンツ加工を行うことができる。つまり、対象のデータ部分のパケットのみを抽出して置き換えることにより、パケットが追加されないためストリームに含まれるタイムスタンプ情報等に狂いが生じることなく、処理が複雑になることがないため、効率的にコンテンツ加工を行うことができる。また、データ抽出手段により抽出されたデータが更新された場合のみデータ加工部に送出することで、データ加工手段やデータ多重手段における処理量を減らすことができる。
請求項2に記載された発明は、前記データ抽出手段は、データカルーセル方式により送信されたPSI、SI、又はコンテンツをMPEG−2トランスポートストリームから抽出し、前記PSI、前記SI、又はバーション情報の不一致により判断される前記コンテンツの更新部分のみを抽出することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、PSI、SI、又はコンテンツの内容が変化した時のみ出力するため、データ抽出手段のコンテンツ処理を軽減することができる。
請求項3に記載された発明は、前記データ加工手段は、前記データ抽出手段により得られるデータコンテンツからデータモジュールを復元し、予め設定される加工内容に基づいて前記データモジュールに対して前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータモジュール加工手段と、前記データモジュール加工手段により加工されたデータモジュールに対応してPSIを更新するメッセージ更新手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、前記データ抽出手段により得られたデータモジュールを予め設定される加工内容に基づいて瞬時に加工し、データモジュール形式で出力することができる。
請求項4に記載された発明は、データカルーセル方式により伝送されるデジタル放送番組のコンテンツを有するMPEG−2トランスポートストリームを受信し、受信したトランスポートストリームからコンテンツの加工を行うコンテンツ加工装置において、前記トランスポートストリームに含まれるパケット群から、サービスID及びコンポーネントタグ値に基づいてパケットを抽出するデータ抽出手段と、予め設定される加工内容に基づいてデータに対して前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工手段と、前記データ加工手段により得られるデータをパケット化し、前記データ抽出手段により得られるパケット、ヌルパケット、又はパーシャル化により削除されたパケットに置き換え、置き換えたパケットを多重化して出力するデータ多重手段とを有し、前記データ抽出手段は、抽出されたパケットが更新された場合のみ、前記パケットを前記データ加工手段に出力することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、安価な構成で効率的にコンテンツ加工を行うためのコンテンツの加工を実現することができる。これにより、単なるBMLデータの書き換えに限らず、デジタル放送番組に含まれるイベントメッセージや字幕や文字スーパー等の小さなデータに対してデータの加工又はデータの追加を行うことができる。また、データ抽出手段により抽出されたパケットが更新された場合のみデータ加工部に送出することで、データ加工手段やデータ多重手段における処理量を減らすことができる。
請求項5に記載された発明は、前記データ抽出手段は、前記トランスポートストリームにデータコンテンツが含まれない場合、前記トランスポートストリームで使用されていないパケットIDを1つ選択し、前記データ加工手段は、予め設定される加工内容に基づいて加工されたデータパケットに前記パケットIDをPMTに登録することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、トランスポートストリームに新たに追加するデータコンテンツや字幕スーパー等を放送番組の一部として登録することができる。
請求項6に記載された発明は、前記データ多重手段は、前記データ加工手段により得られるデータパケットを、前記データ抽出手段により得られるパケットと置き換える場合に、加工対象パケット以外のパケットの内容を変更することなく置き換えることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、データ加工手段により得られるデータパケットのデータ量が元のデータパケットのデータ量と異なる場合でも、データカルーセル方式により複数回送られる同一パケットのカルーセル周期を変えて置き換えることで、トランスポートストリームの他の部分を変更させることがなく、効率的なコンテンツの加工を実現することができる。
請求項7に記載された発明は、多重化されたストリームに含まれるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの加工を行う受信装置におけるコンテンツ加工方法において、前記受信装置は、前記ストリームの中から加工対象のサービスIDとコンポーネントタグで指定されたデータ部分を抽出するデータ抽出段階と、前記データ抽出段階により得られるデータ部分に含まれるメッセージデータに対して予め設定される加工内容に基づいて前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工段階と、前記データ加工段階により得られる加工データを、前記データ抽出段階により得られたデータ部分と置き換え、置き換えたコンテンツを多重化して出力するデータ多重段階とを有し、前記データ抽出段階は、抽出されたデータ部分が更新された場合のみ、前記データ加工段階により前記データ部分を加工することを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、安価な構成でリアルタイムにコンテンツ加工を行うためのコンテンツの加工を実現することができる。つまり、対象のデータ部分のみを抽出して置き換えるため、ストリームに含まれるタイムスタンプ情報等に狂いが生じることなく、処理が複雑になることがないため、効率的にコンテンツ加工を行うことができる。また、データ抽出段階で抽出されたデータが更新された場合のみデータ加工段階によりデータを加工することで処理量を減らすことができる。
請求項8に記載された発明は、多重化されたストリームに含まれるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの加工をコンピュータで実行させるためのコンテンツ加工プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記ストリームの中から加工対象のサービスIDとコンポーネントタグで指定されたデータ部分を抽出するデータ抽出手段、前記データ抽出手段により得られるデータ部分に含まれるメッセージデータに対して予め設定される加工内容に基づいて前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工手段、及び、前記データ加工手段により得られる加工データを、前記データ抽出手段により得られたデータ部分と置き換え、置き換えたコンテンツを多重化して出力するデータ多重手段して機能させ、前記データ抽出手段は、抽出されたデータ部分が更新された場合のみ、前記データ部分を前記データ加工手段に出力することを特徴とする
請求項8記載の発明によれば、安価な構成でリアルタイムにコンテンツの加工を実現することができる。つまり、対象のデータ部分のみを抽出して置き換えるため、ストリームに含まれるタイムスタンプ情報等に狂いが生じることなく、処理が複雑になることがないため、効率的にコンテンツ加工を行うことができる。また、データ抽出手段により抽出されたデータが更新された場合のみデータ加工部に送出することで、データ加工手段やデータ多重手段における処理量を減らすことができる。更に、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易にコンテンツ加工を実現することができる。
本発明によれば、安価な構成でリアルタイムにコンテンツ加工を実現することができる。
以下に、上記のような特徴を有する本発明におけるコンテンツ加工装置、コンテンツ加工方法、及びコンテンツ加工プログラムを好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施例では、図1に示す装置構成を用い、更に、コンテンツ取得装置15において、MPEG−2TS形式で符号化されたコンテンツの一部を加工して出力する機能構成が設けられたものについて説明する。なお、後述する機能構成については、コンテンツ取得装置15に限定して付加されるものではなく、例えば、デジタル放送受信機16に設けてもよい。
図2は、コンテンツ取得装置に設けられるコンテンツ加工装置の機能構成を示す一例の図である。図2において、コンテンツ加工装置20は、データ抽出手段21と、データ加工手段22と、データ多重手段23とを有するよう構成されている。
図2において、データ抽出手段21は、入力されたMPEG−2TS形式のデジタル放送ストリーム中のコンテンツから加工対象のデータ部分を抽出する。データ加工手段22は、データ抽出手段21により抽出されたデータ部分を予め設定されたデータ加工内容に基づいてデータを加工する。データ多重手段23は、データ抽出部21から受け取ったデジタル放送番組内のデータ部分をデータ加工部22で加工されたデータに置き換えて出力する。
上述に示す機能を設けることにより、分離装置や多重装置がなくても、コンテンツ提供者や放送局等の利用者の意図に合わせてデジタル放送番組のコンテンツの一部をソフトウェア処理でリアルタイムな加工が実現できる。
また、本発明では、コンテンツ取得装置15に入力されるデジタル放送番組と、その出力とのパケット数は変化させないようにすることで、ストリーム中に含まれるPCRや、PTS、DTS等のタイムスタンプ情報を変更することがなくコンテンツを加工することができる。
次に、コンテンツ加工装置20において、入力されたストリームがどのように加工されるかについて、図3、図4を用いて処理を説明する。なお、ここで示すストリームは、放送のデータを繰り返し伝送するISO/IEC13818−6に規定されているDSM−CC(Digital Storage Media Command and Control)ダウンロードカルーセル伝送方式を用いる。
図3は、入力ストリームにデータパケットが含まれる場合のコンテンツ加工手順を示す一例の図である。図3では、入力されたデジタル放送番組ストリーム31にデータ部分のパケット(図3において、D,D,D)が存在する。このようにデータパケットが存在する場合、データ抽出手段21は、デジタル放送番組ストリーム31のデータ部分のパケットを抽出してデータ32(図3において、D)を再構成する。
データ加工手段22は、コンテンツ取得装置等の機器を制御するための付加データ33を作成する。更に、再構成したデータ32と作成した付加データ33を合成して新たなデータ34(図3において、D’)として作成する。
データ多重手段23は、このデータ34を再度MPEG−2TS形式にしたがってパケットに変換する(図3において、D’,D’,D’,D’)。ここで、変換したパケット35は、データ多重手段23等に保持しておき、デジタル放送番組でデータが更新される度に更新されたデータ部分のみ再構成、合成、及びパケット化を行う。更に、データ多重手段23は、パケット化されたデータ35を元のストリームのパケット部分と置き換え、新たなストリーム36を作成する。また、データ多重手段23は、作成されたストリーム36をIEEE−1394インタフェースにより接続されたデジタル放送受信機16に出力する。出力されたストリーム36はデジタル放送受信機16によりデコード処理され、表示装置18にて視聴者に表示される。
ところで、図3に示すように、合成したデータ部分の総容量が元のデータ部分の総容量よりも増える場合は、置き換えられるデータのパケット数が増えるため、カルーセル伝送方式により繰り返し出力されるデータの周期が長くなる。また、合成したデータ部分の総容量が元のデータの総容量よりも減っている場合は、カルーセル伝送方式により繰り返し出力されるデータの周期が短くなることになる。しかしながら、ストリーム中の他の部分は、元のストリームと同様であるため、PCRや、PTS、DTS等のタイムスタンプ情報に狂いが生じることなく、コンテンツを加工して視聴者に提供することができる。
ここで、受信したデジタル放送番組ストリーム中にデータ部分のパケットが存在しない場合がある。そこで、次に入力されたデジタル放送番組にデータ部分のパケットが存在しない場合において本発明を適用したコンテンツ加工手順について図を用いて説明する。
図4は、入力ストリームにデータパケットが含まれていない場合のコンテンツ加工手順を示す一例の図である。図4のように、入力されたデジタル放送番組41にデータ部分のパケットが存在しない場合、まずコンテンツ抽出手段21は、デジタル放送番組ストリームからPMT(Program Map Table)が含まれるパケットを抽出する。次に、抽出したPMTから現在使用されていないパケットIDを選び、このIDを付加したデータ用のパケットIDとして、この情報をPMTに追加する。また、変更したPMTを再度パケット化して、元のPMTのパケットと置き換えを行う。
データ加工手段22は、コンテンツ取得装置等を制御するためのデータ42(図4において、D’)を作成する。更に、データ多重手段23は、このデータをMPEG−2TS形式にしたがってパケット43(図4において、D’,D’)に変換し、前記パケットIDを付与する。また、データ多重手段23は、パケット43をデジタル放送番組ストリーム中のヌルパケット(図4において、N)等、放送番組を構成するうえで不要、又は冗長と判断したパケットと置き換えたストリーム44を作成し、IEEE−1394インタフェースにより接続されているデジタル放送受信機16に出力する。出力されたストリーム44は、デジタル放送受信機16によりデコード処理され、表示装置18にて視聴者に表示される。
また、上述以外の手法として、パーシャル化により削除されたパケット部分と置き換える方法がある。ここで、パーシャル化とは、ある視聴者が所望する番組のTSを含む周波数チャンネルの放送信号を受信した場合に、受信した放送信号から、視聴者が所望する番組のパケットを抽出することである。つまり、視聴者が所望していないために。パーシャル化により削除されてしまうパケット部分を利用してパケットの置き換えを行う。
これらの手法を用いることにより、取得したデジタル放送番組ストリームにデータ部分が存在するか、しないかに関わらず、元のデジタル放送番組ストリームからコンテンツを加工して送出レートを変更することなく出力できるため、ソフトウェア等によるリアルタイム処理を実現することができる。
次に、図2に示す各構成手段が有する具体的な装置構成について、図を用いて説明する。
ここで、本実施例におけるデータは、BML文書、静止画、図形等のファイルからなるリソースという単位で表現され、このリソースは、モジュールと呼ばれる単位に纏められて構成される。このモジュールは、DDB(Download Data Block)メッセージと呼ぶ細かなブロックに分割され、DSM−CCカルーセル伝送方式にしたがってMPEG−2TS形式で伝送される。
また、1つのTS中の同じPIDで伝送されるモジュールが構成を示すためにDII(Download Info Indication)メッセージを利用する。個々のDDBにはIDが付与されており、DIIには、そのPIDに存在するモジュールのIDや各モジュールサイズ等のモジュール情報が書かれており、DIIはコンピュータにおけるディレクトリ情報のようなものである。DIIに書かれている情報と、伝送されたDDBとを比較することにより、DDBが正しく伝送されているかどうかを確認することができる。
また、上述のモジュールは、データの伝送効率を上げるためにzlib圧縮して伝送することもできる。この場合は、DIIに「Compression Type」記述子を配置することによって、圧縮の有無を判断することができる。
<データ抽出手段>
図5は、本発明におけるデータ抽出手段の具体的な構成を示す一例の図である。図5のデータ抽出手段21は、MPEG−2TS入力バッファ51と、パケット振分部52と、ストリーム不連続検出部53と、PATテーブル復元部54と、PMTテーブル復元部55と、PMTメッセージ復元部56と、データテーブル復元部57と、DIIメッセージ復元部58と、DDBメッセージ復元部59と、イベントメッセージ復元部60と、メッセージ送出部61とを有するよう構成されている。
図5に示すデータ抽出手段21は、入力されたMPEG−2TS形式のデジタル放送番組ストリームの中から、データ加工対象のサービスIDと、コンポーネントタグで指定されたデータを抽出し、データ加工手段22やデータ多重手段23における処理量を減らすため、抽出されたデータが更新された場合のみデータ加工部22に送出する。
入力されたMPEG−2TS形式のデジタル放送番組は、MPEG−2TS入力バッファ51に格納される。MPEG−2TS入力バッファ51は、数百から数千程度のパケットが格納できるメモリを有しており、MPEG−2TS入力バッファ51が入力されるストリームの入力速度や出力するストリームの出力速度のばらつきを吸収する役割がある。
ここで、MPEG−2TS形式におけるパケット長は、188バイトの固定長であり、4バイトのパケットヘッダと、アダプテーションフィールドと、ペイロードの片方又は両方で構成されている。
パケット振分部52は、PMTのPID(パケットID)であるPMT_PIDと、データのPIDであるData_PIDとを保持しており、PMT_PID、Data_PIDは、夫々0個以上のPIDの集合である。パケット振分部52は、入力されたTSパケットのヘッダ内に記述されているPIDを監視し、そのPIDがPAT(Program Association Table)を示す“0”であれば、PATテーブル復元部54へ出力する。また、PIDがPMT_PIDの1つと一致すれば、PMTテーブル復元部55へ出力する。また、Data_PIDの1つと一致すれば、データテーブル復元部57へ出力する、このようにしてストリーム中のパケットが順次振り分けられる。
また、パケット振分部52は、基本的にストリームは加工しないがData_PIDが存在しない場合に、データ用のPIDを新規に設定する。この場合、ヌルパケットのPIDを新規データ用のPIDに変更する。この処理で変更されたPIDを基にデータ多重手段23によりパケットの置き換えが行われる。
ここで、図6に、上述したテーブルと、TSパケット及びセクションとの関係を示す。なお、PATやPMT等のPSI(Program Specific Information)データは、ISO/IEC13818−1で規定されているテーブルのデータ構造にしたがって格納されている。また、PSIと同様のテーブルのデータ構造として、番組情報等のサービス特有の情報であるSI(Service Information)がある。
テーブル62は、1つ以上のセクション63−1〜63−nで構成されており、各セクション63の先頭にはセクションヘッダ64が、セクション63の末尾にはCRC(Cyclic Redundancy Code)65が夫々付与されている。
セクション63は、1以上のTSパケット66のペイロード部67に格納されている。つまり、パケット66のペイロード部67のサイズを越えるセクションは複数のTSパケット66のペイロード67に分割して格納されている。
再び図5において、PATテーブル復元部54、PMTテーブル復元部55、及びデータテーブル復元部57は、図6に示すようにTSパケットのペイロード部のみを取り出し、ペイロード内に含まれているセクションを復元する。
なお、セクションヘッダ内にはセクション長の情報もあるため、このセクション長と、復元されたセクションの長さとを比較し、復元されたセクションの長さがセクションのヘッダ内に記述されているセクション長になるまで保持しておく。そして、セクションのヘッダ内に記述されているセクション長に達した場合、セクションの末尾に付与されている32ビットのCRCで誤り検出を行う。ここで、誤りが検出された場合はそのセクションは破棄される。
上述の手法で復元されたセクションは、テーブルID毎に纏められ、テーブルとして保持される。また、初期状態では、テーブルには何も保持されていない。例えば、テーブルIDが「0x3D」であるイベントメッセージ以外は、これよりも後の処理を省略して負荷を軽減させるようにするため、セクションが復元される度にセクション情報が更新されたか否かを判断する。
判断の結果、更新された場合のみセクションを置き換え、テーブルを再構成した後、テーブルIDが「0x02」であるPMTは、PMTメッセージ復元部56ヘ送られる。同様にして、テーブルIDが「0x3B」のテーブルは、DIIメッセージ復元部58ヘ送られ、テーブルIDが「0x3C」のテーブルは、DDBメッセージ復元部59へ送られる。
なお、セクション情報が更新されたか否かの判断は、セクションヘッダ内に記述されているセクションのバージョン情報を利用する。例えば、復元されたテーブルのセクションと前に送られたセクションとのバージョン番号を比較し、バージョン情報が一致しない場合はセクションが更新されたと判断する。
更に、テーブルIDが「0x3D」であるイベントメッセージのみ、セクションが更新されていなくてもイベントメッセージ復元部60に送られる。
ここで、パケット振分部52内で保持されているPMT_PID及びData_PIDの初期値は設定されていないため、パケット振分部52は、最初はPIDが“0”であるPATが含まれたパケットのみを監視して、PIDが“0”であるパケットをPATテーブル復元部54に出力する。PATテーブル復元部54は、出力されたPATを復元する。PATには、サービスID毎にPMTのPIDが記述されており、別途1つ又は複数のサービスIDを与えると、そのサービスIDに対応したPMTのPIDが得られる。このPIDをパケット振分部52に出力する。
パケット振分部52は、PATテーブル復元部54から入力したPIDをパケット振分部52内のPMT_PIDに登録する。これにより、パケット振分部52にてPMTも監視されることになる。パケット振分部52は、PMTを選別してPMTテーブル復元部55に送り、PMTテーブル復元部55はPMTを復元する。
ここで、PMTには、その番組を構成する全てのストリームのストリームタイプと、それに対応するPIDが登録されている。また、夫々のストリームに対するコンポーネントタグが登録されていることもある。また、データ部分は、ストリームタイプが「0x0D」と定義されているので、ストリームタイプと、データ加工対象として指定されたコンポーネントタグの値とから、加工対象のPIDを得ることができる。このPIDをパケット振分部52に送り、パケット振分部52内のData_PIDに登録させる。
ストリーム不連続検出部53は、パケット振分部52から出力されるMPEG−2TSストリームを入力し、ストリーム内にDIT(Discontinuity Information Table)を検出した場合、パケット振分部52、PATテーブル復元部54、PMTテーブル復元部55、データテーブル復元部57に対してリセットフラグを出力する。
パケット振分部52は、リセットフラグを受け取ると、パケット振分部52内のPMT_PIDや、Data_PIDの内容を消去する。また、PATテーブル復元部54、PMTテーブル復元部55、データテーブル復元部57は、リセットフラグを受け取ると、夫々が保持しているテーブルを消去する。なお、ストリーム不連続検出部53では、ストリームは加工されない。
PMTメッセージ復元部56は、図6に示すようなテーブルを構成する全てのセクションが入力されると、セクションヘッダ部とCRCとを除去した後、PMTメッセージデータを復元し、メッセージIDとメッセージデータとをメッセージ送出部61−1に送出する。ここで、メッセージIDは、PMTのPID、テーブルID、及びサービスIDに基づいて生成されるIDである。
DIIメッセージ復元部58は、テーブルを構成する全てのセクションが集まってから、セクションヘッダ部とCRCを除去した後、ISO/IEC13818−6に定められたUser−to−Networkダウンロードプロトコルに基づいて、メッセージヘッダ等を除去してDIIメッセージデータを復元し、メッセージIDとメッセージデータとをメッセージ送出部61−2に送出する。
ここで、メッセーシIDは、DIIのPID、テーブルID、DIIで定義されているダウンロードIDを基にして生成するIDである。
DDBメッセージ復元部59は、テーブルを構成する全てのセクションが集まってから、セクションヘッダ部とCRCを除去した後、ISO/IEC13186−6の規格に定められたUser−to−Networkダウンロードプロトコルに基づいて、メッセージヘッダ等を除去してDDBメッセージデータを復元し、メッセージIDとメッセージデータをメッセージ送出部61−2に送出する。
ここで、メッセージIDは、DDBのPID、テーブルID、及びDDBで定義されているモジュールIDに基づいて生成されるIDである。
イベントメッセージ復元部60は、テーブルを構成する全てのセクションが入力されると、セクションヘッダ部とCRCとを除去した後、ARIB STD―B24の規格に基づいて、メッセージヘッダ等を除去してイベントメッセージデータを送出し、メッセージIDとメッセージデータとをメッセージ送出部61−2に出力する。ここで、メッセージIDは、イベントメッセージのPID、テーブルID、及びイベントメッセージで定義されているデータイベントID並びにイベントメッセージグループIDに基づいて生成されるIDである。
メッセージ送出部61−1,61−2は、夫々後述するデータ加工手段22のメッセージ受入部にメッセージIDとメッセージデータを送出する。
<データ加工手段>
次に、本発明におけるデータ加工手段の具体的な構成について図を用いて説明する。図7は、本発明におけるデータ加工手段の具体的な構成を示す一例の図である。図7のデータ加工手段22は、メッセージ受入部71と、データモジュール加工部72と、メッセージ更新部73と、メッセージ送出部74とを有するよう構成されている。
データ加工手段22は、予め指定されたデータ加工方法に基づいて、データ抽出手段21から受け取ったデータを加工する。メッセージ受入部71−1は、メッセージ送出部61−1から入力したメッセージデータをメッセージ更新部73へ出力する。また、メッセージ受入部71−1は、メッセージ送出部61−1から入力したメッセージデータのうち、メッセージ送出部61−2から受け取ったメッセージIDと、予め設定される加工対象メッセージID75とを比較し、比較の結果一致したメッセージIDに対応したメッセージを、データモジュール加工部72に出力し、それ以外のメッセージはメッセージ送出部74−2に出力する。
データモジュール加工部72は、まず、メッセージ受入部71−2から入力したメッセージデータが、RFC1950(ZLIB Compressed Data Format Specification Version 3.3)の規格に基づいて圧縮されている場合は、この入力したメッセージデータを解凍してデータモジュールを復元する。
その後、加工方法パラメータ76にて予め設定されたコンテンツの加工内容に基づいてデータモジュールを加工する。例えば、表示装置等にてコンテンツの表示内容等を機器の制御するためのBML等を加工(記述)する。更に、データモジュールのデータ量が多い場合等、必要に応じてRFC1950の規格に基づいて圧縮し、メッセージ送出部74−2に送出する。
また、データモジュール加工部72は、新規のデータモジュールが入力されるとそのデータモジュールに対する新規のPIDを割り当てることもできる。この場合は、割り当てたPIDをメッセージ更新部73に送出する。
メッセージ更新部73は、データモジュール加工部72からPIDを入力すると、このPIDをISO/IEC13818−1の規格に基づいて、メッセージ受入部71−1から入力したPIDに追加登録してからメッセージ送出部74−1に出力する。メッセージ送出部74−1,74−2は、入力したメッセージIDとメッセージとを多重手段23へ出力する。
<データ多重手段>
次に、本発明におけるデータ多重手段の具体的な構成について図を用いて説明する。図8は、本発明におけるデータ多重手段の具体的な構成を示す一例の図である。図8のデータ多重手段23は、メッセージ受入部81と、PMTテーブル再構成部82と、PMTパケット生成部83と、DIIテーブル再構成部84と、DDBテーブル再構成部85と、イベントテーブル再構成部86と、データカルーセル生成部87と、パケット置換部88と、MPEG−2TS出力バッファ89とを有するよう構成されている。
メッセージ受入部81−1,81−2は、メッセージ送出部74−1,74−2から夫々に対応してメッセージIDとメッセージデータとを入力する。
メッセージ受入部81は、入力されたメッセージIDに基づいて、PMTテーブル再構成部82、DIIテーブル再構成部84と、DDBテーブル再構成部85と、イベントテーブル再構成部86とに振り分けて、メッセージIDと、メッセージとを出力する。
PMTテーブル再構成部82は、メッセージ受入部81−1から入力したPMTメッセージデータに対してメッセージIDに基づいて、ISO/IEC13818−1の規格で定められたセクションヘッダを付加する。ここで、セクションヘッダ内のバージョン番号は、1つ前に受け取ったPMTメッセージデータに与えたバージョン番号に1を加算した値とする。更に、ISO/IEC13818−1の規格で定められた32ビットのCRCを付加する。
つまり、PMTテーブル再構成部82は、メッセージ受入部81−1からPMTメッセージが新たに入力される度に、バージョン番号に1を加算してからISO/IEC13818−1の規格で定められたセクションヘッダと32ビットのCRCとを付加する。また、PMTテーブル再構成部82は、生成されたセクションをPMTパケット生成部83に出力する。
DIIテーブル再構成部84は、取得したメッセージに含まれるテーブルIDに基づいてDIIに該当する種別であるかを判断し、DIIに該当する種別である場合に取得したメッセージに基づいてDIIを保存する。また、DIIのバージョン番号に相当するトランザクションIDに1を増加し、DIIのヘッダを付加してデータカルーセル生成部87へ出力する。また、DIIテーブル再構成部84は、一時保存されているDDBが存在するかのチェックも行い、DDBが保存されている場合は、DIIをDDBテーブル再構成部85に対し、データカルーセル生成部87への送出を指示する。
DDBテーブル再構成部85は、取得したメッセージに含まれるテーブルIDに基づいて、DDBの一時保存を行い、更にDDBの分割やDDBヘッダの付加等を行った後、DDBをデータカルーセル生成部87へ出力する。但し、DIIがまだ存在しない場合や、DIIの登録内容とDDBが一致しない場合には、データカルーセル生成部87には出力せずに一時保存する。
なお、DIIテーブル構成部84と、DDBテーブル構成部85とは、共にデータの授受が行われている。その具体的な処理内容については後述する。
イベントテーブル再構成部86は、メッセージ受入部81−2から受け取ったイベントメッセージデータに対して、メッセージIDに基づいてARIB STD−B24の規格で定められたメッセージヘッダとセクションヘッダとを付加する。その後ISO/IEC13818−1の規格で定められた32ビットのCRCを付加する。その後、イベントテーブル再構成部86は、イベントメッセージデータをデータカルーセル生成部87へ出力する。
PMTパケット生成部83は、PMTテーブル再構成部82で得られたセクションをISO/IEC13818−1の規格にしたがって、1つ以上の188バイトのパケットに変換し、そのパケットをパケット置換部88へ出力する。
データカルーセル生成部87は、DIIテーブル再構成部84、DDBテーブル再構成部85、及びイベントメッセージ再構成部86から得られたセクションをISO/IEC13818−1の規格にしたがって、1つ以上の188バイトのパケットに変換し、変換された全てのパケットに対して番号を付与する。
なお、セクションが更新されると更新前のセクションを構成するパケットは全て消去される。また、更新後に変換されたパケットが追加され、それらのパケットに新たな番号が付与される。データカルーセル生成部87からパケット置換部88には、このパケットに付与された番号をデータカルーセル生成部87で予め決められた手順にしたがいパケットが順次送出される。
パケット置換部88は、ストリーム不連続検出部53から受け取るストリームの全てのPIDを監視しており、PMTパケット生成部83とデータカルーセル生成部87とから入力したパケットのPIDがストリームのパケットのPIDと一致した場合は、そのパケット部分をPMTパケット生成部83とデータカルーセル生成部87とから入力したパケット部分に順次置き換えて、MPEG−2TS出力バッファ89に出力される。
MPEG−2TS出力バッファ89は、例えば数百から数千程度のパケットが格納できるメモリを有しており、MPEG−2TS出力バッファ89へ入力されるストリームの入力速度や出力するストリームの出力速度のばらつきを吸収する役割がある。
これにより、コンテンツ提供者や放送局等の利用者により設定される加工パラメータに合わせてデジタル放送番組のコンテンツの一部を容易で迅速に加工することができる。また、本発明では、上述した装置構成をコンテンツ取得装置15に設けることにより、分離装置や多重装置等の構成を受信側に設ける必要がなく、安価な装置構成でコンテンツ加工装置を提供することができる。
ここで、上述したDIIテーブル再構成部84と、DDBテーブル再構成部85との間で行われる動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。図9は、DIIテーブル再構成部及びDDBテーブル再構成部との間で行われる動作を説明するための一例のフローチャートである。
まず、メッセージとメッセージIDとを取得する(S01)。このとき、取得したメッセージIDからテーブルIDを復元する(S01)。次に、復元したテーブルIDに基づいてメッセージがDIIかDDBかを判断する(S02)。具体的には、DDBのテーブルIDが「0x3C」であるかを判断し、「0x3C」である場合(S02において、YES)、DDBと判定してDDBテーブル再構成部85においてS09以降の処理を行う。また、テーブルIDが「0x3C」でなかった場合(S02において、NO)、DIIテーブル再構成部84に復元したデータを出力する。
DIIテーブル再構成部84は、DDBテーブル再構成部85から入力したテーブルIDがDIIであるかを判断する(S03)。具体的には、DIIのテーブルIDが「0x3B」であるかを判断して、「0x3B」である場合(S03において、YES)、DIIメッセージを保存する(S04)。ここで、保存されたDIIメッセージは、DDBテーブル再構成部85から参照されることになる。また、DIIのバージョン番号は、トランザクションIDで管理し、新しいDIIメッセージが届く度に、トランザクションIDを1つずつ増加する(S05)。更に、このトランザクションIDは、DIIのメッセージヘッダ内に記録される。
その後、メッセージ受取部81−2から受け取ったメッセージデータに対して、メッセージIDに基づいてARIB STD−B24で定められたDIIメッセージヘッダと、ISO/IEC13818−1の規格で定められたセクションヘッダ及び32ビットのCRCとを付加する(S06)。
ここで、DIIテーブル再構成部84は、DIIのヘッダが付与されたDIIをデータカルーセル生成部87へ出力する(S07)。
また、DIIテーブル再構成部84は、一時保存されているDDBが存在するかを判断する(S08)。このとき、DDBテーブル再構成部85を参照し、後述のS10の処理により、保存されているDDBが存在するかを判断する。一時保存されているDDBが存在する場合(S08において、YES)、データをデータカルーセル生成部87に出力する。また、DDBが存在していない場合(S08において、NO)、又はS03にて「0x3B」でない場合(S03において、NO)、何もせずに処理を終了し、次のメッセージが取得されるのを待つ。
DDBテーブル再構成部85は、S02においてテーブルIDが「0x3C」の場合(S02において、YES)、S04における処理によりDIIメッセージがDDIテーブル再構成部84内に存在しているかを判断する(S09)。DIIメッセージがまだ存在(保存)していない場合(S09において、NO)、入力したDDBメッセージを一時保存する(S10)。
また、DIIメッセージが既に存在している場合(S09において、YES)、DDBメッセージがDIIメッセージに登録されているかを判断する(S11)。DIIメッセージに登録されている場合(S11において、YES)、更にDDBメッセージがDIIメッセージ内に登録されているDDBメッセージの内容と一致しているかを判断する(S13)。
ここで、登録されているDDBの内容とは、モジュール番号、モジュールサイズ、モジュールバージョン番号等の情報を示し、これらの情報は、DDBメッセージとDDBメッセージIDとから復元することができる。
また、S11において、DDBメッセージがDIIメッセージに登録されていない場合(S11において、NO)、そのDDBメッセージをDIIメッセージに追加登録する(S12)。また、S13でDDBメッセージがDIIメッセージの登録内容と一致していない場合(S13において、NO)、DIIメッセージ上のそのDDBメッセージの登録内容を新たに取得したDDBメッセージに更新する(S14)。
S12の処理、又はS14の処理が終了後、DIIのバージョン番号は、トランザクションIDで管理しトランザクションIDを1つ増加する(S15)。なお、S15の処理は、新しいDIIメッセージが届く度にトランザクションIDを1つずつ増加し、DIIのメッセージヘッダ内に記録される。
その後、メッセージ受取部81−2から受け取ったDIIメッセージデータに対して、メッセージIDに基づいてARIB STD−B24の規格で定められたDIIメッセージヘッダと、ISO/IEC13818−1の規格で定められたセクションヘッダ及び32ビットのCRCとを付加する(S16)。また、DIIのヘッダが付与されたDIIは、データカルーセル生成部87へ出力される(S17)。
次に、DIIメッセージの登録内容と一致している場合(S13において、YES)、S08において一時保存されているDDBが存在する場合(S08において、YES)、S10の処理、又はS17の処理が終了した場合、DDBテーブル再構成部85は、4066バイトを越えないようにDDBメッセージデータを分割し、分割した全てのDDBメッセージデータに対してメッセージIDに基づいて、ARIB STD−B24の規格で定められたDDBのメッセージヘッダと、ISO/IEC13818―1の規格で定められたセクションヘッダ及び32ビットのCRCとを付加する(S18)。その後、S18の処理にて得られるDDBメッセージは、データカルーセル生成部87に送出される(S19)。
このように、DIIテーブル構成部84と、DDBテーブル構成部85とでデータの授受(参照)を行うことにより、効率的にメッセージを生成して出力することができる。
ここで、上述したようにコンテンツ加工装置における機能をコンピュータに実行させることができる実行プログラム(コンテンツ加工プログラム)を生成し、ソフトウェアとして提供することができる。
ここで、ソフトウェアにて実現されるデータの加工手順の概要についてフローチャートを用いて説明する。図10は、本発明におけるデータ加工手順を示す一例のフローチャートである。
まず、メッセージ受入部71−2より加工対象のDDBメッセージを取得する(S21)。DDBメッセージのデータ量は、数百バイト〜数百キロバイト程度であり、数百バイトという短いメッセージ以外は通常RFC1950で規定されているzlib方式で圧縮されている。
次に、このDDBメッセージがzllb形式で圧縮されているか否かを判断する(S22)。この判断は、上述したようにDIIに「Compression Type」記述子が配置されているか否かにより、圧縮の有無を判断することができる。zlib形式で圧縮されている場合(S22において、YES)、メッセージを解凍する(S23)。
ここで、DDBメッセージは、ARIB STD−B24で規定された方式でモジュール形式になっている。そこで、S23の処理後、又はS22において、メッセージが圧縮されていなかった場合(S22において、NO)、モジュール形式になっているメッセージをファイルに展開する(S24)、次に、予め設定された加工方法パラメータに基づいてファイルを加工する(S25)。なお、上述のパラメータの内容は、新規にファイルを追加することや、S24の処理で展開されたファイルの一部を削除することもある。次に、S25で加工されたファイルを含むS24の処理で展開された全てのファイルを再度モジュール形式に変換する(S26)。
次に、メッセージの圧縮が必要かを判断する(S27)。この判断は、S26で生成されたモジュールのデータ量が予め設定されるデータ量と比較して多いか少ないかを判断し、多い場合に圧縮が必要であると判断する。また、他の方法として、データ量の多少にかかわらず無条件に圧縮が必要と判断するか、又はS22の処理において圧縮されていたか否かにより圧縮が必要かを判断することができる。
メッセージの圧縮が必要と判断した場合(S27において、YES)、モジュール化されたメッセージを圧縮する(S28)。また、メッセージの圧縮が必要でない場合(S27において、NO)、または、S28の処理が終了後、メッセージを出力する(S29)。
このように、本発明におけるソフトウェアをインストールすることで、効率的に、コンテンツの加工を実現することができる。また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、ソフトウェアを用いて容易にコンテンツの加工を実現することができる。
上述したように本発明によれば、安価な構成で効率的にコンテンツの加工を実現することができる。本発明を適用することにより、多重装置や分離装置の機能を限定して、従来ある装置構成に付加させることで、上述したようなコンテンツ加工が1台のコンピュータ上でソフトウェアにより実現することができる。
また、本発明を利用すれば、単なるBMLデータの書き換えに限らず、イベントメッセージや字幕や文字スーパー等の小さなデータであれば、これらのデータを追加したうえで、上述したコンテンツ加工を実現することができる。
なお、上述の実施例は、映像及び音声の圧縮形式等について、MPEG2の圧縮形式に基づいて説明しているが、例えばMPEG4やMPEG7、その他の圧縮方式について本発明を適用することで同様の効果を得ることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
デジタル放送受信側の装置構成の一例を示す図である。 コンテンツ取得装置に設けられるコンテンツ加工装置の機能構成を示す一例の図である。 入力ストリームにデータパケットが含まれる場合のコンテンツ加工手順を示す一例の図である。 入力ストリームにデータパケットが含まれていない場合のコンテンツ加工手順を示す一例の図である。 本発明におけるデータ抽出手段の具体的な構成を示す一例の図である。 テーブルと、TSパケット及びセクションとの関係を示す。 本発明におけるデータ加工手段の具体的な構成を示す一例の図である。 本発明におけるデータ多重手段の具体的な構成を示す一例の図である DIIテーブル再構成部及びDDBテーブル再構成部との間で行われる動作を説明するための一例のフローチャートである。 本発明におけるデータ加工手順を示す一例のフローチャートである。
符号の説明
11 BSデジタル放送受信アンテナ
12 地上デジタル放送受信アンテナ
13 通信ネットワーク
14 コンテンツ蓄積装置
15 コンテンツ取得装置
16 デジタル放送受信機
17 リモートコントローラ
18 表示装置
20 データ加工装置
21 データ抽出手段
22 データ加工手段
23 データ多重手段
51 MPEG−2TS入力バッファ
52 パケット振分部
53 ストリーム不連続検出部
54 PATテーブル復元部
55 PMTテーブル復元部
56 PMTメッセージ復元部
57 データテーブル復元部
58 DIIメッセージ復元部
59 DDBメッセージ復元部
60 イベントメッセージ復元部
61,74 メッセージ送出部
71,81 メッセージ受入部
72 データモジュール加工部
73 メッセージ更新部
82 PMTテーブル再構成部
83 PMTパケット生成部
84 DIIテーブル再構成部
85 DDBテーブル再構成部
86 イベントテーブル再構成部
87 データカルーセル生成部
88 パケット置換部
89 MPEG−2TS出力バッファ

Claims (8)

  1. 多重化されたストリームに含まれるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの加工を行うコンテンツ加工装置において、
    前記ストリームの中から加工対象のサービスIDとコンポーネントタグで指定されたデータ部分を抽出するデータ抽出手段と、
    前記データ抽出手段により得られるデータ部分に含まれるメッセージデータに対して予め設定される加工内容に基づいて前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工手段と、
    前記データ加工手段により得られる加工データを、前記データ抽出手段により得られたデータ部分と置き換え、置き換えたコンテンツを多重化して出力するデータ多重手段とを有し、
    前記データ抽出手段は、抽出されたデータ部分が更新された場合のみ、前記データ部分を前記データ加工手段に出力することを特徴とするコンテンツ加工装置。
  2. 前記データ抽出手段は、
    データカルーセル方式により送信されたPSI、SI、又はコンテンツをMPEG−2トランスポートストリームから抽出し、前記PSI、前記SI、又はバーション情報の不一致により判断される前記コンテンツの更新部分のみを抽出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ加工装置。
  3. 前記データ加工手段は、
    前記データ抽出手段により得られるデータコンテンツからデータモジュールを復元し、予め設定される加工内容に基づいて前記データモジュールに対して前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータモジュール加工手段と、
    前記データモジュール加工手段により加工されたデータモジュールに対応してPSIを更新するメッセージ更新手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ加工装置。
  4. データカルーセル方式により伝送されるデジタル放送番組のコンテンツを有するMPEG−2トランスポートストリームを受信し、受信したトランスポートストリームからコンテンツの加工を行うコンテンツ加工装置において、
    前記トランスポートストリームに含まれるパケット群から、サービスID及びコンポーネントタグ値に基づいてパケットを抽出するデータ抽出手段と、
    予め設定される加工内容に基づいてデータに対して前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工手段と、
    前記データ加工手段により得られるデータをパケット化し、前記データ抽出手段により得られるパケット、ヌルパケット、又はパーシャル化により削除されたパケットに置き換え、置き換えたパケットを多重化して出力するデータ多重手段とを有し、
    前記データ抽出手段は、抽出されたパケットが更新された場合のみ、前記パケットを前記データ加工手段に出力することを特徴とするコンテンツ加工装置。
  5. 前記データ抽出手段は、前記トランスポートストリームにデータコンテンツが含まれない場合、前記トランスポートストリームで使用されていないパケットIDを1つ選択し、
    前記データ加工手段は、予め設定される加工内容に基づいて加工されたデータパケットに前記パケットIDをPMTに登録することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ加工装置。
  6. 前記データ多重手段は、
    前記データ加工手段により得られるデータパケットを、前記データ抽出手段により得られるパケットと置き換える場合に、加工対象パケット以外のパケットの内容を変更することなく置き換えることを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ加工装置。
  7. 多重化されたストリームに含まれるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの加工を行う受信装置におけるコンテンツ加工方法において、
    前記受信装置は、
    前記ストリームの中から加工対象のサービスIDとコンポーネントタグで指定されたデータ部分を抽出するデータ抽出段階と、
    前記データ抽出段階により得られるデータ部分に含まれるメッセージデータに対して予め設定される加工内容に基づいて前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工段階と、
    前記データ加工段階により得られる加工データを、前記データ抽出段階により得られたデータ部分と置き換え、置き換えたコンテンツを多重化して出力するデータ多重段階とを有し、
    前記データ抽出段階は、抽出されたデータ部分が更新された場合のみ、前記データ加工段階により前記データ部分を加工することを特徴とするコンテンツ加工方法。
  8. 多重化されたストリームに含まれるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの加工をコンピュータで実行させるためのコンテンツ加工プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記ストリームの中から加工対象のサービスIDとコンポーネントタグで指定されたデータ部分を抽出するデータ抽出手段
    前記データ抽出手段により得られるデータ部分に含まれるメッセージデータに対して予め設定される加工内容に基づいて前記コンテンツの表示内容を制御するための加工を行うデータ加工手段、及び、
    前記データ加工手段により得られる加工データを、前記データ抽出手段により得られたデータ部分と置き換え、置き換えたコンテンツを多重化して出力するデータ多重手段して機能させ、
    前記データ抽出手段は、抽出されたデータ部分が更新された場合のみ、前記データ部分を前記データ加工手段に出力することを特徴とするコンテンツ加工プログラム。
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