JP4339742B2 - Induction rod and method for manufacturing the same - Google Patents
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Description
本発明は、歩道や車道などの路面や建築物の床面に埋設する平面視円形状の点字鋲や、鋲を突設した平面視長楕円形状の誘導バーなどの誘導鋲およびその製造方法に関するものである。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a guide rod such as a planar braille rod embedded in a road surface such as a sidewalk or a roadway or a floor surface of a building, a planar elliptical guide bar provided with a rod projecting, and a manufacturing method thereof. Is.
本発明の誘導鋲の1つである点字鋲に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。 Prior art document information related to the Braille 鋲 which is one of the guide caskets of the present invention includes the following.
特許文献1に記載の点字鋲は、挿通孔を備えた略円錐台形状をなす金属製の基体と、頭部と軸部とを備えた金属製の埋設軸(スクリューネジ)とからなり、基体を所定の固定位置に配設した状態で埋設軸を地中にねじ込むことにより、路面や床面などの地上に固定する構成としている。また、この点字鋲は、前記基体の上面に前記埋設軸の頭部を配置する凹部を備え、この凹部を光反射特性が異なる任意の材料を組み合わせたシール部材により覆う構成としている。
The Braille ridge described in
特許文献2に記載の点字鋲は、特許文献1と同様に、それぞれ別体の金属からなる基体と埋設軸とを備え、前記埋設軸の頭部を基体に圧入するとともに、前記挿通孔の下端周縁を塑性変形させることにより、前記基体と埋設軸とを一体化する構成としている。また、前記基体の表面には、滑止機能を得るために樹脂またはゴムからなる表面層が設けられている。
Similar to
しかしながら、特許文献1の点字鋲では、光反射特性を異ならせたシール部材により色彩と色彩模様の選択幅が広く意匠性にも優れているが、夜間や停電中などの暗中では誘導効果を得ることができない。
However, the Braille fonts of
また、特許文献1および特許文献2の点字鋲は、車道に用いた場合には、車両の走行時の摩擦でシール部材および表面層のいずれも基体から離脱するという問題がある。
In addition, when used in a roadway, the braille rods of
そこで、本発明では、暗中でも誘導機能が優れており、破損することなく原状を確実に維持できる点字鋲を含む誘導鋲およびその製造方法を提供することを課題とするものである。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a guide rod including a braille rod that has an excellent guide function even in the dark and can reliably maintain the original shape without being damaged, and a method for manufacturing the same.
前記課題を解決するため、本発明の第1の誘導鋲は、地上に露出される本体と、該本体から突出して地中に埋設される軸部とを備えた誘導鋲において、前記本体の上面に凹部を設けるとともに、該凹部の開口縁に上方に突出する突部を設け、前記凹部内に蓄光性を有し、暗中で発光する発光性樹脂層からなる予め形成した別体の誘導部を配設し、前記突部を上面と略面一に塑性変形させて前記凹部内に誘導部を離脱不可能に配置した構成としている。 In order to solve the above problems, a first guide rod of the present invention is a guide rod provided with a main body exposed to the ground and a shaft portion that protrudes from the main body and is buried in the ground. a recess provided in Rutotomoni, the protrusion protruding upward provided at the opening edge of the recess, has a luminous in the recess, the induction portion of another body formed in advance a light emitting polymer layer which emits light in the dark The projecting portion is plastically deformed to be substantially flush with the upper surface, and the guide portion is disposed in the recess so as not to be detached .
この誘導鋲では、前記凹部は深さ方向の断面が円錐台形状をなし、前記誘導部は略円板形状をなすことが好ましい。 In this guide rod, it is preferable that the recess has a truncated cone shape in the depth direction , and the guide portion has a substantially disk shape .
また、前記本体は、挿通孔を備えた基体と、上端に頭部を備えた埋設軸の上部により構成され、前記挿通孔に埋設軸を挿通させた状態で一体的に固着することが好ましい。
この場合、前記埋設軸は前記基体より軟質な材料からなり、前記基体における挿通孔の下端周縁を塑性変形させることにより、その変形部分と対応する埋設軸の外周部を塑性変形させて固着することが好ましい。
Further, it is preferable that the main body is constituted by a base body having an insertion hole and an upper portion of an embedded shaft having a head at an upper end, and is integrally fixed in a state where the embedded shaft is inserted into the insertion hole.
In this case, the embedded shaft is made of a softer material than the base body, and the peripheral edge of the embedded shaft corresponding to the deformed portion is plastically deformed and fixed by plastically deforming the lower end periphery of the insertion hole in the base body. Is preferred.
さらに、前記誘導部の周囲に滑止溝を設け、該滑止溝と前記誘導部により所定の模様を構成することが好ましい。 Furthermore, it is preferable that a non-slip groove is provided around the guide part, and the anti-skid groove and the guide part form a predetermined pattern.
そして、この誘導鋲の製造方法は、本体の上面の凹部内に、蓄光性を有し、暗中で発光する発光性樹脂層からなる予め形成した別体の誘導部を配設し、前記凹部の開口縁から上方に突出する突部を上面と略面一に塑性変形させ、前記凹部内に誘導部を離脱不可能に配置するものである。 In this method of manufacturing the induction rod, a separate induction part made of a light-emitting resin layer having a luminous property and emitting light in the dark is disposed in the concave part on the upper surface of the main body. The protrusion protruding upward from the opening edge is plastically deformed to be substantially flush with the upper surface, and the guiding portion is disposed in the recess so as not to be detached.
本発明の誘導鋲では、本体の上面に形成した凹部に発光性樹脂層からなる誘導部を設け、誘導部を構成する発光性樹脂層が、屋外では太陽光を蓄光し、また、屋内では蛍光灯の光を蓄光する。そして、夜間や停電時などには畜光した光を自発光させることができるため、暗中でも確実に誘導効果を得ることができる。 The induction tack of the present invention, the guide portion composed of a light-emitting polymer layer in a recess formed on the upper surface of the main body is provided, luminous resin layer which constitutes the guiding part is in the outdoors and phosphorescent sunlight, The fluorescent indoors Phosphorescent light is stored. In addition, since the daylight or the power outage can be caused to emit the light that has been stored, it is possible to reliably obtain the guiding effect even in the dark.
また、前記凹部は深さ方向の断面が円錐台形状をなすため、内部に形成した発光性樹脂層からなる誘導部が離脱することを防止できる。具体的には、凹部の開口縁に上方に突出する突部を設け、予め形成した誘導部を前記凹部内に配置し、前記突部を上面と略面一に塑性変形させている。そのため、この誘導鋲を車道に設置しても車両のタイヤとの摩擦によって前記誘導部が離脱することなく、製造した原状を確実に維持することができる。 In addition, since the concave portion has a truncated cone shape in the depth direction, it is possible to prevent the guiding portion made of the light emitting resin layer formed inside from being detached. Specifically, a protrusion projecting upward is provided at the opening edge of the recess , a pre-formed guide is disposed in the recess, and the protrusion is plastically deformed substantially flush with the upper surface. Therefore, even if this guide rod is installed on the roadway, the manufactured original shape can be reliably maintained without the guide portion being detached due to friction with the vehicle tire.
さらに、前記本体は、挿通孔を備えた基体と、上端に頭部を備えた埋設軸の上部により構成され、前記埋設軸は前記基体より軟質な材料からなり、前記基体における挿通孔の下端周縁を塑性変形させることにより、その変形部分と対応する埋設軸の外周部を塑性変形させて固着しているため、埋設軸が基体から離脱する軸方向に力が加わっても、これらが離脱することを確実に防止できる。 Further, the main body is constituted by a base body having an insertion hole and an upper portion of an embedded shaft having a head at the upper end, and the embedded shaft is made of a material softer than the base body, and a lower peripheral edge of the insertion hole in the base body Since the outer peripheral part of the buried shaft corresponding to the deformed portion is plastically deformed and fixed by plastically deforming the material, even if a force is applied in the axial direction in which the buried shaft is detached from the base body, these parts are detached. Can be reliably prevented.
さらにまた、前記誘導部の周囲に滑止溝を設け、該滑止溝と前記誘導部により所定の模様を構成しているため、従来の樹脂またはゴムからなる表面層と略同様の滑止機能を得ることができるうえ、意匠的な装飾効果も得ることができる。しかも、本体を直接加工したものであるため、破損したり離脱することはない。 Furthermore, since a non-slip groove is provided around the guide portion , and the anti-skid groove and the guide portion form a predetermined pattern, the non-slip function is substantially the same as a conventional surface layer made of resin or rubber. As well as a decorative design effect. Moreover, since the main body is processed directly, it is not damaged or detached.
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1から図3は、本発明の実施形態の前提となる第1参考例に係る誘導鋲の1つである点字鋲1を示す。この点字鋲1は、地上に露出するように設置される本体2と、該本体2から突出して地中に埋設される軸部3とからなり、本体2には従来例に示すシール部材や表面層は設けられていない。
FIG. 1 to FIG. 3 show a Braille 鋲 1 which is one of the induction caskets according to the first reference example which is a premise of the embodiment of the present invention. This Braille
具体的には、点字鋲1は、図1(A),(B)および図2に示すように、ステンレスなどの硬質な金属からなる基体4と、基体4より軟質な真鍮などの金属からなる埋設軸6とからなる。そして、前記基体4と埋設軸6の上部により前記本体2を構成するとともに、埋設軸6の下方に突出した部分により前記軸部3を構成するようにしている。
Specifically, as shown in FIGS. 1A, 1B, and 2, the Braille
前記基体4は、その上側外周縁を面取りした略円錐台形状をなしている。この基体4の中央には、埋設軸6を挿通するとともに頭部8を位置決めする逆凸字形状の挿通孔5が設けられている。
The
前記埋設軸6は、逆凸字形状の軸であり、その上端に前記挿通孔5における大径の上部5aと一致する平板状の頭部8を形成したものである。前記埋設軸6の上軸部7aは、前記挿通孔5における下部5bより若干小さい直径とされている。また、軸部3を構成する埋設軸6の下軸部7bは、前記上軸部7aより小さい直径のもので、その外周部には所定間隔をもって環状の溝9が設けられている。
The embedded
この第1参考例では、前記本体2を構成する埋設軸6の上部には、前記頭部8から上軸部7aにかけて窪む凹部10が設けられている。この凹部10は、上端の開口が下端の底より小径となるように深さ方向の断面が円錐台形状をなし、その底には、白色の反射層11が設けられ、その上に蓄光性を有し、暗中で発光する発光性樹脂層からなる誘導部として発光部12が設けられている。また、この発光部12の周囲には、円環状に窪む滑止溝13が設けられている。そして、これら発光部12と滑止溝13により所定の模様を構成するようにしている。
In the first reference example , a
前記発光性樹脂層からなる発光部12は、粉末状または粒状の発光顔料と樹脂材料とを前記凹部10内に充填し、加熱することにより前記発光顔料および樹脂材料を溶融させ、硬化させることにより1つの発光性樹脂層を形成するものである。なお、前記発光顔料としては、太陽光や蛍光灯の光を約1時間受光することにより、暗中で約15時間の自発光し、また、使用可能な期間が約30年の長期にわたる根本特殊化学株式会社のN夜光「ルミノーバ」(商品名)が使用可能である。また、前記樹脂材料としては、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、ポリスチロール、ポリカーボネートなどが使用可能であり、この中でも、硬度が高いアクリル、ABS、ポリカーボネートが好適である。
The
前記基体4と埋設軸6とからなる点字鋲1は、1回のプレス加工によって一体的に固着されるとともに、前記滑止溝13が形成される。具体的には、図3(A),(B)に示すように、このプレス加工には、基体4より若干大きい位置決め凹部21を備えた下型20を使用する。この下型20には、前記位置決め凹部21の中心に軸部3の挿通凹部22が設けられている。また、基体4の挿通孔5の下端周縁に対応する位置には、内側面を傾斜面としたリング状の圧入部23が設けられている。さらに、図示しない上型には、前記滑止溝13を形成するための凸部が設けられている。
The Braille
そして、図3(A)に示すように、位置決め凹部21内に基体4を配置した後、基体4の挿通孔5を通して挿通凹部22内に発光部12を設けた埋設軸6を挿入する。なお、基体4の挿通孔5に埋設軸6の軸部3を挿通させた後、基体4とともに埋設軸6の軸部3を下型20の挿通凹部22内に挿入してもよい。また、後述する一連のプレス工程を終了させて基体4と埋設軸6とを一体化した後に、凹部10に発光部12を設けてもよい。
Then, as shown in FIG. 3A, after the
ついで、図示しない上型を下降させて埋設軸6の頭部8を下向きに加圧する。これにより、図3(B)に示すように、下型20の圧入部23が基体4における挿通孔5の下端周縁を押圧し、加締めの方式で塑性変形させながら基体4内に圧入される。同時に、上型の凸部が本体2を構成する埋設軸6の頭部8に圧入され、塑性変形による滑止溝13を形成する。
Next, the upper die (not shown) is lowered to press the
これにより、基体4の下部では、圧入部23の傾斜により塑性変形される部分が挿通孔5内に向けて変形し、その変形部分と対応する埋設軸6の上軸部7aの外周部が同時に内側(軸心)に向けて塑性変形する。その結果、基体4と埋設軸6とを一体的に強固に固着することができる。なお、埋設軸6において、基体4の塑性変形する部分と対応する位置に、塑性変形する材料が圧入される溝を設けてもよい。
Thereby, in the lower part of the
このように形成した点字鋲1は、前記基体4と埋設軸6の塑性変形により、埋設軸6が基体4から離脱する軸方向に力が加わっても、これらが離脱することを確実に防止できる。また、この点字鋲1は、発光部12を構成する発光性樹脂層が、屋外では太陽光を蓄光し、また、屋内では蛍光灯の光を蓄光する。そして、夜間や停電時などの暗中では自発光し、誘導効果を得ることができる。なお、この発光部12の発光は、凹部10の底に設けた反射層11により発光効果が増幅されている。
The
しかも、この第1参考例では、上端開口を小径とした凹部10に発光顔料を充填し、加熱することにより1つの発光性樹脂層からなる発光部12を形成しているため、この点字鋲1を車道に設置しても車両のタイヤとの摩擦によって前記発光部12が離脱することなく、製造した原状を確実に維持することができる。
Moreover, in this first reference example , the
また、第1参考例では、前記発光部12と滑止溝13とで所定の模様を構成しているため、意匠的な装飾効果を得ることができる。しかも、前記滑止溝13により、樹脂またはゴムからなる従来の表面層と略同様の滑止機能を得ることができるうえ、本体2を構成する埋設軸6の頭部8を直接加工したものであるため、破損したり離脱することはない。
In the first reference example , the
図4(A),(B)は第2参考例の点字鋲1を示す。この第2参考例では、基体4に形成する埋設軸6を挿通配置するための挿通孔5の上部に、発光部12を配設する凹部10’を連続して設けた点で、第1参考例と相違している。
4A and 4B show the Braille 点 1 of the second reference example . In the second reference example , the first reference is provided in that a
具体的には、この第2参考例の点字鋲1は、第1参考例と同様に、ステンレスなどの硬質な金属からなる基体4と、基体4より軟質な真鍮などの金属からなる埋設軸6とからなり、前記基体4と埋設軸6の上部により本体2を構成し、埋設軸6の下方に突出した部分により軸部3を構成するようにしている。
Specifically,
前記基体4は、その上側外周縁を面取りした略円錐台形状をなし、その中央には、発光部12を配設するための凹部10’が形成されている。そして、この凹部10’の底面中央に、埋設軸6を挿通するとともに頭部8を位置決めする逆凸字形状の挿通孔5が設けられている。
The
前記埋設軸6は、第1参考例と同様に、軸の上端に挿通孔5における大径の上部5aと略一致する頭部8を形成したものである。
As in the first reference example , the embedded
この第2参考例の点字鋲1は、第1参考例と同様に、プレス加工によって一体的に固着される。具体的には、図4(B)に示すように、プレス機の下型に基体4を配置し、該基体4の挿通孔5を通して埋設軸6を挿入する。
ついで、上型を下降させて埋設軸6の頭部8を下向きに加圧し、基体4における挿通孔5の下端周縁を加締めの方式で塑性変形させながら、基体4内に埋設軸6を圧入する。これにより、基体4の下部では、塑性変形される部分が挿通孔5内に向けて変形し、その変形部分と対応する埋設軸6の上軸部7aの外周部が同時に内側(軸心)に向けて塑性変形する。その結果、第1参考例と同様に、基体4と埋設軸6とを一体的に強固に固着することができる。なお、この第2参考例では第1参考例に示す滑止溝13は形成していない。
Next, the upper die is lowered to press the
その後、埋設軸6の頭部8で閉鎖された凹部10’の底に反射層11を形成した後、その上部に、粉末状または粒状の発光顔料と樹脂材料とを充填し、加熱することにより前記発光顔料および樹脂材料を溶融させ、硬化させることにより1つの発光性樹脂層からなる発光部12を形成する。
Then, after forming the reflective layer 11 on the bottom of the
この第2参考例の点字鋲1は、第1参考例と同様の作用および効果を得ることができるうえ、埋設軸6には凹部10を形成するための加工は不要であるため、第1参考例の構成と比較して安価に製造することが可能である。
図5は第3参考例の点字鋲1を示す。この第3参考例では、本体2と軸部3とを一体成形した点で第1参考例と相違している。このようにしても第1参考例と同様の作用および効果を得ることができる。
FIG. 5 shows the Braille 鋲 1 of the third reference example . This third reference example is different from the first reference example in that the
図6および図7は本発明に係る実施形態の点字鋲1を示す。本実施形態では、第3参考例と同様に、本体2と軸部3とを一体形成し、また、凹部10の上端開口縁には塑性変形により誘導部を構成する発光部12の外周縁を係止する突部25を設けた点で、前記各参考例と相違している。
6 and 7 show a
具体的には、本実施形態の点字鋲1は、ステンレスなどの硬質な金属からなる本体2の底面中央に、所定間隔をもって環状の溝9を有する軸部3が下方に突出するように一体に形成されている。前記本体2には、その中央には、発光部12を配設するための円錐台形状の凹部10が形成されている。図7(A)に示すように、仕上げ加工前の前記凹部10の開口縁には、上方に突出する突部25が設けられている。
Specifically, the
本実施形態の発光性樹脂層からなる発光部12は、第1参考例と同様の発光顔料と樹脂材料とを円板形状に形成したものを使用している。ここで、この発光部12は、一面の直径と他面の直径とを同一としたもの、プレス等によって打ち抜くことにより一面の直径と他面の直径とが異なる断面台形状のもの、のいずれでも使用できる。一面の直径と他面の直径とを同一とする発光部12の直径は、図7(A)に示すように、前記突部25の上端開口の直径と略同一になるように形成される。一方、断面台形状をなす発光部12は、小さい面の直径が前記突部25の上端開口の直径と略同一になるように形成される。
The
本実施形態の点字鋲1は、プレス加工を施すことにより前記発光部12が離脱不可能な状態に仕上げられるとともに、前記参考例と同様に滑止溝13が形成される。具体的には、図7(A),(B)に示すように、このプレス加工には、本体1より若干大きい位置決め凹部21を備えた下型20を使用する。この下型20には、前記位置決め凹部21の中心に軸部3の挿通凹部22が設けられているが、第1参考例に示すリング状の圧入部23は設けられていない。また、図示しない上型には、前記滑止溝13を形成するための凸部が設けられている。
The
そして、図7(A)に示すように、位置決め凹部21および挿通凹部22に、本体1および軸部3を配置するとともに、円板状をなす反射層11および発光部12を凹部10内に配置する。ここで、図7(A)に示すように、一面の直径と他面の直径とを同一とする発光部12は、何ら抵抗なく凹部10に配置することができる。一方、断面台形状とした発光部12は、大径側を下向きに位置させ、上側から若干押圧することにより発光部12を変形させながら凹部10に配置することができる。
Then, as shown in FIG. 7A, the
ついで、図示しない上型を下降させて本体2を下向きに加圧する。これにより、図7(B)に示すように、上型が突部25を本体2の上面と略面一になるように凹部10内に向けて塑性変形される。同時に、上型の凸部が本体2に圧入され、塑性変形による滑止溝13を形成する。
Next, the upper die (not shown) is lowered to pressurize the
これにより、凹部10内では、円板状に形成された発光部12の上端縁が変形された突部25により変形され、凹部10の内面と発光部12との隙間を埋めるように作用する。なお、図示では隙間が完全に埋まっているように記載されているが、前記変形作用は使用する樹脂材料により差が生じる。
Thereby, in the recessed
このように形成した点字鋲1は、第1参考例と同様に、夜間や停電時などの暗中では自発光し、誘導効果を得ることができる。また、本実施形態では、発光性樹脂層は円板状をなす発光部12により構成しているため、その加工が容易であり、安価に製造が可能である。しかも、この発光部12は、その上端縁が塑性変形された突部25により係止されるため、この点字鋲1を車道に設置しても車両のタイヤとの摩擦によって前記発光部12が離脱することなく、製造した原状を確実に維持することができる。
As in the first reference example , the Braille 鋲 1 formed in this way emits light in the dark such as at night or during a power failure, and can obtain an induction effect. Moreover, in this embodiment , since the luminescent resin layer is comprised by the
なお、本発明の誘導鋲は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。 The guide rod of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and various modifications can be made.
例えば、前記実施形態では、本発明の誘導鋲として、本体2(基体4)を略円錐台形状をなし、その中央に1つの軸部3を突設した点字鋲1により構成したが、図8(A),(B)に示すように、本体2(基体4)を長尺な長楕円形状とし、その本体2(基体4)に所定間隔をもって軸部3を突設した誘導バー30により構成してもよい。なお、この場合には、図示のように、本体2を構成する基体4と軸部3を構成する埋設軸6とを別体で構成し、本体2を構成する埋設軸6の上部に発光部12を配置する凹部10を形成することが好ましい。
For example, in the above embodiment , as the guide rod of the present invention, the main body 2 (base 4) has a substantially truncated cone shape and is constituted by the
また、前記第1および第2参考例では、基体4をステンレスにより形成し、埋設軸6を真鍮により形成したが、その材料は希望に応じて変形が可能であり、埋設軸6が基体4より軟質な材料で構成することにより、前記と同様の作用、効果を得ることができる。
In the first and second reference examples , the
さらに、前記実施形態のように、誘導部として予め円板状に形成した発光部12を用いる場合には、前記凹部10は円錐台形状に形成する必要はなく、開口部分の直径と底部分の直径とを同一とした円柱形状の穴により構成してもよい。
Furthermore, as in the above embodiment, when using the light-emitting
さらに、前記誘導鋲は、主として歩道や車道などの路面や建築物の床面に埋設するものであるが、建築物などの壁面に埋設して装飾する用途でも使用可能である。 Furthermore, although the said guide fence is mainly embed | buried in the road surfaces, such as a sidewalk and a roadway, and the floor surface of a building, it can be used also for the use embed | buried and decorated on the wall surface of a building.
1…点字鋲(誘導鋲) 2…本体
3…軸部 4…基体
5…挿通孔 6…埋設軸
8…頭部 10…凹部
11…反射層 12…発光部(誘導部)
13…滑止溝 25…突部
DESCRIPTION OF
13 ... Slip
Claims (6)
前記本体の上面に凹部を設けるとともに、該凹部の開口縁に上方に突出する突部を設け、前記凹部内に蓄光性を有し、暗中で発光する発光性樹脂層からなる予め形成した別体の誘導部を配設し、前記突部を上面と略面一に塑性変形させて前記凹部内に誘導部を離脱不可能に配置したことを特徴とする誘導鋲。 In a guide rod having a main body exposed to the ground and a shaft portion protruding from the main body and embedded in the ground,
Provided with a concave portion on the upper surface of the main body, a protrusion projecting upward at the opening edge of the concave portion, and a pre-formed separate body made of a light-emitting resin layer that has a phosphorescent property and emits light in the dark. The guide rod is disposed so that the projection is plastically deformed substantially flush with the upper surface, and the guide portion is disposed in the recess so as not to be detached.
前記本体の上面の凹部内に、蓄光性を有し、暗中で発光する発光性樹脂層からなる予め形成した別体の誘導部を配設し、前記凹部の開口縁から上方に突出する突部を上面と略面一に塑性変形させ、前記凹部内に誘導部を離脱不可能に配置することを特徴とする誘導鋲の製造方法。 A method for producing a guide rod comprising a main body exposed to the ground and a shaft portion protruding from the main body and embedded in the ground,
A protrusion that protrudes upward from the opening edge of the recess is provided in the recess on the upper surface of the main body with a separate pre-formed guiding portion made of a luminescent resin layer that has a luminous property and emits light in the dark. The guide rod is plastically deformed substantially flush with the upper surface, and the guide portion is disposed in the recess so as not to be detached.
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