JP4333242B2 - Radiation diagnostic equipment top plate - Google Patents

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JP4333242B2
JP4333242B2 JP2003202940A JP2003202940A JP4333242B2 JP 4333242 B2 JP4333242 B2 JP 4333242B2 JP 2003202940 A JP2003202940 A JP 2003202940A JP 2003202940 A JP2003202940 A JP 2003202940A JP 4333242 B2 JP4333242 B2 JP 4333242B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばX線撮影装置やCTスキャナ等の放射線診断装置に好適な天板に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、X線撮影装置やCTスキャナ等の放射線診断装置の天板は、その上に載置する患者の広い範囲を一度に撮影すべく長尺化と、例えば200kgもの体重の患者を載置して繰り返し使用するような場合でも撮影に支障をきたさないよう耐荷重値アップの要求が強い。
【0003】
一般に天板の通常の使用状態は、一端が放射線診断装置本体または本体に取り付けられた可動部に固定され、他端が自由端の片持ち状態であり、たわみ量の抑制や位置決め、スムーズな搬送等を実現するために、前記固定部と天板他端との間を本体側に取り付けられたロールで支持することが多い。このような天板の多くは、その断面がコアの表面にスキンが位置する、いわゆるサンドイッチ構造として構成されている。
【0004】
従来、図2に示すような断面形状をもつ天板は、その形状から、二つの側面スキン2bと下面スキン2cをひとまとめに見なされ、それぞれのスキンに用いる材料や厚みは、天板が所定の強度や剛性を満足するように同一の構造設計にて設計されてきた。つまり、両側面スキン2bは、下面スキン2cと同一の高い剛性を持つ設計となっていた。
【0005】
その場合のロール4への負荷状態は、図6(A)に示すように、上面に負荷された荷重のほとんどが、低剛性のコア3からではなくて、高剛性の側面スキン2bから下面スキン2cへ伝達するため、均一な力でロール4を押し付けることができず、ロール4の反力は同図(B)に示すように側面スキン2bと下面スキン2cの境界部分で局所的に高くなるため、結果的にこの部分で強く押し付けてしまうことになる。
【0006】
かかる場合、ロール4を押し付ける力は、そのまま天板に対して反力として作用するために、側面スキン2bと下面スキン2cの境界部はロール4から局所的に大きな力を受けることになり、使用中に当該部分が破損しやすいという問題があった。また、ロール4表面の硬度が低い場合には、ロール4側に損傷を与えることもあった。さらなる長尺化や耐荷重値アップの要求によりこのような危険性は増してきている。
【0007】
このような問題を解決せんとして、特許文献1には、側面スキン2bと下面スキン2cを別々の部材で設計して機械的強度を上げてもよい旨の記述があるが、前記特許文献1の目的は、片持ち状態で天板の長手方向に大きな曲げモーメントが作用していても大きなたわみを生じさせないことであり、この目的に則して側面スキン2bを高剛性に設計すると、やはり上記のようなメカニズムにより、天板またはロール4が損傷してしまう可能性が高い。
【0008】
【特許文献1】
実開平5−62208号公報(請求項1、第2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の天板の上述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、より高強度で、しかもロール上には等分布荷重が作用する放射線診断装置用天板を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の放射線診断装置用天板は、コアの外周がスキンで包囲された放射線診断装置用天板において、前記スキンは、上面スキンと、二つの側面スキンと、下面スキンとで構成されており、側面スキンの厚みをtS、下面スキンの厚みをtLとするとき、側面スキンの厚みtSは、
tS<tL
の関係にあることを特徴とするものである。
【0011】
かかる構成、すなわち図7(A)に示すように、下面スキンの厚みよりも側面スキンの厚みを小さくすることにより、側面スキンの剛性が下がり、側面スキンから下面スキンへ伝達される荷重が軽減されるために、同図(B)に示すように、側面スキンと下面スキンの境界部でロールを強く押し付ける力、すなわちロールから受ける反力を小さくすることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例の図面を用いて、本発明の内容を説明する。
【0013】
図1は、一部破断部を有する本発明の天板の斜視図、図2〜5は図1の天板の縦断面における各種具体例図である。
【0014】
図1において、天板1は、コア3と、このコア3を包囲するように設けたスキン2とで構成される。また、スキン2は、上面スキン2aと、二つの側面スキン2bと、下面スキン2cとで構成され、それぞれのスキンの厚みは、X線透過性の観点から、1〜8mm程度が好ましい。各スキンの形状は、上面スキン2aは、その上に患者を載置させるために凹形の曲面状、他の3面は平板状となっており、これら3スキンでその断面形状が概ね台形状となっている。
【0015】
本発明の適用により大きな効果を得ることのできる天板の断面形状は、上述した台形や矩形を基本とした形状であり、図2〜5に示す断面形状のものが例示できる。すなわち、図2の天板は上面スキン2aが平板状のもの、図3のものは図1のものに似ているが側面スキンが鈍角をなす二つの平面からなっている。図4のものは側面スキンの一部乃至は全体が凸形の曲面状になっているところ、図5のものは断面が矩形であることころが図1のものに比べて特徴点である。
【0016】
ところで、上述したように側面スキンと下面スキンの境界部の損傷、乃至は前記境界部に相対する位置のロール表面の損傷の問題を改善するためには、通常の使用状態下で、側面スキン2bの剛性を下げ、側面スキン2bから下面スキン2cへ伝達される荷重を軽減し、側面スキン2bと下面スキン2cの境界部でロールを強く押し付ける力、すなわちロールから受ける反力を小さくすることが必要になるが、このためには、側面スキン2bの厚みを下面スキン2cの厚みよりも小さくすることが必要であり、本発明の効果を十分に得るためには下面スキン2cの厚みの2分の1以下であることが好ましい。
【0017】
さらに、側面スキン2bの剛性を下げるために、側面スキン2bの長手方向弾性率をES,0度、長手方向に直交する方向(幅方向)の弾性率をES,90度とするとき、両者の比ES,0度/ES,90度は、
ES,0度/ES,90度≧3
の関係にあることが好ましく、より好ましくはES,0度/ES,90度≧5の関係にあることである。
【0018】
一方、側面スキン2bや下面スキン2cの長手方向弾性率は、片持ち状態の天板の長手方向に曲げモーメントが作用しても自由端のたわみ量が所定の範囲内となるように高剛性に設計するのが好ましい。また、所定のX線透過率が得られる範囲内で、下面スキン2cの厚みを特定して設計するのが好ましい。このように、長手方向と幅方向とを別個に剛性設計できるように、スキン2は、異方性を有するFRP(繊維強化プラスチック)やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を含むことが好ましい。
【0019】
上記FRPは、強化繊維とマトリクス樹脂を含んで構成される。
【0020】
強化繊維としては、炭素繊維(黒鉛繊維を含む)、アラミド繊維、高強度ポリエチレン繊維、ガラス繊維、ボロン繊維等の少なくとも1種を用いることができるが、X線透過性に優れている炭素繊維であるのが最も好ましい。これらの強化繊維は、ストランドや、平織、朱子織、綾織等の織物の形態で用いられる。
【0021】
マトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂や、ABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。これらのなかでも、炭素繊維と、それとの接着性に優れるエポキシ樹脂やビニルエステル樹脂との組み合わせが好ましい。
【0022】
FRPの厚みや弾性率は、強化繊維の種類、特性、形態や、マトリクス樹脂の種類や、強化繊維とマトリクス樹脂の割合等によって変更することができる。
【0023】
コアは、ポリウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、アクリルフォーム、ポリメタクリルイミドフォーム、酢酸セルロースフォーム、エポキシフォーム、フェノールフォーム等の硬質プラスチックフォームのようなものである。
【0024】
硬質プラスチックフォームは、20MPa以上の高い弾性率を有することが好ましい。これにより、上面スキンに負荷された荷重が、側面スキンだけでなくコアからも下面スキンへ伝達するため、側面スキンと下面スキンの境界部で生じる局所的に大きな反力が軽減される。
【0025】
天板1の大きさは、用途等にもよるが、厚み30〜70mm程度、幅200〜500mm程度であり、また、長さは2,000mmを超えるものもある。
【0026】
このような天板は、たとえば、コアに強化繊維のプリプレグを巻き付け、加熱、加圧してコアとスキンとを一体成形したり、コアの表面に強化繊維のプリプレグを配し、同様に一体成形することによって製造することができる。別途成形したスキンとコアとを貼り合わせることによってもよい。
【0027】
【実施例および比較例】
(実施例)
図1に示したような、スキン2とコア3とで構成される天板1を製作した。
【0028】
天板1の外形寸法は、上面スキン幅420mm、下面スキン幅180mmのものであり、上面は半径500mmの曲面を有しており、長手方向の天板長は2300mm、最大厚みは42mmとした。
【0029】
スキン2は、複数のCFRP層で構成し、強化繊維として炭素繊維の朱子織物と平織物を用い、マトリクス樹脂としてエポキシ樹脂を用いた。ただし、上面スキン2a、下面スキン2c、側面スキン2bの長手方向弾性率、幅方向弾性率、厚みが以下のようになるよう、炭素繊維の種類や織密度、マトリクス樹脂の種類を選定した。
【0030】
上面スキン:
長手方向弾性率80GPa、幅方向弾性率40GPa、厚み1.3mm
下面スキン:
長手方向弾性率80GPa、幅方向弾性率40GPa、厚み3.6mm
側面スキン:
長手方向弾性率120GPa、幅方向弾性率20GPa、厚み1.5mm
また、コア3には、厚み50mm、幅500mm、長さ2,000mmの硬質アクリルフォーム(弾性率:70MPa)を用いた。前記硬質アクリルフォームをNC加工により所定の形状に削り出し、放射線診断装置本体との固定部に相当する部分には、アルミニウム合金製のブロックを挿入できるように加工した。
【0031】
天板1は、コア3に炭素繊維の織物を巻き付け、マトリクス樹脂を含浸させたものを真空バッグ後、加熱、加圧することにより成形した。
【0032】
この天板を、図8に示すように、直径65mm、長さ250mmのステンレス製で表面が高硬度ゴムで覆われたロール4を具備する放射線診断装置本体6に取り付け、上面スキン2aに鋼製の重りをその長手方向に均一に置くことで180kgを等分布加重させ、前後(図面の左右方向)に繰り返し往復移動させた。
【0033】
その結果、側面スキン2bと下面スキン2cの境界部に大きな損傷なく、11万回往復させることができた。
【0034】
(比較例1)
実施例において、下面スキンと側面スキンをまとめて一体にした下面スキンと見なし、それぞれのスキンに用いる材料や厚みは同一の設計を行うというこれまでの設計方法にしたがい、長手方向弾性率、幅方向弾性率、厚みを以下のとおりとした。
【0035】
上面スキン:
長手方向弾性率80MPa、幅方向弾性率40MPa、厚み1.3mm
下面スキン:
長手方向弾性率80MPa、幅方向弾性率40MPa、厚み3.6mm
側面スキン:
長手方向弾性率80MPa、幅方向弾性率40MPa、厚み3.6mm
この天板に対して、実施例と同様の試験を行ったところ、2万回往復で側面スキンと下面スキンの境界部に亀裂が入り、試験続行が不能となった。
【0036】
(比較例2)
実施例において、コアに低密度ポリウレタンフォーム(弾性率8MPa)を用いて実施例と同様の試験を行ったところ、6万回往復で異音が発生するとともに、側面スキンと下面スキンの境界部に亀裂が入り、試験続行が不能となった。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、側面スキンと下面スキンを別個に設計し、側面スキンの厚みを下面スキンより小さくしたり、幅方向の弾性率を小さくすることにより、側面スキンの剛性が下がり、側面スキンから下面スキンへ伝達される荷重が軽減されるために、側面スキンと下面スキンの境界部でロールを強く押し付ける力、すなわちロールから受ける反力を小さくすることが可能となる。その結果、天板下面の幅方向にはロールから均一な反力が作用することになり、天板の長尺化や耐荷重値アップの要求に対しても、使用中に損傷を受けることのない高強度な天板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る天板の一部破断部を有する概略斜視図である。
【図2】本発明に係る天板の断面形状の他の例である。
【図3】本発明に係る天板の断面形状の他の例である。
【図4】本発明に係る天板の断面形状の他の例である。
【図5】本発明に係る天板の断面形状の他の例である。
【図6】従来設計による天板に荷重が負荷されたときのロールへの荷重の伝達状況を示したモデル図である。
【図7】本発明に係る天板に荷重が負荷されたときのロールへの荷重の伝達状況を示したモデル図である。
【図8】天板を放射線診断装置に取り付けたモデル図である。
【符号の説明】
1:天板
2:スキン
2a:上側スキン
2b:側面スキン
2c:下面スキン
3:コア
4:ロール
5:可動部
6:放射線診断装置本体
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a top board suitable for a radiation diagnostic apparatus such as an X-ray imaging apparatus or a CT scanner.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the top plate of a radiological diagnostic apparatus such as an X-ray imaging apparatus or a CT scanner has been lengthened so that a wide range of patients placed thereon can be imaged at once, and a patient weighing 200 kg, for example, can be placed thereon. Even when used repeatedly, there is a strong demand for increasing the load resistance so as not to hinder shooting.
[0003]
In general, the normal use state of the top plate is one end fixed to the main body of the radiation diagnostic apparatus or a movable part attached to the main body, and the other end is a cantilever state with a free end. In order to achieve the above, the fixing unit and the other end of the top plate are often supported by a roll attached to the main body side. Many of such top plates are configured as a so-called sandwich structure in which the cross-section has a skin positioned on the surface of the core.
[0004]
Conventionally, a top plate having a cross-sectional shape as shown in FIG. 2 is regarded as a group of two side skins 2b and a lower surface skin 2c, and the top plate has a predetermined material and thickness for each skin. It has been designed with the same structural design to satisfy the strength and rigidity. That is, the side skin 2b is designed to have the same high rigidity as the lower skin 2c.
[0005]
In this case, as shown in FIG. 6A, most of the load applied to the upper surface is not from the low-rigidity core 3, but from the high-rigidity side skin 2b to the lower-surface skin. Since the force is transmitted to 2c, the roll 4 cannot be pressed with a uniform force, and the reaction force of the roll 4 is locally increased at the boundary between the side skin 2b and the bottom skin 2c as shown in FIG. As a result, this portion is strongly pressed.
[0006]
In such a case, since the force pressing the roll 4 acts as a reaction force against the top plate as it is, the boundary portion between the side skin 2b and the bottom skin 2c receives a large force locally from the roll 4 and is used. There was a problem that the part was easily damaged. Further, when the hardness of the roll 4 surface is low, the roll 4 side may be damaged. Such dangers are increasing due to further demands for longer lengths and higher load-bearing values.
[0007]
In order to solve such a problem, Patent Document 1 describes that the side skin 2b and the lower surface skin 2c may be designed with different members to increase the mechanical strength. The purpose is not to cause a large deflection even if a large bending moment acts in the longitudinal direction of the top plate in a cantilever state. If the side skin 2b is designed to have a high rigidity in accordance with this purpose, the above-mentioned is also true. There is a high possibility that the top plate or the roll 4 is damaged by such a mechanism.
[0008]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 5-62208 (Claims 1 and 2)
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the conventional top plate, and its object is to provide a top plate for a radiation diagnostic apparatus that has higher strength and is evenly distributed on the roll. To provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a top plate for a radiation diagnostic apparatus according to the present invention is a top panel for a radiation diagnostic apparatus in which an outer periphery of a core is surrounded by a skin, wherein the skin includes an upper surface skin, two side skins, The thickness of the side skin is tS, and the thickness of the side skin is tS.
tS <tL
It is characterized by being in the relationship.
[0011]
As shown in FIG. 7A, the thickness of the side skin is made smaller than the thickness of the bottom skin, thereby reducing the rigidity of the side skin and reducing the load transmitted from the side skin to the bottom skin. For this reason, as shown in FIG. 5B, it is possible to reduce the force that strongly presses the roll at the boundary between the side skin and the bottom skin, that is, the reaction force received from the roll.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The contents of the present invention will be described below with reference to the drawings of one embodiment of the present invention.
[0013]
FIG. 1 is a perspective view of the top plate of the present invention having a partially broken portion, and FIGS. 2 to 5 are various specific examples in a longitudinal section of the top plate of FIG.
[0014]
In FIG. 1, the top plate 1 includes a core 3 and a skin 2 provided so as to surround the core 3. The skin 2 is composed of an upper skin 2a, two side skins 2b, and a lower skin 2c, and the thickness of each skin is preferably about 1 to 8 mm from the viewpoint of X-ray transparency. The shape of each skin is that the upper surface skin 2a has a concave curved surface for placing a patient thereon, and the other three surfaces are flat, and the cross-sectional shape of these three skins is generally trapezoidal. It has become.
[0015]
The cross-sectional shape of the top plate that can obtain a great effect by application of the present invention is a shape based on the trapezoid or the rectangle described above, and examples of the cross-sectional shape shown in FIGS. That is, the top plate in FIG. 2 has a flat top skin 2a, and the one in FIG. 3 is similar to that in FIG. 1, but the side skin is composed of two flat surfaces having an obtuse angle. In FIG. 4, a part or the whole of the side skin is a convex curved surface. In FIG. 5, the roller has a rectangular cross section.
[0016]
By the way, as described above, in order to improve the problem of the damage of the boundary between the side skin and the lower skin or the damage of the roll surface at the position opposite to the boundary, the side skin 2b is used under normal use conditions. It is necessary to reduce the load transmitted from the side skin 2b to the lower skin 2c and reduce the force that strongly presses the roll at the boundary between the side skin 2b and the lower skin 2c, that is, the reaction force received from the roll. However, for this purpose, it is necessary to make the thickness of the side skin 2b smaller than the thickness of the lower surface skin 2c. In order to obtain the effect of the present invention sufficiently, it is ½ of the thickness of the lower surface skin 2c. It is preferably 1 or less.
[0017]
Further, in order to reduce the rigidity of the side skin 2b, when the longitudinal elastic modulus of the side skin 2b is ES, 0 degrees and the elastic modulus in the direction (width direction) perpendicular to the longitudinal direction is ES, 90 degrees, The ratio ES, 0 degrees / ES, 90 degrees is
ES, 0 degrees / ES, 90 degrees ≧ 3
It is preferable that the relationship is ES, 0 degrees / ES, 90 degrees ≧ 5.
[0018]
On the other hand, the longitudinal elastic modulus of the side skin 2b and the lower skin 2c is high rigidity so that the bending amount of the free end is within a predetermined range even when a bending moment acts in the longitudinal direction of the cantilevered top plate. It is preferable to design. Moreover, it is preferable that the thickness of the lower skin 2c is specified and designed within a range where a predetermined X-ray transmittance can be obtained. Thus, it is preferable that the skin 2 includes FRP (fiber reinforced plastic) and CFRP (carbon fiber reinforced plastic) having anisotropy so that the longitudinal direction and the width direction can be separately designed to be rigid.
[0019]
The FRP includes a reinforcing fiber and a matrix resin.
[0020]
As the reinforcing fiber, at least one of carbon fiber (including graphite fiber), aramid fiber, high-strength polyethylene fiber, glass fiber, and boron fiber can be used. Most preferably. These reinforcing fibers are used in the form of strands, woven fabrics such as plain weave, satin weave, and twill weave.
[0021]
As matrix resin, thermosetting resin such as epoxy resin, unsaturated polyester resin, vinyl ester resin, phenol resin, polyimide resin, and thermoplastic resin such as ABS resin, nylon resin, polyether ether ketone resin, polyolefin resin, etc. Can be used. Among these, a combination of carbon fiber and an epoxy resin or vinyl ester resin excellent in adhesiveness with the carbon fiber is preferable.
[0022]
The thickness and elastic modulus of the FRP can be changed depending on the type, characteristics, and form of the reinforcing fiber, the type of the matrix resin, the ratio between the reinforcing fiber and the matrix resin, and the like.
[0023]
The core is like a rigid plastic foam such as polyurethane foam, polystyrene foam, polyvinyl chloride foam, acrylic foam, polymethacrylimide foam, cellulose acetate foam, epoxy foam, phenol foam and the like.
[0024]
The rigid plastic foam preferably has a high elastic modulus of 20 MPa or more. As a result, the load applied to the upper skin is transmitted not only from the side skin but also from the core to the lower skin, so that a large local reaction force generated at the boundary between the side skin and the lower skin is reduced.
[0025]
Although the magnitude | size of the top plate 1 is based also on a use etc., thickness is about 30-70 mm, width is about 200-500 mm, and length exceeds 2,000 mm.
[0026]
Such a top plate is formed by, for example, winding a reinforcing fiber prepreg around a core and heating and pressing to integrally form the core and the skin, or by arranging a reinforcing fiber prepreg on the surface of the core and integrally molding the same. Can be manufactured. A separately molded skin and core may be bonded together.
[0027]
Examples and Comparative Examples
(Example)
A top plate 1 composed of a skin 2 and a core 3 as shown in FIG.
[0028]
The outer dimensions of the top plate 1 are those having an upper skin width of 420 mm and a lower skin width of 180 mm, the upper surface has a curved surface with a radius of 500 mm, the top plate length in the longitudinal direction is 2300 mm, and the maximum thickness is 42 mm.
[0029]
The skin 2 is composed of a plurality of CFRP layers, carbon fiber satin fabric and plain fabric are used as reinforcing fibers, and epoxy resin is used as a matrix resin. However, the type of carbon fiber, the woven density, and the type of matrix resin were selected so that the longitudinal elastic modulus, width elastic modulus, and thickness of the upper skin 2a, lower skin 2c, and side skin 2b were as follows.
[0030]
Top skin:
Longitudinal elastic modulus 80 GPa, width elastic modulus 40 GPa, thickness 1.3 mm
Bottom skin:
Longitudinal elastic modulus 80 GPa, width elastic modulus 40 GPa, thickness 3.6 mm
Side skin:
Longitudinal elastic modulus 120 GPa, width elastic modulus 20 GPa, thickness 1.5 mm
The core 3 was a hard acrylic foam (elastic modulus: 70 MPa) having a thickness of 50 mm, a width of 500 mm, and a length of 2,000 mm. The hard acrylic foam was cut into a predetermined shape by NC processing, and processed so that a block made of an aluminum alloy could be inserted into a portion corresponding to a fixing portion with the radiation diagnostic apparatus main body.
[0031]
The top plate 1 was formed by winding a carbon fiber fabric around the core 3 and impregnating the matrix resin with a vacuum bag, followed by heating and pressing.
[0032]
As shown in FIG. 8, this top plate is attached to a radiation diagnostic apparatus main body 6 including a roll 4 made of stainless steel having a diameter of 65 mm and a length of 250 mm and having a surface covered with high-hardness rubber, and the upper skin 2a is made of steel. The weight was uniformly distributed in the longitudinal direction, 180 kg was equally distributed, and reciprocated back and forth (left and right in the drawing).
[0033]
As a result, it was possible to reciprocate 110,000 times without significant damage at the boundary between the side skin 2b and the bottom skin 2c.
[0034]
(Comparative Example 1)
In the examples, the bottom skin and the side skin are considered as a bottom skin, and the material and thickness used for each skin are in accordance with the conventional design method in which the same design is performed. The elastic modulus and thickness were as follows.
[0035]
Top skin:
Longitudinal elastic modulus 80 MPa, width elastic modulus 40 MPa, thickness 1.3 mm
Bottom skin:
Longitudinal elastic modulus 80 MPa, width elastic modulus 40 MPa, thickness 3.6 mm
Side skin:
Longitudinal elastic modulus 80 MPa, width elastic modulus 40 MPa, thickness 3.6 mm
When this top plate was tested in the same manner as in the example, cracks occurred at the boundary between the side skin and the bottom skin after 20,000 reciprocations, making it impossible to continue the test.
[0036]
(Comparative Example 2)
In the example, the same test as in the example was performed using a low-density polyurethane foam (elastic modulus: 8 MPa) as a core. A crack occurred and the test could not be continued.
[0037]
【The invention's effect】
In the present invention, the side skin and the lower skin are designed separately, and the thickness of the side skin is made smaller than that of the lower skin, or the elastic modulus in the width direction is reduced. Since the load transmitted to the side is reduced, it is possible to reduce the force that strongly presses the roll at the boundary between the side skin and the bottom skin, that is, the reaction force received from the roll. As a result, a uniform reaction force acts from the roll in the width direction of the bottom surface of the top plate. High strength top plate can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view having a partially broken portion of a top plate according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is another example of the cross-sectional shape of the top plate according to the present invention.
FIG. 3 is another example of the cross-sectional shape of the top plate according to the present invention.
FIG. 4 is another example of the cross-sectional shape of the top plate according to the present invention.
FIG. 5 is another example of the cross-sectional shape of the top plate according to the present invention.
FIG. 6 is a model diagram showing a state of transmission of a load to a roll when a load is applied to a top plate according to a conventional design.
FIG. 7 is a model diagram showing a state of transmission of a load to a roll when a load is applied to the top plate according to the present invention.
FIG. 8 is a model diagram in which a top plate is attached to a radiation diagnostic apparatus.
[Explanation of symbols]
1: Top plate 2: Skin 2a: Upper skin 2b: Side skin 2c: Lower skin 3: Core 4: Roll 5: Movable part 6: Radiation diagnostic apparatus body

Claims (7)

コアの外周がスキンで包囲された放射線診断装置用天板において、前記スキンは、上面スキンと、二つの側面スキンと、下面スキンとで構成されており、側面スキンの厚みをtS、下面スキンの厚みをtLとするとき、側面スキンの厚みtSは、
tS<tL
の関係にあることを特徴とする放射線診断装置用天板。
In the top plate for a radiological diagnostic apparatus in which the outer periphery of the core is surrounded by a skin, the skin is composed of an upper skin, two side skins, and a lower skin, and the thickness of the side skin is tS. When the thickness is tL, the thickness tS of the side skin is
tS <tL
A top plate for a radiation diagnostic apparatus, characterized in that:
側面スキンの厚みtSは、
tS<tL/2
の関係にあることを特徴とする、請求項1に記載の放射線診断装置用天板。
The thickness tS of the side skin is
tS <tL / 2
The top plate for a radiation diagnostic apparatus according to claim 1, wherein:
側面スキンの長手方向弾性率をES,0度、長手方向に直交する方向の弾性率をES,90度とするとき、両者の比ES,0度/ES,90度は、
ES,0度/ES,90度≧3
の関係にあることを特徴とする、請求項1、2のいずれかに記載の放射線診断装置用天板。
When the longitudinal elastic modulus of the side skin is ES, 0 degrees, and the elastic modulus in the direction perpendicular to the longitudinal direction is ES, 90 degrees, the ratio ES of both, 0 degrees / ES, 90 degrees,
ES, 0 degrees / ES, 90 degrees ≧ 3
The top plate for a radiation diagnostic apparatus according to any one of claims 1 and 2, wherein
コアの弾性率が、20MPa以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の放射線診断装置用天板。The top plate for a radiation diagnostic apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the elastic modulus of the core is 20 MPa or more. コアが、ポリウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、アクリルフォーム、ポリメタクリルイミドフォーム、酢酸セルロースフォーム、エポキシフォーム、またはフェノールフォーム等の硬質プラスチックフォームであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の放射線診断装置用天板。The core is a rigid plastic foam such as polyurethane foam, polystyrene foam, polyvinyl chloride foam, acrylic foam, polymethacrylimide foam, cellulose acetate foam, epoxy foam, or phenol foam. A top plate for a radiation diagnostic apparatus according to any one of the above. スキンが、FRPを含んでいることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の放射線診断装置用天板。The top plate for a radiation diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the skin contains FRP. FRPが、CFRPを含んでいることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の放射線診断装置用天板。The top plate for a radiation diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the FRP contains CFRP.
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