JP4331887B2 - 記憶システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の機器の制御情報を記憶するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体メモリーや磁気記録を利用したカード状の記録媒体が存在する。これらカード状の記録媒体は、PC、OA機器、家庭用電化機器、ゲーム機、産業用機器など様々な機器で利用されている。
【0003】
これらの機器におけるカード記録媒体の一般的な利用形態を説明する。利用者は、機器の作動中、もしくは、機器の一連の動作終了後において、機器に設けられたスロットにカード記録媒体を挿入する。そして、カード記録媒体に対する書き込み指示を所定の操作により行うことにより、進行中の機器の動作状態や、設定情報などが保存されるのである。
【0004】
このようなカード記録媒体の利用形態の一例としてゲーム機における利用形態がある。利用者はゲームプログラムを記録した媒体(カートリッジやCD−ROM)をゲーム機にセットしてゲームを楽しむ。そして、ゲームの進行途中、もしくは、一時中断する場合などにおいて、その進行中のゲームの状態をカード記録媒体に保存するのである。
【0005】
また、これらのカード記録媒体には、電気的接点を持つものと、電磁波を利用した電気的接点を持たないRF(radio frequency)カードとがある。電気的接点を持たないカード記録媒体は、非接触でデータの送受信が行えるため、カード記録媒体を機器に設けられたスロットに挿入するといった面倒な作業を不要にすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したカード記録媒体の利用形態は、機器の状態を保存するというのが主目的であった。これに対して、機器の制御プログラムに機能追加をしたい場合や、機能変更を行いたい場合には、制御プログラムを修正するというのは非常に煩雑な作業である。そこで、このような追加情報などを記録した媒体をカード記録媒体として供給するという方法が考えられる。
【0007】
このようにカード記録媒体を制御情報の供給用として利用することで、機器の制御を柔軟に変更することが可能となるが、複数のカード記録媒体に記録されている情報を同時に使用することが機器の制御に必要な場合、もしくは、同時に使用することで機器の作業効率が向上する場合がある。
【0008】
しかし、PC、OA機器等の機器のスロット数には限りがあり、一般的には、カードスロットの数は、1つか2つ程度であるため、使用できるカード枚数、すなわち扱えるデータ数が限定されることとなる。そして、カード記録媒体を手作業により必要に応じて交換する利用形態は、機器への着脱が頻繁に発生する場合には非常に煩わしい作業である。
【0009】
一方、複数のカードの情報をより大きな記憶装置にコピーし、その中から必要な情報を電子的に選択して使用することも可能であるが、権利を保護されるべき情報を不当にコピーされるなどの恐れがある。
【0010】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、小容量のメモリカードと、大容量のメモリカードを組み合わせて、情報の漏洩、不正コピーを防止しながら、機器に制御情報を供給する記憶システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、制御情報を記憶する記憶システムであって、前記制御情報の一部である第1制御情報を蓄積する第1メモリカードと、前記第1制御情報の複製を蓄積する第2メモリカードと、所定の機器とを含み、前記所定の機器は、前記第1メモリカードから前記第2メモリカードに前記第1制御情報をコピーし、前記第1メモリカードは、前記第1制御情報を複製した際に複製履歴を記録する手段と、前記複製履歴が記録された後は再度の複製を制限する手段とを備え、前記所定の機器は、前記第2メモリカードから複製された前記第1制御情報を読み込み、当該読み込んだ第1制御情報に基づいた制御がなされることを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1に記載の記憶システムであって、前記第1メモリカードは、さらに、前記第1制御情報を複製した際に、複製先である前記第2メモリカードの識別番号を取得する手段と、取得した前記識別番号を記録する手段と、前記識別番号を記録した第2メモリカードには、再度の複製を許可する手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の記憶システムであって、前記第1メモリカードは第1容量の記憶媒体であり、前記第2メモリカードは前記第1容量より大きな第2容量の記憶媒体であり、前記第2メモリカードは、複数の第1メモリカードからコピーした複数の第1制御情報の複製を蓄積することを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の記憶システムであって、前記第1メモリカードは、さらに、前記第1メモリカードから前記第2メモリカードへ前記第1制御情報をコピーする際には、前記第1制御情報を暗号化する手段を含むことを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の記憶システムであって、前記第2メモリカードには、その記憶領域に、前記制御情報の一部であり、前記所定の機器での実行が不可能な無効状態である第2制御情報が、予め記憶されており、前記第1制御情報は、前記無効状態の前記第2制御情報を、前記所定の機器での実行が可能とする情報であり、前記所定の機器は、前記第2メモリカードに複製された前記第1制御情報を参照することにより、前記第2メモリカードが蓄積する前記無効状態の前記第2制御情報を、当該所定の機器において有効なものとして実行することを特徴とする。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の記憶システムであって、前記所定の機器は、第3記憶手段を、備えており、前記第3記憶手段には、その記憶領域に、前記制御情報の一部であり、前記所定の機器での実行が不可能な無効状態である第2制御情報が、予め記憶されており、前記第1制御情報は、前記無効状態の前記第2制御情報を、前記所定の機器での実行が可能とする情報であり、前記所定の機器は、前記第2メモリカードに複製された前記第1制御情報を参照することにより、前記第3記憶手段が蓄積する前記無効状態の前記第2制御情報を、当該所定の機器において有効なものとして実行することを特徴とする。
【0020】
請求項7の発明は、請求項1に記載の記憶システムであって、前記所定の機器はゲーム機であり、前記第1制御情報は、ゲームに登場するキャラクター情報としたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5または請求項6に記載の記憶システムであって、前記所定の機器はゲーム機であり、前記第2制御情報は、ゲームに登場するキャラクター情報としたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
{1.実施の形態1}
図1ないし図5を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、家庭用ゲーム機50の概観図である。家庭用ゲーム機50はスロット55を備え、スロット55にゲームカートリッジを挿入することで、ゲームカートリッジからゲームプログラムを読み出し可能としている。利用者は、ゲームカートリッジをセットした上で、コントローラ59等を用いて所定の操作を行うことによりゲームを実行することができる。ゲーム機50から出力された映像は、接続ケーブルを介してディスプレイ6に送られ、ディスプレイ6上にゲームの映像が映し出される。
【0023】
本実施形態においては、ゲーム機50において実行されるゲームプログラムはゲームカートリッジを媒介として供給されるが、ゲームプログラムは、CD−ROMやDVD−ROMによって供給されるタイプであってもよい。また、ゲーム機50に通信機能を備えることによって、インターネットからゲームプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
【0024】
ゲーム機50は、また、メモリスロット51,52を備えている。ゲームプログラムによっては、進行中のゲームの状態を保存することができるものや、カスタマイズした状態を保存することができるものがある。利用者は、ゲームを進行させた後、その状態を保存したい場合は、メモリスロット51(または52)にメモリカードを挿入することによって、ゲームの進行状態や設定状態を保存することができるのである。
【0025】
図2は、本実施形態にかかる記憶システムのブロック構成図である。図に示すように、記憶システムは、ゲーム機(制御機器)50、データ輸送用の小容量メモリカード10、データ蓄積用の大容量メモリカード20とを含んでいる。
【0026】
ここで、本実施形態におけるメモリカード10,20は、上述したように、ゲームの状態保存を行うための記憶媒体ではなく、ゲームに付加的な制御を与えるためのデータを記録した記憶媒体として使用されるものである。もちろん、ゲームの状態保存を行う目的で使用することも可能であり、状態保存用の記憶媒体として共用させるようにしてもよい。
【0027】
ゲーム機50は、メモリカードとのインタフェース510,520と、複製手段53と、制御装置54とを備えている。インタフェース510,520は、前述したメモリスロット51,52に挿入されたメモリカードとの通信制御を行うインタフェースである。制御装置54は、本実施形態においてはゲーム機50としてのあらゆる機能を実現するための装置であり、制御装置54には、図1で示したスロット55やスロット55を介してゲームカートリッジのインタフェースとの間で通信を制御する手段や、コントローラ59からの制御命令を受取ってゲームプログラムに対する制御を行う手段などを含んでいる。
【0028】
メモリカード10は、比較的小容量のデータを蓄積することが可能であり、これら小容量のメモリカード10は、ゲーム機50のメモリスロット51(または52)に挿入されることによってゲーム機50に制御情報を提供することも可能であるが、本実施形態においては、メモリカード10に記録されたデータを大容量のメモリカード20にコピーし、メモリカード20をメモリスロット52(または51)に挿入することで、ゲーム機50は、メモリカード20(10)に記録されたデータを読み取るようにしている。
【0029】
このように小容量のメモリカード10に記録されたデータを、大容量のメモリカード20にコピーして使用するメリットは、まず第1にメモリスロットの数に制約を受けないという点である。つまり、制御機器(ゲーム機器50)に設けられるメモリスロットの数には限りがあるため(通常は、1スロットか、2スロット程度である)、複数のメモリカードからデータを読み込む必要がある場合には、その都度、メモリカードを差替えて全てのメモリカードを読み込ませる必要があり、非常に面倒である。そこで、複数のメモリカードに記録されたデータを大容量のメモリカードにコピーしておくことで、データの読み込みは、大容量のメモリカードを読み込ませる1回の操作で済むようにすることができるのである。
【0030】
第2のメリットとしては、複数のメモリカードに記憶されたデータに同時にアクセスすることが可能となる点である。上述したように、1または2スロットにメモリカードを入れ替えながらメモリカードに記録されたデータにアクセスする方法では、これら複数のデータに同時アクセスすることは不可能であるため、処理に時間を要することになる。これに対して、大容量のメモリカードにデータを集中させておくことで、制御機器(ゲーム機50)は、同時(厳密な意味での同時は不可能であるが、カードの抜き差しなどの時間を要しないということ)に複数のデータにアクセスすることが可能となるのである。
【0031】
第3のメリットとしては、複数のメモリカードを持ち歩く必要がないということである。必要となるデータは1枚のメモリカード20に集約して保管しているため、可搬性、携帯性にも優れているのである。
【0032】
<1.キー情報の複製>
以上の如く構成された記憶システムを利用して、小容量のメモリカード10から大容量のメモリカード20にキー情報をコピーする実施の形態について説明する。
【0033】
まず、以下の実施の形態において共通して使用する用語「実情報」と「キー情報」の定義について説明する。実情報とは、機器の制御を行うプログラム、設定情報などを示す。つまり、実情報は機器の制御を行う実体的な情報である。機器は、制御プログラムの実行により動作可能となっている状態において、さらに、メモリカードに記録された実情報が付加されることにより、その動作に変更を加えることや、機能追加をすることが可能となる。
【0034】
キー情報とは、前述した実情報に有効性を与えるための鍵情報である。たとえば、メモリカードに記録されている実情報は初期状態においては無効に設定しておく。ゲーム機は、この初期状態においてはメモリカードから実情報を読み込んで実行することが不可能であり、キー情報の照合が得られた場合にのみ実情報を実行することが可能となるようにする。
【0035】
図2に示すように、各メモリカード10は、データ記憶領域15を備えているが、図3に示すように、このデータ記憶領域15には、ゲームのキャラクターのキー情報30が記録されている。図に示すように、2枚のメモリカード10,10には、それぞれキャラクターX,Yのキー情報30,30が記録されている。
【0036】
これに対して、図2に示すように、大容量のメモリカード20は、複数のデータ記憶領域25,25,・・・を備えているが、図3に示すように、このデータ領域25には、ゲームのキャラクターの実情報31が記録されている。図に示すように、メモリカード20には、キャラクターX,Yの実情報31,31が記録されている。
【0037】
つまり、メモリカード20には、あらかじめ複数のキャラクターの実情報31,31が記録されており、これらのデータは無効(利用できない)状態となっている。そして、これら各実情報31を有効なものとするためのキー情報30が、それぞれメモリカード10に記録されているのである。
【0038】
このようなメモリカードの利用形態としては、たとえば、あるゲームを購入した際に、ゲームプログラムを記録したゲームカートリッジに加えて、複数のキャラクター情報を記録したキャラクターカード(メモリカード20)が添付される。利用者は、ゲームカートリッジをセットすることでゲームを進行させることが可能でるが、キャラクターを追加させたい場合には、キャラクターカード(メモリカード20)に記録されているキャラクターの中から必要なキャラクターを選択する。そして、選択したキャラクターのキー情報30が記録されたメモリカード10を購入するのである。これによって、キャラクターカード内の特定の実情報31のみを有効なものとして利用することが可能となるのである。
【0039】
このような方法をとることで、たとえば別売りで販売されるメモリカード10にはキー情報30のみを記録すればよいので、メモリカード10に小容量のメモリカードを使用することが可能となる。
【0040】
また、実情報はコピーの対象となっていないため、実情報の漏洩防止を図ることが可能である。特に、実情報の記録されたキャラクターカード(メモリカード20)からは、実情報のコピーを禁止するようにしておけば、確実に漏洩防止を図ることができる。
【0041】
次に、キー情報30のコピー方法について説明する。まず、メモリカード10およびメモリカード20をゲーム機50のメモリスロット51,52に挿入する。これによって、メモリカード10とゲーム機50とは、インタフェース11,510を介して通信可能となり、メモリカード20とゲーム機50とは、インタフェース21,520を介して通信可能となる。
【0042】
そして、ゲーム機50のコントローラ59等を用いた所定の操作が行われることにより複製手段53が実行され、メモリカード10に記録されたキー情報30が、メモリカード20にコピーされる。この際、キー情報30は、暗号化回路12によって暗号化され、メモリカード20の暗号化回路22において復号されるので、データの漏洩を防止することができる。
【0043】
メモリカード20にコピーされたキー情報30は、所定の記憶領域に記録される。ゲーム機50は、このキー情報30を参照することによって対応する実情報31を有効なものとして実行するのである。
【0044】
つまり、メモリカード10に記録されているキャラクターのキー情報30は、当該キャラクターの実情報31が記録されているメモリカード20でのみ復号可能としておくことにより、データの不正コピーを防止することができるのである。たとえば、メモリカード20に記録されたキャラクターの実情報31と、メモリカード10に記録された該当するキー情報30とを、他のメモリカードにコピーした場合であっても、このキー情報30を利用してキャラクターの実情報31を有効なものとして実行することはできないのである。
【0045】
メモリカード10の備えるアクセス制御回路13は、メモリカード20に対してキー情報30のコピーを実行した際には、履歴記憶手段14にコピー履歴を残すようにしている。
【0046】
この履歴記憶手段14は、1回のみ書き込み可能としており、アクセス制御回路13は、履歴記憶手段14にコピー履歴が書き込まれた状態では、さらに、他のメモリカードに対してキー情報30のコピーが行えないよう制限する手段を備えている。このようなコピー制限を加えることにより、1枚のメモリカード10を使用してキー情報30を多数のメモリカード20に不正コピーする行為を防止することが可能となる。
【0047】
キー情報30を複製した後は、他のメモリカードに対しては不正コピーを防止すべきであるが、同一のメモリカード20に対しては再度のコピーを許可するようにしてもよい。
【0048】
このため、本実施形態においては、メモリカード20は固有の識別番号を識別番号記憶領域27内に保持しており、メモリカード10のアクセス制御回路13は、メモリカード20に対してキー情報30のコピーを行った際には、メモリカード20の識別番号を取得し、当該識別番号をコピー履歴とともに履歴記憶手段14に書き込むようにしている。これにより、アクセス制御回路13は、履歴記憶手段14にコピー履歴が書き込まれた後であっても、キー情報30のコピー要求が発生した際には、コピー先のメモリカード20の識別番号と、履歴記憶手段14に記録された識別番号とを照合し、識別番号が一致する場合には、コピーを許可することができるのである。
【0049】
このような方法をとることにより、正当なメモリカード20に対してはキー情報30を複数回コピーすることが可能となり、たとえば、メモリカード20にコピーされたキー情報30が消去されてしまった場合などにおいても、同一のメモリカード10からキー情報30の再コピーが可能となるのである。
【0050】
なお、以上において、単一のキャラクターに関するキー情報30をメモリカード10が記録しているものとして説明したが、メモリカード10の容量の範囲内においてメモリカード10に複数のキャラクターのキー情報を記録しておくようにしてもよい。以下の実施の形態においても同様である。
【0051】
また、メモリカード10からメモリカード20への情報のコピーは、本実施形態においては、ゲーム機50を利用する方法を説明したが、ゲーム販売店、コンビニエンスストアなどにおいて、専用のコピー機を設置するようにしてもよい。
【0052】
<2.マスターキー>
次に、小容量のメモリカード10から大容量のメモリカード20にキー情報30をコピーし、メモリカード20をマスターキーとして利用する実施の形態について説明する。なお、記憶システムの構成は図2で示したものと同様であり、メモリカード20のデータ記憶領域25に記録されているデータの内容が異なる。
【0053】
図4に示すように、メモリカード10のデータ記憶領域15には、図3で示した実施の形態と同様ゲームのキャラクターのキー情報30が記録されている。図に示すように、2枚のメモリカード10,10には、それぞれキャラクターX,Yのキー情報30,30が記録されている。
【0054】
これに対して、メモリカード20のデータ記憶領域25には、図3で示した実施の形態とは異なりゲームのキャラクターの実情報31は記録されていない。図に示すように、キャラクターX,Yの実情報31は、あらかじめゲームカートリッジに記録されている。または、CD−ROMやDVD−ROM、もしくは、インターネット等のネットワーク経由で取得可能であり、取得されたキャラクターの実情報31を他の記憶装置に記録しておくようにしてもよい。
【0055】
つまり、ゲームカートリッジ等には、あらかじめ複数のキャラクターの実情報31が記録されており、これらのデータは無効(利用できない)状態となっている。そして、これら各実情報31を有効なものとするためのキー情報30が、それぞれメモリカード10に記録されているのである。
【0056】
このようなメモリカードの利用形態としては、たとえば、あるゲームを購入した場合、ゲームプログラムを記録したゲームカートリッジには、複数のキャラクターの実情報31が記録されている。利用者は、ゲームカートリッジをゲーム機50にセットすることでゲームを進行させることが可能であるが、キャラクターを追加させたい場合には、ゲームカートリッジに記録されているキャラクターのうち、必要なキャラクターのキー情報30が記録されたメモリカード10を入手(たとえば購入)するのである。
【0057】
さらに、複数のキャラクターを利用したい場合には、複数のメモリカード10を入手し、これら複数のメモリカード10に記録されているキー情報30を一枚のメモリカード20にコピーするのである。これによって、メモリカード20をマスターキーとしてゲーム機50のメモリスロット52(または51)に挿入することにより、同時にゲームカートリッジ内の複数のキャラクターを利用することが可能となるのである。
【0058】
なお、キー情報30のコピー方法、コピー履歴の記憶方法、コピー先メモリカード20の識別番号の取得方法などは、図3で示した実施の形態と同様であり、不正コピーの防止等を確保している。
【0059】
<3.実情報の複製>
次に、小容量のメモリカード10から大容量のメモリカード20にゲームのキャラクターの実情報31をコピーする実施の形態について説明する。なお、記憶システムの構成は図2で示したものと同様であり、メモリカード10およびメモリカード20のデータ記憶領域15,25に記録されているデータの内容が異なる。
【0060】
図5に示すように、メモリカード10のデータ記憶領域15には、図3で示した実施の形態とは異なりゲームのキャラクターの実情報31が記録されている。図に示すように、2枚のメモリカード10,10のデータ記憶領域15,15には、それぞれキャラクターX,Yの実情報31,31が記録されている。
【0061】
これに対して、メモリカード20のデータ記憶領域25には、図3で示した実施の形態とは異なりゲームのキャラクターの実情報31は記録されていない。
【0062】
つまり、前述した実施の形態のように、メモリカード20やゲームカートリッジ等には、あらかじめ複数のキャラクターの実情報31が記録されているものではなく、それぞれ個々のメモリカード10に単独で記録されている。これら各実情報31をメモリカード20にコピーすることにより、複数のキャラクターの有効な実情報31を備えたメモリカード20を作成するのである。
【0063】
このようなメモリカードの利用形態としては、たとえば、あるゲームを購入した場合、ゲームプログラムを記録したゲームカートリッジには、標準のキャラクター情報のみが記録されている。利用者は、ゲームカートリッジをセットすることでゲームを進行させることが可能でるが、キャラクターを追加させたい場合には、必要なキャラクターの実情報31が記録されたメモリカード10を入手(たとえば購入)するのである。このメモリカード10をゲーム機50のメモリスロット51(52)に挿入することで、単独のキャラクターを追加することは可能である。
【0064】
さらに、複数のキャラクターを利用したい場合には、複数のメモリカード10を購入し、これら複数のメモリカード10に記録されている実情報31を一枚のメモリカード20にコピーする。そして、複数のキャラクターの実情報31を備えたメモリカード20をゲーム機50のメモリスロット52(または51)に挿入することにより、同時にメモリカード20内の複数のキャラクター情報を利用することが可能となるのである。
【0065】
なお、キー情報のコピー方法、コピー履歴の記憶方法、コピー先メモリカード20の識別番号の取得方法などは、図3で示した実施の形態と同様であり、不正コピーの防止等を確保している。
【0066】
実情報31を複製する方法は、メモリカード10にある程度大きめの記憶容量が必要となる。または、実情報31が比較的データ容量の小さい設定情報である場合などに向いている。
【0067】
{2.実施の形態2}
次に、図6を用いて第2の実施の形態について説明する。本実施の形態についてもゲーム機50Aを例として説明する。ゲーム機50Aの構成は、基本的には図1で示した構成と同様であるが、メモリカードとゲーム機との通信インタフェースを非接触方式としている点が異なる。
【0068】
図6に示すように、制御機器(ゲーム機50A)は、リーダ51Aを備えている。リーダ51Aは、ゲーム機50Aと一体構成であってもよいし、別構成としてもよい。別構成の場合には、ゲーム機50A本体とリーダ51A間で有線、無線による通信を行うようにすればよい。
【0069】
リーダ51Aは非接触型のカードインタフェースであり、このリーダ51Aの近傍にメモリカード10Aを配置することで、当該メモリカード10Aのインタフェース11Aとの間で無線通信を可能としている。
【0070】
メモリカード10Aは、図に示すように、インタフェース11A,データ記憶領域15A、アンテナ17A、プロトコル制御回路18Aを備えている。
【0071】
インタフェース11Aは、アンテナ17Aを介してリーダ51Aとの間で通信制御を行うものである。また、プロトコル制御回路18Aは、ゲーム機50Aの通信インタフェースとの間で行う通信を制御する回路である。
【0072】
そして、メモリカード10Aも第1の実施形態と同様、データ記憶領域15Aを備えており、このデータ記憶領域15Aには、ゲームのキャラクターのキー情報30が記録されている。つまり、図4で示した実施の形態と同様、ゲームカートリッジには、あらかじめ複数のキャラクターの実情報31が記録されており、かつ、それらの情報は無効な状態となっている。
【0073】
利用者は、ゲームカートリッジに記録されている複数のキャラクターの実情報31の中から追加キャラクターを使用したい場合には、このキャラクターのキー情報30が記録されたメモリカード10Aを入手(たとえば購入)するのである。そして、このメモリカード10Aをリーダ51Aの近傍位置に配置することにより、ゲーム機50は、メモリカード10Aのキー情報を読み取りゲームカートリッジ内の特定のキャラクター情報を有効なものとするのである。
【0074】
さらに、利用者はゲームカートリッジ内に記録されたキャラクター情報を複数利用したい場合には、図に示すように、対応するキー情報30を記録した複数のメモリカード10Aを入手し、この複数のメモリカード10Aをリーダ51Aの近傍位置に配置するのである。これにより、ゲーム機50Aは、同時に複数のメモリカード10Aから複数のキー情報30を読み取ることが可能となり、ゲームカートリッジ内に記録された複数のキャラクター情報を同時に有効なものとすることができるのである。
【0075】
このような構成とすることにより、第1の実施形態においてマスターキーを作成したように複数のキー情報30を1枚のメモリカードにコピーする必要はない。つまり、キー情報30を記録している複数のメモリカード10Aをそのままリーダ51Aの近傍に配置することで、複数のキー情報30の読み取りが可能となるのである。
【0076】
なお、本実施形態においては、リーダ51Aをシート状に構成し、複数のメモリカード10Aをリーダ51A上に配置することを可能としている。
【0077】
また、第2の実施の形態においては、メモリカード10Aとリーダ51Aとのインタフェースは無線通信としているため、現状の段階では、あまり大きな情報の通信には向かず、上述したように、キー情報30などのデータ容量の小さい情報を扱うようにしている。
【0078】
ただし、無線通信におけるデータ容量の制約という問題を除けば、第2の実施の形態においても、キャラクターの実情報31をメモリカード10Aに記録させるようにしてもよい。つまり、キャラクターの実情報31を記録したメモリカード10Aを入手することにより、このメモリカード10Aをリーダ51Aの近傍位置に配置することで、ゲームにあらたなキャラクターを追加することが可能となる。さらに、キャラクターの実情報31を記録した複数種のメモリカード10Aをリーダ51Aの近傍位置に配置することで、複数のキャラクターの追加が可能となるのである。
【0079】
{3.変形例}
上述した実施の形態において機能追加される対象(実情報)は、ゲームに登場するキャラクター情報を例として説明したが、他にもゲームの別ステージ(空間)などを追加情報として供給するようにしてもよい。
【0080】
また、上述した実施の形態では、全てゲーム機を例に説明したが、本発明の記憶システムは、他にも家電、OA機器、産業機械などの制御機器においても利用することが可能である。
【0081】
また、第2の実施の形態においては、無線通信インタフェースを利用することにより、メモリカード10Aをメモリスロットに挿入することなく、キー情報を読み取り可能とすることを説明した。そして、リーダ51Aをシート状のリーダで構成している場合には、このリーダ上に複数のメモリカード10Aを配置することによって、複数のキー情報を読み取り可能となるが、このメモリカード10Aの配置によって、制御機器(ゲーム機器)の制御に変化を与えるようにしてもよい。
【0082】
たとえば、戦国対戦ゲームであれば、リーダ上のメモリカード10Aの配置を、そのままゲーム上の陣形とするようにしてもよい。メモリカード10Aは、各キャラクター(武将)に対応しており、コントローラによる電子的な制御に加えて、メモリカード10Aを物理的に操作するという楽しみ方が可能となるのである。
【0083】
また、シート状のリーダの面積を広くすることにより、サッカーやラグビーなどのスポーツゲームに応用することもできる。メモリカード10Aを、各キャラクター(選手)に対応させて、物理的にフォーメーションを変化させながらゲームを楽しむことができるのである。
【0084】
以上説明した実施の形態のメモリカード10(10A),20には、メモリ残量確認機構を設けるようにしてもよい。たとえば、メモリカードに簡易ビューワを設けて、メモリの残量や使用量を確認できるようにしておけば、データの追加作業などにおいて便利である。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明では、第1メモリカードから第2メモリカードに第1制御情報を複製し、第1メモリカードには複製履歴を残すとともに、複製履歴を記録した後は、再度の複製を制限するようにしたので、第1制御情報の不正コピーを防止することができる。
【0086】
請求項2記載の発明では、第1メモリカードは、さらに、第1制御情報を複製した際には、複製先の第2メモリカードの識別番号を記録する手段を含み、同一の第2メモリカードには再度の複製を許可するようにしたので、第1制御情報が消去された場合などであっても、正当なメモリカードに対しては第1制御情報の復旧が可能となる。
【0087】
請求項3記載の発明では、第1メモリカードは第1容量の記憶媒体であり、前記第2メモリカードは前記第1容量より大きな第2容量の記憶媒体であり、第1メモリカードの蓄積する複数の第1制御情報を第2メモリカードへ複製するようにしたので、第1メモリカードを低コストな媒体で構成することが可能となる。
【0088】
請求項4記載の発明では、第1メモリカードから第2メモリカードへの複製は暗号化するようにしたので、情報の漏洩を防止することが可能となる。
【0089】
請求項5記載の発明では、第2メモリカードには、その記憶領域に、制御情報の一部であり、所定の機器での実行が不可能な無効状態である第2制御情報が、予め記憶されており、第1制御情報は、無効状態の前記第2制御情報を、所定の機器での実行が可能とする情報であり、所定の機器は、第2メモリカードに複製された第1制御情報を参照することにより、第2メモリカードが蓄積する無効状態の第2制御情報を、当該所定の機器において有効なものとして実行するので、第1メモリカードには容量の小さい第1制御情報のみが蓄積されるため、第1メモリカードの小容量化を可能とするとともに、複製処理の高速化が可能となる。
【0090】
請求項6記載の発明では、所定の機器は、第3記憶手段を、備えており、第3記憶手段には、その記憶領域に、制御情報の一部であり、所定の機器での実行が不可能な無効状態である第2制御情報が、予め記憶されており、第1制御情報は、無効状態の第2制御情報を、所定の機器での実行が可能とする情報であり、所定の機器は、第2メモリカードに複製された第1制御情報を参照することにより、第3記憶手段が蓄積する無効状態の第2制御情報を、当該所定の機器において有効なものとして実行するので、同様に第1メモリカードの小容量化が可能となる。また、複数のキー情報を第2メモリカードにコピーすることで、第2メモリカードをマスターキーとして使用することが可能となる。
【0094】
請求項7,8記載の発明では、本発明をゲーム機に応用するものであり、ゲームに登場するキャラクターを追加させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる記憶システムを利用した家庭用ゲーム機の概観図である。
【図2】第1実施形態に係る記憶システムのブロック構成図である。
【図3】キー情報を複製する実施形態を示す図である。
【図4】キー情報を複製し、マスターキーを生成する実施形態を示す図である。
【図5】実情報を複製する実施形態を示す図である。
【図6】第2実施形態に係る記憶システムのブロック構成図である。
【符号の説明】
10 小容量メモリカード
15 データ記憶領域
20 大容量メモリカード
25 データ記憶領域
27 識別番号記憶領域
30 キー情報
31 実情報
50 制御機器(家庭用ゲーム機)
51 メモリスロット
52 メモリスロット
55 スロット(カートリッジ挿入用)
Claims (8)
- 制御情報を記憶する記憶システムであって、
前記制御情報の一部である第1制御情報を蓄積する第1メモリカードと、
前記第1制御情報の複製を蓄積する第2メモリカードと、
所定の機器と、
を含み、
前記所定の機器は、
前記第1メモリカードから前記第2メモリカードに前記第1制御情報をコピーし、
前記第1メモリカードは、
前記第1制御情報を複製した際に複製履歴を記録する手段と、
前記複製履歴が記録された後は再度の複製を制限する手段と、
を備え、
前記所定の機器は、
前記第2メモリカードから複製された前記第1制御情報を読み込み、当該読み込んだ第1制御情報に基づいた制御がなされる、
ことを特徴とする記憶システム。 - 請求項1に記載の記憶システムであって、
前記第1メモリカードは、さらに、
前記第1制御情報を複製した際に、複製先である前記第2メモリカードの識別番号を取得する手段と、
取得した前記識別番号を記録する手段と、
前記識別番号を記録した第2メモリカードには、再度の複製を許可する手段と、
を備えることを特徴とする記憶システム。 - 請求項1または請求項2に記載の記憶システムであって、
前記第1メモリカードは第1容量の記憶媒体であり、前記第2メモリカードは前記第1容量より大きな第2容量の記憶媒体であり、
前記第2メモリカードは、複数の第1メモリカードからコピーした複数の第1制御情報の複製を蓄積することを特徴とする記憶システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の記憶システムであって、
前記第1メモリカードは、さらに、
前記第1メモリカードから前記第2メモリカードへ前記第1制御情報をコピーする際には、前記第1制御情報を暗号化する手段、
を含むことを特徴とする記憶システム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の記憶システムであって、
前記第2メモリカードには、
その記憶領域に、前記制御情報の一部であり、前記所定の機器での実行が不可能な無効状態である第2制御情報が、予め記憶されており、
前記第1制御情報は、
前記無効状態の前記第2制御情報を、前記所定の機器での実行が可能とする情報であり、
前記所定の機器は、
前記第2メモリカードに複製された前記第1制御情報を参照することにより、前記第2メモリカードが蓄積する前記無効状態の前記第2制御情報を、当該所定の機器において有効なものとして実行する、
ことを特徴とする記憶システム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の記憶システムであって、
前記所定の機器は、
第3記憶手段を、備えており、
前記第3記憶手段には、
その記憶領域に、前記制御情報の一部であり、前記所定の機器での実行が不可能な無効状態である第2制御情報が、予め記憶されており、
前記第1制御情報は、
前記無効状態の前記第2制御情報を、前記所定の機器での実行が可能とする情報であり、
前記所定の機器は、
前記第2メモリカードに複製された前記第1制御情報を参照することにより、前記第3記憶手段が蓄積する前記無効状態の前記第2制御情報を、当該所定の機器において有効なものとして実行する、
ことを特徴とする記憶システム。 - 請求項1に記載の記憶システムであって、
前記所定の機器はゲーム機であり、
前記第1制御情報は、ゲームに登場するキャラクター情報としたことを特徴とする記憶システム。 - 請求項5または請求項6に記載の記憶システムであって、
前記所定の機器はゲーム機であり、
前記第2制御情報は、ゲームに登場するキャラクター情報としたことを特徴とする記憶システム。
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