JP2004350059A - データ不正使用防止システム、データ再生装置、利用者識別手段、証明情報書込装置、データ不正使用防止方法、データ不正使用防止プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

データ不正使用防止システム、データ再生装置、利用者識別手段、証明情報書込装置、データ不正使用防止方法、データ不正使用防止プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】データの不正使用を効果的に防止し得るデータ不正使用防止システム、データ再生装置、利用者識別手段、証明情報書込装置、データ不正使用防止方法、データ不正使用防止プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】データ不正使用防止システム1は、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、該第1証明情報を該データを再生するゲーム機3に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するためのICカード2に発行する登録所9を備えている。ゲーム機3は、ゲーム機3に上記第1証明情報が記憶されており、かつICカード2に第2証明情報が記憶されているか否かの判断結果に応じて、ゲームプログラムの実行等を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、著作権を有するゲームや音楽等のデジタルデータの著作権の保護に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゲームソフトや音楽等のデジタルデータは、CD−ROM(Read Only Memory)やDVD(Digital Video Disc)、またはその他の媒体に記録され、暗号化やコピープロテクト等の方法により不正使用の防止が行われていた。たとえば、特許文献1には、不正コピー処理を施したディスクおよびディスクプレーヤーについて開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−110137号公報(2001年4月20日公開)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来におけるデジタルデータの不正使用防止の手法では、一旦暗号解読やコピープロテクト除去のための技術的手段が作成されてしまうと、その技術的手段により容易に不正使用が行われやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、データの不正使用を効果的に防止し得るデータ不正使用防止システム、データ再生装置、利用者識別手段、証明情報書込装置、データ不正使用防止方法、データ不正使用防止プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のデータ不正使用防止システムは、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、該第1証明情報を該データを再生するデータ再生装置に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するための利用者識別手段に発行する証明情報発行手段と、上記データ再生装置に上記第1証明情報が記憶されており、かつ上記第2証明情報が上記利用者識別手段に記憶されているか否かを判断する認証手段とを備え、上記データ再生装置は、上記認証手段の判断結果に応じて、上記データを再生するものであることを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、証明情報発行手段により、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報が、それぞれデータ再生装置と利用者識別手段とに発行される。そして、認証手段は、第1証明情報および第2証明情報が、それぞれデータ再生装置または利用者識別手段に記憶されているか否かを確認する。なお、利用者識別手段としては、ICカード、携帯電話等、利用者毎に与えられ利用者を特定できる種々のものを採用できる。
【0008】
これらの第1証明情報および第2証明情報は、証明情報発行手段によりデータに対応して発行されるものである。すなわち、認証手段は、データ再生装置および利用者識別手段が、データに対応する証明情報を有する正規のものであるか否かを判断することができる。
【0009】
そして、データ再生装置は、認証手段の判断結果に応じてデータを再生するので、利用者識別手段が正規のものである場合にデータを再生する一方、利用者識別手段が第2証明情報を有しない不正のものであると判断した場合にデータを再生しないように構成可能である。なお、ここでは「データの再生」という文言を、音楽・プログラム等のデータを再生することのみならず、プログラムを実行することを含む意味において用いている。
【0010】
このように、本発明のデータ不正使用防止システムは、利用者識別手段が正規のものであるか否かを判断して、データの再生を行う。したがって、利用者は、データを再生するにあたって、正規のルートで第2証明情報が記憶された利用者識別手段をその都度提示する必要があり、不正に取得された暗号解読やコピープロテクト除去のための技術的手段を用いてはデータを再生することができない。よって、本発明によれば、データの不正使用を効果的に防止し得るデータ不正使用防止システムを提供することができる。
【0011】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記データが、暗号化されたデータである一方、上記利用者識別手段が、上記データを復号化するための復号化情報を記憶しており、上記データ再生装置が、上記認証手段の判断結果に応じて上記復号化情報を取得する復号化手段を備えていることを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、データを再生するために必要な復号化情報が、利用者識別手段に記憶されている。すなわち、復号化情報は、再生すべきデータを格納した記録媒体等に格納されていない。したがって、利用者は、暗号化されたデータを再生するにあたって、利用者識別手段を提示し、データ再生装置の復号化手段が復号化情報を利用者識別手段から取得できるようにする必要がある。
【0013】
よって、本発明によれば、データの不正使用をより効果的に防止し得るデータ不正使用防止システムを提供することができる。
【0014】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記証明情報発行手段が、上記復号化情報を公開鍵暗号方式を用いて上記利用者識別手段に発行することを特徴としている。
【0015】
上記構成によれば、公開鍵暗号方式を用いることにより、セキュリティの高められた方式において復号化情報が利用者識別手段に発行される。したがって、暗号化されたデータの復号に際し、セキュリティ保護された復号化情報が用いられることとなるので、データの不正使用をより効果的に防止し得るデータ不正使用防止システムを提供することができる。
【0016】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記証明情報発行手段が、上記第2証明情報を公開鍵暗号方式を用いて上記利用者識別手段に発行することを特徴としている。
【0017】
上記構成によれば、公開鍵暗号方式を用いることにより、よりセキュリティの高められた方式において第2証明情報が利用者識別手段に発行される。したがって、不正ルートで第2証明情報が利用者識別手段に発行されることを防止でき、よりセキュリティが高められたデータ不正使用防止システムを提供することができる。
【0018】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記証明情報発行手段が、上記データを再生できる回数に関する再生回数制限情報を上記利用者識別手段に発行することを特徴としている。
【0019】
上記構成によれば、データ再生装置は、利用者識別手段に発行される再生回数制限情報を参照することにより、データの再生回数に制限を設けることができる。したがって、たとえば視聴用の音楽データを利用者に提供する際において、低価格で利用者に該音楽データを提供する一方で、たとえば3回だけ該データを利用者が再生できるようにすることができる。これにより、利用者は、購入希望の音楽データを視聴上で実際に購入するか否かの判断を行うことができる。
【0020】
それゆえ、よりユーザニーズに対応したデータの提供を行うことができる。
【0021】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記データを識別するためのデータ識別情報を記憶したデータ識別手段と、上記データ識別情報を読み取るデータ識別情報読取手段とを備え、上記証明情報発行手段が、上記データ識別情報読取手段における上記データ識別情報の読取結果に応じて、上記利用者識別手段に上記第2証明情報を発行することを特徴としている。
【0022】
上記構成によれば、たとえば再生すべきデータを格納した記録媒体や記録媒体の包装にデータ識別手段を設け、そのデータ識別手段に記憶されたデータ識別情報をデータ識別情報読取手段にて読み取ることができる。
【0023】
さらに、証明情報発行手段は、データ識別情報読取手段における読取結果に応じて第2証明情報を利用者識別手段に発行する。したがって、たとえばデータの記録媒体等にデータ識別情報が格納されていなければ、第2証明情報を発行しないというように、よりセキュリティの高められた方式にて第2証明情報を利用者識別手段に発行することができる。
【0024】
それゆえ、よりセキュリティが高められたデータ不正使用防止システムを提供することができる。
【0025】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記データ識別手段が、RF−IDであることを特徴としている。
【0026】
RF−IDに記憶された情報は非接触にて読み取ることができるので、上記構成によれば、データ識別手段であるRF−IDをデータを格納した記録媒体またはその包装に貼付することにより、包装を開封することなく、データ識別情報を読み取ることができる。
【0027】
よって、より簡便にデータ識別情報を読み取ることができるので、セキュリティの高められたデータ不正使用防止システムをより簡易に実現することができる。
【0028】
また、本発明のデータ再生装置は、再生すべきデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第1証明情報を記憶する第1証明情報記憶手段と、利用者を識別するための利用者識別手段に上記第2証明情報が記憶されているか否かを判断する認証手段と、上記認証手段の判断結果に応じて、データを再生するか否かを判断するデータ再生可否判断手段とを備えていることを特徴としている。
【0029】
また、本発明の利用者識別手段は、データ再生装置にて再生されるデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第2証明情報を記憶する一方で、上記第2証明情報は、上記データ再生装置にて上記データを再生する際に、上記第1証明情報が上記データ再生装置に記憶されているか否かを判断する認証手段により読み取られることを特徴としている。
【0030】
上記構成のデータ再生装置は、認証手段を備えているので、利用者識別手段が第2証明情報を有する正規のものであるか否かを判断することができる。さらに、認証手段の判断結果に応じてデータ再生の可否を判断するデータ再生可否判断手段を備えているので、利用者識別手段が正規のものである場合にデータを再生することができる。一方、データ再生装置は、利用者識別手段が第2証明情報を有しない不正のものであると判断された場合には、データを再生しないこともできる。
【0031】
また、上記構成の利用者識別手段によれば、データ再生装置にてデータを再生する際に読み取られる第2証明情報が記憶されている。
【0032】
したがって、本発明のデータ再生装置を用いてデータの再生を行う際、ユーザは、正規のルートで第2証明情報が記憶された利用者識別手段をその都度提示する必要があり、不正に取得された暗号解読やコピープロテクト除去のための技術的手段を用いてはデータを再生することができない。よって、本発明によれば、データの不正使用を効果的に防止し得るデータ再生装置および利用者識別手段を提供することができる。
【0033】
また、本発明の証明情報書込装置は、データ再生装置にて再生されるデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第2証明情報を受け取る通信手段と、上記第1証明情報を記憶可能なデータ再生装置によって読取可能であるとともに利用者を識別するための利用者識別手段に、上記通信手段により受信された上記第2証明情報を書き込む書込手段とを備えていることを特徴としている。
【0034】
上記構成の証明情報書込装置によれば、証明情報発行手段により発行される第2証明情報を通信手段によりネットワーク経由で受信し、さらに受信された第2証明情報を利用者識別手段に書き込むことができる。すなわち、1つの証明情報発行手段に接続された複数の証明情報書込装置から第2証明情報を利用者識別手段に発行することができるので、より簡易に第2証明情報を利用者識別手段に書き込むことができる。
【0035】
さらに、本発明の証明情報書込装置は、上記構成において、データを識別するためのデータ識別情報が記憶されたデータ識別手段から上記データ識別情報を読み取るデータ識別情報読取手段を備え、上記通信手段が、上記データ識別情報読取手段の読取結果に応じて、上記証明情報発行手段へ上記第2証明情報の送信を依頼することを特徴としている。
【0036】
上記構成によれば、たとえば再生すべきデータを格納した記録媒体や記録媒体の包装にデータ識別手段を設け、そのデータ識別手段に記憶されたデータ識別情報をデータ識別情報読取手段にて読み取ることができる。
さらに、通信手段は、データ識別情報読取手段における読取結果に応じて第2証明情報の送信要求を証明情報発行手段に対して行う。したがって、たとえばデータの記録媒体等にデータ識別情報が格納されていなければ、第2証明情報の送信要求をしないというように、よりセキュリティの高められた方式にて証明情報発行手段に第2証明情報を送信させることができる。
【0037】
また、本発明のデータ不正使用防止方法は、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、証明情報発行手段により、該1証明情報を該データを再生するデータ再生装置に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するための利用者識別手段に発行する第1ステップと、上記データ再生装置に上記第1証明情報が記憶されており、かつ上記第2証明情報が上記利用者識別手段に記憶されているか否かを、認証手段により判断する第2ステップと、上記第2ステップの判断結果に応じて、上記データを再生する第3ステップとを備えていることを特徴としている。
【0038】
上記構成によれば、本発明のデータ不正使用防止システムと同様の作用効果を得ることができる。
【0039】
また、本発明のデータ不正使用防止プログラムは、本発明のデータ不正使用防止システムにおける証明情報発行手段および認証手段としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
【0040】
上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記データ不正使用システムを実現することが可能となる。
【0041】
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記構成のデータ不正使用防止プログラムを記録しているものである。
【0042】
上記記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記データ不正使用防止プログラムを実現することが可能となる。
【0043】
【発明の実施の形態】
〔1.システムの全体構成〕
本発明のデータ不正使用防止システムの一実施形態について、図1ないし図4を参照しつつ説明する。
【0044】
図1に示すように、本実施の形態のデータ不正使用防止システム1は、ICカード(利用者識別手段)2と、ゲーム機(データ再生装置)3と、記録媒体4と、販売店端末(証明情報発行手段、証明情報書込装置)5と、登録所(証明情報発行手段)9とから構成される。
【0045】
ICカード2は、ゲーム機3により読み込まれるとともに記録媒体4に記録されたデジタルコンテンツに関する使用権利情報を記録するものである。なお、使用権利情報とは、記録媒体4に暗号化されて記録されたデジタルコンテンツを復号するために必要な復号鍵などの復号化情報をいう。また、ここでは「デジタルコンテンツ」という文言は、記録媒体4に記録されたゲームソフト等のプログラム、および映画・音楽等のデジタルデータの両方を含む意味において用いている。
【0046】
また、ICカード2は、販売店端末5により発行されるものである。この販売店端末5は、記録媒体4の販売店に設置されるものであるとともに、ICカード2に記録すべき使用権利情報やICカード自身のID情報(データ識別情報)を、ゲームソフトメーカ6との間でやりとりするものである。なお、販売店端末5が上述の使用権利情報等をゲームソフトメーカ6から取得し、ICカード2に記録する際には、公開鍵暗号によるPKI(Public Key Infrastructure)方式が用いられる。
【0047】
ゲーム機3は、記録媒体4に記録されたゲームソフト等のプログラムを実行するものである。また、ゲーム機3は、記録媒体4に記録された映画、音楽等のデジタルデータを再生できるように構成してもよい。なお、以下の記載では、このようなプログラムの実行やデジタルデータの再生を、単に「デジタルコンテンツの再生」と換言する場合もある。
【0048】
さらに、ゲーム機3は、ICカード2に記録された使用権利情報を読み取ったり、ICカード2に記録されたほかの情報を読み取りまたは書き込んだりするICカードリーダ/ライタ部(以下、単にICカードR/W部とする)7を備えている。なお、ゲーム機3とICカードR/W部7とを、別体で設ける構成としてもよい。
【0049】
また、ゲーム機3は、登録所9と通信回線を介して接続されたゲーム機メーカ8により提供されるものである。上記の登録所9は、ICカード2に記録された使用権利情報が適正なものであるか否かを判断するための第1証明情報をゲーム機メーカ8に発行する。この第1証明情報は、ゲーム機メーカ8により、ゲーム機3の内部記憶媒体に記録される。また、登録所9は、ゲーム機メーカ8に付与した第1証明情報と関連付けられた第2証明情報をゲームソフトメーカ6にも発行する。
【0050】
なお、ゲームソフトメーカ6、ゲーム機メーカ8、および登録所9は、同一主体により実現されていてもよい。また、販売店端末5と、ゲームソフトメーカ6と、ゲーム機メーカ8と、登録所9とは互いに通信回線により接続されている。
【0051】
また、インターネットを介してゲームソフトを販売する場合には、販売店端末5が存在しない場合もある。この場合には、ゲームソフトメーカ6自身が使用権利情報の記録されたICカード2を発行し、このICカード2と記録媒体4とが利用者へ郵送・宅配されるようにしてもよい。あるいは、コンビニエンスストア等の店舗で利用者にICカード2および記録媒体4が手渡しされるようにしてもよい。
【0052】
ゲーム機3は、上述のように登録所9より提供される第1証明情報に基づき、自身に挿入されたICカード2の使用権利情報が適正であるか否かを判断し、その判断結果に基づいて記録媒体4に記録されたデジタルコンテンツを再生する。なお、ゲーム機3の詳細な構成および機能については後述する。
【0053】
記録媒体4は、上述のようにゲームソフト等のプログラム、あるいは音楽、映画等のデジタルデータを記録するものであり、CD−ROMまたはDVD等を用いることができる。
【0054】
また、記録媒体4は、記録媒体4を記録媒体に記録されたデジタルコンテンツを特定するためのIDコードを記録したRF−ID(データ識別手段)10を備えている。RF−ID10としては、非接触ICチップのうち、通信距離が20cmあるものを用いることが望ましい。このように非接触で読み取り可能なRF−ID10を用いることにより、記録媒体4の購入時において、記録媒体4の梱包を解くことなく、販売店端末5にて上記IDコードを読み取ることが可能となる。
【0055】
なお、RF−ID10は、記録媒体4に直接貼付されている必要はない。たとえば、RF−ID10は、記録媒体4を梱包している梱包箱に貼付されていてもよい。
【0056】
上記構成により、本実施の形態のデータ不正使用防止システム1は、ゲーム機3においてICカード2の使用権利情報を読み取るとともに、その使用権利情報が適正なものであるかをゲーム機3に記憶された第1証明情報に基づいて判断する。そして、使用権利情報が適正であると判断された場合、データ不正使用防止システム1は、ゲーム機3において記録媒体4に記録されたデジタルコンテンツの再生を可能とする。以下に、記録媒体の販売店において、ICカード2に使用権利情報が書き込まれる際の手順について説明する。
【0057】
先ず、利用者が購入を希望するデジタルコンテンツが記録された記録媒体をレジに持っていくと、販売店端末5の操作担当者が、利用者に対しICカード2の提示を求める。なお、利用者がICカードを持っていない場合には所定の手続きを踏んでICカードを購入する必要があるが、以下では利用者が既にICカードを購入しているものとして説明する。
【0058】
次に、操作者は記録媒体4のRF−ID10に記録されたIDコードを販売店端末5のRF−IDリーダを用いて読み取る。これにより、使用権利情報が必要なデジタルコンテンツのIDコードが販売店端末5に入力される。
【0059】
以降は販売店端末5にインストールされた使用権利情報取得プログラムの画面指示(図示せず)に従って操作者が販売店端末5を操作すると、ゲームソフトメーカ6などの使用権利情報の管理者と、販売店端末5との間で相互認証が行なわれ、上記IDコードから利用者が使用権利情報を与えてもよい者であるか否かを判断する。
【0060】
この相互認証が完了すると、ゲームソフトメーカ6から販売店端末5に使用権利情報が送信される。同時に、ゲームソフトメーカ6は、登録所9により発行された第2証明情報を販売店端末に送信する。販売店端末5は、このように送信された第2証明情報および使用権利情報を、ICカード2に書き込む。以上の手順により、ICカード2に使用権利情報が書き込まれる。
【0061】
〔2.販売店端末の構成〕
次に、販売店端末5の具体的な構成について説明する。販売店端末5は、図2に示すように、通信部(通信手段)20と、ICカードR/W部21と、媒体情報リーダ部22とを備えている。
【0062】
通信部20は、ゲームソフトメーカとの通信を行うものであり、証明情報取得部23aと、使用権利情報取得部23bと、ID情報送信部24とを備えている。
【0063】
証明情報取得部23aは、登録所9(図1)により発行された第2証明情報を、ゲームソフトメーカから取得するものである。使用権利情報取得部23bは、ゲームソフトメーカから使用権利情報を取得するものである。
【0064】
また、ID情報送信部24は、後述する媒体情報リーダ部22に設けられたID情報リーダ部(データ識別情報読取手段)26により読み取られるRF−ID10内のIDコードを、ゲームソフトメーカに送信するものである。
【0065】
ICカードR/W部21は、ICカード2に記録された各種情報の読み取り/書き込みを行うものである。また、ICカードR/W部21は、証明情報R/W部(書込手段)25aと、使用権利情報R/W部25bとを備えている。
証明情報R/W部25aは、証明情報取得部23aが取得した第2証明情報をICカード2に書き込むものである。また、使用権利情報R/W部25bは、上述の使用権利情報取得部23bがゲームソフトメーカから取得した使用権利情報を、ICカード2に書き込むものである。
【0066】
また、媒体情報リーダ部22は、記録媒体4に貼付されたRF−ID10の各種情報を読み込むものであり、ID情報リーダ部26を備えている。このID情報リーダ部26は、RF−ID10に記録されるIDコードを読み取り、通信部20におけるID情報送信部24に送信するものである。なお、このIDコードは、上述したとおり、記録媒体4に記録されたデジタルコンテンツを特定する情報である。
【0067】
上記構成により、販売店端末5は、ID情報リーダ部26によりRF−ID10からIDコードを読み取り、さらに読み取ったIDコードをID情報送信部24によりゲームソフトメーカに送信する。一方、ゲームソフトメーカは、ID情報送信部24からのIDコードを受信すると、そのIDコードに対応した第2証明情報および使用権利情報を、それぞれ証明情報取得部23aおよび使用権利情報取得部23bに送信する。そして、証明情報R/W部25aは、証明情報取得部23aから送信される第2証明情報をICカード2に書き込む。同時に、使用権利情報R/W部25bは、使用権利情報取得部23bから送信される使用権利情報をICカード2に書き込む。このようにして、販売店端末5による第2証明情報および使用権利情報のICカード2への書き込み作業が行われる。
【0068】
〔3.ゲーム機の構成〕
次に、ゲーム機3の構成について説明する。ゲーム機3は、図3に示すように、制御部30と、プログラム読取部31と、通信回線I/F部32と、操作I/F部33とを備えている。なお、ゲーム機3は、図1に示したように、ICカードR/W部7を備えている。
【0069】
制御部30は、ゲーム機3により実現されるデジタルコンテンツの再生作業を統括的に制御するものである。具体的に説明すると、制御部30は、証明情報記憶部(第1証明情報記憶手段)34と、使用権利情報判断部(認証手段、データ再生可否判断手段)35と、暗号処理部(復号化手段)36と、ゲーム実行部37とを備えている。
【0070】
証明情報記憶部34は、ゲーム機3の製造時にゲーム機メーカにより付与される第1証明情報を記憶するものである。使用権利情報判断部35は、ICカードR/W部7によりICカード2から読み取られた使用権利情報が適正なものであるか否かを判断するものである。この判断の手順については後述する。
【0071】
暗号処理部36は、使用権利情報判断部35によりICカード2内の使用権利情報が適正なものであると判断された場合、ICカード2から使用権利情報内の復号鍵を取得して、プログラム読取部31に読み取られる記録媒体4内の暗号化されたデジタルコンテンツを復号化するものである。
【0072】
ゲーム実行部37は、暗号処理部36により復号化された記録媒体4のデジタルコンテンツに基づき、デジタルコンテンツの再生動作を実行するものである。さらに、ゲーム実行部37は、デジタルコンテンツの再生動作により得られる音声信号・映像信号等を、TVモニター等の外部出力機器38に出力する。
【0073】
上記構成により、制御部30は、ICカード2に記録された使用権利情報が適正なものであるかを判断し、その判断結果に基づいて、記録媒体4に記録されたデジタルコンテンツを再生する。
【0074】
通信回線I/F部32は、外部通信回線と制御部30とを接続するためのインターフェースである。この通信回線I/F部32により外部と通信可能とされているので、ゲーム機3は、ネットワーク対戦型のゲームや、証明情報記憶部34に記憶された第1証明情報のアップデートなどを行うことができる。また、操作I/F部33は、利用者がゲーム機3を操作するために用いる操作機39と、ゲーム機3とを接続するためのインターフェースである。
【0075】
また、ICカードR/W部7は、ICカード2内の第2証明情報を読み取るための証明情報リーダ部7aと、ICカード2内の使用権利情報を読み取るための使用権利情報リーダ部7bとを備えている。この使用権利情報リーダ部7bに読み取られた使用権利情報は、使用権利情報判断部35によりその真偽が確認される。以下、この使用権利情報に関する真偽の確認手順について説明する。
【0076】
使用権利情報に関する真偽の確認は、上述のように使用権利情報判断部35にて行われる。具体的には、使用権利情報判断部35は、証明情報リーダ部7aにより読み取られるICカード2内の第2証明情報と、証明情報記憶部34に記憶された第1証明情報とが関連づいたものか否かを判断する。
【0077】
ここで、第1証明情報および第2証明情報は、登録所9(図1)により、関連付けられたものがゲームソフトメーカおよびゲーム機メーカに発行される。そして、ゲームソフトメーカは、販売店端末5(図1)を介してICカードに認証情報を書き込む。一方で、ゲーム機メーカ8は、ゲーム機の製造時に証明情報記憶部34に第1証明情報を格納する。つまり、正規の販売店端末により第2証明情報や使用権利情報が書き込まれたICカード2を利用者が所有している場合、ICカード2内の第2証明情報と、ゲーム機3の証明情報記憶部34に記憶された第1証明情報とは関連づいているといえる。
【0078】
したがって、使用権利情報判断部35は、これらの証明情報が関連づいていないと判断した場合、ICカード2内の使用権利情報は適正でないと判断する。一方、使用権利情報判断部35は、これらの証明情報が関連づいていると判断した場合に、ICカード2内の使用権利情報が適正であると判断する。
【0079】
なお、暗号処理部36は、上述の手順によりICカード2内の使用権利情報が適正なものであると使用権利情報判断部35が判断した場合に、ICカード2から復号鍵を取得して記録媒体4内のデジタルコンテンツを復号化する。このようにして、ゲーム機3は、ICカード2内の使用権利情報が適正である場合に、記録媒体4内のデジタルコンテンツを再生できるように構成されている。
【0080】
一方で、ICカード2内の使用権利情報が適正なものであると使用権利情報判断部35により判断されなかった場合には暗号処理部36はICカード2から復号鍵を取得しない。これにより、ゲーム機3は、ICカード2が不正なものである場合にデジタルコンテンツの再生が防止されるように構成されている。
【0081】
〔4.ICカードの構成〕
次に、ICカード2の構成について説明する。ICカード2は、図4に示すように、記憶部40と制御部41とを備えている。
【0082】
記憶部40は、第2証明情報43を記憶する一方、複数のゲームごとに使用権利情報44およびゲーム個別情報45を記憶するものである。
【0083】
第2証明情報43は、上述したように、使用権利情報の真偽確認に用いられる情報である。たとえば第2証明情報43がPKI方式により登録所9から発行されるものであれば、第2証明情報は、公開鍵、秘密鍵、電子証明書等を含んでいる。
【0084】
使用権利情報44は、ゲームを使用するために必要な情報であり、たとえば復号鍵や、ゲームのID情報を含んでいる。また、使用権利情報44として、利用者が記録媒体4のデジタルコンテンツを再生した回数を示す回数制限情報を追加してもよい。この使用回数情報を設けることにより、たとえば利用者があるコンテンツを10回再生したら別のコンテンツの再生を可能とするというように、回数と関連したコンテンツの再生処理を実現することができる。
【0085】
また、ゲーム個別情報45とは、ゲームソフトによりプレイされるゲームの進行状況や、ゲームにおける主人公のステータス、または獲得した得点等のゲームのプレイを継続するために必要な情報のことである。
【0086】
制御部41は、外部機器による記憶部40に記憶された各種情報の読み込み/書き込み動作を統括的に制御するものである。また、制御部41は、使用権利照合部42を備えている。
【0087】
使用権利照合部42は、証明情報リーダ部7aおよび使用権利情報リーダ部7b(図3参照)によりICカード2が読み込まれる際、ICカード2内において第2証明情報および使用権利情報の読み取りを制御するものである。
【0088】
上記構成により、ICカード2には、デジタルコンテンツの再生を行う際に用いられる第2証明情報および使用権利情報が記憶されている。
【0089】
なお、上述したICカード2、ゲーム機3、および販売店端末5の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
【0090】
すなわち、ICカード2、ゲーム機3、および販売店端末5は、それぞれの機能を実現するデータ不正使用防止プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit )、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるデータ不正使用防止プログラムプログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記ICカード2、ゲーム機3、または販売店端末5に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0091】
例えば、上記記録媒体としては、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
【0092】
さらに、システムあるいは装置を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。
【0093】
また、上述した機能は、コンピュータが読み出した上記プログラムコードを実行することによって実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0094】
なお、本発明のデータ不正使用防止システムは、デジタルデータを購入時にICカード内に該デジタルデータ識別情報に対応した復号化権利などに関する使用権利情報を格納させ、該デジタルデータの再生装置は該使用権利情報と該デジタルデータの識別コードとを識別することにより該デジタルデータを実行または再生する構成であってもよい。
【0095】
さらに、上記構成において、デジタルデータのコンテンツやコンテンツの記録補助情報の一部または全部について公開鍵暗号方式などによる暗号化を行い、コンテンツ別にICカードに搭載された使用権利情報で暗号化されたデジタルデータを復号化する構成であってもよい。
【0096】
さらに、使用権利情報の取得は、該デジタルデータ購入時に、販売店の端末から通信回線を用いて、該当するデジタルデータの権利情報の管理者から公開鍵暗号方式を使った相互認証を行った後、コンテンツの秘密鍵をICカードにダウンロードして行われる構成であってもよい。
【0097】
さらに、使用権利情報には、使用回数制限情報が付加されていてもよい。また、デジタルデータに割り振られたIDコードを記憶したRF−ID等の記録媒体を、デジタルデータが書き込まれた記録媒体自体、もしくは梱包されているケースや箱等にあらかじめ貼りつけた構成であってもよい。
【0098】
上記構成において、たとえばゲーム機である再生装置を、電源投入後に最初にICカードの使用権利情報を確認するように構成する。これにより、CD−ROMやDVD等のデジタルデータの入った媒体を不正にコピーしても、媒体自体には使用権利情報を持たないため、ICカードを再生装置に挿入しない限りデジタルデータを使用できない。
【0099】
さらに、使用権利情報は、ICカードと使用権利情報の管理者との間でPKIによる秘密鍵、公開鍵暗号通信を行いICカード内に発行および書き込まれるので、使用権利情報の複製や改竄は不可能となる。
【0100】
更にデジタルデータの購入時において、CD−ROMまたはDVD等の媒体自体、もしくは梱包されているケースや箱等にはあらかじめIDコードを記憶したRF−ID等を貼りつけることにより、封を開けずに販売店の端末からIDコードを非接触で読み取ることが可能となる。したがって、使用権利情報を入手する為に必要なデジタルデータのIDコードの入力操作が簡単となり、効率良く作業を行うことが可能となる。
【0101】
また、再生装置とICカードとの間においてもPKIによる認証で、挿入されたICカードが不正なもので無いことを確認することにより、不正なICカードによる使用が不可能となるので、デジタルデータの著作権をより有効に保護することができる。
【0102】
またICカードには複数のデジタルデータの使用権利情報を記憶してもよい。これにより、使用者は1枚のICカードで複数のデジタルデータを使用することが可能となる。
【0103】
この場合、購入したデジタルデータを再生装置で再生する際、電子証明書を使用してもよい。
【0104】
更にICカードには記憶機能があることから、たとえばゲームの場合で現在のステージ情報、キャラクターのポイント、戦力情報等をICカードに記憶することで、次にゲームを再開する際、前回のゲーム終了時の状態でゲームをスタートさせることができる。
【0105】
また使用権利情報に使用回数制限情報を付与することで、2回だけ再生可能であるというように試聴回数が制限された音楽データを低価格で販売することができる。
【0106】
【発明の効果】
以上のように、本発明のデータ不正使用防止システムは、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、該第1証明情報を該データを再生するデータ再生装置に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するための利用者識別手段に発行する証明情報発行手段と、上記データ再生装置に上記第1証明情報が記憶されており、かつ上記第2証明情報が上記利用者識別手段に記憶されているか否かを判断する認証手段とを備え、上記データ再生装置が、上記認証手段の判断結果に応じて、上記データを再生するものである。
【0107】
上記構成によれば、証明情報発行手段により、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報が、それぞれデータ再生装置と利用者識別手段とに発行される。そして、認証手段は、第1証明情報および第2証明情報が、それぞれデータ再生装置または利用者識別手段に記憶されているか否かを確認する。
【0108】
これらの第1証明情報および第2証明情報は、証明情報発行手段によりデータに対応して発行されるものである。すなわち、認証手段は、データ再生装置および利用者識別手段が、データに対応する証明情報を有する正規のものであるか否かを判断することができる。
【0109】
そして、データ再生装置は、認証手段の判断結果に応じてデータを再生するので、利用者識別手段が正規のものである場合にデータを再生する一方、利用者識別手段が第2証明情報を有しない不正のものであると判断した場合にデータを再生しないように構成可能である。
【0110】
このように、本発明のデータ不正使用防止システムは、利用者識別手段が正規のものであるか否かを判断して、データの再生を行う。したがって、利用者は、データを再生するにあたって、正規のルートで第2証明情報が記憶された利用者識別手段をその都度提示する必要があり、不正に取得された暗号解読やコピープロテクト除去のための技術的手段を用いてはデータを再生することができない。よって、本発明によれば、データの不正使用を効果的に防止し得るデータ不正使用防止システムを提供することができるという効果を奏する。
【0111】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記データが、暗号化されたデータである一方、上記利用者識別手段が、上記データを復号化するための復号化情報を記憶しており、上記データ再生装置が、上記認証手段の判断結果に応じて上記復号化情報を取得する復号化手段を備えているものである。
【0112】
上記構成によれば、データを再生するために必要な復号化情報が、利用者識別手段に記憶されている。すなわち、復号化情報は、再生すべきデータを格納した記録媒体等に格納されていない。したがって、利用者は、暗号化されたデータを再生するにあたって、利用者識別手段を提示し、データ再生装置の復号化手段が復号化情報を利用者識別手段から取得できるようにする必要がある。
【0113】
よって、本発明によれば、データの不正使用をより効果的に防止し得るデータ不正使用防止システムを提供することができるという効果を奏する。
【0114】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記証明情報発行手段が、上記復号化情報を公開鍵暗号方式を用いて上記利用者識別手段に発行するものである。
【0115】
上記構成によれば、公開鍵暗号方式を用いることにより、セキュリティの高められた方式において復号化情報が利用者識別手段に発行される。したがって、暗号化されたデータの復号に際し、セキュリティ保護された復号化情報が用いられることとなるので、データの不正使用をより効果的に防止し得るデータ不正使用防止システムを提供することができるという効果を奏する。
【0116】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記証明情報発行手段が、上記第2証明情報を公開鍵暗号方式を用いて上記利用者識別手段に発行するものである。
【0117】
上記構成によれば、公開鍵暗号方式を用いることにより、よりセキュリティの高められた方式において第2証明情報が利用者識別手段に発行される。したがって、不正ルートで第2証明情報が利用者識別手段に発行されることを防止でき、よりセキュリティが高められたデータ不正使用防止システムを提供することができるという効果を奏する。
【0118】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記証明情報発行手段が、上記データを再生できる回数に関する再生回数制限情報を上記利用者識別手段に発行するものである。
【0119】
上記構成によれば、データ再生装置は、利用者識別手段に発行される再生回数制限情報を参照することにより、データの再生回数に制限を設けることができる。したがって、たとえば視聴用の音楽データを利用者に提供する際において、低価格で利用者に該音楽データを提供する一方で、たとえば3回だけ該データを利用者が再生できるようにすることができる。これにより、利用者は、購入希望の音楽データを視聴上で実際に購入するか否かの判断を行うことができる。
【0120】
それゆえ、よりユーザニーズに対応したデータの提供を行うことができるという効果を奏する。
【0121】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記データを識別するためのデータ識別情報を記憶したデータ識別手段と、上記データ識別情報を読み取るデータ識別情報読取手段とを備え、上記証明情報発行手段が、上記データ識別情報読取手段における上記データ識別情報の読取結果に応じて、上記利用者識別手段に上記第2証明情報を発行するものである。
【0122】
上記構成によれば、たとえば再生すべきデータを格納した記録媒体や記録媒体の包装にデータ識別手段を設け、そのデータ識別手段に記憶されたデータ識別情報をデータ識別情報読取手段にて読み取ることができる。
【0123】
さらに、証明情報発行手段は、データ識別情報読取手段における読取結果に応じて第2証明情報を利用者識別手段に発行する。したがって、たとえばデータの記録媒体等にデータ識別情報が格納されていなければ、第2証明情報を発行しないというように、よりセキュリティの高められた方式にて第2証明情報を利用者識別手段に発行することができる。
【0124】
それゆえ、よりセキュリティが高められたデータ不正使用防止システムを提供することができるという効果を奏する。
【0125】
さらに、本発明のデータ不正使用防止システムは、上記構成において、上記データ識別手段が、RF−IDであるものである。
【0126】
RF−IDに記憶された情報は非接触にて読み取ることができるので、上記構成によれば、データ識別手段であるRF−IDをデータを格納した記録媒体またはその包装に貼付することにより、包装を開封することなく、データ識別情報を読み取ることができる。
【0127】
よって、より簡便にデータ識別情報を読み取ることができるので、セキュリティの高められたデータ不正使用防止システムをより簡易に実現することができるという効果を奏する。
【0128】
また、本発明のデータ再生装置は、再生すべきデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第1証明情報を記憶する第1証明情報記憶手段と、利用者を識別するための利用者識別手段に上記第2証明情報が記憶されているか否かを判断する認証手段と、上記認証手段の判断結果に応じて、データを再生するか否かを判断するデータ再生可否判断手段とを備えているものである。
【0129】
また、本発明の利用者識別手段は、データ再生装置にて再生されるデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第2証明情報を記憶する一方で、上記第2証明情報は、上記データ再生装置にて上記データを再生する際に、上記第1証明情報が上記データ再生装置に記憶されているか否かを判断する認証手段により読み取られるものである。
【0130】
上記構成のデータ再生装置は、認証手段を備えているので、利用者識別手段が第2証明情報を有する正規のものであるか否かを判断することができる。さらに、認証手段の判断結果に応じてデータ再生の可否を判断するデータ再生可否判断手段を備えているので、利用者識別手段が正規のものである場合にデータを再生することができる。一方、データ再生装置は、利用者識別手段が第2証明情報を有しない不正のものであると判断された場合には、データを再生しないこともできる。
【0131】
また、上記構成の利用者識別手段によれば、データ再生装置にてデータを再生する際に読み取られる第2証明情報が記憶されている。
【0132】
したがって、本発明のデータ再生装置を用いてデータの再生を行う際、ユーザは、正規のルートで第2証明情報が記憶された利用者識別手段をその都度提示する必要があり、不正に取得された暗号解読やコピープロテクト除去のための技術的手段を用いてはデータを再生することができない。よって、本発明によれば、データの不正使用を効果的に防止し得るデータ再生装置および利用者識別手段を提供することができるという効果を奏する。
【0133】
また、本発明の証明情報書込装置は、データ再生装置にて再生されるデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第2証明情報を受け取る通信手段と、上記第1証明情報を記憶可能なデータ再生装置によって読取可能であるとともに利用者を識別するための利用者識別手段に、上記通信手段により受信された上記第2証明情報を書き込む書込手段とを備えているものである。
【0134】
上記構成の証明情報書込装置によれば、証明情報発行手段により発行される第2証明情報を通信手段によりネットワーク経由で受信し、さらに受信された第2証明情報を書込手段により利用者識別手段に書き込むことができる。すなわち、1つの証明情報発行手段に接続された複数の証明情報書込装置から第2証明情報を利用者識別手段に発行することができるので、より簡易に第2証明情報を利用者識別手段に書き込むことができるという効果を奏する。
【0135】
さらに、本発明の証明情報書込装置は、上記構成において、データを識別するためのデータ識別情報が記憶されたデータ識別手段から上記データ識別情報を読み取るデータ識別情報読取手段を備え、上記通信手段が、上記データ識別情報読取手段の読取結果に応じて、上記証明情報発行手段へ上記第2証明情報の送信を依頼するものである。
【0136】
上記構成によれば、たとえば再生すべきデータを格納した記録媒体や記録媒体の包装にデータ識別手段を設け、そのデータ識別手段に記憶されたデータ識別情報をデータ識別情報読取手段にて読み取ることができる。
【0137】
さらに、通信手段は、データ識別情報読取手段における読取結果に応じて第2証明情報の送信要求を証明情報発行手段に対して行う。したがって、たとえばデータの記録媒体等にデータ識別情報が格納されていなければ、第2証明情報の送信要求をしないというように、よりセキュリティの高められた方式にて証明情報発行手段に第2証明情報を送信させることができるという効果を奏する。
【0138】
また、本発明のデータ不正使用防止方法は、データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、証明情報発行手段により、該1証明情報を該データを再生するデータ再生装置に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するための利用者識別手段に発行する第1ステップと、上記データ再生装置に上記第1証明情報が記憶されており、かつ上記第2証明情報が上記利用者識別手段に記憶されているか否かを、認証手段により判断する第2ステップと、上記第2ステップの判断結果に応じて、上記データを再生する第3ステップとを備えている方法である。
【0139】
上記構成によれば、本発明のデータ不正使用防止システムと同様の作用効果を得ることができる。
【0140】
また、本発明のデータ不正使用防止プログラムは、本発明のデータ不正使用防止システムにおける証明情報発行手段および認証手段としてコンピュータを機能させるものである。
【0141】
上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記データ不正使用システムを実現することが可能となるという効果を奏する。
【0142】
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記構成のデータ不正使用防止プログラムを記録しているものである。
【0143】
上記記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記データ不正使用防止プログラムを実現することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ不正使用防止システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1における販売店端末の構成を示すブロック図である。
【図3】図1におけるゲーム機の構成を示すブロック図である。
【図4】図1におけるICカードの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ不正使用防止システム
2 ICカード(利用者識別手段)
3 ゲーム機(データ再生装置)
5 販売店端末(証明情報発行手段、証明情報書込装置)
9 登録所(証明情報発行手段)
10 RF−ID(データ識別手段)
20 通信部(通信手段)
25a 証明情報R/W部(書込手段)
26 ID情報リーダ部(データ識別情報読取手段)
34 証明情報記憶部(第1証明情報記憶手段)
35 使用権利情報判断部(認証手段、データ再生可否判断手段)
36 暗号処理部(復号化手段)

Claims (14)

  1. データの不正使用を防止するためのデータ不正使用防止システムにおいて、
    上記データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、該第1証明情報を該データを再生するデータ再生装置に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するための利用者識別手段に発行する証明情報発行手段と、
    上記データ再生装置に上記第1証明情報が記憶されており、かつ上記第2証明情報が上記利用者識別手段に記憶されているか否かを判断する認証手段とを備え、
    上記データ再生装置は、上記認証手段の判断結果に応じて、上記データを再生するものであることを特徴とするデータ不正使用防止システム。
  2. 上記データは、暗号化されたデータである一方、
    上記利用者識別手段は、上記データを復号化するための復号化情報を記憶しており、
    上記データ再生装置は、上記認証手段の判断結果に応じて上記復号化情報を取得する復号化手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ不正使用防止システム。
  3. 上記証明情報発行手段は、上記復号化情報を公開鍵暗号方式を用いて上記利用者識別手段に発行することを特徴とする請求項2に記載のデータ不正使用防止システム。
  4. 上記証明情報発行手段は、上記第2証明情報を公開鍵暗号方式を用いて上記利用者識別手段に発行することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータ不正使用防止システム。
  5. 上記証明情報発行手段は、上記データを再生できる回数に関する再生回数制限情報を上記利用者識別手段に発行することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のデータ不正使用防止システム。
  6. 上記データを識別するためのデータ識別情報を記憶したデータ識別手段と、
    上記データ識別情報を読み取るデータ識別情報読取手段とを備え、
    上記証明情報発行手段は、上記データ識別情報読取手段における上記データ識別情報の読取結果に応じて、上記利用者識別手段に上記第2証明情報を発行することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のデータ不正使用防止システム。
  7. 上記データ識別手段は、RF−IDであることを特徴とする請求項6に記載のデータ不正使用防止システム。
  8. 再生すべきデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第1証明情報を記憶する第1証明情報記憶手段と、
    利用者を識別するための利用者識別手段に上記第2証明情報が記憶されているか否かを判断する認証手段と、
    上記認証手段の判断結果に応じて、データを再生するか否かを判断するデータ再生可否判断手段とを備えていることを特徴とするデータ再生装置。
  9. データ再生装置にて再生されるデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第2証明情報を記憶する一方で、
    上記第2証明情報は、上記データ再生装置にて上記データを再生する際に、上記第1証明情報が上記データ再生装置に記憶されているか否かを判断する認証手段により読み取られることを特徴とする利用者識別手段。
  10. データ再生装置にて再生されるデータを識別するために証明情報発行手段により発行される第1証明情報および第2証明情報のうち、上記第2証明情報を受け取る通信手段と、
    上記第1証明情報を記憶可能なデータ再生装置によって読取可能であるとともに利用者を識別するための利用者識別手段に、上記通信手段により受信された上記第2証明情報を書き込む書込手段とを備えていることを特徴とする証明情報書込装置。
  11. データを識別するためのデータ識別情報が記憶されたデータ識別手段から上記データ識別情報を読み取るデータ識別情報読取手段を備え、
    上記通信手段は、上記データ識別情報読取手段の読取結果に応じて、上記証明情報発行手段へ上記第2証明情報の送信を依頼することを特徴とする請求項10に記載の証明情報書込装置。
  12. データの不正使用を防止するためのデータ不正使用防止方法において、
    上記データを識別するための第1証明情報および第2証明情報のうち、証明情報発行手段により、該1証明情報を該データを再生するデータ再生装置に発行し、該第2証明情報を利用者を識別するための利用者識別手段に発行する第1ステップと、
    上記データ再生装置に上記第1証明情報が記憶されており、かつ上記第2証明情報が上記利用者識別手段に記憶されているか否かを、認証手段により判断する第2ステップと、
    上記第2ステップの判断結果に応じて、上記データを再生する第3ステップとを備えていることを特徴とするデータ不正使用防止方法。
  13. 請求項1に記載のデータ不正使用防止システムにおける証明情報発行手段および認証手段としてコンピュータを機能させるためのデータ不正使用防止プログラム。
  14. 請求項13に記載のデータ不正使用防止プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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