JP4331587B2 - 空気調和用温度調節器 - Google Patents

空気調和用温度調節器 Download PDF

Info

Publication number
JP4331587B2
JP4331587B2 JP2003434008A JP2003434008A JP4331587B2 JP 4331587 B2 JP4331587 B2 JP 4331587B2 JP 2003434008 A JP2003434008 A JP 2003434008A JP 2003434008 A JP2003434008 A JP 2003434008A JP 4331587 B2 JP4331587 B2 JP 4331587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooling
setting dial
setting
adjustment member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003434008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005188900A (ja
Inventor
力哉 伊藤
保夫 石塚
利夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2003434008A priority Critical patent/JP4331587B2/ja
Publication of JP2005188900A publication Critical patent/JP2005188900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4331587B2 publication Critical patent/JP4331587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、冷暖房等の温度設定を行う空気調和用温度調節器に関するものである。
冷暖房等の温度設定を行う空気調和用温度調節器としては、冷暖房の調節温度を所定の温度に固定したり、調節温度を所望の幅で可変設定することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、温度設定において、消費エネルギを節約するためにゼロエナジーバンドと呼ばれる不感温度帯を設けたり、冷暖房を多段制御する場合に段間に所要の温度差を設けたりするようにした空気調和用温度調節器も知られている(例えば、特許文献2参照)。なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに発見することができなかった。
特開昭52−113539号公報 特開2002−228235号公報
前記特開昭52−113539号公報に記載された空気調和用温度調節器は、調節温度を設定する回動かつ進退自在な設定ダイヤルと、周囲の温度変化によって膨張収縮するデュアルダイアフラムと、このデュアルダイアフラムの膨張収縮によってON、OFFされるスイッチと、前記設定ダイヤルに係合する係合部を有し調節温度を所望の幅で可変設定する一対のリミット設定片と、これらのリミット設定片が当接することにより前記設定ダイヤルの回動を制限するストッパとを備え、前記設定ダイヤルの支軸を固定台に設けたねじ孔にねじ込み、この支軸と前記スイッチとでデュアルダイアフラムを上下動自在に挟持し、周囲温度が設定値に達すると、デュアルダイアフラムが膨張してスイッチを動作させるようにしたものである。
しかしながら、このような空気調和用温度調節器は、スイッチを1つ備えているだけであるため、1つの装置では2つの調節温度を設定し、その設定値間を冷房運転と暖房運転を行わない不感温度帯(ゼロエナジーバンド)とすることができない。このため、ゼロエナジーバンドを設定する場合は、冷房設定用と暖房設定用の2つの温度調節器を用い、これら2つの温度調節器によって冷房用の設定値と暖房用の設定値を個々に設定する必要がある。
前記特開2002−228235号公報に記載された空気調和用温度調節器は、主温度設定用ダイヤルユニットと、従温度設定用ダイヤルユニットを並設し、両温度設定用ダイヤルユニットの設定ダイヤルどうしを伸縮自在な連結部材によって互いに連結し、この連結部材の伸張長さによってゼロエナジーバンドの幅を任意に設定するようにしている。主温度設定用ダイヤルユニット(従温度設定用ダイヤルユニットも同一構造)は、回転自在に軸支された設定ダイヤルと、この設定ダイヤルの回転にしたがって設定ダイヤルの軸線方向に変位する変位部材と、この変位部材の変位に伴って変位するとともに周囲温度によって膨張または収縮する感温膨張部材と、この感温膨張部材の膨張収縮によって作動する2つのスイッチ手段とで構成されている。また、このような空気調和調節器を2台用いて一方を夏用、他方を冬用とし、暖房と冷房をそれぞれ2段で行う空気調和機に適用する場合は、連結部材の伸張長さによって段間に所望の温度差を設定することができる。
しかしながら、特開2002−228235号公報に記載された従来の空気調和用温度調節器は、主温度設定用と従温度設定用のダイヤルユニットを2つ必要とするため、部品点数および組立工数が増加し、高価になるばかりか、装置自体が大型化するという問題があった。
また、ゼロエナジーバンドの設定時に固定子を連結部材から外して連結部材を伸縮させた後、再度固定子を連結部材に係合させる必要があるので、その設定操作が煩わしい。
さらに、設定ダイヤルの表面に周方向のカム面を形成したり、連結部材の一端を支持する円筒部を設ける必要があるため、設定ダイヤル自体の形状も複雑で、製造コストが一層高くなるなど多くの問題があった。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、1つの温度設定用ダイヤルユニットによってゼロエナジーバンドを設定することができ、部品点数の削減、装置自体の簡素化および小型化を可能にした空気調和用温度調節器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、回動自在でかつ回動に伴って進退移動する1つの設定ダイヤルと、前記設定ダイヤルに進退可能に設けられた1つの温度設定部材と、前記設定ダイヤルの後方に前後方向に回動自在に配置された1つの回動レバーと、前記回動レバーと前記設定ダイヤルとの間に前後移動自在に配置された周囲温度によって膨張または収縮する1つの感温膨張部材と、前記回動レバーに進退移動自在に設けられ前記温度設定部材とともに前記感温膨張部材を挟持する1つの挟持部材と、同じく前記回動レバーにそれぞれ進退移動可能に設けられた主調整用部材および従調整用部材と、前記主調整用部材、従調整用部材によってそれぞれ作動される主スイッチ手段および従スイッチ手段と、前記従調整用部材に設けられ前記主スイッチ手段と前記従スイッチ手段との動作タイミングのずれを設定する操作部と、その動作タイミングのずれをゼロエナジーバンドとして前記主スイッチ手段と前記従スイッチ手段を動作させるときの温度の差を指示する指示部とで構成される指示部材とを備えたものである。
本発明においては、ゼロエナジーバンドを設定する場合、指示部材によって従調整用部材を回動させ、主調整用部材が主スイッチ手段を動作させるタイミングと、従調整用部材が従スイッチ手段を動作させるタイミングをずらせばよい。主スイッチ手段が動作するときの温度と、従スイッチ手段が動作するときの温度の差がゼロエナジーバンドである。具体的には、指示部材の指示部をゼロエナジーバンドを示す複数の表示値のうち所望の表示値に合わせればよい。したがって、ゼロエナジーバンドの設定操作が容易である。
また、本発明においては、1つの温度設定用ダイヤルユニットによってゼロエナジーバンドを設定することができるため、部品点数の削減、装置自体の簡素化、小型化が可能となる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る空気調和用温度調節器の一実施の形態を示す通常取付時における外観斜視図、図2は取付面からの突出寸法を大きくして取付けた状態を示す同温度調節器の外観斜視図、図3は同温度調節器の分解斜視図、図4は前カバーを取り外して示す正面図、図5は図4の前カバーがついた状態におけるV−V線断面図、図6は同温度調節器のデュアルダイアフラムを取り外して示す正面図、図7は図6のVII −VII 線断面図である。図8(a)、(b)はフリクションリングの正面図およびA−A線断面図、図9は同温度調節器のスイッチ部を示す概略図である。図10はゼロエナジーバンドを形成する設定値の両側の温度における弁の開度を示す図、図11は本発明に係る空気調和用温度調節器によってゼロエナジーバンドの制御を行う状態を説明するための構成図、図12は本発明に係る空気調和用温度調節器によって、暖房と冷房をそれぞれ二段階で行う装置の段間制御を行う状態を説明するための構成図、図13は同温度調節器のスイッチ部の他の実施の形態を示す図である。
図1〜図3において、全体を符号1で示す空気調和用温度調節器は、室内の取付面2に複数個の止めねじ3によって固定される矩形枠状の取付プレート4と、この取付プレート4の前面に複数個の止めねじ5と図示しない係合片とによって固定される角筒状のベースプレート6と、このベースプレート6の前面に複数個の止めねじ7によって前後方向に移動調整可能に取付けられるケース本体8と、このケース本体8の前面を覆う前面カバー9と、左右一対のスペーサ10と、リアカバー11と、温度設定用ダイヤルユニット12等で構成されている。
このような空気調和用温度調節器1は、前記取付面2からの温度設定用ダイヤルユニット12に対する熱的影響が少ない場合、図1に示すように取付面2からの突出寸法を小さくして取付けられる。一方、温度設定用ダイヤルユニット12が取付面2の内側を通る水管などにより、またはダクトからの冷風や温風、太陽からの輻射熱などの外乱による影響を受ける場合は、取付面2から温度設定用ダイヤルユニット12を遠く離す必要があるため、図2に示すようにケース本体8をベースプレート6から引き出した状態で取付けられる。
温度調節器1の取付面2からの突出寸法を大きくするための手段としては、前記一対のスペーサ10が用いられる。この一対のスペーサ10は、ケース本体8の背面側に上下動可能に取付けられており、図1に示す通常の取付け時においてはケース本体8とともにベースプレート6内に収納される。一方、突出寸法を大きくして取付ける場合は、一対のスペーサ10を下方に移動させてベースプレート6のねじ取付部15に重ね合わせ、前記止めねじ7をケース本体8のねじ取付用穴16、スペーサ10のねじ取付用穴17に挿通して前記ねじ取付部15のねじ穴にねじ込むことにより、ケース本体8をベースプレート6の前面に前記スペーサ10を介して固定する。
前記ケース本体8の背面には、前記取付面2から引き出された外部コード20が図示を省略したモジュラジャックを介して接続され、前面側には前記温度設定用ダイヤルユニット12が取付けられている。
図3〜図9において、前記温度設定用ダイヤルユニット12は、室内の温度を設定する設定ダイヤル25を備えている。設定ダイヤル25は、円板状に形成されて前面側に指示プレート26が取り付けられ、裏面中央にボス部25Aが一体に突設され、外周面には回転操作時の手の引っ掛かりをよくするために波形の凹凸27が形成されている。設定ダイヤル25の中心には表裏面に貫通するねじ孔28が形成され、このねじ孔28には後述するデュアルダイアフラム56を挟持する一方の温度設定部材29が前方側からねじ込まれ、先端が後方に突出している。前記凹凸27は、設定ダイヤル25の外周面下部側に略220°の角度範囲にわたって形成されている。また、設定ダイヤル25には、表裏面に貫通する長孔30が形成されている。この長孔30は、設定ダイヤル25の回動角度を制限するためのもので、設定ダイヤル25の前面上部外周寄りに略140°の開き角をもって形成されている。
前記指示プレート26は、前記設定ダイヤル25より若干小さい外径を有する円板状に形成されて円弧状の長孔33、中心孔34、ねじ用孔35および指示線36(図4)を有し、設定ダイヤル25の前面に接着されかつビス止めされている。前記長孔33は、前記設定ダイヤル25の長孔30と重なり合うように形成されている。前記指示線36は、指示プレート26の中心より鉛直下方に延在するように半径方向に形成されている。
このような指示プレート26が取付けられた前記設定ダイヤル25は、前記ケース本体8の前面に設けたブラケット40にフリクションリング41を介して取付けられている。前記ブラケット40は、中央にねじ孔43を有し、このねじ孔43に設定ダイヤル25のボス部25Aの外周面に形成されている雄ねじ44が螺合している。また、ブラケット40の外周にはストッパ45(図5)が前方に向かって折り曲げ形成されている。ストッパ45は設定ダイヤル25の長孔30に後方から挿入されることにより、設定ダイヤル25の回動を長孔30の範囲内に制限している。
図8において、前記フリクションリング41は薄い金属板によって形成されることにより、リング部41Aと、このリング部41Aの外周に周方向に等間隔おいて径方向外方に向かって延設された4つの弾性片41Bと、同じくリング部41Aの外周に設けられた2つの回転防止部41Cとで構成され、前記ブラケット40の前面と設定ダイヤル25の背面との間に前記リング部41Aをブラケット表面に密接させて介装されている。各弾性片41Bは、前方に「へ」の字型に折り曲げ形成され、先端部が前記設定ダイヤル25の裏面に圧接されることにより、設定ダイヤル25を前方に付勢し設定ダイヤル25に適度なフリクション(操作トルク)を付与している。また、これによって設定ダイヤル25の雄ねじ44がブラケット40のねじ孔43に押しつけられ、設定ダイヤル25の軸線方向のがたつきが防止される。各弾性片41Aの先端部には、設定ダイヤル25の裏面に点接触する小さな半球状の押圧子47が一体に突設されている。2つの回転防止部41Cは、裏面側に折り曲げ形成されたL字型の折曲片からなり、前記ブラケット40に形成した小孔48(図5)にそれぞれ挿入されることにより、フリクションリング41自身および設定ダイヤル25の自由回転を防止している。
さらに前記ケース本体8の表面には、回動レバー50(図6、図7)が前記ブラケット40の後方に位置して取付けられている。回動レバー50は、金属板によって図3および図6に示すような形状に形成されることにより、挿通孔52を有するプランジャ取付部50Aと、このプランジャ取付部50Aより上方に向かって二股状に延設された左右一対のアーム部50B,50Cと、前記プランジャ取付部50Aの両側にそれぞれ延設された左右一対の調整部材取付部50D,50Eとで構成されている。
前記プランジャ取付部50Aの挿通孔52(図5)には、プランジャ54が前方から挿通され、先端部が前記ケース本体8の前面中央に形成した穴55に挿通されている。プランジャ54は、前記温度設定部材29とともに前記デュアルダイアフラム56の中央を前後方向から挟持する挟持部材を形成している。前記一対のアーム部50B,50Cの先端には、互いに対向する軸ピン58がそれぞれ突設されており、これらの軸ピン58は前記ケース本体8の前面上部に設けた挿通孔に回動自在に挿通されている。また、軸ピン58は回動レバー50の表面と平行になるように各アーム部50B,50Cに設けられることにより、前記回動レバー50に前後方向の回動を可能にしている。前記ケース本体8と前記回動レバー50との間には、回動レバー50に図7において時計方向の回動習性を付与する圧縮コイルばね60が弾装されている。
図9において、前記デュアルダイアフラム56は、シンバル形状に形成された2枚の薄い金属板56a,56bを凹面側を対向させて外周縁部を接合することにより形成され、ブラケット40と回動レバー50との間に前記温度設定部材29と前記プランジャ54とによって挟持された状態で組み込まれている。言い換えれば、デュアルダイアフラム56の表面側金属板56aは、表面中央が温度設定部材29によって押圧されることにより、裏面側金属板56bの表面中央に突設した突起部59がプランジャ54に押しつけられている。また、デュアルダイアフラム56は、内部に外気温度が高くなると膨張する液体が封止されることにより、周囲の温度に応じて膨張または収縮し、厚さが変化する、いわゆる感温膨張部材を構成している。
図6、図7および図9において、前記各調整部材取付部50D,50Eには、空気調和機80(図11)に冷房運転および暖房運転が行われない不感温度帯、すなわちゼロエナジーバンドB(図10)を設定する主調整用部材61と従調整用部材62がそれぞれ取付けられている。主調整用部材61は調整ねじからなり、前記調整部材取付部50Dに設けた挿通孔より前記ケース本体8に設けたねじ孔(図示せず)に螺合し、先端面が主スイッチ手段64のスイッチ部64dにスナップアクション機構を構成する図示しない板ばねを介して接触している。
前記主スイッチ手段64は、共通端子64a、冷房出力端子64b、暖房出力端子64cおよびスイッチ部64dとで構成され、共通端子64a、冷房出力端子64bおよび暖房出力端子64cが空気調和機80に接続されている。スイッチ部64dは、共通端子64aに設けられ、冷房出力端子64bと暖房出力端子64cに対して選択的に接続される。また、スイッチ部64dは前記主調整用部材61によって押圧されると冷房出力端子64bに接続され、主調整用部材61による押圧状態から解放されると、前記板ばねによって暖房出力端子64cに接続される。すなわち、空気調和機80を冷房に用いる場合には、共通端子64aと冷房出力端子64bを冷房機器に接続して冷房制御信号を与える。一方、暖房に用いる場合には、共通端子64aと暖房出力端子64cを暖房機器に接続して暖房制御信号を与える。
前記従調整用部材62は、前記主調整用部材61と同様な調整ねじからなり、前記調整部材取付部50Eに設けた挿通孔より前記ケース本体8に設けたねじ孔70(図7)に螺合し、先端面が従スイッチ手段72のスイッチ部72dにスナップアクション機構を構成する板ばね73を介して接触している。
図9において、前記従スイッチ手段72は、前記主スイッチ手段64と同一構造で、共通端子72a、冷房出力端子72b、暖房出力端子72cおよびスイッチ部72dとで構成され、共通端子72a、冷房出力端子72bおよび暖房出力端子72cが空気調和機80に接続されている。スイッチ部72dは共通端子72aに設けられ、冷房出力端子72bと暖房出力端子72cに対して選択的に接続される。また、スイッチ部72dは、前記従調整用部材62によって押圧されると冷房出力端子72bに接続され、従調整用部材62による押圧状態から解放されると暖房出力端子72cに接続される。すなわち、空気調和機80を冷房に用いようとする場合には、共通端子72aと冷房出力端子72bを冷房機器に接続して冷房制御信号を与える。一方、暖房に用いる場合には、共通端子72aと暖房出力端子72cを暖房機器に接続して暖房制御信号を与える。なお、スイッチ部72dは、通常前記板ばね73(図7)によって従調整用部材62に圧接されている。板ばね73の先端には、前記冷房出力端子72bと暖房出力端子72cに対して選択的に接触する接触子74が取付けられている。なお、このような構造は、前記主スイッチ手段64も全く同様である。
前記空気調和機80のゼロエナジーバンドBは、主調整用部材61と従調整用部材72のねじ込み量に差(差動量=Δd、図9)をもたせ、主スイッチ手段64と従スイッチ手段72が動作するタイミングをずらすことによって設定される。
前記従調整用部材62には、ゼロエナジーバンドBの表示値を指し示す指示板81(図6および図7)が取付けられている。この指示板81は、薄い金属板によって形成され、操作部81aと、指示部81bとを有している。
前記ケース本体8の前面には、前記ゼロエナジーバンドBの表示値を示す4つの数字82(1.0,1.5,2.0,2.5(℃))が表示された温度設定ラベル83が前記指示板81に対応して貼着されている。
図1〜図3および図5において、前記ケース本体8の前面を覆う前記前面カバー9は、合成樹脂によって背面が開放し上下面および左右両側面にそれぞれ開口部90を有する箱型に形成され、係合片91と係合部92との係合によってケース本体8の前面に着脱可能に取付けられることにより、前記温度設定用ダイヤルユニット12を覆っている。前面カバー9の周囲に形成されている4つの開口部90のうち下面側の開口部90aは、前記設定ダイヤル25を回転させて設定温度を変更する際のダイヤル操作孔を形成している。
前記前面カバー9の前面下部には左右方向に長い窓96が形成されており、この窓96には透明な透明板93が溶着によって固定されている。窓96の下縁には、設定ダイヤル25による冷房または暖房時の設定温度を示す数字94が表示されている。
図11において、前記空気調和用温度調節器1によって制御される空気調和機80は、エアハンドリングユニットと呼ばれる空気調和機であって、内部に冷却コイル100と温水コイル101と、冷却コイル100によって冷水と熱交換された冷却空気や、温水コイル101によって温水と熱交換された加熱空気を給気ダクト102に送風するファン103を備えている。
前記給気ダクト102に送風された冷却空気や加熱空気は、吹出口104から室内105に給気され、室内105を冷房または暖房する。室内105の壁面には、前記空気調和用温度調節器1が設置されており、室内105内の温度を検出している。
106は室内105の空気を還気するための還気ダクトであって、空気調和機80に連通している。107は冷却コイル弁、108は加熱コイル弁であって、これら冷却コイル弁107と加熱コイル弁108は、バルブアクチュエータ109,110によって弁開度が0〜100%の間で調整される。112は冷却コイル弁107から冷却コイル100に冷水を供給する往管、113は加熱コイル弁108から加熱コイル101に温水を供給する往管である。116は冷却コイル100から冷水を戻す還り管、117は加熱コイル101から温水を戻す還り管である。
図10において、120は設定値から室温が高くなるにしたがって開閉する冷却コイル弁107の開度を示すグラフである。同図に示すように、冷房設定温度(23℃)から室温が高くなるにしたがって、冷却コイル弁107の開度が直線的に大きくなり、所定の温度で100%の開度が得られる。121は設定値から室温が低くなるにしたがって開閉する加熱コイル弁108の開度を示すグラフである。同図に示すように、暖房設定温度(22℃)から室温が低くなるにしたがって、加熱コイル弁108の開度が直線的に大きくなり、所定の温度で100%の開度が得られる。冷房設定温度(23℃)と暖房設定温度(22℃)との差がゼロエナジーバンドBで、この場合1℃に設定されており、室温が冷房設定温度と暖房設定温度との間にあるときは、冷房コイル弁107と加熱コイル弁108はともに全閉状態であり、冷房も暖房も行われない。
次に、前記空気調和用温度調節器1の温度設定用ダイヤルユニット12において、設定ダイヤル25の回動操作による温度設定値と、デュアルダイアフラム56の膨張収縮による主スイッチ手段64の切替え動作との関係について説明する。なお、以下の説明では主調整用部材61を用いて冷房機器を制御する例について説明する。すなわち、主スイッチ手段64の共通端子64aおよび冷房出力端子64bから制御信号が空気調和機80の冷房機器に与えられる。
図9において、現在の室温が設定値(例えば、設定温度=23℃)以下の状態にあり、デュアルダイアフラム56が収縮した状態にあるものとする。この状態において、主スイッチ手段64のスイッチ部64dは暖房出力接点64c側に接触しており、冷房出力接点64bはOFFになっている、このため、冷房機器は冷房運転を停止している。室内の熱負荷によって室温が徐々に上昇し、それに応じてデュアルダイアフラム56が膨張してゆくと、デュアルダイアフラム56がプランジャ54を押圧する。このため、回動レバー50は図7において反時計方向に回動し、主調整用部材61のスイッチ部64dに対する押圧力を増大させる。この押圧力が所定の大きさになると、板ばねのスナップアクションによってスイッチ部64dが暖房出力接点64cから離間して冷房出力接点64bに接続される。これにより冷房制御信号がONになり、冷房機器が冷房運転を開始する。
スイッチ部64dと冷房出力接点64bとの接続により冷房運転が開始され、室温が設定温度よりも低下すると、デュアルダイアフラム56が収縮し、板ばねのスナップアクションによってスイッチ部64dを押し戻し、スイッチ部64dを暖房出力端子64c側に接続して、再び冷房出力がOFFになる。
冷房設定温度を低く設定する場合(例えば、23℃から21℃に)は、設定ダイヤル25を図4において時計方向に回動させて指示線36を前面カバー9の目盛94の表示値「21」に一致させる。設定ダイヤル25は図4において時計方向に回動されると前進してデュアルダイアフラム56に近づく。このため、温度設定部材29も設定ダイヤル25と一体に前進してデュアルダイアフラム56に対する押圧力を増大させる。したがって、室温のわずかな上昇に連れてデュアルダイアフラム56が僅かに膨張するだけで、デュアルダイアフラム56がプランジャ54を大きな力で押圧するようになる。その結果として、設定ダイヤル25を時計方向に回動操作する以前の温度(23℃)に比べて2°低い温度でスイッチ部64dが冷房出力端子64b側に接続され、冷房機器が冷房運転を開始するようになる。
次に、本発明に係る温度調節器1によって空気調和機80をゼロエナジーバンド制御を行う方法について説明する。
図11において、主調整用部材61と主スイッチ手段64を加熱コイル弁108用のバルブアクチュエータ110を制御する温度調節器として用い、従調整用部材62と従スイッチ手段72を冷却コイル弁107用のバルブアクチュエータ109を制御する温度調節器として用いる。主調整用部材61による設定値を22℃、従調整用部材62による設定温度を23℃に設定し、両設定値の間に1℃の温度差、すなわちゼロエナジーバンドBを設定する。
主調整用部材61による設定温度(22℃)は、設定ダイヤル25を回転させて指示プレート26の指示線36を前面カバー9に表示されている設定温度を示す数字94のうち「22」の数字に一致させることにより、設定することができる。従調整用部材62による設定温度(23℃)は指示板81を回動させて指示部81bを温度設定ラベル83に表示されている数値「1.0」の間に位置させる。なお、支持板81によるゼロエナジーバンドBの設定は、前面カバー9をケース本体8から取り外して行う。
このようにしてゼロエナジーバンドBを設定することにより、室温が23℃より高くなると、これに伴ってデュアルダイアフラム56が膨張し、従調整用部材62によってスイッチ部72dが押し下げられるので、冷房出力端子72bがONに切り替る。したがって、図10に示すように、冷却コイル弁107が開き始めるので、冷却コイル弁107から冷却コイル100に冷水が供給される。冷却された冷却空気は、ファン103によって給気ダクト102を通り吹出口104から室内105に送風され、室内105の冷房が開始される。室内105の室温が23℃まで低くなると、図10に示すように、冷却コイル弁107の開度が0%になり冷房が停止する。このとき、加熱コイル弁108を制御する主調整用部材61の設定値が22℃になっているので、暖房が開始されることはない。
一方、室温が22℃より低くなると、これに伴ってデュアルダイアフラム56が収縮するため、スイッチ部64dは主調整部材61による押し下げから解放されて暖房出力端子64cに接続され、暖房出力端子64cをONに切り替える。これにより図10に示すように、加熱コイル弁108が開き始めるので、加熱コイル弁108から加熱コイル101に温水が配管113を通って供給される。加熱コイル101において熱交換された加熱空気はファン103によって給気ダクト102に送風されるので、加熱空気が吹出口104から室内105に給気され、室内105の暖房が開始される。室内105の室温が上昇して22℃になると、図10に示すように、加熱コイル弁108の開度が0%になり暖房が停止する。このとき、冷却コイル弁107を制御する従調整用部材62の設定値が23℃になっているので、冷房が開始されることはない。
このように、冷房の設定温度23℃と暖房の設定温度22℃との間に1℃の温度差、すなわち、ゼロエナジーバンドBが設けられていることにより、過冷または過熱によるエネルギーの消費を少なくすることができるだけでなく、快適な環境を提供することができる。また、ゼロエナジーバンドBを設けるために、1つの温度設定用ダイヤルユニット12を用いるだけでよいので、構造が簡単で部品点数を削減でき、また装置自体を簡素化、小型化することができる。さらに、設定ダイヤル25によって設定値を可変設定し、指示板81を回動してゼロエナジーバンドBを所定の表示値に一致させればよいので、ゼロエナジーバンドBの設定操作も容易である。
次に、本発明に係る空気調和用温度調節器1によって、暖房または冷房をそれぞれ二段階で行う装置段間制御を図12に基づいて説明する。
同図において、パッケージ空気調和機120内には、一段目の電気ヒータ121および二段目の電気ヒータ122と、一段目の冷却用コンプレッサ123および二段目の冷却用コンプレッサ124と、これらコンプレッサ123,124からの冷媒を熱交換する一段目の冷却コイル125および二段目の冷却コイル126とが設けられている。130は冬用の温度調節器であって、その温度設定用ダイヤルユニット132が一段目と二段目の電気ヒータ121,122を制御するように接続されている。この冬用の温度調節器130においては、温度設定用ダイヤルユニット132によって設定された暖房設定値に室温が達すると、先ずその従調整部材62によるスイッチ部72dの押し下げが解放され、暖房出力端子72cがONに切り替るように構成されている。そして、さらに前記暖房設定値より室温が所定値下がると、主調整部材61によるスイッチ部64dの押し下げも解放され、暖房出力端子64cがONに切り替わるように構成されている。なお、冬用と夏用の温度調節器130,131は、前述した温度調節器1と同一構造である。
夏用の温度調節器131は、その温度設定用ダイヤルユニット133が一段目と二段目の冷却用コンプレッサ123,124を制御するように接続されている。この夏用の温度調節器131においては、温度設定用ダイヤルユニット133によって設定された冷房設定値に室温が達すると、その主調整部材61によってスイッチ部64dが押し下げられ、冷房出力端子64bがONに切り替るように構成されている。そして、さらに前記冷房設定値より室温が所定値上がると、従調整部材62によるスイッチ部72dも押し下げられ、冷房出力端子72bがONに切り替わるように構成されている。
次に、このような構成における空気調和機の制御動作を説明する。
冬用の温度調節器130の設定ダイヤル25を回動させて暖房設定値(一段目のヒータ121のみONにする室温)を23℃に設定する。指示板81と従調整用部材62を一体に回動させて二段目のヒータ122もONにする室温の設定値を22℃に設定する。したがって、ゼロエナジーバンド(段間温度)は「1」である。このように設定することにより、室温が23℃まで低くなると、従スイッチ手段72がONに切り替わって一段目のヒータ121をONにするため暖房が開始される。この一段目のヒータ121の暖房にもかかわらず室温が下がり、22℃まで低くなると、主調整用部材61が動作して主スイッチ手段64も切り替わり、二段目のヒータ122をONにする。したがって、暖房能力が強化され室温が下がり過ぎることを防止する。
一方、夏用の温度調節器131の設定ダイヤル25を回動させて冷房設定値(一段目のコンプレッサ123のみONにする室温)を24℃に設定し、指示板81と従調整用部材62を一体に回動させて二段目のコンプレッサ124もONにする室温を設定値を25℃に設定する。したがって、ゼロエナジーバンド(段間温度)は同じく「1」である。このように設定することにより、室温が24℃まで高くなると、主スイッチ手段64がONに切り替わって一段目の冷却コンプレッサ123が作動し、冷媒が一段目の冷却コイル125に供給されるので冷房が開始される。この一段目の冷却コイル125の冷房にもかかわらず、室温が上がり、25℃まで高くなると、従スイッチ手段72が切り替わり、これにより二段目の冷却コンプレッサ124も作動し、冷媒が二段目の冷却コイル126に供給されてさらに冷房能力が強化され、室温が上がり過ぎることを防止できる。
図13はスイッチ手段の他の実施の形態を示す図である。
上述した実施の形態においては、主スイッチ手段64(従スイッチ手段72も同様)を、スイッチ部64dの押下と押下の解放によって、冷房出力端子64bのONと暖房出力端子64cのONとに切り替える2位置スイッチを用いた例を示したが、これに限らず比例制御用スイッチ150を用いてもよい。すなわち、このスイッチ手段150は、比例出力端子151、逆動作の反比例出力端子152および共通端子153を備え、比例出力端子151と反比例出力端子152の間に可変抵抗器154を設け、主調整用部材61の上下動により両端子151,152からの出力を変化させるようにしたものである。
本発明に係る空気調和用温度調節器の一実施の形態を示す通常取付時における外観斜視図である。 取付面からの突出寸法を大きくして取付けた状態を示す同温度調節器の外観斜視図である。 同温度調節器の分解斜視図である。 前カバーを取り外して示す正面図である。 図4の前カバーがついた状態におけるV−V線断面図である。 同温度調節器のデュアルダイアフラムを取り外して示す正面図である。 図6のVII −VII 線断面図である。 (a)、(b)はフリクションリングの正面図およびA−A線断面図である。 同温度調節器のスイッチ部を示す概略図である。 ゼロエナジーバンドを形成する設定値の両側の温度における弁の開度を示す図である。 本発明に係る空気調和用温度調節器によってゼロエナジーバンドの制御を行う状態を説明するための構成図である。 本発明に係る空気調和用温度調節器によって、暖房と冷房を二段階で行う装置の段間制御を行う状態を説明するための構成図である。 同温度調節器のスイッチ部の他の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1…温度調節器、8…ケース本体、9…前面カバー、12…温度設定用ダイヤルユニット、25…設定ダイヤル、29…温度設定部材、41…フリクションリング、50…回動レバー、54…プランジャー、56…デュアルダイアフラム、61…主調整用部材、62…従調整用部材、64…主スイッチ手段、72…従スイッチ手段、81…指示板。

Claims (1)

  1. 回動自在でかつ回動に伴って進退移動する1つの設定ダイヤルと、
    前記設定ダイヤルに進退可能に設けられた1つの温度設定部材と、
    前記設定ダイヤルの後方に前後方向に回動自在に配置された1つの回動レバーと、
    前記回動レバーと前記設定ダイヤルとの間に前後移動自在に配置された周囲温度によって膨張または収縮する1つの感温膨張部材と、
    前記回動レバーに進退移動自在に設けられ前記温度設定部材とともに前記感温膨張部材を挟持する1つの挟持部材と、
    同じく前記回動レバーにそれぞれ進退移動可能に設けられた主調整用部材および従調整用部材と、
    前記主調整用部材、従調整用部材によってそれぞれ作動される主スイッチ手段および従スイッチ手段と、
    前記従調整用部材に設けられ前記主スイッチ手段と前記従スイッチ手段との動作タイミングのずれを設定する操作部と、その動作タイミングのずれをゼロエナジーバンドとして前記主スイッチ手段と前記従スイッチ手段を動作させるときの温度の差を指示する指示部とで構成される指示部材と、
    を備えたことを特徴とする空気調和用温度調節器。
JP2003434008A 2003-12-26 2003-12-26 空気調和用温度調節器 Expired - Fee Related JP4331587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003434008A JP4331587B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 空気調和用温度調節器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003434008A JP4331587B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 空気調和用温度調節器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005188900A JP2005188900A (ja) 2005-07-14
JP4331587B2 true JP4331587B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=34791205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003434008A Expired - Fee Related JP4331587B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 空気調和用温度調節器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4331587B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005188900A (ja) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7741947B2 (en) Dual contact bimetallic thermostat
EP3086008B1 (en) Shape memory alloys
US3273850A (en) Zone valve
JP4331587B2 (ja) 空気調和用温度調節器
AU743948B2 (en) Thermally powered diffuser
JP2008522109A (ja) Ptcヒーター作動による冷蔵庫のダンパー
JP2005190947A (ja) 空気調和用温度調節器
US5615829A (en) Air conditioning system thermostat having adjustable cycling rate
JP3846686B2 (ja) 空気調和用の温度調節器
WO2016174475A1 (en) An electronic radiator valve regulator, a radiator valve assembly and a radiator control system
WO2006051635A1 (ja) サーモアクチュエータ付き換気装置
EP3382492B1 (en) Thermostatic actuator for radiator valve and zoned heating system comprising same
US10677471B2 (en) Electronic thermostat for an oven
US5226590A (en) Adaptor for mounting temperature sensitive duty cycling control with flexible duct work
US6986468B2 (en) Home comfort control using combined temperature and humidity measurements
US2706229A (en) Compensating thermostat
US4420736A (en) Heating and cooling thermostat with limiting action selected by a single lever changeover switching apparatus
KR200186373Y1 (ko) 수온감지식 난방온도 원격조절장치
US3140372A (en) Spring-clip mounted manually operable means for modifying the action of an automatic control device
US4144515A (en) Adjustable condition responsive control
US2693518A (en) Thermostat
US4385659A (en) Heating and cooling thermostat set points limits set by changeover lever
US2719199A (en) Thermostat
CN2521739Y (zh) 单相体胀型压力式控温器
JPH0618178Y2 (ja) 冷気流入制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140626

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees