JP4331530B2 - 指操作式スプレーポンプ - Google Patents

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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アトマイザ装置によってエアロゾル製品を噴霧するための指操作式ポンプに関する。詳細には、本発明は、請求項1の上位概念部による指操作式スプレーポンプを出発点とする。
【0002】
【従来の技術】
慣用のエアロゾル指操作式スプレーポンプは、シリンダ/ピストン装置によって通常4barの圧力を発生する。これらのポンプは、とにかく10barよりも小さな圧力を操作し、これよりも高い圧力には向いていない。なぜならば、シリンダ/ピストン弁装置が薄いプラスチックにおいて成形されているからである。しかしながら、従来の技術においては、より高い圧力はとにかく達成することができないと理解されている。なぜならば、オペレータの手の指によって提供される平均的な操作力は、通常約10Nであり、極端な場合にも30Nを越えることはないからである。
【0003】
従来の指操作式スプレーポンプのシリンダ/ピストン装置において生ぜしめられる圧力は低いので、霧化される液体は低速でなければならない。これは、アルコール及び水のような大量の溶剤が、液体の粘度を低下させるために液体の配合において必要とされることを意味する。慣用のエアロゾル指操作式スプレーポンプにおいて使用される液体の高レベル溶剤配合は、使用者によって“湿っている”と認識されるスプレーにつながる。溶剤の量を減じることは、液体がより粘性となり、噴霧されるのがより困難になることを意味する。スプレーポンプにおける圧力を高めるために、利用できる指の力がより高い圧力に変換されることができるように、機械的なアドバンテージリンケージが必要とされる。しかしながら、このことは、指自体の行程長さと比較して、ピストン行程を減じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、液体の“乾燥した”噴霧、すなわち従来のエアロゾル指操作式スプレーポンプよりも著しく少ない溶剤を使用して液体の噴霧を生ぜしめるための、少量の液体を霧化することができる指操作式スプレーポンプシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、上位概念部の特徴を備えかつ付加的に請求項1の特徴部の特徴を有する指操作式スプレーポンプによって達成された。本発明によれば、指の力を増大させるための機械的なアドバンテージリンケージは、シリンダ/ピストンシステムの直径が減じられるならば排除されることができることが分かった。ピストンの直径が小さくなると、スプレーポンプによって得られる圧力が高くなる。しかしながら、アトマイザのノズル直径は、主たる請求項の相応の特徴に従って構成されるピストン直径に適応させられなければならない。最後に、スプレーポンプの部材が10barよりも高い作動圧力に耐えるような材料から製造されていさえすれば、このようなより高い作動圧力を得ることができる。
【0006】
指操作式スプレーポンプの有利な特徴は従属請求項から得ることができる。請求項2に記載されたピストン行程は、指操作式スプレーポンプの使用者の元来の指行程の通常かつ快適な行程長さに適応させられる。
【0007】
請求項3に記載された噴霧行程ごとの液体供給量は、香水用途のような多くの種類の用途にとって有利である。
【0008】
ピストンが中空ピストンとして形成されていて、ひいては中空ピストン内に形成された通路手段を有していると特に有利である。このことは、液体容器に定置に取り付けられたピストン(請求項4)又はアクチュエータに定置に取り付けられたピストン(請求項5)を備えた両変化実施例にとって有利である。有利なピストン内径が請求項6に記載されており、金属毛管としての中空ピストンの有利な実施形態は請求項7の主題である。同時に通路手段を形成している中空ピストンとしての金属毛管の使用は、このような指操作式スプレーポンプのための有利な液体としての高粘性香水油に完全に適している。
【0009】
スプレーポンプにおいて実現される多数の選択的な特徴は、例えば、アトマイザを保護するためのフィルタ(請求項11)、シリンダ内への空気進入を妨げるための第2の一方向弁手段(請求項12)、液体容器における圧力平衡を可能にするために剛性の液体容器に設けられた通気手段(請求項14)である。
【0010】
剛性の液体容器に代わる興味深い選択肢は、より剛性の外部保護手段内に設けられた、通路手段に直接に接続された収縮可能バッグ(請求項15)であってよい。
【0011】
本発明は、比較的な粒子の小さな少量のエアロゾル噴霧を生ぜしめる指操作式スプレーポンプに関する。本発明は、著しく減じられた量の溶剤を含む液体の配合に適していると理想的である。生ぜしめられた噴霧は“乾燥した”感覚を与える。スプレーは、香水、ボディースプレー、ヘアスプレー及びその他の表面又は空間スプレー等の用途によく適している。
【0012】
本発明の有利な実施形態を以下に図面を参照に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、指操作式スプレーポンプである、本発明の第1実施例を示している。この指操作式スプレーポンプは、ここでは剛性の容器として形成されている液体容器1を有しており、この液体容器1は、液体2の供給部を含むものとする。シリンダ3は液体のポンプ容積4を含む。シリンダ3は、一端においてアトマイザ5に接続されており、容器1から液体の所定の分量を含有し、この分量は噴霧行程においてアトマイザ5を介して噴出される。
【0014】
アトマイザ5は、ノズル出口の前方にスワール室を備えたスワール室タイプであってよい。しかしながら、ダブルジェットインペンダタイプ、又は機械的なブレーキアップノズル特性を実現するあらゆるその他のタイプであってよい。このようなアトマイザ5の概念は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第10154237号明細書に記載されている。しかしながら、アトマイザは、特定の要求が満たされなければならない場合には、液体のジェットを生ぜしめてもよい。
【0015】
図1は、ピストン6がシリンダ3内にシールされながら取り付けられておりかつ噴霧行程においてシリンダ3内でこのシリンダ3に対して可動であることを示している。シリンダ3内の容積は減じられており、シリンダ3のポンプ容積4における液体の相応の量がアトマイザ5を介して噴射される。戻り行程において、ピストン6はシリンダ3内でこのシリンダに対して可動であり、シリンダ3内の容積が増大され、相応の量の液体が液体容器1からシリンダ3内へ引き込まれる。図1は、戻り行程の終了時、すなわち噴霧行程の開始時における、この実施例の部分のピストンを示している。
【0016】
通路手段7は、シリンダ3を、液体容器1内の液体2の供給部に接続させている。通路手段7に設けられた一方向弁手段8は、液体供給部2からシリンダ3へのみ液体の流れを許容し、その反対方向には流れを許容しない。アクチュエータ9は、シリンダ3に対して直角に取り付けられかつ短い接続ダクト3′によってシリンダ3と接続されたアトマイザ5を有している。
【0017】
指操作式アクチュエータ9が、図1に示されており、指先も図1に概略的に示されている。指先の力によって、アクチュエータ9は噴霧行程において液体容器1に対して、すなわち図1においては下方へ可動であり、戻り行程において反対方向に液体容器1に対して(図1においては上方へ、図1は戻り行程の最後を示している)可動である。アクチュエータ9の移動は、シリンダ3に対してピストンを移動させ、噴霧行程において、アトマイザ5を介してポンプ容積4内の液体を噴出する。戻り行程は戻りばね力によって生ぜしめられる。図1の実施形態においては、戻しばね力は、ここではコイルばねとして示された戻しばね10によって提供される。
【0018】
噴霧行程においてシリンダ3内に圧力上昇が生じることができるように、ピストン6はシリンダ3内にシールされながら取り付けられている。図1においてシールはリングシール6′として概略的に示されている。しかしながら、ピストン6とシリンダ3との間のシールは、ピストン5に取り付けられた中実シールであるか又は、十分な粘性の液体2のためのシール特性を有する、ピストン6とシリンダ3との間の極めて小さな間隙によって実現された単なる間隙シールであってもよい。
【0019】
本発明によれば、ピストン6の外径と、対応するシリンダ3の内径とは、0.5mm〜約4.0mm、有利には約1.0mm〜約3.0mm、最も有利には約1.5mm〜約2.5mmである。アトマイザ5のノズル直径は、15μm〜150μm、有利には約30μm〜約100μmである。平均的な指の力による噴霧行程中のシリンダ3内の作動圧力は、10bar〜400bar、有利には約40bar〜約200bar、最も有利には約50bar〜約100barである。アトマイザ5と、シリンダ3と、ピストン6と、一方向弁手段8とは、より高い作動圧力に耐えられるような材料から製造されている。
【0020】
有利なこの実施例においては、ピストン行程は2〜30mm、有利には約15mm〜20mmであり、このピストン行程は、スプレーポンプの使用者の指の通常行程に快適に適応させられている。
【0021】
上に説明したように、指操作式スプレーポンプは、少量の溶剤を含有する少量の高粘度液体が噴霧されることができるという利点を有する。有利には、噴霧行程毎の液体用量は、5μl〜300μl、有利には約10μl〜約100μl、最も有利には約20μl〜50μlである。
【0022】
図1は、実質的に有利な実施例を示しており、この場合、ピストン6が液体容器1に定置に取り付けられておりかつ、同時に通路手段7を形成した中空ピストンとして形成されており、通路手段が一端において直接に又は浸漬チューブ11を介して液体2の供給部に接続されておりかつ他端においてシリンダ3に接続されている。実際には、ピストン6は液体容器1に定置に取り付けられているのに対して、シリンダ3及びアトマイザ5はアクチュエータ9内に配置されている。シリンダ3及びアトマイザ5を備えたアクチュエータ9全体は、戻しばね10の戻しばね力に抗して、噴霧行程において、図1に示された位置から下方へ液体容器1に向かって移動させられる。通路手段7は、ピストン6自体に一体的に形成されており、ピストン6は中空ピストンである。
【0023】
有利な実施例においては、中空ピストン6の内径は約0.2mm〜約3.0mm、有利には約0.5mm〜約1.0mmである。特に有利な実施例では、中空ピストン6は金属毛管として形成されている。
【0024】
有利な実施例においてより高い作動圧力に耐えるために、アクチュエータ9の本体は金属、有利にはアルミニウムから、又は高耐圧性プラスチックから形成されている。毛管さえも、特別に選択されたプラスチックから形成されていてよい。
【0025】
図1の実施例における一方向弁手段8は、通路手段7の入口端部、すなわちこの実施例においては中空ピストン6の入口端部に取り付けられている。しかしながら、択一的な位置は、出口端部又は、入口端部と出口端部との間の位置であってよい。高圧スプレーポンプのための一方向弁手段8の特定の位置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19536902号明細書に記載されている。しかしながら、慣用的な解決手段として、通路手段7には、入口端部に付加的な逆止め弁(ボール弁)が装着されていることができる。
【0026】
図6は、極めて類似した指操作式スプレーポンプの択一的な実施例を示している。図1に示されたものと同じスプレーポンプの部材は、同じ参照符号で示されており、付加的な説明は必要としない。しかしながら、この場合ピストン6はアクチュエータ9に定置に取り付けられておりかつ中空ピストンとして形成されており、この中空ピストンは同時にシリンダ3とアトマイザ5と接続させる接続手段13を形成している。この場合、シリンダ3は、液体容器1に定置に取り付けられており、ピストン6はアクチュエータ9に定置に取り付けられている。
【0027】
第3の構造は図示されていない。この場合、シリンダ3は、通路手段7及び弁手段8を介して容器1に定置に接続されている。シリンダ3は3つのアームを備えたT字形であってよく、アームはそれぞれ容器1と、アトマイザ5と、シールされながら取り付けられたピストン6とに接続されている。アクチュエータ9は、戻しばね10に加えて中実ピストン6を有している。これは、このようなシリンダ・ピストンアセンブリのより伝統的な構造である。
【0028】
図2は、図1と同様のスプレーポンプを示しているが、付加的に、アトマイザ5を保護するためにシリンダ3とアトマイザ5との間にフィルタ14が設けられていることを示している。
【0029】
図3は、図2と同様のスプレーポンプを示しているが、付加的に、戻し行程中にアトマイザ5を介してシリンダ3内に空気が進入するのを妨げる第2の一方向弁手段15が、アトマイザ5とシリンダ3との間に設けられていることを示している。
【0030】
図1、図2、図3は全て、剛性のボトルとしての液体容器1を示しており、この液体容器は、この液体容器、特に図1、図2、図3に概略的に示された容器1の閉鎖部材12に定置に結合された通路手段7/ピストン6を備えている。
【0031】
図1、図2、図3に示された剛性の容器1を備えた実施例のために、フレキシブルなリップ手段を備えた弁としての通気手段16が配置されている。容器1の閉鎖部材12も、液体容器1内の圧力平衡のために空気を進入させる幾つかの手段を組み込まれていることができる。通気手段16は、機械的に操作される一方向弁であってよく、噴霧行程の最後の区間の間に、アクチュエータ9における対応する操作配列によって開放される。
【0032】
図4は、図3と同様の別の実施例を示しているが、液体容器1は剛性のボトルではなく、通路手段7に直接に結合された収縮可能なバッグである。この液体容器1としての収縮可能なバッグ自体は、外部保護ハウジング17内に取り付けられており、この外部保護ハウジング17自体は閉鎖部材12によって閉鎖されており、閉鎖部材12はやはり通路手段7/ピストン6を支持している。
【0033】
外部保護ハウジング17は通気手段16を有しており、この通気手段16は、行程に応じて収縮可能なバッグが空になるのに応じて、外部保護ハウジング17内に空気を進入させる。
【0034】
収縮可能なバッグの形式の液体容器1は、空気(酸素)の望ましくない進入を防止するために、ラミネートされたタイプであってよい。剛性の容器1は、液体に気泡が形成されるのを妨げるように直径の十分に小さな長いチューブであってよい。
【0035】
図5は、図1と同様の指操作式スプレーポンプを示しているが、アトマイザ5はシリンダ3及びシリンダのポンプ容積4と直列に配置されている。フィンガパッド18が、アトマイザ5の側方に示されている。
【0036】
指操作式スプレーポンプは、剛性の容器1を備えていても上下逆さに使用されてよく、その場合、浸漬チューブ11は必要なく、短い通路手段7のみが必要である。
【0037】
図1に関連して説明した、本発明による指操作式スプレーポンプを操作するために、アクチュエータ9の上面に指押圧力が加えられる。シリンダ3のポンプ容積4内の液体は、圧力下で、接続ダクト3′及びアトマイザ5を通過させられ、アトマイザ5の外側に噴霧を形成する。このように生ぜしめられた噴霧の質量平均粒子直径は、5〜100μmである。
【0038】
一方向弁手段8は、噴霧中に液体が容器1へ戻るのを防止する。指押圧力がアクチュエータ9から排除されると、戻しばね10がアクチュエータ9を通常位置へ戻す(これは戻り行程である)。このようにする時に、液体2は浸漬チューブ11及び通路手段7を介してシリンダ3内のポンプ容積4内に吸い上げられる。次の噴霧行程が準備され、直ぐに開始されることができる。
【0039】
噴霧行程が、シリンダ3内の液体の新鮮な容積のみを用いて行いたいならば、アクチュエータ9を容器1において最も下方の位置(噴霧行程の終端)に固定する固定手段19が設けられていてよい。指操作式スプレーポンプを作動させる前に、第1の戻り行程のために固定手段は解放されなければならない。図6は、保持クリップとしてのこのような固定手段19を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】剛性液体容器及び浸漬チューブを備えた指操作式スプレーポンプの第1実施例を概略的に示す図である。
【図2】アトマイザの背後に一方向弁を備えた、図1の変化実施例を示す図である。
【図3】アトマイザの背後に一方向弁及びフィルタを備えた、図1と同様のスプレーポンプを示す図である。
【図4】外部保護ハウジング内に収容された収縮バッグの形式の液体容器を備えた第2実施例を示す図である。
【図5】図1の実施例と同様の第3実施例を示す図であるが、アトマイザがアクチュエータ内のシリンダと直列に配置されている。
【図6】アクチュエータに取り付けられた中空ピストンと液体容器に定置に取り付けられたシリンダとを備えた第4実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 液体容器、 2 液体、 3 シリンダ、 4 ポンプ容積、 5 アトマイザ、 6 ピストン、 6′ リングシール、 7 通路手段、 8 一方向弁手段、 9 指操作式アクチュエータ、 10 戻しばね、 11 浸漬チューブ、 14 フィルタ、 16 通気手段、 17 外部保護ハウジング、19 固定手段

Claims (12)

  1. 指操作式スプレーポンプであって
    液体(2)の供給部を含むための液体容器(1)と、シリンダ(3)とが設けられており、該シリンダが、一端においてアトマイザ(5)に接続されていてかつ容器(1)からの液体の一部を含むようになっており、液体の一部がアトマイザ(5)を介して噴射されるようになっており、
    ピストン(6)が設けられており、該ピストンが、シリンダ(3)内にシールされながら取り付けられておりかつ、噴霧行程においては、シリンダ(3)内の容積が減じられてこれに対応するシリンダ(3)内の液体量がアトマイザ(5)を介して噴射されるように、また、戻り行程においては、シリンダ(3)内の容積が増大されてこれに対応する液体量が液体(2)の供給部からシリンダ(3)内に引き込まれるように、シリンダ(3)内で該シリンダに対して可動であり、
    シリンダ(3)を液体容器(1)内の液体供給部(2)と接続させた通路手段(7)が設けられており、
    液体(2)の供給部からシリンダ(3)へのみ液体を流過させる、通路手段(7)における一方向弁手段(8)が設けられており、
    指押圧力によって液体容器(1)に対して移動可能な指操作式アクチュエータ(9)が設けられており、該アクチュエータ(9)の移動がシリンダ(3)に対するピストン(6)の移動を生ぜしめるようになっており、
    ピストン(6)の外径と、シリンダ(3)の対応する内径とが、約0.5mm〜約4.0mmであり、
    アトマイザ(5)のノズル直径が、15μm〜150μmであり、
    霧行程中のシリンダ(3)内の作動圧力が、10bar〜400barである形式のものにおいて、
    前記アクチュエータ(9)が、噴霧行程において指押圧力によって液体容器(1)に対して移動可能であり、また、戻り行程において反対方向へ液体容器(1)に対して移動可能であることを特徴とする、指操作式スプレーポンプ。
  2. 前記ピストン行程が、2〜30mm、有利には約15mm〜約20mmである、請求項1記載の指操作式スプレーポンプ。
  3. 噴霧行程毎の液体用量が、5μm〜300μm、有利には約10μm〜約100μm、最も有利には約20μm〜約50μmである、請求項1又は2記載の指操作式スプレーポンプ。
  4. 前記ピストン(6)が、液体容器(1)に定置に取り付けられておりかつ、同時に通路手段(7)を形成した中空ピストンとして形成されており、前記通路手段が、一端において直接に又は浸漬チューブ(11)を介して液体供給部(2)に、他端においてシリンダ(3)に接続されており、好適には、前記中空ピストン(6)の内径が、約0.2mm〜約3.0mm、有利には約0.5mm〜約1.0mmであり、前記中空ピストン(6)が、金属の毛管として形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  5. 前記ピストン(6)が、アクチュエータ(9)に定置に取り付けられておりかつ、同時に接続手段(13)を形成した中空ピストンとして形成されており、前記接続手段がシリンダ(3)をアトマイザ(5)に接続させている、請求項1から3までのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  6. 前記アクチュエータ(9)の本体が、金属、有利にはアルミニウムから又は高耐圧性プラスチックから形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  7. 前記ピストン(6)が、液体容器(1)に定置に取り付けられており、シリンダ(3)及びアトマイザ(5)がアクチュエータ(9)内に又はアクチュエータ(9)の一部として配置されている、請求項5を除く請求項1から6までのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  8. 前記シリンダ(3)が液体容器(1)に定置に取り付けられており、ピストン(6)がアクチュエータ(9)に定置に取り付けられている、請求項4を除く請求項1から7までのいずれか1項記載の記載の指操作式スプレーポンプ。
  9. 前記アトマイザ(5)を保護するためのシリンダ(3)とアトマイザ(5)との間にフィルタ(14)が設けられており、及び/又は、戻り行程中にアトマイザ(5)を介してシリンダ(3)内に空気が進入するのを妨げる第2の一方向弁手段(15)が、アトマイザ(5)とシリンダ(3)との間に設けられている、請求項1からまでのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  10. 前記液体容器(1)が剛性のボトルであり、該ボトルが、該ボトルに定置に結合された通路手段(7)を備えており、好適には、前記剛性の液体容器(1)に、液体容器(1)内の圧力平衡を提供するための通気手段(16)が設けられている、請求項1からまでのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  11. 前記液体容器(1)が、通路手段(7)に直接に結合された収縮可能なバッグである、請求項1からまでのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
  12. 前記アクチュエータ(9)を最も下方に位置において容器(1)に固定する固定手段(19)が設けられており、該固定手段が、スプレーポンプを作動させる前に第1の戻り行程のために解放可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載の指操作式スプレーポンプ。
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