JP4329742B2 - 光ファイバシートの作製方法及び光ファイバプレシートの作製方法 - Google Patents
光ファイバシートの作製方法及び光ファイバプレシートの作製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4329742B2 JP4329742B2 JP2005229202A JP2005229202A JP4329742B2 JP 4329742 B2 JP4329742 B2 JP 4329742B2 JP 2005229202 A JP2005229202 A JP 2005229202A JP 2005229202 A JP2005229202 A JP 2005229202A JP 4329742 B2 JP4329742 B2 JP 4329742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- sheet
- optical
- base material
- opening window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
光ファイバシートは、有機導波路等より伝送損失が低い、超高bit rate伝送に適する、クロス配線が容易、基板間・機器間配線にも光ファイバが用いられることが多いのでこの配線との接続損失が小さい等の利点がある。
また、光ファイバテープでは、接続位置がオフセットしている場合には直線的な配線ができず、図7(A)及び(B)に示すように、少なくとも一度回転させて接続しなければならず不適であるが、光ファイバシートはオフセットや分岐にも対応できるという利点がある。すなわち、基板101上の光電変換モジュール102と、光ファイバテープ103により接続する光コネクタ104が近距離でオフセットしている場合には、光ファイバテープ103は横方向に屈曲しにくいため、上方で回転させて接続距離を長くして接続しなければならないという欠点がある。
通常、光ファイバシートは、片面に粘着層を有する樹脂シートの粘着層に光ファイバを所定の配線パターンをもって貼り付け、その上から、同様に、片面に粘着層を有する樹脂シートを貼り合わせ、2枚の樹脂シート間に複数本の光ファイバを挟み込んで固定した構造になっている。従って、光ファイバシートでは、接続点がオフセットしている場合や、クロス配線も可能である。また、光コネクタ付きの光ファイバシートは、前述した光ファイバシートに配線された光ファイバの、光ファイバシートから外側に延出した端部に光コネクタを取り付けて製作することができる。
図1は本発明の光ファイバプレシートの作製方法によって作製される光ファイバプレシートの平面図、図2(A)は光ファイバプレシートに含まれる光ファイバシートを示す平面図、図2(B)は(A)中B−B位置の断面図、図3は光ファイバプレシートから切り出された光ファイバシートを示す平面図、図4(A)は光ファイバシートを用いて光部材間を接続した状態を示す正面図、図4(B)は光ファイバシートを用いて光部材間を接続した状態を示す平面図である。
光ファイバプレシート30は、一方の面に粘着層15を有する前記基材13の、前記複数個の光配線パターン12の境界位置に対応して設けられている開口窓16を通過するように、当該粘着層15上に少なくとも1本の光ファイバ11を連続的に配線して既述の複数個の光配線パターン12を形成し、基材13の開口窓16に対応して開口17が設けられた保護材14を基材13上に重ね合わせて一体化したものである。
そして、光ファイバシート10は、光ファイバプレシート30を切断する切断線19と、前述した光ファイバプレシート30の開口窓16を通過する光ファイバ11を当該光ファイバ11に交差する切断線18bとによって切断して、少なくとも1個の光配線パターン12を含むように切り出すことにより作製される。
なお、基材13及び保護材14を、難燃性の材質から形成するのが望ましい。これにより、難燃性の光ファイバシート10を作製することができ、発熱部を有する電子機器内等に使用することができるようになる。
ブリッジ部18の上面にも粘着層18aが設けられていて、光ファイバ11は開口窓16においてブリッジ部18の上面に付着されて支持されている。ブリッジ部15が粘着層18aを有しているので、複数の光ファイバを不揃いなく位置決めして切断でき、切断後も光コネクタを取り付ける直前まで不揃いのない状態で維持できる。ブリッジ部18の粘着層18aは基材13上の粘着層15よりも粘着力が弱いものとなっている。このため、単一ユニットとなる光ファイバシート10を切り出した際に、ブリッジ部を容易に分離させて取り除くことができるようになっている。なお、ブリッジ部18の粘着層は、粘着力が小さなテープを貼り付けることにより容易に設けることができる。
これにより、予め設けられている開口窓16の中央において光配線パターン12を切断するので、正確な長さの光ファイバシート10を作製することができる。また、切断時には、光ファイバ11の切断線18bに傷をつけ、光ファイバプレシート10を曲げるようにして光ファイバ11aを劈開するので、きれいな切断面で切断することができその後の切断面の研磨処理が不要になる。
なお、コネクタ21を取り付ける際に、光ファイバ11aの端部の被覆を除去することになるが、除去長さが短いことに加えて、刃とヒータを用いた加熱リムーバを用いることにより、正確で失敗のない除去が可能である。
また、光配線パターン12を構成している光ファイバ11の本数は、図示されているもの限らず、任意の本数が可能である。
また、前述した実施形態では、光ファイバ11を基材13に貼り付ける場合に付いて説明したが、粘着層15が厚い場合には、光ファイバ11を粘着層15に埋め込むようにして光配線パターン12を形成することもできる。
分岐する場合には、光配線パターン12の境界位置に対応して設けられている開口窓16が分岐した後の境界位置にも設けられることになるので、1個の光ファイバシート10には少なくとも3個の開口窓16が設けられることになる。
11 光ファイバ
12 光配線パターン
13 基材
14 保護材
15 粘着層
16 開口窓
17 開口
18 ブリッジ部
18b 切断線
20 光ファイバモジュール
21 コネクタ
30 光ファイバプレシート
Claims (6)
- 光ファイバを配置して形成される光配線パターンを、基材及び保護材でラミネートした構造の光ファイバシートの作製方法であって、
一方の面に粘着層を有する前記基材の、複数個の前記光配線パターンの境界位置に対応して設けられている開口窓を通過するように、当該粘着層上に少なくとも1本の光ファイバを連続的に配線して複数個の前記光配線パターンを形成する光ファイバ配線工程と、
前記基材の前記開口窓に対応して開口された前記保護材を前記基材上に重ね合わせて光ファイバプレシートを一体的に形成する光ファイバプレシート形成工程と、
前記プレシートにおける所定の前記開口窓を通過する前記光ファイバを当該光ファイバに交差する切断線によって切断して、少なくとも1個の前記光配線パターンを含む光ファイバシートを切り出す切出し工程と、を備えたことを特徴とする光ファイバシートの作製方法。 - 前記光ファイバに、前記開口窓の略中央において傷をつけた後、前記基材及び前記保護材に曲げ応力をかけて前記光ファイバを劈開することを特徴とする請求項1記載の光ファイバシートの作製方法。
- 前記開口窓において前記光ファイバを支持するブリッジ部を、前記開口窓を横断するように前記基材上に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバシートの作製方法。
- 前記ブリッジ部と前記光ファイバとの粘着力は、前記粘着層の前記保護材との粘着力よりも低いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバシートの作製方法。
- 前記基材及び前記保護材が難燃性の材質から形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光ファイバシートの作製方法。
- 光ファイバを配置して形成される複数個の光配線パターンを、基材及び保護材でラミネートした構造の光ファイバプレシートの作製方法であって、
一方の面に粘着層を有する前記基材の、前記複数個の光配線パターンの境界位置に対応して設けられている開口窓を通過するように、当該粘着層上に少なくとも1本の光ファイバを連続的に配線して前記複数個の光配線パターンを形成する光ファイバ配線工程と、
前記基材の前記開口窓に対応して開口された前記保護材を前記基材上に重ね合わせて一体化する工程と、を備えたことを特徴とする光ファイバプレシートの作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229202A JP4329742B2 (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 光ファイバシートの作製方法及び光ファイバプレシートの作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229202A JP4329742B2 (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 光ファイバシートの作製方法及び光ファイバプレシートの作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007047249A JP2007047249A (ja) | 2007-02-22 |
JP4329742B2 true JP4329742B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=37850147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005229202A Expired - Fee Related JP4329742B2 (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 光ファイバシートの作製方法及び光ファイバプレシートの作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4329742B2 (ja) |
-
2005
- 2005-08-08 JP JP2005229202A patent/JP4329742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007047249A (ja) | 2007-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4205170B2 (ja) | コネクタタブを有する可とう性フォイル | |
CN102081205B (zh) | 光电复合配线模块及其制造方法 | |
US8942520B2 (en) | Optical waveguide board having guided structure and method of manufacturing the same, and method of manufacturing optical-electrical hybrid board | |
KR100451635B1 (ko) | 섬유 블록과 파이프 블록, 및 이를 이용하여 다층인쇄회로기판의 층간 광신호를 연결하는 방법 | |
US7130498B2 (en) | Multi-layer optical circuit and method for making | |
CN105683797B (zh) | 柔性玻璃光波导结构 | |
Pitwon et al. | Pluggable electro-optical circuit board interconnect based on embedded graded-index planar glass waveguides | |
WO2017134985A1 (ja) | 光導波シート、光伝送モジュール及び光導波シートの製造方法 | |
US7801399B2 (en) | Method of forming optical waveguide | |
Brusberg et al. | Optical backplane for board-to-board interconnection based on a glass panel gradient-index multimode waveguide technology | |
KR100449876B1 (ko) | 블록형 다채널 광신호를 연결할 수 있는 다층인쇄회로기판 및 그 방법 | |
WO2008147414A1 (en) | Optical ribbon and method of forming same | |
EP2211217A1 (en) | Printed circuit board fiberoptical transceiver in surface mount technology (SMT) | |
JP4329742B2 (ja) | 光ファイバシートの作製方法及び光ファイバプレシートの作製方法 | |
CN209946469U (zh) | 光纤线路板、光传输装置及混合光纤线路板 | |
TWI529435B (zh) | 光學模組和光學印刷電路板及其製造方法 | |
KR100696210B1 (ko) | 광경로 변경기 및 이를 이용한 광백플레인 장치 | |
JP2006011179A (ja) | フィルム光導波路の製造方法および製造装置 | |
JP4074563B2 (ja) | 光ファイバガイド部品の作製方法 | |
WO2015132955A1 (ja) | 光配線基板、その製造方法およびそれを用いた情報処理装置 | |
JP4683859B2 (ja) | 光ファイバ側面へのパターン形成方法 | |
KR100641050B1 (ko) | 광 접속기가 구비된 광백플레인 장치 | |
JP4851374B2 (ja) | 光結合器 | |
JP2000066035A (ja) | 光配線板及び光ファイバ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090331 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090526 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4329742 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |