JP4327967B2 - Vehicle seat back frame - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用シートバックフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、車両用シートのシートバックフレームは、図5に示すように、枠状に屈曲したメインパイプ51により主に構成されており、メインパイプ51のコーナー部51aは、図示するようにほぼ直角となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、車両の急減速時において、後部シートの中央部等に座る乗員が前方シートのシートバックコーナー部に干渉する場合があり、従来は、この干渉により人体に作用する発生減速度が大きくなっていた。
【0004】
そこで、本発明の目的は、車両の急減速時において、後方の乗員との干渉によって生じるエネルギーを吸収し、人体に作用する発生減速度を抑えることが可能な車両用シートバックフレームを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく本発明は、例えば、図1に示すように、車両用シートのシートバックの内部に設けられる枠状のメインパイプ11を備える車両用シートバックフレーム1であって、メインパイプ11の片側のコーナー部1aに外側を囲む形状の塑性変形部材として低炭素の軟鋼ワイヤ14を設けた構成を特徴としている。
【0006】
ここで、車両用シートバックフレームは、例えば、フロントシート、セカンドシート、或いは、シングルシート、ベンチシート、分割シート等、車両に用いられる様々なシートが考えられる。
【0007】
本発明によれば、メインパイプの片側コーナー部に外側を囲む形状の低炭素軟鋼ワイヤを設けた車両用シートバックフレームなので、車両の急減速時において、後方の乗員と干渉する場合に生じるエネルギーをメインパイプ片側コーナー部の低炭素軟鋼ワイヤの塑性変形によって吸収することが可能となる。従って、人体に作用する発生減速度を抑えられる。
【0008】
また、本発明は、例えば、図1に示すように、車両用シートバックフレーム1であって、車両の中央部寄りに低炭素の軟鋼ワイヤ14が設けられている構成を特徴としている。
【0009】
本発明によれば、低炭素軟鋼ワイヤが車両の中央部寄りに設けられた車両用シートバックフレームなので、急減速時において後方の乗員が最も干渉しやすい部分、即ち、車両の中央部寄りシートバックコーナー部との干渉時に生じるエネルギーを効果的に吸収できる。
【0010】
また、本発明は、例えば、図1に示すように、低炭素の軟鋼ワイヤは、メインパイプ11の側部11aと上部11bとに端部を固定した、炭素含有率0.25%以下の低炭素軟鋼線材を冷間加工してなるワイヤ14である構成を特徴としている。なお、ワイヤ14としては、直径8〜12mmのものが用いられ、好ましくは、直径10mmのワイヤ14を用いる。
【0011】
本発明によれば、メインパイプの側部と上部とに端部を固定した、炭素含有率0.25%以下の低炭素軟鋼線材を冷間加工してなるワイヤを備える車両用シートバックフレームなので、メインパイプのコーナー部に設けられた低炭素軟鋼ワイヤの塑性変形によって、後方の乗員との干渉時に生じるエネルギーを効果的に吸収できる。
【0012】
また、本発明は、例えば、図1に示すように、メインパイプ11のコーナー部を含む上部の片側を下方への凹段部11cに形成し、この凹段部11cの外側において、メインパイプ11の側部11a及び上部11bに延長するワイヤ14を設けた構成を特徴としている。
【0013】
本発明によれば、メインパイプのコーナー部を含む上部片側の凹段部の外側において、メインパイプの側部及び上部に延長するワイヤを設けた車両用シートバックフレームなので、ベンチシートや分割シート等に用いられるような通常よりも横に長いワイドシートの場合に有効である。
【0014】
また、本発明は、例えば、図4に示すように、メインパイプ41のコーナー部4aを傾斜部41cに形成し、この傾斜部41cの外側に、メインパイプ41の側部41a及び上部41bに延長するワイヤ42を設けた構成を特徴としている。
【0015】
本発明によれば、メインパイプのコーナー部に形成された傾斜部の外側において、メインパイプの側部及び上部に延長するワイヤを設けた車両用シートバックフレームなので、シングルシートの場合に有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る車両用シートバックフレームの実施の各形態例について図1から図4に基づいて説明する。
【0017】
<第1の実施の形態例>
本第1の実施の形態では、通常よりも横に長いタイプの車両用シート、例えば、ベンチシート、分割シート等に適用される車両用のシートバックフレームを図1から図3に基づいて説明する。
【0018】
まず、図について説明をする。
図1は、第1の実施の形態におけるシートバックフレーム1の正面図、図2は、図1に示すシートバックフレーム1の本発明が適用された部分であるコーナー部1aの拡大図、図3は、図2に示すコーナー部1aを右側から見た側面図である。
【0019】
第1の実施の形態におけるシートバックフレーム1は、車両前方から見て左側に位置するシートのシートバックフレームであり、従って、車両の中央部は、図1におけるシートバックフレーム1の右側に相当する。また、シートバックフレーム1は、図1に示すように、メインパイプ11、サブパイプ12、アンダーパイプ13、及びワイヤ(塑性変形部材)14等から構成されている。
【0020】
メインパイプ11は、左側コーナーを含む上部、即ち、車両の中央部寄り上部を下方へ凹ませた凹段部11cを有する形状をしており、この凹段部11cの左端11dは、サブパイプ12によって支えられている。また、サブパイプ12の下端11eは、アンダーパイプ13と接合されており、アンダーパイプ13の両端は、メインパイプ11の側部11f、11gにそれぞれ接合されている。
【0021】
塑性変形部材であるワイヤ14は、炭素含有率0.25%以下の低炭素軟鋼線材を冷間加工してなる低炭素軟鋼ワイヤであり、断面形状が円形のものである。このような低炭素軟鋼ワイヤ14としては、直径8〜12mmのものを用い、好ましくは、直径10mmのものを用いる。
以上のような低炭素軟鋼ワイヤ(以下、単にワイヤと略称する)14は、図2に示すように、メインパイプ11の側部11aと上部11bとに両端を接合され、メインパイプ11の凹段部11cの外側に、ほぼ直角に屈曲してシートバックの形状を補うように構成されている。また、ワイヤ14は、メインパイプ11の右側面から見ると、図3に示すように、メインパイプ11の上部11bの接合部分から後方(図中右方向)に向かって折れ曲がり、ワイヤ14の屈曲点14aを境に前方(図中左方向)に向かって屈曲して、メインパイプ11の前方側部11aに接合されている。この屈曲によって、ワイヤ14は、コーナー部1aに乗員が干渉した場合に生じるエネルギーを最も効率的に吸収できる。
【0022】
以上のように、第1の実施の形態のシートバックフレーム1によれば、メインパイプ11に凹段部11cを設け、この凹段部11cの外側に車両用シートの形状を補う形にワイヤ14をメインパイプ11に接合しているので、後方の乗員がコーナー部1aに干渉した場合に生じるエネルギーをワイヤ14の塑性変形によって吸収することができる。これにより、人体に作用する発生減速度を抑えることができる。
【0023】
なお、第1の実施の形態例においては、シートバックフレーム1が車両前方から見て左側に位置するシートのシートバックフレームである場合について説明をしたが、右側に位置するシートに本発明を適用することが可能であることは勿論である。但し、右側のシートに本発明を適用する場合は、車両の中央部寄り、即ち、シートの右寄り部分を加工してワイヤを設けることになる。
【0024】
また、シートバックフレーム1を構成する各パイプ11〜13、ワイヤ14等の接合方法も任意であり、例えば、溶接による接合、ネジやボルトによる止着、任意の接合金具等、種々の接合がありうる。その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0025】
<第2の実施の形態例>
次に、第2の実施の形態例を説明する。
第2の実施の形態では、シングルシートに適用されるシートバックフレームについて、図4を用いて説明をする。
【0026】
図4は、第2の実施の形態におけるシートバックフレーム4の正面図である。
図4において、シートバックフレーム4は、車両前方から見て右側に位置する車両用シートのシートバックフレームであり、メインパイプ41、ワイヤ(塑性変形部材)42等によって構成されている。但し、車両の中央部は、シートバックフレーム4の左側に相当する。
【0027】
メインパイプ41は、左側コーナー部4aを傾斜して形成された傾斜部41cを有する。ワイヤ42は、この傾斜部41cの外側に、ほぼ直角に屈曲してシートバックの形状を補う形で、メインパイプ41の側部41aと上部41bとにその両端を接合されている。
【0028】
但し、第2の実施の形態においても、本第1の実施の形態での説明と同様に、ワイヤ42は、メインパイプ41の上部41bの接合部分から後方に向かって折れ曲がり、ワイヤ42の任意の屈曲点を境にくの字に前方に向かって屈曲して、メインパイプ41の前方側部41aに接合されている。
【0029】
以上のように、第2の実施の形態のシートバックフレーム4によれば、メインパイプ41左側コーナー部4aに傾斜部41cを設け、傾斜部41cの外側に、シートバックの形状を補う形にほぼ直角に屈曲したワイヤ42をメインパイプ41に接合しているので、後方の乗員がコーナー部4aに干渉した場合に生じるエネルギーをワイヤ42によって吸収させることが可能となる。
【0030】
また、第2の実施の形態では、シートバックフレーム4は、車両前方から見て右側に位置するシートのシートバックフレームであるとしたが、無論、車両左側に位置するシートのシートバックフレームに本発明を適用しても良い。また、第1の実施の形態で説明したように、メインパイプ41へのワイヤ42の接合には、種々の接合が考えられ、何れの接合法でもかまわない。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る車両用シートバックフレームによれば、急減速時に生じる後方乗員との干渉によるエネルギーを、そのコーナー部に設けられた低炭素軟鋼ワイヤの塑性変形によって吸収することができ、これにより人体に作用する発生減速度を抑えることができる。
【0032】
本発明に係る車両用シートバックフレームによれば、急減速時において後方乗員が最も干渉しやすい車両中央部寄りシートバックコーナー部との干渉時に生じるエネルギーを低炭素軟鋼ワイヤの弾性変形により効果的に吸収することができる。
【0033】
本発明に係る車両用シートバックフレームによれば、低炭素軟鋼ワイヤの塑性変形によって、後方乗員との干渉時に生じるエネルギーをより効果的に吸収できる。
【0034】
本発明に係る車両用シートバックフレームによれば、通常よりも横に長いワイドシートの場合に有効である。
【0035】
本発明に係る車両用シートバックフレームによれば、シングルシートの場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのシートバックフレーム1の正面図である。
【図2】図1に示すシートバックフレーム1のコーナー部1aの拡大図である。
【図3】図2に示すコーナー部1aを右側から見た側面図である。
【図4】本発明を適用した他の例としてのシートバックフレーム4の正面図である。
【図5】従来のメインパイプ51のコーナー部51aを示す正面図である。
【符号の説明】
1 シートバックフレーム
1a コーナー部
11 メインパイプ
11a 側部
11b 上部
11c 凹段部
12 サブパイプ
13 アンダーパイプ
14 ワイヤ
4 シートバックフレーム
4a コーナー部
41 メインパイプ
41a 側部
41b 上部
41c 傾斜部
42 ワイヤ
5 車両用シートのシートバックフレーム
51 メインパイプ
51a コーナー部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle seat back frame.
[0002]
[Prior art]
In general, a seat back frame of a vehicle seat is mainly configured by a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
For example, when a vehicle is suddenly decelerated, an occupant sitting in the center of the rear seat may interfere with the seat back corner of the front seat, and conventionally, the generated deceleration acting on the human body is increased due to this interference. It was.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a vehicle seat back frame capable of absorbing energy generated by interference with a rear passenger during a sudden deceleration of the vehicle and suppressing a generated deceleration acting on a human body. It is.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, for example, as shown in FIG. 1, the present invention is a vehicle
[0006]
Here, as the vehicle seat back frame, for example, various seats used in the vehicle such as a front seat, a second seat, or a single seat, a bench seat, and a split seat can be considered.
[0007]
According to the present invention, since the vehicle seat back frame is provided with a low carbon mild steel wire having a shape surrounding the outer side at one corner of the main pipe, the energy generated when the vehicle is rapidly decelerated is interfered with the rear passenger. It can be absorbed by plastic deformation of the low carbon mild steel wire at one corner of the main pipe. Therefore, the generated deceleration acting on the human body can be suppressed.
[0008]
Further, the present invention is, for example, as shown in FIG. 1, a vehicle dual
[0009]
According to the present invention , since the low carbon mild steel wire is a vehicle seat back frame provided near the center of the vehicle, the portion where the rear passenger is most likely to interfere during sudden deceleration, that is, the seat back near the center of the vehicle. Energy generated at the time of interference with the corner can be effectively absorbed.
[0010]
Further, in the present invention , for example, as shown in FIG. 1, the low carbon mild steel wire has a low carbon content of 0.25% or less, with the ends fixed to the
[0011]
According to the present invention , the seat back frame for a vehicle includes a wire formed by cold working a low carbon mild steel wire rod having a carbon content of 0.25% or less and having ends fixed to the side portion and the upper portion of the main pipe. By the plastic deformation of the low carbon mild steel wire provided at the corner portion of the main pipe, the energy generated at the time of interference with the rear passenger can be absorbed effectively.
[0012]
Further, the present invention is, for example, as shown in FIG. 1, to form one side of the upper including the corner portion of the
[0013]
According to the present invention , since the vehicle seat back frame is provided with the wires extending to the side and upper part of the main pipe outside the concave step part on the upper side including the corner part of the main pipe, the bench seat, the split seat, etc. This is effective in the case of a wide sheet that is longer than usual, such as that used in the above.
[0014]
Further, the present invention is, for example, as shown in FIG. 4, to form a
[0015]
According to the present invention, the outer inclined portion formed at a corner portion of the main pipe, so seat back frame vehicle provided with a wire extending to the sides and top of the main pipe, it is effective in the case of single sheet is there.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a vehicle seat back frame according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4.
[0017]
<First Embodiment>
In the first embodiment, a vehicle seat back frame that is applied to a vehicle seat that is longer than usual, for example, a bench seat, a split seat, and the like will be described with reference to FIGS. 1 to 3. .
[0018]
First, the figure will be described.
FIG. 1 is a front view of a
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The
As shown in FIG. 2, the low carbon mild steel wire (hereinafter simply referred to as a wire) 14 as described above is joined at both ends to a
[0022]
As described above, according to the seat back
[0023]
In the first embodiment, the case where the seat back
[0024]
Moreover, the joining method of each pipe 11-13 which comprises the seat back
[0025]
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment will be described.
In the second embodiment, a seat back frame applied to a single seat will be described with reference to FIG.
[0026]
FIG. 4 is a front view of the seat back frame 4 according to the second embodiment.
In FIG. 4, a seat back frame 4 is a seat back frame of a vehicle seat located on the right side when viewed from the front of the vehicle, and includes a
[0027]
The
[0028]
However, also in the second embodiment, the
[0029]
As described above, according to the seat back frame 4 of the second embodiment, the
[0030]
In the second embodiment, the seat back frame 4 is the seat back frame of the seat located on the right side when viewed from the front of the vehicle. Of course, the seat back frame 4 is not attached to the seat back frame of the seat located on the left side of the vehicle. The invention may be applied. Further, as described in the first embodiment, various joining methods are conceivable for joining the
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the vehicle seat back frame according to the present invention , the energy caused by the interference with the rear passenger generated at the time of sudden deceleration can be absorbed by the plastic deformation of the low carbon mild steel wire provided at the corner portion. Thus, the generated deceleration acting on the human body can be suppressed.
[0032]
According to the vehicle seat back frame of the present invention , the energy generated at the time of interference with the seat back corner portion near the vehicle central portion, which is most likely to interfere with the rear occupant during sudden deceleration, is effectively reduced by elastic deformation of the low carbon mild steel wire. Can be absorbed.
[0033]
According to the vehicle seat back frame of the present invention , the energy generated during the interference with the rear passenger can be more effectively absorbed by the plastic deformation of the low carbon mild steel wire.
[0034]
The vehicle seat back frame according to the present invention is effective in the case of a wide seat that is longer than usual.
[0035]
The vehicle seat back frame according to the present invention is effective in the case of a single seat.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a seat back
FIG. 2 is an enlarged view of a corner portion 1a of the seat back
FIG. 3 is a side view of the corner portion 1a shown in FIG. 2 as viewed from the right side.
FIG. 4 is a front view of a seat back frame 4 as another example to which the present invention is applied.
FIG. 5 is a front view showing a
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記メインパイプのコーナー部を含む上部の片側を下方への凹段部に形成し、この凹段部の外側において、メインパイプの側部及び上部に延長する低炭素軟鋼ワイヤを設け、
前記低炭素軟鋼ワイヤは、メインパイプの上部接合部分から車両の後方に向かって折れ曲がり、ワイヤの屈曲点を境に車両の前方に向かって屈曲することを特徴とする車両用シートバックフレーム。A vehicle seat back frame comprising a frame-shaped main pipe provided inside a seat back of a vehicle seat,
One side of the upper part including the corner part of the main pipe is formed as a concave step part downward, and on the outside of the concave step part, a low carbon mild steel wire extending to the side part and the upper part of the main pipe is provided,
The low-carbon mild steel wire is bent from the upper joint portion of the main pipe toward the rear of the vehicle, and is bent toward the front of the vehicle at the bending point of the wire .
前記メインパイプのコーナー部を傾斜部に形成し、この傾斜部の外側において、メインパイプの側部及び上部に延長する低炭素軟鋼ワイヤを設け、
前記低炭素軟鋼ワイヤは、メインパイプの上部接合部分から車両の後方に向かって折れ曲がり、ワイヤの屈曲点を境に車両の前方に向かって屈曲することを特徴とする車両用シートバックフレーム。A vehicle seat back frame comprising a frame-shaped main pipe provided inside a seat back of a vehicle seat,
Forming a corner portion of the main pipe in an inclined portion, and outside the inclined portion, a low carbon mild steel wire extending to a side portion and an upper portion of the main pipe is provided;
The low-carbon mild steel wire is bent from the upper joint portion of the main pipe toward the rear of the vehicle, and is bent toward the front of the vehicle at the bending point of the wire .
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