JP4327197B2 - 液体容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を貯蔵しまたは運搬するために使用する容器に関し、特に、頻繁に液体を排出する際に使用する容器に関するものである。
液体容器には、長期保存用の大型タンクやドラム缶などが知られているが、数リットル程度の液体を貯留し、また、頻繁に貯留液体を使用する際の容器としては、いわゆるポリ容器が周知である。この種のポリ容器は、燃料(ガソリン・灯油)や飲料水などを収容させ、これを所望場所まで運搬した後に数回に分けて排出使用することが一般的な使用形態であった。
しかし、この種のポリ容器の構造は、排出口が容器上部に設けられたものが一般的であることから、上記のように、ポリ容器から貯留液体を数回に分けて排出する場合、ポリ容器全体を傾けながら排出口から貯留液体を流出させるか、または、ポリ容器を動かすことなく手動ポンプ(いわゆるスポイト式)を使用するかのいずれかの方法により行わなければならなかった。そのため、特に、石油ストーブまたはファンヒータの燃料カートリッジタンクに灯油を充填する際には、当該カートリッジタンクに素早くかつ適量の灯油を充填することが難しく、このような充填を容易にすることができる装置が切望されていた。
そこで、近時において、電動式のポンプ装置(吸液側にポンプを設置したスポイト式のポンプ)が開発され、手動によるスポイト操作をすることなくスイッチ操作によってポリ容器からカートリッジタンクに灯油を移動させることができる装置が開発されている。しかも、この電動ポンプの排出部の先端付近に液体センサを配置して、カートリッジタンク内の液体容量が当該液体センサに到達した時点で電動ポンプが停止するように構成することにより、カートリッジタンク内の液体容量を注視することなく容易に充填し得る装置が開発されている。
しかしながら、上記手動または電動のポンプは、いずれも吸液部と排出部の二つのホースを二股状に配置してなる構造であるため、いずれのポンプを使用する場合においても、吸液部はポリ容器内に、排出部はカートリッジタンク内に挿入することが必要となり、使用後には、吸液部および排出部をポリ容器およびカートリッジタンクから取り出すことが必要となり、吸液部および排出部の内部に残留する液体の処理ならびにポンプそのものの保存に苦慮していた。そして、これを解決するための装置として、ポリ容器と電動ポンプとが一体化した構造の装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2005−140434号公報
上記に示すような従来技術にあっては、ポリ容器から液体を排出させるという単純な目的達成のために、不必要に複雑な機構を使用しており、当該目的に比較して高価とならざるを得ず、しかも、結論的には、電気的な駆動力を使用するため、ランニングコストをも必要とするものであった。また、ポリ容器と一体化した装置は汎用性に欠けるものとなり、すなわち、石油燃料装置のカートリッジタンクに灯油を充填するためのものに限定され、飲料水やその他の液体を貯留・使用する際には妥当しないものとなっていた。さらに、何らかの装置や器具をポリ容器の外部に取り付ける構成の場合には、ポリ容器の周辺に突出部分が存在することとなり、この突出部分が、複数の容器を整列する際または移動の際に障害となり得るものであった。
本発明は、上記諸点にかんがみてなされたものであって、その目的とするところは、ランニングコストを不要にしつつ迅速かつ適量の液体を容易に排出できる構造の液体容器を提供するとともに、容器本体から突出する部分の存在しない液体容器を提供することである。
そこで、本発明は、上部に把手および開閉口を有し、適宜容量を収容できる容器本体と、この容器本体の側面の一部が内部方向に膨出することにより該側面の外部に凹状部分を形成してなる排出空間部と、この排出空間部の底部付近が上記容器本体の内部に連続する連通孔と、この連通孔に挿通されつつ装着された排出管基部と、この排出管基部に連続して設けられたバルブと、このバルブを介して上記排出管基部に接続されたフレキシブル管により構成される排出管と、上記容器本体の外側表面のうち上記排出空間部の上部に該排出空間部に連続する縦長の空間部により構成された排出管収容部と、この排出管収容部の上端に開口部を下向きにして構成された係止用穴とを備えたことを特徴とする液体容器を要旨とする。
上記のような構成によれば、排出管基部およびバルブはいずれも排出空間部内に収容され、また、排出管を使用しない場合において、当該排出管を排出管収容部に収容させることができるので、貯留液体を排出するための装置部分が容器本体の外部に突出することがない。また、貯留液体の排出およびその停止は、バルブによるレバー操作により行うことが可能となる。
また、本発明は、上部に把手および開閉口を有し、適宜容量を収容できる容器本体と、この容器本体の側面の一部が内部方向に膨出することにより該側面の外部に凹状部分を形成してなる排出空間部と、この排出空間部の底部付近が上記容器本体の内部に連続する連通孔と、この連通孔に挿通されつつ装着された排出管基部と、この排出管基部に連続して設けられたバルブと、このバルブを介して上記排出管基部に接続されたフレキシブル管により構成される排出管と、上記容器本体の外側表面のうち上記排出空間部の上部に該排出空間部に連続する縦長の空間部により構成された排出管収容部と、この排出管収容部の上端付近に開口部を下向きにして設置されたキャップ状係止部とを備えたことを特徴とする液体容器をも要旨としている。
さらに、本発明は、上部に把手および開閉口を有し、適宜容量を収容できる断面略長方形状の容器本体と、この容器本体の片方短辺に位置する側面の底部付近が内部方向に膨出することにより該側面の外部に凹状部分を形成してなる排出空間部と、この排出空間部の一部が上記容器本体の内部底面付近に連続する連通孔と、この連通孔に挿通されつつ装着された排出管基部と、この排出管基部に連続して設けられたバルブと、このバルブを介して上記排出管基部に接続されたフレキシブル管により構成される排出管と、上記容器本体の外側表面のうち上記排出空間部の上部に該排出空間部に連続する縦長の空間部により構成された排出管収容部と、この排出管収容部の上端に開口部を下向きにして構成された係止用穴と、上記排出空間部から上記容器本体の底面に至る範囲に上記排出管の外径以上の寸法で切り欠いてなる切欠部とを備え、上記切欠部は、端縁のほぼ中央が最も大きく切り欠かれている形状とした切欠部であることを特徴とする液体容器をも要旨としている。
上記構成によれば、排出管を垂下させて使用する態様においても、当該排出管は容器本体から外部に突出することがない。また、この切欠部の端縁のほぼ中央が最も大きく切り欠かれている形状とすることのより、垂下した排出管の位置が必然的に中央に決定されることとなる。
また、上記各発明において、前記バルブとして、ボールバルブを選択することが好適である。液体用バルブは種類が多いところ、ボールバルブを選択することにより、レバー操作により容易に開閉操作が可能であり、閉口状態から全開状態までのレバー操作は、当該レバーの方向を90度回転させることとなり、排出と停止の切り替えが迅速かつ容易となる。
本発明によれば、容器本体に接続した排出管の開口によって、容器本体内に貯留した液体の水圧が作用して当該液体を排出させることが可能となるため、ランニングコストを不要にすることができる。そして、排出管の開閉をバルブで操作することにより、迅速かつ容易に液体を排出させることができ、所望する量の液体が排出された時点において、当該バルブによって瞬時に排出管を閉口させることにより、適量の液体を排出させることが可能となる。また、このようなバルブ操作は、ボールバルブを使用することによって開閉操作を瞬時に行うことができる。
さらに、各部材すなわち排出管基部、バルブおよび排出管は、いずれも排出空間部内に設置されており、これらが容器本体から外部に突出することはなく、また、使用後における排出管は排出管収容部に収容させることによって、これまた容器本体から外部に突出することがないのであり、しかも、排出空間部から容器底面に至る範囲に切欠部を設けることにより、使用時における排出管についても容器から外部に突出させない構成とすることができるのである。そして、このように、各部材が容器本体の外部に突出しない構成であれば、通常の(従来の)液体容器と同じ要領で運搬することが可能となり、また、保存時においても通常の(従来の)液体容器と同様のスペースに収納することができる。
なお、断面略長方形状の容器本体を使用する発明にあっては、当該長方形状の短辺部分に排出空間部を構成しているため、複数の同種容器に液体を分割貯留し、使用のために順次排出する場合を考える場合、前後方向に上記長方形が縦長となるような向きで容器を整列させることにより、横方向の設置スペースを縮小できるとともに、すべての容器の排出空間部を手前側に向けて整列させることが可能となるため、それぞれの容器の向きを変更することなく、すなわち容器本体に触れることなく貯留液体を排出させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、図1にその概略が示されており、この図に示すように、容器本体1の側面の一部を凹状に構成した排出空間部2が設けられ、この排出空間部2の内部に排出管基部3とバルブ4が収容されつつ設置され、また、上記バルブ4に連続して排出管5が設けられている。この排出管5はフレキシブル管により構成され、その先端方向を自在な向きにすることが可能になっている。また、排出空間部2の上方には、当該排出空間部2に連続するように縦長の排出管収容部6が形成されており、上記排出管5を上向きにしたとき、該排出管5を収容できるようになっている。
上述した排出管収容部6の両側内壁には、対向する位置に突起状の係止部材61,62が設けられており、排出管7の先端付近を係止できるようになっている。このように、排出管7を排出管収容部6に収容しかつ係止させた状態において、各部材が容器本体1の表面より外方に突出しない状態とすることができるのである。なお、排出空間部2から容器本体1の底面に至る範囲に切欠部7を構成することにより、排出管5を垂下させた状態においても当該排出管5が容器本体1の表面から外方に突出しない構成とすることができるのである。また、上述の排出空間部2は、容器本体1の内部に向かって凹状に形成されているが、このような構成とするために、当該排出空間部2に相当する範囲を容器本体1の内側に膨出させているのである(図2参照)。
本実施形態の容器本体1は、横断面形状が、略長方形状を有する一般的なポリ容器を代表例として使用している。従って、容器本体1には、上部に把手11、給液部12および排液部13が設けられている(ただし、図は給液部と排液部はそれぞれキャップで閉栓されている)。また、排液部13が設けられている部分は斜状に傾斜しており、当該排液部13が低くなるように容器本体1を傾けることにより、当該排液部13から貯留液体を排出させることができるようになっている。従って、従来どおり、排液部13から貯留液体を排出することが可能な構造となっている。他方、容器本体1の底面は平坦に形成され、容器全体が通常の設置状態で安定するように構成されている。なお、上記容器本体1の形状は一例であり、その形状は異なるものとすることができる。
ここで、排出空間部2は、容器本体1の側面の一部に構成されているが、上記構成のような断面略長方形の容器本体1を使用する場合にあっては、一短辺1aに設けることが好ましい。すなわち、断面形状が略長方形である場合には、両長辺1b,1cの間隔が狭く構成されていることがあり、そのような構成において排出空間部2を設けるときには、その奥向きの空間部分が十分に確保されない可能性があるからである。従って、図示のように、本実施形態では、短辺1aにはい排出空間部2を構成しているのである。
次に、排出管基部3は、容器本体1の内部に連通するように構成されなければならない。そうでなければ、容器内の貯留液体が排出管5から放出されないからである。そこで、図2に示すように、排出空間部2の奥側壁面21には、容器本体1の内部空間と当該排出空間部2とを連通する(連続する)ための連通孔8が構成されている。この連通孔8は、壁面21を貫通する単純な貫通孔でも足りるが、排出管基部3を安定的に装着させるためには、図示のように、管状に構成することが好ましい。そして、この管状の連通孔8に排出管基部3を挿通させた状態で固定することにより、当該排出管基部3は、容器本体1の内部に貯留する液体を容器本体1の外方に排出できることとなるのである。
また、バルブ4は、上記排出管基部3に連続して設けられており、連続しているという意味は、バルブ4の内部空間が上記排出管基部3の内部空間に連続しているということである。従って、バルブ4の開栓操作によって、容器本体1の内部に貯留される液体を容易に排出させることができるのである。さらに、このバルブ4には排出管5が連続して設けられることにより、上記開栓操作によって排出される液体が排出管5を介して、その先端において現実に外部に排出できるのである。
ここで、上記バルブ4は、図示のように、いわゆるボールバルブを使用することが好ましい。ボールバルブとは、バルブ本体41の内径に等しい球体(ボール)42が当該バルブ本体41に内蔵されたものであって、この球体(ボール)42には、当該球体42の外径よりも小径の直線的な貫通孔43が穿設され、この貫通孔43の中心線がバルブ本体41の中心線に一致するように配置するとき、バルブ4が全体として開栓状態となり、両中心線が直交方向となるとき閉栓状態となるように構成されたものである。なお、上記貫通孔43の向きを変更するためには、球体(ボール)42を回転させることによるのであるが、この回転をさせるためのレバー44が、バルブ本体42から突出して設けられているのである。
本実施形態は、上記のような構成であるため、使用時(すなわち液体排出時)においては、排出管5の先端51を下向きにしつつ、バルブ4のレバー44を操作することにより、バルブ4が開栓状態とするのである。このとき、液体を容れる器は、上記排出管5の先端51の下方に配置するか、当該器の流入口に排出管5の先端51を挿入することにより、外部に漏れることなく移すことができる。そして、所望の容量を排出できた時点でレバー44を元に戻せば、液体の排出が停止するので、必要な最適量のみを容器本体から取り出すことができるのである。これらの一連の操作において、容器本体1の給液部12や排液部13を使用することなく、レバー44の操作のみで排出を完了することができるのであるから、重い容器を傾斜または移動させることなく排出することができるのである。
そして、上記使用時において、排出管5は、容器本体1の底面付近を切り欠いた切欠部7を通過して垂下するため、当該排出管5が容器本体1から大きく突出していないものである。また、使用後には、排出管5の先端51を上向きにして排出管収容部6に収容することで、やはり、当該排出管5が容器本体1の外部に突出することがないのである。
本発明の実施形態の構成は上記のとおりであるが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様をとることは可能である。すなわち、排出空間部2の形状について、上記実施形態においては、図3(a)に示すような断面形状を円形とした構成を代表例としている(図1参照)。この種の形状の排出空間部2にあっては、本実施形態の容器を製造する段階において、当該排出空間部2のうちの最も低位置となるべき部分が明確となるため、排出管基部3などの設置位置を容易に判断することができる。また、設計段階において、当該円形部分を底面に限りなく接近するように配置することにより、かつ、排出管基部3を最も低位置に設けることにより、残り僅かとなった液体を排出する場合において、容器内に残留する液体を極めて少なくすることができる。
これに対し、図3(b)に示すように、断面形状を四角形とする構成にすることも可能である。この種の形状の排出空間部2にあっては、底面に近接する空間部分が大きくなるため、排出管基部3の設置場所の決定が容易となる。なお、いずれの形状の場合においても、容器本体1の形状が長方形である場合には、その短辺の範囲内に納まる大きさでなければならず、容器の容量を大きく変更せず、かつ、バルブ4の操作等を容易にするためには、円形(図3(a))の場合には直径10〜15cm程度、四角形(図3(b))の場合には一辺の長さが10〜15cm程度とすることが好ましい。このように排出空間部2の大きさを上記程度とすることにより、当該排出空間部2の内部に設置したバルブを操作する際、片手の指先から掌の半分程度までを当該排出空間部2に容器に侵入させることができるものとなる。
また、上述した実施形態においては、図2において、容器本体1の内部底面を斜状にした構成を示しているが、これは、容器を通常状態で置いた場合、排出管基部3を介して容器内の液体をすべて排出させるためのものであるが、図面においてその状態を顕著に示したため、底面部分が厚肉に図示されているが、上記傾斜は僅かなものでよく、従って底面部分の肉厚も常識程度でよい。
さらに、上記実施形態において、排出管収容部6に設けられる係止部材61,62は、上述のように、対向する突起部によって構成したもののみについて説明したが、他の方法、例えば、排出管7の先端をそのまま挿入可能にした構成としてもよい。すなわち、図4に示すように、排出管収容部206の上端付近にキャップ状の係止部261を、その開口部を下向きにして設置することにより(図4(a))、このキャップ状係止部261の内部に排出管207の先端を上向きに挿入することができ、このようにして挿入した状態で排出管207が係止されるように構成することができるのである。また、同様にして、排出管収容部206を比較的短尺に構成するとともに、その上端には係止用穴261を構成することにより(ただし、この係止用穴261は容器本体201の内部に連続しない)、上記キャップ状係止部と同様の構成とすることができる(図4(b))。このように、キャップ状係止部261(図4(a))や係止用穴261(図4(b))により排出管207を係止する構成により、常に開口状態の排出管207の先端から当該排出管207の内部に塵等が侵入することを未然に防止することができるものである。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 II−II断面図である。 他の実施形態を示す説明図である。 係止部の他の形態を示す説明図である。
符号の説明
1 容器本体
2 排出空間部
3 排出管基部
4 バルブ
5 排出管
6 排出管収容部
7 切欠部
8 連通孔

Claims (4)

  1. 上部に把手および開閉口を有し、適宜容量を収容できる容器本体と、この容器本体の側面の一部が内部方向に膨出することにより該側面の外部に凹状部分を形成してなる排出空間部と、この排出空間部の底部付近が上記容器本体の内部に連続する連通孔と、この連通孔に挿通されつつ装着された排出管基部と、この排出管基部に連続して設けられたバルブと、このバルブを介して上記排出管基部に接続されたフレキシブル管により構成される排出管と、上記容器本体の外側表面のうち上記排出空間部の上部に該排出空間部に連続する縦長の空間部により構成された排出管収容部と、この排出管収容部の上端に開口部を下向きにして構成された係止用穴とを備えたことを特徴とする液体容器。
  2. 上部に把手および開閉口を有し、適宜容量を収容できる容器本体と、この容器本体の側面の一部が内部方向に膨出することにより該側面の外部に凹状部分を形成してなる排出空間部と、この排出空間部の底部付近が上記容器本体の内部に連続する連通孔と、この連通孔に挿通されつつ装着された排出管基部と、この排出管基部に連続して設けられたバルブと、このバルブを介して上記排出管基部に接続されたフレキシブル管により構成される排出管と、上記容器本体の外側表面のうち上記排出空間部の上部に該排出空間部に連続する縦長の空間部により構成された排出管収容部と、この排出管収容部の上端付近に開口部を下向きにして設置されたキャップ状係止部とを備えたことを特徴とする液体容器。
  3. 上部に把手および開閉口を有し、適宜容量を収容できる断面略長方形状の容器本体と、この容器本体の片方短辺に位置する側面の底部付近が内部方向に膨出することにより該側面の外部に凹状部分を形成してなる排出空間部と、この排出空間部の一部が上記容器本体の内部底面付近に連続する連通孔と、この連通孔に挿通されつつ装着された排出管基部と、この排出管基部に連続して設けられたバルブと、このバルブを介して上記排出管基部に接続されたフレキシブル管により構成される排出管と、上記容器本体の外側表面のうち上記排出空間部の上部に該排出空間部に連続する縦長の空間部により構成された排出管収容部と、この排出管収容部の上端に開口部を下向きにして構成された係止用穴と、上記排出空間部から上記容器本体の底面に至る範囲に上記排出管の外径以上の寸法で切り欠いてなる切欠部とを備え、上記切欠部は、端縁のほぼ中央が最も大きく切り欠かれている形状とした切欠部であることを特徴とする液体容器。
  4. 前記バルブは、ボールバルブを使用してなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体容器。
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